映画「ファンタスティック・フォー」、マット・スミスさん出演の可能性が急上昇か、論調の変化が意味するものは?

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー」のミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズ役にマット・スミスさんの名前が急浮上しています。先日はアダム・ドライバーさんが見送ったとも報じられた同役に、ソニーのマーベル映画「モービウス」でヴィラン役も演じていたスミスさんの出演に関して6月頃から噂が囁かれていました。

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海外スクーパーのダニエル・リヒトマン氏は最近 Patreon を通じて、マット・スミスさんが、SAG-AFTRAのストライキが始まる前に「ファンタスティック・フォー」でMCUのリード・リチャーズ役のオファーを受けた「最後の俳優」だったと主張しました。

そして興味深い事に、Streamr Entertainment はこの件についてスミスさんの代理人にコメントを求め、X(旧Twitter)への投稿で「6月28日の時点で」スミスさんはリード・リチャーズ役に「キャストされていない」と共有していました。

しかし、Streamr Entertainment はさらに投稿を続け、8月2日に再び代理人に連絡を取った際は以前とは異なり、きっぱりとした否定や確認とは対照的に「ノーコメント」という返事だったと言います。

マット・スミスさんが実際に「ファンタスティック・フォー」に出演する可能性はどの程度考えられるのでしょうか?

まず、マット・スミスさんがオファーを受けていると報道されているからといって、マット・スミスさんがどう考えているかは不明です。オファーの話が真実だとしても、現時点でこれは単純にマーベル・スタジオとマット・シャックマン監督がスミスさんをこの役に起用したいと考えていることを示しているに過ぎません。

代理人の論調の変化には SAG-AFTRA ストライキの影響が考えられそうです。最初の確認はストライキが始まった7月14日以前に行われ、最新の「ノーコメント」はプロモーションの一切が禁止されている8月2日のものです。

ただし、ストライキの影響により出演交渉自体が中断している可能性もあり、返事に関しても保留されている事は考えられます。

マット・スミスさんが「ファンタスティック・フォー」に参加するためにはひとつ問題が考えられます。スミスさんは現在、HBOのドラマ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」シーズン2の撮影に参加していますが、このシリーズがシーズン3以降も継続される場合、同作でのデイモン役の重要さと「ファンタスティック・フォー」のリード・リチャーズのMCUでの重要さから、スケジュールが競合していくと考えられます。

そして、マット・スミスさんが「モービウス」に出演していた事に問題はあるのでしょうか?MCUとSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の両方に出演した俳優さんはいくつか前例があります。

MCUの「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」でクイックシルバー/ピエトロ・マキシモフを演じたアーロン・テイラー・ジョンソンさんと、「ソー:ラブ&サンダー」でゼウスを演じたラッセル・クロウさんはSSUの「クレイヴン・ザ・ハンター」に出演しています。また、「ドクター・ストレンジ」のキウェテル・イジョフォーさんは「ヴェノム3」に出演と言われています。

注意点としてはこれらの前例は常にMCUのキャスティングが先にあり、ソニー側はMCUのキャラクターと被っても気にしないというだけで、マーベル側がどう考えているかはまだ分からない所があります。

はたしてマット・スミスさんがリード・リチャーズを演じる事になるのか、そして他のメンバーのキャスティングについても、ストライキの収束を見守りつつ待機する事になります。

映画「ファンタスティック・フォー」は 2025年5月2日 米国にて劇場公開予定です。

最低映画の祭典ラジー賞に「モービウス」が5部門ノミネート

最低映画の祭典ラジー賞こと第43回ゴールデンラズベリー賞のノミネートが発表され、ソニー・ピクチャーズが制作したSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「モービウス」が5部門でノミネートされている事が明らかになりました。

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ノミネートされた各部門は以下の通り。

  • ワースト映画賞
  • ワースト脚本賞
  • ワースト主演男優賞:ジャレッド・レトさん
  • ワースト助演女優賞:アドリア・アルホナさん
  • ワースト監督賞:ダニエル・エスピノーサ監督

