ジェシカ・ジョーンズは「デアデビル:ボーン・アゲイン」に登場する?クリステン・リッターさんが回答

Netflixのマーベルドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」や「ディフェンダーズ」でジェシカ・ジョーンズを演じたクリステン・リッターさんが、CBSモーニングに出演し、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」に出演する可能性について言及しました。

「ジェシカ・ジョーンズは『デアデビル:ボーン・アゲイン』に登場するの?」とストレートに質問されたクリステン・リッターさんは「聞いてください、私はジェシカ・ジョーンズが大好きです。」と前置きし、「彼女をもう一度見たいというファンがたくさんいて、とても興奮しています。ほぼ毎日聞かれます。私たちは(再登場について)慎重ながらも楽観的です。」と現在の心境について述べ、「もし頼まれたら、準備はできています。前回の撮影現場から盗んだジャケットをまだ持っているかどうかはわからないけど」と、オファーを待っていると回答しました。

ジェシカ・ジョーンズを含むディフェンダーズの面々は「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2で再登場するとまことしやかに報じられていますが、今現在シーズン2の撮影が行われている現場に彼らの姿はありません。

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ファンが期待し、多くのメディアが再登場を報じていると言ってもこれはサプライズのひとつである事には違いなく、実際に再登場するとすればかなり極秘に撮影される事が予想されます。

先週はルーク・ケイジを演じたマイク・コルターさんも「何が起きてもおかしくない」と再登場をほのめかしていましたが、彼らもまたウィルソン・フィスク新市長の圧政の餌食となってしまうのでしょうか。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信中です。

映画「サンダーボルツ*」は気取ったオスカー候補者ばかり、デヴィッド・ハーバーさんが自虐をかます

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」でレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフを演じるデヴィッド・ハーバーさんが、この最新映画を「気取ったオスカー候補だらけの映画」だと自虐PRしました。

海外メディア ScreenRant で本作の最近公開された予告が A24 にインスパイアされている件について質問されたデヴィッド・ハーバーさんは、本作の制作陣と共演者について次のように語っています。

ええ、さらに一歩前進したいですね。私はトニー賞にノミネートされました。トニー賞にノミネートされたデヴィッド・ハーバー。私たちは演劇をやっているし、オフ・ブロードウェイの舞台も一緒にやったことがあります。私たちは皆、映画と演劇のオタクの集まりなんです。つまり、ジェイク(・シュライアー監督)は面白い男で、1年前にこの映画が発表されたとき、マーベルコミュニティがどれほどこの映画をバカにしていたかは、私たち全員が知っていると思います。この負け犬どもを映画に登場させて、何の意味もなく走り回らせるのでしょうか?

でも、そのおかげで、これまでとは違うことをする自由が与えられたと思います。そして、私たちは本当にそうしようとしたと思います。そして満足の行くことは、予告が公開され、映画を観て、エキサイティングで、マーベルの次の展開への刺激になると思います。

そして、ええ、フローレンス・ピューのような気取ったオスカー候補者がたくさんいます。「で、どうするんだ?」、それを強調しなければなりません。セバスチャン・スタンも。つまり、クレジットは正気じゃありません。賞の数々、きらびやかさ、それはまさに純粋な映画ですよ。

サンダーボルツはコミックにも登場する主にヴィランを中心とするチームで、MCU版はコミック版とは全く違うものに。この事は原作にとらわれる事のない自由な作品をうむチャンスにもなったようです。

MCUでは元ヴィランを集めたグループとなり、アベンジャーズ不在の時期のピンチに立ち向かうチームとして予告でほのめかされています。

本作はもともと「ブラックウィドウ2」とも言えるような内容でしたが、脚本をすべて書き直すという事態が発生。これにより、チームメンバーにかなり平等にスポットが当たるようになったともされています。

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ただし、いくつかの予告が公開されているにも関わらず、タスクマスター/アントニア・ドレイコフがほとんど登場しておらず、ファンは彼女が映画の開始早々に殺されるか裏切るのではないかと推測。

タスクマスターを演じるオルガ・キュリレンコさんは物事が色々と変化したとも語っています。

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ファンが不安に思う一方で、「サンダーボルツ*」は「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」のような大規模な試写会と再撮影を繰り返しておらず、スタジオは完成版に自信を持っているようだとも。

