ディズニープラスの「This Is Me:Pride Celebration Spectacular」でドラマ「ワンダヴィジョン」の曲が登場

ディズニープラスの「This Is Me:Pride Celebration Spectacular」で、ドラッグパフォーマーのジャッキー・コックスさんがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」に挿入されたアガサ・ハークネスの「Agatha All Along」を歌う事が報じられました。

「This Is Me:Pride Celebration Spectacular」バーチャルコンサートはLGBTQ +の声を祝うもので、何年にもわたるさまざまな映画やシリーズからディズニーの象徴的な曲のいくつかを演奏する無数のエンターテイナーが出演。この番組のホスト、パフォーマー、ディレクター、プロデューサーは主にLGBTQ +コミュニティのメンバーで構成されており、コンサートはディズニー・ミュージック・グループとディズニー・プライド・エンプロイー・リソース・グループとのパートナーシップで制作されました。

スペシャルの予告編が最近YouTubeにアップロードされています。

バーチャルコンサート「This Is Me:Pride Celebration Spectacular」は現地時間の6月27日配信予定で、日本での配信は未定です。

ソース:WandaVision: Agatha Will Have a Solo in Disney+ Pride Celebration

ドラマ「ロキ」監督、シルヴィは原作とは異なると明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」のケイト・ヘロン監督が、ソフィア・ディ・マルティーノさん演じるシルヴィについて、彼女が今後どこへ向かうのかについて、海外メディア Entertainment Tonight とのインタビューで語りました。

シルヴィが「レディ・ロキ」と「エンチャントレス」のハイブリッドキャラクターではないかという質問に対し、監督は以下のように述べました。

もっと掘り下げられるべきことがあると思います。ひとつ言えるのは、彼女はコミックとは違うということです。彼女はMCU独自のキャラクターですが、明らかに引用されているものもあります。彼女のキャラクターは、逃亡生活を送っていて、シルヴィと呼ばれ、髪を染めていますね。私たちがシルヴィから連想するブロンドはその意味で演じられていますが、私たちのストーリーの中では彼女のキャラクターにとって意味のあるものです。でも、それ以上に、彼女のキャラクターについては、もっと明らかになることがあります。

また、なぜ「シルヴィはロキと呼ばれることを好まないのか」など、ファンの疑問はこれから明かされていく事を示唆しました。

私が一番言いたいことは コミックに登場するロキは、MCUのキャラクターとは明らかに異なるキャラクターです。私はそのキャラクターを愛していますし、彼女は非常に異なる旅をしてきたと思います。しかし、私たちのシルヴィは、その意味では女性のロキです。エピソード1と2では、彼らは追跡しているのがロキであることを知りましたが、これは議論の一部だと思います。トム・ロキのようなロキが、「待てよ、俺の人生をどれだけ知っているんだ?お前は誰だ?」そして、本当の質問は、「彼女は何者なのか?」ということだと思います。なぜ彼女はロキと呼ばれることを嫌うのか?彼女の過去はどうなっているのか?彼女はどこから来たのか?それはショーが進むにつれて議論されていくでしょう。

3話ではロキとシルヴィの共通点が判明する一方で、本当に変異体であるのかも曖昧な状態に留められています。本作のテーマのひとつが「グレーゾーン」という事もあり、真実が明かされるまではまだ時間がかかるのかもしれませんし、もしかするとシーズン1では明かされない可能性もあるのかもしれません。

とはいえ先日公開された新たなトレーラーではシルヴィの幼少期が描かれていますし、4話以降でも新たな事実が判明するのは確実なようです。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第4話は 2021年6月30日 配信です。

ソース:‘Loki’ Director Talks Loki Being Bisexual, Sylvie’s Comic Origins and That Cliffhanger (Exclusive)

ドラマ「ロキ」、3話のイースターエッグをピックアップ

2021年6月23日配信のドラマ「ロキ」エピソード3「ラメンティス」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

Demons

今回のオープニング曲はヘイリー・キヨコ・アルクロフトさんの「DEMONS」。日系アメリカ人のシンガーソングライターで同性愛をテーマにした楽曲で注目を集めている方で、今回のエピソードにも沿った曲だと言えるでしょう。

