映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、ドクター・ドゥームの切り札はスカーレットウィッチ?

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のドクター・ドゥームの狙いはスカーレットウィッチなのではないかと話題になっています。映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」ではフランクリン・リチャーズに接近していたドクター・ドゥームですが、フランクリンはワンダを手に入れるための手段に過ぎないのかもしれません。

BrightTK氏によるファンアートでは、「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のポストクレジットシーンに関して独自の解釈を取り入れています。

このショートコミックのようなファンアートでは、ドクター・ドゥームがスカーレットウィッチを蘇らせるためにフランクリンをEarth-616へと連れて行っています。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の公開後、ずっと復活が待ち望まれていたスカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフと、「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」で実際に人を蘇生させるスーパーパワーを披露したフランクリン・リチャーズですから、二人の存在が繋がる事は確かに有り得そうな話だとして話題に。

コミックに目を向けてもドクター・ドゥームは一時的に(そして強制的に)ワンダを妻としていた事があり、彼女のカオスマジックを利用しようとしていた事がありました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-wanda-not-variants-rumor/”]

ドクター・ドゥームがインカージョンを阻止するためにワンダとフランクリンの力を利用しようと考えたとしてもおかしくはなさそうです。

ただしこの理論にはツッコミどころも残されています。「ドゥームズデイ」のドクター・ドゥームは行動の原理として、家族を失った復讐を抱えているともされています。もしもドクター・ドゥームがフランクリンの蘇生能力に目をつけているのであれば、死んだ家族を復活させてしまえばいいのではとも言えそうです。

また、コミックのワンダについて言及するのであれば、最近のコミックにも触れておく必要があります。

今年の3月にリリースされたコミックでは、ワンダゴアの下敷きになったワンダはTVAによって回収されていました。

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この時コミックアーティストはMCUのワンダではないとコメントしていましたが、MCU版に極めて酷似したワンダの変異体が登場したことも話題となっていました。

今回話題となった投稿はいつものようなスクーパーのリークではなく、純粋なファンアート。この展開が実現するかどうかではなく、単なる予想に過ぎない事に注意しつつ、続報を待つ必要があります。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

【噂話】MCUのリブート版「X-MEN」のメンバー構成に関する新しいウワサ

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「X-MEN」は、映画「サンダーボルツ*」のジェイク・シュライアー監督が就任し、制作が始まったばかりだと8月のインタビューで語っていました。現在執筆作業が進行中の本作について、新たな情報が報じられています。

海外メディア TCC のアレックス・ペレス氏によると、スコット・サマーズとジーン・グレイがチームの共同リーダーになるとのこと。また、エンジェル、ビースト、ガンビット、ローグ、ナイトクローラーがチームメンバーの候補になっていると言います。

このメンバーでいうとガンビットはチャニング・テイタムさん、ビーストはケルシー・グラマーさん、ナイトクロウラーはアラン・カミングさんが映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に出演する事が分かっていますが、かれらが「X-MEN」まで残り続けるのかどうかは不明です。

以前にはチームメンバーのキャストは全て一新されるとされていましたが、それは監督が決まる前、脚本の執筆が始まる何年も前のスタジオの構想段階のアイデアに過ぎず、それが維持されているという保証はまったくありません。

ペレス氏はまた、MCUのマグニートーについて「『ドゥームズデイ』でマグニートーが再登場するとき、彼はついにずっと夢見てきたミュータントのユートピアを手に入れます。それが脅かされた時、彼はそれを守るためにあらゆる手段を講じるでしょう。」と報告。実写映画にジェノーシャが登場するという噂を裏付けるものと思われています。

これまでに新しいX-MENのキャストとして噂された俳優さんたちの一部が以下のように。ウルヴァリンは当面の間、ヒュー・ジャックマンさんが継続するとも報じられていましたが、今のところ真偽のほどは分かっていません。

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ソース:Alex Perez November Q&A Part 2: ‘Spider-Man: Brand New Day,’ X-Men, and More!

