「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、RDJさんがMCU復帰について「1年前から話し合っていた」と明かす

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ」5作目の映画でロバート・ダウニー・Jrさんが戻ってくる事が発表されてもうすぐ一ヶ月。これがどのように実現したかについて、RDJさんが海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューで語っています。

RDJさんは、まずディズニーパークに貢献したいというアイデアがあったとし、それをディズニーのボブ・アイガーCEOに直談判しに行った事を明かしました。

1年前ぐらいかな、(ケヴィン・)ファイギと僕はいつも連絡を取り合っているんです。僕らは仲間だからね。ファブローとファイギ、僕は連絡を取り合っています。ルッソ兄弟とも親しいよ。ボブ・アイガーのところに行きたいという直感があったし、MCU以外でも、パークで起こっていること、そしてロケーションベースのエンターテインメントにどう貢献できるかというアイデアがあったんです。

これにより、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークの「アベンジャーズ・キャンパス」の新アトラクション「スターク・フライト・ラボ」でトニー・スタークを再演する事が決まったといいます。

そして、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長と、映画プロデューサーであり妻であるスーザン・ダウニーさんを交えた会話について次のように振り返りました。

スーザンと私は、あるときファイギと一緒に座っていました。彼は、「もし君が戻ってくるとしたら……」と言いました。どうすれば後戻りしないか、どうすれば期待を裏切らないか、どうすれば期待に勝ち続けられるかを考え、そして、彼はヴィクター・フォン・ドゥームを提案したんです。私はこのキャラクターを調べて、「すごい」と思いました。その後、ケヴィンは「ヴィクター・フォン・ドゥームを正しく理解しよう。正確にね。」と言いました。

その後の流れについてもRDJさんは説明しています。

ボブの家に行ったのですが、その体験をどう表現したらいいのかわかりません。本当に素晴らしい体験をたくさんしました。アイガーの部屋に行って、座って「本当にこれをやりたいんだ」と話し始めると、彼は「気に入ったよ」と言いました。私は「彼も気に入ったんだ」と答えました。

ボブは「イマジニアリングのキャンパスに来て」と言いました。ファイギと私はキャンパスに行き、そして――二人の男が同時に驚かされるなんて、そう簡単にはいかない話です。

あまり多くは話せませんが、そこで起こったことは、私が想像していた可能性をはるかに超えていました。私にとって神秘的だったのも不思議ではありません。また、これは、エンターテイメントを求める特定の観客に、彼らが体験したいと切望している何かを提供できる唯一の方法だと感じました。その方法で、エンターテイメントの未来への興味を育み続けることができるのです。

他にどこへ行けばいいのでしょうか? つまり、今起こっているのはクレイジーで奇妙なことなのです。もしそれがすべてダメになったら、多くの人が史上最高の映画だと言うものをリメイクするだけです。

今回のインタビューで注目したいポイントがひとつ、彼らはヴィクター・フォン・ドゥームについて話し合ったとRDJさんが発言している事。

コミコンではあくまでドクター・ドゥームとして紹介されていたため、仮面の下がヴィクターではなくトニー・スタークやナサニエル・リチャーズなどの別人である可能性が考慮されていました。

仮面の下が別人説はRDJさんがインスタに「New mask, same task」と投稿した事に起因しています。この言葉をトニー・スタークが新しいマスクを被ると多くのファンが解釈していました。

しかし今回のRDJさんの発言が正確であるならば、彼が演じるのはヴィクター・フォン・ドゥームと考えて差し支えなさそうですが、そうなるとインスタのコメントの解釈としては「同じマーベルの仕事で新しいマスクを被る」という意味になるのでしょうか。

ドクター・ドゥームが実際にどういうキャラクターになるのか、注目となりそうです。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:Awards Chatter’ Pod: Robert Downey Jr. on Emmy-Nominated ‘The Sympathizer’ Performance(s), Dr. Doom and Upcoming Broadway Debut

映画「アベンジャーズ5」の主人公はシャン・チーだった

マーベル・スタジオが開発中の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は当初「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」として開発されていましたが、このバージョンではシャン・チーが物語の中心にいたと、海外メディア Inverse が報じました。

