ドラマ「シークレット・インベージョン」、エミリア・クラークさんはMCU未視聴でも楽しめると語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」に出演するエミリア・クラークさんが、海外メディア Empire Magazine とのインタビューの中で、「他のMCU作品を見ていなくても楽しめる」作品になっていると評価しました。

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クラークさんは「シークレット・インベージョン」について「これはファンのためのドラマであることは間違いありませんが、マーベルを見ない私の母親が見て、納得するようなドラマでもあるんです。この手の作品では、他の17の映画やドラマを見ていないと理解できないという危険な領域に入ってしまうことがあります。でもこれは全くそんなことはありません。」と説明しました。

エミリア・クラークさんは映画「キャプテン・マーベル」に登場したスクラル人のタロスの幼い娘が成長したキャラクターを演じる事になっており、「シークレット・インベージョン」からギアという名前が与えられています。

コミックのギアとは大きく設定を変えていると考えられますが、エミリア・クラークさんは自身が演じるキャラクターを「お気に入り」だと称し、別のインタビューでは今後何年にもわたってMCUの一部になりたいと話していました。

主人公ニック・フューリーのMCU登場作品を考えると、本作は相当な数のイースターエッグや伏線、そして伏線回収が含まれていると予想されますが、エミリア・クラークさんはそれらに気づかずとも作品の本質は理解出来る作りになっていると考えているようです。

クラークさんは「シークレット・インベージョン」はMCU未視聴でも楽しめると明かしましたが、一方で今後のMCUにとってはかなり重要な作品である事が示唆されています。

本作の主人公ニック・フューリーを演じるサミュエル・L・ジャクソンさんは「シークレット・インベージョン」が11月公開の映画「ザ・マーベルズ」にとって重要な作品になっていると明かし、MCUでウォーマシン/ジェームズ・ローズを演じてきたドン・チードルさんは「シークレット・インベージョン」が映画「アーマー・ウォーズ」の前日譚として機能しているとも語っています。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は 2023年6月21日 にディズニープラスで配信予定です。

映画「ザ・マーベルズ」、サミュエル・L・ジャクソンさんが語る、映画の前に見ておくべきドラマ3本

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」に出演するサミュエル・L・ジャクソンさんが、海外メディア Empire Magazine とのインタビューにて、本作を鑑賞する前に見ておきたい3つのディズニープラスMCUドラマについて言及しました。

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ワンダヴィジョン

マーベル・スタジオ初のディズニープラスドラマシリーズとなった「ワンダヴィジョン」では、テヨナ・パリスさん演じるモニカ・ランボーが登場しました。

映画「キャプテン・マーベル」ではキャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースの親友マリア・ランボーの小さな娘として登場したモニカが時を経て、大人になって「ワンダヴィジョン」に再登場。

マリアが創設したというS.W.O.R.D.のエージェントとしてウエストビューの調査にやってきたモニカは、ワンダが生み出したヘックスの影響で不思議な力をその身に宿す事になりました。

「キャプテン・マーベル」の頃はキャロルを「おばさん」として慕っていたモニカですが、キャプテン・マーベルの話題に触れたくないほど関係は悪化している事が描かれていました。

ミズ・マーベル

「ザ・マーベルズ」のもう一人の主人公、ミズ・マーベル/カマラ・カーンのデビュー作となった「ミズ・マーベル」もサミュエル・L・ジャクソンさんが推薦する見ておくべきドラマのひとつ。

ミズ・マーベルを演じるイマン・ヴェラーニさんのデビュー作でもある「ミズ・マーベル」は青春コメディを軸として高校生活、家族、宗教などのテーマを取り込んだヒーロー作品。

関係悪化が示唆されたモニカとは対称的に、カマラはキャプテン・マーベルの大ファンである所も本作の見所のひとつとなっています。

シークレット・インベージョン

来月の配信を控えている「シークレット・インベージョン」も「ザ・マーベルズ」にとって重要な作品のひとつだと言います。

米マーベルに「スパイスリラー」と表現される本作は、サミュエル・L・ジャクソンさん演じるニック・フューリーを主人公としたドラマ。

詳しい内容はまだまだ不明な部分が多い作品ですが、同名のコミック「シークレット・インベージョン」はスクラル人による地球侵略を描いたもの。

スクラルは「キャプテン・マーベル」にてMCUに初登場した宇宙人種族で、「キャプテン・マーベル」劇中でフューリーはスクラル人のタロスとの間に友情を芽生えさせ、その後も地球の平和のために裏で暗躍していた事がこれまでのMCUで描かれています。

