中止されたチャニング・テイタムさんのX-MEN映画「ガンビット」のアートがオンラインで公開

20世紀FOXが制作予定だったX-MENシリーズの映画「ガンビット」。チャニング・テイタムさんが主演する予定だったこの映画のアートを、アーティストのアンソニー・ウィンさんが自身の ArtStation で公開しているのが発見されました。

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アートは3年前に投稿されており、ガンビット/レミー・ルボーが原作同様に物体にエネルギーを込め、爆発させる様子が描かれています。

from ArtStation

ガンビットは2009年公開の映画「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」でテイラー・キッチュさんが演じていましたが、その後単独スピンオフ映画として企画がスタートした際にはチャニング・テイタムさんが演じる予定で計画が進められていました。

テイタムさんは中止となった「ガンビット」で主演と共同監督を務める予定でしたが、FOXがディズニーに買収された事もあって計画は白紙に。その際、ショックでマーベル映画を見られなくなったとコメントしていました。しかし、機会があればガンビットに再挑戦したいとも述べています。

また、ヒロインを演じる予定だったレア・セドゥさんは本当に良い脚本だったと述べ、FOXがこの映画をコメディ寄りに制作するつもりだったと明かしています。

海外スクーパーによると、現在、ライアン・レイノルズさんがチャニング・テイタムさんをMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」に出演させる事を検討していると報じられていますが、これがガンビット役であるかどうかはまだ分からないとの事。

テイタムさんがガンビットとして出演する事になれば、「デッドプール3」内で消されてしまったユニバースのヒーローとしてメタ的に紹介される可能性がありそうです。

また、複数のマルチバースが関与するとみられる「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」にも登場のチャンスがあり、フェーズ7以降に来るであろう「X-MEN」関連の映画でもガンビットの席が用意されるはずです。

ガンビットがMCUでデビューするのか、チャニング・テイタムさんが演じることが出来るのかなど、もうしばらく動向を見守る必要がありそうです。

【噂話】映画「エターナルズ」がX-MEN導入の重要なピースになっていると言う

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」(2021年)がX-MENのデビューに向けて大きく関わっていると、海外スクーパーのダニエル・リヒトマン氏がPatreonにて報じました。

※これより先は今後のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

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リヒトマン氏は「エターナルズ」に登場し、セルシ達によって誕生を阻止されたセレスティアルズのティアマットが、コミックにおけるミュータントを奴隷とする国家ジェノーシャになっていくと聞いていると報じています。

そして「サンダーボルツ」ではアダマンチウムを求めてこの島に入り、サンダーボルツのメンバーであるセントリーが謎の声に翻弄され心を失い、エレーナたちは全力で彼を止めなくてはならなくなると伝えています。

マーベルコミックの中でアダマンチウムはヴィブラニウムの人工精製の過程で誕生した合金。MCUでは「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」でヴィブラニウムを求める各国の様子が描かれていましたが、ラモンダは供給しないとも宣言しています。そのため、MCU版アダマンチウムはヴィブラニウムなしで精製されるか、あるいはワカンダ以外から供給される可能性が考えられます。

MCUにウルヴァリンを始めとするウェポンX関連のミュータントを登場させるにあたってアダマンチウムの紹介は必要不可欠であり、その部分は「サンダーボルツ」で描かれて行くというのが現状の計画のようです。

ただし、別のスクーパーはアダマンチウムとティアマットの関係には同意しつつも、これらは「キャプテン・アメリカ:ニューワールドオーダー」で紹介されると報じています。

「エターナルズ」では地球規模のイベントが起こりつつもフェーズ4の他作品ではほとんど言及されていませんでしたが、フェーズ5から徐々に関連し、今後のミュータント、そしてX-MENへと繋がっていくことになるようです。

映画「エターナルズ」はディズニープラスで配信中です。

MCUフェーズ5でX-MENに会える?ケヴィン・ファイギ社長の質疑応答

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長がブラジルで開催中のコミコンに出席し、2023年から始まるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のフェーズ5にてX-MENが登場するのか質問され、回答したと、海外メディア The Direct が報じました。

