MCUアニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」と「アイズ・オブ・ワカンダ」の概要の一部が判明

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」と「アイズ・オブ・ワカンダ」の概要について、スタジオのエグゼクティブプロデューサーを務めるブラッド・ウィンダーバウムさんが明かしました。

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海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、ブラッド・ウィンダーバウムさんはブラックパンサーのスピンオフアニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」について、次のように述べています。

『Eyes of Wakanda』はMCUの番組です。これはウォー・ドッグズを通じて語られるワカンダの歴史で、我々がこれまでに手掛けた最高のアニメーションの一つです。トッド・ハリスがこの番組のクリエイターです。本当にクールな番組です。

トッド・ハリスさんは「マイティ・ソー/バトルロイヤル」、「ブラックパンサー」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」、「ブラックウィドウ」、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」、「ホークアイ」、「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」で絵コンテアーティストを務めた人物。

MCU以外でも、20世紀FOXの「ウルヴァリン:X-MEN:ZERO」や「ウルヴァリン:SAMURAI」、「デッドプール2」の制作に参加し、ソニーの「ヴェノム」にも参加しました。

そして、「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」については次のように語っています。

「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」は、控えめに言って素晴らしい作品です。本当に人々を驚かせると思います。それはスティーブ・ディッコ時代のコミックのような感じで、高校に戻ったピーター・パーカーがただ頑張って生活し、おばさんの世話をし、完全に無一文でありながらスーパーヒーローである必要があるというものです。これがまさにスパイダーマンの本質であり、ジェフ・トラメルがその番組のために作り上げたものは、人々が気に入ると思いますが、ピーターの周りに愛着を感じるキャラクターのアンサンブルを築いたことです。同様に、それは長編の物語なので、その関係が発展し、最初のシーズンで緊張が高まると、物事が本当に悲劇的で危険に感じられ、かなり素晴らしいものになります。だから、私はこの番組が大好きです。

どちらの作品も 2024年 のリリースが噂されていますが、今回のインタビューで配信日に関する公式の情報アップデートは行われませんでした。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-black-panther-animation-disney-plus-2024-rumor/”]

アニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」、「アイズ・オブ・ワカンダ」はディズニープラスで配信予定です。

ソース:Spider-Man and Wakanda Animated Series Teased by Marvel Producer (Exclusive)

マーベル・スタジオ幹部がマーベル・テレビジョン復活の理由について語る

マーベル・スタジオのエグゼクティブプロデューサーを務めるブラッド・ウィンダーバウムさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューで、マーベル・テレビジョンのレーベルが復活した件について言及しました。

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ウィンダーバウムさんはMCUのドラマシリーズに関する今後の方針について、次のように語っています。

MCUをみんながいつでも自由に訪れて探求できるオープンドアであることを確保したいのです。「エンドゲーム」の後、何かを見るためにはすべてを見なければならないという義務感が少しあったかもしれません。しかし、ご存じのように、コミックのファンとして、コミックは好きなものを見つけて、それを入り口にしてユニバースに入っていき、その後は自分の好みに応じて探索し、織り交ぜていくように設計されています。

だから、マーベル・スタジオ、マーベル・テレビジョン、マーベル・アニメーション、さらにはマーベル・スポットライトのリブランディングの一環として、観客に「どこからでも入っていいんです。すべてがつながっているようで、そうではありません。Aを見なくてもBを楽しむことができます。自分の好みに従って、自分の好きなものをマーベルの世界の中で見つけることができます」と伝えようとしているのです。

先日開催されたディズニーアップフロントで発表されたMCUのドラマ「デアデビル:ボーンアゲイン」、「アイアンハート」、「アガサ:オール・アロング」はマーベル・スタジオではなくマーベル・テレビジョンのロゴになっており、これらは無理に予習をして視聴する必要はない新しい方針での作品という形になるようです。