しかしスクラルの全てがフューリーに友好的というわけではなくなったようで、敵対する事になってしまったスクラルとフューリー&タロスの秘密の戦争を描いていく事になります。

サミュエル・L・ジャクソンさんは「シークレット・インベージョン」と「ザ・マーベルズ」が「興味深い類の方法で繋がっている」とコメントしています。


以上がサミュエル・L・ジャクソンさんによる「ザ・マーベルズ」の前に見ておくべきMCUドラマです。

しかし、万全を期すのであれば映画のチェックもしておくのがいいでしょう。

「ザ・マーベルズ」はもともと「キャプテン・マーベル2」として開発されていた事からも、「キャプテン・マーベル」は前作とも言える存在。「ザ・マーベルズ」の主人公キャプテン・マーベルのデビュー作でもありますから、「ザ・マーベルズ」にとって最も重要な映画とも言えるでしょう。

その他、キャプテン・マーベルが登場した映画として「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」などがあり、時間の許す方はこれらもチェックしてみるといいかもしれません。

映画「ザ・マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

ソース:Captain Marvel 2 Will Rely on These 3 Disney+ Shows (Confirmed)

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」、日本のディズニープラスでも来週配信決定

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の日本でのディズニープラス配信が、米国と同じく2023年5月17日に決定した事が公式SNSにて告知されました。

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4月28日時点で米国での配信日はアナウンスされていましたが、どういうわけか日本では5月の配信予定リストにも記載がなく、遅れに遅れてようやくの告知となりました。

なお、Blu-ray等のディスクについて、米国では来週5月16日にリリースされますが、日本では7月12日になる事がアナウンスされています。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年5月17日 にディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」、キングピンの新たな衣装が目撃され噂を後押しする

マーベル・スタジオが撮影中(そしてストの影響で一時停止中)のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」より、キングピン/ウィルソン・フィスクの新たな姿が現場で目撃され、ストーリーについての噂を後押ししているようだと話題になっています。

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キングピンを演じるヴィンセント・ドノフリオさんの襟には、米国の政治活動家によく見られるのと同様の星条旗のピンが着けられており、過去の噂でキングピンが市長選に立候補するとされていたものを裏付けているように考えられます。

コミックでもしばしば政治的権力を利用してヒーローたちの前にたちはだかるキングピンですが、「ボーン・アゲイン」でもそれと同様の展開になっていくのかもしれません。ドラマの前半では今回のロケ写真で見られたような選挙活動中のフィスクの姿を見ることが出来、どこかのタイミングでニューヨーク市長となることが予想されます。

一方で映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」ではサンダーボルト・ロス長官が新たなアメリカ大統領になるとも報じられており、似たような展開が同時期にMCU内で行われる事について、どのように差別化して描かれるのかも注目されています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2024年春にディズニープラスで配信予定です。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」の最も酷いシーンの舞台裏について俳優が語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」に出演したミリアム・ショアさんが、海外メディア The Direct とのインタビューの中で、本作における印象的で残虐なシーンの撮影時を振り返り、その舞台裏について語りました。

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©MARVEL,Disney

写真の左がショアさん演じる記録官のヴィム

ショアさんは本作における目を覆いたくなるような虐待シーンに関して「私には(マーベルの)大ファンの子供が2人います。2人ともですが、特に下の子は動物が大好きなんです。夫と私は『どうしよう、どうしよう』って感じでした。この映画はとても気に入っていますが、同時に動物好きにとっては、本当に、本当に、本当に暗いところに行くような映画だから、見るのは難しいと思います。」と述べました。

「ただし、動物好きにとって良いこともあります。」とショアさんは続けます。

「というのも、本作はロケットのバックストーリーについて描いています。自分がどんな存在なのか、自分は動物なのか、ということに取り組んでいるんです。彼の口癖は『アライグマじゃない』、なぜアライグマになりたくないのか?彼は何者なのか?彼は何に抗っているのだろう?でも、『この瞬間はPETAによってもたらされたのではないか』という瞬間があるんです。だから、この映画では動物愛好家も勝利の瞬間を味わうことができると思います。」

PETAは People for the Ethical Treatment of Animals の略称で、動物の倫理的扱いを求める人々の会です。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は残虐な動物虐待シーンが含まれているにも関わらず、同団体は最近、このMCU映画に対して「今年(2023年)最高の動物愛護映画としてこれを祝う」と述べ、この映画の本質が動物愛護になっている事を指摘しています。

