映画「ファンタスティック・フォー:FS」、ドラマ「デアデビル:BA」のティザー映像が流出

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」とドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のティザー映像が流出しています。「ファンタスティック・フォー」の映像はSDCCの際にも流出していましたが、それよりもはるかに見やすい画質となっています。

SDCCバージョンと全く同じというわけではなく、今回の映像ではロボットのハービーが初紹介。ただし、「ファンタスティック・フォー:FS」は撮影が始まったばかりであり、これらはイメージ映像といった趣が強いと見られています。

映画「ファンタスティック・フォー」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー」は 2025年7月25日 に米国劇場にて公開予定です。

DAREDEVIL BORN AGAIN – D23 Teaser Trailer
byu/elrincondistroyer inLeaksAndRumors

「デアデビル:ボーン・アゲイン」の映像は画質低めですが、コミックのイメージを踏襲しているヴィランのミューズやデアデビルらしい血なまぐさいアクション、そしてミズ・マーベル/カマラ・カーンの父ユスフ・カーンが登場しているというMCUらしいサプライズも確認出来ます。

こちらは全18話のうちの前半パートの撮影を終了しており、秋にも後半の撮影が始まるとされています。

本作はチャーリー・コックスさん、ヴィンセント・ドノフリオさん、ジョン・バーンサルさん、マルガリータ・レヴィエヴァさん、マイケル・ガンドルフィーニさん、ジェニーヤ・ウォルトンさん、アーティ・フルーシャンさん、デボラ・アン・ウォールさん、エルデン・ヘンソンさん、ウィルソン・ベセルさん、ジェレミー・アールさん、アイェレット・ゾラーさんらが出演。ダリオ・スカーダペインさん (『パニッシャー』) がショーランナーを務めています。 

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は前半9話が 2025年3月 よりディズニープラスで配信予定です。

【噂話】D23、MCUは「アガサ」「デアデビル」「アイアンハート」が焦点か

現地時間の8月9日から3日間にわたって開催されるディズニーのイベント、D23にてマーベル・スタジオがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に関して、「アガサ:オール・アロング」、「デアデビル:ボーン・アゲイン」、「「アイアンハート」と言ったディズニープラス向けのドラマ作品についてプレゼンテーションが行われるとスクーパーたちが報告しています。

NPN の編集者であるデメット氏はこれら3作品がイベントの焦点になるだろうと報告。

また、ダニエル・リヒトマン氏は「アガサ:オール・アロング」の新たな予告、そして「デアデビル:ボーン・アゲイン」と「アイアンハート」のティザーが公開されると報告しています。

ただし現時点でこれが会場限定の映像となるのか、オンラインでも公開されるのかはわかっていません。

アニメの「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」、「アイズ・オブ・ワカンダ」、そして「ホワット・イフ」と「X-MEN’97」の新シーズンに関する情報も期待されていますが、米メディア向けのプレスリリースではマーベル・スタジオに触れてもいないとの事で、今年の D23 ではあまり大きな発表はないのではとも考えられています。

D23:The Official Disney Fan Club の責任者マイケル・ヴァーゴ氏は先月、以下のような声明を発表。

来月、あらゆる年齢層のファンがアナハイムに集まり、究極のディズニーファン体験を味わえることを大変嬉しく思います。今年のD23は、ディズニーのさまざまな世界からファンが大好きなものをさらに多く紹介できるよう、再考されています。ゲストは、アナハイムコンベンションセンターで用意している素晴らしいプログラムやショーフロアのオファーをお楽しみいただけます。ここでは、魔法の背後にいる多くのクリエイティブな天才たちによる壮大なエンターテイメントを通じて、私たちの並外れたストーリーテリングと体験が実現します。

