ドラマ「アイアンハート」、ゼルマ役俳優がドクター・ストレンジのファンガールである事を明かす、スピンオフにも意欲

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」でゼルマ・スタントンを演じたリーガン・アリヤさんが、海外メディア Inverse とのインタビューでドクター・ストレンジとの関係や、噂のスピンオフ「ストレンジ・アカデミー」について言及しました。

ドラマの制作を振り返ってアリヤさんは「台本を受け取った時、現場で叫んでしまいました。『ドクター・ストレンジって知ってる?』って言えるぞって。家族全員が、私が壁に『ドクター・ストレンジ』のコミックを貼っているのを知っているので、コミックの中で文字通り彼の弟子であるキャラクターとして出演できたなんて、信じられない気持ちです。」と語っています。

ドラマの最後はリリではなくゼルマ・スタントンのシーンで終わっており、ヴィランのパーカー・ロビンスがゼルマのもとを訪ねてきた事で不穏な未来を示唆していました。

ゼルマの今後について「彼女は賢い子だと思います。」とアリヤさんは言います。「でも、もしシーズン2があったり、このストーリーが別の作品で続編が作られたりするなら、『悪い子にはならないで』って思うんです。自分の原点に戻って。図書館に行って、ストレンジの所に行って、ドアをノックして、『お願い、お願い、お願い』って言いなさい。だって、これはあなたが進みたい道じゃないんだから。」

そして、「ベネディクト・カンバーバッチの隣に立って演技するのが私の夢なんです。」と語るアリヤさんは、噂のスピンオフ作品「ストレンジ・アカデミー」についても言及。

「『そう願っています』としか言えません。ストレンジ・アカデミーは人々が待ち望んでいる市場を開拓できるかもしれません。ハリー・ポッターがハリー・ポッターであるのは、読者を今までの常識を超えた世界へと連れて行ってくれるからです。」

「最近、ハリー・ポッターを応援したいという人が本当にたくさんいるんです。みんな、また熱狂的なファンになれるような新しいものを切望しているんです。そして、私にとっては、ストレンジ・アカデミーはまさにその穴を埋めてくれる存在になると思います。」

コミックの「ストレンジ・アカデミー」はドクター・ストレンジが校長を務める魔法学校の学生たちに焦点をあわせた物語で、ゼルマ・スタントンは備品や図書を管理する講師として登場します。

「ストレンジ・アカデミー」は当初、ドラマ化かアニメ化の話が出ていましたが、最近では映画化も検討されていると報じられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-nova-and-strange-academy-marvel-studios-considering-serieses-or-films/”]

ドラマ「アイアンハート」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Regan Aliyah Says One Marvel Spinoff Could Replace Harry Potter

アイアンハートがアイアンマンより優れている6つのポイント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」シーズン1の最終回の配信が行われ、多くのファンはアイアンハートとアイアンマンを比較してしまう事態に陥っています。アイアンハートは2016年のコミックでデビューし、もうすぐ10周年となる比較的新しいヒーローですが、その実態はどのような人物なのでしょうか。

Comicbook.com はコミックのアイアンハートを特集。6つの点でアイアンマンより優れていると評価しています。

1、リリはお金も経験もなしにアーマーを作った

トニー・スタークは映画でもコミックでも洞窟内で廃材を利用してアーマーを作ったという経緯がありましたが、そこに至るまでの十分な教育を受けるだけの資金が父ハワードから与えられていました。ごく一般的な家庭に生まれたリリは一般的な教育を受けるだけでそこに至ったという意味では、リリのほうが優れていると言えます。

2、アイアンハートは市民のために戦う

アイアンマンはコミックでも何度も世界を救ってきましたが、トニー・スタークは主に個人的な理由で戦い、彼の決定は彼の巨大なエゴが大きく影響しています。

ふたりとも常に自分が正しいと信じ、それを証明するために戦っているのは共通していますが、トニーは世界がヒーローとして彼を必要としていると感じている事で戦っています。一方、リリは銃殺された友人のナタリーのような人々を救いたいという理由で戦っています。

