エターナルズとX-MENの戦いにアベンジャーズはどう動く?コミック「A.X.E.:ジャッジメント・デイ」のトレーラーが公開

アベンジャーズ、X-MEN、エターナルズの戦争を描く2022年の大型クロスオーバー「A.X.E.:ジャッジメント・デイ」のトレーラーが公開されました。本作はライターのキーロン・ギレンさんとアーティストのヴァレリオ・スキッチさんによって描かれ、審判の日となる7月が迫っています。

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デスティニーが見た「エターナルズがミュータントを皆殺しにする」未来、その時エターナルズはミュータントがディヴィアンツよりも危険な存在であるとし、クラコアへの攻撃を計画していました。アベンジャーズは両者の間に割って入り、この戦争を止めさせることが出来るのでしょうか?

ライターのギレンさんは最近のPopverseのインタビューで「正直なところ、作家と同様に読者として言えば、どこからともなくやってくる出来事ほど悪いものはありません。それは本から来たものでなければならないのです。だから、私はアベンジャーズ、ジェイソン(アーロン)がそこに神話を構築したものを見ていました。X-Booksでは、クラコアの秘密が明らかになり、エターナルズでは、その両方、つまりエターナル社会の様々な緊張と踊るようなものを見ていたんです。そして今、それは爆発するものとなるでしょう。これは、『ほら、この3つの論理的な系統が交錯しているんだから、それを表に出して、どうなるか見てみよう』という感じなんです。」とコメントしています。

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「A.X.E.:ジャッジメント・デイ」は 2022年7月 よりスタートです。

レア・セドゥさんが映画「ガンビット」にキャスティングされていた事を認める ─ いい脚本だったとも

FOX制作のX-MENスピンオフ映画「ガンビット」にヒロインのベラドンナ・ブードローとしてキャスティングされていた事を、レア・セドゥさんが認めました。2015年にヒロイン役のオファーの報道がありましたが、その後映画の制作がキャンセルされてしまったため、当時はその噂の真否が謎のままに終わっていました。

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海外メディア IndieWire とのインタビューの中で、セドゥさんは「脚本は本当に良いものでした。いくつか面白い部分が有りましたが、FOXはもっとコメディ寄りの映画にしたかったみたいです。」と明かしました。さらにこの役が彼女の他の作品とは一線を画していたためスクリーンテストを行った事も明かしつつ、「アメリカは想像力が豊かだと思います。自分自身を適応させることができると感じるのが好きなんです。私にとって、それはとてもエキゾチックなことなのです。」と語りました。

レア・セドゥさんはクエンティン・タランティーノ監督の「イングロリアス・バスターズ」でハリウッと進出したフランス人俳優で、映画「アデル、ブルーは熱い色」 でのエロティックな演技で話題になった他、「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」などの大作映画にも出演、「007」シリーズではボンドガールとして出演されています。

「ガンビット」の映画はチャニング・テイタムさんが監督、主演として制作される事が公式発表されたにも関わらず、その後スタジオとの創造性の違いが原因となり降板。しばらくしてFOXがディズニーに買収され、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)が動き出していた事もあり、凍結中となっていたこのプロジェクトはそのままキャンセル扱いになっていました。

2022年のインタビューでチャニング・テイタムさんは、まだガンビットを演じたい気持ちが残っていることも明かしています。

ソース:Léa Seydoux Wanted to Work with Channing Tatum, but She’ll Take Cronenberg and Hansen-Løve Any Day

迫る全面戦争!コミック「A.X.E.:ジャッジメントデイ」のヴァリアントカバーが公開

マーベルは2022年7月から始まる「A.X.E.:ジャッジメントデイ」のヴァリアントカバーを発表しました。ライターのキーロン・ギレンさんとアーティストのライターのキーロン・ギレンさんとアーティストのヴァレリオ・スキッチさんによって描かれるアベンジャーズ、X-MEN、エターナルズの激突を描く本作は今年最大のクロスオーバーであり、これを祝してルーカス・ウェルネックさんによるヴァリアントカバーが公開されました。

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各チームの鍵を握る女性たちのアートと概要は以下の通りです。

エコー

比類なき戦闘能力を持ち、かつてはストリートヒーローだった彼女は、今やフェニックスフォースの力で明るく輝いています。しかし、彼女はアベンジャーズの仲間を助けるために、その新しい宇宙の力を十分にコントロールすることができるのでしょうか?