また悪魔か!と思ってしまいますが、当ブログでも再三お伝えしているように、監督いわく「メフィストは登場しない」との事。ここは深読みしなくていいのでしょうか。

この曲では「私の中には悪魔がいる」「何かが私から全てを奪っていく」と歌っており、C-20の頭の中に入り込み、情報を奪おうとする変異体のシーンとオーバーラップさせています。

タイムキーパーを見つける方法

2話でC-20が口走っていたタイムキーパーを見つける方法とは、予想だにしないシンプルな方法でした。金色のエレベーターで上に行くだけ。TVAは明らかに広大な施設ですが、その詳細な構造は不明で、エレベーターが何基あるのかもわかりません。他の色のエレベーターが存在しているのでしょうか。

雷の後に来るヤツ

マーケットの外を映す防犯カメラ映像には雷鳴の後に空を見上げるロキの姿が映っています。

©2021 MARVEL,Disney

映画「アベンジャーズ」でも「雷の後に来るヤツが嫌いだ」と言ってたので、兄が来ないか警戒しているのかもしれません。

TVAで力は使えない

TVAに侵入した変異体ですが、1話から言及されているようにその魔法は封じられているようです。1話の説明からするとミュータントの特殊能力なども使えないと考えられますが、例えばスティーブ・ロジャースのような薬による力や、トニー・スタークなどのテクノロジーは使えるのか、などなど興味がわくポイントでもあります。

変異体は本家ではほとんど見たことがなかった格闘によるアクションシーンを見せてくれました。

ロキの短剣ムーブ

前回の出動前に没収された短剣を回収して、変異体を追うロキ。短剣をくるっと回すシーンは映画「マイティ・ソー/バトルロイヤル」の予告編ではあったのに本編からは削除されたシーンをオマージュしています。

©2021 MARVEL,Disney

タイムパッド

レンスレイヤーに追い詰められた二人のロキは咄嗟にタイムパッドを使いどこかへと転送。

そしてタイムパッドを巡って争うロキと女性のロキ。ロキは映画「アベンジャーズ」でコールソンにやったように魔法で騙し、相手の背後を取りましたが、2話でメビウスに語ったように背後から刺すような真似はしませんでした。

女性のロキが「ロキ」と呼ばれる事を嫌うシーンは気になるポイントです。

©2021 MARVEL,Disney

ラメンティス

コミックにもラメンティスは登場しています。コミック「Annihilation: Conquest Prologue (2007) #1」で登場したラメンティスはクリー宙域の端っこに存在する星となっています。2077年のクリーはどういう状況になっているのでしょうか。

©MARVEL

コミックのラメンティスでは主にフィラ=ベルやムーンドラゴンの物語が展開されています。フィラ=ベルはキャプテン・マーベル(キャロル・ダンバースではなく、クリーのマー=ベル。MCUでいうとウェンディ・ローソン博士として地球で四次元キューブを研究していた人)の娘で、ムーンドラゴンはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのドラックスの娘です。

ちなみにラメンティスはラテン語で悲しみを意味する言葉を由来としています。

シルヴィ

タイムパッドのチャージに向かう道中で、「私はロキではなく、今はシルヴィ」と名乗った女性版のロキ。このシルヴィのフルネームがシルヴィ・ラウフェイドッティルである事が2話から分かっており、コミックのエンチャントレス/シルヴィ・ラッシュトンとは別のキャラクターである可能性が指摘されています。

それぞれの魔法のについて、吹替版では単に「魔法」と称されていますが、英語ではこのシルヴィの魔法はエンチャントと表記されており、こういう部分ではエンチャントレスをほのめかしています。ちなみにロキの魔法はトリックと表現されています。

©2021 MARVEL,Disney

この時点でシルヴィの目的はタイムキーパーである事が示唆され、ある意味でロキと同じと言えます。

パトリス

民家に押し入ろうとしたシルヴィが吹き飛ばされたのを見て、ロキは見つけた写真から民家の主へと変身し、中にいる夫人に話しかけます。しかし、「パトリスはこの30年間そんな事言ったことがない」とあっさり見破られ、シルヴィ同様に吹き飛ばされてしまいます。

夫人のリアクションと言葉から本物のパトリスは生きている可能性が高そうですが、どちらにせよラメンティスが滅びる事を考えると、夫婦の物語の真相は不明のまま終わるかもしれません。