プレスリリースは以下のとおりです。

5つのステージで 55 を超えるパネルとプレゼンテーションが、数日間にわたるファン エクスペリエンスに登場し、ウォルト・ディズニー・カンパニー全体から最高のクリエイティブ・ストーリーテリングとイノベーションを紹介します。ディズニーの受賞歴のあるストーリーテリング・エンジンは、ウォルト ディズニー・アーカイブスとディズニー・エクスペリエンスと連携して、舞台裏へのアクセス、めったに見られないお宝、初公開ショーケース、待望の再会をフィーチャーした、並外れたパネルとプレゼンテーションの幅広いラインナップを慎重にキュレーションしました。また、D23 マウスカレード:アルティメット・ディズニー・コスチューム・コンテスト、ディズニー・プリンセス・コンサート、ディズニー・キャラクターボイス:インサイド・ザ・スタジオなど、ファンに人気のプレゼンテーションが再びアナハイム・コンベンションセンターに戻ってきます。

今年の展示フロアはイベント史上最大規模となり、ディズニー・エクスペリエンス、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ、ピクサー・アニメーション・スタジオ、ディズニープラス、Hulu、ナショナル・ジオグラフィックなどの没入型パビリオンを含め、ファンが愛するブランド、ストーリー、才能と触れ合う機会がさらに増えます。すべてのファンが驚くほど没入感のある体験を楽しめる、誰もが楽しめるイベントです。

MCUファンの長年の疑問である旧アベンジャーズタワーの現所有者は?ファイギ社長が「もうすぐ」と語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ」でニューヨークに現れたスターク・タワーは後にアベンジャーズ・タワーとして改築され、しばらくの間アベンジャーズたちの拠点となっていました。しかし、「スパイダーマン:ホームカミング」の作中でこのタワーは売却され、ハッピー・ホーガンがその引っ越しの責任者として奔走する様子が描かれていました。

2017年に「ホームカミング」が公開されて以降、トニー・スタークは誰にタワーを売却したのか、誰が買い取ったのかという事について作中ではまったく言及されておらず、ディープなMCUファンはこの謎の購入者について未だに議論を続けています。

この回答がいつ得られるのかについて、ドラマ「エコー」のプロモーションの最中に、スタジオのエグゼクティブ・プロデューサーのブラッド・ウィンダーバウムさんが「もうすぐ」だと回答していました。

今回、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの最中にケヴィン・ファイギ社長が再度これに関して再度質問され、「その通りです。」と幹部の発言に同意する形となりました。

「もうすぐ」というのが具体的にいつなのかは不明ですが、間もなく公開予定の映画「デッドプール&ウルヴァリン」はメインの舞台が神聖時間軸ではないため、この疑問に言及する余裕はほとんどなさそうです。

続くドラマ「アガサ:オール・アロング」は舞台がウェストビューだと考えられており、これもニューヨークに言及するとはあまり考えられません。

となると、2025年2月の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」か3月のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」あたりが有力になりそうです。

スクーパーはこの謎の人物について過去に「キングピンではない」と報告し、「2025年に判明するようだ」とも予告。

2021年の冬、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のプロモーションツアーの際、トム・ホランドさんがこの回答を知っている事をほのめかしていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-nwh-avengers-tower/”]

来年のどこかでこの疑問が解消されるのか、注目です。

ソース:Marvel’s Kevin Feige Confirms When Avengers Tower’s New Owner Will Be Revealed

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」パート2が今秋撮影開始へ

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のパート2が2024年の秋から撮影が始まる予定だと、海外スクーパーが報じました。全18話とされる本作の前半9話が4月に終了しており、制作チームは休憩に入っていました。

ダニエル・リヒトマン氏の報告によると、「デアデビル:ボーン・アゲイン」の後半部分は秋からニューヨークで撮影が開始され、2025年半ばまでを予定しているとの事。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」の制作発表後、キングピン役のヴィンセント・ドノフリオさんは早くもシーズン2の台本があると明かしていましたが、当時スクーパーは本作が前後編の2部作になると主張し、ドノフリオさんの勘違いであると指摘していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-season-2-or-split-season/”]

