ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の後、映画「サンダーボルツ*」は大丈夫なのか?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1の最終話が配信され、ウィルソン・フィスクが市長となったニューヨークは以前と大きく様変わりする事になりました。

特に最終話において、マスクの自警団を憎むキングピンは治安回復法を制定。全ての自警活動は違法となり、夜20時以降の外出は禁止、そして戒厳令が近々実行される事も発表されました。デアデビルだけではなくスパイダーマンや、マスクをつけていないルーク・ケイジやジェシカ・ジョーンズらも影響を大きく受ける事が予想されています。

では、フィスク市長の支配はニューヨークにやってくるサンダーボルツの活動にどのような影響を及ぼすのでしょうか。

マスクをしているレッドガーディアンやU.S.エージェントがウィルソン・フィスクの目にどのように映るのかは興味深い所ですが、劇中では何も言及されなさそうというのが正直な所。

コンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがキングピンのような人間の台頭を考慮して超法規的な組織としてサンダーボルツを結成したとは考えにくく、映画でキングピンがヴォイドによるニューヨークの惨事の対処にあたるとも思えません。

「サンダーボルツ*」が「デアデビル:ボーン・アゲイン」最終話よりも前の時系列にして、「サンダーボルツ*」を平常のニューヨークを舞台に起った出来事と設定すればそういった問題は気にする必要がなくりますが、そうすれば今度は「ボーン・アゲイン」の中でサンダーボルツ事件について何も言及されていないという齟齬が生じてしまいます。

「エコー」が 2025年5月 を描き、ここでウィルソン・フィスクが市長選立候補を決意し、ニューヨーク市長選は11月と決まっているため、最速で行動したとすれば、「ボーン・アゲイン」シーズン1の1話のメインは2025年のそれ以降から11月頃まで。オープニングからフォギーの死までは 2024年 を描いているはずです。2話では新年となる2026年を迎え、3話には3月のセントパトリックデーが含まれていました。それ以降、最終話までにどの程度の時間があったかは不明です。立候補が最速でなければこれらの事は1年ずつずれることになるでしょう。

※ディズニープラスの時系列順では2026年10月が舞台の「アガサ・オール・アロング」よりも後に配置されているため、「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1は2026年末から2027年の春頃までと推測出来そうです。

「サンダーボルツ*」に「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1のラストで見たニューヨークは継承されているのか、2週間後の映画館では注目です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中、映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 日米同時公開予定です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の監督陣が作り直し前のオープニング内容を明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の監督チーム(ジャスティン・ベンソンさん、アーロン・ムーアヘッドさん、マイケル・クエスタさん、ジェフリー・ナックマノフさん、デヴィッド・ボイドさん)が海外メディアとの対談で、削除されたオープニングシーンについて語りました。

当初、画面外で死亡した状態で始まる予定だった「デアデビル:ボーン・アゲイン」のオープニングでしたが、やはりフォギーの死を描くべきだと判断され、配信されたバージョンに仕上がっています。

フォギーの死について、どうやって死ぬのか、最期の瞬間に何が起こるのか、たくさん話し合ったとしつつ、「エルデンを見ながら、『フォギーを殺す権利は一体何なんだ?』と考え始めたんです。」とムーアヘッド監督は語っています。

「でも、エルデンは、私たちがそれを真剣に受け止め、ただショッキングなことを意図しただけではないという条件で、許可をくれました。もしそれが共感を呼び、マットが番組の残りの部分で行った行動の理由であるなら、許可は得られるでしょう。」

フォギーの死がマットの物語でとても重要かつ必要な展開だと認められ、今のバージョンに至ったと説明しました。

そして、フォギーは死んでいないと噂される1話のイースターエッグについて質問されたムーアヘッド監督は次のように答えています。

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鋭い目を持つ天才たちよ、この説は聞いたことがあります。教えてあげたいところですが、もし他のことを言ったらマーベルに批判されてしまうでしょう。だけど、デアデビルがストリートレベルのスーパーヒーローであることの本当に素晴らしい点は、MCU内でありながら、超自然現象がこのユニバースとあまり関わりを持たないことです。そのため、パンチはより痛く、血はより強く、傷つくことはより強く、死ぬことは多くの場合、実際に死ぬことを意味するなど、より強い結末を迎えることが多いという事です。だが、私が言えるのはそれだけです。

