「アガサ・オール・アロング」ゴールデングローブ賞ノミネート、シーズン2の可能性が認められる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ・オール・アロング」がゴールデングローブ賞2025にノミネートされた事が報じられました。主演のキャスリン・ハーンさんが「テレビシリーズ:ミュージカル/コメディ部門女性俳優最優秀演技賞」の候補としてリストアップされています。

アメリカのテレビドラマの場合、シーズンが一つしか無い番組はリミテッド(限定)シリーズと表記される事が多く、テレビシリーズの部門にノミネートされているという事は、ディズニーがこの番組を複数シーズンに渡るシリーズ(ドラマ)だと考えている事をほのめかしています。

今年、日本の作品として話題になった「SHOGUN」はもともとリミテッドシリーズとしてプロモーションされていましたが大ヒット、その後、エミー賞ノミネートのタイミングでリミテッドシリーズからテレビシリーズへと表記変更され、シーズン2とシーズン3の制作が発表されました。

「アガサ」がリミテッドシリーズではなくテレビシリーズとしてゴールデングローブ賞にノミネートされている事は、シーズン2実現の可能性が非常に高いと言えそうです。(もちろん開発がうまく行かずに中止される事もありえます)

本作は最終話が配信された週にあたる 10月28日 から 11月3日 までの1週間で 7億4400万分 のストリーミングを記録、1話から75%増加という記録を達成しています。

キャスリン・ハーンさんは海外メディア Deadline とのインタビューで今回のノミネートについて次のように語っています。

「アガサ・オール・アロング」がそこで語られる物語の流れを終わらせた方法に、とても満足していたという意味だと思います。もちろん、どんな立場であっても、誰もが戻ってこられたらワクワクすると思います。ジョージア州アトランタで、毎日毎日、このごく少数のキャストだけでサウンドステージに立ったことは、人生を変えるほど深い経験でした。

私はとても誇りに思っているし、マーベルのためにとても興奮しています。彼らは、この小さくて素晴らしい、女性とクィアが主導する番組をとてもよくサポートしてくれました。

「アガサ・オール・アロング」のラストは少なくともビリーの今後が続く事を思わせる終わり方で、アガサがそれに付き合う流れとなっていました。しかし、MCUのゴーストという存在にはまだまだ不明な点も多く、アガサ自身の今後については予想が難しくなっています。

ドラマ「アガサ・オール・アロング」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Kathryn Hahn Says She Would Be “Thrilled” To Reprise MCU Role After ‘Agatha All Along’ Golden Globe Nom

「デッドプールは今後脇役に」、ライアン・レイノルズさんとアンドリュー・ガーフィールドさんの対談動画が公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」のライアン・レイノルズさんと、ソニー・ピクチャーズと共同制作した映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のアンドリュー・ガーフィールドさんが、海外メディア Variety の Actors on Actors で対談しました。

動画の36分ごろ、アンドリュー・ガーフィールドさんが「デッドプール&ウルヴァリン」の先には何が待ってるのかと質問すると、ライアン・レイノルズさんは次のように回答しました。

デッドプールはメインキャラクターや中心人物というよりは、脇役として見ているよ。スタジオが望んでいるから、時々彼を中心人物にする。でも、彼からすべてを奪わない限り、彼を中心人物にすることはできないと思う。デッドプールが完全に弱者になるような状況を作らなければならない。そして、私はもうそんなことはできないと思う。もし彼が戻ってくるなら、誰か他の人の映画になるんじゃないかな。チャニング・テイタムはガンビット役を演じることにとても興奮しているし、私は彼の映画でも誰か他の人の映画でも喜んで5番目の役になるよ。

私の感覚では、このキャラクターは2つの点で非常にうまく機能しています。1つは希少性で、もうひとつはサプライズです。前回の作品から6年が経ちましたが、その理由の1つは、この作品が私の人生全体を飲み込んでしまうからです。開発からポストプロダクション、マーケティングやプロモーションまで、ずっと手がかかってしまうんです。 

ライアン・レイノルズさんは以前の別のインタビューでも、「デッドプール4」あるいは「デッドプール&ウルヴァリン2」にあたる続編映画について、その実現の難しさを語っていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-ryan-reynolds-react-to-sequel/”]

