ドラマ「ミズ・マーベル」の新たなセットフォトが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」の主人公ミズ・マーベル/カマラ・カーンの新たな写真が公開されました。先月公開された写真を同時期のロケの様子に見えますが、ミズ・マーベルがスーパーパワーを使っているように見て取れるようなシーンになっています。

手を前に構える様子は一見するとサイコキネシスのようなものを使っているのかと思ってしまいますが、おそらくはVFXで手を大きくするなど原作の能力を表現するものだと考えられます。

本作は無事に撮影終了したことが報告され、現在は配信に向けてポストプロダクションの最中となっています。

ドラマ「ミズ・マーベル」は 2021年後半にディズニープラスで配信予定です。

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」のホラー要素について脚本家がコメント

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」の脚本を担当するマイケル・ウォルドロンさんが、ポッドキャスト「Friends From Work」のインタビューで、サム・ライミ監督とドクター・ストレンジの世界が融合するとどのようなものになるか、特にホラーの面でどうなるかについて尋ねられました。

「ロキ」のヘッドライターでもあるウォルドロンさんは質問に対して以下のようにコメントしました。

1作目の監督であるスコット・デリクソンが得意とするところでもあり、その影響は1作目から感じられます。ホラー映画ではありませんが、全体的に不気味さが漂っています。それが、この映画を成功に導いた一因だと思います。
彼が1作目で行った仕事や、彼と2作目の前任ライターであるジェイド・バートレットが2作目で行った仕事を見て、私たちはとても幸運だと感じました。今回のコロナ禍では、私とサム・ライミに自分たちの作品を作るための時間を与えてくれました。サムがうまくやってくれますからね。

ドクター・ストレンジの新作映画は前作から引き続きスコット・デリクソン監督が制作する予定でしたが、撮影間近になって降板。しかし、幸か不幸か新型コロナウイルスの影響によるMCUの全体的な遅延が発生し、その間に新たにかつてスパイダーマンの映画をヒットさせたサム・ライミ監督とロキの脚本を担当していたウォルドロンさんが後任することになりました。

ウォルドロンさんは以前のインタビューで「脚本はゼロから作り直した」と話していましたが、当初報じられていたホラーテイストがどの程度残っているのかは気になる所です。とはいえサム・ライミ監督もホラー映画畑で仕事をしてきた人物であり、ストレンジの魔法の世界のどことなく不気味な要素を描くには適した人材の一人と言えそうです。

続編ではストレンジ、ウォン、バロン・モルドが再登場する他、他のシリーズからスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフと、新ヒーローとしてアメリカ・チャベスが登場することが発表されています。また、ワンダに関する物語がここで終わりではない事が先日マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長によって明かされました。

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年3月25日 米国公開予定です。

ソース:Doctor Strange 2 Writer Teases ‘Scarier’ Direction of Benedict Cumberbatch Sequel

ドラマ「ロキ」の新たな動画”Match”が公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の新たな動画「Match」が公開されました。30秒の動画でエピソード1と2を復習する内容になっていますが、ほんのわずかな時間、エピソード3以降のショットが含まれています。

このショットがエピソード2の最後でロキが時空の扉を抜けた先と繋がっているのかどうかは不明ですが、ロキがTVAのジャケットを着用していない事を考えると、間に何かトラブルがあったのかもしれません。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第3話は 2021年6月23日 配信です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン2の可能性についてケヴィン・ファイギ社長が言及 ─ 物語は継続する

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)初のドラマシリーズとしてディズニープラスで配信された「ワンダヴィジョン」は好評を博し、シーズン2を期待するファンも少なくありません。しかし、配信後のインタビューでは監督や脚本家が本作がリミテッドシーズンであるとインタビューでコメントし、先日は主人公ワンダを演じたエリザベス・オルセンさんも同意しました。

オルセンさんは海外メディア Variety とのインタビューの中で、「これは間違いなくリミテッドシリーズです。私はそう言いますが、わかりません。マーベルでは、絶対にノーとは言えません。人は死ぬの?わかるでしょ?」とコメントしました。

「ワンダヴィジョン」の最終話が配信されてから数ヶ月、監督や主演がシーズン2の可能性がないと示唆する中、マーベル・スタジオのボス、ケヴィン・ファイギ氏が今回「ワンダヴィジョン」の将来について言及しました。

PaleyFestのバーチャルパネルで観客とQ&Aセッションを行っていたファイギ社長は、「ワンダヴィジョン」がシーズン2まで続くのか、それともシリーズは何か別のものに進化するのかという質問を受け、次のように述べました。