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「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のパネルにキャストと共に参加したファイギ社長はその場でQ&Aに参加。X-MENの登場について質問されると、「ここはうるさくて聞こえないよ!うるさすぎる。なんですって?」と聞こえないフリをしつつも、「もう何人かとは出会っていますよ。新しいミュータントのネイモアは最近お会い出来たかもしれませんね。今後もっと増えてきますよ」と回答しました。

先日はマーベル・スタジオのプロデューサー、ネイト・ムーアさんがX-MENの実写プロジェクトは数年先になるかもしれないと話していましたが、ファイギ社長の口ぶりからすると、集合映画はともかくとして「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のネイモアのように個別に登場する計画があるのかもしれません。

早ければ、2023年春にディズニープラスで配信が始まるドラマ「シークレット・インベージョン」でコミックにおいてミュータントであり、S.W.O.R.D.の長官でもあるアビゲイル・ブランドに会う機会があるかもしれません。

また、フェーズ6には「デッドプール3」の公開が控えており、ミュータントの中でもとりわけ有名なデッドプールとウルヴァリンの登場が判明しています。ファイギ社長はフェーズ5の間にどれだけのミュータントを登場させる計画なのか、今後の展開には要注目です。

ソース:Kevin Feige Addresses If the X-Men Will Appear In Phase 5

ケルシー・グラマーさんはビーストとしてMCUに戻りたい

20世紀FOXの映画「X-MEN:ファイナルディシジョン」(2006年)でビースト/ヘンリー・”ハンク”・マッコイを演じたケルシー・グラマーさんが、海外メディア MovieWeb とのインタビューの中で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の作品でビーストを再演したいと語りました。

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グラマーさんはビースト役をいたく気に入っているとし、「彼らが再演を言ってこないなら、二度とディズニーランドには行きませんよ」と述べました。

ケルシー・グラマーさんは2021年のインタビュー(NJ.com)でも今後のMCUにX-MENが登場するといった話題に対して、「またビーストをやりたいです。誰もそれについて私に話してくれませんでした。たぶん、スタジオは別のことをやろうとしていると思うんです。私は彼らが一緒に行くと仮定しています、でもあなたが知っているように、最初が最高です。」と、再演を強く願いつつも、「ファースト・ジェネレーション」からの新しい俳優たちがMCUに登場するとの考えを示しました。

X-MENのチームメンバーであるビーストは怪力とスピードを併せ持つミュータントであり、天才科学者として「X-MEN:ファイナルディシジョン」に登場ししました。

しかし、X-MENの結成を描いた「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」は過去を舞台にした作品で、過去を描くにあたってビースト役はニコラス・ホルトさんへとリキャストされました。そして、シリーズはそのまま分岐した時間軸をメインに話が進んだため、以降はニコラス・ホルトさんがビーストを演じ続け、ケルシー・グラマーさんは過去と未来が交差する「X-MEN:フューチャー&パスト」で未来のビースト役としてカメオ出演するにとどまりました。

もうひとりのビーストを演じたニコラス・ホルトさんも2020年のインタビューで同役の再演を希望しており、MCU版でどちらが採用されるのか、それとも新たなキャストになるのか、さらにはどちらも起用されるのかなど、注目の役のひとつとなっています。

映画「X-MEN:ファイナルディシジョン」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Exclusive: Kelsey Grammer Will Boycott Disneyland if He Can’t Return as Beast in the MCU

ケヴィン・ファイギ社長がMCUのX-MENについて言及

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のワールドプレミアが先日開催され、イベントに出席したマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が海外メディア Deadline から今後のX-MENについて質問され、言及しました。

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ファイギ社長は「それはシーハルクの最終回でジェニファー・ウォルターズがロボットに聞いた言葉ですね。そして、彼が出した答えと同じ答えを出します、正確に覚えていませんが、ノーアンサー、だったと思います、ええ。でも、デッドプールとウルヴァリンはね、近づいてきていますよ。」と回答しました。

さらにニュー・アベンジャーズについて質問されると次のように述べています。

「ええと、人々は時々私たちが置いたものを拾うと思います。そして、私たちはコミックからヒントを得ているのです。そして、そう、コミックからできるだけ多くのキャラクターを紹介することは、私が過去22年間費やして来た事です。そして、これらのキャラクターは、私たちが紹介した多くのキャラクターのうちの1つです。」