本作ではNetflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

また、本作はこの後に予定されている「スパイダーマン4」などにも影響を与える物語になるのではとも考えられています。

ドノフリオさんは「シーズン2(パート2、後編の事)では大どんでん返しがある」とも語っていましたが、どのような展開が待ち構えているのでしょうか。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は前半9話が 2025年3月 よりディズニープラスで配信予定です。

「アガサ」は本格ホラーに?「デアデビル:BA」は政治ゲームになるとマーベル・スタジオ幹部が明かす

マーベルの公式ポッドキャストにマーベル・スタジオのTVドラマ部門の責任者を務めるブラッド・ウィンダーバウムさんが出演し、今後ディズニープラス配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オール・アロング」と「デアデビル:ボーン・アゲイン」について、新たな情報を提供してくれました。

放送の中でウィンダーバウムさんは、9月配信予定の「アガサ:オール・アロング」について次のように語っています。

アガサは本当に楽しいですが、とても怖くてかなりドラマチックになります。彼女は素晴らしいアンチヒーローで、この番組はハロウィンの楽しさであなたを引き込み、気が付けば涙する事になるでしょう。

番組がどれほど怖いかについて尋ねられると、ウィンダーバウムさんは「それはマーベル流の怖さです。それはハロウィンショーで、シリーズには命に関わるリスクがあります。楽しい乗り物ですが、危険なものです。」と回答しました。

そしてデアデビルの話題となり、「ボーン・アゲイン」では政治的なゲームとしての物語が描かれると説明しました。

デアデビルは素晴らしいです。いくつかの点で「X-Men ’97」と似ています。ファンが愛するものを復活させると同時に、新しい方向に進んでいます。これらのキャラクターは成熟し、ユニバースも変わり、社会も変わっています。マットとウィルソンも変わり、これまで見たことのない方法で衝突することになるでしょう。お互いを殺そうとするだけではもう十分ではなく、政治的なゲームが展開されています。

「ボーン・アゲイン」ではコミックの設定に基づき、ヴィランのウィルソン・フィスクがニューヨークの市長となる事が判明しています。

これがMCUに与える影響は今の所不明ですが、コミックではフィスク市長がデアデビルのような自警活動を禁止していく事でデアデビル、スパイダーマン、パニッシャーのようなヴィジランテたちは窮地に追い詰められていく事になります。

今回のウィンダーバウムさんの報告は、MCU版もコミック版と同様に、単なる殴り合いで終わるような話ではない事をほのめかしているようです。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」の配信は 2025年3月 とまだかなり先の事ですが、「アガサ:オール・アロング」は 2024年9月18日 にディズニープラスで配信予定。

リリースまで2ヶ月ほどに迫っているため、予告動画がいつ公開されてもおかしくありません。今月末のサンディエゴ・コミコンまでに公開されるか、会場で初公開となる可能性が高いのではないかと考えられています。

【噂話】スパイダーマンがガーディアンズ・オブ・マルチバースとして帰ってくると言う ─ 他エージェント・オブ・アトラス等の話題

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ…?」シーズン3において、スパイダーマンがガーディアンズ・オブ・マルチバースの一員として帰ってくると報じられました。

ガーディアンズ・オブ・マルチバースは「ホワット・イフ…?」シーズン1にて、インフィニティ・ウルトロンの脅威に対抗すべく、ウォッチャーのウアトゥが集めたキャプテン・カーターを中心としたマルチバースのヒーローたち。

海外メディア TCC はここにスパイダーマンを加えて、シーズン3で彼女たちが再びチームを組むだろうと報告しています。

また、2024年の夏から冬にかけてマーベル・スタジオ及びディズニーからのMCUに関する次のスケジュール発表が予想されている事にあわせて、いくつかの新しい噂を提供。

デアデビル:ボーン・アゲインとディフェンダーズ

まず「デアデビル:ボーン・アゲイン」に関して、マーベル・スタジオは「まったく手加減していない」との事で、本作は Netflix版のファンを納得させる品質になるだろうと指摘しています。