©MARVEL

A.X.E.: EVE OF JUDGMENT #1 WOMEN OF A.X.E. VARIANT COVER by LUCAS WERNECK.

セナ

エターナルズの最も勇猛な戦士の一人であるセナは、その種族のやり方に必ずしも同意していません。エターナルズがミュータントを標的にしたとき、彼女は従うのだろうか、それとも仲間割れを起こすのでしょうか?

©MARVEL

A.X.E.: JUDGMENT DAY #1 WERNECK WOMEN OF A.X.E. VARIANT COVER by LUCAS WERNECK.

ジーン・グレイ

ミュータントの中心人物であり、現在X-MENの共同リーダーを務めるジーン・グレイは、ミュータントの偉大な戦いの最前線に常に身を置き、彼女の人々に対するあらゆる脅威に対してオメガレベルの能力を使う用意ができています。

©MARVEL

A.X.E.: JUDGMENT DAY #3 WERNECK WOMEN OF A.X.E. VARIANT COVER by LUCAS WERNECK.

デスティニー

最近復活した元X-MENの敵で、現在はクワイエット・カウンシルの一員としてミュータントの国クラコアを支配しています。ミュータント界で最も強力な透視能力者と言われ、来るべき戦争について誰よりも多くを知っているかもしれません…。

©MARVEL

A.X.E.: JUDGMENT DAY #5 WERNECK WOMEN OF A.X.E. VARIANT COVER by LUCAS WERNECK.


残りのカバーも今後随時公開予定との事。

シリーズの概要は以下のとおりです。

エターナルズがミュータントの新天地であるクラコアを攻撃したことから始まるこの複雑なサーガは、ミュータントが新たに手に入れた不死、エターナルズが自分たちの種について長年隠してきた真実を発見、アベンジャーズがセレスティアルズと激突するなど、近年これらのフランチャイズを特徴づける様々なプロットが報われることになります。このイベントは、関係するキャラクターや今後のストーリーに大きな影響を与えるでしょう。

7月にはA.X.E.: JUDGMENT DAY #1とA.X.E.: JUDGMENT DAY #2の両方がリリースされ、ギレンとスキッチの感情的なオープニング号が夏を決定付けると約束されています。X-MENは、自分たちがこの惑星の新しい神だと主張。エターナルズは、その地位がすでに満たされていることを知っています。アベンジャーズは、いわゆる友人たちがどれほど多くの秘密を隠してきたかを知ることになるでしょう。長年の緊張が火山噴火を引き起こし、2つの世界が燃え上がる。X-MENの秘密を最新の敵に漏らしたのは誰なのか?トニー・スタークはなぜ旧友を拉致したのか?そして、全世界を裁くのは誰なのか?世界が揺れ動く中、平和的な解決策を見出すために、思いもよらないヒーローとヒーロー未満のグループが集結する。しかし、人間、ミュータント、そしてエターナルズ、それぞれの思惑が交錯し・・・

「ジャッジメント・デイ」のワンショットとなる「フリー・コミックブック・デイ:アベンジャーズ/X-MEN」#1 は5月7日のフリーコミックブックデイに配布され、「ジャッジメント・デイ」は 2022年7月 よりスタートです。

ソース:公式

マーベルが「X-MEN:HELLFIRE GALA」2022のコスチュームを紹介

マーベルが6月発売予定のコミック「X-MEN:HELLFIRE GALA#1」より、各キャラクターの新たなコスチュームを発表しました。今回クラコアのグリーンカーペットに登場するのはミュータントだけではなく、意外なキャラクターについても紹介されています。

