ダコタ・ジョンソンさんが「マダム・ウェブ」の大失敗を振り返る、「二度としないとは思わない」

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」は全世界での興行収入が1億と30万ドルに終わり、Rotten Tomatoes では11%の評価となるなど近年におけるマーベル映画の大失敗作として名を挙げてしまいました。

主演を務めたダコタ・ジョンソンさんは海外メディア ロサンゼルス・タイムズとのインタビューで、この失敗は「私のせいじゃありません。」として、制作を振り返っています。

この手の映画は多くのクリエイティブな決定が委員会によってなされています。しかしそれはクリエイティブな才能のない人たちによって決定されているのです。そうやって芸術を作るのは本当に難しいし、エンターテインメントを作るのも難しいと思います。「マダム・ウェブ」は、残念ながら、何かから始まって、別のものになってしまいました。

ダコタ・ジョンソンさんは「マダム・ウェブ」が酷評された当時も制作委員会を批判しており、芸術やエンターテインメントの制作経験や才能がない人間が決定権を持ってしまっている事を指摘していました。

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しかし以前とは少し心境の変化が見られるコメントを続けています。

あの時はただ流れに身を任せているだけでした。大きな予算の映画はしょっちゅう失敗します。私はそれを絆創膏で済ませるつもりはありません。「もう二度とあんなことはしない」とは思っていないんです。小さな映画でもうまくいかなかったことはあります。誰も気にしませんよ?

以前は大作映画にはもう関わりたくないとも発言していたダコタ・ジョンソンさんですが、当時の事を「流れに身を任せているだけだった」と反省し、方針転換した事をほのめかしました。

「マダム・ウェブ」の初期の頃の噂に基づいた推測では、トム・ホランドさんが演じるピーター・パーカーは生まれた直後からマダム・ウェブやスパイダーウーマンに守られ、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の神聖時間軸に送り込まれる流れだと予想されていました。

しかし実際の映画はコミックのピーターの母であるメアリー・パーカーが妊娠し出産したにも関わらず、赤ん坊はストーリーとはまったく関係がなく、ピーターと名付けられる事さえありませんでした。

「マダム・ウェブ」にマーベル・スタジオが関与している可能性が撮影前から報じられていましたが、実際がどうだったのかは分かっていません。

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最近になって「マダム・ウェブ」の発売中止となったグッズなどからも、もともとMCUと連携するはずだった事が確認されていますが、ソニーがディズニーへの支払いをためらったのか、この計画は実現しませんでした。

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ソース:Dakota Johnson and director Celine Song rethink the rom-com with ‘Materialists’

クリス・エヴァンスさんがキャプテン・アメリカ以降、キャリアがパッとしないことを自虐してしまう

来月公開予定の映画「マテリアリスト」のプロモーションインタビューに応じたクリス・エヴァンスさんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」でキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースを演じて以降、キャリアが下り坂になっている事に対して自虐的なジョークを飛ばしました。

インタビューの中で主演のダコタ・ジョンソンさんと、クリス・エヴァンスさん、ペドロ・パスカルさんは「最も気まずかったインタビューの瞬間をもう一度体験したいか、それともお互いの出演映画を選べる権利が欲しいか」と尋ねられ、エヴァンスさんは 「僕が出演する映画には必ず君たちを出演させる…それで二人のキャリアを台無しにするよ(笑)」と冗談を飛ばしました。

エヴァンスさんは2019年の「アベンジャーズ/エンドゲーム」以降、「ナイヴスアウト」で悪役を演じ、観客を少し驚かせた後は苦しい道を歩んでいるのが現状です。

「ライトイヤー」は評価されたものの興行収入は振るわず、その後もルッソ兄弟が監督した「グレイマン」は、巨額の予算を投じたにもかかわらず期待外れだったと評価され、「ゴースト」、「ペイン・ハスラーズ」、「レッド・ワン」も 同様に酷評されました。 