ワンダ・マキシモフとヴィジョンのそれぞれの継続的なストーリーについて、その進化には賛成ですが、おそらく、そして必然的に様々な形で登場することになるでしょう。

「ワンダヴィジョン」のシーズン2に対してあるともないとも明言せずに、しかし、ワンダとヴィジョンの物語はまだ終わっていない事を明らかにしました。

今の所ワンダは映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」に登場することが発表されていますが、ヴィジョンについては不明で、ヴィジョンを演じるポール・ベタニーさんはマーベル・スタジオとの今後の契約をしていない事を明かしています。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Will WandaVision Get A Season 2? Marvel’s Kevin Feige Responds

ドラマ「ロキ」、第2話ラストで登場したヴィランはレディ・ロキではない?スペイン語版の表記が話題に

昨日配信されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の第2話「変異体」にて、ヴィランが姿を現しました。第1話で明かされた事実と、昨年からのリーク情報などから考えられるのはレディ・ロキ。コミックにも登場するレディ・ロキがはやくも登場したことで、海外でも配信後すぐに話題になりましたが、スペイン語版のある1枚の画像がさらに話題を呼びました。

※真偽は不明ですがこれより先は今後のエピソードのネタバレを含む可能性があります。

©MARVEL

ソフィア・ディ・マルティーノさんが演じるレディ・ロキは、ファンがコミックになぞらえてそう呼称しているだけで、今の所クレジット(英語版)では 「The Variant」として表記されています。日本語吹替では「変異体」となっています。

©2021 MARVEL,Disney

ところが、Redditに投稿されたスペイン語版の画像によると、そこには「Sylvie」というキャラクターが掲載されており、さらに不思議なことに数時間後には修正されてそのキャラクターの名前がなくなったとの事。(上:修正前 下:修正後)

©2021 MARVEL,Disney

シルヴィというのはコミックでも有名なキャラクターであり、ロキと関係の深い人物「シルヴィ・ラッシュトン(Sylvie Lushton)」が存在します。別名エンチャントレスとも呼ばれる彼女は、ロキに魔力を与えられて誕生した少女でした。

シルヴィが「ロキ」に登場するといった噂は1年以上前から存在し、そのときは幼いシルヴィ役としてケイリー・フレミングちゃんがキャスティングされたという噂で、本作にシルヴィが登場するのではと話題になっていました。

2話でマルティーノさん演じるレディ・ロキと考えられているヴァリアントは他人の身体を乗っ取る描写があり、コミックのレディ・ロキもロキの魂がレディ・シフの身体を乗っ取ったことで誕生したキャラクターでした。

スペイン語版の表記が誤表記でなく、一足はやいお披露目だったとすれば、マルティーノさんが演じているのはヴァリアント・ロキに身体を乗っ取られたシルヴィという事になりそうで、黒幕の本体は別にあるという事でしょうか。

物語は2話の後半ではやくも怒涛の展開を迎え、来週以降のエピソードにも期待が高まっています。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第3話は 2021年6月23日 配信です。

ドラマ「ロキ」にもあの組織が?海外ファンが発見し話題に

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」にA.I.M.(アドバンスド・アイデア・メカニクス)が再登場しているとして海外ファンの間で話題となっています。海外ファンが先週配信された1話の中のとある画像を取り上げ、Reddit にて指摘しました。

投稿によると1話終盤でヴァリアント・ロキを追っていたハンター達は1858年のオクラホマにて謎の道具を発見します。これを分析したハンターのディスプレイに映された文字がA.I.M.を示しているというものです。

©2021 MARVEL,Disney

投稿によると日付の部分は不鮮明で分かりづらいとしながらも、以下の内容が表示されていると伝えています。

Origin Date : 02/27/2040

Artifact : Quantum Ore Shovel

Manufacturer : ADVANCED IDEA MECHANICS

クアンタム・オレ・シャベルとは量子鉱石シャベルという意味だと思いますが、具体的にどういう道具なのかは不明です。「ロキ」の中で今後語られなければ映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」で登場するかもしれません。

そして製造者の部分はA.I.M.であることが分かります。

MCUでA.I.M.は「アイアンマン3」で登場し、以降は特に絡んでくることはありませんでした。しかし、映画「ブラックウィドウ」のトレーラーの中に登場した事を皮切りに、「ワンダヴィジョン」や「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」での再登場も噂されていましたが、結局両ドラマには登場しませんでした。

「ロキ」でA.I.M.が直接何か干渉してくるかどうかは不明ですが、本作のヴィランがA.I.M.の道具を利用して何かをしている事は明らかなようです。

以降のエピソードで重要なアイテムとなってくるのでしょうか?

