ドラマ「アイアンフィスト」のフィン・ジョーンズさんが「チャンスをください」とMCU復帰を懇願

Netflixのマーベルドラマ「アイアンフィスト」で主人公のダニー・ランドを演じたフィン・ジョーンズさんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)での再登場に向けて強い意志があることを認めたと報じられました。

海外メディア CBM のレポートによると、メキシコのニューファンドランド州モンテレイで毎年開催されるアニメコンベンション「ラ・コンヴェ・モンテレイ」に特別ゲストとして出席したフィン・ジョーンズさんは、来場者の前でMCUに復帰したいという強い願望があることを宣言したと言います。

「このキャラクターと私の役割に対する批評はよく理解しています。それに対する僕の答えは、”チャンスをください。僕はここにいるし、準備はできている。”ということです。」

Netflixのマーベルドラマの中で「アイアンフィスト」に対する視聴者の反応は芳しく無く、拳法の達人を主人公とした作品としては精彩を欠いたアクションシーン、格闘家のマスターとは思えない感情の起伏の激しさや冷静さの欠如など、いくつかの点で酷評されていました。

コアなマーベルファンの多くは、「アイアンフィスト」の失敗はフィン・ジョーンズさんのせいではなく、ショーランナーのスコット・バック氏に原因があると考えています。同氏は「インヒューマンズ」も担当し、同様に酷評されていました。

MCUでのディフェンダーズの復活が強く噂される中で、フィン・ジョーンズさんはイベントの場を借りて逆オファーを行ったのでしょうか。それとも、既に再演が決まっていてそれをファンに向けてほのめかしたのでしょうか。

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ドラマ「アイアンフィスト」はディズニープラスで配信中です。

ソース:IRON FIST Actor Finn Jones Continues To Advocate For His MCU Return

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」に過去のマーベルドラマとの意外な接点が発見される

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」に、何年もの間見られなかった久しぶりのイースターエッグが発見されたとして話題になっています。

報告によると、「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1の4話、マット・マードックがヘクター・アヤラ殺害現場で証拠を探すシーンで、下水溝の薬莢を拾おうと手を伸ばすシーンでそれが登場しています。

このシーンでは「O’Harren Scotch Whisky」のウイスキーの小瓶がちらっと映っており、旧マーベル・テレビジョン制作のドラマたちとの関連性を匂わせていると話題になっています。

このウイスキーは「エージェント・オブ・シールド」「エージェント・カーター」「デアデビル」「ジェシカ・ジョーンズ」「パニッシャー」「クローク&ダガー」「ヘルストローム」に登場し、世界観を繋ぐアイテムとして役割を担ってきました。

全てのシーンのスクリーンショットは英語wikiにてご覧いただけます。

これらの旧マーベル・テレビジョン作品の中で「エージェント・オブ・シールド」と「エージェント・カーター」、そして「ジェシカ・ジョーンズ」「デアデビル」「パニッシャー」は当初MCUとしてスタートしたものの、途中からは曖昧な状態になっていました。

このウイスキーが「デアデビル:ボーン・アゲイン」に登場した事で、旧作品が正式にMCUにつながっていくサインとなっているのか、今後の展開に注目です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信中です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2、追加の続投キャスト判明、新キャストは市長の政敵役か

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2に、シーズン1から続投するキャストが報じられました。また、リリ・テイラーさんが新たに参加するとも報告されています。

海外メディア Deadline によると、リリ・テイラーさんがウィルソン・フィスク市長の政敵としてシーズン2に登場すると報告。今のところそれ以上の情報はなく、コミック由来のキャラか、ドラマオリジナルかは分かっていません。

そしてスクーパーはヘクター・アヤラの妻ソレダードと、アンジェラ・デル・トロがシーズン2にも登場していると報告。

また、新コスチュームにDDのロゴが刻まれていることも確認されました。

シーズン1の配信も後半に入り終わりが近づいていますが、シーズン2の撮影は今月始まったばかりであり、配信は 2026年 予定となっています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1、第6話のチェックポイント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1のエピソード6「Excessive Force」(邦題:過剰な力)のイースターエッグを中心に、原作設定、考察、今後の予想などをご紹介。

ソーズマン

BBレポートの中で紹介されるソーズマンの映像。

コミックのソーズマンの正体はジャック・デュケインで、ジャックはドラマ「ホークアイ」に登場したケイト・ビショップの母エレノアの再婚相手。

©MARVEL,Disney

動画で紹介されるソーズマンは覆面をして活動しているようで、彼もまた自警団という事になるようです。

マットの回想

冒頭から祈りを唱えるマットですが、フォギーの死に始まって弁護士として何も救えていない苦い記憶が蘇り、続いてデアデビルとしての活動の記憶が蘇っています。特に前回のエピソードで銀行強盗を解決した事は視聴者にとってもマットにとっても強く鮮明に残っています。

