【噂話】ドラマ「ヴィジョンクエスト」、ウルトロンたちが人間態である理由が報じられる

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ヴィジョンクエスト」では、ウルトロンやジョカスタ、フライデーといったトニー・スタークが作り上げたAIたちがヴィジョンのような人間のボディを獲得して登場すると噂されています。彼らの再登場がなぜそのような形になるのか、新たなレポートが届いています。

スクーパーのダニエル・リヒトマン氏はヴィジョンの最新ドラマについて言及。

それによると「これらのAIキャラクターは、VFXコストを節約し、2026年のディズニープラスでの配信に間に合うようにドラマの大部分で人間の姿で登場する。」との事。

どうやら制作側の都合で始まった展開であるようで、AIたちにCGでウルトロンのようなメカのボディを与えるよりも、ヴィジョンのように俳優を起用して演じてもらうほうが安く早く撮影出来る事が最大の理由になっているようです。

もちろん、人間の身体を取得する物語上の理由も設定されているはずですが、それについては今回は言及されていません。最近の噂ではパワーブローカー/シャロン・カーターが絡んでいるとも言われています。

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現状の噂ではウルトロン役は「エイジ・オブ・ウルトロン」で声を担当していたジェームズ・スペイダーさん、初登場となるウルトロンの妻ジョカスタ役にタニア・ミラーさん、トニー・スタークをサポートしていたF.R.I.D.A.Y.は声を担当していたケリー・コンドンさん、ピーター・パーカーに託されたはずのE.D.I.T.H.は「ファー・フロム・ホーム」で声を担当していたドーン・ミシェル・キングさんではなく、エミリー・ハンプシャーさんが起用されていると報じられています。

トニー・スタークが作ったこれらのAIはヴィジョンにとって家族とも言える存在ですが、S.W.O.R.D.によって再構築されたホワイトヴィジョンは彼らからどのような影響を受けていくのでしょうか。

ドラマ「ヴィジョンクエスト」(仮)は 2026年 に米ディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2、ジェシカ・ジョーンズの新たな写真、新スピンオフの可能性も?

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2の撮影現場でクリステン・リッターさんの姿が目撃されてから約3週間。新たなセット写真がオンライン上に登場しました。

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クリステン・リッターさんは比較的長い時間撮影に参加しているようで、ジェシカ・ジョーンズは「ボーン・アゲイン」シーズン2でそれなりのスクリーンタイムを保有しており、単なるカメオ以上のしっかりとした役割が与えられている事が予測出来ます。

海外メディア CBM は、彼女がパニッシャーを演じるジョン・バーンサルさんのように、将来的に新たなスピンオフ作品を取得する可能性も十分にあるだろうと指摘しました。

主演を務めるチャーリー・コックスさんは、最近、「アガサ・オール・アロング」でビリーを演じたジョー・ロックさんと Variety の企画で対談インタビューも実施。

Netflix版が打ち切られたあと、「ボーン・アゲイン」までに何があったかについて語っています。

本当にショックでした。コロナ禍の真っ只中でした。庭にいた時に電話が鳴ったんです。マーベルからは少なくとも2年間、誰からも連絡がありませんでした。最後に受けた電話は『申し訳ありませんが、番組は中止になりました』でした。

それはケヴィン・ファイギからでした。彼はオリジナルシリーズには関わっていませんでした。当時は別のスタジオだったマーベル・テレビジョンだったんです。ケヴィンとは会ったことがありました。私が出演していた舞台を見に来た時に2分ほど話をしただけで。でも『デアデビル』については話していませんでした。連絡が来るまで2年もかかってしまいました。それで彼は『また戻ってきて、もっとやらないか?』って言ってくれたんです。本当に驚きました。信じられませんでした。

でもそれから3ヶ月間、何も話がなかったので、あれは夢だったのかと疑い始めました。

また、コックスさんは「アガサ・オール・アロング」を観たと述べ、マーベルが成功した事を示す素晴らしい番組だったと称賛しました。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて再登場しています。

シーズン2ではクリステン・リッターさんが演じるジェシカ・ジョーンズの再登場が正式に発表されました。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。

ディズニープラスで打ち切られたマーベル番組がYoutubeで電撃再開される

「マーベル・スタジオ・レジェンド」、邦題でいうところの「マーベル・スタジオ 知られざる秘密」の最新エピソードが Youtube で無料公開されました。この番組は先月、2023年12月の「ガーディアンズ・オブ・マルチバース」のエピソードを最後に更新が途絶えていた事で、打ち切られたのではないかと報じられていました。

