ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」はシーズン4ではなく新しい作品に

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーンアゲイン」の主演を務めるチャーリー・コックスさんが「D23 Expo 2022」に出席し、レッドカーペットでのメディアインタビューにて本作がNetflix版から続くシーズン4ではなく、あらたに「シーズン1」となることを明かしました。

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インタビューの中でコックスさんは「これは新しい始まりで、今までのシリーズとは違います、まったく違うものになるという感覚です。新しい物語、新しいアイディアが生まれそうです。」と明かし、Netflix版の続きではないことを示唆しました。そして、「どっちがいいんでしょうね。でももう一度やるなら、違うやり方でやってみたいと思います。」と付け加えました。

また、イベントに同席していたデアデビルの宿敵キングピンを演じるヴィンセント・ドノフリオさんはSNSで「友人のチャーリーとまた一緒に仕事ができることを本当に楽しみにしています。チャーリーにも言えることだが、「デアデビル・ボーン・アゲイン」は素晴らしい作品に仕上がると約束する。」とコメントしています。

続きではないというのは新規ファンにはありがたい配慮ですが、「ボーン・アゲイン」の配信までは約1年半、Netflix版もいまやディズニープラスで視聴(公式ページ)できるので、時間に余裕のある方はチェックしておくといいかもしれません。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2024年春にディズニープラスで配信予定です。

ダメージコントロールはスクラルなのか?ドラマ「シークレット・インベージョン」予告の気になるポイント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」の最初の予告が公開され、ニック・フューリーを主人公とする新たな物語が始まろうとしています。今回はその予告動画の中で気になるひとつのシーンをとりあげてご紹介。

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予告の1分24秒あたりでフューリーの「私だけだ、奴らが狙うものを守れるのは」というセリフの部分の映像は、ダメージコントロール(DODC)の制服を着た人間が謎のコンテナを狙っている様子が映し出されています。

©MARVEL,Disney

映画「スパイダーマン:ホームカミング」(2017年)でMCUに登場したダメージコントロールですが、ヒーロー達の戦いの残骸の処理・保管を目的として設立された組織が「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」(2021年)ではその業務内容が大きく変化して登場しました。その後もドラマ「ミズ・マーベル」などでヒーローを敵視する動きが見られています。

ダメージコントロールの変化について、今のところ作品内ではその理由が描かれていません。しかし、この「シークレット・インベージョン」の予告から「ダメージコントロール=スクラル」の仮説を採用すると、当局がヒーローを抑え込もうとする動きには侵略戦争の邪魔になる存在の事前排除という理由が見えてくるようでもあります。

ただし、MCUに限らず予告動画は、映像とセリフが一致しない事はよくあることであり、今回の予告も単なるミスリードである可能性も考慮しておかなくてはなりません。

本作の概要は以下のとおりです。

元軍人で、国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.(シールド)の元長官、ニック・フューリー。 アイアンマン、キャプテン・アメリカらをアベンジャーズへと導き、“アベンジャーズの影のリーダー”と言っても過言ではない存在。 そんなMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に欠かせない男が、MCUの壮大な歴史の裏で長年立ち向かってきた、地球外からの“インベージョン(侵略)”の阻止に挑んでいく。 侵略を企てるのは、『キャプテン・マーベル』にも登場した、あらゆる人物に“擬態”する能力のある種族のスクラル人。 これまでも、その厄介な能力で周囲を翻弄してきた彼らが今回も暗躍し、誰が敵で誰が味方なのか全くわからない、マーベル作品としては異色の緊張感あふれるスリラー超大作がついにベールを脱ぐ。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は2023年春にディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」、4話のチェックポイント

2022年9月8日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1エピソード4「Is This Not Real Magic?(邦題:本物のマジックとは?)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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ドニー・ブレイズ

2ヶ月前の予告動画で話題になったドニー・ブレイズが登場。ゴーストライダーことジョニー・ブレイズと名前が似ている事から期待されていたキャラクターでしたが、カマータージで1週間魔術をかじったマジシャンとして活動しているキャラクターとして登場しました。

