映画「シャン・チー」の公式ポスターが初公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の初となる公式ポスターが公開されました。ポスターは主演のシム・リウさんが自身のTwitter上で公開しました。

リウさんは「プレゼントは誕生日にしかもらえないなんて誰が言ったの?今日、私はあなたにファーストルックを提供します。ShangChiのティーザーポスター、初公開です。9月3日に映画館で公開されます(予告編は数週間後に公開)。もうすぐだよ、みんな!!!!」とコメントを添えています。

©2021 MARVEL,Disney

公式概要は以下の通りです。

「これまで、アイアンマンやキャプテン・アメリカ等、世界中の人々が魅了されるような魅力的なキャラクターを数多く生み出してきたマーベル・スタジオから、アベンジャーズの系譜を受け継ぐ新たなヒーロー、シャン・チーの物語が幕を開けます。タイトルにも入っている “テン・リングス” とは、「アイアンマン」(08)シリーズの劇中にも登場していた犯罪組織の名前。本作では、これまで深く描かれることのなかった “テン・リングス” の謎も遂に明かされることとなる――。
主演シャン・チー役にはシム・リウ。さらに、アジアが誇る名優トニー・レオンの出演も決定している。監督には、「キャプテン・マーベル」のブリー・ラーソンが主演を務めた『ショート・タイム』や、「ブラック・パンサー」のマイケル・B・ジョーダン主演の『黒い司法 0%からの奇跡』を手掛けるなどマーベル作品の俳優陣ともつながりが深く、作品も高い評価を得ているデスティン・ダニエル・クレットンが務め、マーベル・スタジオの新たな時代を築くヒーロー誕生の物語となります。

映画「シャン・チー/テンリングスの伝説」は 2021年9月3日 日米同時公開予定です。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」5話のイースターエッグをピックアップ

2021年4月16日配信のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」エピソード5「真実」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

真実

今回のエピソードタイトルはロバート・モラレスさんが執筆した2003年のコミックシリーズ「Truth:Red,White&Black」に由来しています。このコミックではイザイアの朝鮮戦争時代が描かれていました。

©MARVEL

I am Captain America.

自信満々に自らをアイアンマンだと主張したトニーと違い、ジョンは自己暗示をかけるように繰り返します。結局のところ、ジョンは政府に与えられた任務に応えようとしたあまりこのような結果になってしまいました。

ファルコン&ウィンター・ソルジャー vs. キャプテン・アメリカ

サムとバッキーがジョンと一戦交えるシーンは映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」をオマージュした構図がいくつか見られます。

©2021 MARVEL,Disney

盾を奪い返すことに成功したバッキーは盾をサムに向かって放り投げます。この状況の原因のひとつがサムであることに不満と怒りを抱えているようですが、それでもスティーブの意志を尊重し、「俺が貰う」と言っていたにも関わらずサムに盾を預けます。

壊れた翼

サムはキャップの盾を手にし、壊れたファルコンスーツをホアキンに託していきます。

©2021 MARVEL,Disney

コミックのホアキンはサムがキャプテン・アメリカとなった際に2代目ファルコンとなりましたが、それ以前にホアキンはヴィランに人体改造され、本物の翼をはやした鳥人でした。残酷な部分をカットしつつ、2代目ファルコン誕生の可能性が与えられる事になりました。

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不名誉除隊

ジョンは諮問委員会から不名誉除隊を通告されました。キャプテン・アメリカとしての肩書も権限も奪われ、当然階級も恩給も与えられません。その上供述の機会さえ与えられないようです。

©2021 MARVEL,Disney

現実の米軍は記憶に新しいところで2011年や2019年にテロリストと認定したグループのリーダーを殺害しています。当事者は不名誉除隊なのでしょうか?現実と比較すると少し不思議な展開でした。

これまで政府の指示に従い行動し、史上初の名誉勲章3つを受章したジョンに対して極めて重い罰となりました。ジョンのこれまでの政府に対する忠誠心を考えると、アフガニスタンのトラウマの件も政府の指示でやった可能性が高いようにも思えます。

とは言えジョンがやったことはキャプテン・アメリカとしては許される事ではありませんでした。

コンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ

肩を落とすジョンと妻に歩み寄ってきた女性は「ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌよ」と名乗ります。「正式には”伯爵夫人”もつくんだけど」と付け加え、ヴァルと呼んでと告げたこの女性は「私だってきっと殺してた」とジョンの心に寄り添う姿勢を見せます。