これらのシーンについて、ショアさんは撮影時のガン監督ついて次のように語りました。

「彼はただ、『頑張れ。ここは酷いものでなければならない。ストーリーを成立させるためには、それくらいの賭けが必要なんだ。』と。私はファンとして、また、ファンのためにしなければなりませんでした。我々はパンチを繰り出すような悪役ではありませんから。でも、映画を観た後、子供たちが私を家に帰してくれるとは思えない、という瞬間は確かにありました。」

また、これらのシーンをリードしたハイ・エボリューショナリーを演じた共演者のチャック・イウジさんについて、「彼は、人間の中でも最も親切で、最も甘く、最も社交的な恋人のような一人という感じでしょうか。だから、彼が演じるのは「最悪な人間」かもしれませんが、本来の彼自身は本当に、出会った人全員が即座に恋に落ちてしまうような人間なのです。」と評価しました。

チャック・イウジさんの普段の顔については以前の記事もご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-gotg-3-high-evolutionary-chukwudi-iwuji-usual-face/”]

そして、「彼と一緒に仕事をするのはとても楽しいことでした。そして、それが楽しい時間を過ごすために必要なことなのです。そして、ファンのためになるように、いいものを作るんだと考えました。だから、ジェームズが『これはシェイクスピアのレベルまで持っていこう、スコットランドの劇をやるようなものだ、頑張れ』と励ます瞬間があり、私達は興奮していました。まるでキャンディストアにいる子供のようでした。」と舞台裏について明かしました。

ショアさんたちが心を痛めながら撮影したシーンは本作の質を高めることに成功しましたが、ヴィムやハイ・エボリューショナリーが今後のMCUで再登場するかどうかは不明です。ハイ・エボリューショナリーはコミックにおける知名度からも生き延びている可能性はありそうですが、ヴィムに関しては船の倒壊に巻き込まれて役目を終えたと見られています。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は2023年5月3日 より劇場公開中です。

ソース:Guardians of the Galaxy 3’s Miriam Shor Says Divisive Animal Scenes ‘Had to Be Terrible’ (Exclusive)

【噂話】ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」、スカーレットウィッチよりも強力な魔女が登場すると言う

マーベル・スタジオが撮影中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」にスカーレットウィッチと化したワンダ・マキシモフよりも強力な魔女が登場すると、海外スクーパーの CWGT 氏が報じました。

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投稿によると、「オーブリー・プラザのキャラクターは、紙の上ではスカーレットウィッチよりも強い」との事で、今作で直接対決があるかどうかは別にして、設定上スカーレットウィッチよりも強力な魔女として登場する事になるようです。

この噂に対して海外ファンは「クトーンやメフィスト、デスしかいない」、「ついにメフィスト」などと反応していますが、クトーンは古代神でありメフィストは悪魔でデスは死神。人の姿を借りての登場はありえますが、魔女と呼ぶには少し違和感のある存在たちです。

別のコメントでは「モーガン・ル・フェイではないか」との声も上がっています。スカーレットウィッチとモーガン・ル・フェイ、どちらが強いか論争はさておくとして、マーベルを代表する魔女の一人の名前があげられ、その予想への同意も広がっているようです。

モーガン・ル・フェイはこの記事のサムネイルにしていますが、ABC制作のマーベルドラマ「ランナウェイズ」(ディズニープラスで鑑賞)でエリザベス・ハーレイさんが演じていました。しかし、現時点でハーレイさんが「アガサ:カヴン・オブ・カオス」にキャスティングされているという噂は耳せず、MCU版ではオーブリー・プラザさんがこの噂のキャラを演じる事になるというのがスクーパーの主張です。

©MARVEL,Disney

「スカーレットウィッチよりも強力な魔女が登場する」という事自体が噂であり、モーガン・ル・フェイの再登場を裏付けているわけではありませんが、「アガサ:カヴン・オブ・カオス」がダークホールドを更に追求していくであろう事と、「ランナウェイズ」でもダークホールドが鍵になっていた事を考えると、モーガン・ル・フェイが再び絡んでくる可能性は十分に考えられるようです。