なお、胸元には「ムーンナイト」のコンスの頭の形を模したようなアクセサリがぶら下がっているのが気になる所です。

©MARVEL,Disney

ドニーは今回のエピソードで「火の国(fire land)」と呼ばれる場所にポータルをつなぎ、マジックの協力者として手を上げたマディスンを送り込んでいまいます。

ファイアランドというロケーションはコミックにないものですが、ゴーストライダーが地獄と繋がっている事を思うと、ドニー・ブレイズは別のユニバースにいるジョニー・ブレイズの変異体である可能性もあるのかもしれません。

なお、ドニー・ブレイズを演じているのはカット・コイロ監督の夫であるリズ・コイロさんです。

マディスン・キング

MADISYNNと書いてマディスンだという彼女は、火の国に送られた後、ゴブリンの心臓を片手にウォンの部屋に突然登場。マディスンによるとしゃべるヤギと血の契約を交わしてここに送られたとの事。

©MARVEL,Disney

マディスン・キングもコミックにはいませんが、ゴブリン・クイーンことマデリーンは有名なミュータントで、名前が微妙に似ている事とゴブリンという要素がうっすらと何かを匂わせています。マデリーン・プライアはジーン・グレイのクローンであり、サイクロップスの最初の妻。地獄で悪魔と契約する事でゴブリン・クイーンを名乗るようになりました。

マディスンはその緩い性格のおかげなのか、別次元に行ったことやゴブリンに襲われた事、悪魔と契約した事について特に深刻に捕らえていない様子です。

ウォンはドラマ「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」 のシーズン5第12話「引鉄」を2/3ほど見ていたようですが、マディスンにネタバレされた怒りの矛先がドニー・ブレイズに向かいます。なお、このドラマは残念ながらディズニープラスでは配信されていません。

やることリスト

ジェンのやることリストには過去のエピソードに関するものや、いくつかのイースターエッグが含まれています。

©MARVEL,Disney

・Research precedents on likeness IP for Ms. Pete:ミズ・ピートとはミーガン・ザ・スタリオンさんの本名であり、彼女の肖像権に関する判例調査がタスクリストに含まれています。前回のエピソードの最後に彼女の弁護士として契約を交わしていたジェンの仕事のひとつだと考えられます。

・File discovery request for Kraft v Soule:「Kraft v Soule事件に関する証拠開示請求」という意味で、この二人は David Anthony Kraft さんと Charles Soule さんを指していると考えられます。二人は共にコミック「シーハルク」を執筆した人物ですが実際には裁判したわけではありません。

・Compile dispositions for Lee v Byrne:「Lee v Byrneの処分をまとめる」という事で、シーハルクを生み出したスタン・リー氏とコミック「センセーショナル・シーハルク」を執筆したジョン・バーンさんの名前が含まれています。こちらも実際に裁判したわけではありません。

・Follow up on Jansen Class-Action:「ヤンセンの集合代表訴訟を進める」との事で、「デアデビル」のインカーを長年務めたクラウス・ヤンセンさんの名前を引用して、本作のデアデビル登場が近い事を予告しているようでもあります。

MatcherとQRコード

やることリストに記載されていたマッチングアプリの登録作業を済ませたジェン。「Matcher」のプロフィール画面によると、興味のあることにはヨガも含まれており、1話では嫌嫌やっているようでしたが少しは興味が湧いてきたのかもしれません。

©MARVEL,Disney

そして今週の無料コミックはこの画面のQRコードで公式サイトへジャンプします。

ウォンからの依頼

「修行もせず魔術を使えば人々を危険に晒し、物質界とアストラル界の繋がりがほどける」と説明するウォンは、冒頭のドニーのような素人魔術師が危険を招く事を法的に解決したいと依頼してきます。

前回のエピソード内でも指摘された脱走の手引に関しては何の言及もないのが気になる所ですが、ウォンは素人が魔術を気軽に使う事の危険性を、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のインカージョンやドラマ「ロキ」のTVA、在り続ける者などの説明と同様の内容を語り、ジェニファーに訴えかけます。

ウォンが映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でネッドがポータルを開いたことを知っているのかどうかは不明ですが、判例が出来てしまうとネッドのような即席魔術師も罪に問われてしまう事になり、今後の物語を狭めてしまう可能性があります。

去り際に連絡先を求められたウォンはソーサラーではなく人間の「マジシャン」ぽく名刺に文字を浮かび上がらせて渡し、ジェンはやることリストのひとつを達成するのでした。

ニッキの恋愛

「Matcher」の登録を済ませたジェニファーとバーで過ごすニッキ。ニッキはジェンのスマホを手に取りマッチング相手を探すもあまり見つからず、「ヘテロ(異性愛者)は辛いね」と自身が両性愛者であり、マッチング相手が半減してしまうジェンを皮肉っぽく慰めています。

