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映画「クレイヴン・ザ・ハンター2」でスパイダーマンとの対決?主演と監督が原作コミックを語る

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ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」のプレビューイベントの記者会見にJ.C.チャンダー監督と主演のアーロン・テイラー=ジョンソンさんが登場し、この映画とスパイダーマンの関連が当初の予想よりも多く含まれる可能性について言及しました。

記者会見の中で映画「クレイヴン・ザ・ハンター」は大半のファンが予想しているものとは異なる物語の枠組みなっていると示唆。主人公セルゲイ・クラヴィノフがクレイヴン・ザ・ハンターとなった経緯を描くのではなく、それは回想シーンになる事をほのめかし、現代のクレイヴンが「ラストハント」に向かうに当たって自分の人生と向き合う物語となるようです。

「ラストハント」は1987年のアメイジング・スパイダーマンのコミックの一節である「クレイヴンズ・ラストハント」を指していると考えられるようで、多くのコミックファンが待ち望んでいたクレイヴンの重要なアークとなっています。

監督はインタビューの中で、スパイダーマンとのクロスオーバーを実現することが、この映画の制作チームにとって大きな目標だったと語りました。

こうした映画を作る楽しみのひとつは、何世代にもわたる原作から、実際に自分の物語に最も適したものを取り上げ、それを使って何か魅力的なことをやれることです。『クレイブン:ラストハント』は、基本的に私たちの北極星でした。ですから、私たちが作り上げたキャラクターは、皆さんが映画を見に来て、この映画を応援し、私たちがこの物語を語り続けてくれるなら、そこに向かって進んでいくのです。そして、その物語の語り方に伴う深みと暗さ、そして難しさ…その原作を知っていて、私たちにチャンスを与えてくれるなら、私たちが原作の精神を継承しようとしていることが分かると思います。

コミックのストーリーでは、クレイヴンがニューヨークにやって来てスパイダーマンを追い詰めます。クレイヴンはスパイダーマンに薬を飲ませ、何週間も生き埋めにした一方で、クレイヴンはスパイダーマンのコスチュームのコピーを着て、犯罪者を傷つけて殺すことで、自分が街の正義の力としてより優れていることを証明しようとします。

世間(とメリー・ジェーン)はスパイダーマンが死んだと信じていましたが、ピーターがクレイヴンの薬から目覚め、墓から脱出。クレイヴンとスパイダーマンは、冷酷な人食いミュータントのヴァーミンを阻止しようと、最後の対決に臨みます。

闘いの末スパイダーマンは打ちのめされてしまいますが、クレイヴンがヴァーミンを打倒。この勝利によって自分が最高に優れたハンターとして証明すべきことはすべて証明したと宣言し、自らのライフルで自殺して、栄光の絶頂のタイミングで幕を下ろしました。

コミックでも人気の高いこのストーリーを話しの引き合いにだした監督は、映画の結末が「ラストハント」が始まるのにふさわしいものになると宣言した上で次のように語っています。

映画の最後のシーンが流れると、このキャラクターの強くて、めちゃくちゃ楽しくて、身体能力に恵まれたバージョンを作ったと人々が気づくと思います。このキャラクターには弱点もあるので、それを他の世界に持ち込むことができたらとても素晴らしいと思います。

アーロン・テイラー=ジョンソンさんもコミックの「クレイヴンズ・ラストハント」を称賛する中で、この映画では彼の過去と悲劇的な家族の歴史を振り返ることになると予告しています。

「クレイヴンズ・ラストハント」は素晴らしいコミックであり、素晴らしいストーリーです。そして、このキャラクターの人生の終わりまで遡り、そこから遡って、このストーリーに植えた根源、種を皆さんに伝えるための素晴らしい素材です。

ですから、この映画を観ていただければ… 紆余曲折があり、最後に登場するこのキャラクターは、皆さんがそれに興味があり、それが成功しているなら、間違いなく、他のキャラクターと対決するのを見たいキャラクターです。

この映画ではこれまでのSSU映画と同様にスパイダーマンの登場は期待出来ないかもしれませんが、「クレイヴン2」でのスパイダーマンとの対決に向けた準備を整える物語として構成されているようです。

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監督は別のインタビューで他のSSU作品とは関連しない独立した作品ともコメントしていましたが、この映画はスパイダーマンを北極星と捉えて、それに向かった道を繋げていけるのでしょうか。

主人公クレイヴン役には、「キック・アス」シリーズや「 アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」などスーパーヒーロー映画にも出演し、「TENET テネット」や「ブレット・トレイン」でも圧倒的な存在感を見せるアーロン・テイラー=ジョンソンさん。今作ではまさに“最強”に鍛え上げられた美しい肉体で生身のアクションを披露しています。

さらにクレイヴンの父親役を、オスカー俳優のラッセル・クロウさん、ヒロインのカリプソ役を「ウエスト・サイド・ストーリー」でアカデミー賞助演女優賞を受賞したアリアナ・デボーズさんが演じています。

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」は 2024年12月13日 日米同時公開予定です。

ソース:Kraven the Hunter May Be Setting Up a Major “Last Hunt” Crossover With Spider-Man

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管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。