マーベル・スタジオがシルバーサーファーのドラマを開発中と報じられる─映画「ファンタスティック・フォー」の前日譚に

マーベル・スタジオがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー」の前日譚として、「ウェアウルフ・バイ・ナイト」と同じマーベル・スタジオ・スペシャル・プレゼンテーションとして「シルバーサーファー」を開発していると、複数の海外メディアが報じています。

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海外メディア The Cosmic Circus によると、「シルバーサーファー」はスペシャル・プレゼンテーションとして開発されており、「ウェアウルフ・バイ・ナイト」や「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル」と同様に1時間前後のドラマになるとの事。このプロジェクトではシルバーサーファー/ノリン・ラッドがギャラクタスのヘラルドとして紹介されますが、舞台として地球が描かれる事はなく、MCUに既に登場しているコズミックキャラクターとクロスオーバーする事もない、独立作品になるとしています。

また、海外メディア The Direct は、「シルバーサーファー」は映画「ファンタスティック・フォー」公開の2025年2月14日の数ヶ月前に配信され、映画の前日譚になると報じています。

2005年公開の「ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]」ではドクター・ドゥームがヴィランとして登場し、2007年公開の続編「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」にてシルバーサーファーとギャラクタスが登場しました。

そして2015年に公開されたリブート版「ファンタスティック・フォー」では再びヴィランをドクター・ドゥームに戻しています。

MCUの「ファンタスティック・フォー」にシルバーサーファーとギャラクタスを持ってくるのは、三度目のドクター・ドゥームを避けた可能性がありますが、初っ端から銀河全体の危機となりフルスロットルな作品になる可能性があるようです。その場合、ドクター・ドゥームのデビューはポストクレジットシーンや別作品になってしまうのでしょうか?そうすると「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」でのドクター・ドゥームのデビューの線も可能性が少し高くなるのかもしれません。

マーベル・スタジオはスペシャル・プレゼンテーションのスタイルを増やす計画をしていると報じられており、先日は「ノヴァ」がこの1時間ドラマの形式になっているとも報道されました。

映画「ファンタスティック・フォー」は 2025年2月14日 米国公開予定です。

ソース:What I Heard: Marvel’s Silver Surfer to Be a Disney+ Special , Disney+ Reportedly Releasing Fantastic Four Prequel Ahead of 2025 Movie

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1が1話削除された理由について監督が言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1は当初全10話の配信になる事が明かされていましたが、実際には全9話でした。この削除された1話について、カット・コイロ監督が海外メディア The Direct とのインタビューの中で言及しました。

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2021年の段階でマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、「シーハルクは30分×10話になる」と発言していましたが、2022年4月には「9話になるだろう」と発表されました。

エピソードが減った経緯について、監督は次のように話しました。

私がクリエイターとして、アーティストとして経験した最も素晴らしいことのひとつは、マーベルは他のテレビ番組のように22分でなければならないというルールに縛られないということです。ストーリーがシーズンの長さを決定するのです。ストーリーが見えてきて、ピースを組み合わせていくうちに、9話になったんです。8話でも11話でも構いませんでした。エピソードの長さも同じです。何分、何話でなければいけないということはないんです。「このエピソードには何がベストなのか」ということであり、それがあるべき姿だと私は考えています。

また、コイロ監督は、シーズン前半にスポットライトを浴びた番組のポストクレジットシーンについても語り、ベネディクト・ウォンさん演じるウォンとパティ・グッゲンハイムさん演じるマディスンのシーンは、撮影前に台本がなかったことを明かしました。

タグがあるエピソードは確かにあったし、あとは現場で起きていることに反応することもありました。ウォンとマディスンのちょっとした瞬間は、台本にはなかったのですが、二人のコメディの相性がとても良かったので、一日の終わりに二人をソファに座らせて、カメラを数台置いて、『行ってらっしゃい、コメディをやってちょうだい』と言いました。そして、彼らはやってのけました。このプロセスで素晴らしかったのは、コラボレーションと、俳優の強みを生かしたことです。コメディの秘訣は、人々を自由にさせ、楽しませ、遊び心を持たせることです。だから、機会があればいつでもそうしています。

