「デッドプール&ウルヴァリン」、ジーン・グレイとのロマンスやソーの安物のヘアエクステに言及する削除シーン公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の主演、脚本、制作を担当したライアン・レイノルズさんが、本作の削除シーンのひとつをSNSで新たに公開しました。

ライアン・レイノルズさんは「Siri、削除された、地球上で最も偉大なバンドのひとつとヒューが4つの台詞を完璧に言い当てた中途半端なモンタージュを探して。そして、おそらく多くの理由で削除されるだろうから、素早くやって。」とコメントを添えて「デッドプール&ウルヴァリン」の削除シーンを公開。

投稿されたビデオではニッケルバックの曲「Never Gonna Be Alone」が流れる中、二人がダイナーを出たあと、ヴォイド空間を旅するロードムービー的な展開になっています。

この旅路はウルヴァリンが黙々と歩き続け、デッドプールが一人でおしゃべりしているだけですが、その中では「詮索はしたくないが、君とジーンの間に何があったんだ?君たち、仲が良さそうだったよ。」とローガンとジーン・グレイの悲恋について指摘。

また、「ソーは赤ん坊みたいに泣いていたよ。ミッキーは待ち伏せしていたしね。」と本作最大の謎のひとつをさらに大きくしつつ、「信じられないかもしれないけど、彼のヘアエクステは安物だ。プロのサドルでもない限り、ヘアレースを隠すことはできないよ。」と話しています。

わずか1分ほどの動画ですが、ふたつのマーベル作品への言及が含まれている事と、二人の旅感がとても良く出ている事で、「なぜこれが削除されてしまったのか」、「すべての削除シーンを収録した完全版が必要だ」とのコメントが寄せられている他、楽曲が使用されたニッケルバック公式アカウントからも「私たちはこの映画が大好き。でも、なぜソーが泣いていたのかいつ分かるの!?」といったコメントも投稿されています。

かつて「アベンジャーズ/エンドゲーム」ではエクステンデッド版とは言えないバージョンが再上映された事がありました。一方でソニーは「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で削除シーンを物語上に組み込んだエクステンデッド版を再上映しました。

ディズニーが今年大ヒットした映画の売上をさらに伸ばすために「デッドプール&ウルヴァリン」の拡張版を作るかどうかは分かっていません。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」はディズニープラスで配信中です。

「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」、フランクリン役として2名の俳優が募集されていると言う

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」で主人公リード・リチャーズとスー・ストームの息子フランクリン・リチャーズ役に、2名の子役が募集されていると報じられました。

ダニエル・リヒトマン氏によると、現在、同プロジェクトでは、映画で「主要な役割」を担うフランクリン・リチャーズ役に10歳から13歳までの俳優をキャスティング中としつつ、同役に幼児(3歳から4歳)の募集も行っていると言います。

コミックではワンダと同等かそれ以上の現実改変能力を幼少期の頃から持つフランクリンは、自身のその能力を使って自然の時間の流れを無視して成長します。これにより、彼は超能力を最大限に活用することができますが、自分の精神がまだ大人の感情的成熟に欠けていることに気づき、最終的に子供に戻ることを決意する展開がありました。

この映画でふたつの年代の子役が募集されている事で、コミックのような展開が起こると考えられそうです。

小さな宇宙さえ作り出せるまさに神の如き子どもであるフランクリンは数々のヴィランからも狙われる存在ですが、MCUでも重要な存在になるのか、そしてどんな俳優がこの大役を担うことになるのか、今後の報道にも注目です。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に米国劇場にて公開予定です。

【噂話】ワンダは自主的に動いている、ドクター・ストレンジは2年行方不明に、「アベンジャーズ」最新映画に向けた複数の最新の噂

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」に向けて、いくつかの報道がありました。これらの映画ではワンダとドクター・ドゥームの結婚なども噂されていますが、それは原作コミックのような展開ではないと言います。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-wanda-not-variants-rumor/”]