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「このようなデザインの仕事をすることになり、とても感激しています。」とアーティストのラッセル・ドーターマンさんは語ります。「ガラのデザインで私が一般的に考えているのは、ハイファッションなスーパーヒーローのコスチュームであること、つまりキャラクターの個性を反映し、ランウェイや戦場でも通用するようなルックであることです。」

各キャラクターの公式概要とドーターマンさんの一言コメントは以下の通りです。

ウルヴァリン

昨年、ウルヴァリンはクラコアの最初のチームであるX-MENのメンバーに選ばれています。彼女がチームを続けることを望むか、それともその爪を他の場所に貸すかは、まだわかりません。ヘルファイア・ガラのルックでは、かつてのゴススタイルに回帰しています。

「ローラのデザインは、リナ・サワヤマ、デュア・リパ、アヴリル・ラヴィーンなどのポップパンクスタイルに、フランク・クワイトリーの非常にクールなニューX-Menの美学をミックスしました」とドーターマンさんは明かしました。

©MARVEL

スカーレットウィッチ

昨年のヘルファイア・ガラは、ワンダにとって良い結果にはなりませんでしたが、今回、彼女は償還され、クラコアに抱かれ、これまでで最も豪華なルックを身にまとって戻ってきました。

「ワンダは私の大好きなキャラクターの一人なので、彼女をデザインするチャンスに飛びつきました!」とドーターマンさんは振り返ります。魔法の図像に傾倒し、スカーレットウィッチの過去のコスチュームをいくつか参照しました。さらに、彼女の息子ウィッカンと、彼女の妹ポラリス(『MAGNETO: DARK SEDUCTION』時代)を想起させます。

©MARVEL

ドクター・ドゥーム

クラコアの最大の敵ですが、昨年のヘルファイア・ガラで世界を変えるような活躍をしたドゥームなら、あえて招待を拒むことはないでしょう。彼の衣装は彼の力を誇示し、彼が自分の国を支配していることをX-MENに思い起こさせます。

「ドゥームは一般的にかなり大げさなので、それを強調するためにファッションの要素を選び、バロック調で威厳のある外観にしました」とドーターマンさんは説明します。「彼は、列車付きの重い毛皮のマント、ローマのトーガにインスパイアされたサッシュ、そしてより装飾的なマスクを持っています」

©MARVEL

シーハルク

戦場でも法廷でもミュータントの味方であるジェンのウィットと超強力さは、クラコアで常に歓迎されています。

「私はジェンのためにシャネルにインスパイアされたロゴマークをデザインし、流れるような生地、細いヒール、真珠といった繊細なものと対比させることによって、彼女の筋肉を強調しようとしました」

©MARVEL

ガンビット

いつもハートを鷲掴みにするガンビットの魅力は、今年も存分に発揮されています。異世界への冒険が始まるので、参加できないことがないように…。

「ガンビットの古典的なコスチュームをさらにきわどいものにするために、セクシーさとみすぼらしさのバランスをとろうとしました」

©MARVEL

ブラックウィドウ

マーベルが誇るスーパースパイの謎と魅力を表現した、ブラックウィドウのタイムレスなスタイルを表現したデッドリー・ナンバーです。

「ドレスとしていくつかのバリエーションを作りましたが、カチューシャとして着るのが一番好きです。スマートでセクシーでありながら、ステルス性もある。顔を覆っているのは、ナターシャの初登場時のルックにちなんでいます。」

©MARVEL

スパイダーマン

昨年は招待されなかったスパイディ。今回、彼はこのお祭りで重要な役割を果たすことになり、新しいスーツを身にまとい、みんなの目を引くことでしょう。5月7日発売の「FREE COMIC BOOK DAY: X-MEN/AVENGERS」で、彼の活躍をご覧ください。

「これは、スパイダーマンのコスチュームをよりドラマチックに、未来的にしたものです。ボディスーツは暗闇の中に隠れるので、光る蜘蛛のマークと幾何学的なアクセントがポップです。」