©2021 MARVEL,Disney

それだけでなく、ヴァルはジョンが血清を打ったことを知っており、「あなたの価値が一部で高騰している」と告げます。さらにヴァルは盾が政府のものではないことを話します。確かに本作の物語の中心である盾は、映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」でハワード・スタークが戦争中に米軍と作り、エンドゲームまで使用していた盾ではありません。別のマルチバースからスティーブが持ってきたものです。スティーブとカーターがダンス出来た世界の米政府のものである可能性はありますが、少なくともこの世界の米政府のものではないという意味でグレーゾーンだと表現しているようです。そこまで知っている人物ということです。

ヴァルはコミックにも登場する人物で、コミックではコンテッサとも呼ばれています。コンテッサは伯爵夫人の意味で、英語字幕をオンにすると 「it’s Contessa Valentina Allegra de Frontaine.」と自己紹介していることも分かります。

©MARVEL

コンテッサことヴァルは1967年のコミック Strange Tales #159 で初登場しています。歴史の長いキャラクターであるヴァルは初対面でフューリーを投げ飛ばしたことがありましたが、以降二人は長く恋仲に。S.H.I.E.L.D.アカデミーを卒業したヴァルはエージェント14として活動します。その後シークレット・インベージョンではスクラルに取って代わられましたが、このシリーズで大きな役割を果たしたあと、ヴァルはヒドラへと入りマダム・ヒドラを名乗る事になりました。しかしヴァルは最終的にS.H.I.E.L.D.でもヒドラでもなく、ロシアのスパイ組織リヴァイアサンのメンバーでした。

ちなみにリヴァイアサンはドラマ「エージェント・カーター」のヴィランとして登場しています。ディズニープラスで視聴可能です。

今回登場したヴァルは既にヴィランサイドに身をおいているように見えますが、コミックのどの部分を継承しているのかは今の所不明です。今後「シークレット・インベージョン」はドラマ化がアナウンスされているため、そこで再登場する可能性が高いと考えられます。

なお、本来の公開スケジュール通りであれば映画「ブラックウィドウ」でヴァルがデビューしていた可能性が指摘されています。

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ソコヴィア記念碑

ソコヴィア記念碑を訪れていたジモの前にバッキーがあらわれ、銃を突きつけます。しかし第1話で言及されたセラピストとの3つのルールに従い、血を流すことはありませんでした。そしてジモは恨みはない事を告げ、償いリストから名前を消してあることを明かします。

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この記念碑は映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」での事件が原因で建てられたもので、ここへ来ることが妻と子供をその事件で亡くしたジモの目的のひとつだったと考えられます。

ラフト刑務所

ドーラミラージュがあらわれ、ジモをラフト刑務所へ引き渡すことが明かされました。

from 「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」©2016 MARVEL,Disney

ラフト刑務所は「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」に登場した刑務所で、当時はサディアス・ロスの管轄でした。コミックではロス、ジモ、そしてバッキーの3人はヴィランチームであるサンダーボルツを率いた事があり、この3人が線で繋がりそうな瞬間となりました。

「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」のラストではサムやワンダたちがスティーブの手引によって脱獄をしており、そのセキュリティにやや心配な部分があります。ラフトの詳細はMCUで描かれていませんが、コミックどおりヴィランを専用に収監している施設であれば、ラフトは世界一危険な場所とも言えます。

この先ジモがラフトで誰かと結託する可能性は少なからずありそうです。

バッキーの頼み事

バッキーがアヨに頼んだのはサム用の新しいウイングスーツです。MCUのサムは「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」でデビューし、当時は米軍由来のウイングスーツを着て登場しました。これはすなわちスターク製のスーツです。

©2021 MARVEL,Disney

一方コミックのサムが飛べるようになったのは、ブラックパンサーから譲り受けたハーネスが最初でした。

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332部隊

332は、第二次世界大戦のタスキーギエアメンの別名であり、主に黒人兵士が駐屯する陸軍空軍の有名な部隊です。軍隊は1948年まで人種的に隔離されていました。

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イザイアの真実

イザイアの語る真実は、コミックの設定をほぼ踏襲しています。

スティーブが仲間の救出のために命令を無視して単身敵地へと向かったのと同じく、イザイアも仲間を救うために行動していた事が明かされました。しかしその結末は大きく異っていた事が判明します。スティーブが英雄として扱われた事に対して、イザイアは人体実験される事になりました。

