映画「キャプテン・アメリカ」3作目はもともと全く違う話だったがケヴィン・ファイギ社長に許可されなかったと言う

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」は当初の計画ではまったく異なる物語になる予定だったと、ポッドキャスト「The Town」に出演したプロデューサーのネイト・ムーアさんが明かしました。

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ムーアさんはキャプテン・アメリカ3作目の映画がコミックの「シビルウォー」ではなく「マッドボム」をベースにしていた事を番組内で次のように明かしました。

キャプテン・アメリカ3を開発していて、とてもうまくいっていました。ウィンター・ソルジャーが成功し、ファンは映画の続きに興味をもって話をしていたのですが、明らかにウィンター・ソルジャーのストーリーを解決しなければならないと思いました。キャップとバッキーを最終的に再会させたかったのです。そして、ジモを使いたいと思ったんです。素晴らしいキャラクターです。キャップの典型的な悪役ですよね。マッドボムのマクガフィンを軸に映画を作り、マッドボムが爆発して一般市民同士が争うようになるんです。正直なところ、『キングスマン』でやったことに少し似ていると今は思います。

マッドボムは1975年のコミック「キャプテン・アメリカ #193」で登場し、起動すると特定のエリアにいる全員が怒りの発作を引き起こされ狂戦士化するような装置でした。

ムーアさんとチームはうまくいっていると思っていたそうですが、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、このマッドボムの物語は「十分に大きくない」と考えたと言います。

それはクールで、地に足がついていて、政治的で、何でもありでした。私たちは、「原稿を書かせてください、証明してみせます」と言いました。原稿が終わると、ケヴィンは僕をオフィスに引っ張り込んで、「シビルウォーに挑戦した方がいいと思うんだ」と言ったんです。僕は「ケヴィン、シビル・ウォーに登場するキャラは半分もないんだよ。ニュー・ウォリアーズもいないし、できない理由だらけだ。」と言いましたが、彼は「家に帰ってコミックを読んで、それについて話そう」と言ったんです。その夜、家に帰ってそれを読んで、前に読んだことがあったからもう一度読んでみたんだけど、「そうだ、ネガティブゾーンの刑務所がないんだ」って思いました。

ムーアさんが指摘した多くの足りない要素にもかかわらず、ファイギ社長は「シビル・ウォー」の実現に自信を持ち、ライタールームで「マッドボムは中止して、君たちはシビル・ウォーをやるんだ」と言いました。

マーカス、マクフィーリー、ジョー、アンソニーと一緒にライタールームに行ったら、ケヴィンが顔を出して、「マッドボムはやめて、君たちはシビルウォーをやるんだ」って言ったんです。それで僕は「ああ、くそ」と思いました。で、ジョーは「そうだ!シビル・ウォー?すごいな!」って。それから、どうやってシビル・ウォーをやるか考えなければなりませんでした。でも、彼は観客を興奮させるような大きなアイデアがマッドボムにはなかったから、中止にしたんです。ほら、怖かったし、すべてを投げ出して新しく始めるときは、いつもちょっと変な感じだけど、彼の言うとおりでした。彼は正しかった。シビル・ウォーでこそバッキーのストーリーを完成させることができました。ジモの使い方もわかりました。この映画の中心的な構想は、観客が引き付けられるようなものだったし、そうなったんです。

Entertainment Weekly とルッソ兄弟監督の以前のインタビューでもマッドボム構想について語られており、キャップが民間人と戦わなければならない苦悩が描かれる予定だった事を明かしています。また、民間人だけでなくサム・ウィルソンやシャロン・カーター、ナターシャ・ロマノフなど、キャップの友人たちもバーサーカーになり、親しかった人と戦わなければならないゾンビ映画のような様相も呈していたようです。

結局のところマッドボムのプロットは採用されず、シビル・ウォーを原作にした第3作はヒットし、その後のMCUにも大きな影響を与えました。

マッドボムについてはドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でもマッドボムをベースにしたウイルス兵器の登場が噂されていた時期がありますが、新型コロナウイルスのパンデミックの影響からこのプロットは破棄されたのではないかとも報じられていました。

キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースの物語はいったん終わりを迎えましたが、MCUはフェーズ4に入り、キャプテン・アメリカはサム・ウィルソンへと受け継がれました。キャプテン・アメリカ4作目の映画はサムにとっては初めての映画でもあり、どのような物語が展開されていくのか注目されています。