タイトルにつけられたアスタリスクについて、ケヴィン・ファイギ社長は「リリースされるまでこのアスタリスクの意味についてはお話出来ません。」とコメントしていました。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)未知の役割を交代し、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 日米同時公開予定です。

ソース:“It’s Full Of Pretentious Oscar Nominees”: David Harbour Addresses Thunderbolts* Trailer That Makes It Look Unlike Any Other Marvel Movie

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」が緩やかに4億ドルを突破

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の全世界での興行収入が4億ドルを突破した事が報じられました。1作目の「ザ・ファースト・アベンジャー」を越えましたが、「ウィンター・ソルジャー」や「シビル・ウォー」にはまだ手が届きません。

Disney’s Captain America: Brave New World has passed the $400M global mark. The film grossed an estimated $3.1M internationally this weekend. Estimated international total stands at $208.7M, estimated global total stands at $400.8M. #CaptainAmericaBraveNewWorld #BoxOffice

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— BoxOfficeReport.com (@boxofficereport.bsky.social) 2025年3月24日 0:32

映画公開の初週は「キャプテン・アメリカ」シリーズ4作の中でで2番目のヒットとなっていた本作ですが、最新の数値では全体的なランキングは3位に。

過去作の世界興行収入は「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」が 3億7060万ドル、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」は 7億1440万ドル、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」は 11億5500万ドル でした。

劇場公開の期間はまだ残されていますが、キャプテン・アメリカシリーズの順位はこれで確定となりそうです。

無難な一般レビューに対して思うように成績がのびない原因のひとつとして中国市場の不振が大きく影響しているようです。

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なお、中国での反ハリウッド運動は「白雪姫」の実写版でも続けられているようです。

また、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」などを見ていないと分からない部分が多かったのも原因のひとつとされています。予習が必要という意味では2024年に大ヒットした「デッドプール&ウルヴァリン」も20世紀FOX作品のほとんどを見ておく必要がありましたが、デップー映画は作品自体がコメディ寄りで、元ネタを知らなくてもなんとなく楽しめる構成になっていた事が勝因かもしれません。

海外レビューサイトの得点ではSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」と同程度の「ブレイブ・ニュー・ワールド」ですが、同作の4.8億ドルには及ばない結果となりそうです。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」はアンソニー・マッキーさんが主人公キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを続投する他、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からダニー・ラミレスさん演じるホアキン・トレス、カール・ランブリーさん演じるブラック・キャプテン・アメリカ/イザイア・ブラッドリーが再登場。

その他、ヴィランとして映画「インクレディブル・ハルク」よりティム・ブレイク・ネルソンさん演じるザ・リーダー/サミュエル・スターンズが再登場し、故ウィリアム・ハートさんに代わってハリソン・フォードさんがサディアス・”サンダーボルト”・ロスとして登場。

また、リヴ・タイラーさんがサディアスの娘ベティ・ロスを「インクレディブル・ハルク」ぶりに再演しています。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 より劇場公開中です。

エリザベス・オルセンさんが「50年後の老婆ワンダを演じたい」、アイデアをスタジオに売り込んだとも

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」や映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でスカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフを演じたエリザベス・オルセンさんが、50年後の老婆になったワンダを演じたいと語りました。

海外メディア The Playlist とのインタビューで、ワンダを最後に見た作品「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の再撮影がワンダの運命を変えたのかと質問されたエリザベス・オルセンさんは「実は私は再撮影には関わっていなかったんです。」と明かしました。

「私は(HBOの限定シリーズ)『ラブ・アンド・デス』を撮影していたんです。だから、私がやったことがそのまま映画に残ったんです。再撮影はたくさんあったと思いますが、私がやったこととはあまり関係がなかったと思います。」

また、数年経っても議論が続く「ワンダヴィジョン」からの連続した悪役堕ちについて、「面白い方向転換でしたが、私はワクワクしながら、そっと踏み込むのではなく、本当に楽しんでいました。何かおいしいもの、楽しい機会だと思いました。」と述べました。

