映画「スパイダーマン:ホームカミング」、アベンジャーズタワー購入人物に関する新たなレポート

2017年公開のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ホームカミング」で描かれたトニー・スタークのアベンジャーズタワー売却のエピソードは、その売却相手が謎に包まれたまま既に5年が経過しています。これまでにはファンタスティック・フォーやドクター・ドゥーム、キングピン、ソニー・バーチなどが購入者ではないかと考えられていましたが、最近になって新たなレポートが公開されました。

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海外メディア The Cosmic Circus は、アベンジャーズタワーを購入したのはメフィストである可能性が高いと指摘します。

記事によると、トニー・スタークが取引相手の正体を知っていたのか、なぜこの人物と取引する事になったのかは不明としつつも、その正体はメフィストでありこの物語はドラマ「アイアンハート」へ繋がっていく事になると言います。

昨日、海外スクーパーは「アイアンハート」のヴィランであるザ・フッドがメフィストの技術を盗もうとしていると報告しつつも、その理由については定かではないと報告しています。

これに対して別のスクーパーはMCUのメフィストはテクノロジー企業のオーナーのようだと付け加えています。

TCCの理論とスクーパー達の情報はたしかに線で結ばれているようであり、「アイアンハート」の米公式概要が「テクノロジーと魔法の対決を深く掘り下げる」としていた事とも一致するようです。

メフィストに関して公式からの情報は何もありませんが、メフィスト役にサシャ・バロン・コーエンさんを起用してドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」のセットを利用して既に何かを撮影中だとも報じられています。

アベンジャーズタワーの新オーナーの謎はドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」や映画「ファンタスティック・フォー」などで明らかになるのではと見られていましたが、はやければ「アイアンハート」にてその答えがわかるかもしれません。

なお、キングピン役のヴィンセント・ドノフリオさんは先日開催された ICCCon のパネルに出席した際に「キングピンが今のアベンジャーズタワーを所有しているのですか?」との質問に対して「本物のジャーナリストがいるとは思わなかったよ(笑)」とジョークで回答を避けました。

映画「スパイダーマン:ホームカミング」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Exclusive: Avengers Tower and Mephisto’s Role in ‘Ironheart’

ジェームズ・ガン監督、MCUの相談役を務めていた事を明かす

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのジェームズ・ガン監督が、2018年にTwitterでの不適切発言がもとでディズニーから解雇される以前に、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「スパイダーマン:ホームカミング」などの映画制作について相談役になっていた事を、海外メディア The Wrap とのインタビューの中で明かしました。

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ガン監督は「私はすべての作品をコンサルティングしていました。全てのマーベルの映画に関して相談を受けていたんです。ケヴィン(・ファイギ社長)から『スパイダーマン』の脚本が送られてきて、僕はメモを返しました。『ドクター・ストレンジ』や『キャプテン・マーベル』の脚本を送ってきては、そのすべてにアドバイスをメモしました。それは正に友人として、そしてチームの一員であり、チームプレーヤーとしての事だったのです。」と、ガーディアンズシリーズに留まらず、あらゆる映画の相談役を務めていた事を明かしました。

これはMCUの初期からフェーズ2の映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」まで貢献していたジョス・ウェドン監督がやっていた事と同様の仕事を引き継いでいた事を意味するようです。

さらにガン監督は今後のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーやMCUのために準備し、設定しているものがたくさんあるとも述べています。2022年のインタビューでも監督はファイギ社長にプロジェクトの売り込みを行っていることを明かしていました。

解雇がなければ引き続き相談役として活躍するか、あるいはさらに上のポジションが用意されていた可能性もありますが、残念ながらそれが実現する事はありませんでした。

ガン監督は今後、マーベルのライバル社でもあるDCの実写ユニバースを率いていく事になりますが、監督は以前に両スタジオの代表にコミック「マーベルvs.DC」の実写化の話を持ち込んだとも明かしており、ライバル社の立場からマーベルに関与する事にも期待されています。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は2023年5月3日 より劇場公開中です。