ヘザー・グレンの新しい本

次の出版のテーマは自警団。「人がマスクを崇拝する理由」について書くとの事。

そしてマスクとは何かについて言及し、「マスクは本当の自分を隠すためのもの」か、あるいは「アイデンティティーを奪い、ケダモノになる事を許す」のかと展開していきます。

どっちも正解かなと同意を示すマットに対して、以前に自警団であるホワイトタイガーの弁護を担当した事について話を聞きたい、フランク・キャッスルに取材したいとねだるヘザー。そしてデアデビルについても言及しますが、ウーバー到着の通知によって会話は中断します。

彼女は2話で著書の「Live Without Fear」の出版イベントを開催していました。デアデビルの通称「The Man Without Fear(恐れを知らぬ男)」にちなんだタイトルですが、彼女がデアデビルについてどう考えているのか、マットの事をどう考えているのかはまだ分かりません。

なお、日本でウーバーといえばウーバーイーツと捉えられがちですが、アメリカでは配車サービスを指すのが主流です。どちらもウーバー・テクノロジーズのサービスです。

キングピンとトラックスーツマフィア

ウィルソン・フィスクの市長室にはトラックスーツマフィアのルカの姿が。

ルカは前回のエピソードで部下がダイヤの強奪を失敗したのが原因なのか、180万ドルの支払いを拒否し、あまつさえ「老いぼれ」と罵ってキングピンの支配からの脱却をほのめかします。

しかし、黙って聞いているフィスクではなく、さらに100万ドル上乗せして合計280万支払うように脅し、キングピンとしての本性を思い出させています。

このシーンはマットとヘザーのシーンとザッピングするように構成されており、ウィルソン・フィスクはマスクなしで、あるいは「市長」というマスクをかぶって、ケダモノを内に秘めている事を表現しています。

ミューズ

タイトルロゴのあと、秘書の「緊急事態です」の声で始まり、ニューヨークに潜む異常な殺人鬼の存在が明らかに。これまでのエピソードでたびたび登場していた壁画が、人間の血で描かれていることが判明します。

警察のガロ本部長の報告によると、確認されている壁画は12。身元が判明した被害者は18人。壁画ひとつに5人分のDNAが含まれているとし、被害人数は60人を超えるだろうとも。被害を公表するべきだと進言されますが、フィスクはそんな事をすれば犯人が隠れてしまうと拒否し、独自チームを結成して事態の対策にあたると宣言します。

なお、コミックのウィルソン・フィスク市長は自身のチームとしてサンダーボルツを結成しましたが、MCUでは映画との兼ね合いもあってこの名前は使用されないのではと予想されています。

そして夜の路地裏ではミューズの新たな被害者の姿が。

アンジェラ・デル・トロ

ホワイトタイガー/ヘクター・アヤラの姪、アンジェラ・デル・トロがマードック&マクダフィー事務所を訪れ、マットと再会。

アンジェラはヘクターおじさんがニューヨークの行方不明事件を調査していたとマットに明かし、地下鉄の旧Qラインの61番線付近で発生しているところまで突き止めていたと報告。このシーンもフィスク市長への報告と同時に進行し、デアデビルとキングピンが同じ問題に巻き込まれている事を強調しています。

しかしマットはこれは警察の仕事だと拒否し、アンジェラはヘクターの「自分で出来る事は人に頼るな」というアドバイスに従って自分で調査を開始します。

ジャック・デュケインの再登場

冒頭ではジャック・デュケインの自警団姿であると予想されるソーズマンが登場しましたが、フィスクのレッドフック港湾プロジェクトの資金集めパーティーの会場でトニー・ダルトンさんが演じるジャック・デュケインが「ホークアイ」より再登場。

コミックのソーズマンはホークアイの師匠でありヴィランでしたが、ドラマ「ホークアイ」ではどちらかといえばケイト・ビショップに手を貸してくれるイケオジでした。

今回のエピソードで彼がこのようなパーティーに出席している事は、やはり彼にも裏の顔がある事を示しているのでしょうか?