アイアンハートは小さなストリートの人々のために戦い、アイアンマンそれらには目もくれず、より大きな脅威に目を向けています。

3、アイアンハートは人々を助ける技術を作りたい

武器製造会社スターク・インダストリーズを継いだトニー・スタークは今でこそアイアンマンとしてヒーロー活動をしていますが、その本質は結局の所、兵器開発者でした。

リリは人々を助けたいと考える純粋なハートを持ち合わせており、そこからトニー・スタークがアイアンハートと命名しています。

リリはテン・リングスさえも武器ではなく、人々のために技術転用出来ないかと考えていました。

4、テン・リングスで闇落ちしなかった

MCUと違って、コミックのテン・リングスはマンダリンの武器でした。コミックではアイアンマンとマンダリンによるテクノロジーと魔法の対決が長年描かれています。

トニー・スタークはテン・リングスを装着した際に闇落ちした事がありましたが、リリなら大丈夫だと信じていたトニーは彼女にリングを託しました。

結果的にリリはテン・リングスの支配に下る事はありませんでした。

5、アイアンハートは誠実である

結局の所、トニー・スタークはわりと嘘つきでした。彼は自分の計画を実行するために、友人や仲間に嘘をつくことをためらいません。また、「シビル・ウォー」のようにアイアンマンは敵対する事もしばしばありました。何年も征服者カーンの手先だったこともありました。

リリは社交性が乏しく、ある種のコミュ障でもありますが、友人には忠実で誠実です。

6、アイアンハートは権力に興味がない

コミックのアイアンマンの評価を妨げているものの一つが、トニー・スタークの権力への執着です。コミックの「シビル・ウォー」の際は、皆に自分に従うように要求していました。

後にS.H.I.E.L.D.の長官も務めますが、当然周囲の忠告など聞く事はありません。より強いソーのような人物だけがトニー・スタークを止められるのです。

MCUのアイアンマンが人気なのは、コミックのトニー・スタークのこういう嫌味な部分がさほど多くないからだと考えられます。もちろん、クズ味のあるほうが魅力的だという意見もあります。

一方でアイアンハートは他のヒーローの命まで管理したいとは考えていません。彼女は管理職につくよりも現場に赴いて一人でも市民を助けたいと考えています。


MCUとコミックではアイアンマンもアイアンハートもかなり異なるキャラクターである事は否定出来ません。アイアンマンとアイアンハート、そしてコミック版かMCU版、何を推すかは個人でそれぞれでいいと思います。

なお、アイアンハートのキャラ設定が優れているとしても、60年近い歴史をもつアイアンマンのほうがコミックが売れているのは事実です。50年の差がある両者を比較するのは酷な部分もありますが、マーベルコミックがさらに100年続けばまた違った比較結果が出るかもしれません。

ソース:6 Reasons Ironheart Is a Better Hero Than Iron Man

ドラマ「アイアンハート」、トニー・スタークもメフィストと取引していた説

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」ではメフィストが登場し、主人公リリ・ウィリアムズを言葉巧みに甘い誘惑で取引させようとするシーンが用意されていました。そのメフィストのとある発言に注目が集まっています。

※これより先は「アイアンハート」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

最終話のラストでメフィストとリリがダイナーで会話をしている際、メフィストは「フォーブスの長者番付100人中100人が私のクライアントです。」と語っています。

トニー・スタークはマーベルの世界で誰もが知る大富豪であり、彼がメフィストと実際に取引をしていたのかどうか、海外ファンは気になっています。

現実のフォーブスの2025年の長者番付で100位と言うと、資産がだいたい200億ドル以上となっています。なお、フォーブスはトニー・スタークの総資産(2010年時点)を88億ドルと2011年に推定しています。

「アイアンマン3」の設定本で8着で70億ドルと書かれている事を見ると、この時点でのフォーブスの推定はいい線をいっていると言えそうです。ただし、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の時点ではマーク85までのアーマーが存在しており、単純計算すると700億ドル超に。アイアンマンに比べると少ないとは言え、ウォーマシンのアーマーもトニー・スタークの資産である事も考えると、概ね800から1000億ドル程度と推定出来る事に。彼の豪華な別荘や車などはアーマーやAIのコストと比べるとわずかなものであるため、特に考慮されていません。

なお、コミックではアイアンマン・ディオ・アーマーを日本の防衛大臣に10着150億ドルで売りつけようとした事や、対セレスティアルズ用のゴッドキラーマーク2を「40億ドルの花火」と称して自爆させている事などがアイアンマンのアーマーの費用算出の目安になっています。