MCUのドラマシリーズが始まった当初、ひとつの作品はトータルで6時間前後になると説明されていましたが、いまやそれのルールすらも撤廃され、クリエイターが必要だと判断した長さにできる事が今回のインタビューで明かされました。

地上波のテレビ番組や一部のネット番組のようにエピソード数とエピソードの長さが決まっている場合、必要のないシーンで場を繋いだり、必要なシーンを泣く泣くカットするといった時間調整が必要になります。

しかし、「シーハルク」ではそのようなルールに捕らわれることなく自由に制作出来たという事で、1話まるまる必要ないと判断され、最終的に9話で落ち着いたようです。なお、削除されたエピソードの内容については現時点で不明です。

2024年配信予定の「デアデビル:ボーン・アゲイン」は全18話になると発表されていますが、こちらもこれを目安に、制作の過程で増減する可能性がありそうです。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:She-Hulk Season 1’s Lost Episode Explained by Director (Exclusive)

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」より、シーハルクやK.E.V.I.N.など多様なコンセプトアートが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」より、シーハルクやハルクキング、K.E.V.I.N.のコンセプトアートが公開されました。作中ではスーツを制作してもらうエピソードもあり、様々な衣装が計画されていた事が今回のアートから伺えます。

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コンセプトアーティストのウェズリー・バートさんはインスタグラムにアートのショートムービーを投稿、「シーハルクの制作にとても素晴らしい時間を過ごすことができました。見せても大丈夫になったので、近々より質の高い投稿ができるようになりますよ。」と、また投稿する事を予告しています。

ジェフ・シンプソンさんはK.E.V.I.N.の未使用デザインを4点公開。世界中で人気の日本の漫画「AKIRA」にインスパイアされたデザインのものや、レトロコンピューター調のデザインなど、本編で使用されたものとはかなり異なるデザインが考えられていたようです。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

オスカー・アイザックさんがムーンナイトの将来についてマーベル・スタジオと話し合いをしていると認める

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」で主演を務めたオスカー・アイザックさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、ムーンナイトの将来について「いくつかの具体的な会話があった」と明かしました。

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アイザックさんは「いくつかの具体的な会話がありました。それは楽しいものでした。話の詳細はありませんが。第2シーズンがあるかどうかは分かりませんが、ムーンナイトの将来については話しています。」と述べました。

また、シーズン1を振り返り、最も重要だったポイントについて「正直なところ、それはストーリーについてです。語るに足るストーリーがあるか?面白いか?公開されたときに恥ずかしくないか?つまり、自分のすべてを注ぎ込むに値するものがあるかどうかということです。ムーンナイトの場合は、まさにそれが重要でした。毎朝、目覚ましが鳴ったら、セットへ行くのが待ち遠しくなるような構造を作り上げることです。」と語りました。

そして最後に、「グループ作品であろうと、シーズン2のための素晴らしいアイディアであろうと、独立した映画であろうと、どんなものであろうとそういう形でアプローチしているんだと思います。まずはストーリーですね」と次への意欲を示しました。

オスカー・アイザックさんは今月開催されたニューヨーク・コミコンでもムーンナイトの復活を示唆していました。

シーズン1のモハメド・ディアブ監督は「シーズン2よりも映画化に興味がある」とコメントしていますが、監督が続投するかどうかは分かっていません。しかし、監督とオスカー・アイザックさんは「ムーンナイト」シーズン1の配信が終わった後、今年の夏にエジプトのカイロにいた可能性が指摘されています。

ドラマ「ムーンナイト」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Oscar Isaac Confirms Conversations With Marvel About Moon Knight Return (Exclusive)

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」、来月から撮影開始

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」の主人公アガサ・ハークネスを演じるキャスリン・ハーンさんが、先日開催されたシカゴ映画祭に出席し、その際のインタビューでドラマの撮影が来月から始まることを明かしました。