エヴァンスさんがスティーブ・ロジャースを演じて以降、もっとも高く評価された作品は「デッドプール&ウルヴァリン」でのジョニー・ストーム役の再演で、少し前のインタビューで再演を振り返り「本当に素晴らしかった」とカメオ出演について語っていました。

「あの役が大好きでした。ジョニー・ストームには心からの愛があるから、ライアンから電話がかかってきて… ライアンのためなら何でもするけど、もう一度「フレイムオン!」と叫べたのは本当に特別なことでした。一瞬一瞬が本当に楽しかった。」

「キャプテン・アメリカ」の主演、「マダム・ウェブ」の主演、「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の主演3人が集うこのロムコム(ラブコメ)映画の前評判は高く、クリス・エヴァンスさんのキャリア回復に貢献出来るか注目されています。

また、クリス・エヴァンスさんが「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」でスティーブ・ロジャースを再演するという噂やヒドラ・キャップを演じると言う噂もあり、本人はスティーブ・ロジャース再演に難色を示し続けていますが、こちらの噂の行方も併せて注目されています。

映画「マダム・ウェブ」、サノスやキャプテン・マーベルなどMCUに言及する予定だった事が判明、当初の計画も明らかに

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」の発売中止となったグッズがオンライン上で公開され、そのグッズの中で、この映画がもともとMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)についてかなり言及する予定だった事が明らかとなりました。

今回公開された写真は「マダム・ウェブ」の公開時に映画館で発売される予定だったポップコーンバケツやドリンクホルダーの画像。

これらの商品はデイリービューグルの記事がデザインされており、その記事ではトニー・スターク、キャプテン・マーベル、ドクター・ストレンジ、サノスなどのMCUのキャラクターやグリーンゴブリン、ドクター・オクトパスなど過去のスパイダーマン映画(あるいはMCUの「ノー・ウェイ・ホーム」)について言及されています。

この投稿を引用して、スクーパーのダニエル・リヒトマン氏は「トム・ホランド演じるスパイダーマンも映画の冒頭に登場する予定で、当初のストーリーはスパイダーウーマンが赤ん坊のピーターを救うというものだった。」と補足。

しかしこのプロットは「MCUへの参加を許可されなかったため、かなり変更されました。」と説明しています。

過去には「アメイジング・スパイダーマン」の前日譚として計画されていたとも噂されていた「マダム・ウェブ」でしたが、それとは別にMCUに接続しようとする試みもあったようです。

SSUは映画「クレイヴン・ザ・ハンター」で一旦終了とされていますが、映画の中で明確に終わりが描かれたわけではありません。

今年になってSSUがリブートされるとも報道されており、これまでとは違ってしっかりとスパイダーマンとその変異体にフォーカスしていくともされています。

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とりわけマイルズ・モラレスがその中心となるかどうかについて様々な話題がありますが、マイルズ・モラレスはMCUでのデビューが予定されている事が以前にケヴィン・ファイギ社長の口から説明されています。

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「マダム・ウェブ」で実現しなかったSSUとMCUのクロスオーバー計画が今後再開される可能性はあるのでしょうか。

映画「マダム・ウェブ」、シドニー・スウィーニーさんが「本当に楽しかった」と振り返る

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」でスパイダーウーマン/ジュリア・コーンウォールを演じたシドニー・スウィーニーさんが、海外メディア Empire とのインタビューで制作を振り返り、楽しかったと語っています。

「マダム・ウェブ」に参加を決めた経緯についてシドニー・スウィーニーさんは「自分よりも大きな何かに参加できるのは、いつも楽しいんです。当時はまだスタジオ映画に出演したことがなく、制作会社(Fifty-Fifty Films)を立ち上げたばかりでした。スタジオにぜひ出したい作品がいくつかあったので、スタジオ内で自分の名前の価値を高める必要がありました。」と語りました。