そして今後のワンダについて次のように語っています。

私の夢のワンダを思い浮かべると、50年後のようで、私は白髪で、大きな白いカツラをかぶり、トレイシー・ウルマンのようなシワだらけの顔をしているんです。そして私は彼らが見つけた生き物のよう。それが私が想像するワンダの次の旅です。

オルセンさんは「これは文字通り私が提案したものです。」とオリジナルのアイデアである事を強調し、「ある漫画ではワンダはかなり早く年を取っていくのですが、それをやったことがないので、次に私の脳に植え付けられるイメージはそういうものだと思います。」と説明し、ルッソ兄弟監督とこの件について話したのかと質問されると、「ええ」と短く答え、既にアイデアを売り込み済みである事を認めました。

エリザベス・オルセンさんは3年前のインタビューでもワンダの老婆バージョンに興味があるとしており、今なお興味を持ち続けているようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-doctor-strange-2-wanda-future-interview/”]

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」で老ワンダが登場する事はあるのでしょうか?

ドラマ「ワンダヴィジョン」、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:Elizabeth Olsen Says She’s Pitched A “Gnarly” White-Haired Wanda Returning To Marvel 50 Years Later [Exclusive]

征服者カーンはアイアンマンとホークアイに続いてMCUに登場出来る?ジョナサン・メジャースさんが言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」や映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」で征服者カーンとその変異体を演じたジョナサン・メジャースさんが、カーン再演の可能性について踏み込んで語っています。

インタビューでは薬物乱用による逮捕歴のあるロバート・ダウニー・Jrさんと、元妻から(彼から)殺害予告を受けたと裁判で訴えられていたジェレミー・レナーさんに続いて、征服者カーンを再演するチャンスはあるかと質問され、次のように回答しています。

与えられた役をこなすだけです。終わるまで、終わりはありません。マーベルってそういう所だと思います。分かるまで、分からないんです。

メジャースさんは自分が決められる事ではないとしつつも、カーンというキャラクターの魅力について説明しています。

しかし、これだけは言っておきます。私が演じた役の中で、カーンは俳優にとってある種の斬新さと挑戦性を持っており、もう一度演じたいと思う役なんです。人々がそのことについて話しているのを聞くと…街で話が続く限り、ファンが話している限り、希望はあると思います。

マーベル・ユニバースに招かれ、とりわけカーン役を演じたとき、とても嬉しかった。あの頃が懐かしい。またやりたいですね。カーン役は素晴らしいし、キャラクターのバリエーションの多さから、これまで演じたどの役とも違います。絶対にまたやりたいし、もしできるなら、断る理由はありません。それはディズニー社にかかっています。

最近の別のインタビューで「ケヴィン・ファイギに手紙を書いた」とも発言していた事について返事があったかと質問されると「どう受け取られたかはわかりません。私は彼を尊敬し、愛しています。マーベルには愛しかありません。返事は今のところありません。」と回答しました。

ちょうどMCU最新作である「デアデビル:ボーン・アゲイン」は「赦しこそが愛」だとも説明されていましたが、ディズニーとマーベルは罪を償ったジョナサン・メジャースさんを赦して、再び起用するのでしょうか?

ドラマ「ロキ」、映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」はディズニープラスで配信中です。

ドラマ「デアデビル:BA」、ミューズは複数シーズンに渡って「フィスクとマットの双方に問題を起こす」とショーランナーが明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のショーランナーを務めるダリオ・スカーダペインさんとデビッド・ボイド監督が、海外メディア TVLine とのインタビューの中で、今週配信の4話で存在感を見せ始めたミューズについて語っています。

ボイド監督はミューズが「人々を誘拐し、殺害し、血を吸い、ニューヨーク市中に壁画を描いています。」とコミックと同様のサイコキラーである事を認め、スカーダペインさんは「シーズン1以降も、ミューズはこの物語のストレス要因です。フィスクとマット・マードックの戦いで、ミューズは波及効果を引き起こすんです。彼はフィスクに問題を引き起こし、マット・マードックにも問題を引き起こします。」と、デアデビルとキングピンの双方にとって厄介な存在になる事を予告しました。