これに関連して、「ボーン・アゲイン」には「ディフェンダーズ」関連の大物カメオが予定されているとし、ルーク・ケイジとアイアン・フィストが「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」前に確保できれば Netflix版のキャストが起用されるだろうと言います。そして、脇役になると予想されるアイアン・フィストとは対照的に、ルーク・ケイジはより目立つキャラクターになるとも報告しています。

ミッドナイト・サンズなどのホラー系作品

「ムーンナイト」シーズン2がミッドナイト・サンズの前に計画されているとの事で、舞台がロンドンからニューヨークに移ると言います。また、これに関連しているのか「ドクター・ストレンジ」のヴィランだったドルマムゥの再登場が近いとも報告。

また、こちらも関連性は不明ですが、ディズニープラスの「ワンダーマン」はコメディとホラーの組み合わせになると言います。

アーマーウォーズ

開発中止の噂もある「アーマーウォーズ」ですが、TCCはまだ開発中であると主張。

ドラマとして発表されていた「アーマーウォーズ」でしたが数年が経過した後に映画に変更する事が発表。しかし、開発は難航しているようで、なかなか進捗が発表されていません。

ジミー・ウーを中心とする作品

TCCは「アントマン&ワスプ」、「ワンダヴィジョン」に登場したジミー・ウーが将来のプロジェクトで「非常に興味深いキャラクターアークを持っている」と報告しました。

以前からウーに関してはコミックの「エージェント・オブ・アトラス」実写化の噂がありますが、今回の報道がこれについての言及であるのかはハッキリとしていません。

エージェント・オブ・アトラスはジミー・ウーが中心となって組織されたアジアを中心に活動するヒーローチームで、シャン・チー、シルク、エアロ、ルナ・スノーなど、アジア人およびアジア系アメリカ人のキャラクターで構成されるチームとなりました。

2023年にはK-POPアイドルヒーローであるルナ・スノー役にK-POPグループ「BLACKPINK」のメンバー、キム・ジェニーさんが起用されたとも報じられましたが、当時、所属事務所は否定の声明を発表していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agent-of-atlas-casting-rumor-denied/”]

また、以前に実写化の噂があった「ビッグ・ヒーロー・シックス」も日本人で構成されているため、ここに参加させやすいかもしれません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/rumor-big-hero-6-hiro-baymax-join-mcu/”]

他、実写を心待ちにしている熱狂的なファンも多いエアロなども、ジミー・ウーに連れてこられる事が期待されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/marvel-adds-aero-and-sword-master-to-their-schedule/”]


TCC以外では、ジェフ・スナイダー氏やMTTSH氏が「ルッソ兄弟がアベンジャーズ5の監督の希望を申し出た」と報告。しかし、スナイダー氏は「スタジオ側が何らかの理由でこれを断った」と言います。

スナイダー氏は作品と直接関係のない噂として、マーベル・スタジオのサンディエゴ・コミコンでの発表は「映画中心」となり、ドラマやアニメに関しては D23 に回る可能性が高いと述べています。

ソース:Bonus June Discord Q&A With Alex Perez Talking Marvel Studios, From Avengers to X-Men!

Netflix「デアデビル」、クレア・テンプル役ロザリオ・ドーソンさんが再演の可能性について語る

Netflix のマーベルドラマ「デアデビル」でメトロ総合病院の看護師クレア・テンプルを演じたロザリオ・ドーソンさんが、ファン・エキスポ・ボストン 2024 に参加し、パネルの中でディズニープラスで配信予定のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」での再演の可能性について言及しました。

