ソニーが映画「モービウス」の北米公開を延期、「ヴェノム2」は変更なし ─ 新型コロナウイルスの影響を受けて

ソニー・ピクチャーズが新型コロナウイルスの感染拡大の影響を懸念して、今年後半までに公開予定だった映画の公開日を再設定したと、米国の各種メディアが報じました。

DEADLINEによると、2020年7月31日 公開予定だった「モービウス」は、2021年3月19日に公開予定と変更。加えて、ソニーは無題のマーベル映画を 2021年10月8日 の公開予定から無期限延期にしました。

ソニーの大規模な公開日変更の中、映画「ヴェノム2」の変更は発表されておらず、10月2日 の公開日のままとなっています。

映画「モービウス」はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)との関連性がどうなるのか、非常に注目されていた作品ですが、その答えは来年に持ち越されることになるのでしょうか。あるいは公開順序が逆になった「ヴェノム2」で何かしら分かるのかもしれませんね。

ソース:Sony Postpones Release Dates For ‘Ghostbusters: Afterlife’, ‘Morbius’ And More Due To Coronavirus

「モービウス」の予告編公開! ヴェノムに続くスパイダーマンスピンオフ映画 

ソニー・ピクチャーズ制作の映画、ジャレット・レトさん主演の「モービウス」の予告編が公開されました。

ソニーの描くスパイダーマンシリーズのスピンオフ作品ですが、MCUとの関連性は言及されておりません。まずは予告編をごらんください。

天才ドクター、マイケル・モービウス

天才的頭脳の持ち主であるモービウスは、幼い頃から血液の難病を患っていました。

数多くの命を救ってきた彼でしたが、自身の病だけは治療できず終わりの刻を迎えようとしていました。

そして彼はコウモリの血清を用いて、自身に人体実験をすることで病を克服するのですが、代償として禁断の能力と、満たされることのない血の渇きを得てしまうのでした。

というのがコミックの設定のようですが、予告編を見る限り沿った内容になっている模様です。

コミックではスパイダーマンの宿敵の一人ですが、映画ではヴェノム同様ダークヒーローになるのでしょうか?

MCUとの関連性は?

予告編には気になる点がありますね。まずはこちら。

スパイダーマンのポスターにはMURDERER(マーダラー:人殺し)と書かれています。これはなんとなく スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム (2019)を想起させるものがありますね。ということはMCUとつながりが?

と思うわけですが、このスーツはMCUのものとは違うような。海外ファンの間ではSCEのゲームのスーツに似ているという話。しかもそれは2002年のサム・ライミ監督のスパイダーマンのスーツだという・・・。果たしてどうなんでしょうね~。

そしてもうひとつがこちら。

スパイダーマン:ホームカミング(2017)の名優マイケル・キートンさんですね。ホームカミングではヴィランのバルチャー役でしたが、「モービウス」での役柄については不明です。しかし期待せざるを得ないですね。

ソニーはSUoMC(ソニーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター)や実写版のスパイダーバースを計画していることもあり、MCUだけでなくそちらとの関連性も気になる所です。

もちろん予告にフェイクが含まれている可能性もありますが(笑

その他情報

映画「モービウス」はジャレット・レト主演、ライフ(2017)のダニエル・エスピノーサ監督で、米国では2020年7月31日公開予定です。

現在のところ日本公開の日程は発表されていませんが、期待して待ちましょう。