「スパイダーマン」のスピンオフとなるSSUシリーズ第3弾として公開された本作は、映画の興行収入としては1.6億ドルと一定の成果をおさめたものの、昨今勢いのあるマーベル実写作品では断トツの最下位で、同じSSUの「ヴェノム」の8億ドル、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の5億ドルと比べると興行収入は半分以下、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)と比べてもまだ注目度が低かった2008年の「インクレディブル・ハルク」の2.6億ドルを下回りました。加えて、観客からのレビューもふるいませんでした。

「モービウス」は 2020年1月13日 に最初の予告編が公開され、同年7月31日に全米公開が発表されたものの、新型コロナウイルスのパンデミックの影響を受け、数回の公開延期が発表されました。

予告編でファンが興奮したシーンのほとんどが映画本編には含まれていないことも評価の悪さにつながっていましたが、この予告に関してダニエル・エスピノーサ監督は制作に関与していないとも明かしていました。

本作にロドリゲス捜査官役で出演したアル・マドリガルさんはこの失敗の原因について「コロナのパンデミックによる公開延期が続く中で、映画をいじくり回し(編集し)すぎた」と考えている事を過去のインタビューにて明かしています。

第43回ゴールデンラズベリー賞授賞式は、2023年3月11日 に開催予定です。

映画「モービウス」はDVD、Blu-rayなどが発売中、各種ストリーミングサービスでも配信中です。

映画「モービウス」が米Netflixで配信開始

米ネットフリックスがソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「モービウス」の配信が始まった事をアナウンスしました。コミックではスパイダーマンのヴィランでもある吸血鬼モービウスを主人公に、彼のオリジンストーリーを描く作品となっています。

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2018年公開の映画「ヴェノム」、2021年公開の映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」に続くSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)第3弾にあたる本作は1.6億ドルの興行収入を記録。しかし本作はファンからの批判にさらされる結果となりました。

映画本編は決して悪いものではありませんでしたが、批判の対象となったのはそのプロモーション方法。映画公開の約2年前に公開された最初の予告からスパイダーマンをにおわせるシーンが多数含まれており、ファンはスパイダーマンの登場に期待しつつ、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)との関連性などにも注目されていました。

しかし映画の公開直前に新型コロナウイルスのパンデミックが始まり、映画は延期。以降幾度となく公開と感染の波が重なり、最終的には本来予定されていた時期よりも2年遅れの公開となりました。

その間にもリリースされていく新たな予告映像にはスパイダーマンのイースターエッグが含まれ、ファンの期待を煽り続けました。が、実際に公開された映画にはそれらのシーンがまったく含まれておらず、監督はあの予告が自分の撮ったものではなく、ソニーが制作したものだと説明しました

また、ポストクレジットシーンがMCUと矛盾している点も指摘されていますが、こちらもソニーの意向で変更されたと説明されました。

SSUは2023年にヴェノムやモービウスと同じくスパイダーマンのヴィランを主人公とした「クレイヴン・ザ・ハンター」やスパイダーウーマン達の実写化となると言われている「マダム・ウェブ」の公開が控えています。

映画「モービウス」は米国のNetflixにて配信中です。

映画「モービウス」マイロ役のマット・スミスさんがレビューについて「乗り越えていくしか無い」とコメント

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「モービウス」で主人公モービウスの親友マイロを演じたマット・スミスさんが、本作の否定的なレビューについて失敗を認め「乗り越えていくしか無い」と、海外メディア Rolling Stone とのインタビューの中で語りました。

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マット・スミスさんは「バスの下に投げ出されたようなものです。でも、それを乗り越えていくしかありません。他にどうするんと言うんでしょう?これはただの映画で、結局のところ、誰かの命を救うわけではないんです。どんな理由であれ、うまく行きませんでした。」と語りました。

また、ComicBook.com のイベントに出席した際、本作のネットミームを引用した司会者が「マット、イッツ・モービンタイム!」と呼びかけた際には「それ何?」との反応を示しました。そしてモービウスのファンの間で流行っている言葉だと説明されたマット・スミスさんは「そのファンたちは僕が出演したものとは別の映画を見たんじゃないかな」と、自身が出演した「モービウス」にファンはいないと自虐的なジョークを飛ばしました。

