「戦場のピアニスト」、「ブルータリスト」ゴールデングローブ賞受賞のエイドリアン・ブロディさん、MCUへの出演意欲を認める

「ブルータリスト」で、第⼆次世界⼤戦下にホロコーストを⽣き延び、アメリカへと渡ったハンガリー系ユダヤ⼈建築家、ラースロー・トートを演じたエイドリアン・ブロディさんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の一部になりたいという願望を明かしました。

オンラインインタビューの中でまだコミック映画に出演した事がないエイドリアン・ブロディさんは「私を引き上げ、その世界でまったく違うことをする余地を与えてくれる映画製作者と興味深いキャラクターを演じる機会が与えられたら、それは素晴らしいことだと思います。マーベルには素晴らしい組織があります。彼らはこれらの映画を支えるあらゆる技術とツールを知っており、私が思うに彼らは非常に大きなことを成し遂げました。」とマーベル・スタジオを称賛しました。

そして、「みんな彼らを愛しています。愛されるものの一部になりたいと思わない人がいるでしょうか?」としつつ、「私が共感できるトーンが必要です。」と出演の条件を一つだけ付け加えました。

ブロディさんはこのインタビューで2008年の「ダークナイト」でコミック映画デビューする寸前まで行っていた事も認めました。

ジョーカーを演じる事についてクリストファー・ノーラン監督と話し合いをしたと明かし、「この役は自分にとてもあっていると感じました。」としつつも最終的には機会を逃したと言います。実際にこの時のジョーカーを演じたヒース・レジャーさんを「彼は素晴らしい仕事をしました。忘れられません。とても美しいものでした。」とも称賛しました。

ブロディさんがMCUの役に対して「共感が必要」とした事と、「ダークナイト」のジョーカーが「とても合っている」と感じた事は、MCUでの役柄に関するヒントとなるのでしょうか。

【噂話】次期ラスボスのアニヒラスは「ノヴァ」以外に「ガーディアンズ4」などに登場か

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」のあとから始まるフェーズ7以降のラスボスとして噂されているアニヒラスに関して、開発中のドラマ「ノヴァ」以外の複数のプロジェクトに登場するようだと報じられました。

海外スクーパーのダニエル・リヒトマン氏はアニヒラス(アナイアラス)はドラマ「ノヴァ」でデビューしたあと、複数のプロジェクトに登場する事が計画されていると報告。

これに対して海外メディア CBM は「うまく行けばガーディアンズ・オブ・ギャラクシー4で登場するだろう」と補足しています。

「ノヴァ」のヴィランとしてアニヒラスが設定されていると報じたのもリヒトマン氏で、彼が掴んでいる情報によると、その後も何作品かに渡って登場し、ヒーロー達を悩ませる事になるようです。

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アニヒラスはネガティブゾーンと呼ばれる別次元の生物ですが、コミック版が基本的には宇宙生物の侵略モノとして描かれている事を考えると、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」や「キャプテン・マーベル」のような宇宙を舞台とする作品に登場する可能性が極めて高いのは予想しやすく、「キャプテン・アメリカ」や「デアデビル」のような作品に登場する可能性は低そうです。

アニヒラスはもともと「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」のヴィランとして設定していた事を、ジェームズ・ガン監督が以前に認めていました。

気になるのは同氏は以前にアニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」でも宇宙昆虫による侵略があると報告していた事。

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昆虫人間として描かれるアニヒラスの侵略と被っている部分が多いようにも感じる所ですが、どのように差別化されていくのか、続報にも注目です。

【噂話】映画「デッドプール&ウルヴァリン」、ヒュー・ジャックマンさんはあと10年は続投か、リブート版X-MENや新三部作も?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」で、2017年の映画「ローガン」から8年ぶりにウルヴァリンを再演したヒュー・ジャックマンさんですが、今後さらに10年は続投する可能性があると報じられました。

