カート役デヴィッド・ダスマルチャンさんは映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」に戻れるか分からないと言う

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン」シリーズで主人公スコット・ラングの泥棒仲間、カート役を演じる俳優のデヴィッド・ダスマルチャンさんが、シリーズ最新作「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」に戻るかどうか分からない事を明かしました。

海外メディア Comicbook.com とDC映画「スーサイド・スクワッド」の最新作に関するインタビューの中で「アントマン」について尋ねられたダスマルチャンさんは「残念ながらアントマンの世界では・・・正直なところ、次にどこへ行くのかわかりません。」と再演するのかどうか分からない事を明かしました。

「クアントゥマニア」はすでに撮影が始まっており、この時点でオファーがないとなると1作目や2作目ほどの出番はないのは確実なようです。

カートと同じく、スコットの泥棒仲間ルイスを演じたマイケル・ペーニャさんも昨年のインタビューで再演したい意欲を示していましたが、3作目では他に描くべきキャラクターも多いため出番はないかもしれないと不安な胸の内を明かしていました。

もうひとりの泥棒仲間デイヴを演じるラッパーのT.I.さん(ティップ・“T.I”・ハリス)は妻を含む複数の女性から性的虐待容疑で告発されたと海外メディアで取り上げられており、これが原因かどうかは不明としながらも続投しないと報じられています。

本作では娘キャシーのヒーローデビューや、ドラマ「ロキ」でその片鱗を見せた征服者カーンが描かれる予定ですが、ルイスたちの警備会社エックス・コン・セキュリティはどうなってしまうのでしょうか。

映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」は 2023年2月17日 米国公開予定です。

ソース:David Dastmalchian Does Not Know If He Returns for Ant-Man and the Wasp: Quantumania

「ブラックウィドウ」訴訟問題の広がる波紋、さらに複数の俳優が法的措置を検討中との報道

米国現地時間の2021年7月29日、同7月に公開されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」の主演スカーレット・ヨハンソンさんがウォルト・ディズニー社に対し提訴したことに対するディズニーの反論に対し、他のエージェントや業界団体からも批判の声が上がっています。

「ブラックウィドウ」は新型コロナウイルスの影響により、本来より約1年の延期を経て、2021年7月9日に全米で劇場とディズニープラスによるプレミアアクセスの同時公開に至りました。

ヨハンソンさんは「ブラックウィドウ」が劇場による限定公開という前提のもとでマーベル・スタジオと契約を締結していましたが、今回は「親会社のディズニーがマーベルの契約違反を誘引した」として、マーベル・スタジオではなくディズニーを提訴。報道によるとディズニーのこの新たな公開方法によって、新型コロナウイルス以前の予想興行収入から考えて、推定5000万ドル以上の損失がヨハンソンさんに発生しているとの事です。

一方のディズニーはこの提訴に対して「世界的なパンデミックの影響を無神経にも無視している」としてヨハンソンさんを批判し、ディズニープラスでの同時配信にあたって2000万ドルの追加補償を支払っているとしました。

連鎖するディズニー批判

このディズニーの主張に対し、怒りの声明を発表したのはブライアン・ロード氏。ロード氏はヨハンソンさんのエージェントであり、ハリウッドの大手エージェンシー Creative Artists Agency の共同会長を務める人物です。

ロード氏は「ヨハンソン氏が世界的なパンデミックに対して無神経だというディズニーの告発は恥知らずでかつ誤ったものであり、彼女を実際とは異なる人物像に仕立て上げようとしている」として非難しました。また、一方的に報酬額を公開したことについて「アーティスト、そしてビジネスウーマンとしての彼女を成功を、まるで浅ましいことのように自分たちの攻撃の道具として使用するものだ」と指摘しました。

また、ハリウッドで「#MeToo」や「Time’s Up」といったセクシャルハラスメントへの抗議運動を支援してきた団体 Women in Film も「契約上の権利を守る行為を、無神経で利己的なものだとする声明には断固として抗議する。ビジネス的な対立においても、こうした性別の違いに基づく人格攻撃はあってはならない。女性たちが利益を守ろうとすれば人格攻撃を受ける、という環境を作り出すことになる」と声明を発表しました。

また、ヨハンソンさんと共演歴のある俳優のアレック・ボールドウィンさんはツイッターにて#TeamScarlett のハッシュタグを投稿し、世界的に拡散されています。