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ジャーナリストの Brooke Geiger McDonald 氏がインタビューの動画を撮影し、ツイッターに投稿。

その中でハーンさんは「私たちはカヴンの準備をしている最中で、とてもデリシャスなものになるでしょう。約1か月後に撮影を開始します。」と述べています。

「アガサ:カヴン・オブ・カオス」が改題される前、「アガサ:ハウス・オブ・ハークネス」として準備されていた頃、撮影は2022年10月開始とも2023年始めとも報じられていました。タイトルは変更されたものの、そのスケジュールには影響がなかったようで、ほぼほぼ予定通りといった撮影時期になるようです。

本作の内容に関して全く明らかになっていませんが、Murphy’s Multiverse は本作が18歳から20歳のゲイのキャラクターを演じる俳優を募集していると報道。

一人は、「機知に富み」、「ユーモアのセンスがある」、「ちょっとしたファンボーイ」のキャラクターという事で、コミックファンはこのキャラクターをウィッカン/ビリー・マキシモフだと考えています。

もう一人は、「体格が良く」、「素晴らしいユーモアのセンス」を備えた「親切な魂」の持ち主との事で、これがヤングアベンジャーズのハルクリング/テディ・アルトマンだと考えられています。ハルクリングはクリーの戦士とスクラルの王族の血を引く混血宇宙人で、ハルクとは関係ありません。

2020年のコミックでは二人の結婚式も描かれています。

©MARVEL

ただし、MCUのビリーはまだ幼く、ドラマ「ワンダヴィジョン」と映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」ではジュリアン・ヒリアードくんが演じていました。

ヒリアードくんはビリーの再演を希望していますが、何らかの展開で時間がスキップされ、成長したビリーを別の俳優さんが演じることになるのか、注目となりそうです。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は 2023年冬にディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」に映画「キャプテン・アメリカ4」のリーダーが登場する計画があった事が明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」のヘッドライターを務めるジェシカ・ガオさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューに応じ、ティム・ブレイク・ネルソンさん演じるリーダー/サミュエル・スターンズが登場するプランがあった事を明かしました。

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ガオさんは「私の最初の原稿では、そこにリーダーがいました。オプションとして提案していたんです。しかし、本当に、なぜ廃案になったのか覚えていません。ただ、他のものを思いついて削除したのか、それともダメだと言われたのか・・・。正直なところ、覚えていないんです。ただ、彼を復活させるか、新バージョンのリーダーをやるか、彼との関連性を考えることはありました。でも、本当に、これは3年前のことで、ドラマはとても進化していたので、実際に何が起こったのか覚えていないんです。」と語っています。

「シーハルク」の配信期間中に開催されたコミコンで、「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」にリーダーが再登場すると発表された時、「シーハルク」作中で展開されていたジェニファーの血液を巡る陰謀と相まって、リーダーがここで再登場するのではないかと言う推測が始まりました。

コミックのリーダーは、化学プラントで働いて用務員サミュエル・スターンズがプラントの事故で大量のガンマ線を浴びた事で、肌は緑色に変化し、特大の頭脳を持った姿に変化する、といった経緯で誕生しました。

MCUのサミュエル・スターンズは映画「インクレディブル・ハルク」(2008年)に登場し、ミスター・ブルーとしてブルース・バナーの治療のサポートをする細胞生物学者でした。しかし、ブルースの治療とは別に、ハルクの血を使った病気の治療薬などの開発をしようとも企んでおり、倫理観が希薄なマッドサイエンティスト気味に描かれていました。作中ではエミル・ブロンスキーに血清を投与する際の事故で、頭部の傷からハルクの血が入り、肥大化を始めるところで以降10年以上に渡って表舞台から姿を消していました。

また、コミックではリーダーがインテリジェンシアを組織した人物でもあり、ドラマにもインテリジェンシアが登場した事で、リーダーが「キャプテン・アメリカ4」に先んじて「シーハルク」に登場する事は自然な流れでもありました。

