オスカー・アイザックさんが「ミッドナイト・サンズ」でのムーンナイト再演に意欲を見せる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」の主演を務めたオスカー・アイザックさんが中東で開催されたコミコンに出演し、ムーンナイト再演の舞台として「ミッドナイト・サンズ」に興味を持っているとコメントしました。

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アイザックさんは「ミッドナイト・サンズにはマーク、スティーヴン、ジェイクがチームの一員になれるような面白いチャンスがあると思います。それを探求する余地がある事を願っています。」とミッドナイト・サンズの実写化を望んでいると語りました。

オスカー・アイザックさんは「ムーンナイト」シーズン1の配信中にも「アベンジャーズよりもミッドナイト・サンズ」とコメントしており、ゴーストライダーやデアデビル、パニッシャーらとのチームアップを希望していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-moon-knight-oscar-isaac-wants-wants-midnight-sons/”]

かつてのインタビュー時とは状況が変化し、デアデビルに加えてパニッシャーの再登場が決まった他、先日もゴーストライダーの実写映画の噂なども報じられましたが、ここにドクター・ストレンジやクレア、アガサ・ハークネスなどを加えてMCU版のミッドナイト・サンズ結成となるのか、続報にも期待です。

ポール・ベタニーさんがヴィジョン再演を認める

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」などでヴィジョン役を演じたポール・ベタニーさんが、現地時間の2月3日に行われたメガコン2024のパネルに出席し、今後のヴィジョン再演について「100%」とコメントしました。

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海外メディア The Direct によると、メガコン内で行われたQ&Aの中でファンから「どんな形であれ、ヴィジョンは戻ってきますか?あなたはMCUに戻りますか?」と質問され、ベタニーさんは長い沈黙の後、「まあ、そうだね……僕がやらないなんて事ある?つまり、100%って事。」と回答しました。

それからヴィジョンを演じるにあたって感じたこと、彼の人間性について質問されると、「彼は全能の存在のように生み出されました。そして、彼が受信するデータの量が増えて洗練されていくにつれて、彼はより人間的になっていくんです。」とより人間らしくなっていくような演技を意識している事を明かしました。

そしてロボットや人造人間といったキャラクターには2種類のパターンがあると指摘。

「ロボットや人造人間と言ったものは、ピノキオとフランケンシュタインの2つの物語が本質的にあると思います。『僕は本物の男の子になった』とか『誰が何のために僕を作ったのか?』という話です。ヴィジョンは間違いなくピノキオが源流で、演じていて本当に楽しい。」

ヴィジョンの再登場の舞台となる作品として、同名コミックを原作とするドラマ「ヴィジョンクエスト」が開発されているとこれまで報じられていましたが、2023年秋頃の最新ニュースでは別のプロジェクトに吸収されたとも言われていました。

また、ヴィジョンが主人公の一人だった「ワンダヴィジョン」の後継作にあたる「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」にて再登場する可能性もあり、早ければ2024年内にヴィジョンと再会出来るかもしれません。

ただしアガサに関しては撮影中にベタニーさんが目撃されたという話題もなかったため、再登場の可能性が高いとは言えない点には注意が必要です。

ヴィジョンはアベンジャーズ最新映画までに戻ってくるのか、今後の情報には注目です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Paul Bettany Announces He’s Returning to the MCU

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の削除シーンのコンセプトアートが公開

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオによるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の新たなコンセプトアートが公開されました。アーティストのジョシュ・ニッツィさんが自身の Instagram にて公開しています。

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ニッツィさんは「ノー・ウェイ・ホームでのマルチバースチェイスのギャグの可能性だったひとつ」と称して、「アメイジング・スパイダーマン2」の世界で起こる予定だったシーンのアートを公開。

アンドリュー・ガーフィールドさんのスパイダーマンとエレクトラの戦いの脇でドクター・ストレンジが大道芸人と間違われるシーンが考案されていたようです。

「ノー・ウェイ・ホーム」ではトビー・マグワイアさんとアンドリュー・ガーフィールドさんが演じるスパイダーマンがトム・ホランドさんのピーターがいる神聖時間軸に来訪してきましたが、もともとはドクター・ストレンジたちが向こうへ行く計画だった事が以前に明かされています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-nwh-new-art-revealed/”]

本作は新型コロナウイルスのパンデミックの多大な影響を被った作品で、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」との映画公開の順番が入れ替わった事も影響し、多くの変更を受ける事となりました。

これまでにも没になったアートが多数公開されてきましたが、まだまだファンが知らない世界が眠っているのかもしれません。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」最初の脚本家が制作体験を振り返る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の変更前の脚本を手掛けたジェイド・ハリー・バートレットさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、本作の制作を経て体験した事について語りました。

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バートレットさんはスコット・デリクソン監督との「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の制作体験について次のように語っています。

