ドラマ「ミズ・マーベル」、能力はやはりコミックとは異なる?グッズの画像から判明

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」のグッズがイギリスのオンラインショップ、ピラミッドインターナショナルに登場し、掲載された画像からミズ・マーベルの能力の一端が確認されました。コミックのカマラや、昨年発売されたゲームとも異なる能力となるようです。

今回発見されたショップに掲載されているのは以下のような画像です。

©2021 MARVEL,Disney

以前に「ミズ・マーベルのパワーはグリーン・ランタンのようになる」と報じられていたとおりである事を示しているようでもあります。

コミックのミズ・マーベルはミスター・ファンタスティック同様に身体の一部、あるいは全体を伸縮出来るため、巨大化や縮小化が可能でした。アントマンと似ていますが、アントマンほど大きく、あるいは小さくなれる描写はなく、その代わり特殊な装備を必要としません。

©2021 MARVEL

エネルギーをまとう事で拳を大きくしている事を考えると、ドラマ版では縮小については描かれないのかもしれません。あるいは今後、カマラが成長し、能力を使いこなしていくにつれてコミックの表現に近づいていくのかもしれません。

そもそもカマラがインヒューマンズではないという話もありますが、ドラマではどのような起源が描かれる事になるのでしょうか。

ドラマ「ミズ・マーベル」はディズニープラスで2022年配信予定です。

ソース:Ms. Marvel Disney+: New Merch Teases Kamala Khan’s Very Different MCU Powers

マーベル・スタジオの新たなアニメーションプロジェクトが始動か?求人情報より判明

マーベル・スタジオの新たなアニメーションプロジェクトが動き出そうとしていると、海外メディア The Cosmic Circus が報じました。ディズニーの求人情報から判明したというこの話題は、ディズニープラスで配信された「ホワット・イフ…?」のシーズン2ではなく新たな作品になる可能性が高いとの事です。

今回の求人で求められている技能は2Dアニメの知識と技能に加えて「協力的な環境で、手描きの2D FXの幅広い能力を発揮する」というもの。

The Cosmic Circus はディズニープラスで配信中の「スター・ウォーズ:ヴィジョンズ」が日本のアニメプロダクション、神風動画、キネマシトラス、サイエンスSARU、ジェノスタジオ、スタジオコロリド、TRIGGER、プロダクションI.Gなどと共に開発している事を指摘し、次のマーベル・スタジオ・アニメ作品も同様に展開していく可能性があるとしています。

以前にマーベル・スタジオのエグゼクティブ・プロデューサー、ヴィクトリア・アロンソ氏はアニメーション部門とミニスタジオを新設し、「ホワット・イフ」以外のアニメシリーズのプロジェクトを開発していく事についてほのめかしていました。

記事ではこのプロジェクトが11月12日のディズニープラス・デイで発表されるかもしれないとも伝えています。

実写映画、及びそのマルチバースをテーマにした「ホワット・イフ」シリーズとどのような差別化がされたアニメーションが制作されるのでしょうか。

アニメ「ホワット・イフ…?」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:ディズニー、マーベル・スタジオ求人情報

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」、主演トム・ホランドさんが「うまく行かない」と思っていた事を明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のジョン・ワッツ監督と主演のトム・ホランドさんが、海外メディア EMPIRE とにインタビューに応じました。その中で、トム・ホランドさんはこの映画の話を聞いた時に「うまく行かない」と思ったことを明かしています。

ホランドさんは、最初にアイデアを聞かされたときの事を思い出し、次のように述べました。

最初にアイデアを聞かされたとき、「すごい、これが成功したら最高だな」と思いました。でも、「こんな事うまくいくわけがない。全員がやるべきことをやることはできない、実現しないだろうな」と思っていました。でも、実際に起きたんです。それは信じられない事です。

今作には過去の映画のスパイダーマン、トビー・マグワイアさんやアンドリュー・ガーフィールドさんが再登場する噂や、シニスター・シックス登場の噂、ヴェノムとの接続の噂などがありますが、それらが実際に起きるとなれは、ホランドさんの言うようになかなか信じられない事です。

また、ジョン・ワッツ監督は今作がどのぐらい野心的な作品なのかを問われると、「これはスパイダーマン:エンドゲームのようなものです(笑)」と回答しました。

第1弾トレーラーはクラシックなファンにも刺さる内容のものでしたが、まだまだその秘密の全貌をうかがい知ることは出来ていません。第2弾トレーラーの公開にも注目が集まっています。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ソース:Spider-Man: No Way Home Is ‘Spider-Man: Endgame’, Says Director Jon Watts – Exclusive Images