ミスティック・キャッスル

ドニー・ブレイズが所属しているコーネリアス・P・ウィローズのミスティック・キャッスルに赴いたジェニファーとウォン。ゴーストライダーのパチもん、魔術師のパチもんときて、今度はディズニーのマジック・キャッスルのパチもんと複雑な設定になりつつあるドニーでした。

ジェニファーとウォンは、魔術の使用停止を求める警告書を提出しますが、ドニー側は「マジックは所有できない」「精神は商標登録できない」と反論し、決着は法廷の場に持ち越されます。

裁判

ジェニファーはドニー側に重過失があったとして、裁判で予備的差し止め命令を求めます。その証人としてマディスン・キングを法的召喚ではなく魔術的召喚をするようウォンに指示し、ウォンは観音様に許しを請いながら従います。現れたマディスンはウォンの事を親しげにウォンちゃん、英語ではWongにerをつけてWonger(ウォンガー)と呼んでいます。

証言台に立ったマディスンはドニー・ブレイズに火の国に送られたといい、ジェイクという名のデーモンと取引して戻ってきたと証言。しかし、この時も彼女の超ポジティブな性格が災いし、ドニー側の弁護士は証人が楽しんでいたと異議申し立てしてこの場を乗り切ろうとします。

ウォンはインカージョンの危険さを力説するも聞き入れてもらえず、ジェニファーが主張する予備的差し止め命令の要望も退けられ、判決は2週間後に。

ウォンはミラーディメンションに送ってしまおうと提案するも、ジェニファーは訴訟にならないと反対。アボミネーションの逃走幇助の件も落ち着いていない中で、監禁の罪が増えなくて良かったという所でしょうか。

ちなみコミックにおいて悪魔メフィストはしばしばジャックを名乗っており、ここでもニアミスなネーミングが登場している事になります。

デートのカメオ

シーハルクのデート相手の一人は元WWEのスーパースター、デビッド・オタンガ選手。

スーパーヒーローでもないのにデッドリフトで300kg持ち上げられるのは実話といった所でしょうか。

THIS IS US

差し止め命令を回避したドニーは相変わらずポータルを使ったマジックショーを披露するも、会場は盛り上がらず。しかし取り出した卵からデーモンが生まれ、マジックの会場はパニックに陥ります。

ドニーはウォンに助けを求め、ウォンは世界のためだといってこれに応じます。この時ウォンが見ていたのは「ザ・ソプラノズ」ではなく「THIS IS US」。「ザ・ソプラノズ」はHBO作品のためここで映像を出すのは権利的な問題があるのと、マディスンにネタバレされて番組を変えたという意味も含まれています。「THIS IS US」は日本のディズニープラス(公式ページへ)でも視聴可能です。

デーモンとの戦い

ドラマ「ワンダヴィジョン」の頃から悪魔メフィストが登場するのではないかと言われつつも、まったく悪魔が登場しない展開が続いていましたが、まさかの「シーハルク」にて悪魔との対決が実現しました。

デーモンといえば、ワンダやドクター・ストレンジ、ゴーストライダーなどが関係が深いキャラクターですが、実はシーハルクもコミックで悪魔と戦ったことがあり、完全にMCUオリジナルというわけでもありません。

©MARVEL

大量にわいてくるデーモンたちをシーハルクとウォンの二人でポータルの中へと投げ込んで行きますが、ポータルの向こうに見える雪景色は一体どこなのでしょうか。

©MARVEL,Disney

ドクター・ストレンジと関係の深いヒマラヤやワンダゴアだとすれば同じ地球上ですし、あまり解決したように思えません。ウォンやジェニファーも元の次元に返すと発言していますから、地球ではない別の次元だと考えるのが正解なようです。

この時ウォンは魔術のムチを使用しており、これもゴーストライダーのヘルファイアチェーンを思い出させます。

この騒動の結果、ドニー相手に脅迫すれすれの示談という形に持ち込んでこの一件は終了したようです。元々は見せしめとして前例を作るために法廷争いに持ち込んだはずですが、これで良かったのでしょうか?