スウィーニーさんは以前のインタビューでも「マダム・ウェブ」はソニーとの関係を築くための足がかりだったと説明していましたが、それは今も変化していないようです。

「ああいうプロジェクトに取り組むことは、市場で本当に役立つんです。それに、いとこたちが見てくれるような作品を作りたかったんです。10代のいとこがたくさんいるんですが、彼らは私の仕事内容をあまり理解していないんです。彼らが本当に楽しくてクールだと思ってくれるような作品が作れたら、すごくクールだと思ったんです。」と、年下の親戚が楽しめる作品に出たかったとも明かしました。

シドニー・スウィーニーさんは「マダム・ウェブ」以前の出演作である「観察者」や「ユーフォリア/EUPHORIA」でヌードを披露。特に「ユーフォリア」では家族といっしょにプレミアイベントに参加したため、祖父母にも全裸を見られた結果、「ハリウッドで最高の美乳」だと褒められたとも語っていました。そういった作品からの方向転換としても、「マダム・ウェブ」はスウィーニーさんにとって必要な作品だったのかもしれません。

インタビュアーが「マダム・ウェブ」が興行的にも批評的にも大失敗だった事についてたずねると、スウィーニーさんは「本当に楽しかったから、それで十分です。自分がやっていることを楽しんでいれば、興行成績がどうであろうと関係ないと思います。もちろん、映画が称賛され、愛され、成功することを願っています。そうすればみんなにとって成功ですから。」と述べました。

シドニー・スウィーニーさんは「マダム・ウェブ」でジュリア役を再演する意思を見せていますが、ソニー・ピクチャーズが続編を作る可能性は極めて低いと見られています。

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少し前にはマーベル・スタジオとMCUでの役割について話し合いをしていると報じられた他、スター・ウォーズシリーズやDC映画の出演についても検討中とされており、スーパーヒーロー映画に対する意欲は「マダム・ウェブ」の結果に反して増大しているとも言えそうです。

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スウィーニーさんの現状はクリスティ・マーティン氏の伝記映画「ハウスメイド」(タイトル未定)と、ビデオゲームを原作とした 「スプリット・フィクション」に出演予定で、HBOの「ユーフォリア」新シーズンにも復帰する予定です。 

ソース:Sydney Sweeney: The Empire Interview

映画「マダム・ウェブ」がラジー賞で最低映画賞など3部門を受賞

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」が、第45回ゴールデンラズベリー賞で最低映画賞、最低女優賞、最低脚本賞の3部門を受賞した事が発表されました。

海外メディア Deadline によると、「マダム・ウェブ」は2024年度の最低映画賞を獲得し、脚本も最低とされた他、主演のダコタ・ジョンソンさんが巻き込まれる形で、3つの不名誉な賞を受賞した2024年唯一の作品となりました。

しかし、「マダム・ウェブ」は最低監督賞を逃す事となり、これに選ばれたのは過去に何度もアカデミー賞などを受賞してきたフランシス・フォード・コッポラ監督。皮肉にもマーベル映画嫌いな監督が、そのマーベル映画の監督よりも最低だったとされる1年になってしまいました。

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コッポラ監督は Instagram でこの受賞について「今日のこの混乱した世界では、芸術がプロレスのように点数をつけられています。私は、リスクを恐れるあまり、膨大な数の若い才能を擁しているにもかかわらず、50年後にも意味を持ち、生き生きとした映画を作れないかもしれない業界が定めた無神経なルールに従わないことを選択しました。」とコメントしています。

「マダム・ウェブ」で主演を務めたダコタ・ジョンソンさんはこの大作映画の制作方法について非難。コッポラ監督と同様に映画をアートとして捉えている彼女は本作の公開当初、「映画は映画監督とその周りのアーティストのチームによって作られるべきです。数値やアルゴリズムに基づいてアートを作ることはできません。」と発言。経営幹部が稼ぐために口を挟んできた為に失敗したと語り、このような制作方法の映画には二度と参加しないと主張していました。

