マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ・オール・アロング」は 2024年の配信当時、初週930万再生を越えたと報じられ話題に。そのストーリー展開について毎週のようにトレンドにも入っていました。シーズン2制作への期待が高まっている本作ですが、本作で占い師リリアを演じたパティ・ルポーンさんはそれが実現しないと語っています。
海外メディア The Wrap とのインタビューでパティ・ルポーンさんは「アガサ・オール・アロング」シーズン2の可能性について「それはありません。」と断言。
本作の撮影現場を振り返ったルポーンさんは「ジャック・シェーファー(監督兼脚本)が私のトレーラーに来て、『パティ、リリアが死ぬことを伝えに来たわよ』と言ったので、私は『でも、第2シーズンが欲しかったわ』と答えたんです。」とシーズン2にも出演したいと伝えた事を明かしました。
しかしシェーファー監督は「私はシーズン2はやらないわよ。『ワンダヴィジョン』のシーズン2も頼まれたけどやらなかった。」と答えたとし、ルポーンさんは「彼女は『書くべきことが多すぎる』と言って、単発の仕事しかやらないと言っていました。いつかまた彼女と一緒に仕事ができることを心から願っていますし、祈っています。彼女は魔法の人だからです。」とシェーファーさんを称賛しました。
以前には「アガサ・オール・アロング」のシーズン2が制作される可能性が報じられていますが、今回明らかになったパティ・ルポーンさんとジャック・シェーファー監督のやりとりを見るに、これはあくまでもディズニーの意向のようだと言えそうです。
「ワンダヴィジョン」のシーズン2が実現しなかった代わりに、「アガサ・オール・アロング」は「ワンダヴィジョン」の続編としても機能していました。現在開発中のドラマ「ヴィジョンクエスト」を加えて「ワンダヴィジョン」三部作とも表現されていますが、このヴィジョン最新作に関与していないと監督は明かしています。
ワンダとヴィジョンにまつわる物語がシェーファー監督抜きでどのように展開していくのか、「アガサ・オール・アロング」シーズン2は実現するのか、続報があり次第またお知らせする事になります。
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ソース:Patti LuPone Reveals There Won’t Be an ‘Agatha All Along’ Season 2 – But She Wanted One