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船の修理

バッキーがワカンダからの贈り物を届けてくれたシーンです。1970年のコミック「キャプテン・アメリカ #170」でサムが初めて空を飛べるようになった時同様ワカンダ製の翼となるでしょう。

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「メタルアームを使えばいいのに」というサムに「右利きだから」と答えたバッキーですが、指摘が気になったのか工具まで左手で扱うようになりました。

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レマーの家族

レマーの家族に報告にいったジョンはそこで嘘をつきました。ニコはカーリの仲間ですが、レマーを殺した張本人ではありません。

レマーの両親が泣き崩れているのに対して、レマーの姉or妹は冷ややかな表情でジョンを見つめているのが印象的です。何らかの展開がありそうにも思えるシーンですが、IMDbによると彼女の登場はこの1話だけのようです。

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シャロン

シャロンの電話相手はディズニープラスの字幕機能をオンにするとバトロックである事がわかります。

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バトロックは「お前のせいでチームの半分を失った」といい、シャロンが「今度は2倍払う」と言っている事から、本作1話の冒頭でバトロックがヴァッサン空軍大尉を誘拐したのはシャロンの依頼だったと考えられます。もし実際にそうであれば恩赦を得るどころかますます状況は悪くなるはずで、シャロンの事が心配になります。

ハリウッドの暗黙のルール「ヴィランはアップル製品を使わせて貰えない」という説もありますが果たして。

もうスティーブはいない

サムが「スティーブはいない」事を明らかにしました。もといたこの世界で亡くなったのか、ペギーと過ごした世界に戻ったのかは言及されませんでした。これにより、スティーブがメンター的に登場するのでは?といった可能性は限りなくゼロになったようです。

サムとバッキーの和解

このシーンでサムとバッキーがお互いの心情をようやく理解しました。サムはバッキーに「まず一人救え」とアドバイスします。

©2021 MARVEL,Disney

「キャプテン・アメリカ」らしさを感じる一言でした。

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船は売らない

土壇場でサラは船を売らない決心をしました。船はサラにとっての盾であり、引き継いだ遺産です。姉のサラと弟のサムはともに遺産を守るために立ち上がり、戦うことを決心しました。

サムはイザイアこそが相応しいと考えつつも、ひっそりと過ごしたい彼の意志を尊重しつつ、自ら立ち上がる決意をしました。

サムのトレーニングシーン

ヒーローがデビューする際にトレーニングシーンは欠かせません。何にでも練習は必要です。かつてのトニー・スタークもスーツを作ってはテストを繰り返していました。

使われているBGMはエンディングテーマにもなっている曲で、タイトルは「Louisiana Hero」。ルイジアナというタイトルから、サム専用の曲であることがわかります。

バトロック再登場

バトロックはカーリに武器を渡しました。今夜のテロで使う武器のようです。そして、同時にシャロンの依頼も実行されるはずです。カーリの殺害を依頼している可能性は高そうですが、市民に被害が出てしまえばシャロンの帰る場所はなくなってしまうでしょう。

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ただしバトロック自身はテロやフラッグスマッシャーズ、GRCに興味はなく、現れるであろうファルコンをターゲットに見据えているようです。

GRCの採決

GRCがニューヨークで区画法令の採決を取っています。サノスによって人口が半分になっていた時期にアメリカは国外から人を受け入れ復興につとめていたようですが、アベンジャーズたちがあらためてサノスに勝利したことで消えていた人たちが戻り、受け入れていた人手が突如不要となったので追い出すための法令のようです。

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かなり自分勝手な政府であり、やはりGRCも本作のヴィランのひとつであると言えます。とはいえMCUでの米政府の勝手さは今に始まったことではないので、さほど衝撃でもありませんでした。

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世界はひとつ、人間もひとつ

GRCの中にもフラッグスマッシャーズに共感する人間がいました。かつてのヒドラのようにこっそりと合言葉を交わしています。

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この言葉をきっかけに停電となり、次回フラッグスマッシャーズが動き出すようです。