例えば次にディズニープラスでの配信が予定されているドラマ「アガサ:オール・アロング」はドラマ「ワンダヴィジョン」のスピンオフ的作品ですが、「ワンダヴィジョン」の視聴は強制ではなく、「アガサ:オール・アロング」を見て気になれば「ワンダヴィジョン」を見るという流れが推奨されるようです。

もともとこの方針はドラマ「エコー」がマーベル・スポットライトとしてデビューされた時にも説明されていましたが、それをさらに推し進める形で映画の制作はマーベル・スタジオ、ドラマの制作はマーベル・テレビジョン、アニメの制作はマーベル・アニメーションという形に区別する事になったようです。

これは今後公開される予定の「アベンジャーズ5」までにすべての作品をチェックしておく必要はないとする事で、顧客の幅を拡げる狙いもあります。

2023年のMCUへの観客の反応と、それに対するディズニーの方針転換の影響が徐々に出始めている中、生まれ変わろうとしているMCUの今後に注目です。

ソース:Marvel Television Banner Return Explained by Marvel Studios Exec (Exclusive)

次に配信されるMCUアニメが明らかに、プロデューサーが語る

マーベル・スタジオのエグゼクティブ・プロデューサー兼テレビ、ストリーミング、アニメーション部門の責任者であるブラッド・ウィンダーバウムさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューで、次にディズニープラスで配信されるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメプロジェクトについて予定を明かしました。

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「ホワット・イフ」シーズン3、「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」、「アイズ・オブ・ワカンダ」、「マーベル・ゾンビーズ」などが開発中とされている中、次の配信アニメについて、ウィンダーバウムさんは次のように語っています。

「ホワット・イフ…?」シーズン3は、アニメーションとしては次に出るかもしれない作品です。これは三部作の集大成です。実際、ほぼ完成に近づいており、ウアトゥと共にこの素晴らしい感情的な体験をしたように感じられます。ウォッチャーの素晴らしいところは、彼が無関心で冷淡で、ただの観察者のように見えることですが、実際には誰よりも気にかけていることです。それがシーズン3で完全に表現されています。

マーベル・スタジオは「ホワット・イフ」シーズン2の最終回の配信がはじまって間もなく、シーズン3の画像や映像の一部をファンに向けて公開、制作が進んでいる事を明らかにしていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-what-if-season-3-teaser/”]

5月に開かれたディズニーの投資家向け四半期決算説明会での報告では別のプロジェクトがリストアップされていましたが、このわずかな期間で状況は変化したようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-black-panther-animation-disney-plus-2024-rumor/”]

ディズニーのCEOは直近のMCUの方針について「年間4本だったドラマシリーズをおそらく2本程度にし、映画の製作本数も年間4本から2本、最大で3本に減らすつもり」だと会見で語りましたが、アニメに関しての言及はなく、2024年の残り半年ほどでどれぐらいのアニメが予定されているかは不明です。

「ホワット・イフ・・・?」シーズン3がいつごろの配信となるのか、今後の続報が入り次第またお知らせする事になります。

アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン2はディズニープラスで配信中です。

ソース:Marvel Exec Reveals Which Animated Show Might Be Next After X-Men ’97 (Exclusive)

「デッドプール&ウルヴァリン」、ディズニープラス版予告が検閲されている事が明らかに

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の視聴ページがディズニープラスのウェブサイト内に用意され、現状では予告動画が視聴できるようになっていますが、その予告が Youtube などで公開されているオリジナル版から変更されている事が明らかになりました。

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Youtubeなどで公開されている最初のトレーラーのオリジナル版では33秒ごろ、ウェイド・ウィルソンの「Pegging isn’t new for me, friendo. But it is for Disney.」というセリフがあります。

これは日本のディズニー・スタジオ公式版だと「ア◯ルプレイは経験済み、ディズニーでは初だが」という翻訳部分にあたる所。

これがディズニープラス版だと「The R-rating isn’t new for me, friendo. But it is for Disney.」とライアン・レイノルズさんのセリフ自体が「Pegging」から「R-rating」へと別バージョンとなっており、日本語字幕も「ア◯ルプレイ」から「R指定」へと変更されています。

