ソニー・ピクチャーズが計画を中止した映画「アメイジング・スパイダーマン3」より、スパイダーマンとドクター・オクトパスの対決シーンのコンセプトアートが公開されました。同作に参加していたアーティストのヴィクター・マルティネスさんが公開したもので、先週も別のアートが公開されていました。
本作のドクター・オクトパスは新たな姿で描かれており、アルティメット・ユニバース版のキャラクターに似ていたようです。スパイダーマンは私服にマスク姿であり、緊急で駆けつけたと推測できるようです。
「アメイジング・スパイダーマン3」の開発当時、ドクター・オクトパス役については、ショーン・ペンさんとウディ・ハレルソンさんが候補として報道されており、サム・ライミ版のオットー・オクタビアスよりもスリムな体格になる予定だったようで、公開されたアートもその片鱗を見せています。
「アメイジング・スパイダーマン3」もしくは「シニスター・シックス」には、アンドリュー・ガーフィールドさん演じるスパイダーマンが引き続き登場するほか、ソニーのハッキングされたメールによって、トム・ハーディさん、ダニー・マクブライドさん、ジョナ・ヒルさん、クリス・オダウドさん、マイケル・ペーニャさん、ジョエル・エドガートンさん、ジェイソン・クラークさん、シャールト・コプリーさんらの名前が出演候補となっていました。
エミリー・ブラントさんが女性版スコーピオンであるスコルピアの候補で、エミリア・クラークさんやローズ・バーンさんらも同様でした。
コリン・ファースさんはヴァルチャー役の候補として名前が挙がり、デンゼル・ワシントンさん、ジョージ・クルーニーさん、ダニエル・クレイグさんらが謎の悪役候補になっていました。
この映画を撮るはずだったドリュー・ゴダード監督は以前のインタビューで「ソニーのハッキング事件のせいで、スパイダーマンのシニスター・シックスを題材にした大作映画の製作が頓挫したんだ。私のオフィスは撮影所のすぐそばにあったから、FBIが押し寄せてきて、ヘリコプターがスタジオの上空を飛び交うのを見たよ。残念だったけど、事態の流れを変えるために僕にできることは文字通り何もありませんでした。脚本が気に入られなかったよりは、まだましだったと思いますよ」と話していました。
この映画は「アメイジング・スパイダーマン2」の興行的失敗と、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でのスパイダーマンデビューの反響とその後の「スパイダーマン:ホームカミング」の大ヒットを受けて、計画全体がフェードアウトする事になりました。