ヒックス伍長とハドソン上等兵

ロキが列車に乗り込もうとした際に切符を要求した二人の人物はクレジットからヒックス伍長とハドソン上等兵である事がわかります。この名前と階級は1986年の映画「エイリアン2」に準じています。

©2021 MARVEL,Disney

エイリアンフランチャイズの配給権は20世紀FOXが所持していましたが、ディズニーが買収した事でいずれはディズニープラスで配信されるかもしれません。

ロキとシルヴィ

列車内に入ったロキとシルヴィは座席につき、質問の応酬を繰り広げます。しかしこのシークエンスで語られるのはロキの身の上話であり、シルヴィの事はほとんど判明しません。

ロキが母フリッガを愛している事を再確認できるシーンとなっています。

ロキとシルヴィの共通点として、フロストジャイアントのラウフェイの子供である事は確実ですが、シルヴィもオーディンとフリッガに育てられたのかというと、そういう感じでもない様子。となると、幼少期(ともすれば生まれた時点)からすでに違う人生を歩んでいる変異体という事になりそうですが、TVAはその頃からシルヴィを狙っていたのでしょうか。

今後、幼少期のシルヴィが物語に登場するようなので、何かが明かされるかもしれません。

郵便配達員

シルヴィは郵便配達員と恋愛関係である事を明かしました。

マーベル・コミックスの中で有名な郵便配達員であるウィリー・ランプキンは2005年と2007年の映画「ファンタスティック・フォー」シリーズでも実写化され、スタン・リー名誉会長が演じました。コミックのウィリーとロキの間には特に関係性はなく、映画のファンタスティック・フォーの世界がマルチバースのひとつだとしても、彼と恋愛しているとは考えにくいかもしれません。

Image from 「ファンタスティック・フォー」©20th studios

またポストマンというコードネームのミュータントも確認されていますが、こちらもコミック上でロキとの関係性はなく、シルヴィのお相手ではないと考えられます。

ちなみに「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」のラストでFedexの配達員に扮したスタン・リー氏が登場し、その後「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」にて宇宙のとある場所でウォッチャーと話をするシーンがありましたが、厳密には郵便配達員とは違うため、こちらも可能性は低そうです。

ロキのセクシュアリティ

MCUのロキもバイ・セクシャルである事が公式に明かされました。

アスガルドの歌

ロキが歌うシーンでは英語字幕をオンにしているとロキがアスガルド語で歌っていることがわかります。一部英語で「彼女は歌う、帰れと歌う」と歌っています。

このアスガルド語というのは実際にはノルウェー語だそうで、海外ファンがノルウェー語から大まかに英語に訳したものがネット上でシェアされています。これをさらに日本語にすると「嵐のような黒い山の中で私は一人でさまよっている。氷河を越えて私は自分の道を作る。リンゴ園で最後には茎が出てきて、待っている。”いつ帰ってくるの?”と歌いながら。」といった内容の歌詞のようです。

まわりの音楽隊や乗客も合わせて歌っていますが、ラメンティスの人たちがアスガルド語(あるいはノルウェー語)や英語を理解するかどうかは深く考えないほうがいいのかもしれません。音の真似をしているだけの可能性は充分にあります。

以前にドラマ「ワンダヴィジョン」のソコヴィアの歌の公式英訳歌詞が公開された事があるので、こちらもそのうち公開されるかもしれません。

もう一杯!

機嫌が良くなったロキは「もう一杯!」とグラスを床に叩きつけ割ってしまいます。

これは映画「マイティ・ソー」でロキの兄であるソーも同様でした。アスガルドのおかわりの慣習であると考えられますが、当時ソーの周りにいたジェーン・フォスターやダーシー・ルイスは驚き、この行為を叱責しました。

しかしこの列車では誰も何も言いません。宇宙から見ると地球の慣習のほうがおかしいのかもしれません。

ちなみにこの「おかわり」の表現として食器を割るというアスガルドの慣習はクリス・ヘムズワースさんのアドリブだったと言われています。

兜は武器

警備員に囲まれたシルヴィは兜を取り外し、それで敵を殴りつけます。

映画「マイティ・ソー/バトルロイヤル」でもロキが兜で敵を倒すシーンがあり、シルヴィがロキの変異体であることを表現しているようです。

ロキの名物カット

ロキが横たわる名物カットは2話でもありましたが、今回もまた登場しました。もともとは「マイティ・ソー/バトルロイヤル」でドクター・ストレンジに落とされた事が始まりでした。