また、1分44秒あたりのデッドプールのセリフ「Oh my fuck!」も「OMG!」と変更されてしまっています。

なお、ディズニープラス版の予告タイトルが「Deadpool & Wolverin」とスペルミスしているのは御愛嬌です。

20世紀FOXの「デッドプール」と「デッドプール2」が特に検閲もなくディズニープラス上で配信されている事を考えると、今回の対応は疑問が生じる所。

もちろん最新となるディズニープラス版の予告が劇場公開版として正しいもので、最初に公開された予告は修正前の過去のものであるケースも考えられます。

しかし実際にこれが起こってしまった以上、映画本編でも劇場公開バージョンとディズニープラスのリリースバージョンで異なる可能性があり、セリフの差し替えだけでなく、映像のカットなどの可能性も捨てきる事が出来なくなってしまいます。

こういった対応が気に食わない方はしっかりと劇場で鑑賞するのが吉かもしれません。

「デッドプール&ウルヴァリン」の米公式あらすじは以下の通りです。

中年の危機を経験しながら職業上の挫折に直面した後、ウェイド・ウィルソンはデッドプールを正式に引退し、中古車のセールスマンになることを決意しました。しかし、友人、家族、そして全世界が危険にさらされているとき、デッドプールは引退生活から刀を持ち出すことを決意する。彼は、自分たちの生存だけでなく、最終的には彼らの遺産のために戦うために、消極的で警戒心のあるウルヴァリンをスカウトします。

「デッドプール&ウルヴァリン」はライアン・レイノルズさんとヒュー・ジャックマンさんに加え、 「デッドプール」シリーズからカラン・ソーニさん(ドーピンダー)、レスリー・アガムズさん(ブラインド・アル)、モリーナ・バッカリンさん(ヴァネッサ)、ステファン・カピッチッチさん(コロッサス)、ブリアナ・ヒルデブランドさん(ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド)、忽那汐里さん(ユキオ)、ロブ・ディレイニーさん(ピーター)の再登場が確認されています。

また、「X-MEN」シリーズや「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でプロフェッサーXを演じたパトリック・スチュワートさんが本作の撮影を終えた事をほのめかし、出演を暗に認めていました。

そのほかにも多くの再登場キャラクターがいるとも報じられています。

そして以前には、ソーを演じるクリス・ヘムズワースさんが「デッドプール3」にカメオ出演したいとも明かし、「デッドプール3」の脚本家も実現すればクールだと語っていました。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 に劇場公開予定です。

【噂話】映画「ブレイド」またもや延期か、空席を埋めるのは「スパイダーマン4」になるとも

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブレイド」が 2026年 に延期される可能性があると、海外スクーパーのダニエル・リヒトマン氏が報じました。また、「ブレイド」が公開予定となっている 2025年11月7日 は「スパイダーマン4」が利用する可能性があると言います。

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リヒトマン氏は「ブレイド」が2026年公開に向けての変更が進んでいるとし、「スパイダーマン4」がその席を埋める事になると報告。

その「スパイダーマン4」は 2024年秋 から撮影開始予定で「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のラストで取り残されたシンビオートが重要な役割を果たす事になるだろうと言います。

現状では「スパイダーマン4」の監督は公式発表されておらず、候補としてドリュー・ゴダード監督、ジャスティン・リン監督、ジョン・ファヴロー監督、サム・ライミ監督、ジェームズ・ワン監督らの名前が報じられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-diretor-rumor/”]

「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の3作はいずれも制作発表から劇場公開までのスパンが短く、過去3作の実例からすると「スパイダーマン4」が 2025年11月 に公開される可能性はまだ十分に残されていると考えられます。ただし、過去3作のジョン・ワッツ監督は4作目に参加しない事には注意が必要です。

「スパイダーマン4」が実際に「ブレイド」のスペースに割り込むのであれば、今年の夏のコミコンで大きな発表がある事が予想されます。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」の上映時間が判明か

