映画「クレイヴン・ザ・ハンター」新予告が公開、12月13日日米同時リリースも決定

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」のR指定版(レッドバンド版)の新予告が公開されました。また、これまで不明だった日本での劇場公開日が米国とおなじ 2024年12月13日 となる事も発表されました。

公式概要は以下のとおりです。

★暴走していく《狩り》が行きつく先は──?

子供の頃、裏社会を牛耳る冷酷な父親と共に狩猟に出た際、巨大なライオンに襲われたことをきっかけに、<百獣の王>のパワーを身体に宿し、最強のハンターと化したクレイヴン。引き締まった強靭な肉体に野獣のようなパワーとスピード、研ぎ澄まされた五感で本能のままに狩りまくるのは、金もうけのために動物を殺める人間たち。一度狙った“獲物”は、自らの手で確実に仕留めるまで、あらゆる手を使ってどこまででも追い続ける。次々と残虐な<狩り>を実行し、やがて彼らを動かす大きな裏組織へと近づいていくが・・・。そこでクレイヴンは自分の父親がもたらした悪と直面し、一度は縁を切ったはずの父親との対峙を余儀なくされる。さらにクレイヴンを待ち受ける罠が・・・!病弱な身体を持つ最愛の弟が危険にさらされたことでクレイヴンは激昂、そして、全身が硬い皮膚に覆われた“ライノ”と思われる巨大な怪物からも命を狙われることに。激しくエスカレートしていく怒りとともに、暴走していく<狩り>が行きつく先は──?

ソニー・ピクチャーズが制作するマーベル作品として初めてR指定となる本作。なお、日本での区分は未定です。予告でもそのR指定の片鱗を垣間見ることが出来るようになっており、「ヴェノム」では見送られた残虐な描写が含まれています。

また、予告の1分39秒からアメリカ版ではディミトリのセリフが挿入されていることが公式キャプションから明らかに。ライノ以外にカメレオンが登場する事がほぼ確実となったようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/x-men-kodi-smit-mcphee-turn-down-sony-role/”]

主役クレイヴン役には、「キック・アス」シリーズや「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」などスーパーヒーロー映画にも出演し、「TENET テネット」や「ブレット・トレイン」でも圧倒的な存在感を見せるアーロン・テイラー=ジョンソンさん。今作ではまさに“最強”に鍛え上げられた美しい肉体で生身のアクションを披露しています。

さらにクレイヴンの父親役を、オスカー俳優のラッセル・クロウさん、ヒロインのカリプソ役を「ウエスト・サイド・ストーリー」でアカデミー賞助演女優賞を受賞したアリアナ・デボーズさんが演じています。

・監督:J・C・チャンダー(『トリプル・フロンティア』『マージン・コール』)

・脚本:アート・マーカム&マット・ホロウェイ(『アンチャーテッド』『アイアンマン』)、リチャード・ウェンク(『イコライザー』シリーズ)

・出演:アーロン・テイラー=ジョンソン(『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』『ブレット・トレイン』)、アリアナ・デボーズ(『ウエスト・サイド・ストーリー』)、フレッド・ヘッキンジャー(11/15公開『グラディエーターII』)、アレッサンドロ・ニヴォラ(『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』)、クリストファー・アボット(『哀れなるものたち』)、ラッセル・クロウ(『ソー:ラブ&サンダー』『ヴァチカンのエクソシスト』)

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」は 2024年12月13日 日米同時公開予定です。

【噂話】MCU「スパイダーマン4」はアベンジャーズ映画の間に?脚本が新しくなったとも

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」に関して、海外メディア The Cosmic Circus が最新情報を提供しています。それによると、この映画の公開は「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の間を目指しているようです。

TCC によると、「スパイダーマン4はストーリーが変更されました。キングピンのストーリーはシークレット・ウォーズ以降まで温存される可能性が高い。MCUのノーマンやオットーに関しては、まだだ。でももうすぐだ。」との事で、当初噂されていたスパイダーマン&デアデビルとキングピンの対決映画は先送りとなるようです。

ディズニープラスのドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の配信が当初より遅れている事を考えるとやむなしとも言える所ですが、今回の報告ではその新しいストーリーがどのようなものかと言った事には触れられていません。

破棄されたというキングピンとの対決はマーベル・スタジオがベースとしていたプランであり、ソニーは再び「ノー・ウェイ・ホーム」を再現したがっているとも過去に報じられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-sony-wants-trio/”]

今回の報告がソニーのベースプランが採用されたとイコールであるかは不明で、もうしばらく注意深く見守る必要がありそうです。

監督については二人組が検討されているとの事で、以前に報道があった「ミズ・マーベル」のアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラー監督コンビや「ロキ」シーズン2のャスティン・ベンソン&アーロン・ムーアヘッド監督コンビなどはMCU経験者として可能性がありそうです。

また、誰もがそうなるだろうと考えているとおり、MJとネッドが再登場する可能性が高いとしつつ、「あまり詳しくは話せませんが、マルチバース・サーガが終わる前にマイルズについてのアイデアが確認されています。大々的ではないけど、楽しいものになるでしょう…MCUのマイルズが登場するのはまだ少し先です。」と報告。「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」では黒いスーツも登場すると言います。

そしてマイルズに関連してソニーの「スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は当初 2024年 公開が発表されていましたが、現在は「2~3年後」が計画されているとも補足しています。

ソース:August Discord Q&A with Alex Perez about Marvel Studios Projects – Part 2

「デッドプール&ウルヴァリン」、カヴィルリンのアートやピザパーティーの舞台裏写真が公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」より、ヘンリー・カヴィルさんが演じたウルヴァリンの変異体、通称カヴィルリンのコンセプトアートが公開されました。

本作のアートを担当したウェズリー・バートさんが新たなコンセプトアートを公開。DCの代表的ヒーローであるスーパーマンを演じたヘンリー・カヴィルさんをウルヴァリンとして起用するというファンの夢を叶えるようなカメオについて、バートさんは描くのが楽しかったとコメントしています。

さらにオープニングのワンシーンのアートも公開しています。

そしてショーン・レヴィ監督が、本作のエンディングシーケンスにあるピザパーティーのBTSを公開。

「これらのシーンをオリジナルデッドプールのキャラクターたちと撮影したのは、まるで本当の家族団欒のような気分でした。例のあの人がピザを持って来て(スワイプ)、私はマスクを持って来て、今まで撮った映画の中で一番好きなラストショットが撮れました。」とコメントしています。

本作は先週末に世界興行収入10億ドルを突破し、ほどなく「ジョーカー」の10億6000万ドルを追い抜いてR指定映画での売上1位を獲得すると見られています。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

映画「サンダーボルツ*」の予告映像が流出

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」の予告映像がオンラインに流出しています。映像は先日の D23Expo で公開されたものと見られており、SDCC2024で公開されたものと基本的に同じ内容になっています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-sdcc2024-updates/”]

映像内のゴーストとタスクマスターは「アントマン&ワスプ」や「ブラックウィドウ」登場時とは違って原作コミックのデザインに近づく形となったようです。

また、エレーナを演じるフローレンス・ピューさんが実際に高層ビルから飛び降りたというシーンも含まれています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-florence-pugh-reveals-jumped-off-2nd-tallest-building-in-the-world/”]

ルイス・プルマンさんが演じるボブも登場し、コミック通りであればセントリーとして本作で重要な役割を果たすと見られています。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって未知の役割を交代し、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月5日 米国にて劇場公開予定です。

「デッドプール&ウルヴァリン」、ハル・ベリーさんがストーム再演の手前まで行っていた事を明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」で、ハル・ベリーさんがストーム/オロロ・マンローを再演する心構えで待っていたことを明らかにしました。

Netflixの「ザ・ユニオン」のプロモーションの最中、海外メディア Comicbook.com から「デッドプール&ウルヴァリン」の噂について質問されたハル・ベリーさんは次のように述べました。

一度ブレイク(・ライブリー)に聞かれたんです。マーク・ジェイコブスのファッションショーで偶然会ったんですが、『私の夫の映画にストーム役で出演してくれたりしますか?』と聞かれたんです。『もし頼まれたら、ぜひ出演します』と答えたんですが、結局頼まれませんでした。 