しかし、最終的にリーダーの姿はおろか名前すらも登場する事はありませんでした。「シーハルク」は女性差別主義(ミソジニー)をひとつのテーマとして1話から最終話に至るまで描いており、ハルクキング/トッド・フェルプスをその親玉とする事で一貫性を守る事に従事しました。

ドラマの中でトッドは、インテリジェンシアのメンバーが血清を合成する事に成功したと語っており、これがリーダー/サミュエル・スターンズを指しているのではないかとも考えられています。

「キャプテン・アメリカ4」のジュリアス・オナ監督は、この映画を「パラノイド(偏執的な)・スリラー」と表現しており、「この敵が誰であるかによって、すべてがリアルで強烈に感じられる」とも発言しています。そして、映画にシーハルクの登場も囁かれています。

「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」は2023年春に撮影開始予定。主人公キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンにアンソニー・マッキーさん、ホアキン・トレス役ダニー・ラミレスさん、ブラック・キャプテン・アメリカ/イザイア・ブラッドリー役カール・ランブリーさんが「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」より続投。また、ヴィランとして「インクレディブル・ハルク」よりティム・ブレイク・ネルソンさん演じるリーダー/サミュエル・スターンズが再登場することが発表されています。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、映画キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」は 2024年5月3日 米国にて劇場公開予定です。

ソース:She-Hulk: The Leader Was Originally Part of Season 1 Plans (Exclusive)

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」最終話にエドワード・ノートンさん再登場のアイデアがあったと監督が明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」のカット・コイロ監督が、海外メディア The Direct とのインタビューの中で、2008年の映画「インクレディブル・ハルク」の主演を務めたエドワード・ノートンさんを呼び戻す計画があった事を明かしました。

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監督は「ハルクは以前別の俳優が演じていました。マーク(・ラファロ)はそれについてかなりジョークを飛ばしていたんです。そして、マークをエドワード・ノートンと交代させるというアイデアも検討しました。でも、それは実現しませんでした。」と明かしました。

「シーハルク」s1の最終話で行われたエミルのロッジでの大乱闘シーンでは実に10年以上振りにハルクvs.アボミネーションが描かれました。シーハルクの第4の壁を破る能力でなかった事にされたこのシーンにおいて、監督はエドワード・ノートンさん演じるハルクが登場するアイデアがあったと言います。

さらに、「フィナーレのシークエンスは、一番最初にロッジにいるみんなと一緒に撮影したんです。俳優たちは皆、『一体どうなっているんだ?』という感じでしたが、私は『意味不明だけど、心配しないで。』と言わなければなりませんでした。それは監督として、とてもユニークなことでした。」と裏話も披露しました。

エドワード・ノートンさん再登場が実現しなかった理由について詳細は語られませんでしたが、ノートンさんがリキャストされた理由について、当時は協調性が足りないと報じられていました。

ノートンさんは「インクレディブル・ハルク」撮影時に脚本の一部の変更を要求したと言われており、2018年時点でも脚本に不満を持っている事を The Hollywood Reporter の記者が報じています。

MCUという前代未聞のクロスオーバーを含むシリーズの性質上、並行している他の作品や未来のプロジェクトも考慮して脚本が用意されているため、マーベル・スタジオはこの要求を受け入れられなかったとしています。そのため、ノートンさんをブルース・バナーとして継続させる事が難しいと判断し、マーク・ラファロさんに変更されたというのがこのリキャストに関する経緯です。

報道だけを見ていると、スタジオとエドワード・ノートンさんの間には深い溝があるようにも思えますが、このアイデアが進められていた場合に実現はしていたのでしょうか?