ムーアヘッド監督が携わってきた「ロキ」や「ムーンナイト」に比べ、デアデビルはスーパーナチュラルとは無縁の世界観で描かれているため、死は実際に死である事が多いと強調しました。

そして、当初、オープニングはデアデビルの衣裳を来たマット・マードックがマスクを外して信じられないほど悲しそうに泣き、マスクを落とす、それだけが全てのシンプルなシーンだったとムーアヘッド監督は言います。そしてナックマノフ監督が「それは水辺でした。」と補足し、凍えるほど寒かったと振り返りました。

フォギーの死体すら映さない状態でマットがデアデビルにならない事の説明をする予定でしたが、結局はここを丸々1話使って描くことに変更したと監督らは明かしました。

また、ヴァネッサの不倫相手のアダムが当初はキングピンのボディガード役だったとも。

ベンソン監督はアダム役のルー・テイラー・プッチさんが2005年の映画「サムサッカー」でヴィンセント・ドノフリオさんと親子役を演じていた事から起用したと明かしています。

6話のフィスクとアダムの対決シーンの前にはドノフリオさんは「ルー、きっとうまくいくよ。これからこうなる。ストレスを溜め込まないでほしい。」とプッチさんを落ち着かせていたという監督は、二人の間には実際に(父と息子の)関係があるんだと気づいて不思議な感じがしたと語りました。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。

ソース:THR

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」、変更前の最終回が明らかに。スパイダーマンへの影響は?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1の最終回の配信が始まっていますが、海外スクーパーが「大幅な制作のやり直し」前に用意されていた最終回について、その内容を共有しています。

MTTSH 氏によると、「オリジナル版では、主な悪役はミューズと腐敗警官だけだった。腐敗警官はフォギーを殺し、ホワイトタイガーも殺した。そしてミューズの行動が腐敗警官の権力掌握を後押しし、フィスク市長はミューズの殺害を口実に特別対策部隊を結成した。」と説明。

「そして最終話では、フランクは戻ってきて、彼のシンボルを利用していた腐敗した警官たちを追い始めるのです。」と報告し、基本的には大差ないと伝えています。

しかしながらオリジナル版では考慮されていなかったブルズアイの再登場で「ストーリーのまとまりがなくなってしまった。」と指摘。ブルズアイは腐敗した警官たちやそのストーリー展開と意味のある繋がりがほとんどなく、オリジナル版のほうが論理的でまとまっていたと評しています。

一方でファンの大半は配信された最終回を評価しているようで、シーズン2でのディフェンダーズの再登場やスパイダーマンの再登場にも期待しているようです。

スパイダーマンといえばキングピンの支配によって様変わりしてしまったニューヨークが「スパイダーマン:ブランニューデイ」にどのような影響を与えるかは興味深い所。

自警活動が違法行為となってしまったニューヨークでピーター・パーカーがどうやってスパイダーマンを続けていくのかは疑問がある所で、「ボーン・アゲイン」の展開はスパイダーマンが異世界に行くという噂を後押ししているようでもあります。

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キングピンが市長になっていない異世界のニューヨークでなら、スパイダーマンはA.V.T.F.(アンチ・ヴィジランテ・タスク・フォース)を気にする事なく人助けに専念出来る事でしょう。

先日はウィルソン・フィスク役のヴィンセント・ドノフリオさんが「権利の問題で映画には出られない」とも語っており、ソニーとマーベルが新しい合意をかわさない限りキングピンが「ブランニューデイ」に登場する事はなさそうな事も、「ボーン・アゲイン」と「ブランニューデイ」が地続きにならない可能性をほのめかしています。

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キングピンの支配は当然の事ながら「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2へと続き、「ホークアイ」シーズン2にも影響する事が有力視されています。デアデビルを手助けしてくれるのは誰になるのか、今後の展開に注目です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2は2026年3月配信、ショーランナーが予告。マットとフィスクは仲良く舞台裏を紹介

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のシーズン2が、2026年3月にディズニープラスで配信予定である事が発表されました。

ショーランナーを務めるダリオ・スカーダペインさんがSNSを更新し、シーズン1最終話の反応をファンと共有する中で、シーズン2の配信時期について発表しています。

「全てはここに繋がりました。S1を締めくくる時の感情が混ざっています。 キャスト、クルー、スタジオの自信と甘やかさに本当に感謝。サナ、ブラッド、ケヴィン、ルー、アーロン、ジャスティン、チャーリー、ビンセント、デボ、ジョン、そしてマッドサーカス全員に最大の感謝を。そしてそう、2026年3月にシーズン2開始です。」