海外スクーパーの MTTSH 氏によると、「まだ終わる気配すらない」とした上で、この先10年間はヒュー・ジャックマンさんがウルヴァリンを演じ続ける可能性が高いと報告。

ヒュー・ジャックマンさんのウルヴァリンは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」に登場する事が期待されていますが、更にその先のリブート版の「X-MEN」や、「デッドプール&ウルヴァリン」の続編を制作し、三部作にする計画もあるようだと氏は主張しました。

「デッドプール&ウルヴァリン」続編については、監督は完全燃焼したとし、制作兼脚本兼主演のライアン・レイノルズさんも難しいとコメントしていたため、望みは薄いかもしれませんが、ひとまず議論の対象にはなっているようです。

2024年7月、ケヴィン・ファイギ社長はウルヴァリン役をヒュー・ジャックマンさんから別の俳優に与えることについて、「間違いなくそうなるでしょう。」とした上で、「当面の計画はありません。」とも回答していました。

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記事執筆時点で56歳のヒュー・ジャックマンさんは実年齢以上に若く見える事から、あと10年の間ウルヴァリンを演じることに関して、ヴィジュアル面では問題ないかもしれません。ただし、あの筋肉を映画のたびに仕上げていく事は年々厳しい作業になっていく事が予想されます。

「デッドプール&ウルヴァリン」の作中では「90歳まで使うつもり」としていましたが、実際に続いていくのでしょうか。なお、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でプロフェッサーXを演じたパトリック・スチュワートさんが当時81歳でした。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」はディズニープラスで配信中。映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

「ワン・ワールド・アンダー・ドゥーム」はMCUにどう影響するのか?ドクター・ドゥームがスーペリア・アベンジャーズを結成

マーベル・コミックが新コミック「スーペリア・アベンジャーズ」を発表しました。2025年現在、ソーサラー・スプリームの称号を手にし、世界皇帝を自称しているドクター・ドゥームは、自身の命令を遂行する最高のチームとしてスーペリア・アベンジャーズを結成する事になるようです。

かつて悪のアイアンマンを描いたコミック「スーペリア・アイアンマン」がありましたが、その名と同様にスーペリア・アベンジャーズも悪役で結成されているようです。同様のチームとしてダーク・アベンジャーズなどもありましたが、チームメンバーを見る限り、スーペリア・アベンジャーズはかなり強力なものになりそうです。

マーベル公式に記載されているメンバーは、アボミネーション、ドクター・オクトパス、ゴースト、キルモンガー、マレキス、そしてオンスロート。

彼らがドクター・ドゥームに仕えて何らかの任務にあたることになるようです。

ライターのスティーブ・フォックスさんは「マーベルユニバースに新しいキャラクターを登場させることは、名誉であると同時に大きな恐怖でもあります。ですから、編集者のウィル モスが『ワン・ワールド・アンダー・ドゥーム』のために、強烈で秘密主義のアベンジャーズ チームを開発したいと連絡してきたとき、私は思い切って挑戦しなくてはならないと思いました。」と語っています。

「読者がここで出会うアベンジャーズは、おなじみの名前かもしれませんが、彼らがなぜ他のチームより優れていると考えているのかはすぐにわかるでしょう。この本には、私がマーベルで書いた中で最も冷酷で大規模なアクションがいくつか登場します。ルカ・マレスカ(アーティスト)と一緒にこの物語を語れることをとてもうれしく思っています。ルカは、私たちの物語で繰り広げられる微妙な心理戦と (時には文字通り) 猛烈なアクションの両方を見事に表現しています。」

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)では映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」でロバート・ダウニー・Jrさん演じるドクター・ドゥームが悪のアベンジャーズを結成するのではないかとも予想されていますが、このコミックはMCUの原作として機能する事になるのでしょうか。

コミック「SUPERIOR AVENGERS #1 (OF 6)」は 2025年4月16日 米国にてリリース予定です。

ソース:Who are the Superior Avengers?