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最新エピソードとなる「リリ・ウィリアムズ」は、今月配信予定の「アイアンハート」に備えるための過去のダイジェスト映像。

「デッドプール&ウルヴァリン」や「デアデビル:ボーン・アゲイン」、「サンダーボルツ*」など、評判の良かった作品の「マーベル・スタジオ・レジェンド」は制作にされなかったにも関わらず、「アイアンハート」に向けて突如戻って来る事となりました。

ただし、最新エピソードとなる「リリ・ウィリアムズ」は Youtube でのみの公開となり、ディズニープラスには追加されていません。日本人の大半にとってこれは少々問題があり、公式の日本語字幕が用意されておらず、英語が苦手な場合は Youtube の機械翻訳を頼りにせざるを得ません。

リリは過去の出演作が「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」しかない事もあって、今回の番組は「ワカンダ・フォーエバー」と「アイアンハート」の予告からの映像しか含まれていません。そのため、日本のファンは素直に「ワカンダ・フォーエバー」の日本語字幕版、あるいは日本語吹替版を見直すのがいいかもしれません。

なお、残念ながらこの動画も「アイアンハート」の予告と同じく低評価攻撃が始まっています。

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Rotten Tomatoes で90%を超える評価を受けた映画のダイジェスト映像が低評価まみれになるというのはとても奇妙な事であり、キャプテン・マーベルやミズ・マーベルに並んで、アイアンハートにも固定のアンチが数多く存在していることが伺えます。

ちなみに「マーベル・スタジオ・レジェンド」が打ち切られたのではないかと報じていた The Direct は今回の復活を「突然の復活は不可解で、奇妙なプロモーション」だと指摘。

記事執筆時点で少なくとも米マーベル・スタジオの公式Xは特に告知していません。

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月24日 より米国でディズニープラスで初回3話配信予定です。

ソース:Marvel Studios Revives Legends Series Fans Thought Was Cancelled

ドラマ「アイアンハート」シーズン2の可能性について主演が言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」が今月配信予定ですが、主演のドミニク・ソーンさんが海外メディア The Direct とのインタビューで、シーズン2の制作の可能性について言及しています。

シーズン2ではリリ・ウィリアムズの何を探求したいかと質問されたドミニク・ソーンさんは、「実際の所、シーズン1のネタバレなしに言うのは難しいですが・・・シーズン1で彼女に提示された他の選択肢を全て試す彼女を見てみたいと思います。」と回答。

また、「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」と「アイアンハート」シーズン1の違いについて「今回、彼女は再び世界に何が実際に存在するのかについて心を開き、故郷でさえ自分が思っていたよりもはるかに大きいこと、物事ははるかに大きく、自分が知りたいと思ったり理解したいと思ったりしたよりもはるかに多くのことが起こっていることに気づいたのだと思います。」と説明しました。

そして今後のリリについて、「それで、彼女は外の世界で何が起こっているのかを知った今、何を選ぶのでしょうか? そして、彼女が選択をしたら、私たちは彼女が全力を尽くすことを知っています。私たちが彼女に期待するであろう全く予想外の選択肢に彼女が傾倒するとは、どういうことでしょうか? それはとてもクールだと思います。」と述べました。

シーズン2に関する具体的な話し合いがあったのかと質問されたドミニク・ソーンさんは「いいえ、まだです。」と回答し、その発言の真偽は別にして一旦否定の態度を見せました。

5月のインタビューでスタジオ幹部はシーズン2について「様子見」と語っていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/marvel-tv-boss-reveals-disney-plus-mcu-serieses-future-plan/”]

リリはアベンジャーズ映画にも登場の可能性があるとされていますが、公式にはまだ発表されていません。

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ドラマ「アイアンハート」は映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」の後日譚として、世界に名を刻むことを決意したリリが故郷シカゴに戻り、テクノロジーと魔法が対決する作品。アイアンスーツを製作するという彼女の独自のアプローチは素晴らしくも、その野望を追求する中で、彼女は謎めいていながらも魅力的なパーカー・ロビンス、通称「ザ・フッド」と出会うことになります。

「アイアンハート」は「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督が製作総指揮を担当、脚本は「スノーピアサー」のチナカ・ホッジさんが執筆。

アンソニー・ラモスさんがヴィランのザ・フッド(ザ・フード)を演じる他、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」のオールデン・エアエンライクさんがジークを演じるとも。その他、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」からMIT職員役のジム・ラッシュさんが再登場します。

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月24日 より米国でディズニープラスで初回3話配信予定です。

ソース:Ironheart Season 2 Status & Show Future Addressed by Lead Star (Exclusive)