現状では次のアベンジャーズについて詳細には明かされませんでしたが、コミックのキャラクターの紹介に徹してきたというファイギ社長の言葉は、コミックのチームが登場する期待を多くのファンに与えているようで、この投稿に対してはヤングアベンジャーズ登場への期待も寄せられています。

X-MEN、すなわちミュータントはドラマ「ミズ・マーベル」にてようやくその言葉が用いられ、MCUの世界にすでに存在している可能性が示唆されました。しかし、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」ではプロフェッサーXが登場したにも関わらず、ファンが期待していたミュータントへの言及はありませんでした。

ファイギ社長が言うように、X-MEN登場タイミングは明かされていませんが、映画「デッドプール3」とそこにウルヴァリンが登場する事が正式に発表されており、デップー最新作では多くのことが判明する事は間違いありません。

しかしその前に、映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」に登場するネイモア・ザ・サブマリナーもコミックではミュータントであり、ドラマ「シークレット・インベージョン」に登場するという噂のアビゲイル・ブランドもコミックではミュータントのハーフです。

「デッドプール3」の前にも新たなヒントが登場する可能性は十分にあり、X-MENのファンは気を抜かずに今後の作品を楽しむ事が重要になりそうです。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年11月11日 公開予定です。

来週のディズニープラスデイで実写「X-MEN」の発表がある?公式の投稿が話題に

米ディズニープラスの公式ツイッターがディズニープラスデイまであと6日である事を報告、投稿しましたが、その際にヒュー・ジャックマンさん演じるウルヴァリンのgif画像を引用して投稿したことで、「X-MEN」のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)版に関する何らかの発表があるのではないかとして話題になっています。

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投稿内容はシンプルなもので「シャキーン!ディズニープラスデイまであと6日」としてウルヴァリンのgif画像とディズニープラスデイとX-MENのハッシュタグが添えられています。

この事に湧き上がるファンがいる一方で、昨日は7日前にちなんで7本指の画像を投稿しており、ウルヴァリンの爪の数が6本だっただけだとの見方も出ています。

ただし昨日は作品に関するハッシュタグは添えられておらず、今回はX-MENと添えられていることや、爪の数だけであれば既に制作発表されているアニメ版のために旧アニメシリーズの画像で良いわけであり、FOX版ウルヴァリンの画像を使ったことにやはりなんらかの意味があると考えるファンも多いようです。

この話題の議論に参加しようがしまいが6日後にはディズニープラスデイの本番となり、そこではMCUに関する様々な情報も発表される予定となっています。

ウルヴァリン役の噂のタロン・エジャトンさんが追加の説明で「真相は何もありません」と語る

俳優のタロン・エジャトン(タロン・エガートン)さんがジョシュ・ホロウィッツ氏とのインタビューの中で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のウルヴァリン役についてマーベル・スタジオと話し合いを持ったという噂について、以前の説明に一部訂正を加えました。

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ポッドキャスト Happy Sad Confused に出演したタロン・エジャトンさんはウルヴァリン役キャスティングの噂について次のように述べています。

現実には多くのファンキャスティングが行われています。そして僕は4年ほど前にケヴィン(マーベル・スタジオ社長)と全体会議を開き、そこで私は『映画が大好きです。何かやりたいんです。』と言うと、彼は『何か見つかれば素晴らしい』と言ったんです。それ以来、彼とは話をしていません。5分ごとにメールをチェックしてるけどね。でも、決して・・・実際、そのミーティングで話したキャラクターは明かせませんが、ウルヴァリンではありませんでした。というわけで、少しは視野が広がりました。だから、真実も現実もないんです。でも、ぜひMCUに参加したいですね、あの映画のファンなんです。

こう語ったエジャトンさんにホロウィッツ氏が「ヒュー・ジャックマンにこの件について話したことあるの?」と質問すると、「いや、だって心配でしょ。実は昨日ヒューに会ったんです。でも、もしそのことを言ったら、彼がどう思うか心配で・・・わからないんです。ウルヴァリンは彼の役ですから。それにキャスティングは真実ではありません。もし本当だったら、明らかにヒューにそのことを話すでしょう。」と述べました。

さらにホロウィッツ氏が、「アベンジャーズ/エンドゲーム」のジョー・ルッソ監督が「タロンはウルヴァリンを演じるべき俳優だ」と話した事を伝えると、「ジョーには郵便で素敵な贈り物をしなくちゃ」とジョークを返しました。