現在、公式にサンダーボルト・ロス長官の再登場が発表されており、亡くなられたウィリアム・ハートさんの代わりにハリソン・フォードさんがキャスティングされています。他、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に登場したダニー・ラミレスさん演じるトレスの再登場や映画「インクレディブル・ハルク」からサミュエル・スターンズの再登場も判明しています

その他噂として、2021年にはレッドスカルの娘の登場が報じられましたが、ロス長官再登場によりレッドハルクの導入が予想されているため、2021年当初とは脚本が変わっているのかもしれません。

映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」は 2024年5月3日 米国にて劇場公開予定です。

クリス・エヴァンスさんが「キャプテン・アメリカだった頃が恋しい」と明かす

ピープル誌が選ぶ「今年最もセクシーな男性」に選ばれたクリス・エヴァンスさんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ」シリーズや「アベンジャーズ」シリーズを振り返りながら、あの頃が恋しいと現在の心境を明かしました。

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受賞に伴ってピープルのインタビューに応じたクリス・エヴァンスさんは、MCUでキャプテン・アメリカを演じていた頃を振り返り、役作りのための過酷なトレーニングについて次のように語りました。

なんてこった、あのトレーニングを楽しめないなんて、本当にサイテーですよ。自己鍛錬して、スーパーヒーローになるためにお金をもらっているんですよ。これは、子供のころに夢見た事と同じです。裏庭を走り回って、漫画の主人公になりきるんです。このような映画に飛び込んで準備することは、私の人生で最大の喜びの1つです。チャレンジングなことですが、素晴らしいのは、映画が素晴らしく、自分が打ち込んだものが評価されるということです。素晴らしい共生関係で、とてもわくわくしながらやっていました。映画が終わると、休みが取れてとても嬉しいのですが、すぐに寂しく、恋しくなります。今もそうです。でも、彼らの一員でいられたことにとても感謝しているし、とても幸せです。

エヴァンスさんは過去のインタビューにおいて「スティーブ・ロジャースの最後は綺麗にまとまった」という旨の発言をし、再演については完璧な脚本がなければ応じられないとの姿勢を何度も見せてきました。そしてキャプテン・アメリカは既にサム・ウィルソンを演じるアンソニー・マッキーさんのものであるとも明言しています。

しかしながらMCUへの再出演については前向きなようで、以前には2007年公開の映画「ファンタスティック・フォー」のジョニー・ストーム役を再演したいと語っています。

MCUにクリス・エヴァンスさんが戻ってくる際には、一体どのキャラクターを演じる事になるのでしょうか。

キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースの最後を描く映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Sexiest Man Alive Chris Evans Jokes His ‘Old’ Age Is Showing: ‘If I Have Two Beers, I Wear It’

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」、ルッソ兄弟監督が今後のプロジェクトについて残念な発表

2019年に公開されたマーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」のジョー&アンソニー・ルッソ兄弟監督が海外メディア Variety とのインタビューに応じ、二人のMCU復帰の計画について明かしました。

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ジョー監督は2019年のエンドゲーム公開時のインタビューでマーベル・スタジオのトップたちと常々話し合い、次作のタイミングを計っているとコメントして以降、その後の度々のインタビューでも同様のコメントをしていました。

そして今回もまた復帰についての質問があったところで、ジョー監督は「私たちはいつも話しています。」と繰り返した上で、「何がうまくいくかを見極める必要があるんです。今後の10年、マーベルとは何もする準備ができていません。」と当面の復帰計画がない事を明らかにしました。

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長も以前のサンディエゴ・コミコンでルッソ兄弟のアベンジャーズ新作への関与を否定しており、「また一緒にやる何かを見つけたいですが、これ(アベンジャーズ5)ではありません。」とコメントしていました。

ルッソ兄弟監督は昨今の映画業界について、エンドゲームの頃が劇場用映画制作の頂点だったとし、昨今のストリーミングサービスの台頭やパンデミックによって変化した聴衆たちの行動、そして制作会社の変化などを指摘し、「風向きが大きく変わった」と述べました。そして「バットガール」のような注目の大きな作品でさえキャンセルされてしまった事について、人々が失敗を恐れていることが強く感じられると指摘しました。

ルッソ兄弟監督が向こう10年の間に復帰の計画がない事を明かしたのはとても残念なことであり、これは兄弟がフェーズ6までに描かれるというマルチバース・サーガにはノータッチで終わることを意味しているようです。