「モービウス」の興行収入は世界で約1.6億ドルとなっており、「ヴェノム」の8億ドル、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の5億ドルと比べると映画公開前の期待とはかなり低くなっています。また、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で最も興行収入が低い「インクレディブル・ハルク」の2.6億ドルにも届きませんでした。

本作にロドリゲス捜査官役で出演したアル・マドリガルさんはこの失敗の原因について「コロナのパンデミックによる公開延期が続く中で、映画をいじくり回し(編集し)すぎた」と考えている事を過去のインタビューにて明かしています。

映画「モービウス」はDVD、Blu-rayなどが発売中、各種ストリーミングサービスでも配信中です。

ソース:Matt Smith: from Time Lord to Targaryen prince

映画「モービウス」の世界は消えてなくなる?

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「モービウス」のユニバースが消滅の危機に見舞われていると話題になっています。ソニーは「モービウス」の後にも「ヴェノム3」や「マダム・ウェブ」などの計画を進行中ですが、これらも全て消えてしまう可能性がある事を海外ファンは危惧しています。

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「モービウス」のユニバースが消えてしまう理由としてあげられるのが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」で焦点を当てられた「インカージョン」。

Earth-838のミスター・ファンタスティックはEarth-616のドクター・ストレンジに対して、「君が来たことで我々の宇宙が不安定になっている。影響が大きいほどインカージョンのリスクが高まる。2つの宇宙の境界が侵食しあって衝突すると、インカージョンが起こる。どちらか一方、または両方の宇宙が完全に滅びることになる」と説明しています。

「モービウス」ではクレジットシーンにてEarth-616のバルチャー/エイドリアン・トゥームスをソニーユニバースに招待し、バルチャーはそこで新たなチームの結成に向けて動き出す様子が描かれていました。

おそらくこの時点でマーベル・スタジオとソニー・ピクチャーズはインカージョンについてのアイデアを共有していなかったと考えられます。

ドクター・ストレンジとアメリカ・チャベスの到来を重大な危機と認識したイルミナティは二人を拘束し、その処分に迷っている様子が描かれていましたが、SSUにはマルチバースに詳しいキャラクターが登場しておらず、バルチャーを放置すればするほどインカージョンのリスクが高まる事になってしまいます。

コミックで最後のふたつの地球となったEarth-616とEarth-1610ですが、後者は奇しくもコミック「アルティメット・スパイダーマン」の世界であり、MCUとSSUが衝突するのはコミックをなぞっているようでもあります。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のラストではクレアが「インカージョンを引き起こしたわね」と発言しており、これは「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の事ではなく、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でバルチャーをSSUに送ってしまった事故を指しているのではないかとの見方もあります。

いずれにせよドクター・ストレンジとクレアはインカージョンの阻止のために動き出しており、コミックのように総力戦になったとしても権利の関係上MCU側が消えてなくなる可能性は低いと考えられます。そのためSSU側はバルチャーを手放し、シニスター・シックスの計画を白紙にする必要に迫られるかもしれません。あるいはSSUのドクター・ストレンジとなると報じられているマダム・ウェブがインカージョンを回避するために何らかのアクションを起こしてくれる事に期待です。

映画「モービウス」は2022年6月8日からデジタル配信中、Blu-rayなどが2022年7月27日発売予定です。

映画「モービウス」の再上映が大爆死したと報じられる

ソニー・ピクチャーズは今週、米国の1000近くの劇場でSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「モービウス」を再上映しました。「モービウス」はその内容に批判的なレビューが多く見られていましたが、ネット上ではミーム化し、ある種の人気を見せていた中でのソニーの決断でした。

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ルイス・フェルナンド氏によると、「モービウス」再上映の初日、金曜日の夜にわずか8.5万ドルを売上げ、トータルで7,340万の米国内興行収入となったとのこと。

1つの映画館あたりわずか82ドルの売上であり、約10人ほどの観客しかいなかったという計算になるようです。

今回のソニーの行為は各種海外メディアで「愚か」と称され、フォーブスのスコット・メンデルソーンさんは「SNSと現実は違う」とコメントしています。

この数字を受けてソニーが次回作を検討するかどうかは分かりませんが、ジャレット・レトさん演じるモービウスは他のSSU映画に登場する可能性は十分に残されています。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に目を向ければ、ソロ映画が一作しか無いにも関わらず重要な役割を担っているハルクや、ソロ映画が無くてもキーパーソンとなっているソーサラースプリームのウォンなどもおり、モービウスも今後のSSUの展開に期待がかかっています。