©MARVEL

ハボック

ヘリオンとの激動の1年を経て、ハボックはミュータントの世界で重要な役割を果たすために必要なものがまだあることを証明しようと意気込んでいます。これまで以上に自信に満ちた姿で、彼の美学を象徴するルックに身を包んでいます。

「このルックは、アレックスのクラシックな白黒のコスチュームと90年代のX-Factorのルックを融合させたもので、このコスチュームが大好きです!袖と靴にある畝はハボックの力の輪を表しており、首のXは蝶ネクタイをイメージしています。」

©MARVEL

アイスマン

マローダーズの一員としてオメガ級の偉業を成し遂げた後、クールダウンしていたアイスマン。ボビーは、氷のようなスーツに身を包んで、再び活躍の場を求めています。

「アイスマンのジャンプスーツとブーツは、上に着る服の代わりに、彼の体の延長である氷なんです。ボビーには、ヴェルサーチからインスピレーションを得た、滑らかでシックなものを着てほしかったんだ。」

©MARVEL

シンク

近年、金庫での長い任務とX-MENの一員としての重要な役割により、シンクのパワーレベルと人気は急上昇しています。エバレットは、虹色のパワーを持つミュータント・ヒーローにふさわしい新しいコスチュームを身にまといました。

「シンクには、彼のパワーを象徴するような、現代的なコスチュームを着せたいと思いました。 さらに、赤は彼の色であり、ジェネレーションXへの敬意を表しています」

©MARVEL

マジック

噂によると、マジックは魔界の次元であるリンボへの権利を放棄するようですが、まだソウルソードを手放すことはないでしょう。クラコアの大隊長の一人である彼女のダークで悪魔的なルックスは、王座があろうとなかろうと、イリアナ・ラスプーチンが常に女王であり続ける理由を証明しています。

「ダークチャイルドのパンツスーツ!?イリアナの悪魔のイメージを、ミュグレー、ガガ、マックイーン風にアレンジしました」

©MARVEL


コミック「X-MEN: HELLFIRE GALA #1」は2022年6月発売予定です。

ソース:公式

マーベルがアベンジャーズ、X-MEN、エターナルズの戦争を描く「ジャッジメント・デイ」のリストを公開

マーベルが2022年7月から開始するあらたな大型クロスオーバーイベント「ジャッジメント・デイ」のチェックリストを発表しました。このイベントではアベンジャーズとエターナルズ、そしてX-MENによる戦争をテーマとし、ライターのキーロン・ギレンさんとアーティストのヴァレリオ・スキッチさんによって描かれます。

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概要は以下のとおりです。

エターナルズがミュータントの新天地であるクラコアを攻撃したことから始まるこの複雑なサーガは、ミュータントが新たに手に入れた不死、エターナルズが自分たちの種について長年隠してきた真実を発見、アベンジャーズがセレスティアルズと激しくやりあうなど、近年これらのフランチャイズを特徴づける様々なプロットが報われることになる。このイベントは、関係するキャラクターや今後のストーリーに大きな影響を与えるでしょう。ファンは、7月に登場するイベントの号とタイアップについて知ることで、「A.X.E.: JUDGMENT DAY」の全容を今すぐ知ることができます。

7月にはA.X.E.: JUDGMENT DAY #1とA.X.E.: JUDGMENT DAY #2の両方がリリースされ、ギレンとスキッチの感情的なオープニング号が夏を決定付けると約束されています。X-MENは、自分たちがこの惑星の新しい神だと主張する。エターナルズは、その地位がすでに満たされていることを知っている。アベンジャーズは、いわゆる友人たちがどれほど多くの秘密を隠してきたかを知ることになる。長年の緊張が火山噴火を引き起こし、2つの世界が燃え上がる。X-MENの秘密を最新の敵に漏らしたのは誰なのか?トニー・スタークはなぜ旧友を拉致したのか?そして、全世界を裁くのは誰なのか?世界が揺れ動く中、平和的な解決策を見出すために、思いもよらないヒーローとヒーロー未満のグループが集結する。しかし、人間、ミュータント、そしてエターナルズ、それぞれの思惑が交錯し・・・