ソース:‘Guardians of the Galaxy Vol. 3’ Helmer James Gunn Had Big Plans for the ‘Cosmic’ MCU: ‘I Was Consulting on Everything’ (Video)

映画「スパイダーマン:ホームカミング」、スコーピオン役俳優がファンと不満を共有

ソニー・ピクチャーズのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ホームカミング」でマック・ガーガンを演じた俳優のマイケル・マンドさんが2017年に公開されて以降まったく登場しない事へのファンの不満のツイートをシェアしました。

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元のツイートでは「スパイダーマン:ホームカミングから5年が経ち、ソニーは彼と何もしていません」と投稿。マイケル・マンドさんはこれをリツイートし、何らかの意思を示しました。

マンドさんが演じたマック・ガーガンはバルチャー/エイドリアン・トゥームスの武器取引相手として登場した多数の犯罪歴を持つ殺人鬼。船上での取引の最中に逮捕され、ポストクレジットシーンではスパイダーマンに復讐を誓うシーンが用意されていました。

マック・ガーガンはコミックではスコーピオンと呼ばれるヴィランであり、後にはシンビオートに寄生されヴェノムとして活動したこともあるキャラクター。クモの天敵であるサソリのパワーを持つスコーピオンはスパイダーマンを2度打ちのめし、グリーンゴブリンと共にシニスター・トゥエルブを結成した事もありました。また、スパイダーマンの敵というだけでなく、サンダーボルツやダークアベンジャーズに加入するなど、マーベルヒーロー全体にとっても敵役であり、「スパイダーマン:ホームカミング」の後は派手に暴れる事が期待されていました。

しかし「ホームカミング」以降、ソニーは「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」をリリースし、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画として「ヴェノム」、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」、「モービウス」をリリースしましたがマック・ガーガンの登場シーンはありませんでした。

唯一、「ノー・ウェイ・ホーム」では原作コミックのスコーピオンらしきシルエットが確認されていますが、それが何を意味するかは今の所判明していません。

MCUではスパイダーマンの新たな3部作が、SSUは今後「クレイヴン・ザ・ハンター」、「マダム・ウェブ」、「エル・ムエルト」、「ヴェノム3」の制作、公開が決まっており、ドラマシリーズなどの制作も報じられていますが、スコーピオンはどの作品で戻ってくる事になるのでしょうか。

映画「スパイダーマン:ホームカミング」はディズニープラスで配信中です。

映画「スパイダーマン:ホームカミング」にベンおじさんに関連するシーンがあった事が判明

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ホームカミング」(2017年)で、ピーター・パーカーがベンおじさんのスーツを着用して出かけるシーンが用意されていた事を、脚本家のジョナサン・ゴールドスタインさんが明かしました。ベンおじさんはピーターがヒーローとして決意するキーとなる人物であり、過去2シリーズでもベンおじさんの死が描かれましたが、MCUには登場していませんでした。

ゴールドスタインさんは自身のTwitterで「メイがピーターをクローゼットに連れて行き、彼女がまだ捨てていないベンの古いスーツを選ぶというシーンを書きました。」と投稿し、ベンおじさんに関するシーンがあった事を明かしました。

「スパイダーマン:ホームカミング」ではピーターがリズをホームカミング・パーティーに誘い、その後メイおばさんの助けを借りてスーツを選び、ダンスを習うシーンがありました。このスーツがベンおじさんの形見のスーツになる予定だったようです。

ちなみに「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」でもベンおじさんの存在をほのめかすシーンが有り、ピーターの旅行かばんにはベンおじさんのフルネーム「ベンジャミン・フランクリン・パーカー」のイニシャル「BFP」と書かれていました。