そんなわけで、「アイアンマン3」の時点では長者番付上位100人には入っていないと考えられる所ですが、その後の何処かの時点ではランクインしているはずで、メフィストの発言が真実であればトニー・スタークには疑惑の目が向けられる事に。

「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でアベンジャーズがバラバラになって以降、トニーはアーマーの開発を加速させており、これに伴って資産としては増大する事に。トニーの妄執はある意味メフィストの絶交の的にも見えます。「エンドゲーム」での彼の退場は、悪魔の取引の代償として魂を取られた事を意味するのでしょうか。

メフィストがリリと悪魔の契約と成立させるために嘘を並べている可能性は十分に高いですが、「アイアンハート」でのセリフがどの程度真実かはしばらく見守る必要があります。アベンジャーズたちがトニー・スタークの魂をメフィストから取り戻すミッションに赴く事はあるのでしょうか。

なお、メフィストの発言についてはドルマムゥとの力関係に関するセリフにも注目されています。

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ドラマ「アイアンハート」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

大ヒット映画「罪人たち」のプロデューサーがマーベルから「ブレイド」の衣装を買い取っていた事を明かす

プロキシミティ・メディア制作、ワーナー・ブラザース配給の映画「Sinners」(邦題:罪人たち)はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督が手掛けた吸血鬼映画で米国で大ヒットしました。そのプロデューサーを務めたセヴ・オハニアンさんが、衣装の大半がマーベルから買い取ったものだと明かしました。

海外メディア ScreenCrush とのインタビューで、「Sinners」のプロデューサーであるセヴ・オハニアンさんは、この吸血鬼映画で使用した衣装の多くが、もともとマーベルで開発されていた時代劇版「ブレイド」の衣装を再利用したものである事を明かしました。

クーグラー監督は長年温めていた「Sinners」のアイデアを 2023年10月末 にオハニアンさんに提案し、翌年4月には撮影に入るという異例のスピードで同作を制作。その背景にはライバル社でもあるマーベル・スタジオの助力があったと言います。

オハニアンさんは「2023年10月のハロウィーンの頃のディナーで、『Sinners』をやったらどうだろうとライアンに提案されたんです。『脚本は12月に渡すから、翌年1月にスタジオに話して4月に撮影を始めよう』とね。最初は次の年の12月のことだと思ったんです。それでも『執筆期間が14か月とは短いな』と思っていたら、まさかの2か月後のことでした。」と制作当時を振り返りました。

「通常の映画制作だと準備に時間をかけ、デザインなどもいくつかのオプションを試して発展させていくんです。でも、僕たちにはそんなことをする時間はありませんでした。だから、全員が一発目のトライで完璧なものを出す必要があったんです。彼らがそうしてくれて本当にありがたく思っているし、彼らを誇りに思っています。」と衣装、美術をはじめとしたスタッフを称えました。

これを手助けする事になったのがマーベル・スタジオ。「Sinners」の衣装デザイナーは「ブラックパンサー」シリーズで2度のオスカーに輝いたルース・E・カーターさんで、彼女は当時「ブレイド」を手掛けており、今年の4月に本人がそれを語っていました

オハニアンさんは「ルースは、結局撮影されないことになった『ブレイド』に取り組んでいました。まだ彼ら(マーベル・スタジオ)は作るつもりでいるとは思うんですが、スケジュールがどうなっているかはわかりません。ただ、いつの時点か、『ブレイド』は過去を舞台にした映画になるはずでした。『Sinners』の舞台と同じ頃のね。だから彼女の倉庫にはその時たまたま、その時代にふさわしい服が大量にあったんです。それで『僕たちはこの映画を明日に撮るんだけど』と言ったら、マーベルが寛大にもそれらを原価で売ってくれました。だから、本作の背景にいる俳優たちはその服を着ているんです。マーベルには本当に感謝しています。」とマーベルの協力で映画が完成した事を明かしました。

ライアン・クーグラー監督と衣装デザインのルース・E・カーターさんがマーベル経験者であった事に加えて、セヴ・オハニアンさんもドラマ「アイアンハート」で製作総指揮を務める人物。「Sinners」はマーベルとの縁があって完成した映画という事のようで、なかなか珍しい裏話の披露となりました。