TCC のアレックス・ペレス氏はワンダとドクター・ドゥームの間に恋愛感情はないと主張し、「これはコミックのような奇妙な結婚のシナリオではないということを明確にしておきたい。ワンダの目標は、ダークホールドの使用中に犯した過ちを帳消しにすることです。これは彼女の贖罪の物語になるでしょう。」と報告。ワンダはコミックのように記憶喪失でもなければ、マインドコントロールされているわけでもなく、彼女自身の目的のためにドクター・ドゥームを利用する形で結婚という手段を取って自主的に動いているようです。

これは以前にグレース・ランドロフ氏が「見たこともないロマンチックな関係になる。」と主張した事とは正反対のようにも見える話しとなっています。

そして「ドゥームズデイが始まるまでに、スティーブン・ストレンジは2年間も姿を消しており、サンクタムも無防備のまま残されていた。そして、彼はウォンにどこへ行くのか告げていなかった」とドクター・ストレンジが行方不明になっていた設定になっていると報告。この行方不明期間は「ドクター・ストレンジ3」に相当するものだと考えられそうです。

さらに、これらの映画では再びTVAが登場するものの、「ロキ」で見た印象ほど強力な組織ではなさそうだとも言います。

また、「ドゥームズデイ」が「ザ・カーン・ダイナスティ」だった頃、脚本家が明かしていたネイモアの登場ですが、「ドゥームズデイ」の現時点での脚本にネイモアは存在しないとの事。

氏はさらに「ホワット・イフ」シーズン3について「後にアベンジャーズ映画に関係してくる非常に重要な設定もあり、ウアトゥ、キャプテン・カーター、カホリなどのキャラクターが登場する可能性もあります。」と指摘し、 「ドゥームズデイと シークレット・ウォーズの両方でレガシーの登場が期待できます。」と付け加えました。

加えてコミックのリード評議会が登場する可能性があるとしつつ、それはヨアン・グリフィズさん、マイルズ・テラーさん、ジョン・クラシンスキーさん、アレックス・ハイド・ホワイトさん、アダム・ドライバーさんのような俳優たちで構成されるだろうとも。

また、マルチバースサーガのあとの話として、キャプテン・ブリテンが次のサーガで登場するだろうと報告し、ソーニャ・ファルスワースとガイアが「シークレット・インベージョン」から再登場する事になるようです。

興味深い話題がいくつかありますが、すべての作品はまだ脚本も定まっていないため、現時点でこれらが真実であっても変更される可能性は十分にある事には注意が必要です。

特に興味深いのはやはりワンダに関する情報で、スクーパーたちの間で意見が別れる状況になっています。実際の映画ではどのような展開になるのか、続報にも注目です。

ソース:November Discord Q&A Part 1: Marvel Studios ‘Avengers: Doomsday’, ‘Secret Wars’ & More

デンゼル・ワシントンさんが「ブラックパンサー3」の出演をうっかり話してしまう

今週日本でも公開される映画「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」に出演するデンゼル・ワシントンさんが、映画のプロモーションインタビューの最中に、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー3」に出演する事をうっかりと明かしてしまいました。

動画の3分30秒ごろからこれまでと今後について質問されたデンゼル・ワシントンさんは「最高の人としか仕事をしたくありません。あと何本映画を撮れるかわからないからです。」と前置きした上で「ライアン・クーグラーが次の『ブラックパンサー』で僕のために役を書いてくれているんです。」と口を滑らせつつ、「そのあとには映画の『オセロー』をやり、『リア王』をやりたい。その後は引退するつもりです。」と述べました。

「ブラックパンサー3」が制作される事は誰もが予想していた事ですが、最近はアニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」やスピンオフドラマの話題が中心で、映画本編については 2023年6月 にレティーシャ・ライトさんが触れて以来、久々の話題となりました。

「ブラックパンサー」2作目の「ワカンダ・フォーエバー」では国王ティ・チャラが病死した展開から始まり、海底王国タロカンとネイモア・ザ・サブマリナーが紹介され、ラストではティ・チャラの息子トゥーサンが登場しました。