【ネタバレ注意】アニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」には非常に興味深いキャラが登場すると言う

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」では、予想もしなかったキャラクターが紹介されると報じられました。本作はアヌシー・アニメーション・フェスティバルのパネルで第1話を初公開、ワカンダの1万年の歴史の中で数人の戦士に焦点をあわせて描いていますが、4つのエピソードのうちの1つでは未来へ旅することもあると言います。

※これより先は「アイズ・オブ・ワカンダ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

スクーパーのMTTSH氏は、本作に「イントルーダー」と呼ばれる遥か未来から来たブラックパンサーが登場すると報告。

海外メディア CBM は、このブラックパンサーは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に登場すると噂されている新しいブラックパンサーとはまた違うものだろうと推測し、イントルーダーが過去あるいは現在のワカンダの戦士たちにホードの到来を警告するだろうと指摘しています。

最近のコミックでは史上初の白人のブラックパンサーも誕生しており、どのようなブラックパンサーになるのかは想像も出来ないと記事は言います。

トッド・ハリス監督は最近のインタビュー「それぞれの人物の視点で歴史を捉えるというアイデアが本当に気に入りました。物語は西洋青銅器時代の終わりに始まり、その火花が時を超えて響き渡る壮大なスパイ物語の火蓋を切ります。ワカンダの素晴らしさを背景に、ワカンダ流のジェームズ・ボンド、そして時にはジェーン・ボンドのようなスパイが描かれるのです。」と語っていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-eyes-of-wakanda-show-runner-explains-highlights/”]

本作には映画「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督がプロデューサーとして参加。全4話にわたって、ワカンダという謎に満ちた国家が歴史の舞台裏で何をしてきたかについて描いています。

アニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」は 2025年8月6日 米ディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「アイアンハート」、主演ドミニク・ソーンさんが「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、「シークレット・ウォーズ」出演に「可能性はある」

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」で主人公のリリ・ウィリアムズを演じるドミニク・ソーンさんが、来年公開予定の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や再来年公開予定の映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」への出演の可能性について言及しました。

海外メディア The Direct とのインタビューでアベンジャーズ映画への出演の可能性について質問されたドミニク・ソーンさんは「なんて言えばいいんでしょう。可能性はあるかもしれませんが、まだわかりません。どうなるか見守ってください。」と回答。毎度の事ながら多くは語れない契約になっていると思われる中、出演の可能性をほのめかしました。

また、「アイアンハート」の最新予告で紹介された魔法のアーマーについて質問されると、「これまでも、その兆候や予感は少しずつありました。ご存知の通り、ここまで辿り着くまでの過程を通して。でも、テクノロジーと魔法がどのように融合し、どのように連携し、どのように衝突するのかという点において、これは間違いなく新しい領域だと感じています。」と述べました。

リリ・ウィリアムズは「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」でも映画出演しており、MCUのヤング世代ではミズ・マーベル/カマラ・カーンと並んで登場回数が多いキャラクター。

一方でドラマにしか登場していないイーライ・ブラッドリーや、映画にしか登場していないアメリカ・チャベスなど、彼らがどのように集めっていくのかも注目されています。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

ソース:Ironheart Star Dominique Thorne Teases Her Avengers: Doomsday & Secret Wars Appearance (Exclusive)

【噂話】ヤング・アベンジャーズの片鱗は意外にも年内に見られると言う

マーベル・スタジオが計画中と噂されている「ヤングアベンジャーズ」あるいは「チャンピオンズ」に関して、意外なことに年内にその一部が紹介される予定である事が報じられました。若手スーパーヒーローがチームを組む事は映画「マーベルズ」のラストで示唆されていますが、スタジオは具体的な計画を発表していません。

スクーパーの MTTSH 氏がサブスクメンバー向けに報告したところによると、今秋配信予定のアニメ「マーベルゾンビーズ」ではカマラ・カーン、ケイト・ビショップ、リリ・ウィリアムズの3人が協力してひとつ屋根の下に暮らしていると言います。そこは「厳重に警備された邸宅」で、彼女らは食料を探しに行く時以外は外出しないとの事。

「マーベルゾンビーズ」はアニメ作品であるため、多くのファンが求めているものとはやや違ったものになりますが、年内にも若きヒーローたちが協力する様子が公開される事になるようです。

2023年の「マーベルズ」でカマラ・カーンがケイト・ビショップに声をかけて以来、チームの計画の進展はスクリーン上で描かれていません。当時、既に全員が集合してチームを結成済みとするアイデアがあった事も明かされています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-the-marvels-deleted-young-avengers-assemble/”]