「ブレイド」の主演を務めるマハーシャラ・アリさんは2週間前のインタビューで「いつでも準備が出来ている」と話していましたが、制作の現状は分かっていません。ここ数日はブレイドが関与すると見られる「ミッドンサイトサンズ」の新しい脚本家が見つかったとも報じられており、制作再開の兆しではないかと注目されています。

映画「サンダーボルツ*」、AmazonとiTunesで1位デビュー

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」、あるいは「*ニューアベンジャーズ」のデジタル購入とレンタルが米国でスタートし、AmazonとiTunesの両方で1位を獲得した事が判明しました。

FlixPatrol によると、Amazonの有料配信及びレンタルや、iTunesストアで「サンダーボルツ*」が今週、デビューと共に1位を獲得しているとのデータが出ているようです。

「サンダーボルツ*」は近年のMCUの映画の中でもかなりの高評価となっていましたが、映画の興行収入にはあまり影響せず、当初の予想よりは上昇したものの低調な結果となりました。

ニールセンの先月分のストリーミングデータランキングで「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」が1位を獲得している事を考えても、単に「映画館で見る人が減少した」というだけに留まっているというのが現状と言えそうです。

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ディズニーの収益は映画チケットのみならず、パーク、グッズ、ゲームなど収入源は多岐にわたり、一つの映画に対して興行収入だけでは計れないビジネスモデルを確立しています。

チケットはあまり売れなかったという結果に終わった両作でしたが、オンラインでの視聴は引き続き人気を維持しているようで、近々開始されると見られるディズニープラスでの「サンダーボルツ*」配信もランク入りする事が予想されます。

また、今週のディズニープラスの視聴ランキングではドラマ「アイアンハート」が1位を獲得しています。

ドラマ「アイアンハート」、ゼルマ・スタントンは既にピーター・パーカーと協力している?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」でデビューしたリーガン・アリヤさんが演じるゼルマ・スタントン。コミックとは少し違う設定で登場する事になったゼルマですが、MCUではスパイダーマンと関係するキャラクターとなるのでしょうか。

MCUをテーマにしたアトラクションである、ディズニーパークのアベンジャーズ・キャンパスでは、W.E.B.ラボの開発デザイナーとしてゼルマ・スタントンの名前が記されていると言います。

アベンジャーズ・キャンパスにおける、スパイダーマンのガジェットで魔力を持つものはゼルマが設計したという設定になっている様子。

MCUの本編とアベンジャーズ・キャンパスはマルチバースという設定になっており、かなり似ている部分もあれば、まったく異なる部分もあり、ゼルマ・スタントンとピーター・パーカーの関係が映画館のスクリーンにも持ち込まれれるかどうかは何とも言えません。

コミックのゼルマはドクター・ストレンジの弟子で、魔法学校ストレンジアカデミー(ドクター・ドゥームがソーサラースプリームになってからはドゥームアカデミー)の備品、図書管理などを担当。

ドラマ「アイアンハート」では(コミックでは名前も設定されていない)母親のマデリーンがカマータージで修行していた事があるとの事で、ゼルマはその母親からの教えと独学で魔法を操る天才少女という描き方になっていました。

これはディズニーにとってとても都合のいいキャラクターがデビューしたとも言えそうです。

MCUで魔法をテーマにするためにはワンダ・マキシモフかドクター・ストレンジ、あるいはウォンが必要でしたが、エリザベス・オルセンさんやベネディクト・カンバーバッチさんらの出演料は以前よりも高額になっており、そう簡単にキャスティングする事は出来ません。

しかし、ゼルマ・スタントンを使って魔法の対処を出来るようになった事で、これまでよりも安価に魔法を取り入れた物語を作れるようになりました。

MCUのゼルマ・スタントンの今後は不明ですが、「アイアンハート」シーズン2があれば登場はほぼ確定的で、その他「ドクター・ストレンジ3」、「ストレンジアカデミー」、「ミッドナイト・サンズ」などに関与の可能性がある他、「アベンジャーズ」シリーズや「ヤングアベンジャーズ」にも席が用意される可能性が予想される所。彼女の今後については注目となっています。

ドラマ「アイアンハート」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

映画「ブレイド」のマハーシャラ・アリさんがスカーレット・ヨハンソンさんから作品について聞かれるも頑なに回答拒否

映画「ジュラシック・ワールド リバース」のプロモーションとして、海外メディア VOGUE のキャストQ&A に参加していたマハーシャラ・アリさんが、スカーレット・ヨハンソンさんらからMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブレイド」への関与について質問されるも、回答を拒否しました。

