マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン3で番組が終わることになったと、海外メディア THR が報じました。撮影終了から約二ヶ月、ポストプロダクション中の本作は既にショーランナーがいなくなっていると言います。
「ボーン・アゲイン」以前のMCUドラマは映画とまったく同じ制作方法で作られ、「ワンダヴィジョン」のように成功したものもあれば、手痛い失敗をした作品もありました。
本作では過去の地上波ドラマ、配信ドラマにならって、MCU初のショーランナー制度を採用。抜擢されたのがNetflixの「パニッシャー」 (2017年~2019年)でプロデューサー兼脚本家を務めたダリオ・スカーダペインさんでした。
記事によると、スカーダペインの契約は満了し、更新されなかったとの事。
ポストプロダクションの途中でスカーダペインが番組を去ることを意味するため、物議を醸していると言います。また、誰が番組の完成まで携わるのかは不明だとも。
「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2015年から2018年にかけてNetflixで3シーズン配信された前進となるシリーズ「デアデビル」が打ち切られたあと、リブート版として開発スタート。2022年7月に全18話の制作が決定し、マット・コーマン氏とクリス・オード氏が脚本を担当する事になりました。
2023年のストライキ中に制作が中断され、その際にマーベルは作り直しを決定。Netflix版よりもエピソード形式の構成で、よりダークなトーンを抑えた作品を目指していた両脚本家は解雇され、 「パニッシャー」の脚本家兼エグゼクティブプロデューサーであるスカーダペインさんがショーランナーとして参加。ジャスティン・ベンソン氏とアーロン・ムーアヘッド氏(「ロキ」と「ムーンナイト」)も監督兼エグゼクティブプロデューサーとしてシリーズに加わわりました。
当初予定されていた18話は2シーズンに分割され、最終的に17話(シーズン1が9話、シーズン2が8話)となりました。
ディズニープラス向けのマーベルドラマは数を減らしてきており、先日は「ワンダーマン」シーズン2の制作中止も発表。
現在配信予定となっているのは「ヴィジョンクエスト」と「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン3のみで、それ以外はすべてアニメシリーズとなっています。
Netflix版に続き、ディズニープラス版もシーズン3で打ち切りという悪夢の繰り返しになってしまうようですが、デアデビルの物語がこれで終わってしまうのか、「ディフェンダーズ」や「ヒーローズ・フォー・ハイアー」などの新しい冠をつけて新章を描いていくのかは不明です。
また、THR は、「同社は常に3~5本のライブアクション番組を開発中」としつつ、「情報筋によると、最近「ゾディアック」というスパイ・スリラーの製作を承認した」と伝えています。
タイトルが何を指すのかは不明ですが、マーベル・コミックでは何度か登場するヴィランチームの名前でもあり、黄道十二宮の星座の名を冠した彼らは1970年にデビューし、主にS.H.I.E.L.D.やアベンジャーズと対決。メンバーは5回ほどリニューアルを繰り返し、地球人で構成されたバージョン、アンドロイドで構成されたバージョンなど様々で、サノスがリーダーだった事もありました。
コードネームどおりのゾディアックであれば原作に頼らないオリジナルチームを登場させる事も十分可能だと言えそうですが、今のところこの新作の詳細は分かっていません。
「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて再登場しています。
シーズン3ではシーズン2のジェシカ・ジョーンズ、ルーク・ケイジに続き、アイアンフィストやエレクトラも再登場が判明しています。
ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2までディズニープラスで配信中。シーズン3は 2027年に配信予定です。
ソース:‘Daredevil: Born Again’ to End With Season 3 (Exclusive)
