ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」脚本家、監督を解雇へ─破棄されたバージョンの詳細も

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のヘッドライダーを務めていたクリス・オードさんとマット・コーマンさんが解雇された事を、海外メディア The Hollywood Repoeter が報じました。

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記事によると、脚本家ストライキが発生して制作が中断されてまもなくの6月中旬、本作に関する問題が明らかになりました。シリーズ全18エピソードのうち、半数以下しか撮影されていませんでしたが、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長を含む、フッテージを確認した幹部たちは、ショーが機能していないというはっきりとした評価を下しました。

そのため、マーベルは9月下旬、ヘッドライターのクリス・オードさんとマット・コーマンさんを解雇し、残りのエピソードの監督も降板させ、シリーズを大幅にクリエイティブに作り直すことを決定しました。THR によると、スタジオは現在、新しい脚本家と監督を探しています。

本作は Netflix で成功を収めたヒーローをフィーチャーしたディズニープラス用の番組になっていますが、両氏が書いた脚本はアクションとバイオレンスに満ちた Netflix 版とは似ても似つかぬ内容の法廷ドラマになっており、チャーリー・コックスさん演じるデアデビル/マット・マードックは4話までスーツを着用する事さえないスローな展開だったとの事。

これを問題視したスタジオは、ショーの当初の意図を再考する必要に迫られたと言います。

マーベル・スタジオは、いくつかのシーンやエピソードを残す予定で、脚本から降ろされた二人はエグゼクティブプロデューサーを務める予定です。

この話題に関して本作のメインヴィランとされるキングピン/ウィルソン・フィスクを演じるヴィンセント・ドノフリオさんが X(旧Twitter) にてコメントを投稿し、今回のスタジオの決定を支持を表明しています。

私が関わってきたすべての素晴らしいプロジェクトは、プリプロダクション、プロダクション、ポストプロダクションの間に絶えず進化して来ました。
最近は、それが大げさなニュースであるかのように報道されているだけです。そんなことはありません。単にクリエーターたちが最善を尽くしているだけの事です。
それはこのビジネスにおいて不変のものです。他に方法はありません。正直なところ、もし私たちがそれ以下のものに甘んじているとしたら、それこそ心配です。

この変更により制作がどの程度遅れる事になるかは不明ですが、現在、「デアデビル:ボーン・アゲイン」の配信日は2024年春というステータスから公式による更新は発表されていません。ただし、先日は米国著作権局への登録情報から、2025年1月配信が予定されているのではないかと報じられています。

ソース:‘Daredevil’ Hits Reset Button as Marvel Overhauls Its TV Business

「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」、「デアデビル:ボーン・アゲイン」、「アイアンハート」主要キャストと概要が判明

マーベル・スタジオが制作中のディズニープラス向けMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」(あるいは、「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」)、「デアデビル:ボーン・アゲイン」、「アイアンハート」の主要キャストや概要が判明したと、海外メディア The Cosmic Circus が報じました。

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TCC はこれら3作品に関する米国著作権局に登録されている最新情報を抜粋して報告しています。

アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ

アガサ:カヴン・オブ・カオス、アガサ:ハウス・オブ・ハークネスとも呼ばれていたこの作品の概要は以下の通り。

最初のエピソードでは、アガサ・ハークネスがついに囚われの呪縛から抜け出す様子が描かれています。彼女は以前の殺人的なやり方に戻るのが待ちきれませんが、自分が無力であることに気づくだけです。彼女にとって前進する唯一の道は、1人か2人の思いがけない友人の助けを借りて、自分の力を取り戻すための危険な冒険に乗り出すことだ。

監督:ジャック・シェイファー 

主要キャスト(敬称略):

  • アガサ・ハークネス:キャスリン・ハーン
  • リオ:オーブリー・プラザ
  • 名前非公開のティーン:ジョー・ロック
  • リリア:パティ・ルポーン
  • ジェン・K(ジェニファー・ケイル):サシール・ザマタ
  • アリス:アリ・アン

配信予定日:2024年11月2日

補足:ジョー・ロックさんはワンダの息子ビリーを演じると噂されています。また、ビリーがアガサと組んでいると報じられていた事は今回判明した概要と一致しているようです。