ゆくゆくはトゥーサンがシュリから新たなブラックパンサーを継ぐ事を予感させていますが、「ワカンダ・フォーエバー」で8歳と紹介されたトゥーサンは「アガサ・オール・アロング」の時点で9歳か10歳ほどであり、「ブラックパンサー3」が相当未来を描くのでもない限り、トゥーサンはまだ子どもである可能性が高そうです。

ディズニーは2026年と2027年にタイトル未定のMCU映画を2本ずつスケジュールを抑えていますが、「アーマーウォーズ」や「シャン・チー&レックエイジ・オブ・タイム」と噂されるシャン・チー2作目の映画、「ドクター・ストレンジ3」などがほぼ確実に入ってくると予想されています。

残りの1枠に無期延期中の「ブレイド」が入るのか、それとも「ブラックパンサー3」が使うのか、「スカーレットウィッチ」になるのか、「ソー5」になるのかは不明です。

なお、ディズニーは「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」後の 2028年 にも3本のタイトル未定のMCU映画の公開スケジュールを抑えています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-blade-changed-release-date-and-2028-update/”]

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」はディズニープラスで配信中です。

「デッドプール&ウルヴァリン」、ライアン・レイノルズさんがオープニングの重大な問題を明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の制作、脚本、主演を務めるライアン・レイノルズさんが、本作のオープニングシークエンスに関する原作改変について明かしました。

ライアン・レイノルズさんは「オープニングにはいつも問題がありました。」と切り出し、「歯というものは骨の一部であるので、ウルヴァリンの歯は本当はアダマンチウムで無ければなりません。」とし、映画ではコミックのアダマンチウムの歯ではなく、普通の歯という設定で演出を優先する変更をした事を明かしました。

この発言に対し、ショーン・レヴィ監督は「きみがそんな危険信号を上げるから、批判のメールや手紙が殺到するのが待ちきれないね」とジョークを返しました。

これらの会話は 4k UHD や Blu-ray のオーディオコメンタリーに含まれていますが、ディズニープラス版には残念ながら含まれていません。

コメンタリーの中でプロデューサーのウェンディ・ジェイコブソンさんはデッドプールが実はずっとMCUに存在していたというアイデアもあったとし、過去のMCU映画からの様々なシーンにデッドプールを登場させる計画が初期段階であったと認めつつも、「それらはすべて編集室でカットされました。」と明かしました。

ディスクには特別映像がいくつか含まれていますが、そこに含まれない様々なアイデアがあった事も明かされています。その一部として、先日はウルヴァリンの変異体、ハルクヴァリンも紹介されました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-wolverine-variants-art-2/”]

映画「デッドプール&ウルヴァリン」はディズニープラスで配信中です。

ソース:DEADPOOL & WOLVERINE: One Scrapped Idea Would Have Revealed That Wade Wilson Was In The MCU The Whole Time

「デッドプール&ウルヴァリン」、ディズニープラス配信開始にあわせて特別PRビデオが公開、「アッセンブル」も追加

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」がディズニープラスで配信開始され、それに伴った短い特別映像が公開されました。また、同タイミングで制作の舞台裏を紹介するシリーズ「アッセンブル」も配信が始まっています。

PR動画はデッドプールとブラインド・アルが仲良く並んで「デッドプール&ウルヴァリン」を鑑賞するもので、10月の後半にライアン・レイノルズさんがSNSで報告していた撮影は予想どおりこのPR動画だった事が判明しました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-ryan-reynolds-new-deadpool-project-instagram-posts/”]

そして「アッセンブル:デッドプール&ウルヴァリン」の裏側の配信がしれっと開始。約1時間にわたって舞台裏映像を楽しめるようになっています。ただし最近のアッセンブルシリーズと同様に日本語吹替はありません。

そして、ディズニープラスのマーベルセクション内には「デッドプール・コレクション」も追加。しかしここには「デッドプール」の1~3作目までとアッセンブルの合計4本しか紹介されておらず、映画内でさんざんいじられてきた「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」は含まれていません。