【噂話】映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、トビー・マグワイアさんの出演が再度報じられる

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」にトビー・マグワイアさんが出演すると再び報じられました。9月には「ドゥームズデイ」と「スパイダーマン:ブランニューデイ」のロケが行われているロンドンの近郊でマグワイアさんがファンとのツーショットに応じる姿も目撃されていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-bnd-avengers-dooms-day-tobey-maguire-in-london-rumor/”]

海外スクーパーのダニエル・リヒトマン氏は先程、「ドゥームズデイ」にトビー・マグワイアさんのスパイダーマンが戻って来ると以前からの主張を繰り返しました。

したがって現時点で彼が掴んでいる脚本の内容には、マグワイアさんのスパイダーマンが削除されずに残っていると考えられるようです。

1年半ほど前に同氏は「ソニーが(スパイダーマン4で)トビーとアンドリューをもう一度導入したいと考えている」と主張していましたが、少なくともトビー・マグワイアさんは「ブランニューデイ」から「ドゥームズデイ」へと舞台を変えた可能性が高いようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-and-sonys-spider-man-movies-rumor/”]

二人のレガシースパイディがセットでなくなった事は、単なるファンサービスから物語に沿った必要な再登場という形に変化した事を意味しているのでしょうか。

以前に TCC のアレックス・ペレス氏は、「ドゥームズデイ」ではインカージョンによってトビー・マグワイアさんのピーター・パーカーのユニバースが破壊されるとも報じていました。

これらが事実であれば、インカージョンの被害から一人生き残ったピーター2が神聖時間軸に何らかの手段で戻り、アベンジャーズと合流してマルチバースの危機に対処する事になりそうですが、そんな単純な流れになるのかという疑問も残る所。

来月には初映像が解禁されるという噂もありますが、どこまで見せてくれるのか注目です。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

ライアン・クーグラー監督の次回作は「ブラックパンサー3」で確定

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー」、「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」などのライアン・クーグラー監督が、自身の次回作が「ブラックパンサー3」である事を認めました。

クーグラー監督はその腕を評価され、ブラックパンサーの映画以外にも「アイアンハート」や「アイズ・オブ・ワカンダ」の制作にも参加。また、マーベル以外でも今年ホラー映画、R指定映画の史上最高傑作とも話題となった「罪人たち」を撮影しました。

ドラマ「Xファイル」のリブート版の噂もある多忙な監督ですが、海外メディア Deadline とのインタビューで、「ブラックパンサー3」が次の公開作品として制作中である事を認めました。

監督は「ブラックパンサー3」について「私たちは取り組んでいます。一生懸命です…次の作品ですから」と述べています。

「ブラックパンサー3」についてはまだ不明な事が多く、デンゼル・ワシントンさんが出演をバラしてしまった事以外はほとんど分かっていません。

というのも監督が以前に説明していたようにそもそも(そのインタビュー時点で)開発に着手しておらず、それ以前にあった噂はどこから来たものかも分からないとしていました。

デンゼル・ワシントンの役についても以前にいくつかの噂がありましたが、監督の説明どおりであれば当時脚本はまだ存在しておらず、噂はあくまで噂という形に。ただしワシントンさんは近い将来の俳優引退を宣言しており、「ブラックパンサー3」は彼の長いキャリアの最終章のひとつを担う作品ということで、重要な役になるだろうと予想されています。

新しいティ・チャラが登場するという噂もありましたが、これは最近では映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でマルチバース経由で登場するのではないかとも。

「ブラックパンサー3」はシュリを軸に物語が再開し、ティ・チャラの息子であるトゥーサンの成長を追っていくと予想されています。

最近は3作目のタイトルについて報じられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-black-panther-3-title-rumor/”]

ドラマ「ロキ」キー・ホイ・クァンさんが「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に呼ばれていないと語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2でTVAのエンジニアのOB/ウロボロスを演じたキー・ホイ・クァンさん(ジョナサン・キー・クァン)が、映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のオファーが来ていないと明かしました。

海外メディア The Direct とのインタビューで「ドゥームズデイ」での再登場について話し合いがあったかと聞かれたキー・ホイ・クァンさんは、「MCUファミリーの俳優陣はたくさん知っていますが、彼らもよくこの質問を受けています。正直に言うと、もし知っていたらイエスと答えるでしょう。でも、私は知りません。それは本当の答えです。嘘ではありません。でも、ロキが戻ってきてくれて本当に嬉しいです。今後の作品でウロボロスをもっと見られることを願っています。でも、『ドゥームズデイ』に関しては、今のところはまだです。」と、オファーが来ていないとしました。