ジェームズ・ガン監督、映画「ガーディアンズ3」、ダニエラ・メルシオールさんキャスティングの噂を否定

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」のジェームズ・ガン監督が、先日報じられたダニエラ・メルシオールさんのキャスティングに関する噂を否定しました。ダニエラさんはドラックスの娘ムーンドラゴン役として映画に参加すると報じられていました。

ジェームズ・ガン監督は記事を引用しつつ、短く「FALSE」と噂を否定するツイートをしています。

ダニエラ・メルシオールさんはガン監督が制作したDCコミックスの実写映画「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」でともに仕事をしており、先日メルシオールさんが公開した丸坊主姿がムーンドラゴンにそっくりだとも話題になっていました。

海外メディア The Direct では、ガン監督が否定したにも関わらず、メルシオールさんは9月に「Assassin Club」の撮影を終えた後、他に公開されているプロジェクトがなく、丸坊主になる理由が見つからないとも伝えています。

また、ガン監督はファンからの「Vol.3にスーサイド・スクワッドのキャストメンバーはいますか?」との質問に「たぶん」と回答し、新たな予想合戦も始まっています。

Vol.3に関して先日はウィル・ポールターさんがアダム・ウォーロック役にキャスティングされた事が判明し、ガン監督が認め、ポールターさんがコメントをしました。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル」は2022年ディズニープラスで配信予定、映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」は2023年5月5日 米国公開予定。日本公開は4月予定です。

スパイダーマンがMCUに登場した経緯が明らかに ─ ソニーP「泣いてケヴィン・ファイギを追い出した」

マーベル・スタジオの歴史を記した公式本「The Story of Marvel Studios: The Making of the Marvel Cinematic Universe」にてソニー・ピクチャーズが権利を所有するスパイダーマンがどのようにしてMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に登場する事になったのかが明かされました。その中でソニーのプロデューサー、エイミー・パスカルさんが泣いていた事が記されていました。

書籍ではスパイダーマンの新たな映画を制作するにあたって、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長とソニー・ピクチャーズのプロデューサーであり映画グループの会長であるエイミー・パスカルさんとの間で行われた会議の様子が紹介されています。

スパイダーマンをどのように扱いたいかを十分に理解した上で、ファイギはパスカルとのランチに臨みました。しかし、自分の提案に対するパスカルの反応は予想外だったようです。打ち合わせは、ソニーの彼女のオフィスで行われました。予想通り、パスカルは、ソニー・ピクチャーズの「アメイジング・スパイダーマン3」の制作に、ファイギがクリエイティブな面でもっと直接関わってほしいという強い要望を、時間をおかずに述べました。パスカルは、自分のチームが現在持っているアイデアに興奮し、ファイギに最新のドラフトを送ると伝えました。彼女が持ち込んだおいしいサンドイッチの半分くらい食べたところで、「エイミー、公平に見て、これはうまくいかないよ」と言ってしまったんだ」とファイギは語ります。

ファイギ社長が今後のキャラクターについてまるで異なる展望を持っている事に対して、パスカルさんは「どうして私たちにやらせてくれないの?」と主張したと言います。

「私達は以前に一緒にスパイダーマンの映画を作った。しかし私はそこで特に役に立ったようには思いません」。しかし、ファイギはそれだけではなく、次のような対案を持っていました。「私が知っている唯一の方法は、何でも完全にやってしまうことです。だから、私たちに任せてみませんか?スタジオが2つあるとは思わないでください。また、他のスタジオに権利を返すことも考えないでください。権利の持ち主が変わるわけではありません。お金の流れも変わりません。ただ、私たちに制作を依頼してください。DCがクリストファー・ノーランとやったようなふりをすればいいのです。私たちがノーランだとは言いませんが、これをうまくやっている制作会社があることは確かです。その制作会社と契約して映画を作ればいいんだ」と。 パスカルは驚きました。

パスカルさんは最初、これの提案にかなり動揺したものの、すぐにファイギ社長のアイデアの良さを理解するようになったと言います。

「最初は超憤慨しました」と彼女は認めます。「泣き出して彼をオフィスから放り出したのか、サンドイッチを投げつけたのか、どちらだったかはわかりません」。その後、彼女はよく考えるようになりました。「『スパイダーマン』の5作目までは、私たちは何も新しいものを提供していませんでした。正直に言うと、私たちは人と違うことをしようと必死になっていたし、人と違うことをするべきではない場所にまで行っていたのです。私たちはもう新鮮ではありませんでした」