報道によると、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で一番期待されている映画の最新作には当初、シャン・チーが主人公の一人になるはずだった事を確認したといいます。

先日の記事でもお話したように、「アベンジャーズ」5作目の映画が「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」だった頃、マーベルは「シャン・チー&レックエイジ・オブ・タイム」という商標を登録。

[nlink url=”https://mavesoku.com/marvel-trademarks-filed-2022-07/”]

日本語で「時の残骸」という意味のサブタイトルをもつシャン・チー新作はコミックのタイトルではなく映画「シャン・チー」の続編だと考えられるようになっていました。そして「アントマン&ワスプ」と「アベンジャーズ:エンドゲーム」のように、「シャン・チー&レックエイジ・オブ・タイム」と「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」は重要な相互関係を持つ映画になる事が予想されていました。

しかし多くの方がご存知のように、征服者カーンを演じていた俳優の法的トラブルにより、「ザ・カーン・ダイナスティ」は事実上の消滅。この夏のコミコンで「ドゥームズデイ」の新たなサブタイトルを取得し、カーンではなくドクター・ドゥームが物語の中心にいる事が発表されました。

この大きな計画変更により、シャン・チーはアベンジャーズ5作目での役割とともにシャン・チー2作目の映画自体が再開発する必要に迫られ、現在に至ると見られています。

もともとシャン・チー続編映画は1作目の公開直後にケヴィン・ファイギ社長が制作すると話し、演じるシム・リウさんもコメントしていました。それから約3年が経過した現在も「シャン・チー2」に関する正式な続報はありません。

シム・リウさんは先日のインタビューで「シャン・チー2」は「必ず実現する」とコメントし、新バージョンの開発が現在進行中である事をほのめかしています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-shang-chi-2-sim-liu-update-status/”]

「シャン・チー2」は前作から引き続きデスティン・ダニエル・クレットン監督が手掛けることが判明しています。監督は現在、ディズニープラス向けのMCU作品「ワンダーマン」の編集作業中である他、日本の漫画「NARUTO」の実写映画の制作が控えています。

ソース:Marvel’s Most Underrated Hero Could Finally Be Getting His Due

【噂話】「ヴィジョンクエスト」の「ティーン」役が報じられる─「アガサ:オール・アロング」との関連は?

マーベル・スタジオが開発中とされるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のヴィジョンを主人公とする新作ドラマに、俳優兼ボクサーのジャボン・ウォルトンさんの起用が考えられていると報じられました。ウォルトンさんは「ティーン」を演じるとの事で、「アガサ:オール・アロング」の「ティーン」を演じるジョー・ロックさんとの関連性に注目されています。

「アガサ:オール・アロング」に出演するジョー・ロックさんが演じるキャラクターについて、コミックファンはワンダの息子であるウィッカン/ビリー・カプランであると固く信じています。「ワンダヴィジョン」で誕生した双子の一人ビリーがコミック同様に転生した姿だと考えられていますが、ジョー・ロックさんは自身が作中で「ティーン」と呼ばれているとインタビューで明かしています。

今回は別の「ティーン」がヴィジョン最新作に登場するようだと判明した事で、ジャボン・ウォルトンさんはワンダの弟クイックシルバーの能力を引き継いだ息子、スピード/トミー・シェパードを演じるのではないかと話題になっています。

ヴィジョンの新作ドラマは公式発表されていませんが、2026年の配信を目指して開発中だとされています。ポール・ベタニーさんは今年2月のインタビューでヴィジョン再演の可能性について「100%」と答えており、MCUに確実に戻る事を予告していました。

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噂のドラマはコミックの「ヴィジョンクエスト」を原作とし、シンセゾイドとしての息子ヴィンや娘ヴィヴことヴィヴィアンが紹介されるとも報じられています。

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ワンダの息子であるウィッカンとスピードはコミックのヤングアベンジャーズの主要メンバーでもあり、MCUで実際にチームを結成させるためには「ワンダヴィジョン」や「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の時のような子供時代を終わらせる必要があり、それが「アガサ:オール・アロング」やヴィジョンのドラマとなっていくのでしょうか。