これは確かにデッドプールの映画とは言えないかもしれませんが、しかしながらここでのデッドプールの黒歴史がなければ今のデッドプールはなかっただろうと想像するのは容易であり、ある種のオリジン作品とも言える映画でした。

コレクションに「ZERO」が含まれていないのは米国でのディズニープラスに準拠しているようです。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」はディズニープラスで配信中です。

「アガサ・オール・アロング」のジョー・ロックさんが「サンダーボルツ*」のセットに侵入を試みたと明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ・オール・アロング」でビリー・マキシモフを演じたジョー・ロックさんが、Scene Stealers に出演し、映画「サンダーボルツ*」の撮影現場に忍び込もうとしたと語りました。

インタビュー動画の中でジョー・ロックさんは「彼らは私たちの撮影が終わった直後に、撮影を始めたんです。だから、ある日、彼らが私たちと同じセットにいた瞬間がありました。だから私はセットに忍び込もうとしたんです。」と撮影の裏話を明かしました。

しかし、「サンダーボルツ*」のセキュリティは厳しく、警備員にすぐに発見されたと言います。

「彼らは『帰れ、帰れ!』と言いました。僕は『なんで?ちょっと見たいだけなのに』と言ったけどダメでした。」と追い返されたと語りました。

MCUの作品はクロスオーバーが魅力のひとつですが、撮影現場は意外にもクローズであり、他作品の事を知らされないまま制作される事はザラにあります。しかし、何人も現場に入れないかと言うとそういうわけでもない事が過去のインタビューでも分かっています。

アンソニー・マッキーさんは「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」の撮影現場にいましたし、イマン・ヴェラーニさんは「ミズ・マーベル」の撮影中にスパイダーマンに裸を見られたとも語っていました。

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[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-ms-marvel-iman-vellani-had-spoiled-spider-man-nwh/”]

ジョー・ロックさんは今回の「アガサ・オール・アロング」がMCUデビュー作であり、ビリー・マキシモフが今後の数年でヤング・アベンジャーズの中心人物となれば、他の現場に顔パスで見学に行けるようになるかもしれません。

ドラマ「アガサ・オール・アロング」はディズニープラスで配信中。

映画「サンダーボルツ*」は 米国にて 2025年5月2日 劇場公開予定、日本は 2025年のゴールデンウィークに公開予定です。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、北米興行収入が3週連続1位に

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の北米における興行収入が3週連続1位になった事が明らかとなりました。とはいっても「ヴェノム」、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」ほどの勢いもなく、万々歳とは言えないかもしれません。

「ザ・ラストダンス」は先週、北米の3905の劇場で公開され、1620万ドルを売り上げました。A24のホラー映画「Heretic」やライオンズゲートの家族向けクリスマス映画「The Best Christmas Pageant Ever」と競争するには十分な数値となり、ライバルとなる大作映画不在の中で3週連続1位となりました。

初週は海外での売上に助けられていたものの、3週目にはそれも勢いが低下、世界興行収入は現在4億ドルを目前としていますが、一作目の8.5億ドルには遠く及ばず、2作目の5億ドルにも手が届かない可能性が高そうです。

とは言えヴェノムシリーズはどれも1.1億ドル程度の予算で制作、3作目も十分に赤字を回避してフィニッシュ出来るのは良かったと言えるでしょう。

ヴェノム4週目には、ドウェイン・ジョンソンさんとクリス・エヴァンスさんがダブル主演する映画「レッド・ワン」が公開。ヒーロー映画ファンにはたまらないキャスティングのこの映画は北米よりも先に海外で公開されましたが、海外75市場の25195スクリーンで2660万ドルの興行収入にとどまっています。(この映画の製作費は2億5000万ドル弱とされています)。

ソニーは続編として「エージェント・ヴェノム」の開発をしているとも報じられていますが、「ザ・ラストダンス」の数値だけを見る限りは心機一転の再上昇を目指しつつ、ゴーサインが出る可能性は十分にありそうです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/sony-agent-venom-movie-rumor/”]