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映画の制作が発表された当初はスパイダーウーマンに焦点をあてた初の実写映画という事で注目されましたが、撮影現場では目まぐるしい変化が確認され、制作が上手く行っていないと予想されていました。この裏にはダコタ・ジョンソンさんが言うような「経営幹部のありがたいアドバイス」があったと考えられますが、最終的に本作はお金を稼ぐことも出来ませんでした。

重度のマーベルオタクを自称するイマン・ヴェラーニさんもこの映画の内容には納得が行かなかったようで、5点満点中0.5点という評価をつけていました。

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「マダム・ウェブ」の失敗はその後の「ヴェノム:ザ・ラストダンス」と「クレイヴン・ザ・ハンター」にも影響を与えたとみなされており、SSUは一旦幕を閉じる事に。

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新SSUはマイルズ・モラレスと、他スパイダーヒーローにしっかり焦点を当てていくとも報じられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-soft-reboot-with-miles-morales-rumor/”] [nlink url=”https://mavesoku.com/new-sonys-spider-man-universe-focuses-on-spider-variants/”]

ソース:Razzie Awards Dishonors ‘Madame Web’ With Worst Picture & More; ‘Joker’ Sequel, ‘Unfrosted’ Make List; Coppola “Thrilled To Accept” Director Prize

SSU制作に関与したソニーの幹部の退社が報じられる

海外メディア The Hollywood Reporter がコロンビア・ピクチャーズ所属でSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画の制作に携わったパラク・パテル氏がスタジオを去ることを明らかにしました。 SSUの興行不振との直接的な関係があるかは分かっていません。

パラク・パテル氏は、視覚効果会社 DNEG の財務および制作部門であるプライム・フォーカス・スタジオの最高コンテンツ責任者に任命されていました。

パテル氏は10年近くソニーとコロンビアで働き、「ヴェノム」 、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」、「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、「モービウス」、「マダム・ウェブ」、「クレイヴン・ザ・ハンター」に携わってきました。

ヴェノム三部作は興行的には成功しましたが、シリーズを追うごとに右肩下がりに。残りは全てソニーの失敗作として名前があげられる作品となってしまいました。パテル氏はこれ以外にもMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のスパイダーマン映画でも責任者を務めています。

海外メディア CBM はヴェノムがMCUに参加するように見えてすぐに退場したのは彼の責任である事を示唆し、パテル氏の離脱は「スパイダーマン4」から「スパイダーマン6」までの新三部作にとってプラスになるかもしれないと報じています。

ソニーは今月、CEOも新しくなる事で、中断あるいは再起動とされるソニーのマーベル映画への影響は大きくなることが予想されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/sony-pictures-ceo-comments-madame-web-and-kraven-the-hunter/”]

ソース:Palak Patel, Executive Who Oversaw ‘Venom’ Movies, Named CCO for Prime Focus Studios (Exclusive)

ドラマ「ミズ・マーベル」のイマン・ヴェラーニさんが「マダム・ウェブ」に星0.5をつける

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」や映画「ザ・マーベルズ」でミズ・マーベル/カマラ・カーンを演じたイマン・ヴェラーニさんが先週、Letterboxd のアカウントに復帰。500本以上の映画のレビューを追加共有しました。

通常、俳優が他作品をレビューする事はあまりありませんが、2020年にマーベル・スタジオに抜擢される前、2019年から Letterboxd のアカウントを開設し、ただの映画オタクとして活動していたイマン・ヴェラーニさんはその後も活動を継続。ここ一年ほどは休止していましたが、今週、再開していることが確認されました。

自称マーベルオタクでもあるイマン・ヴェラーニさんは同アカウントでこれまでに1800近い映画を視聴している事をマークし、新たに追加された約500の中にはSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」があり、星の数は最大5個中わずか0.5個という不満の出来栄えに終わったようです。

さらに「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は星0個と評価、コミックの人気キャラを活かしきれなかった事による至極残念な結果となりました。