サムの新スーツ

新スーツはお披露目されませんでした。隙間からわずかに見る事は出来ますが、リーク通りのものになるかはこの段階ではなんとも言えません。

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ジョン・ウォーカーの新たな盾

先日公開された予告でやや作りの粗い盾を見ることが出来ていましたが、自作していた事で合点がいきます。こういった制作風景はどうしてもトニー・スタークを思い出しますが、ジョンの行動原理的には「アイアンマン2」のヴィラン、イワン・ヴァンコがアークリアクターを作ったシーンと重ねたほうが自然かもしれません。

©2021 MARVEL,Disney

コミックのジョンはキャプテン・アメリカを引退する際に盾とコスチュームをスティーブに返却した後、記憶を消され、ザ・キャプテンのコスチュームを着用してUSエージェントを名乗ることになりました。

ヴァルの勧誘を受けたジョンはこのままヴィランの道を歩むのでしょうか?それとも贖罪の代わりとして、誰か(市民、あるいはサムやバッキー)を守って命を落としたりするのでしょうか?


ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」第6話は 2021年4月23日(金)16時より ディズニープラスで配信です。

映画「シャン・チー」の公式Twitterアカウントが更新、トレーラー公開間近かと憶測を呼ぶ

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス」の公式Twitterアカウント(米国版)が久々に更新されたことで、海外ファンの間ではそろそろトレーラーが公開されるのではと話題になり、そのフォロワーを増やしています。

2019年の開設以来、特に動きのなかった公式アカウントですが、プロフィール画像、ヘッダー画像が更新され、説明文も更新されたとの事。ただしツイートはまだ0件のままとなっています。

「シャン・チー」は当初 2021年2月12日 に米国公開予定となっていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、現在は 2021年9月3日に日米同時公開予定となっています。

本作に関してこのところ玩具のリークが相次いでおり、当初の予定では来月公開だったことを考えると、商品の出荷が始まるタイミングだと考えられます。

そして映画「ブラックウィドウ」の劇場とディズニープラスでの同時公開が決定されたことで、おそらくは以降の作品についても、パンデミック状況が改善していなければ同時公開されていくものと見られています。

これによりもう間もなく、「シャン・チー」のトレーラーを含めたプロモーションがようやく始まると思われます。

映画「シャン・チー/テンリングスの伝説」は 2021年9月3日 日米同時公開予定です。

ソース:Marvel Updates Shang-Chi Twitter & Fans Speculate Over Trailer Release

クリスチャン・ベールさん、いよいよ映画「ソー:ラブ&サンダー」撮影開始か

現在撮影が行われているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」の撮影現場近くでクリスチャン・ベールさんの姿が確認されました。シドニーで目撃されたベールさんは公式に物語のヴィラン「ゴア・ザ・ゴッド・ブッチャー(Gorr the God Butcher:神殺しのゴア)」を演じると発表されています。

目撃されたベールさんは髪の毛がなく、コミックのゴアに近いスタイルになる事が予想されます。とは言えゴアは宇宙人であり、髪だけではなく鼻もないキャラクターのため、これから特殊メイクやCGIによって外観が完成されていくものと見られています。

©MARVEL

おまけ

UFC観戦を楽しむソー(クリス・ヘムズワースさん)と舞台ロキ(マット・デイモンさん)のオフショット

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年5月6日 米国公開予定となっています。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」にハッピーが再登場すると報じられる

ソニー・ピクチャーズが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に、「アイアンマン」(2008年)から登場しているハッピー・ホーガンが再登場すると、海外スクーパーの Murphy’s Multiverse が報じました。

記事によると、ハッピーを演じるジョン・ファヴローさんは「ホームカミング」、「ファー・フロム・ホーム」ともに出演しており、今回も登場する可能性はほぼ確実だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響と、それによるファヴローさんの撮影スケジュールの変更により出演が不透明になっていたがようやく確認が取れた、との事。

ファヴローさんは映画監督でもあり、ディズニープラスで配信しているスターウォーズのドラマ「マンダロリアン」などを制作しています。現在はシーズン3を開発中で、この4月には撮影がスタートするとも報じられており、とても多忙な人物です。

そもそも「アイアンマン」をヒットさせ、MCUの第一歩を作ったのもファヴロー監督でした。「スパイダーマン」シリーズでも人気の脇役ハッピーが戻ってくるとの報道はとても喜ばしい事です。