【噂話】マーベルが「キル・ビル」のユマ・サーマンさんと交渉中、新作アニメ作品も開発中か

マーベル・スタジオが映画「キル・ビル」などで知られるユマ・サーマンさんと、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)における何らかの役について話し合いを進めていると報じられました。元夫のイーサン・ホークさんはドラマ「ムーンナイト」で悪役のアーサー・ハロウを演じていました。

スクーパーの MTTSH 氏はスタジオとユマ・サーマンが今後の何らかの役についてミーティングをしていると報告。どのような役であるかは報告されていませんが、彼女のこれまでの出演作を考えるとヒーローからヴィラン、重要なサポート役まで幅広いキャラクターが対象になる事が予想されます。

そして、ダニエル・リヒトマン氏は「マーベル・スタジオがまったく新しいアニメ作品を開発している。」と報告。この作品は「CGIショー」だと注釈がつけられており、「ホワット・イフ」や「X-MEN’97」、そして今後配信が予定されている「アイズ・オブ・ワカンダ」や「マーベルゾンビーズ」などに続く新しいアニメになるようです。

どちらもまだまだ詳細は不明で、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」以前に実現するのか、以降の話なのかも分かっていません。続報があり次第、またお知らせする事になります。

ソース:RUMOR: KILL BILL Star Uma Thurman Eyed For MCU Role; Updates On BLACK PANTHER Casting And New Animated Series

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」、新予告と米劇場鑑賞でライバルズのアイテムも

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の新たな米TVCMが公開され、30秒の映像の中ではいくつかの新しいシーンがお披露目されています。

また、アメリカの映画館チェーンであるリーガルはチケットを購入した会員に対して、「マーベル・ライバルズ」の特別なバンドルをプレゼントする事を発表。

この特典にはスプレー、ネームプレート、そしてコスチュームが含まれているとの事ですが、スプレーとネームプレートは投稿された画像で確認出来るものの、コスチュームのサンプルは表示されていません。何より、映画に登場するメインキャラであるサム・ウィルソン、ホアキン・トレス、サディアス・ロスらはマーベルライバルズに実装されておらず、スティーブ・ロジャースにウイングスーツを与える事になるのか、ハルクをレッドハルクに変えるコスチュームになるのか、海外ファンは悩んでいます。

マーベルライバルズはリリース初月に基本無料ゲームにも関わらず200億円以上を売り上げたとされており、steamでの同接も60万人に達する人気ゲームに急速成長。このゲームがファンの足を映画館に向けさせる力があるかは未知数ですが、結果次第では今後のMCU映画で日本でも同様のキャンペーンが行われるかもしれません。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」はアンソニー・マッキーさんが主人公キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを続投する他、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からダニー・ラミレスさん演じるホアキン・トレス、カール・ランブリーさん演じるブラック・キャプテン・アメリカ/イザイア・ブラッドリーが再登場。

その他、ヴィランとして映画「インクレディブル・ハルク」よりティム・ブレイク・ネルソンさん演じるザ・リーダー/サミュエル・スターンズが再登場し、故ウィリアム・ハートさんに代わってハリソン・フォードさんがサディアス・”サンダーボルト”・ロスとして登場。

また、リヴ・タイラーさんが撮影現場で目撃されており、サディアスの娘ベティ・ロスを「インクレディブル・ハルク」ぶりに再演すると見られています。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 、日米同時に劇場公開予定です。

映画「ブラックパンサー3」、ダムソン・イドリスさんが噂に反応

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー3」で、新しいティ・チャラ役を断ったと報じられたダムソン・イドリスさんが、SNS上で自らこの話題に触れています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-black-panther-fantastic-four-rumor/”]

ダムソン・イドリスさんは噂の記事を引用しつつ、「ええ、断りました。007やダニエル・デイ=ルイスとエディー・マーフィーとの共演作も断りました。」とコメント。ブラックパンサー以外にも噂があった作品に触れつつ、最後の絵文字でジョーク気味にリアクションしました。