映画でレディプールを演じていたブレイク・ライブリーさんを通じて出演の意思確認を取るまでは進んでいたようですが、ストームは最終的にその盤上に残らなかったようです。

ハル・ベリーさんは以前からストームの再演を強く希望しており、オファーさえあれば「デッドプール&ウルヴァリン」での再演は非常に高い確率で実現すると考えられていた噂でした。しかし、残念ながらオファーに至らなかったようで、ストームに関する噂は幻となってしまいました。

「デッドプール&ウルヴァリン」の設定上、本作のウルヴァリンと仲間だったストームは死亡しているものと考えられますが、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」などでストームを演じるチャンスが残されているため、今後の展開にも注目です。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

ソース:Deadpool & Wolverine: Halle Berry Has Surprising Answer About Being Approached for Storm Return (Exclusive)

「ブレイド4」は実現する?ライアン・レイノルズさんの呼びかけに「X-MEN’97」ショーランナーがアイデアを提供

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」でウェズリー・スナイプスさん演じるブレイドが2004年の「ブレイド3」以来、20年ぶりにスクリーンに戻りました。これを機に4作目の映画が制作される可能性はあるのでしょうか?

「デッドプール&ウルヴァリン」のヒットを受けて、かつては「ブレイド3」での共演の際の確執のために実現不可能だとされていたカメオの裏側をライアン・レイノルズさんが披露。

「ブレイドが最初に市場を開拓しなければ、フォックス・マーベル・ユニバースも MCU も存在しませんでした。彼はマーベルの父です。ローガンのようなお別れをしたい方はリツイートしてください。」とブレイドのためのお別れ映画の署名を促すような投稿をしていました。

これに対してアニメ「X-MEN’97」シーズン1のショーランナーを務めたボー・デマヨさんが反応。

「吸血鬼がデイウォーカーとなり、支配権を握ったディストピア。人間は家畜。人間のレジスタンスの一員であるブラザー・ブードゥーは、 ブレイドが乾燥/埋葬されたことを知り、彼を復活させて、ヴァーニーとダークホールド教団を狩って吸血鬼を全滅させる。黒澤映画みたいにしてください。」と「ブレイド4」へのアイデアを提供しました。

投稿に対して、この物語を実際に見たいとするファンが多数コメントしていますが、現状ではマハーシャラ・アリさんの新しい「ブレイド」が制作中。ウェズリー・スナイプスさんの「ブレイド4」がその後に実現するのかどうか、注目となりそうです。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

「エージェント・オブ・シールド」はMCUの正史なのか?マーベル・スタジオ幹部が「そう思いたい」とコメント

マーベル・スタジオのテレビ、ストリーミング、アニメーション部門責任者、ブラッド・ウィンダーバウムさんが、海外メディア ScreenRant とのインタビューの中で、マーベル・テレビジョンとABCが制作したマーベルドラマ「エージェント・オブ・シールド」がMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の正史であるかどうかについてコメントしました。

「アガサ:オール・アロング」のプロモーションインタビューの最中に、今年の1月にウィンダーバウムさんがNetflix版の「デアデビル」がMCUの神聖時間軸における正史だとした事に関連して、「エージェント・オブ・シールド」も正史なのかと質問され、次のように回答しました。

エージェント・オブ・シールドは本当に素晴らしい番組だと思います。ウィンター・ソルジャー時代にヒドラが出現して「オーマイゴッド!」というシーンが番組の最高の展開のひとつでした。何が起こっているのかわかっていても、ただのファンとして「本当にMCUとつながっている!」と思ったのを覚えています。この番組はあなたが言ったように、信じられないほど素晴らしい方法で、マルチバース・サーガにフィットしているように感じます。あなたと同じで私もこれを正史だと思いたいのですが、ちょっと深呼吸しましょう。でも、私はあのキャストが大好きで、クラーク・グレッグが大好きで、あの番組が大好きだということだけは知っておいてください。