©2021 MARVEL,Disney

シルヴィの叫び

怒りを爆発させたシルヴィが叫ぶと緑色の魔力の爆発が描かれます。

©2021 MARVEL,Disney

コミックのシルヴィと言えばエンチャントレスという事を度々紹介してきましたが、シルヴィは二代目のエンチャントレスであり、初代はアスガルド人のアモラという女性でした。

アモラは声に魔力がある魔女で人々を操る力を持っていました。アモラにはより強力な声をもつ妹のローレライがおり、こちらはドラマ「エージェント・オブ・シールド」に登場。コールソンやエージェント・ウォードを誘惑し、S.H.I.E.L.D.を内側から支配しかけましたが、アスガルドから来たレディ・シフによって阻止されました。

MCUのシルヴィの声に何らかの特別な力があるとすれば、アモラとの共通点も増えて来る事になります。

箱舟

箱舟で脱出するプランは映画「マイティ・ソー/バトルロイヤル」のストーリーをなぞっています。

箱舟での脱出は失敗するはずですが、我々が乗り込めば変わるかもしれないと提案します。

シルヴィの魔術

シルヴィのマインドコントロールは肉体的に接触する必要がある事が明かされます。

©2021 MARVEL,Disney

これは2話で見られた通りの説明ですが、相手の精神力の強さによって成功率も変わるようです。

ロキは「私よりよっぽどすごい」と称賛しますが、ワンダやアガサのマインドコントロールと比べると少々弱いと言わざるを得ません。

TVAについて

シルヴィは冒頭に登場しているハンターC-20がTVAに入る数百年前の記憶を思い出させて操ったと説明します。この事は英語と日本語吹替のみで示されている事で、日本語字幕の場合は「TVA以前の記憶を引き出した」としか説明されません。しかし冒頭のシーンはどうみてもここ数十年以内のダイナーにしか見えません。TVAの兵士として働くようになってから地球時間で数百年経つという意味だと考えられます。

「彼女は普通の地球人、マルガリータ好きの」と説明し、「職員がタイムキーパーに作られたというのは嘘で、全員が私達と同じ変異体。」と続けました。

ここで得られた情報は「C-20が地球人である事」と「全員が変異体」という事。職員全員が地球人かどうかは不明で、1話でスクラル人が連れてこられていた事を考えると、いろんな星の人間がいると考えるほうが自然かもしれません。

ただし、映像的にはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーに見られるような多様な宇宙人を見かける事はありません。地球人と見た目の区別がつかないアスガルド人やピンク・クリーなどもいますから、今の所はなんとも言えなさそうです。

全員が地球人だとするならば、TVA内のやり取りが英語と西暦がベースになっていることは納得が行きやすくなりそうです。

シルヴィの言うことが真実だとすればレンスレイヤーもやはり変異体なのでしょうか。コミックのレンスレイヤーはマルチバースにまたがって様々なバージョンが描かれているため、むしろしっくり来る気もします。

メビウスが1990年代を好むのはその時代から連れてこられた変異体なのかもしれません。

ロキの魔法?

箱舟に向かうロキとシルヴィですが、隕石の落下は激しくなり、街はひどい有様になっていきます。その中で不思議なシーンが挿入されます。

倒壊する建物をロキが「任せろ」といって元に戻すシーンです。サイコキネシスのような念力というより、時間を巻き戻したような描画になっているのが印象的です。

もしかするとロキは冒頭のTVAのシーンでタイム・ストーンやその他のインフィニティ・ストーンを盗んでいる可能性があるかもしれません。

「マイティ・ソー/バトルロイヤル」でもアスガルドの宝物庫から四次元キューブを盗んでいた前科持ちですし、タイムパッドが壊れて取り乱したシルヴィと違って妙に落ち着いているのは、最終的にスペース・ストーンで脱出するという奥の手を隠しているのかもしれません。タイムパッドをタイム・ストーンでチャージ済みの状態にも戻せそうですが、壊れたタイムパッドは地面に放置してきていると思うので手元に再現できるのかどうかはよくわかりません。

最終的に箱舟が壊れ、脱出手段を失った絶体絶命の状態で3話が終了します。ロキがインフィニティ・ストーンを持ち出していないなら、メビウス達TVAが逮捕という名目で救出にくるのでしょうか。しかし災害間近のポイントなので、TVAがここを見つけるのには苦労しそうです。