動画には「ジュラシック・ワールド」最新作に出演したスカーレット・ヨハンソンさん、マハーシャラ・アリさん、ジョナサン・ベイリーさんが登場。

動画の6分ごろ、ジョナサン・ベイリーさんが「君たちのMCU出演作を全部教えてよ。楽しみにしている作品があるんだ。」という質問に対して、マハーシャラ・アリさんはいちはやく「僕は関係ないから、それを言わせないで。」と回答を拒否、「それはスカーレットへの質問だよ。」と受け流しました。

「アベンジャーズ1~5までだっけ?」と聞かれたスカーレット・ヨハンソンさんは「ドゥームズデイ」への関与を笑顔で交わしながら「アイアンマン2」からの出演を振り返っています。

「アベンジャーズ:エンドゲーム」の話まで来た所で、アリさんは「あなたの最初の映画の役はなんですか?」と強引に次の質問へ移行。ヨハンソンさんが「マハーシャラ、あなたは?」とMCUの話を振り直すも、アリさんは再度「あなたの最初の映画の役はなんですか?」と質問。

2度ほどこのやり取りを繰り返し、ヨハンソンさんが笑って折れることになり、アリさんはマーベルの話から逃げ切る事に成功しました。

2019年に制作発表された「ブレイド」の開発は一進一退を繰り返し、現在どのような状況にあるのか詳しく分かっていません。ディズニーは確保していた劇場公開日を白紙に戻しており、予定も不透明になっています。

「ブレイド」の状況が分からない中で、昨日、スクーパーのダニエル・リヒトマン氏はブレイドが関連しているとされる映画「ミッドナイト・サンズ」の新しい脚本家が見つかったと報告しています。

「ミッドナイト・サンズ」には20世紀FOXの「LOGAN/ローガン」を書いたマイケル・グリーンさんが参加していましたが、今年の1月に降板が報じられていました。

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ドラマ「アイアンハート」でゼルマ・スタントンとメフィストがデビューした事で、「ミッドナイト・サンズ」の幅も広がったと考えられますが、ブレイドの前進のきっかけとなるのか注目です。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、ニコラス・ホルトさんがビースト再演の話はしていないと明かす

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」では多くのX-MENが再登場するとされており、公式のキャスト発表にもその名前がいくつか含まれていました。しかし、2011年の映画「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」でビースト/ハンク・マッコイを演じたニコラス・ホルトさんはその話し合いに参加していないと明かしました。

ニコラス・ホルトさんは最新出演作となる「スーパーマン」のプロモーション中、海外メディア EW とのインタビューで「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のキャスト発表と、自身が過去に演じたビーストを振り返り、「ケルシーは素晴らしいビーストでした。」と語りました。

「彼は、私が子供の頃に見ていたビーストそのものでした。パトリック、イアン、ジェームズなど、彼らが再登場させる他の俳優たちも皆そうでした。」

X-MENのキャストは2000年から始まったパトリック・スチュワートさんらが登場する「X-MEN」と、ニコラス・ホルトさんが出演し、過去を舞台とする「ファースト・ジェネレーション」世代に大きく2つに分けられています。そして、「ドゥームズデイ」のキャストとして発表されているほとんどは最初のキャスト陣でした。

ホルトさんは「X-MEN映画で見てきたキャラクターたちです。彼らがそれをどう表現するのか、とても楽しみです。彼らがどのようにあの世界にこれらのキャラクターを組み込んでいくのか、楽しみです。」とアベンジャーズ最新映画への期待を語りました。

最後にマーベル・スタジオと「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」でビースト再演する事について話し合いをしたかと質問されたホルトさんは、きっぱりと「いいえ」と回答しました。

スタジオが「ドゥームズデイ」でX-MENの旧キャストのみにフォーカスしている理由はまだはっきりとしていません。ジェームズ・マカヴォイさんら新キャストは「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」に温存している事も考えられそうです。

ニコラス・ホルトさんは数年前にもビースト再演を希望していましたが、今回の彼の回答を鵜呑みにするのであれば、現時点でその話し合いは行われていないようです。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

ソース:Nicholas Hoult reacts to Beast comeback in Avengers: Doomsday, confirms no Marvel talks on his end(exclusive)