映画「モービウス」は2022年6月8日からデジタル配信開始、Blu-rayなどが2022年7月27日発売予定です。

「モービウス2:イッツ・モービン・タイム!」、ジャレット・レトさんもネットミームに参加

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「モービウス」の主演を務めたジャレット・レトさんが米国のネット上でバズっている流れに乗じ、自身のTwitterにジョーク動画を投稿しました。

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元ネタになっているのは2017年の映画「パワーレンジャー」で、日本の東映の戦隊モノをハリウッド映画化したもの。

日本の特撮ヒーローの「変身!」の掛け声が「イッツ・モーフィン・タイム!」になっており、そこにモービウスの吸血鬼への変身が掛けられており、これが米SNS上で人気を集めています。

映画「モービウス」は近年のマーベル映画の中で極めて低い評価となっており、興行収入もマーベル映画の中ではふるいませんでした。

予告動画でファンの注目を集めたシーンは本編に何ひとつ存在せず、ポストクレジットシーンはMCUの説明と一致しない意味不明な映像となっており、主にこういった事が原因で低く評価されています。「モービウス」に出演したアル・マドリガルさんは度重なる延期によって映画をいじくりまわした結果だともコメントしていました。

しかしながら作品自体は愛されており、モービウスは徐々にネットミーム化し、ファンの愛すべきおもちゃとして日々いじられています。ソニー・ピクチャーズもこのミームに乗じてデジタル配信が始まっているにも関わらず米国での劇場による再上映を行っています。

「モービウス」のダニエル・エスピノーサ監督によると、バルチャーのシーンはソニーのアイデアで変更され、予告もソニーが作ったもので自身は関与していないとの事。ソニー・ピクチャーズの介入が裏目に出る結果となったようです。

公開当初は続編制作は絶望的かと考えられていましたが、形はどうあれファンや制作陣から愛されているのであれば、そこにビジネスチャンスが見出され、続編が実際に制作されるかもしれません。

映画「モービウス」は2022年6月8日からデジタル配信開始、Blu-rayなどが2022年7月27日発売予定です。

映画「モービウス」、アル・マドリガルさんはSSUのコールソンになりたいと考えていたと言う

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「モービウス」でロドリゲス捜査官を演じたアル・マドリガルさんが、海外メディア ComicBookMovie.com とのインタビューの中で、本作には多くの問題があった事を認めつつも、「みんなが言うほど悪くない」と語りました。

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マドリガルさんは「まず第一に、『モービウス』はみんなが言っているほど悪くないと思いますよ。もちろん、問題はあったし、かなりカットされました。あの映画でカットされた面白いセリフがいくつかあったんです。私はとても面白かったのですが(笑)。ロンドンでは、撮影の時にちょうど中間地点でパーティーをやって、大盛り上がりでした。編集者たちがやってきて、『なんてこった、君のやっていることは全部見えているよ』と言うんです。『微妙なことも全部。ジョークも全部ね』って。私はその中で自由にアドリブでやりました。あと50%くらい私のネタを入れてくれていたら(笑)。でも結局、何も採用されませんでした。それが彼らのやったことだと思います。COVIDのおかげで、彼らは本当に……いじくり回す時間がたくさんあったんです。それで彼らは本当に台無しにしたんだと思います。」と語りました。

また、予告編に含まれていたアクションシーンについても、「観客はこの全体の完全な代替エンディングを見ました。彼らは良い点をついていました。あのシーンはもともと日中に撮影されたもので、その変更の根拠は『吸血鬼の映画だ。最後の大きな戦いのシーンを日中に起こすわけにはいかない』というものでした。ある時、僕とタイリースはマット・スミスと戦ったんです。6日間撮影しましたが、その様子は一切映りませんでした。」と、これらも全てなくなった事を明かしました。

