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サム・ライミ版「スパイダーマン」3部作は、本来はグウェンとハリーがメインだった

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2002年公開の映画「スパイダーマン」はサム・ライミ監督がメガホンをとり、トビー・マグワイアさん主演でアメコミ映画の金字塔となりました。そして同じ頃に公開されたX-MENやブレイドのヒットを含めて、昨今のアメコミ映画の礎を築きました。

そんなスパイダーマン3部作の1作目の脚本を担当したデヴィッド・コープ氏は、スパイダーマン3部作の当初のアイデアは、ピーター・パーカーとグウェン・ステイシーに焦点を当てた全く異なる物語であったことを明らかにしました。

コープ氏はColliderとのインタビューにおいて、「私の3部作のアイデアは、グウェン・ステイシーとハリー・オズボーンの物語を語ることでした。第2作の途中で原作コミックのようにグウェンを殺したかった。それは『帝国の逆襲』のモデルに沿っているからで、別のヴィランを使ってみたかった。」とコメントしました。

また、「アメイジング・スパイダーマン」では、ソニーが元のビジョンに戻るための機会を提供してくれたことを明らかにしました。コープ氏は「私は脚本に戻って、最初に話し始めた物語を完成させようとしていることに興奮しました。しかし、ふと私は『少年よ、もう戻れない。』と思いました。時間はもう過ぎてしまった。本当にこの物語をやりたかったのは10年前のことで、それを再現しようとしても意味がない。だから私は手を引きました。」と創作の熱量が不足していたことを明かしました。

結局、グウェン・ステイシーが登場したのは「スパイダーマン3」でしたが、ピーター・パーカーとの関係性はうすく、3部作においてヒロインはメリー・ジェーンでした。続く「アメイジング・スパイダーマン」シリーズではグウェンがヒロインとなり、2作目でコミック同様命を落とすことになりました。

コミックにおいて、別アースのグウェンはスパイダーパワーを手にし、スパイダーグウェンとしてヒーロー活動中。その人気は高く、2018年に公開された映画「スパイダーマン:スパイダーバース」にも登場しています。

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ソース:Exclusive: ‘Spider-Man’ Writer David Koepp Reveals His Scrapped Sam Raimi Trilogy Plans

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管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。