デアデビル:ボーン・アゲイン

全18話が予定されている「デアデビル:ボーン・アゲイン」の概要は以下の通り。

マーベル・スタジオが贈る「デアデビル:ボーン・アゲイン」は、長年のライバルであるマット・マードック(チャーリー・コックス)とウィルソン・フィスク(ヴィンセント・ドノフリオ)が、ニューヨークの人々のために暗黒の分身を捨て去ろうとするが、その過去に追いつかれてしまう。シリーズ最初のエピソードでは、「デアデビル」の世界が再び紹介される。

監督:マイケル・クエスタ

主要キャスト(敬称略):

  • デアデビル:チャーリー・コックス
  • キングピン:ヴィンセント・ドノフリオ
  • フランク・キャッスル:ジョン・バーンサル
  • ヘザー・グレン:マルガリータ・レヴィエバ
  • ダニエル・ブレイド:マイケル・ガンドルフィーニ
  • ヴァネッサ・フィスク:サンドリーヌ・ホルト
  • キルスティン・マクダフィー:ニッキー・M・ジェームス
  • BB・ユーリッヒ:ジェネヤ・ウォルトン
  • チェリー:クラーク・ジョンソン
  • バック・キャッシュマン:アーティ・フルーシャン
  • シーラ・リベラ:ザブリナ・ゲバラ

配信予定:2025年1月

補足:ジョン・バーンサルさん本人が暗に認めていたとおり、本作ではパニッシャーが戻ってくるようです。BB・ユーリッヒはNetflix版でキングピンに殺害されたベン・ユーリッヒと何か関係があるのでしょうか。バック・キャッシュマンはコミックのデアデビルと対決したヴィランで、ダニエル・ブレイド、シーラ・リベラはコミックに登場した事のないMCUオリジナルキャラクターのようです。

アイアンハート

2022年の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」でMCUでビューしているドミニク・ソーンのソロ作品。概要は以下の通りです。

マーベル・スタジオが贈る「アイアンハート」では、魅力的な10代の超天才リリ・ウィリアムズ(ドミニク・ソーン)がアイアンスーツを着てMITから故郷のシカゴに戻り、目の前に危険と冒険をもたらす糸を解き明かし始める。

監督:サム・ベイリー

主要キャスト(敬称略):

  • リリ・ウィリアムズ:ドミニク・ソーン
  • パーカー・ロビンス:アンソニー・ラモス
  • ジョー・マクギリクディ:オールデン・エーレンライク(表記ゆれ:アルデン・エーレンライク、オールデン・エアエンライク)
  • ナタリー・ワシントン:リリック・ロス
  • ゼイビア・ワシントン:マシュー・イーラム
  • ロニー・ウィリアムズ:アンジ・ホワイト
  • 謎の男:サシャ・バロン・コーエン
  • いとこのジョン:マニー・モンタナ
  • スラッグ:シア・クーリー

配信予定:2025年9月

補足:ジョー・マクギリクディはコミックに不在のキャラクター。演じるエアエンライクさんは出演が決まってロバート・ダウニーJr.さんと話をしたと言います。彼は「アイアンマン」のヴィランだったオバディア・ステインの息子エゼキエル・”ジーク”・ステインを演じるとも報じられていましたが、噂は噂だったのか、それともジークが作中で名乗る偽名のようなものかは不明です。

また、謎の男役のサシャ・バロン・コーエンさんは以前にメフィストを演じると報じられています。

メインヴィランはザ・フッドことパーカー・ロビンスで、彼が悪魔から奪ったアイテムよる魔法とアイアンハートのテクノロジーとの対決になるとされています。

アイアンハートの再登場はもともと「ワカンダフォーエバー」から1年後の2023年秋が予定されていましたが、最新の噂では映画「アーマー・ウォーズ」と足並みを揃えたいという事で今回判明した 2025年 と、再登場まで3年かかる事になるようです。

ソース:Report: Marvel Studios Registers Projects for 2024 & 2025 Approximate Release Dates

「アガサ」、「デアデビル:ボーン・アゲイン」、「アイアンハート」は1年前後の大幅延期か

マーベル・スタジオが制作中のディズニープラス向けMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」(あるいは、「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」)、「デアデビル:ボーン・アゲイン」、「アイアンハート」の配信時期について最大で2025年まで延期される可能性が報じられています。

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海外メディア The Cosmic Circus はこれら3作品に関する米国著作権局に登録されている最新情報を共有。