なお、ゴールドスタインさんは当初からベンおじさんの死について3度目を描く事に「興味はなかった」とコメントを付け加えました。

MCUではベンおじさんと同じようなポジションとしてトニー・スタークが存在しており、トニーの死を乗り越えてヒーローとして新たな決意をする様子が「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」では描かれていました。

最新作「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でもベンおじさんに関するイースターエッグなどは登場するのでしょうか。

最新作の公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

映画「スパイダーマン:ホームカミング」よりバルチャーの未使用コンセプトアートが公開

映画「スパイダーマン:ホームカミング」(2017年)からメインヴィラン「バルチャー」の未使用に終わったコンセプトアートが公開されました。マーベル・スタジオのビジュアル開発責任者であるライアン・メイナーディング さんがInstagramにて公開したものです。

劇中に登場したバルチャーよりも一回り大きいのが特徴で、よりパワフルな印象を受けます。

バルチャーはホームカミングのエンドクレジットシーンでスコーピオンとのやり取りを見せましたが、続編の「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」に登場することはありませんでした。

しかしバルチャーの演者であるマイケル・キートンさんは映画「モービウス」のトレーラーに登場しており、今後また関係してくると予想されています。

TOHOシネマズで映画「アベンジャーズ」などMCU5作品が今日から再上映中!

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、世界規模で閉鎖されていた映画館ですが日本では徐々にその活動を再開中です。しかし撮影や制作もストップしていたため、新作映画は軒並み延期という事態になっています。

そんな中、今日から「アベンジャーズ」「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」「スパイダーマン:ホームカミング」「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のMCU5作品がTOHOシネマズで再上映という形を取っています。

お近くの映画館で上映中かどうかは公式ホームページにてご確認ください。

TOHOシネマズ公式

【映画紹介】「スパイダーマン:ホームカミング」【MCU Vol.16】

※この記事は本作の予告編程度の軽微なネタバレ、及び前作までのネタバレを含む可能性があります。あらかじめご了承いただける方のみ続きを御覧ください。

2017年公開の映画「スパイダーマン:ホームカミング」

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の16作目で、
フェーズ3の11作品中の4番めの作品です。

MCUシリーズ 前作はこちら

[nlink url=”https://mavesoku.com/gotg2-highlight/”]

スパイダーマンはこの単独作品以前にシビル・ウォーでも登場しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/civilwar-highlight/”]

冒頭のあらすじ

映画「アベンジャーズ」(2012年)でのアベンジャーズとロキ&チタウリとのニューヨーク決戦直後、作業会社を経営するエイドリアンはニューヨーク市からの依頼で、ヒーローと宇宙人が戦った後の瓦礫掃除に取り組んでいました。

ヒーローが作る未来を楽しみにしていたエイドリアンでしたが、作業現場に役人たちがやってきて仕事を取り上げてしまいます。トニー・スタークと政府が設立したダメージコントロール局の仕業でした。仕事を失い、家族や社員を養えないピンチに陥ったエイドリアンは、現場からくすねたチタウリの残骸を応用して、武器商人へとシフトしていくのでした。

そして4年後(8年後のテロップはミスでホームカミングの物語は2016年の出来事のようです)、ミッドタウン高校に通うピーター・パーカーはトニー・スタークにスカウトされドイツに。キャプテン・アメリカ達と戦う羽目になりました。

ニューヨークに戻ったピーターはアベンジャーズに入ることを夢見て、身近な場所でヒーロー活動を続けていました。ある夜に見たこともないハイテク兵器を使う強盗と対決。出どころを追った先で、鳥の姿をした怪人「ヴァルチャー」と遭遇するのでした。

見どころ

スパイダーマンらしいアクションが満載の本作。
MCUシリーズの一つとして作られていて、アイアンマンが登場するのも魅力的です。

これまでのサム・ライミ監督のシリーズやマーク・ウェブ監督のシリーズと違って、ピーターのパワーの起源がじっくり描かれる事がないので、そのへんは注意が必要かもしれません。