果たしてこの噂の真偽はどうなるのか、そして真実であれば誰のことを指しているのか。配信まではまだ時間があるため、「ランナウェイズ」未視聴の方はチェックしてみるのもいいかもしれません。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は 2023年冬にディズニープラスで配信予定です。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」、アダム・ウォーロックの次の舞台はブラックパンサー?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」でアダム・ウォーロックとしてデビューしたウィル・ポールターさんが、海外メディア GQ とのインタビューの中で将来的に望むクロスオーバーについて語りました。

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ポールターさんは「MCUに参加出来て、ガーディアンズという奇妙で奇抜な列車に乗れて本当にラッキーだと思います。」と語りつつ、将来望むクロスオーバーについては「ブラックパンサーとかアベンジャーズあたりかな」との希望を展開しました。

また、ScreenRant とのインタビューの中では「彼がどこに向かっているのか、僕にはわかりません。もし知っていたら、正直に言うだろうけど、知らないんです。彼が愛されるキャラクターであること、そしてファンが彼に会うことを楽しみにしてくれている事をとても光栄に思っています。私はただ、ジェームズが書いたものを正当に評価したいとずっと思っていました。願わくばアダムを再演し、彼の進化を探求してみたいと思っていますが、それがどのようになるかは正確にはわかりません。」と先の計画がまったく分かっていない事を明かしました。

アダム・ウォーロックは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」でデビューしたばかりで、その戦闘力には目を見張るものがありましたが、生み出されたばかりの彼のキャラター像に関してはさほど丁寧には描かれませんでした。

「vol.3」のラストでは新キャプテンのもと、その力を正しい方向へと使うようになった事が示唆されており、ジェームズ・ガン監督が「アダムは今後のMCUで重要になる」と語っている事、そして「Vol.4を楽しみにしている」とコメントしている事からも、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長の頭の中には既に何らかの計画がありそうです。

はやければ「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」などでの再登場があるかもしれませんし、宇宙が舞台になるという映画「ファンタスティック・フォー」や噂のドラマ「ノヴァ」や「シルバーサーファー」などでもそのチャンスがあると考えられています。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は2023年5月3日 より劇場公開中です。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」、パティ・ルポーンさんがマーベルに怒られてしまう

マーベル・スタジオが撮影中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」に出演するパティ・ルポーンさんが、いくつかのインタビューにて喋りすぎてマーベルから警告を受けてしまったと明かしました。

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海外メディア VanitFair のポッドキャストに出演したルポーンさんは番組の中で次のように話しています。

「こないだは少しトラブルがありました。マーベルのセキュリティから『パティ!もう喋らないで!』って電話があったの(笑)」と過去のインタビューにて役名内容の一部を話してしまった件について警告されたと明かしました。

そして「私の熱意が伝わったのか、親切に対応してくれたわ。」とそれ以上はお咎めがなかった事も付け加えました。

Entertainment Weekly のインタビューによると、パティ・ルポーンさんは「アガサ:カヴン・オブ・カオス」出演にあたって、MCUに詳しくなかった事から前作にあたる「ワンダヴィジョン」を2回見たとも語りつつ、「まだ分からない事が多い」とコメントしています。さらに関連コミックも読むなど、役作りにあたっての熱量が確かに高い事が判明しています。

かつてのMCUではハルク役のマーク・ラファロさんがネタバレ王として、スパイダーマン役のトム・ホランドさんがネタバレ王子としてその異名を轟かせていましたが、パティ・ルポーンさんはネタバレ女王として今後も何かを話してしまうのか、それとも今回あったという警告を期に大人しくなってしまうのか、今後の彼女の発言には注目となりそうです。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は 2023年冬にディズニープラスで配信予定です。

エリザベス・オルセンさんが映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に問題があった事を認める

マーベル・スタジオが制作したドラマ「ワンダヴィジョン」や映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でスカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフを演じたエリザベス・オルセンさんが、海外メディア VanityFair とのインタビューの中で、ドクター・ストレンジ2作目映画の制作の際に問題があった事を認めました。

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数ヶ月に渡る憶測の末に、エリザベス・オルセンさんは「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の脚本家が「ワンダヴィジョン」を見ていなかった事を認めています。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」では、「ワンダヴィジョン」と同じような物語を描いているんです。悲しみや喪失に対処する同じようなストーリー。ふと、「マルチバース・オブ・マッドネス」を書いた作家たちに『「ワンダヴィジョン」で何をやっているか知ってます?ご覧になりました?』と聞いてみたんです。すると「まだ終わってないから、見てないよ」と言われたんです。