これと時を同じくして、デアデビル/マット・マードック役のチャーリー・コックスさんとキングピン/ウィルソン・フィスク役のヴィンセント・ドノフリオさんがシーズン2の撮影の舞台裏映像を公開。

チャーリー・コックス:デアデビルファンの皆さん、こんにちは。『ボーン・アゲイン』シーズン1をご覧いただき、本当にありがとうございます。フォギーの死、ホワイトタイガーの裁判、ミューズ、ブルズアイ、そしてもちろん、ウィルソン・フィスクの腐敗した支配まで、ずっと一緒に見てきましたね。

ヴィンセント・ドノフリオ:これはまだ始まりに過ぎません。シーズン2ではヘルズ・キッチンで、さらに色々と起こりますよ。

コックス:ちょっと、ヴィンセント、何をしているの?ネタバレになるよ。

ドノフリオ: ああ、そうだったね。

ドラマでは見られない和やかな雰囲気の映像の中ではドノフリオさんが「フォグウェルズ・ジム」のロゴを紹介。Netflix版でも度々登場したジムで、マット・マードックがボクシングの練習場として使っていました。

先日はここでのアクションシーンが目撃されていました。

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ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」、シーズン1の最終話に【ネタバレ】が登場しなかった理由について監督が語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1の最終話が配信され、その結末にはファンの様々なリアクションがSNS上に現れています。「ムーンナイト」と「ロキ」にも関わったジャスティン・ベンソン監督とアーロン・ムーアヘッド監督がオンラインインタビューでこの最終話について語りました。

最終話にジェシカ・ジョーンズなどディフェンダーズのメンバーが登場しなかった事について質問されたジャスティン・ベンソン監督は次のように語っています。

このシーズンのドラマチックな美しさ、そして悲劇の美しさ、そしてあの結末の奇妙なほどに感情的に満足感を与えてくれるのは、善人たちが負けたという事です。マット・マードックは敗れ、フィスクが勝ちました。しかし、最後の瞬間、その事実にもかかわらず…あの部屋でコスチュームを着ているのは(デアデビル)ただ一人だということを、観客は十分に理解するでしょう。彼らが『ああ、負けた。希望は多くないけれど、『くそくらえ』と言って、前に進むだけの勇気がある』と言っている姿には、何か美しいものがあると思います。そこには、とても満足感がある。

もし他のスーパーヒーローがたくさん登場していたら、希望を与えすぎてしまうところだったでしょう。もはや、根性や不確実性、そして負けそうでも果敢に挑むことだけがテーマではありません。これは素晴らしい結末で、英雄的です。そこにいるのは彼と、そこにいる人々、人間だけです。彼らは正しいことをするからこそ、進み続けるのです。

スーパーヒーローたちが集ってもう一度立ち上がる姿は「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のラストから「アベンジャーズ/エンドゲーム」の冒頭で描いた事であり、本作ではデアデビルとその周囲にいる正義の一般人と共に再起する姿を描く事になりました。

また、ムーアヘッド監督はシーズン2について期待できる事について話しました。

二人ともマスクを脱ぎ捨てました。彼らは自分自身に戻ったのです。だからシーズン2が始まると、彼らが完全に自己実現した時の様子がどんなものかを見ることができるしょう。彼らは限界まで挑戦し、自分の心と体が一体化している。マットはおそらく、フィスクの悪党たちをぶちのめせる時が一番幸せだと思います。抑制したり、システムの枠にとらわれたりする必要がない時、彼は幸せなんです。そして、それは暗い。それは闇であり、病的なのです。

シーズン2は、全てが順調な状態でスタートするわけではありません。マットが毎日、一日中デアデビルでいるのは無理でしょう。キングピン市長が常に暴君でいるのも同様に無理でしょう。シーズン1のスタート地点とは真逆の場所にいても、彼らは決して満足しないでしょう。

そしてムーアヘッド監督はウィルソン・フィスクの身体が回を追う事に大きくなっていることに言及。

「本当に重要なのは、彼が市長になるために極端に軽食を取っているということです。でも、市長になってからは…第1話で、彼が市長選への立候補を表明する時に『時が来た』というセリフがありました。でも、今回は『成長する時だ』というテイクを入れました」