ジャックは「このプロジェクトは旨味がない」とフィスクを切り捨て、パーティーの出席者は電話一本で市長のクビを切り落とせると警告しています。

チェリーの報告

チェリーが連続殺人鬼のミューズについて報告し、マットがデアデビルである事を知っているチェリーは勝手に動かずに全て警察に任せろと忠告。

この時、マットはパソコンの音声読み上げ機能を使って、アンジェラが言っていた地下鉄を調べ始めています。依頼を断わったにも関わらず気にしているあたりは、物語の主人公らしいと言うべきでしょうか。

そしてチェリーのこの報告は、アンジェラの身に危険が迫っている事への警鐘となります。

A.V.T.F.

新たな被害者を作り警察を挑発するミューズに対して、フィスク市長は先に宣言していたとおり特別部隊をアンチ・ヴィジランテ・タスク・フォース(自警団制圧チーム)を結成。

©MARVEL,Disney

ギャングと揶揄される街を愛する警官たちを集めたとし、その中にはヘクターの裁判で検察側の証人だったパウエル巡査の姿も。フィスクは彼らに正義という建前を与えて焚き付けますが、彼らが今後新たな問題を巻き起こす事は想像に難くありません。

このチームはシーズン2の撮影現場でも目撃されていますが、その映像はネタバレを多分に含んでいるのでご注意ください。

ミューズの隠れ家

ヘクターはミューズの真相にかなり迫っていたようで、その情報をもとにアンジェラはマットに依頼を断られた同日、容易く隠れ家を突き止めたようです。しかしそれは逆にアンジェラを危機に陥れました。

アンジェラが帰らないと連絡を受けたマットは一度は警察に電話をかけるも、彼女を助けられるのは警察でも法律でもなくデアデビルだけだと判断し、屋上で着替えて飛び出していきます。

監督は以前に「4話でアンジェラがホワイトタイガーを継承するシーンをカットした」と話していましたが、継承していた脚本ではここは少し違った展開になっていたのでしょうか。

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アダムの運命

地下室で再びアダムと向き合うキングピン。ハンデとなる手斧を与え、正々堂々と不倫に対する罰を与えています。この争いでフィスクの拳に傷が出来たのだとすると、このシーンは実際には少し前の時間の回想シーンという事になるのでしょうか。

拳の傷が出来た原因についてようやく描かれた所ですが、アダムに罰を与えるこのシーンがデアデビルとミューズの対決と同じタイミングで起きている確証がありません。もう少し様子を見る必要がありそうです。

戦いの末アダムは死んだようにも見える所ですが、死体の処理を部下にさせずに牢に入れ直した所を見るとまだ息があるのかとも思ったり。生死について判断致しかねる描写にとどまっていますが、アダムの運命や如何に。


今回のクライマックスではマット・マードックとウィルソン・フィスク、二人の内なるケダモノがついに開放されました。6話は終始、マットとフィスクがオーバーラップするようにシーンが構成されており、二人が本質的に似た性質を持っている事が描かれています。

ヘザーが冒頭でケダモノについて触れていましたが、彼女はマットの本性に気づいていると言えるのか、シーズン1の残された3話にも注目です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月5日よりディズニープラスで配信中。次回、第7話は 4月2日 配信予定です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1、第5話のチェックポイント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1のエピソード5「With Interest」(邦題:マスクの力)のイースターエッグを中心に、原作設定、考察、今後の予想などをご紹介。

セントパトリックデー

セントパトリックデーは実在の祝祭日。休日ではないのでドラマ同様に、実際も市民はお仕事をしています。

アイルランドにキリスト教を広めた聖人聖パトリックの命日で、カトリックの祭日であり、アイルランド共和国の祝祭日。 シャムロックを服につけたり、ミサを行ったりする慣わしとなっています。

なお、マット・マードックはカトリックにも関わらずこの祝祭に参加しないようで、自身のアイデンティに悩んでいる様子が伺えます。

この祝日は毎年 3月17日 に定められており、ウィルソン・フィスク新市長の年末のスピーチからかなり時間が経過している事がわかります。

ユスフ・カーン

ミズ・マーベル/カマラ・カーンの父、ユスフが銀行員であるのはコミック「All-New Marvel NOW! Point One #1.NOW」と同じ設定。

ドラマ「ミズ・マーベル」では妻のムニーバとパキスタンで結婚し、息子アミールが出来てからアメリカへ移住する事を夢見て低賃金で長時間働かなければならなかったため苦労したと話していましたが、何の仕事をしていたかは明かされていませんでしたし、渡米してからの事もよくわかっていませんでした。

今回の話でユスフが銀行の支店長補佐である事が判明し、これはかなりのキャリアアップを果たしたと言えそうです。

カマラ・カーン

ユスフはマットに娘のカマラを紹介するにあたって、「カリフォルニアの友達」の所へ行っていると説明しています。

友達とは誰か、というのはおそらくドラマ「ミズ・マーベル」で登場したブルーノを指していると考えられます。同ドラマでブルーノはカリフォルニア大学を受験して合格していました。