商標権

悪魔騒ぎはおさまり、帰宅したジェンは待たせていたデート相手とワンナイト。しかし朝目覚めると、タイタニアが釈放されたニュースが流れ、一夜を過ごしたデート相手はジェンの本来の姿を見てそそくさと退場。そして追い打ちをかけるようにタイタニア・ワールドワイド合同会社の訴状が届きました。

それによると「シーハルク」はタイタニアの会社が商標登録しており、ジェニファーがこれを侵害しているとの事。物語がメインヴィランとの対決の方向に向かい始めたところで今回のエピソードが終了します。

クレジットシーン

クレジットシーンで表示されるアートでは、マディスンが証言していた悪魔のヤギ「ジェイク」との契約シーンが描かれています。

©MARVEL,Disney

火の国というのがヘルやリンボとは異なるのかどうかも気になる所ですが、マディスン自体が極めてミステリアスでした。海外でも早速人気が出ているようで、今後の再登場に期待のかかる人物です。

なお、クレジットシーンではウォンがドニーをミラーディメンションに閉じ込める様子も描かれています。

ポストクレジットシーン

ポスクレシーンはまたもやカマータージでドラマを見ているウォンと、ちゃかり隣にいるマディスン。ソーサラースプリームは思っているよりも暇なのでしょうか?

アルコールの話題をふるマディスンに、「ウォッカのヤクミルク割は二度と飲まない」とウォンが答えると、彼女はヤクミルクを飲んでみたいと興味を示します。ウォンは結婚式の残り物がまだあると発言しており、ドクター・ストレンジがクリスティーンの結婚式から持ち帰ったものである可能性を匂わせています。


ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第5話は 2022年9月15日 配信予定です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」のファーストトレーラーが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」のファーストトレーラーが公開されました。現在開催中のディズニーのイベントD23 Expo 2022の会場での公開と同時にマーベル・エンターテイメントの公式Youtubeチャンネルでも公開されています。

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※日本語字幕版を追加しました。

今回公開された2分ほどの動画ではニック・フューリー、マリア・ヒル、タロス、ローディなどのこれまでの主要キャラクターが確認できる他、未だ公式に役割が明かされていないエミリア・クラークさん演じるキャラクターも登場しています。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は2023年春にディズニープラスで配信予定です。

「ワーウルフ・バイ・ナイト」のオフィシャルトレーラーが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワーウルフ・バイ・ナイト」の公式ファーストトレーラーが公開されました。クラシックホラーフィルムを彷彿とさせるモノクロベースの映像で新たな世界を描いています。

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マイケル・ジアッキーノ監督は今年6月のポッドキャストで近々情報共有したいと語っており、今回D23の会場とオンラインでトレーラーが同時公開されました。

ハロウィンスペシャルドラマ「ワーウルフ・バイ・ナイト」は 2022年10月7日 米ディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「シーハルク」よりマディスンとドニー・ブレイズのポスターが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」より、シーズン1第4話に登場したマディスン・キングとドニー・ブレイズのキャラクターポスターが公開されました。

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初登場となったマディスンは人気急上昇中で、はやくも(架空の)ソロシリーズのタイトルロゴがファンメイドされるなど、今後の再登場への期待も高いようです。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第5話は 2022年9月15日 配信予定です。

ドラマ「シーハルク」のスニークピーク動画が公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」よりスニークピークが公開されました。これまでの物語を振り返りつつ、第4話で通告された商標侵害に関するその後の予告や、いくつかの初公開映像が盛り込まれています。

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シーハルクの商標に関してマロリーは「どうして仮名を商標登録しなかったの?」と疑問を呈し、ジェニファーは「私が?ドクター・ストレンジは彼の名前の商標をとった?ソーは?」と答えています。しかし、「その二人は本名よ」とあっさり返されて言葉を失っています。

ジェニファーはシーハルクの商標を取り戻せるのでしょうか?