10年後と言えば2032年であり先の長い話ですが、計画が繰り上げられ、2026年から始まるフェーズ7からの新しいサーガでの復帰に期待がかかります。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」はディズニープラスで配信中です。

ソース:The Russo Brothers Assemble: Inside AGBO, Their $1 Billion Studio, and When They Might Return to Marvel

キャサリン・ラングフォードさんがモーガン役再演について言及

キャサリン・ラングフォードさんが自身のInstagramにてQ&Aセッションを開催し、ファンからのモーガン役再演の噂について質問され回答しました。ラングフォードさんはマーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)でトニー・スタークの娘モーガン・スタークの成長した姿を演じていました。

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インスタグラムストーリーズのQ&Aで再演について質問されたラングフォードさんは「答えはありませんし、あったとしても言えません。いずれにせよ、モーガンを演じるよう依頼されたのは光栄なことでした。RDJはアイアンマンとして比類なき遺産を残しましたし、私はあの人を3000回愛しています。」と劇中のセリフを引用して回答しました。

キャサリン・ラングフォードさんは2020年7月のインタビューでも再演したいと語っており、この時も「決まったとしても言えない」とコメントしていました。そして、先日はキャサリン・ラングフォードさんがマーベル・スタジオと交渉に入っているとも報じられました。

しかし、MCUの基本的な時系列上、モーガン・スタークはまだ少女であり、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でもエンドゲーム劇中で見てきたレクシー・レイブちゃん演じる幼いモーガンが撮影されていました(劇場公開版には採用されませんでした)

キャサリン・ラングフォードさんが再びモーガンを演じるには未来の物語となるか、別のマルチバースのモーガンでなければ年齢が合わず、可能性としては「ロキ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」のようなタイムトラベル、マルチバースを扱った作品になると考えられます。

噂の真相が判明するまでにはまだしらばくの時間がかかりそうですが、幼いモーガンと大人のモーガン、双方が今後どういった展開になっていくのか注目です。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Katherine Langford Addresses Marvel Return Possibility Amid Rumors She’ll Be Back

East Continental Gemsから2万ドルのリアリティ・ストーンが発売

East Continental Gems社が、マーベル・スタジオのインフィニティ・サーガから、インフィニティ・ストーンに基づいた新しいジェネシスシリーズとして、最初の宝石を正式に発表しました。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」に登場したリアリティ・ストーンをベースにした最高2万ドルのルビーがリリースされる事になります。

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2013年の映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」に登場したエーテルの真の姿であるリアリティ・ストーンを模して制作されるルビーは最低カラット0.50から最高カラット2.68の範囲で好きな形状を選択し、価格は1500ドルから2万ドルまでの範囲で販売されています。

既に在庫がなくなったものもあり、その反響は大きいようです。

同社は残り5つのインフィニティ・ストーンをリリースする予定ですが、次にどのストーンが来るかはわかっていません。また、6つすべてのインフィニティ・ストーンを購入した方には、特注の2500万ドルのインフィニティ・ガントレットを購入する権利が与えられるようです。

一般人の我々には縁のない商品のようですが、一部の富裕層はサノスよりも簡単にインフィニティ・ストーンをすべて揃えられる事になるようです。

ソース:公式

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」よりウォーマシンvs.プロキシマの未使用アートが公開

2018年公開のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のコンセプトアートを担当したフィル・サンダースさんが、自身のInstagramにて未使用に終わったウォーマシンとプロキシマ・ミッドナイトの戦闘シーンのコンセプトアートを公開しました。

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サンダースさんは「これはインフィニティ・ウォーの1つで、 ジェームズ・ローズがエディンバラの戦いをリモートで戦っているシーン。彼の脚の装置はウォーマシン マーク4のホログラムコントロールシステムにロックされているのです。ブルース・バナーは、プロキシマ・ミッドナイトとコーヴァス・グレイヴとの戦いでハルクバスターを操縦していたはずですが、残念ながらこのシーケンスは早い段階でカットされました。それでも、現実とホログラフィックのアクションの重なりをどう描くか、問題解決するのは楽しかったです。」とコメントを添えて没になったアートを紹介しています。

エディンバラではヴィジョンのマインド・ストーンを狙ったプロキシマ・ミッドナイトとコーヴァス・グレイブが登場し、ワンダとヴィジョン、そして駆けつけたスティーブ・ロジャース、サム・ウィルソン、ナターシャ・ロマノフとの戦いが描かれました。