それによると、まず「アガサ:カヴン・オブ・カオス」が 2024年9月29日 の配信スタートが予定されています。これは先月の段階で THR の 2024年秋配信 という報道内容に一致しているようで、もともと2023年冬配信のスケジュールだったものから約1年延期となっています。

さらに残念な情報が「デアデビル:ボーン・アゲイン」と「アイアンハート」の2作品。これらは前述の THR の報道では配信未定に変更されていると言われていたものですが、今回明らかになったのは次のようなもの。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」:2024年春 → 2025年1月
「アイアンハート」:2023年秋 → 2025年9月3日

これらはフェーズ5作品でありながら、SDCC2022で発表されているフェーズ6の最初のタイトル未定の映画の 2024年秋 公開を大幅に過ぎており、作品のフェーズ分類が見直されるか、あるいはフェーズ6の映画スケジュールがさらに後ろ倒しになる可能性を抱えているようです。

「アガサ:カヴン・オブ・カオス」と「アイアンハート」は撮影が終了しており、「デアデビル:ボーン・アゲイン」も大半の撮影を済ませています。これらの延期は SAG-AFTRA ストライキ による撮影不可の状態が続いている事が間接的に影響しているようです。

この3作品は単に完成したら配信というわけではなく、後続作品との間隔等が考慮されているようで、例えば「アイアンハート」は映画「アーマー・ウォーズ」との公開に近づけたいと計画されているようです。

「アガサ:カヴン・オブ・カオス」の前作にあたる「ワンダヴィジョン」は関連作品の噂が絶えませんし、「デアデビル:ボーン・アゲイン」も「スパイダーマン」4作目に関連する可能性があり、延期は残念な所ですがそれを超える興奮がある事に期待をしつつ、今後の正式な発表にも注目です。

Netflix「デアデビル」のショーランナーがディズニーの「デアデビル:ボーン・アゲイン」を詐欺だと非難

Netflixのマーベルドラマ「デアデビル」シーズン1でショーランナーを務めたスティーブン・デナイトさんが、SNS上でディズニーのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は詐欺のような作品だと批判の声を上げています。

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主人公のデアデビル/マット・マードックをチャーリー・コックスさんが、ヴィランのキングピン/ウィルソン・フィスクをヴィンセント・ドノフリオさんがNetflix版から再演する事になる「ボーン・アゲイン」ですが、デナイトさんはこれを「シリーズの名前を少し変更して契約条件を最初のシーズンにリセットするという、昔からあるディズニーの詐欺だ。すべてのギルド/組合が対処して潰す必要がある!」と言います。

「ボーン・アゲイン」を「デアデビル」シーズン4としない理由について、ディズニーが制作陣に支払う金額を下げたいという考えが根底にあると言います。

IATSE(国際舞台演劇・映画従事者同盟)とスタジオの契約内容では、「ドラマがシーズン更新するたびに、スタッフの福利厚生などの手当を向上させる」との項目が組み込まれており、ディズニー社はそれを避けるために「ボーン・アゲイン」をシーズン4ではなく、リブート版のシーズン1として仕切り直したと指摘しています。

また、デナイトさんは「私の理解では『デアデビル:ボーン・アゲイン』から私達には一銭も支払われることはありません。というのも『ボーン・アゲイン』を追加したことで、全く別のショーだと彼らは主張するからです。」と説明。「デアデビルとフィスクを演じるのは、まったくおなじ二人の主演俳優(僕が大好きな俳優)なのにね」とコメントしています。

しかし作品自体に罪はないとし、「ボーン・アゲイン」を見るのが楽しみだと言うデナイトさんですが、ディズニーが番組に新しい名前をつけるだけで、同じキャラクターを共有しているにも関わらず、Netflixシリーズの続きではないオリジナル作品だと主張するのは間違っていると再度指摘しています。

「はっきり言って、チャーリー・コックスと素晴らしいヴィンセント・ドノフリオが彼らの象徴的な役を再び演じるのを見るのが待ちきれません。しかし、これが完全なリブートであり、オリジナルのクリエイターに報酬を支払う必要がないと主張するのは、控えめに言っても、企業の悪ふざけだ。」

Netflix版の「デアデビル」のファンは物語の続きがMCUで展開される事を期待していますが、今回の彼らの主張を鑑みれば、ディズニーが「ボーン・アゲイン」をNetflix版のシーズン4として制作する事は都合の悪い事であるようです。