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第5話は 2022年9月15日 配信予定です。

ドラマ「アイアンハート」にシャキーラ・バレーラさんがキャスティング

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」にシャキーラ・バレーラさんがキャスティングされていると、海外メディア Deadline が報じました。5月にもインサイダーから報じられていたこの話ですが、あらためて確認されたようです。

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記事によると詳細な役割は不明としつつも、レギュラーキャラクターとしてキャスティングされているという事で、全6エピソードの中、複数のエピソードに登場する可能性を指摘しています。

バレーラさんはNetflixのドラマ「ブルックリンで、ブルーノと!」や「GLOW ゴージャス・レディ・オブ・レスリング」に出演し、その存在感を増してきている俳優さんですが、以前にはABC制作のマーベルドラマ「エージェント・オブ・シールド」シーズン7でもマイナーなS.H.I.E.L.D.のエージェントを演じていました。

5月のレポートでは役柄については不明としながらも、アンソニー・ラモスさんが演じるという噂のヴィラン、ザ・フッド(ザ・フード)/パーカー・ロビンズの妻役の可能性と、スターク・インダストリーズの元重役で「アイアンマン」のメインヴィランだったオバディア・ステインの息子エゼキエルの性別を変えて登場させる可能性について報じられていました。

ドラマ「アイアンハート」は 2023年秋にディズニープラスで配信予定です。

ソース:‘Ironheart’: Shakira Barrera Joins Marvel Studios’ Disney+ Series

マーク・ラファロさんが映画「アベンジャーズ/AoU」で幻に終わったバーサーカー・ハルクが戻る可能性について言及

マーベル・スタジオ制作のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」に出演したマーク・ラファロさんが、海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューの中で、映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」に登場する予定だったバーサーカー・ハルクが戻ってくるかもしれないと示唆しました。

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ラファロさんはインタビューの中で「この世界のクールなところは、何にでもなれる所です。5年後には何にでも、その時々の適切なものに完全に変身している事でしょう。見送られた『バーサーカー・ハルク』や『ワールド・ウォー・ハルク』に戻るかもしれないね。どこにでも行けるんです。それがエキサイティングなところ。最初から今まで5つの異なるバージョンを演じてきたから、自分にとっても面白いし、他の人たちにとっても面白いと思ってもらえるんです。」と述べました。

「バーサーカー・ハルク」については、「エイジ・オブ・ウルトロン」公開当時のインタビュー(ScreenRant)にてその存在が明らかになっていました。

それによると、バーサーカー・ハルクはワンダにマインドコントロールを受けたハルクが灰色の体色になり、目は赤く充血し、歯は曲がり、よだれを垂らしているような凶暴なハルクになる予定だったと言います。しかし、観客がコミックのグレイ・ハルクとの混同の可能性を考慮して結局この計画はなくなったそう。

マーク・ラファロさんが考えるように、今後のハルクの可能性についてファンは様々な議論を交わしています。

最も注目されているのは噂にも出ているように映画「ワールド・ウォー・ハルク」の物語が展開されるというもの。ただしコミックの「ワールド・ウォー・ハルク」を現状のMCUに当てはめる事はかなり難しいものです。

「プラネット・ハルク」そして「ワールド・ウォー・ハルク」の発端はハルクの危険性を重く見たアイアンマンやドクター・ストレンジ達イルミナティがハルクを宇宙に追放した事。サカールに到着したハルクはそこで奴隷剣闘士となりコーグやミーク達と出会いウォーバウンドを結成、後の妻カイエラとも出会いました。サカールを支配していた非情なレッドキングを退けたハルク達、ハルクが乗ってきた宇宙船は救世主の船として記念碑になっていました。ところがこの船が大爆発し、カイエラが死亡。怒り狂ったハルクはウォーバウンドを引き連れ地球に戻り、X-MEN、アベンジャーズ、ファンタスティック・フォー、イルミナティといった面々に復讐を果たしていきます。

しかし、「シーハルク」の2話の展開ではハルクがサカールに向かっているであろう事は予測出来るものですが、追放でもありませんし、船もサカールのものであって、何らかのトラブルがあっても怒りの矛先が地球のヒーローに向かうとは考えにくいものです。

また、アボミネーション/エミル・ブロンスキー役のティム・ロスさんのインタビューなどが、ハルクが「シーハルク」の間に地球に戻ってくる事を示唆しており、それほど長い旅にはならない可能性があるようです。

MCUのハルク、というかブルース・バナーには「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」で地球を脱出して以降、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」でソーと再会するまでの記憶がなく、この間にサカールで結婚し、子供を設けている可能性は十分に考えられます。「ワールド・ウォー・ハルク」の物語の大半をすっ飛ばして、カイエラとの間に生まれた息子スカーとの物語が描かれていくのかもしれません。