SSUは来月「クレイヴン・ザ・ハンター」を公開したあと、映画のスケジュールがなくなってしまう状態に。もともとは「エル・ムエルト」の開発が進められていましたが、主演の降板が伝えられたあと1年近く音沙汰がなく、「ヒプノハスラー」についても続報がありません。

ドラマに関して「シルク:スパイダー・ソサエティ」も凍結中ですが、「スパイダー・ノワール」は現在撮影が進められています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-spider-noir-hero-suits-first-look/”]

ソニー・ピクチャーズは 2026年7月 にタイトル未定のマーベル映画を公開する予定だと報じられていますが、これはSSUの映画ではなく、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「スパイダーマン4」だと予想されています。

ケヴィン・ファイギ社長が「エターナルズ」と「インヒューマンズ」の今後に言及

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長がMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」の続編と、米ABCのドラマ「インヒューマンズ」の続編の可能性について、海外メディア CinePop とのインタビューの中で語りました。

D23 ブラジルの会場で「エターナルズ」の続編についてファイギ社長は「この映画をとても誇りに思っています。キャスト陣は素晴らしかった。いつか彼らのうちの誰かが戻ってくるとしたら幸運です。」と続編の可能性について何の約束もしませんでした。

また、「彼らの内誰かが」とした事で、チーム全員が一度に戻って来る可能性はあまり期待出来ないのかもしれません。

「エターナルズ」は公開当時、MCUのワースト2の興行収入を記録。コロナ禍があった事を加味しても、その数字は良いとは言えませんでした。

映画はいくつかの続編の可能性を示唆したまま終わっており、「エターナルズ2」の計画が凍結中だと報じられる中で、予定されていた物語はいくつかの作品に分割して語られていくとも噂されています。

また、イカリスなどいくつかのキャラは「マーベル・ゾンビーズ」でゾンビとなって戻って来る事が公式に発表されています。

そして「インヒューマンズ」について社長は「彼らが戻ってくるかどうか、どこに戻ってくるか、そしていつ戻ってくるかは、これからわか​​るでしょう。」とエターナルズに比べて何やら前向きな回答を示しました。

米ABCで放送されたドラマ「インヒューマンズ」は同社の「エージェント・オブ・シールド」がヒットしていた中で期待外れの失敗となり、続編の開発が中止。それでもブラックボルトを演じたアンソン・マウントさんはMCUの映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」で同役を再演し、そして悲しいことに瞬殺されてしまいました。

なお、アンソン・マウントさんは「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」出演の噂を否定しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-6-anson-mount-dined-rumor/”]

約1年前には「エターナルズ」か「インヒューマンズ」のどちらかのアニメ化が検討されているとも報じられていましたが、どちらの続編も可能性が小さいながら残されているのかもしれません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-animation-rumor-eternals-or-inhumans/”]

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」、最新映像がリーク、D23ブラジル版トレーラー

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の映像がオンラインでリークされました。先日開催されたブラジルでの D23 の会場でお披露目された予告映像との事です。

First look at Fantastic Four (2025) shown in Brazil
byu/SkrullAmongUs inMrFantastic

今回の映像は今夏の SDCC2024 で公開された映像のアップグレード版とも言えるもので、映像の流れに変更はありませんが、VFXが完全に取り入れられ、多くのエキストラが登場している事など、完成版の映像に近いものになっている事が伺えます。また、ヴァネッサ・カービーさんが演じるスー・ストームの髪型が変更されているなど、細部もブラッシュアップされています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-fantastic-four-concept-video-detail/”]

SDCC でマット・シャックマン監督は、この映画ではヒーローたちがスーパーパワーを手に入れる起源の物語は描かないと説明しました。

私たちが早い段階で決めたことの一つは、起源の物語を作らないということでした。この映画をオリジナルのものにするためには、彼らが新たな変化を遂げ、そこから物語が始まるようにしなくてはなりません。だって、彼らが力を手に入れるまでの物語はたくさんありますから。

また、先月のインタビューではメインの舞台となる世界にアベンジャーズなどのヒーローがいない事も明かされました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-fantastic-four-fs-director-reveales-no-other-heroes-in-this-universe/”]

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に米国劇場にて公開予定です。