今回のインタビューでも「私には4人の子供がいますが、誰ともファーストネームで呼び合う仲にはなりたくないんです。仕事で家を不在にして何かを見逃すこともしたくありません。子供たちの顔を見たい、彼らのスポーツの試合などを見逃してしまうと、心が死んでしまうんです。だから、デッドプールの将来がどうなるかはわかりませんが、ショーン(レヴィ)と私は、この映画に始まり、中間、終わりがあり、別の映画の宣伝ではなく、完全な体験になるように作りました。時には、映画がただの映画であるための余地を作ることが重要だと思います。」とコメントしています。

当分はアベンジャーズやX-MEN関連の映画での脇役としての登場しか見込めないかもしれませんが、ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンさんと共に90歳まで同役を演じ続ける事を期待したい所です。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」はディズニープラスで配信中です。

デヴィッド・ハーバーさんが映画「サンダーボルツ*」の撮影がキャリアで一番楽しかったと語る

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」でレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフを演じるデヴィッド・ハーバーさんが、海外メディア Collider とのインタビューで、本作の撮影が最高に楽しかったと語りました。

ハーバーさんは、この映画の制作過程を自身のキャリアの中で最もやりがいのあるものの一つと表現し、「とても楽しかった」と熱く語っています。

映画でこれほど楽しい時間を過ごしたことは今までになかったと思います。また、クリエイティブな人たちとこれほど素晴らしい経験をしたことがあるかどうかもわかりません。毎日がクリエイティブで豊かで楽しかったですが、同時に、怖い場所に行くことも恐れず、登場人物の人生を本当に生きることができたと思います。とても予想外で風変わりで、私はそのチームに恋してしまいました。

また、チームメンバーを演じる個性的は俳優陣らとの共演について次のようにコメント。

皆さんが目にするのは、本物の化学反応だと思います。ワイアット(ラッセル)、セバスチャン(スタン)、フローレンス(ピュー)、ハナ(ジョン=カーメン)、ジュリア(ルイス=ドレイファス)、みんな、私たちは本当にお互いをいじりたかったんです。また、お互いの悪いところを本当に尊敬していました。アンチヒーローがするように、私たちはお互いの心の中を覗き込み、時には挑発的なことを感じさせたり考えさせたりして 、私たちの間の化学反応がとても強くなったと思います。

タスクマスターを演じるオルガ・キュリレンコさんの名前が上がっていないのは、あまり共演シーンがない事を意味しているのでしょうか?

ハーバーさんはさらに、この映画がアンチヒーローの概念をどのように探求するかについても指摘しました。

私は『この仕事に参加できて嬉しい』と思いました。でも私たちは本当にチームになりたくないチームだということを皆さんも感じると思います。(笑) 人事部が強制して組ませられたチームなんです。

デヴィッド・ハーバーさんは映画「ブラックウィドウ」でMCUに参加し、ブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフの仕事上の父として、明るく、そして少し間抜けなアレクセイを演じました。同作でフローレンス・ピューさんが演じた妹エレーナは、「サンダーボルツ*」の中心人物とされています。

一方、「ブラックウィドウ」でレイチェル・ワイズさんが演じた母メリーナ・ヴォストコフは現バージョンの映画には登場していないものの、再撮影で追加される可能性があるとも報じられています。

エレーナはドラマ「ホークアイ」でナターシャを失ったことに対しての感情をあらわにしていましたが、アレクセイとメリーナはどのように過ごしてきたのかも注目となりそうです。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)未知の役割を交代し、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

映画「サンダーボルツ*」は 米国にて 2025年5月5日 劇場公開予定、日本は 2025年のゴールデンウィークに公開予定です。

ソース:David Harbour Warns Fans That ‘Thunderbolts*’ Team-Up Is HR’s Worst Nightmare [Exclusive]

アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3の最新予告が公開

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3の新たなトレーラーが公開されました。ホワット・イフ三部作の最後のシーズンとなる本作ではどのような結末が待っているのでしょうか。

動画はシーズン1と2を振り返りつつ、前のトレーラーでもチラ見せされていたミステリオの再登場、ムジョルニアを振り回すストーム、アベンジャーズと並ぶレッドガーディアン、メカ・アベンジャーズなどのシーンが紹介されています。