A.X.E.: JUDGMENT DAY #1

7月6日発売。

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IMMORTAL X-MEN #5

7月13日発売。

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IMMORTAL X-MEN #5では、ミュータントの最も熱狂的な戦士の一人、エクソダスにスポットライトを当てます。ベネ・デュ・パリは12世紀に生まれました。エクソダスは手に剣を持ち、心に盾を持ち、信じるものを守るために行進しました。今は21世紀。何が変わったのか?何もない。全く何も。クラコアを攻撃したエターナルズはその意味を知ることになる。

A.X.E.: JUDGMENT DAY #2 

7月20日発売。

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X-MEN RED #5

7月20日発売。

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アラッコは再び戦争を目撃します。オメガ級のミュータントでなければ、グレートリングの9つの席に座ったことはない。9人対1人の戦いで、アラッコは史上最大の力を発揮する。もし、9人が負けるなら、1人はどうなる?そして、それはX OF SWORDS以来、アラッコの最大の試練である。

A.X.E.: DEATH TO THE MUTANTS #1

7月27日発売。

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X-FORCE #30

7月27日発売。

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X-FORCE #30では、デッドプールが加わり、クレイヴンのミュータント狩りが始まる。X-Forceは、いくつかのしこりを抱えていますが、古き良きX-Forceのウェイド・ウィルソンがグランド・リターンを果たすことで、新しい時代が始まるのです! Xフォースはヘルファイヤーガラと A.X.E.: JUDGMENT DAY の影響で、あらゆる助けを必要としているのだ!「The Hunt for X」と題された画期的なストーリーの始まりで、なぜハンターであるクレイヴンが関わっているのかを知ることができます。

X-MEN #13

7月27日発売。

©MARVEL

地球の真の継承者は誰なのか?X-MENとエターナルズはその答えをめぐって、X-MEN #13で争う。ミュータントは進化の次の段階である。進化は遺伝子の突然変異、つまり子孫の遺伝子がその子孫から逸脱することに依存している。X遺伝子のEXCESS偏差と呼ぶ人もいるだろう。その人たちは、少しばかり、身を引いてもらう必要がありそうだ。


チェックリストは以下のとおりです。

©MARVEL

「ジャッジメント・デイ」のワンショットとなる「フリー・コミックブック・デイ:アベンジャーズ/X-MEN」#1 は5月7日のフリーコミックブックデイに配布され、「ジャッジメント・デイ」は 2022年7月 よりスタートです。

ソース:公式

【噂話】ワンダのソロシリーズは「アベンジャーズ:ザ・チルドレンズ・クルセイド」に?

先日、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のスカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフのソロシリーズの噂が浮上し、エリザベス・オルセンさんが参加する今後のマーベルプロジェクトが報じられましたが、今度はその内容について報じられました。

前回とは別の海外スクーパー MyTimeToShineHello氏はスカーレットウィッチのソロプロジェクトとしてマーベルがザ・チルドレンズ・クルセイドを開発していると報告しました。

アベンジャーズ:ザ・チルドレンズ・クルセイドとは

コミック「アベンジャーズ:ザ・チルドレンズ・クルセイド」のあらすじは次のとおりです。

ヤングアベンジャーズのウィッカンのパワーが制御不能に陥り、アベンジャーズはウィッカンを監視下に置こうとしました。ウィッカンは状況を打開するために母だと考えているワンダの助けを借りるべく、マグニートーやクイックシルバーに遭遇したあとワンダとラトベリアで再会します。

しかしワンダは「ハウス・オブ・M」でミュータント達を滅ぼした後、記憶を失った状態でドクター・ドゥームと婚約しており、ヤングアベンジャーズはワンダの記憶を取り戻そうとタイムストリームに入りました。