「我々は、彼が犯罪組織の外で成長するという二重の意味を持たせようとしたのですが、彼は文字通りそれを言ったのです。彼はアメーバのように、ブロブのように吸収し吸収し、どんどん大きくなっていく必要があるのです。」と監督は付け加えました。「一つ重要なのは、アダムが地下牢にいることを知った時、彼がそこへ行き、食事をし、成長するということです。彼が自分のイド(無意識の欲望)を解放する場所でもあるのです。」

「ボーン・アゲイン」が作り直される以前の脚本ではカレン・ペイジは登場しておらず、パニッシャーの出番はあったもののジョン・バーンサルさんは出演を拒否していたことをかんがえると、この最終回は大幅に変更されている事が予想されます。

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もとの脚本内容は今のところ不明ですが、シーズン2ではさらに異なる方向に向かっていくことになりそうです。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

クリステン・リッターさんがドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2への関与を再びほのめかす

Netflixのマーベルドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」や「ディフェンダーズ」でジェシカ・ジョーンズを演じたクリステン・リッターさんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2への出演をほのめかしているのではないかと話題になっています。

クリステン・リッターさんは自身の Instagram を通じて下のような画像を共有。

チャーリー・コックスさんがクリステン・リッターさんが書いた新しい本を読んでいる画像で、二人が最近同じ空間にいた事を示しているようです。

クリステン・リッターさんは先月のインタビューでも「頼まれたら準備は出来ている」といつでも再演出来ると語っていました。

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「ボーン・アゲイン」のシーズン2ではディフェンダーズのメンバーたちが再登場すると噂されており、この画像はクリステン・リッターさんが撮影に参加している事を証明するものなのでしょうか?

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続報があり次第、またお知らせする事になります。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて再登場しています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信中、今週、最終話が配信予定です。

【ネタバレ注意】ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」S2、新たな戦闘シーンがヴィランとの複雑な関係を描く

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の撮影現場より、新たな戦闘シーンのビデオがSNS上に登場しました。ヘルズキッチンのフォグウェルズ・ジムを舞台にした因縁のヴィランとの戦いが目撃されていますが、あるいはそうではないのかもしれません。

※これより先は「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

ジムの窓を破る形でデアデビルとブルズアイが飛び出した後、二人は同じ方向へと走り去り、その後、建物からフィスクの特殊部隊 A.V.T.F.(アンチ・ヴィジランテ・タスク・フォース)がぞろぞろと出てきています。

この後、二人は特殊部隊を相手に共闘する事になるのか、三つ巴の戦いになっていくのか、ファンの意見は分かれています。

シーズン1の8話ではブルズアイが市長暗殺未遂で終わっており、このシーンの時点でブルズアイがまだフィスクの命を狙っているのかどうか、それとも別の雇い主が登場しているのかどうか、今回のビデオだけではまだ判断材料が足りないようです。

以下はビデオよりコスチュームが見やすくなっている静止画です。

シーズン2の撮影現場にはミューズのスタントマンがいることも確認されており、もともと18話構成で考えられていたこともあって、シーズン1のヴィランたちが引き続きデアデビルを悩ませていく事になりそうです。

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「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて再登場しています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信中です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」、監督がバイオレンスなシーズンフィナーレを予告

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のジャスティン・ベンソンさんとアーロン・ムーアヘッドさんの監督コンビがシーズン1の最終回について予告しました。

海外メディア TVLine とのインタビューでベンソン監督は「最終話には、実写作品としては非常にショッキングで、非常に暴力的なシーンがあります。しかし同時に、映画製作者としては信じられないほどエキサイティングな瞬間でもあります。」と語り、「観ていただければ私が何を言っているのかお分かりいただけると思います。そして、私の目に輝きが宿っている理由を、皆さんに理解していただくのが待ちきれません。」と付け加えました。

また、ムーアヘッド監督は「(最終回は)残酷で悲劇的です……。 クレイジーな映像の宝庫ですよ。」と予告しました。

本作は制作段階からマーベル作品の中でもかなり過激な内容になると発表されており、これまでに配信されたエピソードも所々で目を背けたくなるようなシーンが含まれていました。

ほとんどのマーベル作品がファミリー向けに展開される中で本作は独自の色を出すことに成功しており、近年のMCUの問題ともされてきたCGIを多用したアクションシーンに対してもクラシックな手法で対応して来ました。