ドラマ「アイアンハート」、最終話のリリの決断には「計画がある」と主演が語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」シーズン1の最終話では主人公リリ・ウィリアムズが悪魔との取引に対してとある決断を下しています。これについて、リリを演じたドミニク・ソーンさんは「彼女には計画がある」と語っています。

※これより先は「アイアンハート」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

シーズン1のエンディング部分でリリは悪魔のメフィストとダイナーで対面。その際、亡き親友ナタリーの蘇生について取引を持ちかけられたリリは、あろう事か悪魔の取引に応じてしまいました。

海外メディア Deadline とのインタビューでドミニク・ソーンさんはこの決断について自身の見解を述べています。

彼女はこれまで、他の人が認めてくれるだろうと思ってあらゆる選択をしてきました。ようやく結末にたどり着いた時、彼女は「自分が正しいと思うことをして、どうなるか見てみよう」という感じでした。明らかに、彼女は両方の立場を取ろうとしていましたが、うまくいっていなかったのです。

そしてリリとメフィストの関係の未来について次のように語りました。

私の直感では、これが彼との最後の出会いではないと思います。パーカーとの関係でも、もちろんリリとの関係でも、これが最後ではないと思います。メフィストは、リリ・ウィリアムズとの件で、予想以上に頭を悩ませることになるでしょう。メフィストが何を企んでいるかに関わらず、リリは間違いなく別の計画を考えていると思います。

ソーンさんはリリがメフィストを出し抜くと考えているようで、今後のリリの未来について楽観的な見方をしている事を示しました。

また、EW とのインタビューではこの結末についてもう少し語り、闇落ちしたように見える事について「とても興奮している」と語っています。

リリが伝統的なヒーローの道を歩まなくていいというのは、すごく魅力的だと思います。彼女はすでにいくつかの境界線を越えていて、その結果は向こう側でどうにかなるだろうと考えています。では、その範囲は一体どこまでなのか?その結果の規模は?彼女は抵抗し続けるのか?正しいことをし続けるのか、それとも自分の別の部分に頼るのか?

「ワカンダ・フォーエバー」以来、リリが見せてきたもの、つまり彼女がスーパーヒーローという称号に真剣に取り組んでいないという事実を、あのシーンは改めて強調してくれました。あの最後の瞬間は、全てを突きつけ、全てを凝縮し、リリ・ウィリアムズに出会ってからずっと見てきたことを改めて示しています。つまり、あなたには素晴らしい才能と可能性が秘められているのに、選択を迫られる必要があるということです。

しかし、リリの物語の続きがどこで展開されるかは、今のところ明言はされていません。5月のインタビューでスタジオ幹部はシーズン2について「様子見」と語っていました。

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本作のヘッドライターを務めたチナカ・ホッジさんは「視聴者の皆さんが番組を視聴して、この6話を見て、MCUの未来がどうなるのかを見るのが待ちきれません。次に何が起こるかは、視聴者の皆さんの判断にかかっています。ですから、ぜひ番組を視聴して、ディズニーとMCUに『アイアンハート』の強力なファンベースがあることを示してください。」と語り、シーズン2の制作は反響次第である事をあらためて強調しています。

もしもシーズン2の制作にGOサインが出ない場合は、ライアン・クーグラー監督の手に戻って「ブラックパンサー3」で言及されるか、あるいはリリ自身が呪われた事で「ミッドナイト・サンズ」のプロジェクトに組み込まれる可能性も予想出来そうです。

ドラマ「アイアンハート」は映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」の後日譚として、世界に名を刻むことを決意したリリが故郷シカゴに戻り、テクノロジーと魔法が対決する作品。アイアンスーツを製作するという彼女の独自のアプローチは素晴らしくも、その野望を追求する中で、彼女は謎めいていながらも魅力的なパーカー・ロビンス、通称「ザ・フッド」と出会うことになります。

「アイアンハート」は「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督が製作総指揮を担当、脚本は「スノーピアサー」のチナカ・ホッジさんが執筆。

アンソニー・ラモスさんがヴィランのザ・フッド(ザ・フード)を演じる他、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」のオールデン・エアエンライクさんがジークを演じています。その他、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」からMIT職員役のジム・ラッシュさんが再登場します。