新しいティ・チャラが登場するという噂が報じられた当初、チャドウィック・ボーズマンさんの代わりの俳優が誰かという話題でもちきりでしたが、その後、リキャストされるのは「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」で紹介されたナキアの息子である小ティ・チャラのほうだと主張するスクーパーも登場。現状でどちらが正しいのか分かっていません。(あるいはどちらも正しい可能性もあります。)

ダムソン・イドリスさんは現在33歳で、大人のティ・チャラを演じるには申し分なさそうですが、このリキャストには単なるスケジュールの都合の他、チャドウィック・ボーズマンさんの後釜につく重責や多くのファンの関心がつきまとうため、簡単に飛びつけるような役ではないのも事実です。

イドリスさんの今回のリアクションはファンを楽しませるためのジョークなのか、実際にオファーを断っているのか不明ですが、その真相や、実際に誰が演じることになるのか、まだまだこの話題は続きそうです。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」、印象的なポータルのシーンはもともと完全な別物だったと監督が明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」を監督したルッソ兄弟が、海外誌 Empire とのインタビューの中で、MCU史に残る印象的なポータルのシーンが、当初は全く違うものだったと明かしました。

CBM が誌面の内容を伝える所によると、兄弟は「ポータルのシーンについては様々な議論がありました。」とし、当初のプランは「スティーブ・ロジャースを中心にカメラが回転し、皆が彼の後ろに集ってくる」ようなものだったと明かしました。

アンソニー・ルッソ監督は「編集室で何度も議論したのを覚えています。誰がどのプランを支持していたかは言えませんが、大変でした。『くそっ、再撮影中にもう一度撮影しよう』と言ったのを覚えています。」と述べています。

同席していた脚本家のスティーヴン・マクフィーリーさんは最初のバージョンをそのまま残したいと考えていたようですが、「マーベルと仕事をする中で私が学んだ教訓の一つは、感情が論理に勝るということです。これは言い訳ではありません。それが映画に求められていることであり、観客が求めていることなのです。」と付け加えました。

何度も見返したくなるようなあのシーンは綿密に計画されていたものではなく、撮影現場での思いつきで完成していた事が今回明らかとなりました。

ルッソ兄弟監督とスティーヴン・マクフィーリーさんは「アベンジャーズ/エンドゲーム」を最後にMCUを離脱していましたが、2024年の夏のコミコンで「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」に復帰する事が発表。

現在、「ドゥームズデイ」の撮影準備として脚本の執筆にあたっています。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」はディズニープラスで配信中。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:AVENGERS: ENDGAME Co-Director Reveals Original Plan For Iconic “Portals” Scene

「デッドプール&ウルヴァリン」のブレイク・ライブリーさんとライアン・レイノルズさんが提訴され、ナイスプールは4億ドル訴訟の対象に

2024年12月、ブレイク・ライブリーさんが出演した映画「ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US」のジャスティン・バルドーニ監督を性的嫌がらせと報復行為で提訴しました。バルドーニ監督は疑惑を完全否定し、法的措置をとることを明らかにしていましたが、ついに提訴に踏み切ったと、各種メディアが報じています。

その時点ではマーベルとの関連話題とは言い切れませんでしたが、今回は映画「デッドプール&ウルヴァリン」に登場したナイスプールが問題のひとつとして言及されています。

THR によると、バルドーニ監督の弁護士ブライアン・フリードマン氏は現地時間 2025年1月16日にニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所に訴状を提出。

ブレイクさんを民事上の脅迫や名誉毀損、虚報によるプライバシーの侵害、善意かつ公正に取引を行うという黙示の了解の不履行などで訴えました。4億ドル(約621億円)の損害賠償を求めています。