なお、「アメイジング・スパイダーマン2」も「マダム・ウェブ」と同様の星0.5評価をつけています。

ヴェラーニさんが星5評価をしているのは記事執筆時点で 196本 で、その中でのマーベル映画は「アベンジャーズ」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」、「ベイマックス」、「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」、「ブラックウィドウ」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」、「アイアンマン」、「ローガン」、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」、「スパイダーマン:イントゥ・ザ・スパイダーバース」、「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」となっています。

マーベル作品以外では「エイリアン」や「となりのトトロ」などが星5の最高評価を獲得しています。

地球上で最も好きな三人として「ロバート・ダウニー・Jr、ビリー・ジョエル、ケヴィン・ファイギ」と答えるイマン・ヴェラーニさんは、ミズ・マーベルとしてデビューする前に自作のマーベル関連のショートフィルムを制作していたことが、ドラマの配信前に発覚。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-ms-marvel-iman-vellani-short-film/”]

当時、カマラ・カーンと同様に重度のオタクであるとして、ぴったりのキャスティングだと話題になりました。

次のミズ・マーベルの登場は公式には発表されていませんが、アベンジャーズの新作映画、「ヤングアベンジャーズ」あるいは「チャンピオンズ」になるとされている若手ヒーローチームのドラマ、そして「ミズ・マーベル」のシーズン2などが舞台として期待されています。

それまでの間、イマン・ヴェラーニさんはマーベル・コミックのライターとして活動しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ms-marvel-the-new-mutant-comic-iman-vellani/”]

ソニー・ピクチャーズCEOが「クレイヴン」と「マダム・ウェブ」の失敗について「理解出来ない」とコメントし、批評家を非難

ソニー・ピクチャーズのCEOを務めるアンソニー・ヴィンシクエラ氏が、海外メディア Los Angeles Times との対談の中で、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」と「マダム・ウェブ」が在籍約8年の中で、最悪の結果を出したことを認めつつ、「悪い映画ではない」と擁護しました。

来月の退任を控えているヴィンシクエラ氏はこれまでの活動を振り返る中で、今年、悪い方向で話題になったSSU映画に触れ、次のように述べています。

「マダム・ウェブ」が劇場で振るわなかったのは、マスコミが酷評したからです。悪い映画ではありませんでしたし、Netflix では素晴らしい視聴成績でした。どういうわけか、マスコミはクレイヴンとマダム・ウェブを映画化して欲しくないと判断し、批評家はこれらを酷評しました。ヴェノムでも同じことをされましたが、観客はヴェノムを愛し、ヴェノムは大ヒットしました。これらはひどい映画ではありません。どういうわけか、マスコミの批評家によって酷評されただけです。

Rotten Tomatoes のスコアによると、「クレイヴン・ザ・ハンター」のトマトメーターは16%、ポップコーンメーター(旧オーディエンススコア)は73%と比較的受け入れられており、「マダム・ウェブ」のトマトメーターは11%、ポップコーンメーターは55%と、こちらも最悪という程ではないのは事実なようです。

実際、同サイトにおけるワースト100の映画ではトマトメーターが0%から最大でも5%しかない、本当に最悪だとレビューされた映画が並んでいます。

しかしだからと言って、批評家の酷評がなければヒットしていたかという部分は疑問も残る所です。

「スパイダーマンユニバースの戦略は再考する必要があると思いますか?」と質問されたヴィンシクエラ氏は、「単に蛇に噛まれたというだけで、考え直す必要があると思います。もう一度出せば、それがどんなに良いか悪いかに関係なく、破壊されるでしょう。」とコメントし、再び挑戦する意思を示しました。

SSU の中断が囁かれる中で CEO の今回の発言は前向きにも取れますが、1月からの新 CEO がどのような方向へと舵を切っていくかはもう少し見守る必要があります。

ソース:Sony Pictures CEO Tony Vinciquerra talks ‘arms dealer’ strategy, defends ‘Spider-Man’ spinoffs