マドリガルさんは「最初はソニーから『おめでとう、君は全てのまとめ役だ。今にわかるよ』と言われました。私はSSUの全作品に登場するエージェント・コールソンのようになりたいと思っていました。それが実現するかどうか、今となってはわかりません」と、今後のロドリゲスがどうなるか分からないと語りました。

「モービウス」のレビューはお世辞にも良いとは言えませんでしたが、マドリガルさんはコロナによる2年もの延期の間に作品をいじくり過ぎた事に問題があったと考えているようです。2年前に公開されるはずだったバージョンではどんな作品になっていたのか、ディレクターズカットなどが発売される日は来るのでしょうか。

SSUは今後、「クレイヴン・ザ・ハンター」、「マダムウェブ」、「エル・ムエトロ」、「ヴェノム3」を発表しています。SSUのユニバースの相互関係は明らかになってはいませんが、「モービウス」は少なくとも「ヴェノム」と世界を共有しているため、ロドリゲス捜査官は「ヴェノム3」に登場のチャンスがあるかもしれません。

映画「モービウス」は米国で 2022年5月17日からデジタル配信、2022年6月14日にBlu-rayなど物理メディアの発売予定となっています。

ソース:UNPLUGGING Interview: Al Madrigal Talks Hilarious New Comedy, MORBIUS, And Whether He Goes Method (Exclusive)

映画「モービウス」のデジタルリリース時期が判明

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「モービウス」のデジタル配信が 2022年5月19日 になるようだと、インサイダーのAmitChaudhari氏が紹介しました。これはインドの映画チケットサイトの情報が元になっていると言います。

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氏が引用したインドのウェブサイト Book my Show によると、「モービウス」は4月1日から公開中で、翌月5月には早くもデジタル配信が始まるとの事。

劇場公開から約50日ほどでのリリースは2021年後半の「シャン・チー/テン・リングスの伝説」や「エターナルズ」が45日間の劇場公開であった事を考えるととびきり早いという印象はありませんが、ソニーが「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の劇場公開期間を延長していたのとは対称的で、「モービウス」は映画館での売上を諦めたのかもしれません。

なお、配信日やBlu-rayなど物理メディアの発売日について、記事執筆時点で公式アナウンスはありません。

映画「モービウス」、ダニエル・エスピノーサ監督は今後の計画について「何か漏らせばソニーに射殺される」と語る

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「モービウス」のダニエル・エスピノーサ監督が、海外メディア TotalFilm とのインタビューの中で、「モービウス」の後に続くキャラクターたちの未来について語りました。

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エスピノーサ監督は「シークレットウォーズというコミックを12歳の時に読んだんですが、スーパーヒーローとスーパーヴィランを全員ある惑星に連れて行って、お互いに戦わせるという内容だったのを覚えています。マーベルには、グループを作り、他の友情に対抗できる新しい友情を作るという大きな魅力が常に存在しています。私たちマーベルファンは、ソニー・ワールドの人々が一緒になるのを死ぬほど見たいと思うんです。」と語りました。

そして「ソニーは、私が参加することができない密室での計画や、ほんのわずかな情報を聞いただけで、喜びでいっぱいになります。」とほとんど何も聞かされていない事を前置きしつつ、「でも、何か言ったらその場で射殺されそうです。」と重要な秘密を知っている事を明かしました。

コミックの「シークレット・ウォーズ」はざっくり言えばマーベルキャラクターによるバトルロイヤルであり、それをスパイダーマンのキャラクターに限定して計画している事を仄めかしているのでしょうか?

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「アベンジャーズ/エンドゲーム」のルッソ兄弟監督は「シークレット・ウォーズ」実写化についての意欲を見せているため、そちらとどう差別化していくのかも重要になってくるようです。

また、MCUと比べてSSUはまだ作品のペースが遅く、次回作である「クレイヴン・ザ・ハンター」は2023年1月公開予定になっています。にも関わらずMCU以上に期待を煽るプロモーションを継続しているソニーがファンの熱量を維持できるのかも課題になってくるようです。

映画「モービウス」は劇場公開中です。

ソース:Morbius director Daniel Espinosa breaks down that big Michael Keaton cameo