また、ブルーノに会うついでにカリフォルニア州サンフランシスコを訪れて、アントマン/スコット・ラングの娘、スタチュア/キャシー・ラングをチームに勧誘しているかもしれません。

豆知識として、カマラの友人であるキャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースは「ザ・マーベルズ」終了時点で、フロリダのモニカ・ランボー邸に引っ越し。ケイト・ビショップはニューヨーク在住のはずです。

カリフォルニアはウェスト・コースト・アベンジャーズの活動拠点でもあり、今後さらに重要になるかもしれません。ここには他にシャン・チーがいる他、「ボーン・アゲイン」1話ではカレン・ペイジが引っ越した先である事も説明されていました。

Funkoのフィギュア

Funkoは実在する玩具メーカーで、たくさんのマーベル関連フィギュアが発売されています。

MCUの中ではヒーローの関連グッズが時折登場。「アベンジャーズ:エンドゲーム」では「Hulk-a-Burning-Fudge(ハルクのイケイケアイス)」が話題になり、「エージェント・オブ・シールド」ではアベンジャーズとロキのニューヨーク決戦のあと、アベンジャーズたちのフィギュアが売り出されていまいた。

今回のエピソードでは「Funko社が特別につくった人形」とユスフが説明しており、市販のものとは違う事を意味しているようです。

市販品ではない可能性があるといえ、ミズ・マーベルがMCUの中でフィギュア化されているという事は、ヒーローとしてかなり認知されていると見て間違いないようですが、残念ながらマットは彼女の話題を耳にしたことはないようです。

結局、融資については認められませんでした。アベンジャーズとしてサノスから地球を救った一人であるサム・ウィルソンでさえも「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で資金援助を断られた事を考えると、デアデビルである事を隠しているただの弁護士マット・マードックに融資が下りないのも無理はないのかもしれません。

銀行強盗とシン・イーター

強盗団のリーダー、デヴリンは「180万ドル稼いでルカに絡むクズを追い払う」と発言。そうなったのは他でもないこいつの責任。

キリアン・オサリヴァンさんが演じるグリーンことデヴリンは第3話でレッドフック港でトラックをハイジャックして2人を殺害した犯人です。彼のせいでボスのルカがヴィクターに180万ドル支払うことになり、自分で落とし前をつける形に。

デヴリンは緑のマスクを被っていますが、これがコミックのシン・イーターにそっくりな外見となっており話題になっています。

ただし設定は完全に別人と言えるほど異なっており、偶然似ただけの可能性があるため、この項目は読み飛ばしていただいても良いかもしれません。

コミックのシン・イーターは 1985年 の「ピーター・パーカー スパイダーマン スペクタキュラー」#107-110に及ぶ4部構成のストーリー「ジーン・デウォルフの死」で登場。デアデビルやスパイダーマンと衝突した短命の悪役でした。

シン・イーターことスタンリー・カーターはもともとS.H.I.E.L.D.のエージェントで、その後ニューヨク市警に就職し、刑事に。しかし、相棒が麻薬密売に手を出していた事で彼を銃殺し、銃撃戦で死んだように見せかけて隠蔽、密売人も見つけ出して処刑しました。

この時からスタンリーは「すべての罪を滅ぼす」という強迫観念に囚われ、世界中の罪を食い尽くすシン・イーターを名乗るようになりました。

シン・イーターとしての最初のターゲットは彼の恋人で警察署長でもあったジーン・デウォルフ。スタンリーは犯人でありながら、ジーン殺害事件をスパイダーマンと協力して捜査する事を任命されました。それからすぐに、マット・マードックの友人であるホレス・ローゼンタール裁判官をギャングを保釈した罪という名目で殺害。

さらに彼のターゲットはジョン・ジョナ・ジェイムソンとその妻マーラ、さらに部下のベティ・ブラントやネッドにまで危険が及び、激昂したスパイダーマンはシン・イーターを殴り殺しそうになりましたがデアデビルによって阻止されました。

スパイダーマンとデアデビルによって捕らえられたシン・イーターは狂気が原因と判断され精神病院送りに。この頃からシン・イーターはスタンリーの中で別人格として育っていきました。退院したスタンリーはシン・イーターから逃れようとして少年を人質に。その結果、警官に銃殺されましたが、スタンリーの銃には弾が入っておらず、彼の望み通りシン・イーターから逃れる結末となりました。

ただし、2020年になって「アメイジング・スパイダーマン:シンズ・ライジング・プレリュード」がリリースされると、地獄で罪を償っていたスタンリーは悪魔によって復活、シン・イーターが現世に戻ることとなりました。