MCUの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズでドラックスを演じているデイブ・バウティスタさんは今回の問題の記事を引用し、「ドラックスの映画を作るべきだとディズニーに言ったら、“ノー!”だって」とディズニーのやり方を間接的に批判しました。以前にガーディアンズシリーズのジェームズ・ガン監督がドラックスとマンティスのスピンオフ映画を考案中でその内容がとても素晴らしいと評価していたバウティスタさんですが、この話はそれ以降スタジオ側から音沙汰がなくなった事を先日のインタビューにて明かしていました。

「ブラックウィドウ」と同時期にディズニーは今回問題になったのと同様の同時公開という手法で、「クルエラ」と「ジャングルクルーズ」が公開&配信されています。

The Hollywood Reporter の元記者マシュー・ベローニ氏によると、「クルエラ」のエマ・ストーンさんはヨハンソンさんに続いて法的措置を検討しているとの事(gamesradar経由)。一方、「ジャングルクルーズ」のドウェイン・ジョンソンさんは争う意向はないようだと Deadline が報じています。その他、名前は明らかにされていませんが、複数の俳優がヨハンソンさんに続くと報道されています。

また、Variety によると、あるエージェントが「多くの俳優たちはスカーレットを応援している。彼女には大きな力があり、この問題に関する議論は可視化されました。こうしたことが公に行われることで、彼女は業界のルールを変えられるかもしれない」とコメントしている事を報じています。

MCUの次回作である「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は同時公開ではなく45日間の劇場独占公開が予定されています。

以前には、ディズニーが同時公開に対応した契約を検討し、作品に出演する俳優や、監督、脚本家、プロデューサーなど制作側の主要な人材に対する報酬も見直し、還元できるシステムを模索し、これらが「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」以降に適用されると報じられていました。

マーベル・スタジオの見解は

現在マーベル・スタジオは公式に声明を発表していません。ヨハンソンさんとの契約違反となったのはマーベル・スタジオですが、奇妙な事に訴訟の対象はその親会社であるディズニーになっています。

ベローニ氏は「ケヴィン・ファイギ社長は会社員として、組織と激突したり、怒鳴り合ったりはしない人物」だとしながらも、「同時公開となってしまった事に彼が怒り、恥じていると聞いている」と述べました。ファイギ社長自身は以前から劇場限定公開を望んでいましたが、最終的には親会社であるディズニーの決定に折れたとされています。

しかし現在、ファイギ社長は映画の興収やファンの反応などを受けて、「ディズニーはヨハンソンさんとの信頼関係を回復すべきだ」との考えを示しているとの事。

ヨハンソンさんとマーベル・スタジオとの関係は、「ブラックウィドウ」のプレスツアーでは友好的であり、今後新たなナターシャの物語が描かれる可能性や、ヨハンソンさんが監督としてMCUに戻ってくる可能性が示唆されていました。

今回、契約違反の当事者であるマーベル・スタジオが訴訟対象でない事から見ても、現在も両者の関係は友好だと思いたい所ですが、「親」との問題がクリアにならない限り続編が実現する可能性はないかもしれません。

映画「ブラックウィドウ」は劇場&ディズニープラス・プレミアアクセスの同時公開中です。

ソース:‘Black Widow’ Legal Battle: Inside the Fallout After Scarlett Johansson Sues Disney

ドラマ「ロキ」監督がコンセプトアートで見つかったロケットについて言及

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」のケイト・ヘロン監督が、ディズニープラスのドキュメンタリー「マーベル・スタジオ・アッセンブル ロキの裏側」の中で公開されたコンセプトアートの中に見られたロケットについて、海外メディア The Direct とのインタビューの中で真相を明かしました。

番組内で取り上げられたコンセプトアートに描かれたガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのロケットについて、監督は以下のように述べました。

©2021 MARVEL,Disney

あのシーン、あれは特にロケットというわけではありませんでした。イラストレーターが楽しいアイデアとしてアライグマを描いたのだと思います。というのも、イラストレーターが何かを提案して、スタジオが賛成か反対か決める事があるからです。でも、残念ながらCOVIDのせいで実現しませんでした。