ここにローディが映画「アイアンマン3」で登場したホログラムコントロールシステムを利用して参戦するプランがもともと計画されていたようです。

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」はディズニープラスで配信中です。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」ではキャップやソー達も死ぬ計画があったと監督が明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」の監督を務めたジョー・ルッソ&アンソニー・ルッソ兄弟が、海外メディア MTV のジョシュ・ホロウィッツ氏とのインタビューの中で、インフィニティ・サーガの締めくくりにキャプテン・アメリカとソー達OGメンバーが死んでしまう計画があった事を明かしました。

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ジョー・ルッソ監督は「『インフィニティ・ウォー』を観て、誰も安全ではないと感じる状況に追い込んでしまったことを痛感していました。そして、誰が死ぬのか、たくさんの噂が渦巻いていました。」と言い、「ケヴィン(・ファイギ社長)は、ある時、実際にアベンジャーズのOGを全員降板させることを提案しました。私たちはそれがあまりにも攻撃的すぎて、聴衆がそれを処理できないと考え、最終的には1人か2人のキャラクターを選んで映画全体を通して犠牲にすることで、アクションが止まり、感情的なカタルシスを得ることができ、その後、物語を続け、さらに感情的なカタルシスを追加できる瞬間を映画全体を通して得られるかもしれないと考えたんです。」と、初期メンバー全員の退場計画があった事を明かしました。

以前には「エンドゲーム」の脚本を務めたクリストファー・マルクスさんとスティーヴン・マクフィーリーさんがカットされたアイデアとして、過去のサノスが自分の時間のアベンジャーズを全滅させ、キャプテン・アメリカの頭を手に、2023年のアベンジャーズの前に現れるアイデアが存在していたことを明かしていました。

当時、アンソニー・ルッソ監督はそのアイデアの存在を認め、「サノスがキャプテン・アメリカの頭を持って、ポータルを通ってくるというアイデアに取りつかれていたんです」と証言していました。

もしも「エンドゲーム」でキャップが死んでいたらサムが盾を受け継ぐこともなく、ホークアイが死んでいたらケイト・ビショップがヒーローになることもなく、ハルクが死んでいたらシーハルクも誕生することはなかったでしょう。計画通り制作されていたら、フェーズ4の展開は大きく異なっていたのは間違いないようです。

最終的には、ファンの感情を揺さぶるのに6人もの犠牲は必要ありませんでした。アイアンマンとブラックウィドウの退場は心苦しいものがありましたが、ハルク、ソー、ホークアイと引退したキャプテン・アメリカがフェーズ4の基盤を支えています。

彼らがマルチバース・サーガも生き延びられる事を願いつつ、フェーズ5やフェーズ6での活躍に期待がかかります。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」はディズニープラスで配信中です。

映画「スパイダーマン:ホームカミング」、スコーピオン役俳優がファンと不満を共有

ソニー・ピクチャーズのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ホームカミング」でマック・ガーガンを演じた俳優のマイケル・マンドさんが2017年に公開されて以降まったく登場しない事へのファンの不満のツイートをシェアしました。

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元のツイートでは「スパイダーマン:ホームカミングから5年が経ち、ソニーは彼と何もしていません」と投稿。マイケル・マンドさんはこれをリツイートし、何らかの意思を示しました。

マンドさんが演じたマック・ガーガンはバルチャー/エイドリアン・トゥームスの武器取引相手として登場した多数の犯罪歴を持つ殺人鬼。船上での取引の最中に逮捕され、ポストクレジットシーンではスパイダーマンに復讐を誓うシーンが用意されていました。

マック・ガーガンはコミックではスコーピオンと呼ばれるヴィランであり、後にはシンビオートに寄生されヴェノムとして活動したこともあるキャラクター。クモの天敵であるサソリのパワーを持つスコーピオンはスパイダーマンを2度打ちのめし、グリーンゴブリンと共にシニスター・トゥエルブを結成した事もありました。また、スパイダーマンの敵というだけでなく、サンダーボルツやダークアベンジャーズに加入するなど、マーベルヒーロー全体にとっても敵役であり、「スパイダーマン:ホームカミング」の後は派手に暴れる事が期待されていました。

しかし「ホームカミング」以降、ソニーは「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」をリリースし、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画として「ヴェノム」、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」、「モービウス」をリリースしましたがマック・ガーガンの登場シーンはありませんでした。