「ボーン・アゲイン」に登場するサブキャラクターの一部がリキャストされているのも、すべてのキャラクターが同じキャストだった場合には「ボーン・アゲイン」がシーズン4というであるという図式が避けられないものになってしまうからとも考えられそうです。

スパイダーマンのMCU合流など、マーベル・スタジオは過去にも実現不可能だと考えられていた事を達成してきましたが、Netflix版のキャラクター合流に関しては親会社のディズニーの意向が強く反映されているようで、いわゆる大人の事情の影響が大きいというのが現状であるようです。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」は WGA と SAG-AFTRA の両ストライキによって6月から制作が中断。2024年春のディズニープラス配信が予定されていますが、ストライキの状況によっては延期の可能性も指摘されています。

ディズニープラスのドラマ「エコー」などMCU数作品が延期に、アガサは「ダークホールド・ダイアリーズ」に変更か

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「エコー」を含むいくつかのプロジェクトが、ディズニープラス上での配信が延期されたと海外メディア The Hollywood Reporter が報じました。THRはこのスケジュール変更はストライキの影響によるものだと指摘しています。

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エコー

2023年11月29日 → 2024年1月に変更

「エコー」は8月上旬にディズニーが公開した決算報告書の年内のディズニープラス配信予定リストに含まれていなかった事で、2023年11月29日予定だった配信日がどうなっているのか注目されていました。

この公式レポートをもとに多くのファンは延期の可能性を信じていた反面、最近になるまでメディアやスクーパーは延期の話は聞いたことがないと主張していましたが、ここにきてTHRは来年1月に延期されていると報告しています。

なお、全話一挙配信というMCUドラマ史上初の配信スタイルを予定していることに変更はないようです。

ホワット・イフ シーズン2

当初、2023年初頭配信予定とされたまま、配信日に関する公式の続報がないまま2023年も半分以上を終えていますが、今回、THRはクリスマスごろに配信予定だと主張しています。

X-MEN ’97 シーズン1

2023年秋 → 2024年初頭

秋に配信予定だったアニメ「X-MEN’97」は来年の初頭に移動していると言います。

この作品に関しては以前にスクーパーが米国の著作権事前登録の情報から、本作が 2024年1月3日 にエピソード1の配信が予定されていると報告していました

また、作品に参加している声優はシーズン2の収録が始まっていると報告しています。

アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ

2023年冬 → 2024年秋

「アガサ:ハウス・オブ・ハークネス」として発表された「ワンダヴィジョン」のスピンオフでアガサ・ハークネスを主人公としたドラマはその後「アガサ:カヴン・オブ・カオス」というタイトルに変更されていましたが、今回また「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」に変更されているとTHRは言います。

「ダークホールド・ダイアリーズ」というタイトルは「プリンセス・ダイアリーズ」のパロディだと考えられており、以前に出演者のオーブリー・プラザさんのInstagramの投稿で示唆されていました。

「ワンダヴィジョン」は名作シットコムのパロディを盛り込んでいましたが、「アガサ」でも過去の名作を取り込んでいることが制作現場から判明しています。

そのため、「ダークホールド・ダイアリーズ」もパロディパートのひとつだと考えられていましたが、今回のTHRの主張によると劇中劇のタイトルではなく、番組のタイトルが変更されているようです。

アイアンハート、デアデビル:ボーン・アゲイン、ワンダーマン

アイアンハート:2023年秋 → 配信未定

デアデビル:ボーン・アゲイン:2024年春 → 配信未定

ワンダーマン:配信未定

「アイアンハート」はメインの撮影を終えていますがポストプロダクションが中断している事と、他作品が延期した影響でドミノ倒し式に延期となっているようです。デアデビルとワンダーマンはそもそも撮影が中断してしまっています。

なお、THRは大手メディアですが、これは公式のプレスリリースによる発表でない事には注意が必要です。

ソース:Marvel Shuffles TV Calendar with New Dates for ‘Agatha,’ ‘Echo,’ X-Men ’97’ (Exclusive)

【噂話】ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」、マルガリータ・レヴィエヴァさんはマットの恋人役だと報じられる

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」への出演が報じられているマルガリータ・レヴィエヴァさんについて、海外スクーパーが主人公マット・マードックの恋人ヘザー・グレンを演じるようだと報告しています。