ワンダがアベンジャーズを壊滅させる前の時間に到着したヤングアベンジャーズはそれを阻止し、キャシーは父スコット・ラングの生命を救いました。このタイムトラベルでワンダは記憶を回復し、ヤングアベンジャーズとスコットを現代へ送り届けました。

現代に戻ったヤングアベンジャーズはドゥームの力を借りてワンダの力を回復させる儀式を始めましたが、ドゥームの裏切りによって力は奪われてしまいます。X-MEN&アベンジャーズとドクター・ドゥームの戦いの中でキャシー・ラングは生命を落としてしまいました。この事件をきっかけにヤングアベンジャーズは解散しました。


この物語の核になっているウィッカンはドラマ「ワンダヴィジョン」に登場した双子の息子の一人ビリーが転生したミュータントです。コミックのビリーはドラマのように少年になる事はなく、生まれてすぐに赤ん坊のままヴィランによって魂を奪われました。トミーも同様の運命をたどり、2人は別の家庭の元に転生したのち再会します。

マーベル・スタジオが原作コミック通りに進める事は考えにくいですが、コミックではヤングアベンジャーズを中心にアベンジャーズ、X-MEN、そしてドクター・ドゥームがキーパーソンになっています。MCU版はワンダ目線で展開していくのでしょうか?

MCUフェーズ4では既に「ワンダヴィジョン」でビリーとトミー、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でエリ・ブラッドリー、「ロキ」でキッド・ロキ、「ホークアイ」でケイト・ビショップ、「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」でアメリカ・チャベスといったコミックのヤングアベンジャーズのメンバーが紹介され、「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」でキャシー・ラングがヒーローデビューする事が分かっています。コミックではチームメンバーではありませんが、ヤングヒーローであるミズ・マーベルなども参加させてくる可能性はありそうです。

「ザ・チルドレンズ・クルセイド」を原作どおりになぞるのであればその前にヤングアベンジャーズの結成、アベンジャーズの再結成、X-MENやドクター・ドゥームの登場を描く必要があります。しかし現在公開されているマーベル・スタジオの作品スケジュールとしては今後2年間に空きがないため、どこかに無理やりねじ込まれるか、2024年以降になる事が考えられます。

MCU版がどうなるのか、海外では早くも盛り上がり始めています。この噂が真実だったとしても、今後の展開で計画が変更される事は充分ありえるため、しばらくは頭の片隅に置きつつ、まずは最新作「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」を楽しむ事に集中するのがいいかもしれません。

ヒュー・ジャックマンさんに宿敵からの贈り物が届く

FOXの映画「X-MEN」シリーズでウルヴァリンを演じたヒュー・ジャックマンさんが、自身が主演するミュージカル「The Music Man」のオープニングナイトを迎えた事をSNSで報告し、宿敵からの贈り物が届いていた事を明かしました。

ジャックマンさんは数点の写真、動画とともに「私には最も素晴らしい友達がいます。豪華な花、シャンパン、そして心からの願いがあります。私は祝福されています。そして・・・やつがいます。」とコメントを添えて投稿。

ウルヴァリンの宿敵デッドプールを演じたライアン・レイノルズさんの肖像画アートが2点と、それを目の当たりにして爆笑するヒュー・ジャックマンさんの動画が紹介されています。

ヒュー・ジャックマンさんのウルヴァリンとライアン・レイノルズさんのデッドプールは2009年公開の「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」にて激突しましたが、この時のデッドプールは原作コミックとはおおよそかけ離れたもので、ファンからは酷評されました。

その後デッドプールはコミックに忠実な形で2016年に映画「デッドプール」としてリブートされ大ヒット、2009年版は黒歴史として自虐ネタに用いられました。

以降、ヒュー・ジャックマンさんとライアン・レイノルズさんはさまざまな場外乱闘同窓会乱入などでファンを楽しませていますが、スクリーンでの再戦は叶っていません。

「デッドプール」は3作目がMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)として制作される事が公式に発表されていますが、ウルヴァリンを演じるヒュー・ジャックマンさんは体力を理由にウルヴァリンを次の世代に譲りたいとも明かしています。

彼らの再戦が描かれる事はあるのでしょうか?