【噂話】「デアデビル:ボーン・アゲイン」に「ホークアイ」からのカメオ出演があると言う

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」に、ドラマ「ホークアイ」のキャラクターがカメオ出演するようだと、海外スクーパーが報じました。

本作の主演を務めるチャーリー・コックスさんは、最近、シカゴの FAN EXPO に出演した際に他のMCU作品との関連性について言及。

「ストーリーに関しては、私たちはどのコミック本にも従っていません。それにはいくつかの理由があります。1つは、ストーリーラインを忠実に追うと、結末が誰もが知っているので、既定結論になってしまうからです。」

「D23から流出した予告編を見た人は、興味深いキャラクターが2人登場することに気づいたかもしれなません。私が言ったのではなく、皆さんが言ったのです。予告編は削除されたので、私はこれ以上何も言うつもりはありません。」

「そして、他にも素敵なカメオ出演がいくつかありますよ」Screen Rantより)

MTTSH 氏はこのカメオについて次のようなヒントを提供。

「ベター・コール・ソウル」に出演していた「ホークアイ」の男が登場するとの事で、「ホークアイ」でソーズマン/ジャック・デュケインを演じたトニー・ダルトンさんが「デアデビル:ボーン・アゲイン」にカメオ出演している事を示唆しました。

「ホークアイ」はキングピンも深く関わっていた物語であり、最終話でジャックはキングピン傘下のトラックスーツマフィアを相手どって大立ち回りを演じていました。これが原因で法的トラブルとなりマット・マードックを頼る事になるのでしょうか。

奇妙な事にかなり以前には「デアデビル:ボーン・アゲイン」とトラックスーツマフィアの関連性が小さく報じられていました。しかしこれはデボラ・アン・ウォールさんらが戻る事になった以前のリブート版として予定されていた「ボーン・アゲイン」であり、Netflix版の続編として再設計された「ボーン・アゲイン」ではない頃の話題です。

ジャック・デュケインがどのような役割で再登場する事になるのか注目となりそうです。

本作はチャーリー・コックスさん、ヴィンセント・ドノフリオさん、ジョン・バーンサルさん、マルガリータ・レヴィエヴァさん、マイケル・ガンドルフィーニさん、ジェニーヤ・ウォルトンさん、アーティ・フルーシャンさん、デボラ・アン・ウォールさん、エルデン・ヘンソンさん、ウィルソン・ベセルさん、ジェレミー・アールさん、アイェレット・ゾラーさんらが出演。ダリオ・スカーダペインさん (『パニッシャー』) がショーランナーを務めています。 

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は前半9話が 2025年3月 よりディズニープラスで配信予定です。

【噂話】実写ドラマ「ワールド・オブ・ワカンダ」が開発中、新たなブラックパンサースピンオフ

マーベル・スタジオがディズニープラス向けドラマとしてMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「ブラックパンサー」シリーズのスピンオフドラマとなる「ワールド・オブ・ワカンダ」を開発中だと、海外スクーパーが報じています。

ダニエル・リヒトマン氏は「ワールド・オブ・ワカンダというタイトルの実写ドラマが開発中だ」と報告。

映画本編やアニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」を制作するライアン・クーグラー監督が「ワールド・オブ・ワカンダ」に関与するのかは分かっていません。

もちろん物語の詳細についても不明ですが、6月にはダナイ・グリラさんのオコエを主人公とするドラマ「ミッドナイト・エンジェル」の凍結が報じられており、このタイミングで新作の話が出てくるのは少し奇妙な展開となっています。

「ミッドナイト・エンジェル」開発凍結の裏には昨年のディズニーの赤字の影響によるMCU作品の削減の新方針が見え隠れしていましたが、発表直後の「Inside Out 2」、「デッドプール&ウルヴァリン」、「エイリアン:ロムルス」と2024年の業績はかなり好調で、はやくも方針転換をしている可能性もあるのでしょうか?