そして、「この物語におけるミューズの活躍は、適切な言葉が見つかりませんが、かなり衝撃的な結果をもたらします。そして、その結末は終わりません。我々はそれをシーズン2に持ち込む、というのが私が言える最良の言い方です。」と説明しました。

シーズン2の撮影現場でもデアデビルとミューズの対決シーンがあったという目撃情報があり、ミューズが一度の対決で退場するような悪役ではない事を示しています。

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配信済みの4話までの間で、ミューズはパニッシャーなどを称賛する壁画をニューヨークの至る所に描いており、ミューズが自警団の支持者である事を証明しています。これはコミックと同じ設定ですが、ミューズが自警団を支持するという事はウィルソン・フィスク市長の理念とは反する思想の持ち主という事になります。

今のところはマット・マードックの日常とニューヨークの現状にスポットが当てられていますが、シーズン1のちょうど半分を迎える来週の5話(と6話)で物語が大きく変化し始めるのでしょうか。

ミューズの正体はクレジットから判明したと話題にもなっていますが、正体だけでなく、彼がどんな問題を引き起こしていくのかも注目です。

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「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信中です。

ソース:Daredevil: Born Again EPs Tease Muse Arc and Its ‘Shocking Consequences’ — for Season 1 ‘and Beyond’

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1、第4話のチェックポイント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1のエピソード4「Sic Semper Systema」(邦題:司法にはかくあるべし)のイースターエッグを中心に、原作設定、考察、今後の予想などをご紹介。

アンジェラ・デル・トロ

これまでのエピソードでも少し登場していましたが、今回の冒頭でアンジェラ・デル・トロが正式に紹介。

ホワイトタイガー/ヘクター・アヤラの姪であるアンジェラ・デル・トロはコミックでホワイトタイガーを継承するキャラの一人であり、MCUでもそうなる布石が置かれたと考えられます。

ただし、監督はもっと具体的に力の継承が行われるシーンを撮影したとしつつ、カットした事を報告

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新しいホワイトタイガーの導入をキャンセルした可能性があるかもしれません。

クリーングリーンホーラーズ

深夜のクラブでフィスクの部下ダニエルが、BB・ユーリッチに情報漏洩してしまうシーンではクリーングリーンホーラーズという運送会社が登場。リサイクル関係のテック企業とも紹介されていますが、名前の通り母体は運送会社(haulers)です。

これはマーベル・コミックには登場しない企業ですが、ニューヨークにはクリーングリーン・ホーリング&リムーバルという近しい名前の会社が実在しています。

ニューヨークは実際にごみ問題が深刻化しており、生ゴミのリサイクルが義務化されました。また、市衛生局(DOS)は、ごみを適切に処理していない企業やアパートなどについて、オンライン上で「晒す」などの行為にまで発展するなどの事態も招いています。

この会社がハマー・インダストリーズやロクソンコーポレーションのようなヴィラン企業であるかどうかは、もう少し詳細が必要かもしれません。

ポップコーン泥棒

チャーリー・ハドソン3世さんが演じるポップコーン泥棒のリロイ・ブラッドフォードは、どういうわけかリロイ・マンシーニという役名でクレジットされています。どちらもコミックに登場する名前ではなく、変更の理由も不明です。

©MARVEL,Disney

さらに言えばリロイは2話のクレジットにも記載されていますが、これといった出演シーンを特定できません。群衆の一人として登場していた可能性はあります。

フィスク夫妻のセラピー

フィスクの両親についてはNetflix版の「デアデビル」でもたびたび描写されていましたが、ヴァネッサの両親については今回が初めて。そもそもコミックのヴァネッサも両親についての描写は特に無く、ドラマに深みを与えるために設定されたものだと推測されます。

これまでのMCUでも度々描かれた「赦し」が大事であるとヘザー・グレンが主張し、両者の和解を促しています。また、それとなくDVの可能性をチェックし、ヘザーのセラピストとしての能力を強調しています。

BB・レポート

BB・ユーリックのBB・レポートではフィスク市長不支持の声と「自警団は最高」というデアデビルらを称賛する声を紹介。ホワイトタイガーが死に、デアデビルも活動していない中で、インタビューを受けた彼が最高だとする自警団は誰を指しているのかが気になる所。