バルドーニ監督と共に、同作のプロデューサーであるジェイミー・ヒース氏、監督のパブリシストのジェニファー・アベル氏、危機管理パブリシストのメリッサ・ネイサン氏も原告として名を連ねています。ヒース氏とアベル氏、ネイサン氏は、ブレイクさんが性的嫌がらせや報復行為に関わっていたとして名前を挙げていた人物でもあります。

フリードマン弁護士はディズニーのCEOボブ・アイガー氏とマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長に宛てた法的保留の手紙の中で、2人を「ボブ」と「ケヴィン」と呼んでおり、スタジオにバルドーニ監督とナイスプールの創作に関するあらゆる文書を保存するよう求めています。

ナイスプールは「デッドプール&ウルヴァリン」の脇役ですが、フリードマン弁護士は、「俳優兼脚本家兼プロデューサーのライアン・レイノルズさんがバルドーニ監督を揶揄するために使った」と主張しています。

ナイスプールが「デッドプール&ウルヴァリン」に登場する事は、(デッドプール&ウルヴァリンのオーディオコメンタリーによれば)ライブリーさんとバルドーニ監督の間に亀裂が生じる前に開発がスタートしましたが、情報筋によると、ナイスプールが登場するシーンは 2023年11月 の SAG-AFTRA ストライキ終結後に撮影されたと言います。

言い換えれば、これらのシーンはライブリーさんとバルドーニ監督の間で緊張が高まっていた時期に撮影されたということ。

ナイスプールは作中で「出産したばかりなのに体型が崩れてない」と発言し、デッドプールが「そんな事いうべきじゃない」とセクハラを指摘すると「大丈夫、僕はフェミニストだ」と返しています。

マーベル映画の過去作とは関係のない謎のやりとりは当初、ライアン・レイノルズさんが妻のブレイク・ライブリーさんを褒めるメタジョークと考えられていましたが、フリードマン弁護士はこれがバルドーニ監督の名誉を貶めるためのセリフで、レイノルズさんがライブリーさんの主張する性的嫌がらせを寸劇化したものと主張し、これの開発経緯を明らかにする事を求めています。

レイノルズさんは現時点で何もコメントしていません。

ブライアン・フリードマン弁護士は現在、「X-MEN’97」のショーランナーだったボー・デマヨさんがディズニーから不当解雇されたとの件でもディズニーと争っています。

ソース:Baldoni v. Nicepool: How the ‘Deadpool’ Character Entered the Legal Fray

【噂話】「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、ルッソ兄弟監督が脚本を全てボツにしたと言う

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の撮影開始が遅れそうだとされている原因について、ルッソ兄弟監督が当初の脚本を全てボツにした事が原因だと報じられました。

ダニエル・リヒトマン氏の報告によると、監督らはもともと「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」として書かれていた「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の作家マイケル・ウォルドロンさんが書いた脚本を全て削除。

現在、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」や「アベンジャーズ/エンドゲーム」でルッソ兄弟監督と共に制作してきた脚本家のひとり、スティーヴン・マクフィーリーさんが「ドゥームズデイ」の脚本を1から書き直している最中だとし、それが原因で予定が少し遅れているとの事。

そもそも作品の軸が大幅に変更されたため、脚本をイチから作り直すのは理にかなっており、「ザ・カーン・ダイナスティ」に追加変更するのみで無理やり改変するよりはいい状況だと言えそうです。

また、ドクター・ストレンジ2作目映画であまり受け入れられなかった脚本家の影響がなくなる事を歓迎する海外ファンも多いようです。

「アベンジャーズ5」にとって、マイケル・ウォルドロンさんも二人目の脚本家であり、当初は「アントマン」シリーズのジェフ・ラヴネスさんが担当していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-5-character-update/”]

MCUの賛否両論作に携わった二人の脚本家の手を離れ、公開当時の最高記録を樹立した「インフィニティ・ウォー」、「エンドゲーム」の脚本家によって作り直されることは、最新映画にどのような影響を与えるのでしょうか。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。