ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の米国におけるレーティングが、前作「ヴェノム」と同じくPG-13になることがソニーとコロンビア・ピクチャーズから明かされました。
コミックのカーネイジに見られるその残虐な性格から、本作はR指定になるのではないかと推測されていましたが、前作同様にPG-13に留まったようです。
米国映画協会が指定したPG-13は、「暴力とアクションが激しいシーン、暴言、動揺させる要素、含みのある表現」などが含まれる作品となります。
R-18やR-15ではなくPG-13の範囲で制作することは観客の年齢層を広げ、興行収益に貢献する可能性があります。前作「ヴェノム」は、北米で10月に公開された映画で最大となるオープニング週末記録を打ち立て、8020万ドル以上の数字を叩き出し、9000万ドルの予算で制作された「ヴェノム」は世界中で8億5400万ドル以上の収益を上げました。
「デッドプール」や「LOGAN/ローガン」などR指定のマーベル映画でも高い興行収益を出せる事は証明されていますが、本作では前作の観客の一部を切り捨てる選択は取らない決定をしたようです。
映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年10月15日米国公開予定、日本は2021年内公開予定です。
ソース:Film Ratings