マルチバースをテーマとしたアニメの最終章が、マルチバース・サーガの最終章である映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」へと繋がっていくのかは不明ですが、ストリーミング、アニメ部門の責任者であるブラッド・ウィンダーバウムさんは 「最後に予想もしなかった場所に連れて行ってくれる。」と予告。

さらに「マルチバースの探究においては最初の2シーズンを超えており、予想外のキャラクターが登場します。『ウォッチャー、ウアトゥ』にと​​って、非常に感動的で充実したクライマックスになると思います。」と以前のインタビューで述べています。

シーズン1でウォッチャーとしての誓いを破ったウアトゥは、コミックのように裁判にかけられてしまうのかも注目です。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-what-if-s1-ep9-easter-egg/”]

各エピソードの監督はブライアン・アンドリュースさん (マーベル・ゾンビーズ) とステファン・フランク さん(スパイダーマン:イントゥ・ザ・スパイダーバース)、脚本はマシュー・チョウンシー さん(ミズ・マーベル)、ライアン・リトル さん(ランナウェイズ)、シリーズクリエイターの AC ブラッドリーさんらが担当。

アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3は 2024年12月22日 より米ディズニープラスで配信予定、全8話は毎週ではなく毎日新エピソードが追加され、2024年内にフィナーレとなります。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」、ニューファルコンを中心としたPR動画「Wingman」が公開

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」より新たなプロモーション動画「Wingman」が公開されました。ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でサム・ウィルソンから壊れたファルコンスーツを受継いだホアキン・トレス中尉に焦点を当てています。

マイクロソフトのコラボCMでもあるこの動画では、アンソニー・マッキーさんが演じるキャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンが忙しく任務に対処している最中に、ダニー・ラミレスさんが演じるホアキン・トレスがマイクロソフトの新たなテクノロジーを利用して新しいファルコンスーツのアップグレード設計を行っています。

この設計のシーンが本編映像かどうかは疑わしいですが、その他のシーンはおそらく実際の映画の映像で、そのうちのいくつかはこれまでの予告にはなかった初公開の映像です。

これまでの予告にも度々映り込んでいた映画「エターナルズ」のティアマットの巨大な指が別アングルで確認できるようにもなっています。

噂ではMCUのティアマットからアダマンチウムが採掘できるとされており、日本のみがこれを加工する技術を持っていると報じられています。それと関連しているのか過去の予告では、 平岳大さんが演じるオザキ総理大臣がハリソン・フォードさん演じるロス大統領と何らかの条約を締結するシーンもありました。

アダマンチウムと言えばウルヴァリンの爪はもちろんの事、コミックでは本来のキャプテン・アメリカの盾やウルトロンのアーマー、デッドプールの刀、そしてウェポンX関連のキャラやいくつかのヴィランの武器として用いられてきました。

「デッドプール&ウルヴァリン」では20世紀FOX版のアダマンチウムが紹介されていますが、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」のアダマンチウムが同質のものかは分かっていません。

コミックでは概ね「プロト・アダマンチウム」、「プライマリ・アダマンチウム(トゥルー・アダマンチウム)」とそれ以外に分類され、セカンダリ・アダマンチウムやアダマンチウム・ベータ、マルチバース上に存在するアルティメット・アダマンチウムなどがありました。

また、MCUでは「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」でアダマンチウムが取り入れられる予定だった事が判明していますが、作中では何も言及されていないため、この設定が生きているのか削除されたものなのかは不明です。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-black-panther-2-adamantium/”]

超人血清を持たないキャップやファルコンがスーパーヴィランたちと渡り合うために、スーツがアダマンチウム製にグレードアップする可能性にも注目です。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」はアンソニー・マッキーさんが主人公キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを続投する他、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からダニー・ラミレスさん演じるホアキン・トレス、カール・ランブリーさん演じるブラック・キャプテン・アメリカ/イザイア・ブラッドリーが再登場。

その他、ヴィランとして映画「インクレディブル・ハルク」よりティム・ブレイク・ネルソンさん演じるザ・リーダー/サミュエル・スターンズが再登場し、故ウィリアム・ハートさんに代わってハリソン・フォードさんがサディアス・”サンダーボルト”・ロスとして登場。

また、リヴ・タイラーさんが撮影現場で目撃されており、サディアスの娘ベティ・ロスを「インクレディブル・ハルク」ぶりに再演すると見られています。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 、日米同時に劇場公開予定です。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」、ザ・リーダーはコミックとはまったく違う外見かもしれない