最新のレポートによると実写版のX-MENは2025年以降でなければ実現しない可能性が報告されており、実際にウルヴァリンをタロン・エジャトンさんが演じることになるかは不明です。タロン・エジャトンさんと並んでファンキャスティングとしての人気が高いダニエル・ラドクリフさんも以前のインタビューで「ヒューの後が僕になるとは思えない」として噂を否定しています。

ウルヴァリン役のレジェンドであるヒュー・ジャックマンさん対して謙遜する俳優さんがいる一方で、この魅力的なキャラクターを演じたいと自ら立候補する俳優さんたちもいます。

過去にはキアヌ・リーブスさんが演じたいと語った他、「パシフィック・リム:アップライジング」のスコット・イーストウッドさんや、「ウォーキング・デッド」ジーザス役のトム・ペインさん「ザ・ボーイズ」でホームランダーを演じるアントニー・スターさん、ソー役クリス・ヘムズワースの兄であるルーク・ヘムズワースさんなどが「ウルヴァリンを演じたい」と明かしています。

そして、レジェンド本人であるヒュー・ジャックマンさんは「若い人たちに任せたい」復帰を否定しつつも、「デッドプール3にウルヴァリンを」というファンの声を動画で撮影し、ライアン・レイノルズさんに向けて発信するなど思わせぶりな行動もしています。

実写版のウルヴァリンはMCUのどこに登場することになるのでしょうか。

MCU版「X-MEN」は2025年以降まで来ない?権利関係の問題があると報じられる

先日開催されたサンディエゴ・コミコン2022ではマーベル・スタジオが2026年までのロードマップを公開し、アベンジャーズ新作映画2本を含む大きな発表となりました。その一方で「デッドプール3」や「X-MEN」についての情報公開がなく、FOXのマーベル映画ファンにとっては少し物足りないものとなっていました。この事について、ジャーナリストのデビン・ファラシ氏は「まだ権利の問題が残っている」と報じています。

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記事によるとファラシ氏は「ミズ・マーベルの最後にミュータントが登場したにもかかわらず、フェーズ5にはミュータント映画がありません。その理由はわかっています。しばらく時間がかかるんです。個々のミュータントはいるかもしれませんし、ある種の興味を示す他のキャラクターもいるかもしれません。理由は、FOXのものは2025年まで契約状況が有効なんです。だから、もし彼らがそれらの俳優を使いたくないのなら、その契約がすべて切れるまで待たなければならないんです。」と述べています。

ファラシ氏のこの発言によると、FOXのマーベル映画に登場したキャラクターは俳優とセットになっており、2025年まではキャスティングの変更が出来ないとの事。

つまり、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のプロフェッサーXとして登場したパトリック・スチュワートさんや、現在制作が行われている「デッドプール3」を演じるライアン・レイノルズさんは、FOX版と同様のキャスティングである事からこの契約内容に違反しないのだと言います。

そしてFOXのマーベル映画に登場した事がないミュータントに関しても、イマン・ヴェラーニさんが演じたミズ・マーベルや、「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」でテノッチ・ウエルタさんが演じるネイモア・ザ・サブマリナーのように問題なく使用できると説明しました。

さらにファラシ氏は「彼らは契約が終了する2025年に公開する作品があれば、彼らはそれを発表するでしょう。でも、実際には契約終了まで制作に入れないと思います。だから、発表すらできないんです。つまり、ミュータントはフェーズ7にならないと出てこないんです。マルチバース・サーガが終わった後に登場するミュータントがいるはずです。」と説明しました。

今回のファラシ氏の言葉を信用するのであれば、要するに契約がクリアになる前に制作を始めることはほぼ不可能だという事であり、契約終了後、即制作に移れたとしてもいいところ2026年中盤から後半、実際は2027年以降でなければ新たなX-MENが登場する事は出来ないのかもしれません。

一方でデッドプールやプロフェッサーXのような形なら問題ないとの事で、特に「デッドプール2」に登場したコロッサスやドミノ、ユキオやケーブルといったキャラクターたちはキャストがそのままであれば引き続き登場可能なようです。

