ドラマ「シークレット・インベージョン」、オリヴィア・コールマンさんが感じたただ一つの残念な事

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」の主演を務めるサミュエル・L・ジャクソンさんが、海外メディア Empire とのインタビューに応じた中で、共演のオリヴィア・コールマンさんががっかりしていた点について明かしました。

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サミュエル・L・ジャクソンさんはインタビューの中で、共演者のオリヴィア・コールマンさんが本作についてがっかりしていた事があるとして次のように語りました。

コールマンががっかりしていたのは、せっかくスーパーヒーローの世界に足を踏み入れたのに、彼女のキャラクターにスーパーパワーがなかったということです。彼女は「何かに噛まれたり、何かの水槽に落ちたりできないの?」と何度も聞いていたよ。彼らはその度に「そんな話じゃありません」と答えていた。

コールマンさんは以前の別のインタビューにてマーベルのファンだった事を明かし、エージェントに「スーパーヒーローになりたい」と何度も言って、仕事を取ってくるようずっと依頼していたとも話していました。

コールマンさんは憧れのマーベル作品に参加できたことで現場でも終始興奮していたそうですが、一方でサミュエル・L・ジャクソンさんも昔からコールマンさんのファンだったと語り、「共演出来る日が来るなんて、なんという幸運だろう」とコメントしました。

コールマンさんは本作でMI6の特別捜査官ソーニャ・ファルスワースを演じるとされており、フューリーとは敵対する立場にあると報じられています。

残念ながらソーニャはオリヴィア・コールマンさんが望んでいたようなスーパーパワーを持っていないキャラクターのようですが、コミックファンが気になっている点もあります。

ソーニャ・ファルスワースはコミックに存在しないMCUのオリジナルキャラとなっていますが、ファルスワースという姓は既にMCUにも登場しています。

映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」にはジェームズ・モンゴメリー・ファルスワースが登場し、スティーブ・ロジャースと共にH.Y.D.R.A.と戦うハウリングコマンドーズの一員でした。

コミックのファルスワース家は代々ユニオンジャックと言う名のヒーローとして活動している事から、コールマンさんのキャスティングの際にもユニオンジャックを演じるのではないかと噂されていましたが、後にそうではないとも報じられました。

ドラマの配信が始まっていない現時点でソーニャの今後を予測する事は困難ですが、もしも「シークレット・インベージョン」内で退場する事がなければ、いずれコールマンさんの希望どおり、ソーニャに何かしらのパワーが与えられる日が来るかもしれません。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は 2023年6月21日 にディズニープラスで配信予定です。

ソース:Samuel L Jackson Fanboyed Over Olivia Colman On Secret Invasion: ‘I Thought, How Lucky Can I Be?’ – Exclusive

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」、スターロードの象徴的なマスクがなかったことについて監督が解説

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」のスターロード/ピーター・クイルが、過去2作で着用していた象徴的なマスクや装備を使用していない事について、ジェームズ・ガン監督がSNS上で解説しました。

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「3作目でヘルメットがなかった理由はなんですか?」というファンからの質問に対してガン監督は「それはノーウェアの彼の机の引き出しにしまってあります。ご存知のように、スターロードはすぐに出発しなければなりませんでした! (そして、みんなが気になる次の質問、スターロードのブーツに装着するジェットは、ロケットが作ったジェット・パックよりもはるかに劣っているので、もうまったく使っていません)。」と回答しました。

その後、別のファンはマスクは「Vol.2」で壊れたんじゃないの?と指摘。「Vol.2」でのエゴとの戦い(1時間46分ごろ)でスターロードのマスクは破壊され、それが原因でヨンドゥは自らのスーツをピーターに託して散っていきました。

監督は壊れたままだと認めつつも、「その後、彼はどういうわけか『IW』に新しいものを持っていました。」と「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」に自らが関与していない矛盾がある事を認めました。

ロケットを救うためにピーター・クイルが急いでいたのは事実ですが、地球人であるピーターにとって宇宙は危険に満ちた場所。酸素マスクを兼ねているマスクや移動のためのジェットを置いていくのはかなり無謀と言わざるを得ないようです。

ピーター自身の命綱でもある装備を準備する数分さえ急いでいた事に対して、オルゴコープやカウンターアースでピーターが浪費してしまった時間等を考えると、納得がいかないファンもいるようです。