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月24日 よりディズニープラスで配信中です。

ソース:Dominique Thorne Unpacks Riri’s Deal With The Devil In ‘Ironheart’ Finale

ドラマ「アイアンハート」、当初の黒幕はコミックどおりだった、製作総指揮が語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」シーズン1の最終回の配信を終え、製作総指揮を務めたライアン・クーグラーさんやゾーイ・ナーゲルハウトさんらが、メディアインタビューで開発当初の計画について明かしました。

※これより先は「アイアンハート」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

ドラマではザ・フッド/パーカー・ロビンスの呪われたマントの由来について、ゼルマ・スタントンが「50%の確率でドルマムゥ」だと説明していましたが、これは実際にコミックではそうでした。パーカーはドルマムゥが作ったマジックアイテムを盗み出し、利用しているヴィランでした。

海外メディア Variety とのインタビューで、ゾーイ・ナーゲルハウトさんは当初はコミックどおりドルマムゥが黒幕の予定だったと説明しています。

コミックの観点から見ると、パーカーの力はドルマムゥに由来しています。ドルマムゥもMCUでは非常に重要なキャラクターであり、一緒に作品作り出来ればとてもエキサイティングだったでしょう。しかし、展開していくうちに、メフィストの方がこの番組のテーマに合致することに気づきました。

野心や代償、そして欲しいもののために何を犠牲にするかといった場面に深く入り込むことで、彼は登場人物たちの、特にリリの旅を結びつける興味深く高められた方法を提示してくれたので、彼を登場させることはほとんど考えるまでもありませんでした。

ライアン・クーグラーさんはスパイダーマンを引き合いに、リリの物語にメフィストが関与した今回のドラマについて語っています。

面白いことに、2016年にジョン・ワッツに初めて会った時、彼が「スパイダーマン:ホームカミング」をやっていた頃は、スパイダーマンはまるで地下室レベルで、街の悪党たちと戦っているような感じでした。その後、「ノー・ウェイ・ホーム」の頃には、彼はドクター・ストレンジと対峙したり、様々な現実を経験したりしています。

「ワンダヴィジョン」や「アガサ」で彼(メフィスト)に出会わなかったことが、本当に素晴らしい。ストレスに苛まれた若き黒人の天才を通して彼に出会う。番組を観ると、『ああ、いつもこうやって彼に出会うんだ』って思う。「ロキ」ではそうはなりませんでした。彼はトリックスターで、そういう風に行動する。彼がいるのは、シカゴのピザ屋、誰も予想もしないような場所なんです。

「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」でリリ・ウィリアムズをデビューさせたライアン・クーグラーさんは、リリの今後が「ブラックパンサー3」へと続くのか、それとも「アイアンハート」シーズン2に続くのかと質問されると、明確な回答を避けました。

チナカ(脚本家)が次に何を仕掛けてくるか、ケヴィンが次に何を仕掛けてくるか、分かるでしょう? 観客はきっとあの結末を受け入れるだろうし、あのキャラクターたちにまた会えるのが待ちきれませんよ。

「アイアンハート」が数年前に制作を終えていた事を考えると、リリの物語の続きがどこになるかは既に決まっている可能性が高そうです。

リリがあの状態で「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」に参加するのかという事も気になる所ですが、今のところ、ドミニク・ソーンさんが出演するとは発表されていません。

ドラマ「アイアンハート」は映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」の後日譚として、世界に名を刻むことを決意したリリが故郷シカゴに戻り、テクノロジーと魔法が対決する作品。アイアンスーツを製作するという彼女の独自のアプローチは素晴らしくも、その野望を追求する中で、彼女は謎めいていながらも魅力的なパーカー・ロビンス、通称「ザ・フッド」と出会うことになります。

「アイアンハート」は「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督が製作総指揮を担当、脚本は「スノーピアサー」のチナカ・ホッジさんが執筆。

アンソニー・ラモスさんがヴィランのザ・フッド(ザ・フード)を演じる他、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」のオールデン・エアエンライクさんがジークを演じています。その他、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」からMIT職員役のジム・ラッシュさんが再登場します。

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月24日 よりディズニープラスで配信中です。

ソース:Ryan Coogler, Dominique Thorne and the ‘Ironheart’ Team on Introducing [SPOILER] Via That Surprise Cameo and Setting Up Riri Williams’ Future in the MCU