可能性が高いのがスパイダーマンで、他、「ザ・マーベルズ」でコスチュームを来ていたケイト・ビショップも活動中でしょうか。ディフェンダーズのメンバーも各々活動しているのかもしれません。

スクラルの仕業

「シークレット・インベージョン」の後、スクラル人がどのように過ごしているかはよく分かっていません。

「シークレット・インベージョン」のラストでは当時の米大統領リットソンがス「地球で生まれた以外の者を全て敵の戦闘員とみなす」と宣戦布告。スクラルは明確にアメリカの敵と認定されました。

しかし「ザ・マーベルズ」では「シークレット・インベージョン」に触れられる事はなかっただけでなく、ターナックスに住んでいたスクラル人の一握りがニューアスガルドに亡命しています。

そして「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」では新たにサディアス・ロス大統領が就任しましたが、スクラルに関するスタンスは明らかにされませんでした。

リロイ・ブラッドフォードがポップコーン泥棒はスクラルのなりすましだと主張するように、アメリカからスクラルの脅威が排除されたようには思えない描写となっていますが、結局のところ詳しくは分かりません。

パウエル巡査との再会

ニューヨーク市地方検事局のソフィア・オゾラとリロイの求刑内容について交渉した後、帰り道でパウエル巡査と再会。

マット・マードックはヘクター・アヤラの死に関して巡査を挑発し、目が見えない代わりに人の何倍も優れた聴覚によって心音を確認。巡査の言葉に嘘がないかを確かめています。どうやら彼の言葉は真実なようで、まったくの動揺も見せない事から、誰かに指示してやらせたという事も無さそう。現時点でパウエルはシロのようです。

パニッシャーの再登場

ヘクター・アヤラ殺害現場を調査したマット・マードックは、パニッシャーの刻印が入った薬莢を発見。それをもとにパニッシャー/フランク・キャッスルのもとを訪れています。

約6年ぶりにスクリーンに登場したフランク・キャッスルは、「パニッシャー」シーズン2のラストシーンとは全く違う、髪と髭が無造作に延びた状態で登場。この時、フランクはニューヨークでヴィジランテ活動をスタートする所で終わっていましたが、この間に何があったかは説明されておらず、今後の描写に期待です。

フランクはデアデビルのスーツを「ハロウィンのコスプレ」と表現し、Netflix版との連続性を強調しています。

デアデビルのマスク

帰宅してヘザーと夜を過ごすマットでしたが、夜中にベッドを抜け出し、屋上へ。部屋にはデアデビルのマスクが予告映像のとおり5つ表示されています。

ひとつは「シーハルク:ザ・アトーニー」でカリフォルニアに赴いた際、超人相手にビジネスをするスーパーデザイナーのルーク・ジェイコブソンにデザインしてもらった黄色のスーツである事がわかります。

Netflix版ではメルヴィン・ポッターというコミックのヴィランにスーツを作らせていますが、シーズンのラストで逮捕されており、MCUの現時点でどうなっているかは不明です。

ここは「アイアンマン3」でトニー・スタークがアーマーを作り続けていたのと同じで、マット・マードックの無意識の不安が多くのスーツとなって表現されているようです。

吹雪の中のウサギ

屋上へ向かったマット・マードックと対比して地下に降りていくウィルソン・フィスクが描かれたシーンでは、Netflix版でフィスクとヴァネッサの出会いに貢献した絵「吹雪の中のウサギ」が置かれています。ほぼ真っ白な絵でしたが、シーズン3のラストでデアデビルがキングピンを殴った際の返り血が今も付着したままになっています。

アダムが登場

ヴァネッサの不倫相手としてこれまでのエピソードで紹介されていたアダムがようやく登場。地下に監禁されていました。フィスクはカウンセリングで「アダムの居場所は知らない」と発言していましたが、やはり嘘をついていました。

これまでのエピソードで強調されていたフィスクの拳の傷は、アダムに対する暴力の結果とも思えそうですが、それにしてはアダムが少し元気過ぎる気もする所。キングピンの拳がああなるまで殴られた上で「出してくれ」と叫ぶ力が残っているのかは疑問なところで、引き続き注意が必要です。