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の上映時間が判明したと、各種海外メディアが報じています。それらによると、AMCシアターのウェブサイトに記載されたと言いますが、現在そのページは削除されています。

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削除前、AMCは「デッドプール&ウルヴァリン」の上映時間を「127分」(2時間7分)と記載。

2016年の「デッドプール」が108分(1時間48分)、2018年の「デッドプール2」が119分(1時間59分)で、三作目の今回は最長のデッドプール映画という事になります。

他のMCU作品と比べると本作のランタイムは平均的、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の126分とほぼ同じで、多くのクロスオーバーが含まれるというコンセプトも同じであり、比較しやすくなっています。

したがって、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」より「デッドプール&ウルヴァリン」のほうがより多くのキャラクターを扱うのであれば個々の描写は少なくなる事が予想され、反対にフォーカスをあてるキャラクターが少ないのであれば、個々のスクリーン時間は増加する事になるでしょう。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」と同様に「デッドプール&ウルヴァリン」も非常に多くの噂の報道がある作品ですが、実際にどんなキャラクターが登場する事になるのか、2024年唯一のMCU映画に注目です。

「デッドプール&ウルヴァリン」の米公式あらすじは以下の通りです。

中年の危機を経験しながら職業上の挫折に直面した後、ウェイド・ウィルソンはデッドプールを正式に引退し、中古車のセールスマンになることを決意しました。しかし、友人、家族、そして全世界が危険にさらされているとき、デッドプールは引退生活から刀を持ち出すことを決意する。彼は、自分たちの生存だけでなく、最終的には彼らの遺産のために戦うために、消極的で警戒心のあるウルヴァリンをスカウトします。

「デッドプール&ウルヴァリン」はライアン・レイノルズさんとヒュー・ジャックマンさんに加え、 「デッドプール」シリーズからカラン・ソーニさん(ドーピンダー)、レスリー・アガムズさん(ブラインド・アル)、モリーナ・バッカリンさん(ヴァネッサ)、ステファン・カピッチッチさん(コロッサス)、ブリアナ・ヒルデブランドさん(ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド)、忽那汐里さん(ユキオ)、ロブ・ディレイニーさん(ピーター)の再登場が確認されています。

また、「X-MEN」シリーズや「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でプロフェッサーXを演じたパトリック・スチュワートさんが本作の撮影を終えた事をほのめかし、出演を暗に認めていました。

そのほかにも多くの再登場キャラクターがいるとも報じられています。

そして以前には、ソーを演じるクリス・ヘムズワースさんが「デッドプール3」にカメオ出演したいとも明かし、「デッドプール3」の脚本家も実現すればクールだと語っていました。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 に劇場公開予定です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」、チャーリー・コックスさんが「多くのクロスオーバーが来る」と予告

マーベル・テレビジョンが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の主演を務めるチャーリー・コックスさんが、海外メディア tv insider とのインタビューで「多くのクロスオーバー」を予告し、ファンの期待を高めています。

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インタビューの中でチャーリー・コックスさんは「多くのクロスオーバーが来ますよ」と語りつつ、「当初は全くその予定はありませんでしたが、今では大変な事になっています。」と計画が変更された事を明らかにしました。

そしてそのような変更が起きた功績について、「ファンのおかげです。そして対応してくれたスタジオもだと思います。」と述べました。

「それは本当に絶妙なバランスです。番組をリメイクしてシーズン1と呼ぶ場合、それが成功した番組で愛されていたのであれば、人々が好きだったことをやらなければなりません。しかし、リメイクする理由も必要です。だから、少し変えなければなりません。そしてそれは本当に絶妙なバランスを見つけることなのです。」

そして、「彼らはそれを見事にやり遂げたと思います。旧来のファン、オリジナルファンも気に入ってくれることを願っていますし、新しいファンも増えるかもしれません」と語りました。