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Marvel Considered Bringing Back Edward Norton for She-Hulk Finale (Exclusive)

ドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」の舞台裏のカラー写真が公開

マーベル・スタジオ制作のスペシャルドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」の舞台裏写真が公開されました。本作の特殊メイクを担当した KNB EFX GROUP がカラーの写真を公開し、モノクロだったドラマに比べてかなり見やすくなっています。

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redditにまとめられた舞台裏写真は以下のようなもの。

ウェアウルフ・バイ・ナイトの体毛を作っていく様子や、マンシングの撮影用アニマトロニクス、ユリシーズの屋敷に飾られていたモンスターの剥製などが公開されています。

モノクロだった作品がラストでカラーになった事について、マイケル・ジアッキーノ監督は新しい世界になったと語っています。

「マーベルスタジオ スペシャル・プレゼンテーション: ウェアウルフ・バイ・ナイト」はディズニープラスで配信中です。

ドラマ「ロキ」シーズン2撮影完了か、クルーのSNSより判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2の撮影が完了している事が判明しました。制作に参加していた撮影クルーの数人がSNS上に撮影完了を祝う写真を投稿しています。

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もともとはInstagramに掲載されたもので、そのうちのいくつかは既に削除されているものの、拡散は続けられています。

「ロキ」のヘアメイクチームに所属する人物の投稿した写真は以下のようなもの。TVAのロゴをあしらったトレーナーや、ミス・ミニッツの帽子などがクルーに配られていたようです。

「ロキ」シーズン2の撮影は今年の6月にロンドンで始まり、主演のトム・ヒドルストンさんを始めに、シルヴィ役ソフィア・ディ・マルティーノさんメビウス役オーウェン・ウィルソンさんの姿が確認されています。

今回のクルーの報告がロンドンの撮影ユニットに限るものなのか、作品全体の撮影完了なのかは不明ですが、6月から数えて4ヶ月半の撮影期間はマーベル・スタジオのドラマシリーズとしては標準的な長さになっています。今後はポストプロダクションとしてVFX作業等に入り、必要なものは追加の撮影が行われると見られています。

なお、ロケには参加していませんが、ミス・ミニッツの声優を務めるタラ・ストロングさんも彼女のリターンを認めています。

ドラマ「ロキ」シーズン2は 2023年夏 ディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」のポスターが盗作だとして告発される

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」の公式ポスターが、オランダのハードコアバンド、ボーン・フロム・ペインが数年前に制作した楽曲アートのデザインをコピーしているとして告発されたと、海外メディア The Direct が報じました。

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エストニアを拠点とするグラフィック デザイナー兼イラストレーターであり、音楽カバー、商品、ゲームアート、ブランディング イメージのデザインに 9 年以上の経験を持つ Midiankai氏の話によると、数年前、ボーン・フロム・ペインの曲「Lonewolf」に基づいたシャツのプリントのデザインを依頼されたといいます。

そのデザインが今回、「ウェアウルフ・バイ・ナイト」に使用されたとMidiankai氏は言います。ソース記事の比較画像を見てもらえれば分かる通り、極めて酷似していると言えるようです。

Midiankai氏は「Illustratorのライブトレースは、エッジが丸みを帯びているので、初期アートで使われたのだと思います。ノイズとコーナーというスライダーがあり、これを動かすとエッジが柔らかくなり、シャープなエッジやアーティファクトが取り除かれるのですが、これが角の丸みにつながっているのです。次にメッシュツールで鼻を広げ、さらに下あごを動かして口を開けた形にしたが、上の歯の黒い切り欠きはそのまま残っている。作った人が忘れてしまったか、細かいところに気がつかなかったか、どちらかです。」と具体的な作業内容を分析し指摘しています。

氏は「これまでにもアートの一部は。手っ取り早く儲けようとする初心者のアーティストに盗まれたことがありますが、Marvel のような大物には初めてです」と語っています。

The Direct は、この最新の申し立てについて、ディズニーにコメントを求めている最中として記事は締めくくられています。

「マーベルスタジオ スペシャル・プレゼンテーション: ウェアウルフ・バイ・ナイト」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Disney+ Accused of Plagiarizing New Marvel Poster From Rock Band Cover