物語は来週で一旦決着が着くことになりますが、現在はシーズン2の撮影中。こちらは 2026年 の配信が予定されています。

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どのようなシーズンフィナーレを迎え、シーズン2へつながっていくことになるのか注目です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:TVLine

「デアデビル:ボーン・アゲイン」が生まれ変わったのはケヴィン・ファイギのおかげ、ヴィンセント・ドノフリオさんが語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」でキングピン/ウィルソン・フィスクを演じるヴィンセント・ドノフリオさんが、ポッドキャスト Happy Sad Confused に出演し、本作が大幅に作り直される事になった経緯についてケヴィン・ファイギ社長を称賛しました。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」がリニューアルされた事についてドノフリオさんは、「ええ、(デアデビル役の)チャーリーと私の共同のアイデアでした。」とし、「最初の脚本家たちは素晴らしいアイデアを持っていたと言わざるを得ません。そのアイデアは確かに良いものでした。でも残念ながら、元の番組(Netflix版)から切り離していたので、成功する可能性はなかったと思います。」と述べています。

「チャーリーと私は、自分たちが置かれた環境の中で、みんなが愛するこれらのキャラクターをどう演じればいいのか理解できなかったんです。だから、ずっと壁にぶつかり続けました。幸運なことに、私たちにはケヴィン・ファイギというボスがいました。」

「彼は何でも聞いて、何でも見ています。クルーの誰とでも同じように話せます。とても率直な人です。彼の立場を考えると、完全にユニークな人だと思います。」

「40年間の俳優生活で、彼は私にとって、彼が置かれている立場という点で、まったくユニークな存在です。彼は非常によく耳を傾け、真相を突き止めるために一生懸命努力し、そして、結局はああいう結果になったのです。チャーリーと私は積極的にコミュニケーションを取り、最初の脚本家たちと毎日絶えず話をする必要がありました。彼らのアイデアは素晴らしいと感じていましたが、少しでも軌道修正しなければ、結局は失敗するだろうと感じていました」

配信中のエピソードの中でもっとも評価が低いのがユスフ・カーンと銀行強盗を描いた第5話「With Interest」(邦題:マスクの力)で、これが唯一、リニューアルチームが手を加えなかったエピソードとされています。

非常にMCUらしいエピソードでもありましたが、あのペースで18話続いていたと考えると、ドノフリオさんが指摘するように失敗していた可能性は高いようです。

シーズン1は残す所あと2話となり、現在はシーズン2の撮影中。それ以降も続くものにしたいとショーランナーは語っていましたが、MCUのニューヨークがどのようになっていくのか注目です。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて再登場しています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信中です。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」、ヴィンセント・ドノフリオさんがキングピンとスパイダーマンの複雑な権利問題に言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」でキングピン/ウィルソン・フィスクを演じるヴィンセント・ドノフリオさんが、ポッドキャスト Happy Sad Confused に出演し、将来的なスパイダーマンとの対決に関して問題がある事を明かしました。

インタビューの中でドノフリオさんは「マーベルにとって、私のキャラクターを使うのは非常に難しいことです。所有権などの問題で。今のところ、私のキャラクターはテレビシリーズでしか使えません。フィスクの単発映画などにも使えません。今はすべて権利関係の問題です。実際のところ、いつうまくいくのか、そもそもうまくいくのかどうかもわかりません。」と、映画にキングピンを登場させる事が出来ない状態である事を明かしました。

昨年、アニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」に出演するかどうか質問された際も「キングピンはマーベルとソニーの間に挟まれているので、次にどこに登場するのかわかりません。」と回答していました。

ヴィンセント・ドノフリオさんは以前からスパイダーマンとの対決の実現をアピールしてきましたが、「スパイダーマン:ブランニューデイ」の正式タイトルを獲得した「スパイダーマン4」にも呼ばれていないと最近明かしていました。

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しかし実現不可能だと言われていたスパイダーマンを「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」からの導入に成功し、当初は荒唐無稽なフェイクとも揶揄された三人のスパイダーマンのチームアップを実現した両スタジオですから、キングピンに関する問題もいつか解決されると信じてファンは待つしかありません。

ひとまずはニューヨークの新しい市長としてキングピンはその存在感を強めており、現在は「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2の撮影が行われている最中。「スパイダーマン:ブランニューデイ」でのスパイダーマン対キングピンは実現しない可能性が高いようですが、5作目、6作目の展開に注目です。