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コミックのデアデビル/マット・マードックは多くの女性との関係を持ってきたキャラクターであり、Neflix版のヒロインだったカレン・ペイジについて本作でどのような言及があるのかは注目ポイントとなっています。

また、ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」ではシーハルク/ジェニファー・ウォルターズとワンナイトラブを共にしていましたが、これがシングル期間中の遊びであるのか、それとも浮気行為であったのかも気になる所となっています。

コミックのマット・マードックのガールフレンドには不吉なジンクスがあり、別れた後不幸に見舞われるケースが多発しています。

カレン・ペイジはポルノ女優になったあとヴィランに殺害され、ヘザー・グレンはアルコール依存症になった末自殺を図っています。グロリアンナ・オブリーンは窓の外へ投げ出されて死亡し、ミラ・ドノバンは精神を狂わされて施設に入る事になりました。

ヒーローやヴィランの恋愛についても描かれるとされる「デアデビル:ボーン・アゲイン」ですが、スーパーパワーを持たないガールフレンドは無事にトラブルを乗り越えられるのでしょうか?

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2024年春にディズニープラスで配信予定です。

【噂話】ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のヴィランの一人が報じられる

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のヴィランの一人としてコミックからミューズが登場する事になると、海外スクーパーのダニエル・リヒトマン氏が報告しています。

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氏は自身の Patreon でこのニュースを報告。噂されている二部構成のうちのどのあたりに登場するかは分かっていません。

コミックのミューズは自称アーティストのサイコパスな連続殺人鬼で、100人以上の被害者の血と内臓で壁画を描くなどの行為を繰り広げていました。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」はR指定になるとの噂もありましたが、ミューズがコミック通りに描かれるような事があればR指定は当然の措置になると考えられるようです。

とは言えヴィランの焦点はキングピン/ウィルソン・フィスクにあるのは明白で、ミューズが18話全体を通して立ちはだかる可能性はあまり高くはなさそうです。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2024年春にディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は噂通り二部構成か─新事務所の立ち上げも報告される

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」が噂通り二部構成になる事を、海外メディア ComicBookMovie が報じました。この噂はキングピン役のヴィンセント・ドノフリオさんがシーズン2を示唆した事から始まっていました。

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CBMによると、全18話の「デアデビル:ボーン・アゲイン」は構成話数は不明なものの、前半後半の2つに分けられた二部構成になるとの事。

前回の記事でもお伝えしたように、ヴィンセント・ドノフリオさんが「シーズン2ではどんでん返しがある」とインタビューでコメントした事に対し、海外スクーパーが「ボーン・アゲイン」はシーズン2があるわけではなく、前後編に分かれたスプリットシーズンのスタイルを取っていると主張し、彼が勘違いしていると指摘する流れがありました。

このインタビューは2023年3月の事であり、この時点でスプリットシーズンが予定されていたということで、ストライキによる制作中断や他のMCU作品の延期等とは関係なく当初から計画されていたものだと考えられそうです。

そして、新たな現場写真によると、主人公のデアデビル/マット・マードックはNetflix版のネルソン&マードック法律事務所ではなく、マードック・アンド・アソシエイツという事務所を立ち上げているようだと言います。

そしてニッキー・M・ジェームズさんが演じるというキルスティン・マクダフィー地方検事補は、この新事務所の同僚になるようです。

Netflix版のファンにとっては事務所が新しくなるというのはかなり気になるポイント。マット・マードックの親友フォギー・ネルソンをNetflix版で演じていたエルデン・ヘンソンさんは出演しないとも報じられており、ネルソンが脚本上登場しないだけなのか、それとも誰か別の俳優にリキャストされているのか、今の所分かっていません。今後の情報にも注目です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2024年春にディズニープラスで配信予定です。

ソース:DAREDEVIL: BORN AGAIN Will Reportedly Be Split In Two With Multiple Story Arcs; Aiming For TV-MA Rating

Netflix「デアデビル」のクルーはMCU「ボーン・アゲイン」が大きな間違いを犯していると語る

Netflixのマーベルドラマ「デアデビル」でチャーリー・コックスさんのスタントダブルを務めたクリス・ブリュースターさんが先日、ポッドキャスト「Ikuzo Unscripted」に出演し、ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)版「デアデビル:ボーン・アゲイン」は大きな間違いを犯していると指摘しました。