最終的には、お互いのスパイダーマンへの愛情とパスカルさんの譲歩が船を正すことになりました。

パスカルは次のように続けています。「幸運なことに、ケヴィンと私はピーターへの愛情という点で同じ場所から来ました。ケヴィンとは、サム・ライミ監督の頃からスパイダーマンの映画で一緒に仕事をしてきました。彼はミーティングに来て、みんなにコーヒーを飲ませ、何年も一言もしゃべらないんです。だからこそ、誰かを愛することができるのです。なぜなら、その人が口を開いたときに、これまで大きなことを考えていて、本当に頭がいいのに、話すのを聞いたことがないのだと気づくからです。」

パスカルさんは、翌日のランチの後、ファイギ社長を呼び戻しました。彼女の頭の中には、ソニーとマーベル・スタジオとのコラボレーションというコンセプトが残っていました。MCUでスパイダーマンをどうするかという彼の具体的な考えを聞いた後、彼女は次のように述べています。「他のヒーローが何でも持っていて、ピーターは何も持っていないという世界にスパイダーマンを立たせるというアイデアは、ピーターのストーリーを語る上でまったく新しい方法でした。私は『悔しいけど彼は賢い』と思いました」と語っています。

こういった経緯で「アメイジング・スパイダーマン3」はキャンセルされ、MCUの「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」にてMCUデビューしたスパイダーマン/ピーター・パーカーの新たな物語が描かれる事になったとのことです。

その後、また両者の間に喧嘩があった事も報じられましたが、今はまた強固なパートーナーシップを築き上げ、新たな物語に向かって前進しているようです。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ソース:Spider-Man Producer Cried During First MCU Conflict With Kevin Feige

ロバート・ダウニーJr.さんもベネディクト・カンバーバッチさんもヴィラン役で話し合われていた ─ 公式本で明らかに

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の誕生の舞台裏を見ることが出来るマーベル・スタジオ監修の公式ブック「The Story of Marvel Studios: The Making of the Marvel Cinematic Universe」がエイブラムス・ブックスより2021年10月19日に発売され、そこからアイアンマン役のロバート・ダウニーJr.さんとドクター・ストレンジ役ベネディクト・カンバーバッチさんに関する新たな裏話が明らかになりました。

本の中で2008年公開の映画「アイアンマン」のジョン・ファブロー監督が以下のような発言をしている事が掲載されています。

マーベルはドクター・ドゥームを演じてもらうために、以前にロバート・ダウニーJr.と面会していました。

ドクター・ドゥームということは2005年公開の映画「ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]」への出演交渉だったと推測されます。もしこの交渉が成立していれば、「シビル・ウォー」よりも先にロバート・ダウニーJr.さん対クリス・エヴァンスさんが描かれていた事になりそうです。

また、ドクター・ストレンジを演じたベネディクト・カンバーバッチさんに関して、2013年公開の映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」のマレキス役で話が進んでいたことも明かされています。

カンバーバッチさんのコメントとして次のように掲載されています。

トム・ヒドルストンのようにMCUで成功している友人もいて、私も他の人と同じように、テーマやユーモア、映画のスケール感、スペクタクル感に酔いしれていました。しかし、私はコミックに夢中になって育ったわけではありません。コミックの世界よりも映画の世界の方がよく知っていました。

最終的にはカンバーバッチさんのマレキス役起用は見送られ、クリストファー・エクルストンさんが起用されて映画は制作されました。

さらに、2012年公開の映画「アベンジャーズ」ではゾーイ・デシャネルさん演じるワスプがデビューする予定があったことなどもジョス・ウェドン監督によって明かされています。

数々の裏話と共にマーベル・スタジオの歴史を綴ったスタジオ監修の公式ブック「The Story of Marvel Studios: The Making of the Marvel Cinematic Universe」はAmazonや紀伊国屋などの大型書店で購入可能ですが、洋書扱いであり、日本語版の発売はアナウンスされていません。

映画「エターナルズ」の新たなトレーラー”Cape”が公開

来月公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」の新たな予告「Cape」が公開されました。以前のトレーラーにも含まれていたイカリスとスーパーマンの違いについてのシーンの他、もうひとりのケープの持ち主についても言及されています。

セルシが大型車両を分子変換してしまう様子を見たデインは「君はウィザードなのか?ドクター・ストレンジのような?」とつぶやいています。これに対してセルシは「超普通だわ」と応えています。

以前にドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」ではサムが「ドクター・ストレンジはウィザード」と主張したことに対してバッキーは「彼はソーサラーだ」とツッコミを入れるやり取りが展開されましたが、そのオマージュになっているのでしょうか。