本作はヒーロー映画でありながら、もうひとつ、青春映画のテイストも含まれています。ふだんのピーターは高校生。社長や博士でもなければ、もちろん王子様でもありません。普段は同級生と遊んだり恋をする傍らで、ピーターはアベンジャーズに入りたくて手柄を立てようと奮闘します。

そこで描かれるトニー・スタークとの師弟関係がもうひとつの見どころ。
映画「アイアンマン」(2008年)から見ている人には、トニーの成長も実感出来ると思います。空回りするピーターがどういう結末を迎えるのか、実際に見てみてください。

本作はソニー制作ですが、エンディングの後のオマケ映像もしっかりありますよ。

キャラクター

ピーター・パーカー(スパイダーマン)/演:トム・ホランド

ミッドタウン高校に通う15歳の少年。ニューヨークのクイーンズのアパートで叔母のメイと同居中。
アベンジャーズ入りを目指して、自警活動に奮闘中。

トニー・スターク(アイアンマン)/演:ロバート・ダウニーJr

スターク・インダストリーズの会長で、自身の発明したアーマーをまとって戦うアイアンマン。キャプテン・アメリカが犯罪者となり、ソーもハルクも不在のアベンジャーズのリーダーを務めています。
本作では、まだ幼いピーターを指導するポジションをつとめます。

エイドリアン・トゥームス(ヴァルチャー)/演:マイケル・キートン

元々は処理作業会社の経営者で、ニューヨーク市からアベンジャーズのニューヨーク決戦の後始末を依頼されましたが、トニーが設立したダメージコントロールに仕事を奪われ、憎悪をつのらせます。チタウリの残骸から作った特製ウィングスーツをまとった本作のメインヴィラン。

リズ・トゥームス/演:ローラ・ハリアー

エイドリアンの娘でピーターが恋い焦がれるミッドタウン高校のマドンナ的存在。アイアンマンのファンでスパイダーマンにも憧れる一方、父親がヴィランであることは母親ともども知りません。

ネッド・リーズ/演:ジェイコブ・バタロン

ピーターのクラスメイトで大親友。気のいい少年ですがプログラミングに精通し、スターク・インダストリーズのセキュリティを突破できるほどの実力の持ち主。「座ってる人(字幕では椅子の男)」になりたい。

ミシェル・ジョーンズ/演:ゼンデイヤ

ピーターのクラスメイトで、学力コンテストチームの仲間。一匹狼なタイプで友達はいないと自称しています。

ユージーン・”フラッシュ”・トンプソン/演:トニー・レヴォロリ

ピーターのクラスメイトのいじめっ子。過去のシリーズのフラッシュとは違って屈強なスポーツタイプではなく、口で攻めてくるのは現代的?

ロジャー・ハリントン/演:マーティン・スター

ミッドタウン高校の教師でピーターのチームの顧問。教え子思いのいい先生で、学生時代のシーンが映画「インクレディブル・ハルク」(2008年)でほんの少しだけ描かれています。

モリタ/演:ケネス・チョイ

ミッドタウン高校の校長。祖父は戦争時代にキャプテン・アメリカと共に戦ったジム・モリタ。世間では犯罪者扱いのキャップを信じ、キャップの教材ビデオを使い続けています。

メイ・パーカー/演:マリサ・トメイ

ピーターの叔母であり、育ての親。旧シリーズに比べるとかなり若いです。夫をなくしており、両親のいないピーターを実の子のように思っています。

ハッピー・ホーガン/演:ジョン・ファヴロー

トニーの親友でピーターのお目付け役。アベンジャーズタワーの引っ越しで大忙しの最中、ピーターからの活動報告がめんどくさいらしい。

マック・ガーガン/演:マイケル・マンド

トゥームスの取引相手。多数の犯罪歴をもつ殺人鬼で、首元にあつサソリのタトゥーが特徴。コミックではスコーピオンという名のヴィランです。

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