ウロボロスはTVAの天才技術者であり、数ヶ月前には再登場の可能性が報じられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-spider-man-and-more-rumor/”]

マルチバースのトラブルに対応させやすい、脚本上都合のいいキャラである事は間違いありません。

しかし、アベンジャーズ映画ともなると、天才はそこらじゅうにいることに。シュリやブルース・バナーはまだマルチバースについてほとんど理解していないかもしれませんが、リード・リチャーズなら十分に対応出来ると予測されます。そう考えると、ウロボロスが登場するために必要な余白はあまり残されていないかもしれません。

ただし以前にはTVAと見られるセット写真も流出していました。この場合、ウロボロスがセリフなしで登場するケースも否定できず、そのような短い撮影であればスケジュールぎりぎりまでオファーがない事も予想出来ます。

「ドゥームズデイ」は一旦撮影を終了しており、追加の撮影が2026年春頃から始まるとも。そのタイミングでウロボロスが脚本に必要になるかどうかにかかっていると言えそうです。

ドラマ「ロキ」シーズン2はディズニープラスで配信中です。

ソース:Loki Star Ke Huy Quan Breaks Silence on Avengers: Doomsday Return Possibilities

【噂話】映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に登場する変異体に関する新しいレポート

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」には数多くの変異体が登場すると予想されていますが、最新の報道によると、コミックには存在しないような変異体も紹介されると言います。

※これより先は「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

ジョン・ロチャ氏はポッドキャストを通じて、ドクター・ドゥームの変異体について言及し、これまでの活動の中でかなり信頼できる人物からの情報として「少なくとも女性のドクター・ドゥームが2人いて、1人は紫色のマントと金色のマスク、もう1人は金色のマントとマスクをしています。他にも男性のドゥームもいます。つまり、映画では複数の人物がドクター・ドゥームの変異体を演じることになります。」と述べました。

コミックでは見たことがないようなカラーリングのドクター・ドゥームの、しかも女性版が二人登場する予定があるようです。数日前にはダニエル・リヒトマン氏が「少なくとも女性が一人いる」と報じていました。

そのリヒトマン氏は今日あらたに「『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』にはもう一人の男性のブラックパンサーが登場する」と主張。これが噂のダムソン・イドリスさんであるかどうかについては言及しませんでした。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-black-panther-damson-idris-shares-a-very-interesting-response-to-casting-rumor/”]

なお、新しいブラックパンサーが登場するという説について「ブラックパンサー3」のライアン・クーグラー監督は「まだ開発が始まっていない」事を理由に噂を否定しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-black-panther-3-director-addresses-rumors/”]

3月に流出した「ドゥームズデイ」のものとされるコンセプトアートのブラックパンサーはダムソン・イドリスさんに似ているとされていましたが、実際にこのブラックパンサーが登場する事になるのでしょうか?

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「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

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映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

エドガー・ライト監督が映画「アントマン」降板について語る、多くの「X-MEN」映画を断ったとも

映画「ランニング・マン」のエドガー・ライト監督がMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン」(2015年)を降板した事を振り返り、後悔はないと語りました。監督は「アイアンマン」が公開された2008年よりも前から開発に着手していましたが、2014年になって降板を発表していました。

Reddit AMA を通じてエドガー・ライト監督は「アントマン」の開発を次のように振り返りました。

「簡単に答えるとすれば、ジョー・コーニッシュと私はマーベルがこれほど巨大になるずっと前から脚本を書いていました。脚本は『アイアンマン』が公開される前から存在していたんです。しかし、2014年に実際に制作に取り掛かった時、彼らには既に確立されたハウススタイル、制作手法、そして連続性があり、私たちが書いた型破りな強盗映画にはあまり合わないものでした。」

2012年に「アベンジャーズ」の公開を終えたあと、MCUはフェーズ2に入ってサノスとの決戦に向けた種を蒔き始めている頃でした。別タイトルの映画にも関わらず連続性が重視された当時のMCUにおいて、監督の構想があわなくなり始めていたと説明しました。