この件についてヘロン監督は、当初、TVAのキューは「キャラクターでいっぱい」だったが、最終的には安全性を考慮して部屋を空にしたと述べています。

ロキがDMVキューと呼ばれる、ミス・ミニッツのビデオを見るシーンがありました。元々、あのシーンにはたくさんのキャラクターや人が登場する予定でした。しかし、そのキャラクターが誰になるのかは決まっていませんでした。「あるキャラクターがこの映画に関連していたり、コミックに出てくるものだったりしたら面白いんじゃないか」という話をしていました。ただ、それが予定されていたときに『COVID』が発生し、その後4カ月の空白期間を経て再度検討したところ、安全にはできないということになったんです。少なくともあの時は、スケジュールの初期段階でした。

コンセプトアートが描かれた時期のアイデアは新型コロナウイルスの影響で実現しませんでしたが、あの長い待合通路に誰もいないほうが「実際には面白くて滑稽だった」とコメントしました。

また、1話の序盤のTVAの受付でスクラル人がいた事について「TVAが逮捕するのは、基本的に地球上の人間だけではないということを示したかったからです。MCUで知られているすべての場所に渡っていました。その意味ではとても重要なことでした。だからこそ、スクラルが入ってきたのです。」と説明しました。

「ロキ」シーズン1に登場したTVAの主要なスタッフはロキを除いて、レンスレイヤー、メビウス、B-15、C-20など地球人の変異体ばかりでしたが、設定的には他の惑星の人間も働かされている可能性が高そうです。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Loki Director Explains That Rocket Raccoon Tease In Series Concept Art (Exclusive)

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の新たな動画とポスターが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」から新たなフィーチャレットとポスターが公開されました。この映像では、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が本作の構想について語っており、ロバート・ダウニー・Jr.さんが演じた「アイアンマン」に登場する組織を再訪することで、シャン・チーがMCUの旅の始まりに立ち返ることに言及しています。

動画の中でファイギ社長は次のように述べています。

私たちはMCUのフェーズ1に戻ります。重要なイベントがあり、そのイベントとは、トニー・スタークがアイアンマンになることです。彼はある組織のために武器を作ることを余儀なくされ、その組織こそが「テン・リングス」だったのです

また、主演のシム・リウさんは「この映画が発表されたとき、私は本当に、本当に興奮しました。冗談交じりにツイートもしました。それが出来てよかったと思っています。」とコメントし、共演しているオークワフィナさんは「彼はこのキャラクターを演じるのにとても熱心です。シャン・チーはシムのために作られたもので、彼の情熱を感じることができました。」と語っています。

最後に、デスティン・ダニエル・クレットン監督は、「私の心は間違いなくこのプロジェクトにあります。このプロジェクトは、私が信じているすべてのものと一致していると感じています。そして、私たちが行くのは、クレイジーでワイルドな巨大な乗り物なのです。」と述べました。

映画「シャン・チー/テンリングスの伝説」は 2021年9月3日 日米同時公開予定です。

アニメ「What if…?」の新たなトレーラー「Changed」が公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「What if…?」の新たなトレーラー「Changed」が公開されました。新公開となるいくつかのシーンが含まれており、ヴィジョンのボディに意識をうつしたウルトロンなども確認出来ます。

今作でウァトゥ・ザ・ウォッチャーの声を担当するジェフリー・ライトさんは、海外メディア Entertainment Weekly のインタビューで、「ドクター・ストレンジのエピソードにとても惹かれました。なぜか私の感情を揺さぶったんです。(笑)それに、このエピソードはウォッチャーにとっても興味のある話なので、同じような視点で物事を見ることができたのです。だから、ドクター・ストレンジの回は、ぜひチェックしてみてください。」と述べています。

アニメ「What if…?」はディズニープラスで 2021年8月11日 より配信開始です。

映画「ブラックウィドウ」の主演スカーレット・ヨハンソンさんがディズニー社を提訴

長年マーベル・スタジオ作品に出演してきたスカーレット・ヨハンソンさんが29日の木曜日、ウォルト・ディズニー社を相手取り、劇場とディズニープラスでの同時公開が契約違反であると主張し、ロサンゼルス高等裁判所に訴状を提出したことをウォール・ストリート・ジャーナルが報じました。

当初、2020年3月に予定されていた「ブラックウィドウ」の公開は、パンデミックの間、何度か変更され、最終的には2021年7月初めに劇場で公開され、Disney+の有料プレミア・アクセス・サービスでは30ドル(日本では3000円)の追加料金が必要となりました。ディズニー社によると、「ブラックウィドウ」のオープニング週末の収益は約2億1800万ドルで、そのうち6000万ドルはディズニープラスによるものです。