シン・イーターはパニッシャーと紙一重なキャラとも言える興味深い存在ですが、「ボーン・アゲイン」で銀行強盗となったデヴリン(偽名ジェシー・ジェームズ)は、前述したように外見が似ているだけの全くの別キャラであると言えそうです。

A really good one

金庫を見事に開けてしまったマットに対してユスフは「まったくどんな弁護士なんだ」とこぼし、マットは「A really good one.」(吹替:凄腕の弁護士 字幕:超凄腕さ)と返しています。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で投げ込まれたレンガを鷲掴みにした際にピーター・パーカーに「いまのはどうやったの?」と質問され、「A really good lawyer.」(吹替:良い弁護士なんだ 字幕:腕利きでね)と返答していた事の引用となっています。

赤いマスク

強盗のマスクを拝借してデヴリンを追うマット。マスクを一枚拝借して行きますが、目が見えないマットが手にしたのは偶然にもデアデビルを象徴する赤色。スーツは着用していないものの、デアデビルとしての格闘スキルを活かして路地裏でデヴリンを成敗し、事件は一件落着。

デヴリンの仲間が持って逃げたダイヤ入りの小袋も中身は飴玉にすり替えられており、ダイヤは無事に守られました。しかしこの飴玉がどこから来たのかは定かではありません。冒頭でマットは飴を断わっており、ユスフが普段からポケットにでも忍ばせていたのでしょうか?

ディナー

すり替えておいたダイヤをさり気なく返したユスフとの再会の場で、ニュージャージーのカーン家でのディナーに招待されたマット。残念ながら、マット・マードックとカマラ・カーンが初めて対面するであろうこのディナーのシーンはここでは描かれず。

「ホークアイ」の回想部分でケイト・ビショップが初めてホークアイを目撃した頃にマットもデアデビルとして活動し始めた事になるので、カマラ・カーンも小さい頃から隣町のデアデビルの話題は耳にしていたに違いありません。

父から銀行強盗の話とその解決に尽力してくれた盲目の弁護士の話を聞いたカマラはどう感じるのでしょうか。


事務所のピンチは変わらないまま1話まるまる終わってしまいましたが、MCUとしては大きく前進した印象の第5話。

隣接した市のご近所ヒーローという事で、デアデビルとミズ・マーベルの存在が近いものになりました。

また、ホワイトタイガーに続いて前回のリロイを救えなかった事、さらに事務所のピンチが続く中で、今回のアクシデントを解決したのはデアデビルとして培われた能力でした。

赤いマスクを被って強盗を倒したマットは、デアデビルとしての復活、「ボーン・アゲイン」に一歩近づいたと言えそうです。同時配信された6話の記事はまたあらためて。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月5日よりディズニープラスで配信中。次回、第7話は 4月2日 配信予定です。

ジェシカ・ジョーンズは「デアデビル:ボーン・アゲイン」に登場する?クリステン・リッターさんが回答

Netflixのマーベルドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」や「ディフェンダーズ」でジェシカ・ジョーンズを演じたクリステン・リッターさんが、CBSモーニングに出演し、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」に出演する可能性について言及しました。

「ジェシカ・ジョーンズは『デアデビル:ボーン・アゲイン』に登場するの?」とストレートに質問されたクリステン・リッターさんは「聞いてください、私はジェシカ・ジョーンズが大好きです。」と前置きし、「彼女をもう一度見たいというファンがたくさんいて、とても興奮しています。ほぼ毎日聞かれます。私たちは(再登場について)慎重ながらも楽観的です。」と現在の心境について述べ、「もし頼まれたら、準備はできています。前回の撮影現場から盗んだジャケットをまだ持っているかどうかはわからないけど」と、オファーを待っていると回答しました。

ジェシカ・ジョーンズを含むディフェンダーズの面々は「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2で再登場するとまことしやかに報じられていますが、今現在シーズン2の撮影が行われている現場に彼らの姿はありません。

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ファンが期待し、多くのメディアが再登場を報じていると言ってもこれはサプライズのひとつである事には違いなく、実際に再登場するとすればかなり極秘に撮影される事が予想されます。

先週はルーク・ケイジを演じたマイク・コルターさんも「何が起きてもおかしくない」と再登場をほのめかしていましたが、彼らもまたウィルソン・フィスク新市長の圧政の餌食となってしまうのでしょうか。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信中です。

【ネタバレ注意】ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2の撮影現場からの続報、とあるキャラの状況は深刻か