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」、SSU終焉までの暗黒の6年間の軌跡

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」が公開されて約2週間、全世界での興行収入は4200万ドルを越えましたが、制作費とされる1億1000万ドルには遠く及ばず、ソニーのマーベル映画史上最も低い数値となってしまいました。

「クレイヴン・ザ・ハンター」は混迷を極める結果となりましたが、その制作過程すらも信じられないほどの困難を極めていました。今回の記事ではソニーにとって悪夢となってしまった「クレイヴン・ザ・ハンター」制作の歴史を振り返っていきます。また、SSUの他作品の動向についても随時紹介していきます。

2018年8月

2018年8月、プロジェクトの存在の可能性が報じられたあと、10月に「イコライザー2」の脚本家リチャード・ウェンク氏が「クレイヴン・ザ・ハンター」の執筆を始めている事を Discussing Film とのインタビューで認めました。

この月、「ヴェノム」が公開されたばかりでしたが、ファンはスパイダーマンの不在に嘆いていました。

ウェンク氏は「クレイヴン・ザ・ハンター」でスパイダーマンとの対決を予定していると発言していました。

“It’s in the Spider-Man universe. I’m going to adhere very closely to the lore of Kraven the Hunter, and he’s going to come face-to-face with Spider-Man,”

これはスパイダーマンの世界です。クレイヴン・ザ・ハンターの伝説に忠実に従い、彼はスパイダーマンと対決することになります。

2021年

プロジェクトが正式に確認されてから数年後の2021年5月、世界中が新型コロナウイルスのパンデミックに翻弄されている最中、何も動きがなかった「クレイヴン・ザ・ハンター」の主演としてアーロン・テイラー=ジョンソンさんが起用された事が報じられました。

それと同時に、ソニーは当初、ブラッド・ピットさん、キアヌ・リーブスさん、アダム・ドライバーさん、ジョン・デヴィッド・ワシントンさんらをこの役の候補に挙げていたと報じられました

候補として報じられた俳優の体型や年齢に共通点がなく、キャスティングの焦点があっていないのではないかと当時のメディアも指摘。ブラッド・ピットさんはアーロン・テイラー=ジョンソンさんの倍近い年齢で、明らかに同じキャラクターの候補とは思えない状態。この段階から、ソニーは物語に必要な俳優ではなく、単に映画を売るためのスター俳優を探していただけだという事を示唆していました。

アーロン・テイラー=ジョンソンさんはソニーの映画「ブレット・トレイン」での演技が評価され、クレイヴン役に抜擢されたとも報じられています。

経緯はともあれ、制作が公式に認められてから3年が経過して、主演俳優が決定しました。

10月、ソニーは 2023年1月 にタイトル未定のマーベル映画の公開を予定に追加。これが「クレイヴン・ザ・ハンター」になると考えられていました。

「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」公開。ポストクレジットシーンにトム・ホランドさんのスパイダーマンが映し出された事で、SSUとMCUが本格的に繋がることを予感させていました。

12月、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」が公開。トム・ホランドさんがもともとはマルチバース映画ではなく「クレイヴン・ザ・ハンター」との対決映画だった事を Collider  とのインタビューで明かし、その後「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家らがソニーから中止要請があってマルチバースものに変更した事を明かしました。

結局「ノー・ウェイ・ホーム」でヴェノムとエディはスパイダーマンと何の絡みもないまま元のユニバースに戻される形となりました。

2022年

2022年2月、映画「クレイヴン・ザ・ハンター」の撮影がイギリスで開始。

当初脚本家が予告していたスパイダーマンとの対決、「モービウス」の予告でスパイダーマンの壁画があった事で期待が高まる「クレイヴン・ザ・ハンター」でしたが、「ノー・ウェイ・ホーム」の影響でどのスパイダーマンと戦うのかが話題に。

尻切れトンボに終わった「アメイジング・スパイダーマン」と絡める可能性も囁かれていましたが、結局どのスパイダーマンも現れることがないのはこの時誰も知る由はありませんでした。