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」には、2008年の映画「インクレディブル・ハルク」からティム・ブレイク・ネルソンさん演じるサミュエル・スターンズがヴィランのザ・リーダーとして戻って来る事が分かっていますが、その外見がコミックと全く違う可能性が新作フィギュアのリークから浮上しています。

※これより先は「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

Funkoの新作としてリークされた画像のうち、右下のキャラクターが今回注目されているザ・リーダー。

ハルクの血をもとに誕生した多くのハルクの亜種がパワーファイターであるのに対して、サミュエル・スターンズはそれによって脳が肥大し、マーベル屈指の頭脳派ヴィランへと変貌しました。

しかし、フィギュアの画像を見る限り頭部の大きさは他のキャラクターと大差がなく、コミックのような印象的な頭部とは思えないものになっており、ファンの一人は「彼の頭はもっと大きくするべきだ。」と指摘しています。

公開中の予告動画にはザ・リーダーと思われる人物が後ろ姿で登場していますが、それも頭部は(帽子で隠れているとしても)あまり大きいとは思えませんでした。

©MARVEL,Disney

ここから変身のような形で頭部が変化する事も考えられますが、Funkoがデフォルメフィギュアである事を差し引いても、コミックほどの斬新なデザインは再現していない可能性が高いかもしれません。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」はアンソニー・マッキーさんが主人公キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを続投する他、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からダニー・ラミレスさん演じるホアキン・トレス、カール・ランブリーさん演じるブラック・キャプテン・アメリカ/イザイア・ブラッドリーが再登場。

その他、ヴィランとして映画「インクレディブル・ハルク」よりティム・ブレイク・ネルソンさん演じるザ・リーダー/サミュエル・スターンズが再登場し、故ウィリアム・ハートさんに代わってハリソン・フォードさんがサディアス・”サンダーボルト”・ロスとして登場。

また、リヴ・タイラーさんが撮影現場で目撃されており、サディアスの娘ベティ・ロスを「インクレディブル・ハルク」ぶりに再演すると見られています。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 、日米同時に劇場公開予定です。

ジェームズ・ガン監督が3つの「ガーディアンズ」スピンオフ計画があった事を明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズを手掛けたジェームズ・ガン監督が、Happy Sad Confused ポッドキャストに出演し、マーベル在籍時に計画していた3つのスピンオフ計画について語りました。

ガン監督は当時、自分とマーベルの同僚たちで検討しつつも実現できなかったガーディアンズのアイデアは「たくさんある」と語り、次のように続けました。

そうだね、「ラベジャーズ」のドラマは面白いかもしれないと思いました。「レジェンダリー・スター・ロード」は本当に、率直に言って、そのアイデアは全部ありました。それからロケット&グルート…正直に言うと、ロケット&グルートはガーディアン3だったんです。だから、最初はロケット&グルートをやりたかったんだけど、その後、ロケット&グルートではなくガーディアンズ3やるように説得されました。ロケットの物語を語らなければならないことはわかっていたんです。

現在、DCスタジオの共同CEOを務めるジェームズ・ガン監督ですが、次のガーディアンズについて契約上の義務がまだあるのかどうか聞かれるとこう答えています。

正確な法的な答えはわかりません。答えが何なのかはわかりませんが、彼らがガーディアンズでやりたいことを何でもやって、あのキャラクターたちを連れて行って、彼らともっと多くの物語を見るのを楽しみにしています。

クリス(プラット)には何でも賛成です。みんな大賛成だ。クリスは『これでいいの?』と言い続けていたけど、私は『いいじゃないか、君が何をしようと私は全然大丈夫だ。君がやりたいようにやればいい。君がまたスター・ロードになるのを見たいよ』って言いますよ。

現時点では、ディズニーが発表しているスケジュールに「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の新作映画やテレビドラマはありません。

2026年2月と2026年11月にタイトル未定のマーベル映画の公開が予定されていますが、「アーマーウォーズ」や「シャン・チー&レックエイジ・オブ・タイム」と噂されるシャン・チー2作目の映画、「ドクター・ストレンジ3」、「ブラックパンサー3」なども候補となっています。