ワカンダには多くの物語が残されているのは事実ですが、今のところはタイトルしか分からないこの謎のドラマについて頭の片隅に入れておきつつ、まずはアニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」の配信を待つのが得策だと言えそうです。

「デッドプール&ウルヴァリン」より、本編未登場に終わったウルヴァリンプールのコンセプトアートが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」より、ウルヴァリンプールのコンセプトアートが公開されました。本作にはコミックのウルヴァリンプールが登場すると噂されていましたが、公開された映画には登場していませんでした。

アーティストのデヴィッド・マッソンさんは「ウルヴァリンプール!それともウルヴァプール、デッドヴァリン?残念ながら採用されなかったバリエーションの1つです。」 とコメントを添えて投稿。

噂として流れていたアートとは別のデザインのウルヴァリンプールの画像が公開されました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-wolverinepool-rumor/”]

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-wolverinepool-art/”]

ウルヴァリンプールはプランのひとつとして描き起こされていたのは事実である事が今回明らかとなり、噂が単なるガセではなかった事を証明したようです。

また、デッドプール軍団のほかのいくつかのキャラのアートもダイジェストで公開。この中にはウルヴァリンプールと同様に未登場の変異体も含まれています。

また、ナイスプールのアートを紹介すると共に裏話も披露しています。

「メイズ・ルベオ(衣装デザイナー)の指導の下、このキャラクターや他の多くのキャラクターに取り組むのはとても楽しかったです!メイズは彼の鎧の一部をキャンディペイント仕上げにするという素晴らしいアイデアを持っていて、素晴らしい仕上がりになりました。また、前腕と脚の鎧は、アンディ・パーク(ヴィジュアル開発責任者)がメインのデッドプールのコスチュームの初期バージョンをそのまま使用しましたが、色と素材のレイアウトが異なっています。」

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

「デッドプール&ウルヴァリン」、ディズニープラスでの配信はいつ?Ver.2

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」が世界興行収入10億ドルを突破する大ヒットをし連日話題が並んでいる中、まだ見に行ってない人、そしてもう一度見に行こうかどうか迷っている人、そんな人達が気になるのが本作のディズニープラスでの配信日。これに関して、米ディズニーが新たなヒントを提供しています。

※この記事は情報が古くなっています。

「デッドプール&ウルヴァリン」は現在、2024年で2位の興行収入にランクインしている映画。米メディアの予想を超える大ヒットのおかげで、ディズニープラスでの配信日に関して以前の予想に影響が出始めています。

2024年の映画で1位に君臨しているのは、ディズニー&ピクサーの「Inside Out 2」(邦題:インサイド・ヘッド2)の 16億2600万ドル。

ディズニーはこの「Inside Out 2」が劇場でもう少し稼げると判断し、従来の90日間の劇場独占公開から100日間へと延長すると発表しました。(Time より)

「デッドプール&ウルヴァリン」は現在2位ですが、初週の売上で言えば「Inside Out 2」を上回っていた事もあり、1位を塗り替える可能性は十分あることから、「デッドプール&ウルヴァリン」も映画館での公開期間が延長される可能性が高くなりました。これにより、当然の事ながらディズニープラスでの配信日は遅れる事になります。

もう一度、「Inside Out 2」に注目してみます。

「Inside Out 2」は 2024年6月14日 に米国で公開、また、When To Stream によると、2024年8月20日 にYouTube TV、 Apple TV 、AmazonプライムビデオなどのVODおよびデジタルプラットフォームに登場します。

6月14日 から 100日 後は 9月22日 となり、その後、ディズニープラスの新作配信日である水曜日が来るタイミングは 9月25日 となります。

「デッドプール&ウルヴァリン」は 7月26日 に米公開、そこから 100日 後は 11月3日 となり、次の最速水曜日は 11月6日 となります。

ただし 11月6日 は「アガサ:オール・アロング」の最終話が配信される予定の日となっており、ディズニーが話題の分散を避けたいと考えるのであれば、さらに1週間から2週間ほど「デッドプール&ウルヴァリン」が遅れる事も考えられます。