ダーク・ムーン

エンディングに挿入されているのは1957年、ボニーギターの「ダーク・ムーン」。

日本でも同年に浜村美智子さんによってカバーされています。

歌詞(英語版)に注目すると「ダーク・ムーン あなたの光が消えていく それは愛を失ってしまったからなの?」と歌われています。ラメンティスの滅亡を意味するようでもあり、ロキやシルヴィを表しているようでもあるなかなか意味ありげな内容になっています。

母体であるロキがフリッガの愛を失ったことで、変異体であるシルヴィもまた何かの愛を失ってしまったのでしょうか?

エンディング中の映像がどの程度本編と関係があるかはわかりませんが、3話の内容もTVAが調査している様子が伺えます。

©2021 MARVEL,Disney


今回はエピソードを通して、ロキが「シルヴィが信頼に足る人物かどうか」を見定める試験のように見えました。メビウスとの本格的なバディものが始まるかと思いきや意外な展開を見せましたが、シルヴィのロキらしさが丁度よく、ユニークな掛け合いを見せてくれました。

©2021 MARVEL,Disney

シルヴィについては名前以外はほぼ何も判明しないまま進行しました。エンチャントレスの可能性、レディ・ロキの可能性、MCUオリジナルの可能性を残して4話へと続きます。

新たに公開されたトレーラーからシルヴィの幼少期について今後何か描かれそうである事が判明しています。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第4話は 2021年6月30日 配信です。

映画「ブラックウィドウ」監督、「ディズニープラスで見る人はタイトルシークエンスをじっくり見る事をおすすめ」

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」の劇場公開とディズニープラスでの配信を控え、ケイト・ショートランド監督が海外メディア GIZMODO とのインタビューの中で、ディズニープラス視聴者に向けてアドバイスを贈りました。

インタビューの中で「ディズニープラスのいいところはじっくりと見られる事です。視聴者が探すべきイースターエッグはありますか?」と聞かれた監督は次のように述べました。

タイトルシークエンスには、後に繋がる本当に素晴らしい小さなシーンがいくつかあります。

「ブラックウィドウ」のタイトルシークエンスについて、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、ここがブラックウィドウの舞台となるとコメントしています。

これはとてつもなく素晴らしいもので、結果的に、ナターシャのキャラクターのトーンとバックストーリーを設定するのに役立つ、珍しいオープニング前のタイトルシークエンスのひとつとなりました。

すでにタイトルシークエンスを見た批評家からは、「不気味」という声も上がっており、ケヴィン・ファイギ社長は、このシークエンスには「ユニークなビジュアルと泣き叫ぶ子供たち」が登場すると語っています。

映画「ブラックウィドウ」は 2021年7月8日 劇場先行公開、2021年7月9日 より ディズニープラスでのプレミアアクセス公開です。

ソース:Black Widow’s Cate Shortland Tells Us Why Now Is the Time for Natasha’s Film

ドラマ「ワンダヴィジョン」の初期コンセプトアートが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」で未使用に終わったコンセプトアートが公開されました。マーベル・スタジオのヴィジュアル開発スーパーバイザーのジャクソン・ジィーさんが自身のTwitterにて公開しています。

投稿には「初期のプリプロダクションで行われたWandaVisionキーフレーム。これは、HEXの概念を説明するためのもので、ワンダの世界に足を踏み入れたときに物事がどのように移行および変化するかを示しています。」とコメントを添えています。

左側はHEXの外側を描いてあり、軍人(S.W.O.R.D.のエージェント?)がHEX内に入る事でパレードへと変貌する様子を表現しています。また、子どもたちが大勢描かれている様子から、初期のプロットではウェストビューの子供は人質にはされていなかった事が伺えます。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ドラマ「ロキ」、新たな動画”Meet Sylvie Featurette”が公開 ─ ケイリー・フレミングちゃんの姿も確認

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の新たな動画「Meet Sylvie Featurette 」が公開されました。かねてより噂になっていた、「ウォーキング・デッド」シリーズのジュディス・グライムス役などで知られているケイリー・フレミングちゃんの姿も確認出来ます。

フレミングちゃんはヤング・シルヴィとしてキャスティングされている事が報じられていましたが、シルヴィと同様の服装をしている所を見ると、報道通りではないかと考えられます。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第4話は 2021年6月30日 配信です。