「だから、辞める時が来たと分かりました。私たちが愛していたドラフトは消えつつあり、別の誰かがやる方が良いと思ったんです。今でもその映画は見ていませんが、辞めたことを後悔はしていません」

ライト監督のプランではスコット・ラングは義賊的な泥棒ではなく本物の強盗団として描かれる予定で、15人ほどの大所帯であった事も以前に明かされています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-ant-man-edgar-wright-version-plan/”]

「ランニング・マン」のレッドカーペットイベントでは同作のプロデューサーを務めるサイモン・キンバーグさんも登場。キンバーグさんは 2006年 から 2020年 までのX-MENの映画全てで脚本またはプロデューサーを務め、「ダーク・フェニックス」では監督も務めていました。

キンバーグさんは会場でインタビュー(CBMより)を受けた際、「25年以上もエドガー・ライトと映画を作ろうとしてきました。私たちはハリウッドで若い頃、一緒にキャリアをスタートさせたばかりの頃に出会い、彼の大ファンだったんです。私は何年もの間、X-MENの映画やあらゆる種類のものなど、たくさんのものを彼に送ってきたが、彼はいつもノーと言って断りました。」と明かしました。

ライト監督はもともとマーベルが好きだと発言しており、「キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー」を鑑賞してポール・ラッドさんのアントマンを評価したり、「エターナルズ」を支持する姿勢も見せていました。かつてX-MENを断った理由については不明ですが、マーベル・スタジオとは今も良好な関係だとしています。

【噂話】映画「ドクター・ストレンジ3」の開発が始動か、ベネディクト・カンバーバッチさんはサム・メンデス監督を推していると言う

マーベル・スタジオがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ3」の開発の初期段階に入ったと報じられました。ドクター・ストレンジのソロ映画シリーズ3作目では、主演のベネディクト・カンバーバッチさんが監督と脚本家の選定に積極的に関わっていると言います。

海外メディア NPN によると、「ドクター・ストレンジ3」が開発の初期段階にあるとの事。

不確定な情報も多いとしつつも、カンバーバッチさんは「アメリカン・ビューティー」や「007 スカイフォール」などのサム・メンデス監督を推していると言います。ただし、メンデス監督はビートルズの伝記映画4本の開発を抱えているため、実際にオファーしたとしても受けてくれる可能性は低いだろうとしています。

また、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のサム・ライミ監督と脚本家のマイケル・ウォルドロンさんは復帰しないとし、この映画は「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「シークレット・ウォーズ」の撮影が終了するまで撮影されない予定だと伝えています。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の最後にクレアが登場し、インカージョンを止めに行くとしてポータルに飛び込む所で終わっていたため、3作目映画は「ドゥームズデイ」や「シークレット・ウォーズ」に関係の深い作品になると当初は見られていました。

そのため、コミックの「シークレット・ウォーズ」の前日譚である「タイム・ランズ・アウト」を原作とするだろうとされていましたが、ディズニーが「ドゥームズデイ」と「シークレット・ウォーズ」の間に予定していたマーベル映画の公開日を全て撤廃、3作目映画がどうなるのかファンの間でも意見がわかれていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-dotor-strange-3-time-runs-out-rumor/”]

映画の公開スケジュールの変更により、「タイム・ランズ・アウト」はアベンジャーズ映画のどちらかに吸収されたとも見られていますが、かつての「ブラックウィドウ」のように時系列を遡って後から前日譚映画として「タイム・ランズ・アウト」を原作とする「ドクター・ストレンジ3」が登場する可能性も否定出来ません。

また、気になる点として、ベネディクト・カンバーバッチさんは誰よりも早く「アベンジャーズ5」への出演を認めていましたが、結局撮影現場では一度も目撃されず、マーベル公式のキャスト発表配信にも名前が含まれていませんでした。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

「ドクター・ストレンジ3」は「シークレット・ウォーズ」のあと、すなわちフェーズ7の作品として制作、公開される事は間違いないようですが、一体何が描かれる事になるのでしょうか。

ソース:‘Doctor Strange 3’ In Early Development At Marvel Studios – Nexus Off The Record