クリス・プラットさんが演じるピーター・クイルは「スパイダーマン4」に登場の噂もありますが、新ガーディアンズの次の活躍の舞台はどこになるのでしょうか。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-return-peter-quill-rumor/”]

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」はディズニープラスで配信中です。

「サンダーボルツ*」、デヴィッド・ハーバーさんがカット版鑑賞を報告、最高の作品になったとも

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」でレッドガーディアン/アレクセイ・ショスターコフを再演するデヴィッド・ハーバーさんが、海外メディア CinemaBlend とのインタビューで、本作がMCUの流れを変える最高の作品になったとコメントしました。

「マーベル・スタジオはある程度、その拡大に興奮しています。」と本作の出来栄えについて語るデヴィッド・ハーバーさんは「ディズニープラスのコンテンツで、ある意味大きくなりすぎたという点について、軌道修正を少し行っているように思います。」とも指摘。

そして、「皆さんが『サンダーボルツ*』 を観られることをとても楽しみにしています。なぜなら、スタジオがその方向性に感銘を受けたからです。そして、驚きました。これは本物の映画です。つまり、好きかどうかは誰にもわかりませんが、でも…私はそのカット版を見ましたが、とても印象的でした。」と述べました。

また、「彼らは相性に注目している」とし、「そして、このグループには何か特別なものがあると思います。私には、スカーレット・ヨハンソンとクリス・エヴァンスを観たときのような感じがしました。人々の相性を見ていると、そこに恋愛関係があるというわけではなく、ただ人間同士が相互に関係し合う相性があるんです。それがこれらの映画に必要なことだと思います。なぜなら、私たちは共感したいからです。ダウニーがこの弱さや人間性をどのように扱っているかを見たときに、私たちは感情を揺さぶられるフックが欲しいのです。こんなに楽しいことがあって、その中心には本物の人間がいるのです。それはとても刺激的だと思います。」と説明。

「こうしたことのすべてにおいて問題なのは、アルゴリズムや、うまくいくと思うこと、データが教えてくれることに惑わされてしまうことだと私は思います。しかし、人間同士が交流するこの言い表せない性質、それが特別な化学反応なのです。それはいい事とは限らないかもしれません。不快なことかもしれません。しかし、そこにはある種の電気があります。そして、それがサンダーボルツ全体に広がっていると思います。

「そして、ジェイク監督がそれを捉えることに熱心だったことがとても嬉しかった。それをキープすることに熱心で、それを優先してくれました。私は『おお、これは最高だ』と思いましたよ。」と締めくくりました。

チームの人間関係が重要になると言う本作の予告では、MCU初登場となるボブを紹介。彼がチームに参加するかどうかはまだ明かされていませんが、コミックの彼のキャラクターを基に、映画でも重要な役割を担っていると予想されています。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)未知の役割を交代し、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

映画「サンダーボルツ*」は 米国にて 2025年5月5日 劇場公開予定、日本は 2025年のゴールデンウィークに公開予定です。

ソース:David Harbour Gives Us His Reaction To Thunderbolts* After Seeing A Cut Of The Movie, And He’s Getting Me Very Excited

コールマン・ドミンゴさんがMCU実写作品出演の話し合いがあった事を認める

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」でノーマン・オズボーンを演じるコールマン・ドミンゴさんが、実写作品での出演についても話し合いがあった事を認めました。

海外メディア ScreenGeek の独占インタビューで、MCU版のグリーンゴブリンを演じる可能性について質問されたコールマン・ドミンゴさんは次のようにコメントしました。

はい、マーベルとのミーティングはありました。 でも、特に何かについてというわけではありませんでした。彼らは文字通り座って、「何をしたいですか?」と聞いてきました。私は「わかりません。私に何か用意していただけますか?」と答えました。ですから、もちろん私たちは話し合いを重ねています。MCU に参加したくない人がいるでしょうか?私は、それが正しいものであってほしくないのです。そして、私のために作られたもの、そして私が自分自身を捧げることができると感じられるもの。それが何なのかは、これからわか​​るでしょう。まだわかりませんが、私は辛抱強く待っています。

話し合いは認めつつも、実写版のオズボーンを演じるといったような特定のキャラクターについてではないとの事で、キャラクターについては今後の話し合いで決めていくようです。