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第2話は 2021年6月16日 配信です。

ドラマ「ロキ」、脚本家が「エージェント・オブ・シールド」について言及

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の脚本を務めるマイケル・ウォルドロンさんが、海外メディア Fandom とのインタビューの中で、フィル・コールソンの復活について質問され、回答しました。

「ロキ」の第1話で少しだけ再登場したS.H.I.E.L.D.のエージェント、フィル・コールソンの復活について尋ねられたウォルドロンさんは以下のように述べました。

それ(エージェント・オブ・シールド)はマルチバースの中の1本の線かもしれませんね。ただ、コールソンの話が少し出ただけでそのような疑問が生じると言うのは、とてもエキサイティングな事だと思います。

MCU作品として始まった「エージェント・オブ・シールド」や「デアデビル」などのNetflixドラマでしたが、ディズニーの事業再編が行われて以降、これらの作品はグレーゾーンに置かれていました。

マーベル・スタジオの公式見解は未だ示されていませんが、ウォルドロンさんの認識ではこれらの作品はマルチバースのひとつとの事。マルチバースの描写はまだまだ始まったばかりで謎だらけでもありますが、今後MCUのセイクリッド・タイムライン(神聖時間軸)と交差する可能性は残されているのかもしれません。

「ロキ」の主演を務めるトム・ヒドルストンさんは「エピソード4と5でMCUは予想していなかった領域へと拡大していきます。観客がそれを見るのが本当に楽しみです。」 the Direct とのインタビューでコメントしていました。

ウォルドロンさんは映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」の脚本も担当しており、そのドクター・ストレンジが登場する映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でもマルチバースについて描かれると見られています。

「ロキ」を皮切りに約1年でMCUはどのような展開を迎えるのでしょうか。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」は全シーズン ディズニープラスで配信中。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第2話は 2021年6月16日 配信です。

ソース:Loki Writer Addresses Phil Coulson’s Agents of SHIELD Resurrection

アレクセイ「アベンジャーズを連れて来るべきだった」 ─ 映画「ブラックウィドウ」の新スポット”Got This”が公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」の新たな動画「Got This」が公開されました。いくつかの新しいカットも取り入れらたこの動画では、レッド・ガーディアン/アレクセイが「アベンジャーズを連れてくるべきだった」とつぶやいて、エレーナに顔面を殴られ、活を入れられています。

コミックのアレクセイはキャプテン・アメリカに対抗するために作られたので、アベンジャーズに頼るという考えが不思議ですが、映画ではレッド・ガーディアンのオリジンも原作とは異なるのかもしれません。

映画「ブラックウィドウ」は 2021年7月8日 劇場先行公開、2021年7月9日 より ディズニープラスでのプレミアアクセス公開です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のティザーが公開され話題に ─ マルチバースを示唆している?

ソニー・ピクチャーズが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のティザー動画がブラジルとアルゼンチンで公開され、その演出がやはりマルチバースを示唆しているのではないかと話題になっています。

アルゼンチン版は公式によりすぐに削除されたため、ツイッターユーザーの再アップ版になります。

ブラジル版は記事執筆時点で、公式が公開しているままです。

今回明らかになった2つのティザーでは、タイトルロゴが一瞬ちらつくという演出が盛り込まれています。

この手法は2018年公開のマルチバースを扱ったアニメ映画「スパイダーマン:スパイダーバース」でも同様の演出が用いられていました。

また、現在ディズニープラスで配信中のドラマ「ロキ」でもロキの多様性とマルチバースを表現するかのように、「LOKI」のフォントが激しく切り替わる演出が入っています。

「ノー・ウェイ・ホーム」の予告公開に関して、これまでにいくつかの日時が予想されていました。さらには主演のトム・ホランドさん自身が「もうすぐ」と示唆するも、今の所ファンの期待は叶っていません。現在噂されているのは「ロキ」の終盤や終わってから、あるいは「ブラックウィドウ」の公開時に劇場で予告が流されるのではないかと言ったものです。

公開まであと半年となり、多くの噂に包まれて実態が見えてこない「ノー・ウェイ・ホーム」、その予告編の公開と内容に期待がかかっています。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ドラマ「ロキ」、トム・ヒドルストンさんがロキの多面性について語る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の主演を務めるトム・ヒドルストンさんが、マーベル・エンターテイメントとのインタビューで様々なバージョンのロキを演じることについての思いを明かしました。

ヒドルストンさんはインタビューで以下のように述べています。

“人間には多面性がある “ということわざがあります。私は、このキャラクターには非常に多くの多面的な側面があり、それが彼の中で協調したり、対立したりしていることに気づきました。それが彼を演じる上での楽しみのひとつなのです。

ロキはMCUの中でも複雑な思考や感情を持ち合わせているキャラクターで、そのどっちつかずの人間味のある性格が特徴になっています。この多面的な側面を、他のロキのバリエーションに変えていくことについて、ヒドルストンさんは「その内部の多面性が永遠に続くことは、スリリングなことでした。」とコメントしました。

本作にはヒドルストンさんではないロキが登場するとも噂されており、全6エピソードの今作ではこれまでのMCUになかった新たな側面が描かれていく事が期待されています。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第2話は 2021年6月16日 配信です。