ソース:MCU Rumor Reveals When the X-Men Reboot Will Release

イマン・ヴェラーニさんがMCU版「ミズ・マーベル」はX-MENの市来久子にインスパイアされていると明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」の主演を努めたイマン・ヴェラーニさんが、RedditAMA でのファンとの交流の中で、MCU版のミズ・マーベルがX-MENのアーマー/市来久子(イチキ・ヒサコ)を元に構築されている事を明らかにしました。

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イマン・ヴェラーニさんはRedditに「X-MEMのアーマーからヒントを得たのは確かで、エネルギーの波動が彼女を保護する層として取り囲んでいると考えるのが好きです。カマラがガラスのように感じているとは思えません。」とコメントしました。

アーマーこと市来久子はその名の通り日本生まれのミュータント。2004年に発刊されたコミック「Astonishing X-Men Vol 3 #4」でデビューした彼女は、エマ・フロストとサイクロップスが再建した学園への新入生としてデビューしました。

©MARVEL,Disney

新入生の中心人物として活躍したヒサコはX-MENに抜擢され、その後もハウス・オブ・Mやウルヴァリンとの任務、クラコアの創設など、ミュータントのエピソードに関与し、ジーン・グレイ学園の教師としても活動しています。

そのヒサコの能力がフォースフィールドによるサイオニック・エクソスケルトン・アーマーを纏う事で、この特別な鎧により超人的な耐久力と腕力を獲得します。イマン・ヴェラーニさんはこれを元に、エピソード6のカマラの能力が描かれていると説明しました。

XMENVOTE2021では6位になるなど、一定のファンを獲得しているアーマーですが、これによって海外のアーマーのファンはMCUでの席がミズ・マーベルに奪われてしまった可能性を懸念しています。もちろん日本のマーベルファンにとっても、日本人キャラクターがソーやハルクたちと肩を並べる所は見たいものであり、この事実がこの先どう転んでいくかは要注目となりそうです。

ドラマ「ミズ・マーベル」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ドラマ「ミズ・マーベル」、プロデューサーがカマラのDNAの秘密はケヴィンの発案だと明かす

ディズニープラスで配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」エピソード6の終幕で突如明かされたサプライズについて、プロデューサーのビシャ・K・アリさんはこれがマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長のアイデアによるものだと、marvel.com とのインタビューにて明かしました。

※これより先は「ミズ・マーベル」シーズン1のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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アリさんは「それは(ショーの)最初から決まっていた事ではありませんでした。」と、この展開は予想していなかったものであると前置きしつつ、「彼らは私に、そして私だけに(最後のエピソードの)ドラフトを送ってくれました、そして私はびっくりしました。私はすべて大文字でケヴィン・ファイギに電子メールを送りました。私は、『これを本当にやるんですか?本気ですか?とても光栄です!』と、メールで彼に怒鳴りつけたようなものでした。私はびっくりしていました。これは世界最大の切り札であり、私たちのショーでこれが起こっているという事実はクレイジーです。」と語りました。

エピソード6「ノーノーマル」の終盤、ブルーノはカマラにDNAの検査結果として他の家族と違っている事を明かし、「like a mutation(突然変異のようなものだ)」と説明しました。これはX-MENたちミュータントと同類であることを示しているようでもあり、このシーンのBGMには「X-MEN’97」のテーマ曲をアレンジしたバージョンが採用されています。

シーズン1ではカマラ・カーンがコミックのインヒューマンであるという設定とは異なり、クランデスティン(ジン)の血を引くものとして描かれてきました。これは母方の血統として描かれてきましたが、今回のシーズンでは父方の血統については特に触れられてきませんでした。

今回のサプライズにより「カマラ=ミュータント」として単純に扱って良いものかどうか、まだ判断が難しい所で、アリさんが説明したようにこれがケヴィン・ファイギのプランである以上、すでにカマラの起源についての計画は彼の頭の中に収まっていると考えられます。

その秘密について、カマラの次の舞台である映画「ザ・マーベルズ」や、計画の有無は不明ですが「ミズ・マーベル」シーズン2などで明かされていく事になるようです。

カマラはミュータントなのか、それともまた異なる何かなのか、今後の物語には要注目です。

ドラマ「ミズ・マーベル」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:‘Ms. Marvel’: What Kamala Khan’s DNA Reveals About Her Genetics