番組が始まるとき、キャラクターがどこにいるのかを教えてもらえますかと尋ねられると、コックスさんは満面の笑みで「何も言えません」と回答しました。

コックスさんの言うクロスオーバーの詳細は不明ですが、デボラ・アン・ウォールさん、エルデン・ヘンソンさんジョン・バーンサルさんアイェレット・ゾラーさんら Netflix版のキャストが本作の撮影現場で確認されています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月 米ディズニープラスで配信予定です。

ソース:‘Daredevil’s Charlie Cox & Vincent D’Onofrio on Finding Balance Between ‘Born Again’ & Original Series

ドラマ「アガサ:オール・アロング」は「1億ドルの映画のようだった」とキャストが語る

マーベル・テレビジョンが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オール・アロング」のキャスリン・ハーンさん、ジョー・ロックさん、パティ・ルポーンさんらがディズニーアップフロントのイベントに出席し、海外メディア Deadline とのインタビューにて、本作の撮影の規模について語りました。

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主演のキャスリン・ハーンさんは本作について「この番組でとてもスリリングだと思ったのは、ジャック・シェーファーが脚本を書いていて、彼女はワンダヴィジョンも書いていたのですが…彼女とプロデューサーのメアリー・リヴァノスにとって、CGIを最小限に抑えることが非常に重要でした。なので、(CGは)私たちの魔法以外はほとんどありません。」と明かしました。

そして「それが本当に興奮するポイントで、私たちはCGに頼らずともそれができることを何度も証明できました。CGIは最小限ですが、それがとてもスリリングでした。セットは素晴らしくて…本当に美しく、非常に没入感のある体験でした。」と付け加えました。

また、共演のルポーンさんもこれについて次のように補足しています。

「その点について言わせていただくと、セット、プロダクションデザイン、セットドレッサー、照明、衣装、すべてが素晴らしく、私たちがセットに来たときに見たものは、クリエイティブな人々全員が最高の状態にあると感じました。」

「特にウィッチズ・ロードはなんて美しいのでしょう…私たちはセットに入って実際のウィッチズ・ロードを見たとき、涙が溢れました。それは素晴らしいストーリーであるだけでなく、見た目も華麗です。まるで1億ドルの映画のように見えます。」

コミックでは、ウィッチズ・ロードは魔術師だけが歩ける空間で、現在の有力視されている説は、アガサとビリーがスカーレット・ウィッチを探すためにそこへ向かうというものです。

ただし、エリザベス・オルセンさんがワンダ・マキシモフとしてシリーズに出演するかどうかはまだ不明です。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-dd-actor-tease-wanda-return/”]

なお、本作は昨年後半にディズニーCEOが提唱したMCUの予算削減よりもかなり以前から制作がスタートしていた作品であり、このドラマが実際に1億ドルをかけて作られているのかは現在のところ不明です。参考までにドラマ「シークレット・インベージョン」は2億ドル超の予算で制作され、「ロキ」シーズン2は1.4億ドル、「エコー」は4000万ドルほどで制作されている事が報告されています。

ドラマ「アガサ:オール・アロング」は 2024年9月18日 より米ディズニープラスで初回2話配信予定です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」、チャーリー・コックスさんが今後について「あと10年は」と語る

マーベル・テレビジョンが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のチャーリー・コックスさんとヴィンセント・ドノフリオさんが、海外メディア Deadline とのインタビューに応じ、作品の今後について語りました。

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チャーリー・コックスさんは先週撮影が終わったという本作を振り返り、「私の膝は10年前の状態ではないし、背中もそうではありません。本当に体力を必要とするショーでしたが、大好きでした。これ以外の方法はないだろうと思う、素晴らしい出来栄えです。」とコメント。

そして、「いつかは絶対にそれができなくなる時が来るでしょうが、今はできる限り最高の仕事をし、愛し続けるだけです。まだ番組を制作できていることに心から感謝しています。そしてうまくいけば、あと10年はいけると思います。」と今後について語りました。

また、共演者のヴィンセント・ドノフリオさんは「私たちはあまり一緒に仕事が出来ません。」と述べ、Netflix版の「デアデビル」に引き続き、今回も実際に共演したシーンはごくわずかである事を明かしました。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」は来年3月に全9話配信される事が先日発表されました。これは当初予定されていたエピソードの半分であり、本作は海外ドラマでしばしば見られる前後編にわかれたスプリットシーズンとなる事が噂されています。