2024年になってコミックの「ヤングアベンジャーズ」のメンバーであるウィッカンが登場する「アガサ・オール・アロング」が配信されましたが、ここではチームに関して何も描かれていませんでした。

2024年の11月、ディズニーのワールド・オブ・マーベル・レストランでは、新しいマーベル・セレブレーション・オブ・ヒーローズ:グルート・リミックス・ショーの中で、スタチュア/キャシー・ラング(キャスリン・ニュートンさん)、アイアンハート/リリ・ウィリアムズ(ドミニク・ソーンさん)、アメリカ・チャベス(ソーチー・ゴメスさん)が集まる映像を公開。映画やドラマに先駆けて、ディズニーパークにて一部メンバーが集結しました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-young-avengers-disney-treasure-cruise-ship/”]

今月配信予定のドラマ「アイアンハート」はリリ・ウィリアムズを主人公としており、ここでチームに関する何らかの進展を期待したい所ですが、このドラマは「マーベルズ」よりも1年前に公開された「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」よりも前に完成していた作品である事を考えると、極秘の追加撮影でも行われていない限りその可能性は低そうです。

アニメ「マーベル・ゾンビーズ」は 2025年10月3日 より、米ディズニープラスで配信予定です。

【噂話】ドラマ「ヴィジョンクエスト」のヴィランで5年前の伏線を回収か

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ヴィジョンクエスト」のヴィランはまだ判明していませんが、新たな予測では2021年に登場したキャラクターが再登場すると見られています。

本作ではウルトロンを筆頭に、ジョカスタやイーディス、フライデーなど、トニー・スタークが生み出したAIが再登場するとされています。

それとは別に本作では「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で訪れたマドリプールが再登場すると報じられており、そこの支配者であるパワーブローカー/シャロン・カーターが「ヴィジョンクエスト」の黒幕になるのではと予想されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-vision-quest-visit-madripoor-again/”]

シャロン・カーターはスティーブ・ロジャースの恋人ペギー・カーターの姪孫で、S.H.I.E.L.D.のエージェント13として「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」に登場。以降も「シビル・ウォー」で登場しスティーブ・ロジャースに協力しましたが、それが原因で政府から追われる身になったことが「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で描かれ、犯罪組織のボスとして再登場していました。

しかしその事実を知るものは誰もおらず、サム・ウィルソンの口利きでシャロンは恩赦を得て無罪に。パワーブローカーとしての仮面を隠したまま、アメリカの機密情報や最新兵器にアクセス出来る立場に戻るエンディングで終わっていました。

「ヴィジョンクエスト」ではシャロンが S.W.O.R.D. のデータベース等からヴィジョンが再生された事を知り、手に入れようとする可能性が海外ファンの間で噂されています。パワーブローカーがトニー・スタークが作ったAIにボディを与えて兵器化し、売りさばこうとしているという流れとなるのでしょうか。

シャロンの変貌ぶりについては当初、スクラル人ではないかとも考えられていましたが、スクラルにフォーカスをあてたドラマ「シークレット・インベージョン」では一切触れられずに終了したことで、現状ではシャロン本人であると考えられています。

実際に「ヴィジョンクエスト」にパワーブローカーが登場した際には、シャロンが何を経験し、何を目指すようになったのかが、2021年の配信から来年の配信まで5年を経て、その詳細が判明する事になるのでしょうか。

ドラマ「ヴィジョンクエスト」(仮)は 2026年 に米ディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「アイアンハート」、新トレーラー公開で魔法のアーマーや新しいAIを紹介

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」の第2弾予告が公開されました。今回のトレーラーでは本作のヴィランに対抗するためのアンチマジック・アーマーと見られる新しいパワードスーツや、新しいAI「N.A.T.A.L.I.E.」が紹介されています。

新しいアーマーはテクノロジーと魔法の融合した産物となるようで、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」で削除されたドクター・ストレンジのアイアン・アーマーバージョンであるアイアン・ストレンジを映像化しなおしたようなものになっているようです。

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そして、新しいAIである N.A.T.A.L.I.E. は人間の身体を映像投射出来るようで、トニー・スタークのAIにはなかった新機能。

コミックのアイアンハートのAIはトニー・スタークの人格モデルを搭載してスタートしていますが、MCUではリリとトニーに接点がないため、コミックの次期モデルである N.A.T.A.L.I.E. を直接採用。死亡したリリの友人ナタリー・ワシントンの人格をモデルに作られているAIです。

今回の予告も前回同様に Bad 評価が目立ちますが、公開6時間後に100万再生で Good が2.4万、Bad が1.4万と、前回に比べるといくらかマシになっているようです。