イベントの司会を務めた Collider から、「ボーン・アゲイン」での再登場について質問されたロザリオ・ドーソンさんは次のように回答しました。

デアデビルは私がこのイベント中に最も多くサインしたものの一つだと言わざるを得ません。ジェフ(・ローブ監督)と一緒に時間を過ごすことができて本当に良かったです。昨夜は夕食を共にし、ヴィンセント(・ドノフリオ)やチャーリー(・コックス)やみんなに会うことができました。だから、本当に嬉しいです… 彼らと一緒に過ごし、また一緒に演技したいです。本当に素晴らしい時間でした。そして、ご存知の通り、マーベルやディズニーは私の電話番号を知っていて、私がどこにいるか知っています。

ドーソンさんは2023年のスターウォーズドラマ「アソーカ」で主演を務めたにも関わらず、クレア・テンプルとしての人気が高い事を明かしつつ、イベント前日には「デアデビル」の同窓会に参加していたとも語りました。

再演に対して十分な意欲を見せましたが、「デアデビル:ボーン・アゲイン」の開発当初、ドーソンさんは「アソーカ」を制作中であった事でお呼びがかからなかったようです。

ロザリオ・ドーソンさんはビジネス上の話だけでなく、ディズニープラスで「シーハルク:ザ・アトーニー」を見たと明かし、そこに登場したデアデビルについてもコメントしました。

「シーハルク」でチャーリーがやった朝帰りを嫌がる人もいるのは知っていますが、私はあれが最高だと思いました。面白かったですよね。全て許されると思います。私もコーヒーを飲んだ事があるから、その気持ちもわかります。

マーベル・スタジオは 2023年末に「ボーン・アゲイン」の再開発に着手し、その時点からデボラ・アン・ウォールさんやエルデン・ヘンソンさんらNetflix版のキャストを新たに追加するように脚本を書き直しました。「ボーン・アゲイン」の前半の9エピソード分は撮影を終えていますが、後半の残り9エピソードでクレア・テンプルが戻ってくる可能性は残されているようです。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月 米ディズニープラスで配信予定です。

ソース:Rosario Dawson Loves the ‘She-Hulk’ Moment That Drove Fans Nuts

キングピンはマーベルとソニーの板挟みになっている、「デアデビル:ボーン・アゲイン」ヴィンセント・ドノフリオさんが語る

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」でキングピン/ウィルソン・フィスクを演じるヴィンセント・ドノフリオさんが、自身の演じるキャラクターがマーベルとソニーの権利的な板挟み状態にあると語りました。

デアデビル/マット・マードック役のチャーリー・コックスさんらとファン・エキスポ・ボストン2024 に参加したドノフリオさんは、今後のキングピンについてステージ上で次のように発言しています。

「はっきりと言いましょう、皆さん、マーベルとソニーの全体の話をご存知でしょう?マーベルによって発明され、マーベルによって書かれたキャラクターが、マーベルとソニーの間で板挟みになっている状況です。ですから、誰が何をするのかを決めるのにとても時間がかかります。」

「私はただ、(キングピンがどこに登場するかを)本当に知らないんです。私のキャラクターは、そのような状況にあり、チャーリーのキャラクターとは違います。ですから、分からないんです。キングピンを演じるという事はそういう事なんです。」

スパイダーマンの権利はまさに蜘蛛の巣の如く複雑で、多くのファンが気づいているように2002年のサム・ライミ監督の「スパイダーマン」から実写映画のスパイダーマンはソニーが権利を保有しています。

1998年、倒産しかけていた当時のマーベルは2500万ドルでほぼすべてのキャラクターの映画化権をソニーに買ってもらおうとしていました。しかし当時のソニーは「スパイダーマン以外のキャラは誰も見向きもしないだろう」と言い、スパイダーマンだけを700万ドルで買うことにしました。そしてこのバラ売りを機に、X-MENが20世紀FOXへ、ハルクやネイモアがユニバーサルへと貸し出されていく事になりました。

細かい契約内容は明らかにされていませんが、この契約を起点としてサム・ライミ監督の「スパイダーマン」映画シリーズがスタートしていきました。そしてソニーの思惑は外れ、スパイダーマンだけでなくX-MENの映画もヒットして、その後2008年の「アイアンマン」からMCUが大ヒットしていく事になります。