米ディズニープラスでユーザーがAIを利用したコンテンツを生成可能に、CEOが発表

ウォルト・ディズニー社のボブ・アイガーCEOが、本日の第4四半期の業績報告の電話会議で、AIを用いたコンテンツを準備中だと発表しました。アイガー氏は、スタジオは「いくつかのAI企業と興味深い話し合い」を行っており、その話し合いは「非常に生産的」だったと述べています。

海外メディア THR によると、アイガーCEOはディズニーがAIの利用を通じて何を達成したいかについて、「自社の知的財産や創造力の原動力の価値を守るだけでなく、ディズニーの技術を使って消費者とのエンゲージメントを高める機会を模索している」と説明。

社内では、「AI導入によって効率性と効果性が向上する可能性がある」と述べており、映画やテレビ番組の制作、オフィスのワークフロー、キャストへのサポートに影響を与えることを示唆しました。しかし、ディズニーはAIを人間のスタッフに代わる手段として活用するのではなく、キャストや従業員と協議を重ね、 AIを最大限に活用する方法を模索していると言います。

ディズニーの最優先事項は「当社の知的財産(IP)を守ること」であり、彼らが「IP保護の必要性を反映した合意に達すること」を望んでいるとアイガー氏は語りました。つまり、ディズニーは、第三者が自社のフランチャイズやキャラクターを悪用する前に、自らの管轄内でその権利をユーザーに提供したいと考えているようです。

ストリーミングに目を向けると、アイガー氏は「当社の直接消費者向けプラットフォーム全体にAIを展開する驚異的な機会」を指摘し、「2019年にディズニープラスを開始して以来、製品の観点からも、技術の観点からも、最大かつ最も重要な変化」を約束。

これには、フォートナイトの開発元であるEpic Games がサポートするプラットフォーム上の「ゲームのような機能の数々」が含まれると言います。

アイガー氏はさらに、「AIによって実現できることとして、私たちが本当に興奮していることは、Disney+のユーザーに、ユーザー生成コンテンツを作成したり、他の人が作成したユーザー生成コンテンツ(主に短編)を視聴したりする機能を含め、より魅力的な体験を提供できることです」と付け加えました。

これにより、会員はミッキーマウスがアベンジャーズに参戦するような独自のショート映画を制作出来る可能性があるようです。もちろんキャラクター性を破壊したり、逸脱してしまわないような何らかの制限措置は加えられるものとも予想されます。

これに関する具体的な時期や内容、追加料金の有無などは今後の発表に注目です。

ディズニーは本日、ディズニープラスだけで380万人の加入者を獲得したことで、ストリーミング収益が増加したと発表。また、2026年には2025年より10億ドル多くコンテンツに投資する計画も発表しました。

ソース:Disney+ to Allow User-Generated Content Via AI

映画「ブラックパンサー」、チャドウィック・ボーズマンさんがハリウッドのウォーク・オブ・フェイム獲得

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー」など4本の映画でブラックパンサー/ティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンさんが、11月20日にハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムのスターとして表彰される予定です。その式典の詳細が発表されました。

式典では「ブラックパンサー」2作を共にしたライアン・クーグラー監督と、ボーズマンさんの遺作「マ・レイニーのブラックボトム」で共演したヴィオラ・デイヴィスさんがスピーチを行う予定との事。ボーズマンさんの妻のシモーヌ・レドワード=ボーズマンさんが、亡き夫に代わって賞を受け取ると言います。

チャドウィック・ボーズマンさんは4年間の大腸がんとの闘病の末、2020年に亡くなりました。MCUのブラックパンサー以外にも、俳優としてのキャリアを通して数々の賞にノミネートされています。

「ハリウッド商工会議所は、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムの星を授与することで、チャドウィック・ボーズマンの素晴らしい功績を称えることを大変光栄に思います。彼の力強い演技と、スクリーン上とスクリーン外における揺るぎない影響力は、世界中の世代にインスピレーションを与え続けています。」とハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムのプロデューサー、アナ・マルティネス氏は声明で述べました。

ボーズマンさんのスターは、ハリウッド・エクスペリエンスの正面、ハリウッド大通り6904番地になるとの事です。

映画「ブラックパンサー」はディズニープラスで配信中です。