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ドラマ「アイアンハート」は映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」の後日譚として、世界に名を刻むことを決意したリリが故郷シカゴに戻り、テクノロジーと魔法が対決する作品。アイアンスーツを製作するという彼女の独自のアプローチは素晴らしくも、その野望を追求する中で、彼女は謎めいていながらも魅力的なパーカー・ロビンス、通称「ザ・フッド」と出会うことになります。

「アイアンハート」は「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督が製作総指揮を担当、脚本は「スノーピアサー」のチナカ・ホッジさんが執筆。

アンソニー・ラモスさんがヴィランのザ・フッド(ザ・フード)を演じる他、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」のオールデン・エアエンライクさんがジークを演じるとも。その他、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」からMIT職員役のジム・ラッシュさんが再登場します。

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月24日 より米国でディズニープラスで初回3話配信予定です。

ドラマ「ムーンナイト」のヴィランは当初、別のキャラだったが削除されたと脚本家が明かす、シーズン2についても言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」の初期の脚本を担当したジェレミー・スレーターさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、開発当初、ヴィランはアーサー・ハロウではなかった事を明かしました。また、今後のシーズン2の可能性についても言及しています。

スレーターさんは、ディズニープラスで視聴した「ムーンナイト」が、自身が書いた脚本とはかなり違っていたとしつつ、「最終的に(マーベルは)別の方向に進み、監督は自ら脚本家チームを編成しました。こんなに大きな砂場で遊ぶとなると、誰かのおもちゃを借りて短い時間遊ぶようなもので、結局は自分のものではないんです。それは最初から分かっていたので、全く驚きませんでした。」と続け、そのプロセスについて特に不満を抱いているわけではないと述べました。

そしてスレーターさんが執筆当初に想定していたヴィランはコミックの宿敵であるラウル・ブッシュマンだったとし、それが変更された理由についても明かしました。

マーク・スペクターがコンスのアバターだとしたら、ブッシュマンを別のエジプトの神のアバターにして、二人で戦わせるのが狙いだったんです。私たちが何度も直面した問題は、「ブラックパンサー」が公開されたばかりで、マイケル・B・ジョーダンがあの映画でキルモンガー役を素晴らしく演じていたため、彼の影があまりにも大きくて…それで私たちが書いたものはすべて、少し模倣っぽくなってしまったんです。

スレーターさんは2022年に配信された「ムーンナイト」から遡って、映画「ブラックパンサー」が公開された2018年ごろに脚本執筆にあたっていたようですが、その「ブラックパンサー」に登場するキルモンガーとラウル・ブッシュマンというキャラクターが似ていた事で計画を変更したとし、ムーンナイトに対する別の神のアバターとしてブッシュマンではなくアーサー・ハロウが採用され、アメミットのアバターとして最終的に対決しました。

ドラマ版ではラウル・ブッシュマン役にロイック・マバンザさんがキャスティングされ、5話でマークのトラウマを振り返る中で米軍時代の元上官として登場。(日本語字幕版では名前表示なし)発掘隊員を殺害した張本人として、ほぼコミックどおりに描かれていました。

「ブラックパンサー」の1作目からも「ムーンナイト」シーズン1からも十分な時間が経過した現在、シーズン2でラウル・ブッシュマンがヴィランとして戻って来る可能性はあるのでしょうか?

シーズン2への関与について質問されたスレーターさんは次のように回答しました。

もしまたムーンナイトが登場するなら、ボールはケヴィン・ファイジとオスカー・アイザックの手の中にあります。ケヴィンがあのキャラクターをどう使うのがベストなのか、どんなストーリーが適切なのか、そしてそれを実現させるのに適したストーリーテラーは誰なのか、それを見つけ出したら、どこかの時点で起こるでしょう。ムーンナイト再登場の日がなかったらと思うとショックです。

スレーターさんの発言どおりであれば彼はシーズン2には関与していないようですが、いずれ実現すると確信しているようです。

ジェレミー・スレーターさんは「ムーンナイト」シーズン1の執筆後、「ゴジラxコング:ザ・ニュー・エンパイア」、「モータルコンバット2」、「コヨーテvs.アクメ」などマーベルとは関係のない作品を担当しており、現時点でMCUに戻る予定はないようです。

ムーンナイトはブレイドらと合流して「ミッドナイトサンズ」を結成し、MCUの超自然的な現象の対処にあたると予想されていますが、今のところ具体的な計画は公式発表されていません。

ドラマ「ムーンナイト」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Moon Knight Creator Reveals Series Originally Featured a Much Different Villain (And Why They Got Cut)