ミューズの芸術

今回の冒頭でミューズが人を運ぶ姿がありましたが、ラストでその続きが描かれています。

コミックのミューズはサイコキラーであり、人を殺してその臓器や血で壁画を描くイカれたキャラクターでした。

ドラマでは生きたまま血を抜く様子が描かれており、コミック版と遜色のないサイコキラーに仕上がっている事を予感させています。

そして、今回のクレジットでミューズの覆面の下が既に登場済みの人物である可能性が急浮上しています。

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今回はウィルソン・フィスクが情報漏洩に怒るシーンと、アダムを監禁していたシーンとをあわせて、彼がキングピンとしての暴力性を失っていない事が感じられるエピソードになっていました。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」はシーズン1の全9話のうち4話を終えて、約半分に到達する所。

マット・マードックはまだデアデビルとしてボーン・アゲインしていませんが、フォギーとヘクターの死、リロイの救えない現状を経て、ニューヨークにおける法の無力さを痛感してきているようです。

1話の冒頭でスーツを脱いで以来かなり時間が経過していますが、そろそろデアデビルに戻るタイミングが近づいているのでしょうか。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月5日よりディズニープラスで配信中。次回、3月26日 は5話と6話の同時配信が予定されています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」、監督が4話で超重要なシーンをカットした事を明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1の4話「Sic Semper Systema」(邦題:司法にはかくあるべし)が配信され、このエピソードを制作したジェフリー・ナックマノフ監督が超重要なシーンをカットしたと告白しました。

ポッドキャストに出演したナックマノフ監督はアンジェラ・デル・トロがヘクター・アヤラの遺品を受け取る場面でアミュレットが光るシーンを撮影したと明かしつつ、最終的にこれをカットしたと話しています。

理由については言及されていませんが、アンジェラがコミックと同様にホワイトタイガーとなる計画があった事を裏付ける内容でありつつ、これをカットしたという事はこの計画が一旦中止されているという事なのかもしれません。

コミックのアンジェラ・デル・トロの年齢はよくわかりませんが、セクシーな描写が多い事と比べるとMCUに登場したアンジェラは少し幼いという印象。アンジェラがホワイトタイガーとしてミズ・マーベルやケイト・ビショップらと肩を並べるのも悪くなさそうですが、4話の時点でこれをほのめかす事は中止されたようです。

また、「デアデビル:ボーン・アゲイン」とNetflixの「デアデビル」が一連となった以上、アンジェラ・デル・トロのプロットホール(脚本の矛盾)については把握しておく必要があります。

アンジェラ・デル・トロはNetflix版には以下のように名前だけ登場しています。

©Netflix,MARVEL,Disney

ドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」のシーズン1の6話「AKA You’re a Winner!」(邦題:AKA 当選詐欺)では依頼に来たルーク・ケイジに対し、手一杯だったジェシカ・ジョーンズは一流の私立探偵であるアンジェラ・デル・トロを紹介するといって断っています。

「ジェシカ・ジョーンズ」の探偵のアンジェラが20代前半だったとしても「ボーン・アゲイン」の頃には20代後半から30を越えたあたりになっているはずであり、「ボーン・アゲイン」のアンジェラの外見とは一致しません。

現状ではこの矛盾をファンは見てみないふりをするしかありませんが、今後どこかで公式から何らかの説明や描写があるかもしれません。

以前から噂があったようにホワイトタイガーに関する何らかの計画がある事を示す監督の告白でしたが、今後のアンジェラ・デル・トロにも注目です。

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ジョナサン・メジャースさんが征服者カーン復帰の可能性について語る

俳優のジョナサン・メジャースさんが映画「マガジン・ドリームス」のプロモーションをする中で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)での征服者カーンの再演の可能性について質問され、現在の心境を述べています。

海外メディア USA Today とのインタビューでは「ええ、もちろんイエスです。ディズニー、マーベル・スタジオ、大好きです」とし、「トム・ヒドルストン、あの人と仕事ができてよかった。ポール・ラッドとも仕事ができてよかった。ググ・バサ=ローと仕事も素晴らしいものでした。この業界が大好きで、今は彼らからの愛を感じ、彼らへの愛を実際に表現できる場所にいるんです。」とドラマ「ロキ」や映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」での共演者について称賛と感謝を述べました。