今後もスマート・ハルクが維持されるのか、ラファロさんが指摘するようにバーサーカー・ハルクが戻ってくるのか、今後のブルース・バナーの動向には注目となりそうです。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第4話は 2022年9月8日 配信予定です。

ソース:Mark Ruffalo loves how She-Hulk finally addressed that Edward Norton used to be the Hulk

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」のワーキングタイトルが判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」のワーキングタイトルが判明したと、海外メディア Cosmic Circus が報じました。ディズニープラスで配信中のドラマ「ワンダヴィジョン」に登場した魔女アガサ・ハークネスを主人公とした本作は、「ワンダヴィジョン」の前後どちらのアガサを描くのかなど、まだまだ秘密の多い作品となっています。

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記事によると、「アガサ:カヴン・オブ・カオス」のワーキングタイトルは「My Pretty」が使用されるとの事。「My Pretty」は「オズの魔法使い」に登場する魔女のセリフに含まれているワードで、「ワンダヴィジョン」でも「オズの魔法使い」に関するイースターエッグが含まれていた事を考えると、本作でも何らかの言及があるかもしれません。

ワーキングタイトルとはネタバレ防止のために秘密の撮影中に使われる偽のタイトル、つまり仮称の事でMCUの作品はそれぞれにワーキングタイトルが用意されていました。ワーキングタイトルは作品の内容を暗示するものから、明示するようなもの、無関係に見えるものまで様々です。

しかし秘密を守るためのワーキングタイトルが昨今はSNSの普及などから広く知られがちになるせいか、ドラマ「エコー」では複数のワーキングタイトルが確認されており、「アガサ:カヴン・オブ・カオス」でも追加のワーキングタイトルが登場する可能性もあると記事は指摘しています。

アガサ・ハークネスの次の登場に関して、ドラマ「アイアンハート」への登場の噂もありますが、今のところ撮影現場での目撃情報などはありません。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は2023年冬にディズニープラスで配信予定です。

※おまけ。以下はMCU作品に使用された判明済みのワーキングタイトルです。

  • アイアンマン:Diving Bell
  • インクレディブル・ハルク:Hulk 2
  • アイアンマン2:Rasputin, Murphy’s Law and The Adventures of Angus McDonald
  • マイティ・ソー:Manhattan
  • キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー:Frostbite
  • アベンジャーズ:Group Hug and Team Building
  • アイアンマン3:Caged Heat
  • マイティ・ソー/ダーク・ワールド:Thursday Mourning
  • キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー:Freezer Burn
  • ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:Full Tilt
  • アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン:After Party
  • アントマン:Big Foot
  • シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ:Sputnik
  • ドクター・ストレンジ:Eye See You and Checkmate
  • ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス:Guardians 3000 and Level Up
  • スパイダーマン:ホームカミング:Summer of George
  • マイティ・ソー/バトルロイヤル:Creature Report
  • ブラックパンサー:Motherland
  • アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー:Mary Lou
  • アントマン&ワスプ:Cherry Blue
  • キャプテン・マーベル:Open World
  • アベンジャーズ/エンドゲーム:Mary Lou 2 and Infinity Gauntlet
  • スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム:Fall of George and Bosco
  • ブラックウィドウ:Blue Bayou
  • シャン・チー/テン・リングスの伝説:Steamboat
  • エターナルズ:Sack Lunch
  • スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム:Serenity Now
  • ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス:Stellar Vortex
  • ソー:ラブ&サンダー:The Big Salad
  • ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー:Summer Break
  • ザ・マーベルズ:Goat Rodeo
  • ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3:Hot Christmas
  • アントマン&ワンスプ:クアントゥマニア:Dusty Bunny
  • ブレイド:Perfect Imprints
  • ワンダヴィジョン:Big Red
  • ファルコン&ウィンター・ソルジャー:Tag Team
  • ロキ:Architect
  • What if…?:Anything Goes
  • ホークアイ:Anchor Point
  • ミズ・マーベル:Jersey
  • シーハルク:Libra and Clover
  • シークレット・インベージョン:Changeup Productions
  • ムーンナイト:Good Faith
  • エコー:Whole Branzino と Grasshopper
  • アーマーウォーズ:Rigatoni

ソース:Exclusive: ‘Agatha: Coven of Chaos’ Working Title Revealed