訴訟では、ヨハンソンさんは、「ブラックウィドウ」が「劇場公開」され、彼女の出演料は「主に『興行収入』に基づいて支払われる」という契約上の約束があったと主張しています。それどころか、訴訟では、ディズニーはブラックウィドウを、ヨハンソンさんの収入を犠牲にして、加入者数を増やす手段として使おうとしたと主張しています。

ヨハンソンさんの弁護士であるジョン・ベルリンスキー氏は、Entertainment Weekly に寄せた声明の中で、ディズニーのリリース計画を「近視眼的」と呼び、既存のアーティストとの契約を尊重せず、ディズニープラスの加入者を優先していることを示唆しています。

「ディズニーが『ブラックウィドウ』のような作品をディズニープラスに直接リリースすることで加入者を増やし、それによって会社の株価を上げようとしていること、そしてその口実としてCOVID-19を隠していることは周知の事実です」とベルリンスキーは述べています。「しかし、この近視眼的な戦略のために、自社映画の成功に貢献したアーティストの契約を無視することは、彼らの権利を侵害するものであり、我々は法廷でそれを証明することを楽しみにしています。ハリウッドの才能あるアーティストたちがディズニーに立ち向かい、同社がどのようなふりをしようとも、契約を守る法的義務があることを明確にする最後のケースにはならないでしょう」と述べています。

これに対し、ディズニーは即日声明を発表し、ヨハンソンさんの訴えには「何のメリットもない」と述べました。

ウォルト・ディズニー社の広報担当者は、「この訴訟は、COVID-19パンデミックの世界的な影響の恐ろしさと長期化を無視している点で、特に悲しく、心苦しいものです。ディズニーはヨハンソンさんの契約を完全に遵守しており、さらに、ブラックウィドウのディズニープラスでのプレミア・アクセスでの公開により、彼女がこれまでに受け取った2,000万ドルに加えて追加報酬を得る能力が大幅に向上しました。」とコメントしました。

The Direct ではウォール・ストリート・ジャーナルに近い情報筋によると、今回のディズニーの公開方法によってヨハンソンさんは推定5000万ドルの出演料を失ったと報じています。

映画館とオンラインでの同時公開という手法は新型コロナウイルスのパンデミックによる新たな時代の公開方法であり、ディズニーとヨハンソンさんの間だけでなく、多くのパブリッシャーとクリエイターの間で問題を引き起こしています。

ソース:Scarlett Johansson is suing Disney over Black Widow streaming release

ドラマ「ホークアイ」11月24日配信開始 ─ 海外メディアは「ミズ・マーベル」延期の可能性を指摘

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」が 2021年11月24日 から米ディズニープラスで配信される事が発表されました。あわせてホークアイ/クリント・バートンとケイト・ビショップの新たなスチル写真が公開されています。

ホークアイを演じるジェレミー・レナーさんは Entertainment Weekly とのインタビューで、「(ケイトは)22歳の子供で、ホークアイの大ファンなんです。彼女はホークアイのファンであるがゆえに、素晴らしく、悩ましく、また同様に魅力的な態度を取ってしまう。そこから関係が深まっていくんだけど、クリントにとっての最大の問題はケイト・ビショップと、彼女が彼の人生にもたらす問題の数々なんです。」とコメントしています。

一方で海外メディアはドラマ「ミズ・マーベル」の配信開始が遅れるのではないかと指摘しています。今の所、MCUのディズニープラスシリーズは並行して配信された事がなく、ホークアイの最終話は2022年1月になると見られており、ミズ・マーベルはその後になるだろうとの見解を示しています。

しかし先週にはマーベル・スタジオのEPであるヴィクトリア・アロンソ氏が「2021年にホークアイとミズ・マーベルをお届けする」と約束しているため、ミズ・マーベルが秋頃配信される可能性も少なからずあるようです。しかし、スケジュールの決定はマーベル・スタジオではなく最終的にはディズニーが下すと見られ、アロンソ氏の約束が履行されるかどうかは不明となっています。