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2の撮影現場より、新たなビデオがSNSで公開されています。それによると、前回報告されていたキャラクターの状況は、想像どおりかなり深刻な事態となっているようです。

※これより先は「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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以前の記事でチェリーがパウエル巡査らしき人物に襲われるシーンが目撃されていましたが、予想どおり彼は重体なようで、今回は救急車で運ばれるシーンが目撃されています。

まだチェリーの最終的な運命が決まったわけではありませんが、かなり厳しい状況にある事は間違いないようです。

一方、少し明るい話題として、デアデビル公式の投稿が話題にも。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」とコミックのシーンを比較する投稿の中で、フォギーが殺害されるシーンの原作コミックの画像を紹介。

この画像は以前にフォギー生存説の元になっていると紹介したコミックの前段階の部分であり、多くの海外ファンは公式が生存を認めた、フォギーはやはり生きているのではないかと考え始めています。

シーズン2でチェリーやフォギーがどのような運命をたどるのか注目です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信中です。

ドラマ「デアデビル:BA」、ミューズは複数シーズンに渡って「フィスクとマットの双方に問題を起こす」とショーランナーが明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のショーランナーを務めるダリオ・スカーダペインさんとデビッド・ボイド監督が、海外メディア TVLine とのインタビューの中で、今週配信の4話で存在感を見せ始めたミューズについて語っています。

ボイド監督はミューズが「人々を誘拐し、殺害し、血を吸い、ニューヨーク市中に壁画を描いています。」とコミックと同様のサイコキラーである事を認め、スカーダペインさんは「シーズン1以降も、ミューズはこの物語のストレス要因です。フィスクとマット・マードックの戦いで、ミューズは波及効果を引き起こすんです。彼はフィスクに問題を引き起こし、マット・マードックにも問題を引き起こします。」と、デアデビルとキングピンの双方にとって厄介な存在になる事を予告しました。

そして、「この物語におけるミューズの活躍は、適切な言葉が見つかりませんが、かなり衝撃的な結果をもたらします。そして、その結末は終わりません。我々はそれをシーズン2に持ち込む、というのが私が言える最良の言い方です。」と説明しました。

シーズン2の撮影現場でもデアデビルとミューズの対決シーンがあったという目撃情報があり、ミューズが一度の対決で退場するような悪役ではない事を示しています。

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配信済みの4話までの間で、ミューズはパニッシャーなどを称賛する壁画をニューヨークの至る所に描いており、ミューズが自警団の支持者である事を証明しています。これはコミックと同じ設定ですが、ミューズが自警団を支持するという事はウィルソン・フィスク市長の理念とは反する思想の持ち主という事になります。

今のところはマット・マードックの日常とニューヨークの現状にスポットが当てられていますが、シーズン1のちょうど半分を迎える来週の5話(と6話)で物語が大きく変化し始めるのでしょうか。

ミューズの正体はクレジットから判明したと話題にもなっていますが、正体だけでなく、彼がどんな問題を引き起こしていくのかも注目です。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-ep4-end-credits-appear-to-reveal-muses-identity/”]

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信中です。

ソース:Daredevil: Born Again EPs Tease Muse Arc and Its ‘Shocking Consequences’ — for Season 1 ‘and Beyond’

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1、第4話のチェックポイント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1のエピソード4「Sic Semper Systema」(邦題:司法にはかくあるべし)のイースターエッグを中心に、原作設定、考察、今後の予想などをご紹介。

アンジェラ・デル・トロ

これまでのエピソードでも少し登場していましたが、今回の冒頭でアンジェラ・デル・トロが正式に紹介。

ホワイトタイガー/ヘクター・アヤラの姪であるアンジェラ・デル・トロはコミックでホワイトタイガーを継承するキャラの一人であり、MCUでもそうなる布石が置かれたと考えられます。

ただし、監督はもっと具体的に力の継承が行われるシーンを撮影したとしつつ、カットした事を報告

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-ep4-deleted-white-tiger-angela-del-toro/”]

新しいホワイトタイガーの導入をキャンセルした可能性があるかもしれません。

クリーングリーンホーラーズ

深夜のクラブでフィスクの部下ダニエルが、BB・ユーリッチに情報漏洩してしまうシーンではクリーングリーンホーラーズという運送会社が登場。リサイクル関係のテック企業とも紹介されていますが、名前の通り母体は運送会社(haulers)です。

これはマーベル・コミックには登場しない企業ですが、ニューヨークにはクリーングリーン・ホーリング&リムーバルという近しい名前の会社が実在しています。

ニューヨークは実際にごみ問題が深刻化しており、生ゴミのリサイクルが義務化されました。また、市衛生局(DOS)は、ごみを適切に処理していない企業やアパートなどについて、オンライン上で「晒す」などの行為にまで発展するなどの事態も招いています。