「スパイダーマン:ホームカミング」など、トム・ホランドさんが出演するスパイダーマン映画はソニー作品ですがディズニーとマーベルが展開するMCUという扱いになり、ホランドさんが客演する「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」などはマーベル・スタジオだけでなく、ソニー・ピクチャーズが共同制作という形で関与しています。

ではアニメはどうでしょうか。「スパイダーバース」のヒットによってアニメのスパイダーマンもソニーのものと思われがちですが、実際にはマーベル・アニメーションによってディズニーアニメとして制作されているものがあります。もちろんディズニープラスで鑑賞可能です。

ゲームに関しても同じで、PS4、PS5独占(後にPC版リリース)だった「Marvel’s Spider-Man」シリーズがソニーから発売されていますが、過去にはサム・ライミ監督の映画をゲーム化したものがニンテンドーDSでリリースされています。

また、スパイダーマンのソロゲーム以外でいえば「レゴ マーベルヒーローズ」や「マーベルアルティメットアライアンス」といったシリーズはスパイダーマンが登場し、ニンテンドースイッチ等でもリリースされていますし、各種モバイルゲームでスパイダーマンが登場している事は言うまでもありません。

アニメもゲームもスパイダーマン=ソニーになりがちな昨今ですが、実際はそうではないのです。

では実写ドラマはどうでしょうか。

映画と近い媒体である実写ドラマですが、ソニーとマーベルの契約以降にリリースされたスパイダーマン関連の実写ドラマがないため詳しい所はわかっていません。ただし、Netflixの「デアデビル」でキングピンを使えたという事はソニーに権限はないように思えます。一方で、ソニーは映画「ヴェノム」から始まったSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)のドラマとして「スパイダーマン・ノワール」を公式に発表し、「シルク」なども開発中(そして頓挫中)とも報じられています。

今回のドノフリオさんの発言とこれまでの制作例を見る限り、キングピンのドラマでの登場はマーベル(ディズニー)の権限で実行出来るようですが、映画に登場させる場合は「スパイダーマン関連のキャラクター」という扱いになり、ソニーの承諾が必要になるようです。

以前にはキングピンを主軸とするコミック「デビルズ・レイン」がMCUとしてアニメ化されると報じられた事もあり、これもキングピンの実写の扱いが難しい事を表しているのかもしれません。

MCUの「スパイダーマン4」にキングピンが登場するという噂もありますが、ヴィンセント・ドノフリオさんのキングピンが大スクリーンに登場する日が実現するのか、今後の動きにも注目です。

クリステン・リッターさんがジェシカ・ジョーンズのMCU復帰予告の真相を語る

Netflix制作のマーベルドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」で主人公ジェシカ・ジョーンズを演じたクリステン・リッターさんが、海外メディア Collider とのインタビューで、以前にジェシカ・ジョーンズのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)復帰をほのめかしているのではと話題になったインスタグラムの投稿の真相について語りました。

sponsored link
 

[nlink url=”https://mavesoku.com/krysten-ritter-teased-jessica-jones-return-mcu/”]

新作ドラマ「オーファン・ブラック:エコーズ」のプロモーション中、「件のインスタグラムの投稿は大騒ぎになると分かっていてやったことなのか」と質問されたクリステン・リッターさんは次のように回答しています。

いいえ、そうなるとは知りませんでした。私はそのシャツを持っています。それは素晴らしいTシャツで、お気に入りの一つです。着ているときに『あら、かわいい!誰かこのシャツに気づいてくれるかな?』と思って投稿したんです。でも、確かに注目を集めたことには気づきました。楽しかったです。

リッターさんはあの投稿が単なる偶然であり、自分が再び事件に戻るというヒントではないと主張しつつも、ファンの反応が嬉しかったかどうかと質問されると「もちろんです」と答えました。