とは言え「Vol.3」は全体的に好評であり、オープニング週末に全世界興行収入で2億8200万ドル(約380億円)のスタート。「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」のオープニング週末3日間で稼いだ1億3700万ドルには届きませんでしたが、北米のにおいては2023年で2番目の売り上げの映画となりました。

映画のラストに表示された「レジェンダリー・スターロードは帰ってくる」の文字は単なる称号ではなく、マーベルコミックには「レジェンダリー・スターロード」というコミックが存在しています。

©MARVEL

そのコミックにも例のマスクは描かれていますし、今後のMCUでも2作目で壊れたまま保管されていると監督が説明したマスクが再登場する可能性があるかもしれません。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は2023年5月3日 より劇場公開中です。

コミックのワスプはMCUのために変更が許可されなかったという

「ラブ・アンリミテッド」最新号を記念して、「ザ・アンストッパブル・ワスプ」のライターを務めるジェレミー・ウィットリーさんが、ワスプを無性愛者として描くことが出来なかったのはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のためだと主張しました。

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ウィットリーさんは「Marvel Action Chillers #3」(2020年)で、現在のワスプことナディア・ヴァン・ダインが少なくともアロマンティック(Aromantic:恋愛的に他者に惹かれない事)であることを示唆しました。

その後ウィットリーさんはTwitterで、ナディアをアロマンティック・アセクシャル(Asexual:性的に他者に惹かれない事)として見ているものの、特に彼女を「Quoiromantic」(他者への好意が友情か恋愛か区別しない/出来ない)として考えているとしましたが、これをコミック化する事は出来ませんでした。

これについてウィットリーさんはナディアのもとになったキャラクター、ホープ・ヴァン・ダインが「映画のフランチャイズに多くを負っているキャラクターである」ために、「そこに多くの神経が注がれていた」ことを明かしました。

アンストッパブル・ワスプ/ナディア・ヴァン・ダインは2016年にコミックデビューしたキャラクターで、2015年のMCUの映画「アントマン」に登場したホープ・ヴァン・ダインをもとに制作されたキャラクターです。

ナディア(Nadia)はロシア語で希望を意味する言葉であり、ホープをもとに作られたことは明白でしたが、実際には名前の意味とショートボブというヘアスタイル以上のものは特にMCUから持ち込まれておらず、コミックオリジナルキャラといっても過言ではありません。

ナディアはジャネット・ヴァン・ダインとの間に生まれた娘ではなく、ハンク・ピムとその最初の妻マリア・トロヴァヤ(ハンガリー人、ピムを監視するスパイ)の間に生まれた娘でした。新婚旅行中に誘拐されたマリアは旧ソ連にてナディアを出産。

ナディア・ピムはその後レッドルームにて暗殺者として育てられる一方で科学者としての才能を開花。自力でピム粒子の開発に成功し、アメリカに逃亡しました。しかし逃亡中に父親だとされていたハンク・ピムの死亡の報を耳にしたことで、ナディアは初代ワスプのジャネット・ヴァン・ダインの元をたずねました。

ハンク・ピムとの親子の証明が出来なくてはアメリカ人として登録できず、ロシアからの密入国状態だったナディアの後見人としてジャネットは手を尽くし、最終的にはピム博士とマリアの結婚ビデオと遺伝子サンプルから親子の証明が成立し、ナディアはアメリカ人として登録される事になりました。その際、姓を登録するにあたって父のピムではなく、手助けしてくれたジャネットの姓であるヴァン・ダインを名乗るようになりました。

結果的にホープとはまったく異なるキャラクターへと進化をとげたナディアでしたが、どういうわけかセクシュアリティの変更だけは認められなかったようです。

「アントマン&ワスプ:クアントマニア」ではカットされてしまったシーンの中にワスプの子供が存在していました。これが関係しているかは不明ですが、ウィットリーさんのアイデアが実現する事はありませんでした。

ウィットリーさんはナディアを使用する事が出来なかったという一方で、代わりにグウェンプールをアセクシャルとして使用する事が認められたと言います。

Tumblrへの投稿で、ウィットリーさんは、「ファンダムの多くがすでにエースとして見ているキャラクターのために、この物語をもたらすチャンスだった」と述べています。