まずは米国での「Inside Out 2」の動きに注目しつつ、これが実際に 9月25日 に配信されるようであれば、「デッドプール&ウルヴァリン」は 11月6日 +αぐらいの日程で配信されると予想されそうです。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

ドラマ「ワンダーマン」はどんな話になる?キャストリストには意外な役割も

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ワンダーマン」はディズニーやマーベルが正式発表しないまま既に撮影を終え、現在編集作業中のプロジェクト。ディズニープラス向け作品として全10話になるとされる本作はどのようなドラマとなるのでしょうか。

「ワンダーマン」はコミックのアベンジャーズの古参メンバーのひとり、ワンダーマンことサイモン・ウィリアムズを描く作品で、主演はヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世さん。

サイモンが俳優という職業の関係か、「アイアンマン3」や「シャン・チー/テン・リングスの伝説」で俳優のトレヴァー・スラッタリーを演じたベン・キングズレーさんが撮影現場で目撃されていました。

本作はハリウッド風刺作品になるとも報じられており、以前に海外メディアは「このシリーズは、映画で大成功しようとするハリウッドのスタントマンと俳優を中心に、エンターテインメント業界に対するスーパーヒーローの視点を提供します。」と簡単なあらすじを紹介しています。

今回あらたにトリー・フォーゲルさんが「DODCエージェント」という役割でキャスティングされている事が判明。本作にはダメージコントロールが関与する事になるようです。

ダメージコントロールは映画「スパイダーマン:ホームカミング」(2017年)でMCUに初登場した組織で、ヒーロー達の戦いの残骸の処理・保管を目的として設立されました。

しかし「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」(2021年)ではその業務内容が大きく変化して登場。その後もドラマ「ミズ・マーベル」などでヒーローを敵視する動きが見られています。

また、「シークレット・インベージョン」での予告にも登場し、組織の変化はスクラルに乗っ取られているのではと予想されていましたが、この予告のシーンはドラマ本編には登場しませんでした。

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「ミズ・マーベル」でのダメージコントロールを考えると、「ワンダーマン」のダメージコントロールも主人公サイモンを捕らえようとしてくるのか、それとも何かしらの新展開があるのか注目となりそうです。

ドラマ「ワンダーマン」はディズニープラスで配信予定です。

「デッドプール&ウルヴァリン」が正式に歴代R指定映画1位に、前王者「ジョーカー」のトッド・フィリップス監督も祝福

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」が世界興行収入11億4000万 ドルを突破し、これまでR指定映画の記録1位を保持していた「ジョーカー」の 10億6000万 ドルを越えた事が boxofficemojo のレポートより判明しました。

DCコミック「バットマン」の宿敵ジョーカーにスポットをあてた2019年の映画「ジョーカー」を制作したトッド・フィリップス監督は、「ジョーカー」の印象的なシーンをデッドプールに置き換えた画像と共に称賛の言葉を投稿。

「この圧倒的な勢いで映画を制作したライアン・レイノルズとショーン・レヴィに敬意を表さなければなりません。大ヒットすることは分かっていましたが、これはやりすぎです。関係者全員おめでとうございます!!」

これに対して「デッドプール&ウルヴァリン」のレヴィ監督は「ありがとう、トッド・フィリップス!次はどんなおいしい狂気を私たちのために用意してくれるのか、楽しみで待ちきれません…!」とフィリップス監督の次回作への期待を込めたコメントを返しました。

フィリップス監督の新作「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」はタイトルから予想がつくとおり「ジョーカー」の新作映画であり、10月に公開されるこの映画で「デッドプール&ウルヴァリン」がすぐに2位に転落する可能性は残されています。

また、R指定ではなく全体で見た時に、2024年の1位は「Inside Out 2」(インサイド・ヘッド2)がじわじわと数字を伸ばし16億ドルを突破、2位が「デッドプール&ウルヴァリン」でそれを追いかける状況となっています。