映画「X-MEN」シリーズ、映画「デッドプール」シリーズはディズニープラスで配信中です。

ハル・ベリーさんのストームがマーベルに帰ってくる?ふたたび再演の意志を強く示す

2000年公開のFOXの映画「X-MEN」でストームを演じたハル・ベリーさんがヒーロー映画に戻ってくる可能性について、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で言及しました。ハル・ベリーさんは2021年末の VanityFair とのインタビューの中でもストームの再演について絶対にまたやりたいと公言していました。

ハル・ベリーさんはストーム役のほか、DC映画でもキャットウーマンを演じるなどヒーロー映画とは縁の深い方ですが、インタビューの中で「私はそれらのキャラクターが大好きで、それらを演じることができ、それらの大きなフランチャイズの一部であることにいつも感謝していました。だから、どの作品でも再訪したいと思っています。」と語りました。

X-MENがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)としてリブートされる事は発表されていますが、その具体的な内容についてはまったくわかっていません。

ハル・ベリーさんが幾度もストームの再演についての意志を示しているのはマーベル・スタジオへのアピールなのか、それとも水面下ですでに何かが動き出しているのか、今後の展開に注目が集まりそうです。

ソース:Halle Berry Open To “Revisit” X-Men’s Storm Or DC’s Catwoman

チャニング・テイタムさんが「ガンビット」を未だに演じたいと心境を明かす

俳優のチャニング・テイタムさんが新作映画「Dog」のプロモーション中に海外メディア Variety とのインタビューに応じ、X-MENのスピンオフ映画「ガンビット」がキャンセルされてしまった経緯についてコメントしました。テイタムさんは同作にて主演と共同監督を務めると報じられていました。

テイタムさんは映画がキャンセルされた後の事について、「私はマーベルマシンを停止しました。マーベルマシンを止めて、どのマーベル映画も見ることができなくなってしまいました。あのキャラクターは大好きでしたが、あまりにも悲しすぎました。ガンビットを演じる準備ができていたので、友人を失ったような気持ちです。」と悲しみを顕にしました。

映画「ガンビット」は20世紀FOX時代に計画されていたものですが、ディズニーがFOXを買収したことでディズニー側があらためて映画製作の審議をし、廃案となってしまいました。マーベル・スタジオがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)としてX-MENをリブートする事と関連して、「ガンビット」が見送られたものだと考えられています。

テイタムさんは「ええと、私はまだガンビットを演じたいと思っています。でも、監督をするべきだとは思いません。あれは僕らの思い上がりだと思います。」とまだガンビットを演じる意欲がある事を示しつつ、監督は別の人物に任せると現在の心境を明かしました。

リード・キャロリンさんと共に4年かけて開発したという「ガンビット」について、テイタムさんが共同監督になる事が報じられていましたが、「スタジオは本当に僕らに監督してほしくなかったんだと思います。基本的に僕ら以外なら誰でもよかったんです、だって僕ら何も監督したことがありませんから。」と明かしました。

また、脚本内容について「ロマンチックコメディ・スーパーヒーロー映画を作りたかったんです。世界を救うことより難しいのは、人間関係をうまくいかせることだ、というテーマでした。」と明かし、「キャスティングも済んでいたし、プロダクション・オフィスも開設していました。ニューオーリンズでの撮影に向かう途中だったのです。」と撮影に入る寸前まで進んでいた事を認めました。

マーベル・スタジオがMCUへのX-MEN導入を検討していますが、2022年に42歳を迎えるチャニング・テイタムさんがMCU版ガンビットを何年演じられるかと考えた場合、キャスティングの可能性は高くはないようです。マルチバースを利用したX-MENたちミュータントの変異体が映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に登場するのではないかという噂もありますが、この噂の真否によって、MCU版X-MENの時期がある程度判明してくると考えられます。