2024年3月、ウィンダーバウムさんは「エージェント・オブ・シールド」について言及し、「デアデビル」らに続く次の復活番組になるかもしれない事をほのめかしていました。

今回の発言を見るに、コールソンらを盤上に戻すための協議を行っている最中という事なのでしょうか。

フィル・コールソンを演じるクラーク・グレッグさんは「コールソンは全てのタイムラインで死んでいない」と主張し、再演についての意思を示していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/agents-of-shield-clark-gregg-address-avengers-secret-wars-rumor/”]

かつては「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」で戻ってくるとも噂されていましたが、マルチバース・サーガの終わりごろか、あるいは次のサーガとなるであろうフェーズ7以降で何が起こるのか期待となっています。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Marvel TV Executive Addresses Agents Of S.H.I.E.L.D.’s MCU Canon Status After Years Of Debate

「キャプテン・アメリカ:BNW」、ティム・ブレイク・ネルソンさんが再演は「もう無理だと思っていた」─スコセッシ監督のマーベル批判にも異論

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」で、2008年の「インクレディブル・ハルク」以来、17年ぶりの再登場となるサミュエル・スターンズを再演するティム・ブレイク・ネルソンさんが、海外メディア Variety とのインタビューで語りました。

ティム・ブレイク・ネルソンさんはこれまでを振り返り、「MCUに戻ることができないという見通しに、私は深く深く悲しんでいました。俳優として、この男がどうなるのかを知りたかったんです。18年後、それを実現出来る事になり、失望せずにすみました。」と語りました。

そして本作の撮影について「素晴らしい挑戦だったし、インディーズ出身のジュリアス・オナ監督に見事に導かれました。彼らは本物の俳優と仕事をし、突飛なキャラクターを演じる機会を与えたいと考えている本物の監督たちです。そして、マーベルはそれを応援しています。」と、監督と後ろに控えているスタジオを称賛しました。

ネルソンさんはさらに「マーベルを見くびってはいけない。」と言います。

「マーベルは映画史上初、前代未聞の現象です。ケヴィン・ファイギと彼のスタジオは、彼らの言葉を借りれば、一つの映画的宇宙に存在する何十本もの関連映画を制作しました。これに匹敵する功績はありません。だから、私はまだ終わっていないと思います。『キャプテン・アメリカ』は『ローガン』とともに”最も地に足のついた”マーベル作品です。これは素晴らしい映画になる事でしょう。」と述べました。

「マーティン・スコセッシの事はこれ以上なく尊敬しています。彼は独自のジャンルを作り上げて来ましたが、彼がマーベルを軽蔑していることには同意できません。私はマーベル映画は完全に映画であるという立場です。マーベルは私たちを再び子供に戻してくれます。本当に良い作品であれば、そして多くの場合良い作品ですが、あなたはそれに夢中になれるのです。マーベル映画は深遠な作品でしょうか?それらは『グッドフェローズ』や『ミラーズ・クロッシング』か、『自転車泥棒』、『シンドラーのリスト』、あるいはキェシロフスキ作品?いいえ、マーベルはそれらを目指しているわけではありません。しかしマーベルは娯楽であり、芸術性が伴っています。」とコメントし、「これが私のマーベルスピーチです。」 と締めました。

2019年、マーティン・スコセッシ監督やフランシス・フォード・コッポラ監督が「マーベル映画は映画ではない」と発言した事をきっかけに、それに続く監督や俳優が続出、しかし、今回のティム・ブレイク・ネルソンさんのように異論を唱える監督、俳優も多く存在しています。

コッポラ監督の甥でゴーストライダーやスパイダーマン・ノワールを演じるニコラス・ケイジさんは監督等の発言に対してもちろん反対し、批判しました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/nicolas-cage-responds-to-marvel-movie-criticism/”]

また、スター・ウォーズのジョージ・ルーカス監督が「映像が動いていればそれは映画だ」という少し笑ってしまうような発言で、スコセッシ監督らの発言に対して異論を唱えていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/star-wars-creator-george-lucas-breaks-silence-on-martin-comments-on-marvel-movies/”]