それは私にとってもとても大切なことです。キャラクターは私にとってもとても意味のあるものです。私のお気に入りのかわいいTシャツのさりげないインスタグラムのストーリーが、そんな反応を引き起こすのは面白いですね。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」にジェシカ・ジョーンズが再登場するのではないかと永らく噂されていましたが、撮影現場ではジョン・バーンサルさんのパニッシャーは目撃されたものの、パート1の撮影を終えた現時点でクリステン・リッターさんの姿は目撃される事はありませんでした。

「ボーン・アゲイン」の撮影期間中、リッターさんは「オーファン・ブラック:エコーズ」の撮影に取り組んでおり、ある意味それは当然の結果とも言えます。

今回、噂に火をつけることになった投稿が単なる偶然だったと主張したクリステン・リッターさんですが、2023年末のインタビューでは再演の準備が出来ているとも話していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/krysten-ritter-comments-jessica-jones-mcu-return/”]

「デアデビル:ボーン・アゲイン」のパート1には登場しない可能性が高いようですが、残りの後半パートや別の作品でMCUに復帰するのかどうか、今後の動きにも注目です。

ドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Krysten Ritter Responds to THAT Jessica Jones Instagram Tease [Exclusive]

マーベル・スタジオ幹部がマーベル・テレビジョン復活の理由について語る

マーベル・スタジオのエグゼクティブプロデューサーを務めるブラッド・ウィンダーバウムさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューで、マーベル・テレビジョンのレーベルが復活した件について言及しました。

sponsored link
 

ウィンダーバウムさんはMCUのドラマシリーズに関する今後の方針について、次のように語っています。

MCUをみんながいつでも自由に訪れて探求できるオープンドアであることを確保したいのです。「エンドゲーム」の後、何かを見るためにはすべてを見なければならないという義務感が少しあったかもしれません。しかし、ご存じのように、コミックのファンとして、コミックは好きなものを見つけて、それを入り口にしてユニバースに入っていき、その後は自分の好みに応じて探索し、織り交ぜていくように設計されています。

だから、マーベル・スタジオ、マーベル・テレビジョン、マーベル・アニメーション、さらにはマーベル・スポットライトのリブランディングの一環として、観客に「どこからでも入っていいんです。すべてがつながっているようで、そうではありません。Aを見なくてもBを楽しむことができます。自分の好みに従って、自分の好きなものをマーベルの世界の中で見つけることができます」と伝えようとしているのです。

先日開催されたディズニーアップフロントで発表されたMCUのドラマ「デアデビル:ボーンアゲイン」、「アイアンハート」、「アガサ:オール・アロング」はマーベル・スタジオではなくマーベル・テレビジョンのロゴになっており、これらは無理に予習をして視聴する必要はない新しい方針での作品という形になるようです。

例えば次にディズニープラスでの配信が予定されているドラマ「アガサ:オール・アロング」はドラマ「ワンダヴィジョン」のスピンオフ的作品ですが、「ワンダヴィジョン」の視聴は強制ではなく、「アガサ:オール・アロング」を見て気になれば「ワンダヴィジョン」を見るという流れが推奨されるようです。

もともとこの方針はドラマ「エコー」がマーベル・スポットライトとしてデビューされた時にも説明されていましたが、それをさらに推し進める形で映画の制作はマーベル・スタジオ、ドラマの制作はマーベル・テレビジョン、アニメの制作はマーベル・アニメーションという形に区別する事になったようです。

これは今後公開される予定の「アベンジャーズ5」までにすべての作品をチェックしておく必要はないとする事で、顧客の幅を拡げる狙いもあります。

2023年のMCUへの観客の反応と、それに対するディズニーの方針転換の影響が徐々に出始めている中、生まれ変わろうとしているMCUの今後に注目です。

ソース:Marvel Television Banner Return Explained by Marvel Studios Exec (Exclusive)