そして、同じような話をもう一度演じなくてはならない事について、オルセンさんは次のように対処したと明かしました。

結局、私自身が興味を持てるように、そしてもしかするとお客さんのためにも、同じテーマであってもきちんと挑戦しなくてはいけない。試行錯誤して違う視点から演じたからこそ、繰り返しは避けられたと思っています。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」もヒットしたMCU映画のひとつですが、その中にある最大の批判ポイントは「ワンダヴィジョン」の9話にわたって描かれた救済の物語がなかったかのように、想像以上に残忍なヴィランとしてワンダが戻ってきた事でした。

当ブログでも映画公開後間もなくに「なぜワンダはあんな事になったのか」として考察し、ダークホールドのせいだろうという事で結論づけましたが、映画の脚本を担当したマイケル・ウォルドロンさんもその後のインタビューにてダークホールドのせいであると指摘し、彼女の持つトラウマがダークホールドの餌食になってしまったと説明しました。また、パンデミックによる作品の公開順の変更が脚本制作に影響したことも明かしています。

ウォルドロンさんは映画公開後、批判に対して様々な説明をしてきましたが、今回エリザベス・オルセンさんによって明かされたように結局は「ワンダヴィジョン」を見ていなかったという事に尽きるようです。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でのワンダは「ワンダヴィジョン」を見た視聴者からも、未視聴の観客からも理解出来ない存在として登場しました。ダークホールドがいかにしてワンダを闇堕ちさせたかを描いていれば納得の行く物語になったかもしれませんが、映画開始の数分でワンダがヴィランである事が判明し、その後はジェットコースターのような展開で有無を言わせない作りになっているのはサム・ライミ監督の手腕といった所でしょうか。そのライミ監督も海外メディア Rolling Stone とのインタビューで「ワンダヴィジョンを全ては見ていません。重要だと言われたシーンをいくつか見ただけです。」と応えている他、MCU映画も4、5本しか見たことがない事を明かしています。

つまる所、ファンが不満に思っていた部分は「ワンダヴィジョン」と「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の間でうまくバトンが渡されていない事が原因でした。

マーベル・スタジオ及びディズニーは秘密を守るために制作チーム間での情報共有も制限しているという話もありますが、先日も「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズと「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」での矛盾が明るみに出たばかり。同様の問題を再発させないよう、今後のチーム間での情報制限には見直しが必要かもしれません。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の脚本を担当したマイケル・ウォルドロンさんは「ロキ」を執筆しファンから評価され、映画公開前は巨匠監督とのタッグということもあってかなり期待されていました。しかし公開後は主にワンダに関する問題で批判を浴びました。

現在、ウォルドロンさんは2026年公開予定の映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の脚本担当として設定されていますが、マーベル・スタジオはこの1ヶ月前後で3本の作品の脚本家を変更しており、起用戦略を変えたとも報じられています。

そして、ワンダを演じたエリザベス・オルセンさんは今後のワンダに「今度こそ救いを与えたい」と別のインタビューでコメントしています。

ドラマ「ワンダヴィジョン」、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

ドラマ「ワンダーマン」はストの影響を受けず撮影続行中、最初のあらすじが報じられる

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダーマン」の最初のあらすじを、海外メディア The Hollywood Reporter が報じました。本シリーズはコミック版にインスパイアされた物語になると言います。

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THRはディズニーによる公式発表がないこのプロジェクトの最初のあらすじについて、「このシリーズは、映画で大成功しようとするハリウッドのスタントマンと俳優を中心に、エンターテインメント業界に対するスーパーヒーローの視点を提供します。」と言います。

コミックのワンダーマンがハリウッドで働き、映画出演する物語があった事が今回のドラマにも影響しているようです。

THRの記事は「ブレイド」の制作が中断されている事を告げる記事であり、「ワンダーマン」の撮影が継続して行われている事が皮肉として書かれています。

一ヶ月ほど前には「アイアンマン3」、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」でトレヴァー・スラッタリーを演じたベン・キングズレーさんの姿が撮影現場で目撃されています。トレヴァーも役者を生業とするキャラクターであり、「ワンダーマン」の中で俳優として活動するトレヴァーの姿を見られるのかもしれません。

ドラマ「ワンダーマン」のディズニープラス配信時期が報じられたことがありますが、現在の所、公式情報としては何もありません。

ソース:Marvel Hits Pause on ‘Blade’ Due to Writers Strike (Exclusive)