「グウェンは、自分が物語の中にいることをハイパーに認識している人が、実際の生活に影響を与えるトロフィーと格闘する物語を語る絶好の機会だっただけでなく、ファンダムの多くがすでにエースとして見ているキャラクターのために、この物語をもたらすチャンスでした。もちろん、全員というわけではありませんが、それでも多くの人が見ています。」

マーベルコミックの世界には多様なセクシュアリティのキャラクターが認められており、同性愛者のキャプテン・アメリカも存在しています。そういった中でなぜナディアのセクシュアリティが認められなかったは推察の域を出ませんが、いずれナディアとホープが切り離されて独自の道を歩けるようになるかもしれません。

征服者カーン役ジョナサン・メジャースさんがオンライン出廷へ、弁護士は「魔女狩りだ」と検察側を批判

2023年3月25日(現地時間)、マンハッタンのチェルシー地区での通報をもとに逮捕された俳優のジョナサン・メジャースさんについて、マンハッタン地区検察庁は、第3級暴行罪の訴えを公表しました。このA級軽犯罪は、最大で12ヶ月の禁固刑または3年間の保護観察期間となる可能性があると、海外メディア Deadline が報じています。

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記事によると、聴衆席から離れた場所に設置されたスクリーンにオンライン出席したメジャースさんの姿はかろうじてギャラリーから見える程度だったと言います。

ベージュのシャツに身を包んだメジャースさんは、レイチェル・S・ポーリー判事に対して「Yes ma’m」以上の言葉を発することはほとんどありませんでした。

次の審問は6月13日に設定されており、裁判官は、「次回は直接本人が出頭しなければならない」と告げました。そして「ご存知のように、6月13日に出廷しない場合、48時間以内に逮捕状が発行される可能性があり、その令状で呼び戻された場合、次の判事は保釈を取り消し、さらに保釈金を設定することができます。私は明らかにそのような事態を望んでいません。」と警告しています。

さらにポーリー判事は、以前に会見したメジャースさんに対し、問題の女性との接触を禁じる保護命令を守らなければならないことを念押ししました。

会の後、法廷の外でメジャースさんを担当するプリヤ・チョードリー弁護士は、検事側のケースを厳しく批判しました。

「私たちは、女性が嘘をついているという反論の余地のない証拠を地方検事に提供しました。特に、女性が主張する場所では何も起こっていないことを示すビデオ証拠も含まれています。我々は、女性が嘘をついていることを証明した以上、事件を「修正」して変更することはないと、検事から明確に約束された上でこれを行いました。」

「これは、根拠のない主張によって引き起こされた、ジョナサン・メジャースに対する魔女狩りです。」とチョードリー氏は言います。チョードリー弁護士は Deadline への声明の中で、「目に余るダブルスタンダード」を挙げて、続けてこう述べています。「女性の明確な嘘に直面して申し立てを却下する代わりに、検察は女性の新しい嘘に合わせて告訴を調整しました。はっきり言って、メジャース氏に対する新たな罪状はありません。」

さらに、「今、私たちは彼の無実を証明するさらに多くのビデオを手に入れましたが、検察が女性に情報を流して再び話を変えることを恐れて、それを共有することをためらっています。」と現状を説明。

「刑事司法制度は、明示的・暗黙的な偏見で飽和状態にあります。メジャースが白人警官に女性(被害者とされているガールフレンド)が与えた傷を見せたところ、白人警官はメジャースさんに面と向かって、「警官はあなたを平手打ちする事があっても、指を折ったりはしない」と嘲笑しました。その場にいた白人警官の誰一人として、メジャース氏への暴行を調査していません。さらに悪いことに、地方検事は女性を告発する意思も、真相を調査する意思も示していません。」と述べています。

以前のニューヨーク・ポストの記事では通報したガールフレンドが警官の誘導どおりの発言をした結果、メジャースさんが逮捕されるに至ったとし、別のレポートでは被害女性が実際には怪我をしていなかったという証拠のビデオも公開されていました。

弁護士の主張が正しければ警察および検事側にメジャースさんに対する悪意があるようですが、一般市民は、6月13日に行われる次の公聴会までこれ以上のことを知る事はないと各種メディアは伝えています。

ソース:Jonathan Majors Facing “Witch Hunt,” Lawyer Says Of Domestic Violence Case; Actor Appeared Virtually In Court Today, Back Next Month