主演のライアン・レイノルズさんは Instagram で新たな舞台裏写真と共に、共演のヒュー・ジャックマンさんとショーン・レヴィ監督への賛辞を投稿。

彼はひどい週を過ごしていました…インフルエンザにかかり、車のタイヤが2回もパンクし、誰かに家を卵で攻撃されました。しかし、その後の出来事は速かった。彼は私にウルヴァリンを復活させたいと言いました。

数ヶ月後、彼はウルヴァリンを再び輝かせ、ついにあの有名な黄色のスーツを着ることになりました。

ショーン・レヴィと私は多くを語りませんでしたが、私たちは大きなプレッシャーを感じていました。MCUにこのキャラクターたちをどう導くか、秘密のキャラクターたちをどう守るか、多くの動く要素がありました。しかし、ヒューがあのスーツを着てセットに現れたとき、みんなが特別なことが起こっていると感じました。その瞬間、すべてがうまくいくと確信しました。

何ヶ月もの撮影と長い編集作業の間、私はウルヴァリンの最前列にいました。友人であり、私のお気に入りの俳優である彼から多くを学びました。二つのことが同時に真実であることができます。1) 時々、私は砂糖を食べ過ぎて、彼の家に卵を投げつけるのは秘密です。何かを感じたいからです。そして2) 私はファンであり、同時に友人でもあります。

私は2007年ごろにシドニーで彼に会いました。当時、彼はすでに映画スターで、私は途中から参加した脇役でした。途中からの参加は、新しい学校に通うこととあまり変わりません。私は緊張していました。映画のセットは、力のバランスが不均衡で怖いことがありますが、彼がクルーの全員を本当に尊重し感謝している様子を見て、映画製作者という言葉は、ポスターに名前が載っている人だけに使われるものではないと感じました。

私はヒューほど思慮深く、上品な人を知りません。彼は愛する人のために何でもします。初対面の人のためにでも、何でもします。

「デッドプール&ウルヴァリン」で、ヒューはウルヴァリンのファンの夢を叶えただけでなく、私の夢も叶えてくれました。彼こそが本物のXマンです。

ヒュー・ジャックマンさんの撮影現場での振る舞いについては、「ローガン」で共演したダフネ・キーンさんも同様の発言をしていました。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

映画「シャン・チー2」は必ず実現する、シム・リウさんがコメント

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー2」に関して、先日のコミコンや D23 では何の発表もありませんでした。音沙汰がなかった続編映画について、主演を務めるシム・リウさんは海外メディア Time of India を通じて「必ず実現する」と約束しました。

リウさんはインタビューで「その多くは私の給料では手に負えないものですが、必ず実現します。ですから、このプロジェクトに取り組むのがとても楽しみですし、素晴らしいものになるでしょう。それ以上は何も言えません。」とコメントし、プロジェクトが生存している事を報告しました。

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」が公開された同年2021年に続編とスピンオフの制作が報じられ、ケヴィン・ファイギ社長とシム・リウさんがコメントしていた2作目映画について、ほとんど何も分かっていません。

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2022年にマーベルが出願した商標から、映画のタイトルが「シャン・チー&レックエイジ・オブ・タイム」になるのではないかとも考えられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/marvel-trademarks-filed-2022-07/”]

日本語で「時の残骸」を意味する2作目の映画は、そのサブタイトルからタイムトラベル要素が考えられ、ひいては征服者カーンの関与が予想されていました。しかし、カーン役俳優の法的トラブルに関連して「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」を筆頭に関連作品は大きな変更を余儀なくされ、「シャン・チー2」もそれに巻き込まれたのではないかとも見られています。

また、これは単なるエラーだと考えるファンが多数ですが、11個目の腕輪が登場するのではともネタとして噂されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-shang-chi-discoverd-11th-ring/”]

「シャン・チー2」は前作から引き続きデスティン・ダニエル・クレットン監督が手掛けることが判明しています。監督は現在、ディズニープラス向けのMCU作品「ワンダーマン」の編集作業中である他、日本の漫画「NARUTO」の実写映画の制作が控えています。

ソース:Lot of it is above my pay grade but sequel definitely happening: Simu Liu on ‘Shang-Chi…’