「エターナルズ」の公式あらすじは以下のとおりです。

数千年にもわたり、宇宙的規模の“脅威”から人類を守り続けてきた者たちがいた。
彼らの名は、エターナルズ──。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後、地球に再び想像を絶する“脅威”が迫っていた。
その時、数千年の時を経て、エターナルズが人類の前に姿を現す。
地球滅亡まで彼らに残された時間は、あと7日……。
タイムリミットが迫る中、彼らは世界中に散らばった仲間たちと結集し、人類を守ることができるのか。
そして彼らを待ち受ける<衝撃の事実>とは……。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」、3人のスパイダーマンが揃うのか? ソニーの新たなツイートが話題に

ソニー・ピクチャーズが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」にまつわる噂の中で、最も注目を集めているのが過去の映画のスパイダーマンを演じたトビー・マグワイアさんとアンドリュー・ガーフィールドさんが登場するのかどうかというもの。ソニー・ピクチャーズUKのTwitterアカウントがこの噂をからかうようなツイートをし、話題を呼んでいます。

海外メディア Empire Magazine の12月号の宣伝に返信する形で、ソニー・ピクチャーズUKは3匹のクモの絵文字を投稿しました。

ファンの間ではこれがたまたま3つ投稿してしまっただけなのか、トム・ホランドさん、トビー・マグワイアさん、アンドリュー・ガーフィールドさんの3人を暗示しているのか、あるいは映画に登場しないのにほのめかしてからかっているのか、様々な議論を呼んでいます。

主演のホランドさんは今作について「私たちは皆、「ノー・ウェイ・ホーム」をひとつのフランチャイズの終わりと考えていました。もし、幸運にもこのキャラクターたちに再び触れることができたら、まったく違うバージョンを見ることになると思います。もはや「ホームカミング」の3部作ではなくなるでしょう。」と語っています。

第1弾トレーラーの公開以降は特に情報公開がない本作ですが、海外スクーパー達によると、11月に第2弾が公開される見通しのようです。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ドラマ「アーマー・ウォーズ」のワーキングタイトルが判明 ─ あのヴィランの再登場を示唆か?

ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アーマー・ウォーズ」のワーキングタイトルが判明したと、海外メディア The Cosmic Circus が報じました。同名コミックをドラマ化するこのシリーズではトニー・スタークの描いていた最悪の恐怖が現実のものになると言われています。

記事によると、「アーマー・ウォーズ」のプロダクションや撮影日に関してはまだ不明としながらも、そのワーキングタイトル(仮称)が「Rigatoni(リガトーニ)」である事が判明したとの事。

リガトーニとはイタリアのパスタの一種であり、ペンネやマカロニなどショートパスタのひとつです。

ワーキングタイトルはネタバレ防止のために秘密の撮影中に使われる偽のタイトル、つまり仮称の事でMCUの作品はそれぞれにワーキングタイトルが用意されていました。ワーキングタイトルは作品の内容を暗示するものから、明示するようなもの、無関係に見えるものまで様々です。

では「リガトーニ」には一体どういう意味が込められているのでしょうか。

リガトーニから連想されるイタリア料理、それと「アーマー・ウォーズ」の物語の核とも言えるトニー・スタークといったふたつの要素とリンクする人物として、「アイアンマン2」に登場したジャスティン・ハマー(演:サム・ロックウェル)が挙げられそうです。

©MARVEL,Disney

実際、コミック版「アーマー・ウォーズ」でもジャスティン・ハマーはトニーのアーマー技術をスパイを通じて獲得、それを様々なヴィランに売りさばいたことで事態は悪化しました。

ただしコミックと違ってMCUではトニー・スタークが故人となっているため、物語としては大きく異る事が確定しており、ハマーの再登場を確定するような事ではありません。まだまだ制作準備段階中の「アーマー・ウォーズ」、今後の情報にも要注目です。

※おまけ。以下はMCU作品に使用されたワーキングタイトルです。

  • アイアンマン:Diving Bell
  • インクレディブル・ハルク:Hulk 2
  • アイアンマン2:Rasputin, Murphy’s Law and The Adventures of Angus McDonald
  • マイティ・ソー:Manhattan
  • キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー:Frostbite
  • アベンジャーズ:Group Hug and Team Building
  • アイアンマン3:Caged Heat
  • マイティ・ソー/ダーク・ワールド:Thursday Mourning
  • キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー:Freezer Burn
  • ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:Full Tilt
  • アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン:After Party
  • アントマン:Big Foot
  • シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ:Sputnik
  • ドクター・ストレンジ:Eye See You and Checkmate
  • ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス:Guardians 3000 and Level Up
  • スパイダーマン:ホームカミング:Summer of George
  • マイティ・ソー/バトルロイヤル:Creature Report
  • ブラックパンサー:Motherland
  • アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー:Mary Lou
  • アントマン&ワスプ:Cherry Blue
  • キャプテン・マーベル:Open World
  • アベンジャーズ/エンドゲーム:Mary Lou 2 and Infinity Gauntlet
  • スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム:Fall of George and Bosco
  • ブラックウィドウ:Blue Bayou
  • シャン・チー/テン・リングスの伝説:Steamboat
  • エターナルズ:Sack Lunch
  • スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム:Serenity Now
  • ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス:Stellar Vortex
  • ソー:ラブ&サンダー:The Big Salad
  • ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー:Summer Break
  • ザ・マーベルズ:Goat Rodeo
  • ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3:Hot Christmas
  • アントマン&ワンスプ:クアントゥマニア:Dusty Bunny