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」、ブラープの意外な事実が判明

マーベル・スタジオが制作したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」に登場した謎の宇宙生物。トレーラーにも登場していた彼(?)はその愛くるしいデザインのとおり劇中では無害な生物でしたが、ジェームズ・ガン監督はこの生物の意外な設定を明かしました。

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海外メディア Empire Online とのインタビューの中でこの生物にはブラープ(Blurp)という名が与えられていることを明かし、さらにこの近縁種が1作目から登場していると語っています。

ガン監督は「ブラープは毛の生えたフサキ(F’saki)です。最初の映画でオルローニのテーブルがあって、獣が他の動物を食べていたシーンを覚えていますか?大きい方が小さい方を食べていた場面です。毛がないあいつはフサキで、ブラープは毛があるフサキです。ブラープはペットなんです。」と説明しました。

劇中の画像だけでは少しわかりづらい事もあり、アンソニー・フランシスコさんによる1作めのコンセプトアートも引用してみましたが、どうでしょうか。

©MARVEL,Disney

毛のあるなしの違いと言われてもいまいち納得しづらい所はありますが、犬や猫でもその種の中ではかなり色んな見た目がある事を考えると、ブラープとフサキも同じ種として考えられる範疇であると言えるかもしれません。

日本語的感覚からするとフサフサのほうがフサキじゃない事に少し抵抗がありますが、そういう事のようです。

ちなみに説明の中で登場するオルローニとは、1作目の冒頭でスターロードがマイク代わりにしたり、2作目の冒頭でベビー・グルートが戦ったりした少しグロテスクなネズミのような生物。オルローニはコミック由来の生物ですが、フサキとブラープに関してはジェームズ・ガン監督のオリジナルの生物となっています。

「Vol.3」でブラープの声を担当したのはディー・ブラッドリー・ベイカーさん。ベイカーさんは「シャン・チー/テン・リングスの伝説」に登場したフサフサ謎生物のモーリスの声も担当しており、MCUにおけるフサフサ界のプロフェッショナルとしての道を拓き始めています。

本作でのブラープはラヴェジャーズの一員が飼っていたものですが、アダム・ウォーロックが飼い主の死後(そもそも殺したのがアダム)に気に入って連れ回していました。しかしながら本作におけるブラープは終始おびえ、にげまどい、おもらしするなど、凶暴そうなフサキと親戚とは思えない生物でした。そんな無害で無力なブラープでしたが今回の物語を生き抜き、最後には新生ガーディアンズとしてアダムの横に引き続き存在していた事から、将来的な再登場の可能性もあるかもしれません。

コミックではクリスタルの飼い犬ロックジョーやファルコンの相棒レッドウィングを代表とするペット・アベンジャーズが存在しますが、MCU版のペット・アベンジャーズとしてブラープやモーリス、コスモやグースがチームアップする事はあるのでしょうか。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は2023年5月3日 より劇場公開中です。

ソース:James Gunn Introduces Guardians 3’s Fuzzy Alien Friend Blurp: ‘Probably The Most Important MCU Character Going Forward’

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」、Netflix版とは異なるとキングピン役が語る

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」でキングピンを演じるヴィンセント・ドノフリオさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中でMCUとNetflix版の違いについて言及しました。

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2021年のドラマ「ホークアイ」でキングピン/ウィルソン・フィスクは元々Netflix版のドラマ「デアデビル」にてドノフリオさんが演じていたキャラクターでした。

Netflix版とMCU版の関連性についてマーベルは公式なコメントを出していませんが、ファンが気になるこの問題についてドノフリオさんは次のような持論を展開しました。

「これは間違いなく新しい番組です。Netflixの番組とは違いますね。つまり、私が言えることは、チャーリー(コックス)と私は退屈していないということです。とても楽しい時間を過ごしています。素晴らしいキャストが揃っているし、他のみんなも楽しんでいると思っています。チャーリーは僕の大好きな人の一人で、彼は毎日、この役をやり遂げる覚悟でここに来ているし、僕もこの役に完全にハマっているから、同じ理由でここにいるんです。」