唯一、「ノー・ウェイ・ホーム」では原作コミックのスコーピオンらしきシルエットが確認されていますが、それが何を意味するかは今の所判明していません。

MCUではスパイダーマンの新たな3部作が、SSUは今後「クレイヴン・ザ・ハンター」、「マダム・ウェブ」、「エル・ムエルト」、「ヴェノム3」の制作、公開が決まっており、ドラマシリーズなどの制作も報じられていますが、スコーピオンはどの作品で戻ってくる事になるのでしょうか。

映画「スパイダーマン:ホームカミング」はディズニープラスで配信中です。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」の監督がクリス・エヴァンスさんの今後についてアイデアを明かす

2019年公開のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」の監督を務めたジョー&アンソニー・ルッソ兄弟が、海外メディア Comicbook.com の Phase Zero Podcast の中で、これまでキャプテン・アメリカを演じてきたクリス・エヴァンスさんと再び仕事をするためのアイデアについて語りました。

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ジョー監督はマルチバースからの別のキャラクターとして、クリス・エヴァンスさんがウルヴァリンを演じるところを見てみたいと答えました。

エヴァンスは、信じられないほどの幅と素晴らしい身体能力を持っていて、ボディコントロールが本当にうまいんです。彼は素晴らしい俳優です。悪い意味ではなく、彼はキャプテン・アメリカには似ていません。スティーブ・ロジャースは、とてもコントロールされていますが、静かで控えめな男です。クリスはエネルギッシュで面白く、カリスマ性があり、撮影現場にエネルギーを与えてくれます。彼がウルヴァリンみたいなことをするのを見たいですね。

監督は本来のクリス・エヴァンスさんはスティーブ・ロジャースよりもウルヴァリンのほうが近いとして、マルチバースを利用したアイデアを明かしました。

クリス・エヴァンスさん本人は先日のインタビューでヒューマン・トーチ/ジョニー・ストームを再演する事に意欲を示しており、何らかの形でMCUに戻ってくる可能性は残されているようです。

ルッソ兄弟監督は「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」でMCUプロジェクトに参加し、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を制作し、スタジオとの契約を終えました。

その後は、監督自身が映画化を希望しているマルチバース間の戦争を描く「シークレット・ウォーズ」の制作の噂や、「キャプテン・アメリカ4」、「アベンジャーズ5」などの制作の噂がありますが、2021年末のインタビューでは回答を避けています。

MCUで監督とクリス・エヴァンスさんのタッグを再び見ることはあるのでしょうか。

ソース:The Russo Bros. Reveal Which Other Marvel Character They’d Like to See Chris Evans Play

ヘイリー・アトウェルさんがドラマ「エージェント・カーター」シーズン3について語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品でペギー・カーターやキャプテン・カーターを演じたヘイリー・アトウェルさんが Awesome Con 2022 に出席し、ドラマ「エージェント・カーター」のシーズン3のアイデアについて質問されました。

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アトウェルさんは「エンドゲームが正典であると仮定して、私の考えでは、スティーブは疲れていて、座りたがっていて、彼は素晴らしい料理人なので、素晴らしいレシピ本を集めるのにかなりの時間がかかっているんです。」と、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の最後のダンスシーンの先のスティーブ・ロジャースについての持論を明かしました。

続けて、「でもペギーは忙しくて、彼を待っている暇はないんです。忙しいし、やるべきことがあるんです。そして素晴らしいことに、キャップはフェミニストだから、それを冷静に受け止めてくれるんです。スティーブはそのことに不安を感じません。彼女が最高の人生を送り、本当の可能性を発揮できるようにする。それは彼女が世界に貢献できることを知っているからで、それが彼にとってより魅力的な存在になる。それが私の前提です。」と語りました。

アトウェルさんはスティーブと再会できたユニバースがあったとしてもペギーの本質は変わらず、エージェントとして駆け回る姿を想像しているようです。

ヘイリー・アトウェルさんはアニメ「ホワット・イフ」のシーズン2に戻ってくる事が予想されていますが、今後もペギー・カーターの話題が続くなら、あらためて自身のタイトルを獲得する可能性も十分に考えられます。

あるいは「エンドゲーム」で見たスティーブとペギーが再会したユニバースでの「キャプテン・アメリカ&エージェント・カーター」のバディ・ムービーなども実現するかもしれません。

MCUにおいて古いキャラクターであったペギー・カーターはマルチバースの影響で様々な展開を迎えています。「エージェント・カーター」シーズン3が再開されるか、新たな作品が開発されるかはわかりませんが、今後のペギーの物語の行方には注目となりそうです。

ドラマ「エージェント・カーター」はディズニープラスで配信中です。