この会社がハマー・インダストリーズやロクソンコーポレーションのようなヴィラン企業であるかどうかは、もう少し詳細が必要かもしれません。

ポップコーン泥棒

チャーリー・ハドソン3世さんが演じるポップコーン泥棒のリロイ・ブラッドフォードは、どういうわけかリロイ・マンシーニという役名でクレジットされています。どちらもコミックに登場する名前ではなく、変更の理由も不明です。

©MARVEL,Disney

さらに言えばリロイは2話のクレジットにも記載されていますが、これといった出演シーンを特定できません。群衆の一人として登場していた可能性はあります。

フィスク夫妻のセラピー

フィスクの両親についてはNetflix版の「デアデビル」でもたびたび描写されていましたが、ヴァネッサの両親については今回が初めて。そもそもコミックのヴァネッサも両親についての描写は特に無く、ドラマに深みを与えるために設定されたものだと推測されます。

これまでのMCUでも度々描かれた「赦し」が大事であるとヘザー・グレンが主張し、両者の和解を促しています。また、それとなくDVの可能性をチェックし、ヘザーのセラピストとしての能力を強調しています。

BB・レポート

BB・ユーリックのBB・レポートではフィスク市長不支持の声と「自警団は最高」というデアデビルらを称賛する声を紹介。ホワイトタイガーが死に、デアデビルも活動していない中で、インタビューを受けた彼が最高だとする自警団は誰を指しているのかが気になる所。

可能性が高いのがスパイダーマンで、他、「ザ・マーベルズ」でコスチュームを来ていたケイト・ビショップも活動中でしょうか。ディフェンダーズのメンバーも各々活動しているのかもしれません。

スクラルの仕業

「シークレット・インベージョン」の後、スクラル人がどのように過ごしているかはよく分かっていません。

「シークレット・インベージョン」のラストでは当時の米大統領リットソンがス「地球で生まれた以外の者を全て敵の戦闘員とみなす」と宣戦布告。スクラルは明確にアメリカの敵と認定されました。

しかし「ザ・マーベルズ」では「シークレット・インベージョン」に触れられる事はなかっただけでなく、ターナックスに住んでいたスクラル人の一握りがニューアスガルドに亡命しています。

そして「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」では新たにサディアス・ロス大統領が就任しましたが、スクラルに関するスタンスは明らかにされませんでした。

リロイ・ブラッドフォードがポップコーン泥棒はスクラルのなりすましだと主張するように、アメリカからスクラルの脅威が排除されたようには思えない描写となっていますが、結局のところ詳しくは分かりません。

パウエル巡査との再会

ニューヨーク市地方検事局のソフィア・オゾラとリロイの求刑内容について交渉した後、帰り道でパウエル巡査と再会。

マット・マードックはヘクター・アヤラの死に関して巡査を挑発し、目が見えない代わりに人の何倍も優れた聴覚によって心音を確認。巡査の言葉に嘘がないかを確かめています。どうやら彼の言葉は真実なようで、まったくの動揺も見せない事から、誰かに指示してやらせたという事も無さそう。現時点でパウエルはシロのようです。

パニッシャーの再登場

ヘクター・アヤラ殺害現場を調査したマット・マードックは、パニッシャーの刻印が入った薬莢を発見。それをもとにパニッシャー/フランク・キャッスルのもとを訪れています。

約6年ぶりにスクリーンに登場したフランク・キャッスルは、「パニッシャー」シーズン2のラストシーンとは全く違う、髪と髭が無造作に延びた状態で登場。この時、フランクはニューヨークでヴィジランテ活動をスタートする所で終わっていましたが、この間に何があったかは説明されておらず、今後の描写に期待です。

フランクはデアデビルのスーツを「ハロウィンのコスプレ」と表現し、Netflix版との連続性を強調しています。

デアデビルのマスク

帰宅してヘザーと夜を過ごすマットでしたが、夜中にベッドを抜け出し、屋上へ。部屋にはデアデビルのマスクが予告映像のとおり5つ表示されています。

ひとつは「シーハルク:ザ・アトーニー」でカリフォルニアに赴いた際、超人相手にビジネスをするスーパーデザイナーのルーク・ジェイコブソンにデザインしてもらった黄色のスーツである事がわかります。

Netflix版ではメルヴィン・ポッターというコミックのヴィランにスーツを作らせていますが、シーズンのラストで逮捕されており、MCUの現時点でどうなっているかは不明です。