さらに本作の舞台裏について、「私たちは本当に、ただ作品を届けるだけなんです。でも、大変な作業ですよ。チャーリーは、スタントやその他をこなさなければならないので、常にトレーニングをして、様々なことを学んでいるので、とても素晴らしい。でも、シーンは最高だよ。具体的なことは避けたいけど、違う番組だし、違う番組のように感じるとしか言いようがありません。」とコメントしました。

ドノフリオさんはNetflix版とMCU版がまったく違うと肌で感じているようで、具体的に言えないという部分は脚本の面でもそう感じるシーンが含まれているのかもしれません。とは言え撮影クルーは大幅に異なるわけで、違いを感じるのも当然といえば当然な事です。

以前には二人の俳優がNetflix版から戻らないとも報じられていますが、一方でデアデビル役のチャーリー・コックスさんとキングピン役のヴィンセント・ドノフリオ以外にも帰ってくるキャラクターがいる可能性が注目されています。

なお、「ボーン・アゲイン」の撮影が予定されているシルバーカップイーストにはWGAストライキのためにピケが貼られており、撮影を中断中との事。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2024年春にディズニープラスで配信予定です。

ソース:Vincent D’Onofrio on Daredevil: Born Again Tone: “It’s Not the Netflix Show” (Exclusive)

ドラマ「シークレット・インベージョン」、ドン・チードルさんがローディの役割について語る

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」に出演するドン・チードルさんが海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューの中で、本作におけるローディの役割について明かしました。

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2008年の「アイアンマン」で空軍中佐として登場したジェームズ・ローズですが、ドン・チードルさんは「シークレット・インベージョン」のローディが「大統領の右腕」になっていると再度説明しました。そして、ホワイトハウスの安全管理局と協力しながら、大統領への脅威を特定し、封じ込める任務にあたっていると言います。

そして、ローディとフューリーの立場の違いについて「この作品では、ローディはフューリーと直接対立するわけではありませんが、フューリーと反対の立場にいることを発見します。」と説明しました。

また、これまでのMCU作品とは大きく異るという本作の特徴について「MCUが現実的にあり得る変化を物語っていると思います。この作品は、『ボーン・アイデンティティー』のような映画や、70年代の映画のようなトーンに近いですね。大がかりな特殊効果にこだわるのではなく、そこには陰謀が渦巻いている。陰謀やドラマ、スパイ活動や二重の裏切りに重きを置いているのです。そして、MCUができること、やり遂げることに完璧にフィットしていると今でも思っています。」とコメントしました。

スクラルの侵略に対してローディがどのような対策を講じるのかはドラマ本編でのお楽しみとなりますが、ローディが補佐するはずの大統領は何らかの理由でそう遠くないうちに退任する事になります。というのも過去にウィリアム・ハートさんが演じ、映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」からハリソン・フォードさんが演じる事になったサンダーボルト・ロスが新たな米国大統領になると報じられています。

大統領の交代はスクラルの影響によるものなのか、それともまた別の理由が絡むのかにも注目となります。

また、「シークレット・インベージョン」はドラマ「アーマーウォーズ」のきっかけを描くとも、以前のインタビューにて明かされています。

米マーベルは本作を「スパイスリラー」と称し、「現代のMCUを舞台にした『シークレット インベージョン』では、フューリーは、変身するスクラルの一派による地球への極秘侵攻を知ることになる。フューリーは、エヴェレット・ロス、マリア・ヒル、そして地球で生活を営むスクラルのタロスなどの同盟者と合流。彼らは、迫り来るスクラル侵略を阻止し、人類を救うために時間との戦いに挑む。」との概要を発表。

いったい、どのような物語が展開されていく事になるのでしょうか。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は 2023年6月21日 よりディズニープラスで配信予定です。

ソース:Don Cheadle acts with Samuel L. Jackson for the first time in Secret Invasion

【噂話】映画「ブレイド」のヴィランが決定か

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブレイド」のヴィランについて、海外スクーパーのダニエル・リヒトマン氏が報じました。全米脚本家組合によるストライキの影響で生産が中断されているとも報じられている本作ですが、そんな中での脚本の進展の話題が到着しました。

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リヒトマン氏の Patreon でのレポートによると、ミア・ゴスさん演じるリリスが「ブレイド」のメインヴィランになると言います。