ソース:Channing Tatum Was So ‘Traumatized’ by Not Playing Gambit That He Can’t Watch Marvel Movies: ‘It Was Just Too Sad’

マーベルが「ジャッジメント・デイ」の詳細を発表

マーベルが2022年夏から始まるあらたな大型クロスオーバーイベント「ジャッジメント・デイ」の詳細を発表しました。このイベントではアベンジャーズとエターナルズ、そしてX-MENによる戦争が描かれることになり、ライターのキーロン・ギレンさんとアーティストのヴァレリオ・スキッチさんによって描かれ、7月よりスタートします。

ギレンさんは、すでに「ETERNALS」でエターナル神話を再定義し、まもなく「IMMORTAL X-MEN」でミュータントの次の時代を先導します。ギレンさんの両タイトルでの仕事と、ジェイソン・アーロンさんとハビエル・ガロンさんの「AVENGERS」における最近のストーリーラインが、これらのマーベルの中核をなす3チームに劇的な発展をもたらす旅へと導いてくれるとの事。

公式概要は以下のとおりです。

X-MENは不老不死を達成し、ミュータントは地球上の支配的な種としてその地位を確立しました。エターナルは自分たちの種族について長い間隠されていた知識を発見し、その中にはミュータントの種族に関する壊滅的な真実も含まれていました。エターナルがミュータントの国クラコアを標的にしたとき、アベンジャーズは終末戦争になりかねない状況を必死で打開しようとする。しかし、これは単純な紛争ではありません。エターナルズの目的は否定できず、ミュータントの未来も脅かされることはないでしょう。そして、戦いの幕が開けると、マーベル・ユニバースの住人たちがこれまで接したことのない偉大な力によって裁かれる中、双方の新たな人物と事実が明らかになって行きます。

ギレンさんは「マーベル・ユニバースを表現する古典的な比喩として、クリエイターがおもちゃを取り出し、遊び、元に戻す「おもちゃ箱」があります。それは理解していますが、私は別の方法、別の意味で “遊び “を考えています。楽器屋を思い浮かべると、すべての楽器が異なる品質を持ち、異なる曲、異なる物語を提案します。私がこれまで演奏してきたMarvelの楽器で、イベントを書いたことはありません。イベントを書くというのは、何か違うんです。楽器を演奏するのとは違うんです。マーベルの楽器店にあるすべての楽器を持っているようなものです。単純な曲を書くのとは違います。シンフォニーを書くようなものです。」と述べました。

さらに「”エターナルズ”や”イモータルX-MEN”などの作品をすべて見て思ったんです。実際、イベントこそが、これを正当に評価する唯一の方法なのです。ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンは、自分が到達した音楽を「Teenage Symphonies to God(神への交響曲)」と表現しました。最高のマーベルイベントが目指すのはこれであり、ここで目指すのもこれです。スケール感が欲しい。心の傷も欲しい。拳を突きつけられながらも、その胸に秘めた思いが伝わってくるような本がいい。ワーグナー的なボリュームで、『神のみぞ知るセカイ』のようなエモーショナルなものがいいと思います」とコメントしました。

スキッチさんは「エンパイアに続いて、またマーベルのイベントを描く機会を得たことは素晴らしいことです。違いは、前回はただワクワクしていただけでしたが、今はその期待値の高さを知っているので、今はワクワクと同時に少し怖さも感じています!幸いなことに、私には偉大なキーロン・ギレンとマルテ・グラシアが私の背中を見守ってくれているので、一緒にどんな宇宙の脅威にも立ち向かうことができます!」と語りました。

先日は、アベンジャーズ、エターナルズ、ミュータントの三大勢力からトニー・スタークら3人のコメントが発表されました。

「ジャッジメント・デイ」のワンショットとなる「フリー・コミックブック・デイ:アベンジャーズ/X-MEN」#1 は5月7日のフリーコミックブックデイに配布され、「ジャッジメント・デイ」は 2022年7月 よりスタートです。

ソース:公式