約1年前、コールマン・ドミンゴさんが征服者カーンを演じると報道され話題に。報道から約1ヶ月後、ドミンゴさんはその時の事を振り返り、寝耳に水だったとしつつも、何年も前から話し合いを進めてきたと認め、夏のイベントでスパイダーマンアニメで声優を務めることが発表されました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-5-colman-domingo-confirmed-conversations/”]

SG ではコールマン・ドミンゴさんが演じる可能性があるキャラクターとして、プロフェッサーX、ノーマン・オズボーン、メフィスト、ブラザー・ブードゥーなどを候補として紹介しています。

アニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」は 2025年1月29日 米ディズニープラスで配信予定です。

ソース:Exclusive: Colman Domingo Met With Marvel Studios About MCU Role

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は Netflix版から5年後が舞台、出演俳優が語る。でも実際は・・・?

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の時系列がNetflix版のドラマ「デアデビル」シーズン3が終了してから5年後の世界となる事が明らかとなりました。

先週末、主演のチャーリー・コックスさんとブルズアイ役のウィルソン・ベセルさんがファン・エキスポ・サンフランシスコに出席し、いくつかのステージに登壇。そこでベセルさんは次のようにスピーチしています。

ええ、チャーリーとちょっとそれについて話していたんです。でも、面白いのは、シットコムとかそういうものなら違うかもしれないけど、ある一定期間番組に出演していて、登場人物がリアルタイムで一緒に年を取っていくとしたら、そして番組がうまく書かれていて、脚本家が現実に起こっていることに反応して、髪の毛のしわなどを作っているとしたら、理論上は、番組が放送されていたかどうかに関わらず、登場人物はある意味進化しているということです。

だから、5年後に一歩後退して、 ボーン・アゲインがその時間の流れに沿って進むという面白い展開があるんです。このドラマは、最後に見た翌日から始まるわけではありません。5年後から始まります。だから理論上は、登場人物は5年間の人生を生きてきたし、その間に起こった紆余曲折も全部描かれているんです。だから、それらの物語が必ずしも画面に映るかどうかは別として、そこに少しだけ彼らの人生が加わっているんです。それは、俳優として、その期間に自分がどんな旅をしてきたかを伝える機会を与えてくれるし、彼らが生きてきた事の証でもあります。

ベセルさんは「ボーン・アゲイン」がNetflix版「デアデビル」のシーズン3の最後から5年後としましたが、これがきっかり5年後であれば色々と整合性が取れない部分が発生して来そうです。

「デアデビル」S3では「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」におけるサノスの指パッチンの影響が描かれていない事を考えると、ギリギリ直前だったとしてシーズン3のラストは2017年の出来事。

そこから5年後はちょうど「アベンジャーズ/エンドゲーム」の頃であり、ハルクのスナップで宇宙の生命の半分が戻ってくるかどうかのタイミング、2022年から2023年ごろとなります。

一方、「ボーン・アゲイン」は撮影現場で目撃された小道具(Reddit)から、2026年の大晦日が含まれているとされています。これがなかったとしても、「ボーン・アゲイン」はウィルソン・フィスクが市長選に出馬する事が物語の大きな要素のひとつであり、出馬を思いついたのはドラマ「エコー」のラストであり、その時系列は2025年の事でした。

ウィルソン・ベセルさんは脚本家ではなくいち俳優である事を考慮して、時系列についてあまり正確に把握していない可能性は高いと考えられそうです。あるいはブルズアイのシーンが実際に「エンドゲーム」中の2023年ごろで、そこから時系列がまたジャンプして「ボーン・アゲイン」のメインに移るという事かもしれません。

今回の発言内容は「5年」という部分は軽く受け流して、シーズン3のあと、登場人物たちが数年間それぞれの人生を歩み、成長し、変化した、そしてそれが「ボーン・アゲイン」に表現されているのだと捉えるのが良いようです。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

また、本作はこの後に予定されている「スパイダーマン4」などにも影響を与える物語になるのではとも考えられています。

ドノフリオさんは「シーズン2(パート2、後編の事)では大どんでん返しがある」とも語っていましたが、どのような展開が待ち構えているのでしょうか。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月4日 より米ディズニープラスで配信予定です。

ソース:Wilson Bethel Teases ‘Daredevil: Born Again’ Five Year Time Jump From the Original Series: “Little Extra Bit of Life in There”