また、別の投稿では、変更された脚本からはアーロン・ピエールさんの役割が削除されたとも明かし、デルロイ・リンドーさんがディーコン・フロストを演じていると言います。

なお、リリスについてはコミックに複数のキャラクターが存在しており、いずれのリリスになるのか、あるいはミックスしたものになるのかは不明だとしています。

また、ブレイドの師匠であるジャマル・アファリも登場する事になると付け加えています。

「ブレイド」は2023年5月から撮影が始まるとされていましたが、4月の段階で脚本家を変更し、現在はストライキによって作業がストップしているとも報じられています。それでもこうして新たな情報が出てきた事は、少しずつでも作業が進められている事を裏付けているようです。

映画「ブレイド」は 2024年9月6日 に米国公開予定です。

ジェームズ・ガン監督は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.4」を楽しみにしている

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズ3部作のメガホンを取ったジェームズ・ガン監督が、海外メディア Esquire Middle East とのインタビューの中で、シリーズ4作目について言及しました。

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インタビューの中で監督は4作目について「Vol.4にこれまでのメンバーが戻ってくる事はないと思います。戻らない理由がたくさんあります。続編はもっとあると思いますが、このメンバーによるチームではないと思います。」と過去の発言と変わらず、「Vol.4」が制作されるだろうとの予想を示しました。

そして「新しい監督がこれまでのスタイルを真似るのではなく、自分自身をそこに持ってくる限り、それは本当に素晴らしいものになると思います。そうしてほしい監督はたくさんいます。ぜひ実現してほしいですね。」と「Vol.4」を楽しみにしている事を明かしました。

監督がシリーズ継続を望む一方で、「Vol.3」が最後になる事を予告した俳優さんたちがいます。

ガモーラ役のゾーイ・サルダナさんやドラックス役のデイヴ・バウティスタさんは「Vol.3」で役目を終えたと認識しており、次作からは別の俳優が演じるだろうと過去のインタビューでコメントしています。

スターロード/ピーター・クイルを演じたクリス・プラットさんはガン監督がいないガーディアンズ・オブ・ギャラクシーに不安を感じつつも、再演にはオープンである姿勢を見せています

「Vol.3」のポストクレジットシーンでは新たなチームが示唆されましたが、そのメンバーがそっくりそのまま4作目に登場するのか、あるいはまた色々と変更されるのか、今後のマーベル・スタジオの動向には注目です。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は2023年5月3日 より劇場公開中です。

ソース:Save the raccoon: James Gunn says goodbye to the Guardians of the Galaxy

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の頃からライラは紹介されていた

マーベル・スタジオが制作したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」ではロケットの物語に焦点が合わせられ、ロケットの愛すべき仲間としていくつかのキャラクターが紹介されました。その中の一人、ライラは1作目の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の時点でも紹介されていました。

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ザンダー星で騒ぎを起こした結成前のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーはノヴァ軍に逮捕され、その後投獄される事になります。

その投獄前のシーンでは彼らの情報がスクリーンに表示されており、ロケットの情報として「仲間:グルート、ライラ」と表示されているのが確認出来ます。

©MARVEL,Disney

「Vol.3」のマンティスのセリフによると、ロケットは故郷の事や過去の話を言いたがらないとの事で、ノヴァ軍がロケットの出生にかかわる実験体番号「89P13」やライラについて知っている事は矛盾を抱えています。また、ライラに触れつつもフロアやティーフスに触れていないあたりもそれを後押ししています。

単純に1作目の時点でジェームズ・ガン監督は初のMCU作品であり、コミックの情報をイースターエッグとして落とし込んだだけで、この時点で3作目の事など考えていなかったとするのが自然なようです。

好意的に考えるならノヴァ軍が自白剤等を使った可能性もありますが、ロケットに仕掛けられたキルスイッチの存在を考えると、そういったものが使われた時点で秘密保持のためにロケットは死んでいるはずです。ノヴァ軍にハイエボリューショナリーを超える技術等があれば別かもしれませんが、ザンダーは既にサノスに破壊されているため、その真相も不明です。

長らく噂されている「ノヴァ」が実写化された場合にこの矛盾を解決するようなスマートな設定が取り入れられる可能性はありますが、基本的には伏線ではなく単なるイースターエッグだったと考えるのが適切なように思えます。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は2023年5月3日 より劇場公開中、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」はディズニープラスで配信中です。