ここは「アイアンマン3」でトニー・スタークがアーマーを作り続けていたのと同じで、マット・マードックの無意識の不安が多くのスーツとなって表現されているようです。

吹雪の中のウサギ

屋上へ向かったマット・マードックと対比して地下に降りていくウィルソン・フィスクが描かれたシーンでは、Netflix版でフィスクとヴァネッサの出会いに貢献した絵「吹雪の中のウサギ」が置かれています。ほぼ真っ白な絵でしたが、シーズン3のラストでデアデビルがキングピンを殴った際の返り血が今も付着したままになっています。

アダムが登場

ヴァネッサの不倫相手としてこれまでのエピソードで紹介されていたアダムがようやく登場。地下に監禁されていました。フィスクはカウンセリングで「アダムの居場所は知らない」と発言していましたが、やはり嘘をついていました。

これまでのエピソードで強調されていたフィスクの拳の傷は、アダムに対する暴力の結果とも思えそうですが、それにしてはアダムが少し元気過ぎる気もする所。キングピンの拳がああなるまで殴られた上で「出してくれ」と叫ぶ力が残っているのかは疑問なところで、引き続き注意が必要です。

ミューズの芸術

今回の冒頭でミューズが人を運ぶ姿がありましたが、ラストでその続きが描かれています。

コミックのミューズはサイコキラーであり、人を殺してその臓器や血で壁画を描くイカれたキャラクターでした。

ドラマでは生きたまま血を抜く様子が描かれており、コミック版と遜色のないサイコキラーに仕上がっている事を予感させています。

そして、今回のクレジットでミューズの覆面の下が既に登場済みの人物である可能性が急浮上しています。

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今回はウィルソン・フィスクが情報漏洩に怒るシーンと、アダムを監禁していたシーンとをあわせて、彼がキングピンとしての暴力性を失っていない事が感じられるエピソードになっていました。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」はシーズン1の全9話のうち4話を終えて、約半分に到達する所。

マット・マードックはまだデアデビルとしてボーン・アゲインしていませんが、フォギーとヘクターの死、リロイの救えない現状を経て、ニューヨークにおける法の無力さを痛感してきているようです。

1話の冒頭でスーツを脱いで以来かなり時間が経過していますが、そろそろデアデビルに戻るタイミングが近づいているのでしょうか。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月5日よりディズニープラスで配信中。次回、3月26日 は5話と6話の同時配信が予定されています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」、監督が4話で超重要なシーンをカットした事を明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1の4話「Sic Semper Systema」(邦題:司法にはかくあるべし)が配信され、このエピソードを制作したジェフリー・ナックマノフ監督が超重要なシーンをカットしたと告白しました。

ポッドキャストに出演したナックマノフ監督はアンジェラ・デル・トロがヘクター・アヤラの遺品を受け取る場面でアミュレットが光るシーンを撮影したと明かしつつ、最終的にこれをカットしたと話しています。

理由については言及されていませんが、アンジェラがコミックと同様にホワイトタイガーとなる計画があった事を裏付ける内容でありつつ、これをカットしたという事はこの計画が一旦中止されているという事なのかもしれません。

コミックのアンジェラ・デル・トロの年齢はよくわかりませんが、セクシーな描写が多い事と比べるとMCUに登場したアンジェラは少し幼いという印象。アンジェラがホワイトタイガーとしてミズ・マーベルやケイト・ビショップらと肩を並べるのも悪くなさそうですが、4話の時点でこれをほのめかす事は中止されたようです。

また、「デアデビル:ボーン・アゲイン」とNetflixの「デアデビル」が一連となった以上、アンジェラ・デル・トロのプロットホール(脚本の矛盾)については把握しておく必要があります。

アンジェラ・デル・トロはNetflix版には以下のように名前だけ登場しています。

©Netflix,MARVEL,Disney

ドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」のシーズン1の6話「AKA You’re a Winner!」(邦題:AKA 当選詐欺)では依頼に来たルーク・ケイジに対し、手一杯だったジェシカ・ジョーンズは一流の私立探偵であるアンジェラ・デル・トロを紹介するといって断っています。

「ジェシカ・ジョーンズ」の探偵のアンジェラが20代前半だったとしても「ボーン・アゲイン」の頃には20代後半から30を越えたあたりになっているはずであり、「ボーン・アゲイン」のアンジェラの外見とは一致しません。

現状ではこの矛盾をファンは見てみないふりをするしかありませんが、今後どこかで公式から何らかの説明や描写があるかもしれません。

以前から噂があったようにホワイトタイガーに関する何らかの計画がある事を示す監督の告白でしたが、今後のアンジェラ・デル・トロにも注目です。

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