また、海外メディア Variety とのインタビューでは最近ケヴィン・ファイギと会話があったかと質問され、「彼に手紙を書きました。最近ではありませんが、それほど遠い過去でもありません。」と回答。

返事があったかどうかについては口にしなかったものの、「ただ彼に感謝しています。彼が大好きなんです。マーベルで過ごした時間は楽しかったし、今でもカーンが大好き。彼らのことを見守っています。彼らが何をしているのか分かっているし、応援しています。彼らが私を必要とするなら、私がどこにいるか知っているはずです。」と呼びかけに応じる構えを見せました。

また、解雇された事を振り返り、処分に対して「彼らが株式公開企業であることは理解しています。」とした上で「私が彼らを責める事はありません。そのことをはっきりさせておきたいと思います。私はそのことで誰に対しても腹を立てていません。まったく腹を立てていません。」と受け入れている事を認めました。

ケヴィン・ファイギ社長はジョナサン・メジャースさんの征服者カーンの再登場を検討しているとも報じられています。

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これについては、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でカーンの物語を数分程であっさり終わらせる可能性が囁かれていますが、計画を大幅に変更してアベンジャーズ7作目や8作目のメインヴィランとして戻って来る可能性もあるのか、注目されています。

ドラマ「ロキ」、映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」はディズニープラスで配信中です。

パニッシャー役ジョン・バーンサルさんがドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の脚本が気に入らず断っていた事を明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」でNetflix版からパニッシャー/フランク・キャッスルを再演するジョン・バーンサルさんが、海外メディア EW とのインタビューで、一度オファーを断っていた事を明かしました。

ジョン・バーンサルさんは今週配信の4話でのマット・マードックとの再会のシーンについて「これはうまくいくか見てみよう、という感じでした。フランクをフランクらしく受け入れる真の開放性と渇望があるかどうか見てみよう、観客に背を向けて困難にし、非常に心理的に複雑にし、かわいらしさやユーモアから離れて、本当に全力で取り組む勇気と大胆さを持つほどのダークさがあるかどうか見てみましょう。」と語りました。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」は6話までの撮影を終えていた時点で、大幅な脚本の書き直しを決行していますが、ジョン・バーンサルさんは最初にオファーを受けていた当初の脚本について次のように語っています。

「結局、私は脚本が理解出来ませんでした。私にはフランクの姿が見えなかったし、彼らがフランクに求めていたものは私にはまったく意味をなさず、ファンの興味を引かず、矛盾していると思ったんです。それは私が本当にやりたいことではなかった。だから私たちは諦めなければならなりませんでした。」

「この業界では、自分の意図を非常に明確にしなければならないときがあります。自分がどれだけ何かを愛しているか、何かを演じるのがどれだけ好きか、何かをどれだけやりたいか、混乱してはいけません。自分がそれに貢献していることを確認しなければなりません。それを信じている人々や、自分より前に登場した作品に正義をもたらせていることを確認しなければなりません。」

一度オファーを断った後、「デアデビル:ボーン・アゲイン」は新たな脚本家としてバーンサルさんが主演していた Netflix の「パニッシャー」の脚本家兼エグゼクティブプロデューサーのダリオ・スカーダペインさんをショーランナーとして迎え入れ、文字通り生まれ変わる事に。

この新体制はかなり協力的だったとし、「彼らは私を本当に話し合いに参加させてくれました。フランクが心理的にどうなっているのか、肉体的にどうなっているのか、私たちは本当に具体的に話し合いました。」とキャラクターを作り込んだと説明しました。

2023年に行われた脚本家ストライキによって本作の制作が中断されていなければ、ジョン・バーンサルさんはオファーを断って終わっていたとの事で、これによって大幅に配信が延期された事は、かえってこの作品のクオリティを高める幸運なイベントだったと言えるのかもしれません。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信中です。

ソース:Jon Bernthal on his ‘toe dip’ Daredevil return and ‘no-holds-barred’ Punisher in TV special (exclusive)