最近ではマーベル批判を繰り返していた俳優のジェイミー・リー・カーティスさんが自身のXを通じて謝罪。

「マーベルについての私のコメントは愚かであり、今後はもっと気を付けます。ケヴィン・ファイギにも連絡を取りましたし、インターネットと呼ばれる中傷合戦にはもう参加せず、内容や会話ではなくクリックを目的とした安っぽい宣伝やゲームに関わるつもりもありません」とコメントしていました。

どのような映画が好きかは結局のところ個人の価値観であるため、この論争が終わることはなさそうですが、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は「ローガン」好きには響くところがある作品となっているようです。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」はアンソニー・マッキーさんが主人公キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを続投する他、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からダニー・ラミレスさん演じるホアキン・トレス、カール・ランブリーさん演じるブラック・キャプテン・アメリカ/イザイア・ブラッドリーが再登場。

その他、ヴィランとして映画「インクレディブル・ハルク」よりティム・ブレイク・ネルソンさん演じるザ・リーダー/サミュエル・スターンズが再登場し、故ウィリアム・ハートさんに代わってハリソン・フォードさんがサディアス・”サンダーボルト”・ロスとして登場。

また、リヴ・タイラーさんが撮影現場で目撃されており、サディアスの娘ベティ・ロスを「インクレディブル・ハルク」ぶりに再演すると見られています。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 、日米同時に劇場公開予定です。

ソース:Tim Blake Nelson Talks Upcoming Western ‘Shoot’ and ‘Captain America’: ‘I Couldn’t Respect Martin Scorsese More, but I Disagree When He Derides Marvel. It’s Not Over’

映画「デッドプール&ウルヴァリン」、デッドプール軍団との対決を描く没になった初期アートが公開─デアデビルらの姿も

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」より、開発初期の段階の対デッドプール軍団のコンセプトアートが公開されました。劇場版ではデッドプールとウルヴァリンの二人で挑んだこの対決シーンでしたが、開発初期のアイデアではデアデビルらが共に戦っていたようです。

アーティストのロドニー・フェンテベラさんが本作のアートを共有。「デッドプール&ウルヴァリンの映画のために描いた初期のコンセプトのイラストです。 これは映画の制作の始まり段階だったので、だいぶ変わりましたが、私は当時この映画がどれだけ壮大で素晴らしいかを見せたかったのです。 私たちのヒーローとデッドプールのバリエーション間のすべての相互作用を作り出すのに、私はとても楽しかった。」とコメントを添えて、いくつかの画像を投稿しました。

アートにはデッドプールとウルヴァリンだけでなく、デアデビル、エレクトラ、ゴーストライダー、ヒューマン・トーチらが軍団と戦う様子が含まれている他、デッドプール軍団にも実写化されていなかったT-REXプールなどの姿が見受けられます。

先週末、本作は世界興行収入10億ドルを突破し、2024年の劇場公開映画で2位の記録を樹立。

「デッドプール&ウルヴァリン」の開発初期には様々なアイデアがあったことが明かされており、最近はアイアンマンが登場する計画があった事も明かされています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-deleted-iron-man-cameo/”]

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」に「ワンダヴィジョン」のイースターエッグが見つかる

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の撮影現場からドラマ「ワンダヴィジョン」に関するイースターエッグが発見されました。

現場のセットに「WESTVIEW APPLIANCES TELEVISION」と看板を掲げた電化製品店らしき建物の写真がスクーパーによってシェアされています。

ウェストビューといえば「ワンダヴィジョン」の舞台となった町であり、文字はスカーレットウィッチのカオスマジックを表現するように赤く描かれています。

今のところこれは「ワンダヴィジョン」と「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」がどちらもマット・シャックマン監督作であることのイースターエッグだと考えられていますが、この世界のワンダ(の変異体)が存在し、この店にいる可能性や、別の世界のワンダの変異体がここにいる可能性なども否定はできず、今のところは実際の映画の完成を待つしかありません。

約1年後の映画館のスクリーン上でこの建物がどのように映し出されるのか注目です。

映画「ファンタスティック・フォー」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に米国劇場にて公開予定です。