ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」でメアリー・パーカーを演じたエマ・ロバーツさんが、海外メディア Variety とのインタビューの中で、本作の失敗はインターネットに原因があると指摘しました。
最近の別のインタビューでもまたやりたいと話していたエマ・ロバーツさんは、「マダム・ウェブ」が期待するような結果を得られなかった事、また、(主演の)ダコタ・ジョンソンさんがもうやりたくないと発言していた事について質問され、次のように話しました。
物事がうまくいくこともあれば、うまくいかないこともあります。皆、自分が成功するかどうかを予測できるかのように振る舞いますが、実際にはそんな事はできません。失敗しても後でTikTokでバズることもあるし、成功しても実際に見てみると『これが成功したの?』ということもあります。成功の秘訣はなく、ただ良いものを作り、タイミングが合うことです。それ以外は祈るようなものです。失敗を恐れたり、否定的な意見に怯えたりはしていられません。
現代ではどんな作品でも品質以上にタイミングが重要だと考えていると明かしつつ、「マダム・ウェブ」が実際にどうだったかについて語りました。
個人的に『マダム・ウェブ』が本当に好きでした。映画の撮影をとても楽しみましたし、出演者全員が素晴らしかったと思います。監督のS.J.クラークソンが素晴らしい仕事をしたと思います。彼女の存在がこの映画をやりたいと思った理由です。インターネット文化とすべてが冗談にされることがなければ、反応は違ったでしょう。そういう点が残念です。現代の、人々がすべてを冗談にしてしまう風潮が嫌なんです。
しかし結果的に「マダム・ウェブ」はネット上の人々だけでなく、主演のダコタ・ジョンソンさんも制作のやりかたに疑問を提示し、共演していたシドニー・スウィーニーさんもとある番組でこれをジョークにしていました。
そんな中でのエマ・ロバーツさんの再演希望は意外な流れですが、「マダム・ウェブ」に続編の可能性は残されているのでしょうか。
また、これに関連して「マダム・ウェブ」には出演していないラッセル・クロウさんが作品批判をする俳優を批判しました。
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