これに関してヴィンセント・ドノフリオさんが後編の事をシーズン2だと勘違いしているような発言も過去に見られていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-season-2-or-split-season/”]

なお、後編は11月から撮影が始まるとも報じられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-wrap-and-resume-filming-in-nov-2024/”]

後編の制作が思いの外遅くなる事は、「スパイダーマン4」にデアデビルやキングピンが登場するという噂の可能性を小さくするものであり、小さなカメオに留まるか、あるいは「スパイダーマン5」以降に持ち越される事もあるかもしれません。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月 米ディズニープラスで配信予定です。

【ネタバレ注意】「デアデビル」「アイアンハート」ティザーの詳細判明、マーベル・スタジオ作品ではない?

先日開催されたディズニーアップフロントで最新情報が発表されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーンアゲイン」と「アイアンハート」のティザー映像の内容が判明しました。

※これより先は「デアデビル:ボーンアゲイン」、「アイアンハート」、「アガサ:オール・アロング」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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海外メディア IGN によると、「デアデビル:ボーン・アゲイン」のプロモーション映像では、マット・マードックがお馴染みの赤いコスチュームを着ており、彼の声が「全システムがあなたに反対している・・・それはダビデ対ゴリアテのようなものだ。」と誰かに警告します。その後、キングピン、フォギー・ネルソン、カレン・ペイジが一瞬の登場し、短いアクションシーンの映像が映し出されたと言います。

最後に、マードックが「どんな弁護士なのか」と問われ、「本当に優秀な弁護士だ」と答え、特徴的な色付きの壊れたメガネをかけて終わる、短い映像だと言います。

「アイアンハート」はさらに短く、リリ・ウィリアムズがMITのキャンパスからさまざまな部品を盗んで試作のアーマーを組み立てようと苦労し、その後、学校から追い出される様子が描かれます。このティザーは「いくつかのかっこいいアイアンハートのアーマー」を映すショットで締めくくられると説明しています。

「アガサ:オール・アロング」は昨日の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-all-along-trailer-video-details/”]

そして、Comicbook.com はこれら3つのドラマ作品の全てがマーベル・スタジオではなくマーベル・テレビジョンのロゴになっていると指摘し、ティザー映像内だけでなく、新しいロゴでもそれは確認出来るようになっています。

©MARVEL,Disney

かつてマーベル・テレビジョンはジェフ・ローブ氏が主導権を握り、マーベル・スタジオとは全く異なる相反する目標を持つ会社として活動。

20世紀FOXと協力して、「レギオン」や「ギフテッド 新世代X-MEN誕生」といったテレビドラマ作品を制作し、好評を得てきました。

しかしディズニーがマーベルを買収したのちの事業再編により、マーベル・テレビジョンはマーベル・スタジオの子会社として下に置かれるようになり、現在はマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長のコントロール下にある状態となっています。

アニメ「X-MEN’97」ではマーベル・スタジオではなくマーベル・アニメーションのロゴが使用されており、今後はアニメ作品をマーベル・アニメーションが、ディズニープラス向けのドラマ作品をマーベル・テレビジョンが中心となって制作されるのではないかと記事は指摘しています。

ディズニーはMCUを量より質の方向へと方針転換する事を発表していましたが、そのプランのひとつとしてこれらの分業化が含まれていたのかもしれません。

ロゴからマーベル・スタジオは外れてしまっていますがMCU作品である事に変わりはなく、ケヴィン・ファイギ社長が手綱を握っている事にも変わりありません。これらの方針転換によってマーベル・スタジオの負担が減り、映画、ドラマ、アニメそれぞれの品質が上がる事に期待されています。

ドラマ「アガサ:オール・アロング」は 2024年9月18日、ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」、ドラマ「アイアンハート」は 2025年 米ディズニープラスで配信予定です。