トム・ヒドルストンさん、ドラマ「ロキ」3話の「愛は短剣」について言及

先日配信されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の3話の中で描かれたロキとシルヴィのやり取りのシーンで、二人の恋愛経験について明かされました。そして愛とは何かという問いかけに「愛とは憎しみ」だと言うシルヴィに対し、ロキは悩んだ末に「愛とは短剣」だと喩えました。

「ロキ」の脚本家であるマイケル・ウォルドロンさんと主演のトム・ヒドルストンさんは、Marvel.com とのインタビューの中で、このシーンについて語りました。

インタビューの中で、ヒドルストンさんはシルヴィの「悪いたとえだ」という指摘に同意しました。

これはロキが自然に思いついたことのひとつです。愛と他人を信じること、そして何かの理由で愛することも信じることもできないことについて話し合っていて、ロキは何か深いものを思いついたと思ったんです。
シルヴィにとっては、ロキの尊大さというバブルを破裂させるチャンスなのです。彼はいつも深い事を思いついたと感じているけど、実際には特に深くはないんです。

ウォルドロンさんは、このシーンを書いた時の事を以下のように説明しました。

あれは本当にすぐに書き上げました。結婚式を控えた2週間の間にエピソード3を修正していたのを覚えています。面白いことに、あれはおそらく最もロマンチックなエピソードです。あの時、ロキは少し酔っ払っていました。それが私を解放してくれました。”あまり深く考えないで “という感じで、ロキがここで考えるであろうことを最初に考えました。

ウォルドロンさんは、ロキが納得できるような意味を持つ必要はないことを指摘し、アスガルド人の多くの比喩のように「ほとんど」機能したと認めています。

意味があるようでないような喩えを繰り広げる二人はまさしくロキであり、二人の冒険とTVAの気になる真相は次のエピソードへと持ち越されています。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第4話は 2021年6月30日 配信です。

ソース:‘Loki’: The Meaning Behind ‘Love Is A Dagger’

映画「ブラックウィドウ」、日本向けCMでマーベル声優がアッセンブル!?

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」の日本向け特別映像として、2021年7月1日よりオンエア予定のTVCMがウェブで先行公開されました。キャプテン・アメリカを担当する中村悠一さんを始めとした、MCU吹替版でお馴染みの声がナレーションしています。

ナレーションとして登場するのはキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース役中村悠一さん、ハルク/ブルース・バナー役宮内敦士さん、ソー役三宅健太さん、ロキ役平川大輔さんの4人。

映画「アベンジャーズ」の6人のヒーローのうち、昨年死去されたアイアンマン/トニー・スターク役藤原啓治さんが不在なのは仕方ないとして、ホークアイ/クリント・バートンの宮迫博之さんが仲間外れにされてロキが加わっているのはやはり大人の事情が絡んでいるのでしょうか。

映画「ブラックウィドウ」は 2021年7月8日 劇場先行公開、2021年7月9日 より ディズニープラスでのプレミアアクセス公開です。

ドラマ「ロキ」、監督がロキがバイ・セクシャルである事を認める

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の監督を務めたケイト・ヘロンさんが、ロキがバイ・セクシャルである事を「公式設定」としてツイートし、話題になっています。昨日配信された「ロキ」の第3話「ラメンティス」の作中にて、ロキ本人が語る一幕がありました。

監督はそのシーンのスクリーンショットを貼りつつ、「ロキがバイセクシャルであることを認めることは、私にとって重要であり、私の目標でもありました。それは彼が誰であるかの一部であり、私もそうです。これは小さな一歩ですが、私は嬉しくて、胸がいっぱいです。これは今、公式設定です。」とコメントを添えています。

また、シルヴィを演じたソフィア・ディ・マルティーノさんも監督のツイートを引用し、称賛しています。

そして、ロキを演じるトム・ヒドルストンさんも以前のインタビューにてロキのジェンダー・フルイドについて、「ロキはトリックスターなのです。境界やアイデンティティは常に流動的で、私はそれをとても楽しんでいます。キャストとして参加したばかりの頃、そのような話を読んだことを覚えていますし、それを探求する場があることをとても嬉しく思っています。」とコメントしていました。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第4話は 2021年6月30日 配信です。