『ドクター・ストレンジ 2』の脚本チームに1年ほど参加していました。プロジェクトで一番最初に脚本家として参加して、本当に楽しかったです。最終的に脚本は2バージョンあって、ラミとマイケル・ウォルドロンによる素晴らしいものと、私がスコット・デリクソンと一緒に作り上げたもの。どちらも大好きよ。
スコットと一緒に部屋にこもって、ケヴィン(ファイギ)やエリック(ハウザーマン・キャロル)、ルイス(D’エスポジート)、リッチー(パーマー)らと1年ほどかけて練り上げました。スコットは素晴らしい方で、本当にエキサイティングで楽しかった。今でもあの仕事に就けたなんて信じられません。どういった経緯で決まったのかもわかりません。とにかく脚本を完成させたけど、その後パンデミックが起こってしまって、あれは本当に悪夢でした。

そして破棄された脚本の内容については言えないとも説明しました。

脚本については何も言えません、本当にごめんなさい。何も明かせませんが、一緒に働いた人たちは誰もが自分の仕事に情熱を注いでいて、とても親切で寛大でした。まるでコミックブックの学者たち、博士たちと仕事をしているような体験でした。だから本当に楽しかった。全『ドクター・ストレンジ』シリーズを網羅した巨大なバインダーがまだあると思います。全部カラー版で印刷してくれるなんてすごいですよね、ワクワクしました。

スコット・デリクソン監督はスタジオとの「クリエイティブな違い」があったとして、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」から降板を発表。その後、後任としてサム・ライミ監督が起用され、バートレットさんが書いた脚本も後任の脚本家で「ロキ」シーズン1を担当していたマイケル・ウォルドロンさんによって大幅に書き直されました。

破棄された脚本の内容については明かされませんでしたが、以前には旧バージョンのアートなどが公開されており、そこからある程度うかがい知る事はできるようになっています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-doctor-strange-2-night-mare-concept-art/”]

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-doctor-strange-2-deleted-concept-art/”]

なお、スコット・デリクソン監督はマーベル・スタジオとの仲が険悪になったわけではないとしつつ、MCUにいつか戻る事を希望し、ケヴィン・ファイギ社長も互いを愛しているとコメントしています。「ドクター・ストレンジ3」や「ストレンジアカデミー」が監督の復帰作品になるのではないかと見られていますが、その時にジェイド・ハリー・バートレットさんの脚本も戻ってくるのでしょうか。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Original Doctor Strange 2 Writer Reflects on Her Marvel Studios Experience (Exclusive)

ドラマ「シーハルク」、タチアナ・マスラニーさんはシーズン2が無さそうだと考えている

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」でシーハルク/ジェニファー・ウォルターズを演じたタチアナ・マスラニーさんが、海外メディア NerdIncorrect のTwitchライブストリームに出演し、シーズン2の可能性について言及しました。

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番組の中でシーズン2があるかどうか質問されたマスラニーさんは「そうは思わないわ」と回答。「予算を使い果たしちゃって、ディズニーが『ノーサンキュー』って言ったんじゃないかな」と付け加え、シーズン更新の可能性が低いと考えている事を明らかにしました。

2022年のインタビューで「シーハルク」のカット・コイロ監督が次のシーズンに進めていきたいと述べており、シーズン2制作の意欲は見せていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-she-hulk-director-interview/”] [nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-she-hulk-director-season-2-comments/”]

また、2023年秋にはスクーパーたちがシーズン2が開発中と報じています。

忘れてはならない事として、タチアナ・マスラニーさんはかつて、「シーハルク」のキャスト発表前にイギリスの大手メディア BBC のスクープでさえも否定していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/tatiana-maslany-denies-she-hulk-casting/”]

公式発表前に口を滑らせる可能性は低いと考えられる人物であり、今回明かされたシーズン2の可能性がどの程度参考になるのかは難しい所です。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」はディズニープラスで配信中です。

ソース:She-Hulk Star Tatiana Maslany Dashes Hopes for Season 2

「ワンダヴィジョン」Blu-rayの日本版が約半年遅れで発売へ、価格は「ロキ」同様約2倍に

マーベル・スタジオが初のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)ドラマシリーズ第1弾「ワンダヴィジョン」が、コンセプト・アートカードセット3枚入りのBlu-rayコレクターズ・エディション スチールブックと4K UHDコレクターズ・エディション スチールブック(いずれも数量限定)で 2024年4月10日(水)に日本で発売されることが決定しました。

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舞台は『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界。晴れて結婚したワンダとヴィジョンは、とある郊外の街で結婚生活をスタートさせる。しかし、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の壮絶な戦いで死んだはずのヴィジョンがなぜ蘇っているのかなど、徐々に不自然なことが増え、2人は次第に自分たちの目に見えている全てが“真実ではない”のではと疑い始めていく――。