記事では役割の大きさは今の所不明だと伝えています。ファヴローさんのスケジュールと、「ノー・ウェイ・ホーム」にドクター・オクトパスやエレクトロが登場する事を考えると、あまり長い時間は取れないかも知れません。

ハッピーのメイおばさんへの恋の行方はどうなるのでしょうか。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ソース:EXCLUSIVE: JON FAVREAU RETURNING FOR ‘SPIDER-MAN: NO WAY HOME’

アルフレッド・モリーナさん、映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」について沈黙を破る

ソニー・ピクチャーズが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に復帰することが噂されていたドクター・オクトパスを演じるアルフレッド・モリーナさんが、海外メディア Variety とのインタビューでキャラクターの再演について触れました。

インタビューでは、ドクター・オクトパス/オットー・オクタヴィアス再演のオファーが来た際に、「内緒にしておくように」言われたことも明かされました。

モリーナさんは「撮影中はキャストとクルー全員が口外しないように言われていました。でもネットではすっかり有名になってしまって、自分はハリウッドで一番の秘密だと考えていました。」と笑いながら語りました。

2020年11月末にスパイダーマンの新作映画の撮影現場にモリーナさんがいたとの目撃情報が投稿されると、12月に入る頃には大手海外メディアの多くがドクター・オクトパスが戻ってくると報じていました。

再演についてモリーナさんは「素晴らしいことです。17年ぶりに同じ役を演じるのはとても面白い事でした。私は今、あごがふたつになって割れ目が出来、小じわが増えて、腰も弱っていますからね。」と述べました。

「ノーウェイ・ホーム」のジョン・ワッツ監督に、ドク・オクをどうやって復活させるのかと尋ねたところ、「この世界では、誰も本当には死なない」と言われたと言います。監督は映画「スパイダーマン2」(2004年)のラストの川での「あの瞬間」からドク・オクの物語を始めると言ったとモリーナさんは明かしました。

モリーナさんは自身の老化についてどう対処するのか監督に尋ねたところ、「ボブ・ダウニーJr.とサム・ジャクソンにしたことを見たかい?」と返されたと笑いながら話しました。ドクター・オクトパスもトニー・スタークやニック・フューリーに使用されたデジタルエイジング技術を使って、キャラクター設定どおりの年齢に見えるように処理されるようです。

また、フィジカル面での老化も懸念していたようですが、ドクター・オクトパスのアクションのほとんどはメタルアームに依存している事を思い出し、表情の演技に集中し、「ある種の意地悪な顔」をしていたとコメントしました。

ドクター・オクトパスが戻ってくることについて、ソニー・ピクチャーズもマーベル・スタジオもともに公表はしていません。しかし、2021年の1月にゼンデイヤさんがインタビューの中で共演を認めてしまう発言があり、この復活の話は真実味を帯びていました。

今回このインタビューによって俳優さんの口から正式な復活が明かされたことで、トビー・マグワイア・スパイダーマンのヴィランであるドクター・オクトパスと、アンドリュー・ガーフィールド・スパイダーマンのヴィランであるエレクトロの登場がほぼ確定となりました。

これら複数のヴィランをトム・ホランド・スパイダーマンが一人で請け負うのか、噂どおりスパイダーマンも3人揃う事になるのか、今後の情報には要注目です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ソース:Alfred Molina Details Doc Ock’s Return in ‘Spider-Man: No Way Home’: ‘The Tentacles Do All the Work’ (EXCLUSIVE)

映画「ドクター・ストレンジ・itMoM」今週中にも撮影が終了 ─ マーベル・スタジオ社長がコメント

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」の撮影が今週中に終了すると、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が海外メディア The Undefeated とのインタビューの中で明かしました。

番組に出演したファイギ社長は「私はロンドンのドクター・ストレンジ2の撮影現場で最後の1週間を過ごしていますが、リジー(エリザベス・オルセン)はワンダヴィジョンの撮影からドクター・ストレンジ2の撮影までノンストップで働いています。」と明かしました。

また、「視聴者の皆さんは、(マーベルのDisney+ショーが)映画と同じくらい大きく、同じくらい重要なAクラスの作品であることを理解しています。私たちには、映画とドラマを相互に行き交うような計画もあります。」と今後のMCUの展開についても触れました。

