マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズでクラグリンを演じていたショーン・ガンさんが、今後のシリーズにも登場する意欲があるとインタビュアーで語りました。
Comicbook.com とのオンラインミーティングに出演したショーン・ガンさんは、12月から始まるDCのアニメ「クリーチャー・コマンドーズ」での役と今後が、マーベルとの仕事へどのような影響があるかについて質問され、次のように回答しました。
その答えは分かりません。本当に分かりません。その理由は2つあります。1つ目は、マーベルの計画が分からないからです。でも、彼らが電話してきたら、私は電話に出ます。でも、彼らが何を計画しているのか、私に話したい計画があるのかは分かりません。
でも、DC でも同じことが言えます。3人のキャラクターがいますが、それぞれがまったく違います。そして、彼らはこの世界のまったく異なる場所に住んでいます。そして、彼らが今後この世界でどれほど重要な存在になるかについては、あまり情報がありません。だから、私はまだ成り行きに任せています。仕事が大好きです。全部できるなら、全部やります。だから、成り行きに任せているだけです。
2014年の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」からクラグリンを演じるショーン・ガンさんは、兄のジェームズ・ガン監督と一緒にガーディアンズシリーズの制作にあたってきました。監督がDCスタジオのトップに就任するにあたって、弟のショーン・ガンさんはDC作品に出演、今回のインタビューの焦点でもあるアニメの他、来年は「スーパーマン」の実写映画にも登場予定です。
マーベル・コミックスのライバルでもあるDCコミックスの映画スタジオであるDCスタジオの代表になってしまった以上、ジェームズ・ガン監督はこれが続くうちはマーベル作品を監督する事はありませんが、俳優である弟のショーン・ガンさんはこの制約にとらわれる事なく、引き続きMCUでの演技を続けられます。
問題はマーベル・スタジオが「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.4」を計画しているかどうかですが、現状ではそういった噂もありません。
しかし、ジェームズ・ガン監督は以前にケヴィン・ファイギ社長に相当数のアイデアを売り込んでいると明かしている他、スターロードのソロ映画についてクリス・プラットさんとかなり話をしたとも「ガーディアンズ3」のコメンタリで明かしているため、監督のアイデアを継承したMCU作品が登場する可能性については期待出来るようです。
監督は今もマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長とは仲がいいと述べ、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー4」の制作がされる事を希望していました。
マンティスを演じるポム・クレメンティエフさんと、これまでガモーラを演じ、3作目で卒業したゾーイ・サルダナさんも4作目の制作を望んでいます。
クリス・プラットさんが演じるピーター・クイルは「スパイダーマン4」に登場の噂もありますが、新ガーディアンズの次の活躍の舞台はどこになるのでしょうか。
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