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ブリュースターさんは、「彼ら(マーベル・スタジオ)は本当に、Netflixの『デアデビル』のような作品にはしたくないんだと思います。だから、オリジナル・シリーズに携わったキャストは、今回呼び戻されるキャスト以外、誰も戻って来ません。Netflix版では活躍した本当に本当に素晴らしい人たちがいて、彼らがあの番組の魅力をさらに高めてくれたと思うんだ。マーベルは大きな間違いを犯していると思います。」と番組の中でコメント。

決断を覆すことは出来ないの?と質問されたブリュースターさんは「マーベル・スタジオは、『ボーン・アゲイン』を別の作品にする意向をオリジナル・シリーズに携わっていた人たちに通達したと言われています。『ボーン・アゲイン』をNetflixの『デアデビル』シリーズのようにしたくないと、あの番組で働いていた人全員に伝えているんですよ。信じてください、僕はあの番組で働いていただけでなく、あの番組の大ファンのひとりだったんです。」と「ボーン・アゲイン」の制作スタンスは変わらないだろうと語りました。

そして「Netflixの『デアデビル』は傑作だったと思います。キャスティングは完璧だったと思うし、ショーランナー、番組に携わったすべての人が天才だったと思います。チャーリーとヴィンセントは、彼らのキャラクターを見事に演じきっていたと思うし、他の全てのスタッフも完璧でした。」とNetflix版を大絶賛しました。

「ボーン・アゲイン」はNetflix版から継続しない一部のキャストも発表されており、そのタイトルの通り「生まれ変わり」の作品であり、新しいものです。「デッドプール3」がFOX版の過去作を引き継いでいるのとは違って、「ボーン・アゲイン」は「デアデビル」シーズン4というわけではありません。

ブリュースターさんが両作品がまったく異なるとした今回の発言は、特にNetflix版のファンには落胆を与えたかもしれません。ただしブリュースターさんは「ボーン・アゲイン」の制作には呼ばれていないため、今回の暴露には含まれていない部分も相当数あると考えられます。なお、「ボーン・アゲイン」ではブリュースターさんの代わりにジャスティン・イートンさんがチャーリー・コックスさんのスタントダブルとして起用されています。

ブリュースターさんのスタントアクションが称賛に値することはNetflix版を見れば確かな事ですが、マーベル・スタジオが目指す方向性とは違うようで、「ボーン・アゲイン」がどのような作品となるかはトレーラーの公開までまだしばらく謎のままかもしれません。

「ボーン・アゲイン」はWGAストライキの為に撮影を中断し、その後再開されましたが、現在また一時中断という状況に陥っています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2024年春にディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」が再び撮影中断へ

マーベル・スタジオが撮影中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」が脚本家ストライキの影響で再び中断される事態になっていると、海外メディア Deadline が報じました。

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記事によると撮影地区のひとつ、シルバーカップイーストが5月の上旬以降ピケッティングが解除されておらず、他の撮影を済ませてシルバーカップイーストでの撮影を残した状態で今週の作業が停止する事になったと報告しています。

2022年の公式発表で「ボーン・アゲイン」は2024年春の配信が予定されていましたが、その後MCUのディズニープラス作品は全体的に数ヶ月ずつ遅れており、「ボーン・アゲイン」に関する情報はそれ以降公式にアップデートされていません。

「シークレット・インベージョン」、「ロキ」シーズン2、「エコー」が当初より3ヶ月前後の遅れのリリースが決定した事を考えると、「ボーン・アゲイン」も同様に3ヶ月ほど遅れて夏頃になる可能性はありますが、そこにストライキの影響を加味するとどうなるかは不明です。

本作ではNetflixの「パニッシャー」からジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルのリターンが報じられています。ただし、これまでの撮影現場情報では、バーンサルさんの姿は目撃されていません。

また、パニッシャーの復活が話題になる一方で、デアデビルのヒロイン、カレン・ペイジを演じたデボラ・アン・ウォールさんは再登場を希望しつつも、出演予定がない事を示唆しています。

MCUドラマシリーズ最長の全18話になると発表されている本作ですが、撮影はまだ始まったばかりであり、今後の最新の情報にも注目が集まっています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2024年春にディズニープラスで配信予定です。

ソース:‘Daredevil: Born Again’ Shuts Down Production For The Day Amid WGA Strike