今週中に撮影が終わるとの事で今後はポストプロダクションに入り、映画公開に向かって最終的な編集作業等が始まると見られています。

先月、他の映画のイベントに出演したストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんは、「ネタバレになるから顔を見せられない」との理由で声のみの出演となるなど、MCUではよくある事ですが秘密の多い映画となっているようです。

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年3月25日 米国公開予定です。

ソース:Doctor Strange 2: Kevin Feige Confirms Final Week of Production

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」よりドーラミラージュに焦点を当てた動画”Wakandans Featurette”が公開

現在配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のあらたな動画”Wakandans Featurette”が公開されました。ドーラミラージュの戦士アヨを演じるフローレンス・カサンバさんを筆頭に、監督や演者のインタビューを交えた動画になっています。

動画の中でカリ・スコグランド監督は、ドーラミラージュの登場が「パーティーに多くのものをもたらした」と語っています。一方、カサンバさんは、「ドーラミラージュが何人いるのかわからないわ(笑)」とコメントしました。

監督は、ジョン・ウォーカーとドーラミラージュとの戦いがキャラクターのアークのターニングポイントになったと明かし、その戦いで彼の弱さが露呈したと指摘しました。ジョン・ウォーカーを演じるワイアット・ラッセルさんは、超人血清を摂取するという決断が「圧迫感」であったと話し、このプロットポイントが最後の2エピソードでさらに探求されることを示唆しました。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」第5話は 2021年4月16日(金)16時より ディズニープラスで配信です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」の絵コンテが公開 ─ 幻の10話が存在していた名残も

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」のストーリーボード(絵コンテ)が公開されました。ストーリーボードアーティストのジェレミー・シムサーさんが自身のTwitter上で公開しています。

公開された絵コンテは1話のワンダの料理シーン、5話でワンダからヘックスから出てくるシーン、8話で解体中のヴィジョンと再会するシーン、そして9話(最終話)でスカーレット・ウィッチとして覚醒したワンダにアガサが敗北したシーンとなっています。

ここで興味深いのはヴィジョン再会がEP109、アガサ敗北シーンがEP110とされており、それぞれシーズン1の9話と10話だった事が記されており、実際に公開されたエピソードよりも1つずつ後の話だったことが分かるようになっています。

以前には、S.W.O.R.D.のエージェント・ロドリゲスを演じたセレナ・アンデューズさんが所属するタレント事務所がFacebookに投稿した画像で、出演エピソードが4,5,6,7,8,9と10話になっていた事から幻の10話が存在する可能性を指摘されていた「ワンダヴィジョン」ですが、マット・シャックマン監督はインタビュー番組の中で監督は以下のようにコメントしていました。

物事は絶えず変化していたし、壊れては再構築されていました。物語は変化し、特に現実の世界の多くのものとフィナーレは変更されました。多くの実験が行われ、さまざまなことを試していました。10話を予定していた時期もありましたが、結局2話をバラバラにすることにしました、リズムを少しでも良くするためにね。そしてもちろん、アトランタでパンデミックにより私たちが数ヶ月休むことになったので、ポストプロダクションを行っている間にさらに変化し、アイデアが浮かび上がり、その結果として小さな変化が起こりました。

監督はまた、ビリー&トミーとモニカ、ダーシー、ラルフ・ボーナー(ニセトロ)がアガサ・ハークネスの地下室からダークホールドを盗もうとするシーンも撮影した事を明かし、その際に悪魔として本性をあらわしたセニョール・スクラッチーと戦う予定だったと明かしました。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」の削除シーンのようにいつか公開される日が来るのでしょうか?

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」よりワンダの「赤ずきんルック」のコンセプトアートが公開

ディズニープラスで配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」より、スカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフのコンセプトアートが公開されました。マーベル・スタジオのビジュアル開発責任者アンディ・パークさんが自身のInstagramにて公開しています。

パークさんはコメントで「こちらはスカーレット・ウィッチのケープとフードのデザインです。ケープとフードをつけた時とつけない時の両方の表情を作るのが好きです。2つの異なる雰囲気を、彼女が望むように作り出すことができます。ワンダヴィジョンの最終回では、まずケープなしのルックを披露し、スカーレット・ウィッチとしての自分をケープなしのルックで表現しました。そして、最後に飛んでいくときにマントとフードを作っています。私はそれを冗談で”赤ずきんルック”と呼んでいます。」と投稿し、最終話に登場したワンダの全体像のアートを紹介しました。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。