ドラマ「ロキ」、ミス・ミニッツの声優タラ・ストロングさんが「今後多くが明かされる」と示唆

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」に登場するTVAのマスコット「ミス・ミニッツ」の声優タラ・ストロングさんが、海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューにて、このキャラクターに命を吹き込んだ経験について語り、シーズン残りの4エピソードに向けてファンが期待することを示唆しました。

インタビューの中でストロングさんは以下のようにコメントしました。

そうですね、私が言えるのは、ミス・ミニッツにまた会えるということです。まだまだたくさんのことが明らかになるので、その展開を見るのも楽しいですよ。第1話を見ると、おそらく彼女はスクリーン上の記録に過ぎないと思うのですが、第2話では、彼女がホログラムの形になり、ロキと対話できることがわかります。ロキは彼女に反応して『君は録画なのか、それとも生きているのか』と聞いてきたほどです。答えはまだわかりません。このキャラクターの素晴らしいところは、彼女が誰であるか、どこから来たのか、その生い立ちは何なのか、彼女にはどれほどの感覚があるのか、彼女がこのレースに参加しているのかどうか、そして彼女の意図があるとすればそれは何なのか、本当にわからないということです。テレビでも映画でも、ワクワクするような優れた冒険ものは、常にそのような疑問がつきまといます。だから彼女は魅力的なキャラクターであり、それは今後も続くでしょう。

これは「ロキ」のケイト・ヘロン監督が以前に語った、シーズンを通して「興味深い」旅をするキャラクターであることを示唆しています。それがどのような形になるのか正確にはわかりませんが、ストロングさんのようなアニメ界のベテランが声を担当するというのは、間違いなく重要なことです。

また、日本でも度々炎上に発展する声優と俳優の違いの問題について、「声優は声だけでキャラクターに命を吹き込むことに長けていますが、キャスティングディレクターが会いたいと思ったり、大きな興行収入をもたらすと思われたりして、カメラに映る有名人に抜かれてしまうのは事実です。」と、ストロングさんはインタビューの中で説明しています。

もし、2つの大作アニメを収録するとして、1つはオン・カメラの人たちが主演し、もう1つはずっと声優をやっている人たちが主演するとしたら、ちょっとした違いや、アクションに命を吹き込むために私たちが知っている他のことを間違いなく聞くことができるでしょう。ロビン・ウィリアムズやトム・ハンクス、そして私のお気に入りのマーク・ハミルのように、カメラとボイスオーバーの両方をこなす人を見ると、全体的にクロスオーバーが多いことがわかります。しかし、Aリストの有名人がアニメのセッションを受けに来て、他の人がやっていることを見てパニックになったりすることもあります。もちろん、それは演技であることに変わりはありませんが、演技の形が違うのです。タップダンサーにバレエをやっているかどうかを聞くようなものです。

さらに「インターネットが声優たちに、昔の声優たちが知らなかったような多くの愛を与えているのは素晴らしいことです」とストロングさんは続けました。

今、人々は自分の好きな声優が誰なのかを調べることができ、私がコミコンに行くと、スーパースターのように扱われるのです。そのようなファンの方々にお返しができて、ハグをしたり、子供時代に番組がどのように影響を与えたか、家族をひとつにしたか、憂鬱な時期を乗り切ったかなどの話を聞いたりできるのは素晴らしいことです。そういったことがとても嬉しかったですね。「ロキ」がこれほど大きな作品になるとは予想していませんでしたし、「ミス・ミニッツ」への反響がこれほど素晴らしく、愛に満ちたものになるとは予想していませんでした。これでネットワーク(スタジオ)も、「声優にこの役をやらせてみようか」と考えるようになるかもしれませんね。もしかしたら、『The Office』の “あの人 “や “あの人 “よりも面白いかもしれない。今回だけは、どうなるか見てみよう」と(笑)。役に合っていて素晴らしい仕事をする人がいれば、ツイッターのフォロワー数やエピソード作品の経験数に関係なく、その役を与えられるべきです。

監督やストロングさんの発言から考えても、本作で重要なポジションを担っているミス・ミニッツは、やはりただのマスコットではないようです。残る4話でどのような事実が明かされるのでしょうか。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第3話は 2021年6月23日 配信です。

ソース:‘Loki’ Star Tara Strong on Miss Minutes’ Future: “There’s Much More to Be Revealed”