マーベル・スタジオのディズニープラス向けドラマとして制作された本作は2021年のエミー賞で23部門にノミネート、そしてMCUとして初の3部門を受賞という快挙を達成。シットコム(シチュエーション・コメディ)をベースにした斬新かつユニークなドラマで、エピソード毎に年代が進み、全編モノクロ放送からカラー放送へと移行、衣装や小道具もその時代を象徴するデザインへと変化していくという設定も大きな話題となりました。

この度発売するコレクターズ・エディションの特典映像はアメリカ版と同様で、ドラマ制作のメイキングやインタビューなどを含めた「時代を超えて」、「NGシーン集」、「未公開シーン」、メイキング・ドキュメンタリー「アッセンブル:ワンダヴィジョンの裏側」などをボーナス・コンテンツを収録。

アメリカでは11月にリリースされた「ワンダヴィジョン」のディスクですが、約半年遅れて日本でも正式に発売なりました。また、価格は「ロキ」シーズン1のディスクと同様にアメリカ版の約2倍となっています。

現在は「ワンダヴィジョン」後のウェストビューが登場する新作ドラマ「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」が制作中。2024年のハロウィン時期に配信されると見られています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-dd-actress-address-release-schedule/”]

「エターナルズ」のドラマ版の計画があった─冒頭の一部も明かされる

アメリカで映画監督、プロデューサー、脚本家、小説家として活躍するジョン・リドリーさんが、2015年にドラマ版の「エターナルズ」を執筆していた事を明らかにしました。これはマーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)とは関係のないもので、「エージェント・オブ・シールド」と同じくABC向けのプロジェクトだったと言います。

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ポッドキャスト Comic Book Club に出演したジョン・リドリーさんは、開発が中止されたこのプロジェクトに対して「面白い内容だった」としつつも「奇妙な展開だった」と評価し、その冒頭部分を一部、次のように語りました。

最初に現れるのは18歳ぐらいの若者です。座っている彼はしばらくすると腕をあげて、その手にはドリルを持っています。そのドリルを回して耳に当てて押し込む所から物語が始まります。そして別のキャラは浴槽で自分をホイルで覆っている。とても奇妙な話です。

この出だしを見た当時のマーベル側は困惑していたとリドリーさんは明かし、「このドラマが実現しなかったのは皆さんにとっても良かった事だと思います。私が面白いと思っても、多くの人にとっては面白くないこともあるんです。自分の作品に自信はありますが、このドラマは大衆向けで人気を獲得する必要がありました」と、自信はあるものの求められているものは作れなかったとキャンセルの理由について自身の見解を示しました。

というのもこの時期、ABCは「エージェント・オブ・シールド」のスピンオフを含むいくつかのマーベルプロジェクトを中止し、「エージェント・オブ・シールド」本編のひとつに絞り込む方向に舵を切っていました。

キャンセルになった本当の理由は不明ですが、実際にこの脚本で制作されていたら、視聴者はどのようなリアクションをしていたのでしょうか。

現在、MCUのエターナルズは続編映画が計画されており、2023年12月にもケヴィン・ファイギ社長が「いずれ判る」と鋭意制作中である事を明かしています。それに加えてアニメ化の可能性なども報じられていました。公式のアップデート情報はほとんどありませんが、MCUでのエターナルズたちのさらなる活躍に期待となっています。

映画「エターナルズ」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Marvel Confirms Canceled Eternals TV Series

【噂話】MCU「ワールド・ウォー・ハルク」は着々と進行中か、ハルク関連の計画が報じられる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のハルク/ブルース・バナーに関するマーベル・スタジオの今後の計画について、海外メディア Cosmic Circus が最新情報を提供しています。バナーはハルクの血が悪用されないように努めている事がドラマ「シーハルク」でも描かれていましたが、残念ながらその努力は報われないようです。

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記事によると、ブルース・バナーはハルクの血と力が悪用されないように努力して来ましたが、今後、バナーのこの努力は水泡に帰すだろうと指摘しています。

その最初の段階として「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」で大方の予想通りレッドハルクが登場するだろうとしています。そしてMCUに悲惨な結果をもたらして「ブレイブ・ニュー・ワールド」が終わり、「ワールド・ウォー・ハルク」へと繋がっていくと記事は言います。

コミックの「ワールド・ウォー・ハルク」はハルクの妻カイエラの死がアイアンマンやドクター・ストレンジらのせいだと考えたハルクが復讐のため単身ヒーロー達の戦いに身を投じる物語。

[nlink url=”https://mavesoku.com/rumor-mcu-world-war-hulk-film/”]

「シーハルク」ではバナーの息子がコミック通りに存在している事が明かされたため、少なくともパートナーがいた時期があったとは想像できますが、MCUにカイエラは登場しておらず、物語の背景は詳しく描かれていません。