  • ワンダヴィジョン:Big Red
  • ファルコン&ウィンター・ソルジャー:Tag Team
  • ロキ:Architect
  • What if…?:Anything Goes
  • ホークアイ:Anchor Point
  • ミズ・マーベル:Jersey
  • シーハルク:Libra and Clover
  • シークレット・インベージョン:Changeup Productions
  • ムーンナイト:Good Faith

ソース:Exclusive: ‘Armor Wars’ Working Title Revealed!

ハリー・スタイルズさんが映画「エターナルズ」でMCUに参戦

音楽家であり映画「ダンケルク」(2017年)で俳優デビューを果たしたハリー・スタイルズさんがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に参加したと各種メディアが報じました。交際中のオリヴィア・ワイルド監督の「Don’t Worry Darling(原題)」やエマ・コリンさんと共演した「My Policeman(原題)」に出演するなど、最近俳優として目覚ましい活躍を見せているスタイルズさんですが、ついにMCUデビューを果たすようです。

※これより先はネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

このニュースは10月18日(月)に行われた映画「エターナルズ」のワールドプレミアで発覚しました。マーベル・スタジオからはネタバレしないでとの注意がアナウンスされていましたが、スタジオの注意喚起も虚しく、ニューヨーク・ポストのような大手でさえこの話題を取り上げてしまったため、当ブログでもネタバレ注意として取り上げることにしました。

当日、ワールドプレミアに出席した雑誌「バラエティ」の記者マット・ドネリー氏が「ハリー・スタイルズがMCUに加わった。サノスの弟エロス役だ」とツイートしました。

スタイルズさんの詳細については明らかにされていませんが、今後のMCU映画にサノスの弟エロスとして登場すると見られています。エロスはコミックでは重要なキャラクターの一人でしたが、当初公開されていた10人のエターナルズの中にエロスの姿はなく、コアなコミックファンは「あれ?エロスは出ないの?」と疑問を持っていましたが、やはり登場する運びとなるようです。

コミックのエロスは別名スターフォックス。エターナルズの一人で、アベンジャーズに所属したこともあるヒーロー。自由奔放な正確で、両親から忌み嫌われたサノスにさえも比較的寛容で、サノスに対する殺意や憎悪はなく、親戚づきあいをするキャラクターです。

訓練を好まない自由な性格から他のエターナルズより戦闘力は低いとされていますが、ギリシャ神話の性と愛の神エロースのベースになったとされるエロスは周囲の人々に幸福感を与える特殊な力を持っています。また、特定の人物同士の心をつなぎ、感情や気持ちを互いに感じさせることが出来ます。

MCUのサノスの家族は養女のガモーラとネビュラが描かれていただけでしたが、コミックでは惑星タイタンの統治者としてサノスの祖父クロノスや父メンターが描かれており、エロスもその家族の一人でした。また、サノスはインヒューマンズの女性との間には実子となる息子セインを設けているなど、MCUのサノスと違って孤独な暴君ではありませんでした(暴君なのは変わりませんが)。

「エターナルズ」に登場するアンジェリーナ・ジョリーさん演じるセナはサノス、エロス兄弟にとっていとこにあたる存在であり、今作、あるいは今後の作品でセナやエロスの視点からサノスの描かれていない側面が描かれるのかもしれません。

「エターナルズ」の公式あらすじは以下のとおりです。

数千年にもわたり、宇宙的規模の“脅威”から人類を守り続けてきた者たちがいた。
彼らの名は、エターナルズ──。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後、地球に再び想像を絶する“脅威”が迫っていた。
その時、数千年の時を経て、エターナルズが人類の前に姿を現す。
地球滅亡まで彼らに残された時間は、あと7日……。
タイムリミットが迫る中、彼らは世界中に散らばった仲間たちと結集し、人類を守ることができるのか。
そして彼らを待ち受ける<衝撃の事実>とは……。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。