ドラマ「ホークアイ」は 2021年11月24日 ディズニープラスで配信開始です。

マット・デイモンさん、公然の秘密となってしまった「ソー:ラブ&サンダー」への出演を認める

マット・デイモンさんが海外メディア SiriusXM に出演し、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」に出演する事を認めました。前作「マイティ・ソー/バトルロイヤル」でカメオ出演した時と同様に、アスガルド人の舞台役者としてロキを演じる事になります。

インタビューの中でデイモンさんは以下のように語りました。

秘密かどうかは知らないが、みんな知っていることだ。私はそこに行って撮影しました。パパラッチが私たちの写真を撮っていたので、彼らは私たちが何をしているのかを理解していたと思います。私たちは、前作でルーク・ヘムズワースと私が演じたカメオの再演をしていました。タイカ(ワイティティ)は、そのジョークを再現して少しアップグレードするために、私たちを再び起用したのです。

「マイティ・ソー/バトルロイヤル」の冒頭でスルトを倒したソーがアスガルドに帰還すると、そこではオーディンに変身したロキが観劇していました。ここで行われていた演劇はルーク・ヘムズワーズさんがソーを、マット・デイモンさんがロキを、サム・ニールさんがオーディンを演じ、「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」の「悲劇的なロキの死」を描いていました。

「ラブ&サンダー」では「バトルロイヤル」のワンシーンを舞台で再現すると見られており、ヘラ役にメリッサ・マッカーシーさんがキャスティングされているとも報じられています。

今作ではヴィランの”神殺しのゴア”としてクリスチャン・ベールさんが出演し、ナタリー・ポートマンさん演じるジェーン・フォスターがソーになることが明かされています。また、ヴァルキリー、コーグ、ミーク、レディ・シフがシリーズから再登場する他、ガーディアンズのメンバーが登場する事が公式に明かされています。

その他、ラッセル・クロウさんがゼウスを演じる事を明かしました。シリーズでロキを演じているトム・ヒドルストンさんは再登場を否定しています。

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年5月6日 米国公開予定です。

ソース:Matt Damon Confirms His “Secret” Role in Thor: Love and Thunder

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」のロケ地で巨大なプールが目撃される

現在撮影中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」のロケ地に巨大なプールがあったとInstagram上で報告されています。インスタグラムユーザーのesp-marvelはリークされたブラックパンサー最新作の撮影風景の写真を共有しました。

ユーザーはこれを水中シーンのために使われるものだとし、かねてより噂となっているネイモア・ザ・サブマリナーの登場の可能性を指摘しています。

残念な事にこの角度からの写真では実際に水が張ってあるかどうかは確認出来ませんが、ネイモアがMCUに登場する可能性として少し前進したと考えられそうです。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年7月8日 に米国公開予定です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」の脚本家がマーベルの新たなプロジェクトに参加 ─ 未発表ディズニー+作品は9つとも

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」のハロウィンエピソードなどを担当した脚本家のピーター・キャメロンさんがマーベル・スタジオの未発表の作品に参加している事が判明しました。

海外スクーパーの Murphy’s Multiverse は、「ワンダヴィジョン」やファンタジードラマ「カーニバル・ロウ」の脚本家ピーター・キャメロンさんが今後配信予定のディズニープラスシリーズに参加していると伝えています。

記事によると、マーベル・スタジオはディズニープラスシリーズとして9つの未発表作品を開発中で、その中には「ゴーストライダー」、「ノヴァ」、「シークレットウォリアーズ」などが含まれている可能性が高いとし、キャメロンさんのこれまでの作品がファンタジーやホラーテイストが強い事から「ゴーストライダー」に関与している可能性が高いとしています。

つい先日にはノーマン・リーダスさんがゴーストライダー/ジョニー・ブレイズを演じたいと語ったほか、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」でゴーストライダー/ロビー・レイエスを演じたガブリエル・ルナさんも再演を強く望んでいます。

また、「シークレットウォリアーズ」には「エージェント・オブ・シールド」のクエイクことS.H.I.E.L.D.のエージェント、デイジー・ジョンソンが含まれているはずで、このあたりのキャスティングはディープなファンにとって非常に気になる所となっています。

もちろん未発表作品という事は極めて初期の開発段階であり、検討の結果先送りやキャンセルになる事も十分ありえるため、今後の情報には要注目です。

ソース:‘WANDAVISION’ AND ‘CARNIVAL ROW’ WRITER HEADING NEW MARVEL STUDIOS PROJECT