MCU版はハルクの血をもとに誕生する世界中のハルク・ヴィランズとヒーローたちとの戦いが検討されているようで、「アベンジャーズ4.5」として機能する「シビル・ウォー」スタイルのプロジェクトになると報じています。「アベンジャーズ4.5」と設定されているという事は、「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」とタイトル設定されていた「アベンジャーズ5」よりも前にくる作品になるようで、思っていたよりも早く見られるのかもしれません。

現時点でのプロットは原作の感情的な展開がやや欠けている感がありますが、今後どのような肉付けがされていくのか注目となっています。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Exclusive: Marvel Studios’ Next Story Arcs

【噂話】MCUのキングピンに関する計画が報じられる─原作「デビルズ・レイン」はアニメ化か

マーベル・スタジオの今後の計画のひとつとして、ドラマ「ホークアイ」でNetflixのドラマ「デアデビル」から再登場を果たしたヴィランのキングピンを中心としたアークが検討されていると、海外メディア Cosmic Circus が報じました。

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記事によると、コミックのキングピン/ウィルソン・フィスクがニューヨーク市長となり、自警団を違法と制定し、ヴィラン軍隊を用いてヒーローを排斥して行ったストーリーラインをMCUにアレンジして適応させる計画を検討中だと言います。

MCUのキングピンは「ホークアイ」シーズン1、「エコー」、「デアデビル:ボーン・アゲイン」で登場し、その後「スパイダーマン4」でも登場する予定との事。原作の「ダーク・レイン」「デビルズ・レイン」「ギャング・ウォー」などをミックスしたキングピンの物語について議論されているようです。

別のメディア CBM は「デビルズ・レイン」に関してアニメ化の可能性を指摘しています。

2023年のイベントに出席したキングピン役のヴィンセント・ドノフリオさんは「いつかスパイダーマンのケツを蹴り飛ばしてやる」と息巻いていましたが、この言葉の実現が近づいているのでしょうか。

ドラマ「ホークアイ」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Exclusive: Marvel Studios’ Next Story Arcs

【噂話】ドラマ「ワンダヴィジョン」のマキシモフ事変は政府によって隠蔽?─「アガサAA」のプロットの一部が判明か

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」(または「アガサ:オール・アロング」)のプロットの一部として、ドラマ「ワンダヴィジョン」でワンダのヘックスによって起きた「マキシモフ事変」の民間人の認識について報じられています。

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CWGST 氏によると、「ワンダヴィジョン」においてウェストビューで発生した一連のトラブルは、「アベンジャーズの訓練演習」として世界中に報告されており、民間人はヘックスについて認識していないと設定されていると言います。

これに「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でワンダがやってしまった事をドクター・ストレンジや魔術師たち、そしてEARTH-838のワンダとモルドぐらいしか認識していない事を合わせると、MCUの世界に住む民間人たちはワンダの事を依然としてサノスから宇宙を救ったアベンジャーズの一員として受け止めていると考えられそうです。

現時点での情報提供はここまでであり、以降は推測の域に入りますが、この隠蔽が魔法的なものであるのか、組織的なものであるのかは気になる所です。

ドクター・ストレンジやウォンが世界の人たちの記憶を操作出来てしまう事は「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で分かっており、特定の人間だけ覚えたままにしておく事が技術的に可能であることも分かっています。「マーベルズ」でモニカ・ランボーがこの事件に言及していた事とも矛盾する事はないでしょう。ただしこれを実行可能な登場済みのキャラクターは多くなく、ワンダ本人がやったとすればモニカを含む全ての人間の記憶を操作しておけばよかった事ですし、ドクター・ストレンジがこういった事に協力してくれるかは疑問な所です。

組織的な情報操作という線は映画「アイアンマン」のラストでも S.H.I.E.L.D. のエージェントであるフィル・コールソンがやっていた事で、S.H.I.E.L.D. ならばそういう事も平気でやるだろうと考えられるだけの背景があります。しかし、マキシモフ事変の時点で S.H.I.E.L.D. は解体されているはずであり、フューリーとアメリカ政府、まだ機能しているとすれば S.W.O.R.D. もあわせて、共同でこれを行った可能性は考えられそうです。

ただしこちらの場合は事件の被害者であり目撃者でもあるウェストビューの住人たちをどうやって黙らせているかという疑問も残り、実際にドラマが配信されるまで、誰が何の理由で事件を隠しているのかはファンの考察対象となるようです。

事件が隠されていることはワンダがヒーローとして復帰するための準備のようにも見えますが、隠していること自体が世間にバレた場合は致命的な事態にもなりかねない事であり、この設定がこの後どう転んでいくのか、注意して見守る必要がありそうです。

ドラマ「アガサ:オール・アロング」は 2024年 米ディズニープラスで配信予定です。