4月、「モービウス」が公開。そして予告にあったスパイダーマンの壁画がなかったどころか、様々な事が予告と異なった事で炎上。予告と違うだけでそこまで炎上するはずもなく、単純に大多数のファンが求める品質に届いていませんでした。

しかし「モービウス」はその公開日がパンデミックの影響をダイレクトに受けて何度も延期を繰り返し、そのたびに映画が編集された為に、グダグダになったと出演俳優は推測していました。

撮影が始まった「クレイヴン・ザ・ハンター」はカメレオン役を始めとして主要なキャストが続々報道。「モービウス」の不満でさらに「クレイヴン・ザ・ハンター」への期待が高まっていきました。

6月、映画の撮影が終了。アーロン・テイラー=ジョンソンさんは映画が全てロケによる撮影で済んだ事を報告し、CGモリモリのSF映画のようにはならない事を予告しました。

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8月、ソニー会長が映画の公開を控えて興奮していると予告。

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9月、ソニーは「クレイヴン・ザ・ハンター」と「マダム・ウェブ」を延期する事を発表。

「クレイヴン・ザ・ハンター」は、2023年1月13日 から 10月6日 に延期。

「マダム・ウェブ」は 2023年10月6日 から 2024年2月16日 に延期されました。

11月、ソニーはドラマ「シルク:スパイダーソサエティ」の制作を公式に発表。プロデューサーやショーランナーが発表され、社長がコメントしました。MCUと同様にドラマ展開が公式に認められたことで、「モービウス」の失敗からSSUが再起する事が期待されました。

2023年

2023年4月、ラスベガスのシネマコンにて来場者向けに予告が公開。ライノの登場なども発表。

6月、予告が正式にオンライン公開。予告の内容に対して IGN はクレイヴンのオリジンストーリーを少しいい加減に扱っている事がはっきりしたと批判。スパイダーマンを狙う冷酷なハンターから、父親のマフィア帝国を破壊しようとするアンチヒーローに変貌したという事実が、映画が間違った方向に進んでいるように見えると指摘していました。

同月、米ソニーの公式サイトでは「スパイダーマンとの対決の前が舞台」と明記され、この「クレイヴン・ザ・ハンター」の続編がスパイダーマンとの対決映画になると、ファンの期待を押し上げました。

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7月、予告公開から間もないこの月に、映画の二度目の延期が発表。6月からのハリウッドにおけるストライキが本格化した事が理由で、ハリウッドにおけるほぼ全てのドラマ、映画などの映像作品の制作が停止しました。

この時、「クレイヴン・ザ・ハンター」は 2023年10月 から 2024年8月30日 に変更されました。また、「エル・ムエルト」がスケジュールから削除されました。

2024年

1月、「クレイヴン・ザ・ハンター」と「マダム・ウェブ」は何の関連もない作品になると報道。

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2月、「マダム・ウェブ」公開。原作でスパイダーウーマンでもあるキャラが登場する映画はこれまでのSSU映画と違ってヒーロー、女性主人公、そしてチームという新しいことづくめで期待されていましたが、4人のメインキャラの物語は薄めで、ヴィランの動機なども雑気味、アクションすら見どころがないと酷評されました。

同月、「マダム・ウェブ」の低評価から約1週間後、「シルク:スパイダーソサエティ」がストライキを経て開発が仕切り直されている事が報道。ドラマにも暗雲が立ち込め始めました。

4月、「クレイヴン・ザ・ハンター」は3度目の延期を発表。2024年8月30日 から 2024年12月13日 に延期されました。

延期の理由についてプロデューサーは「『クレイヴン』はクリスマスに移動しました。私たちはこの映画にとても興奮しており、クリスマスは映画を何度も見に行く時間がある最高の公開時期だからです。」とコメント。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-kraven-the-hunter-why-delay/”]

しかし批評家からはS級映画がひしめくこの時期での公開は無茶だと指摘されていました。

5月、ドラマ「スパイダー・ノワール」正式発表。そして「シルク:スパイダーソサエティ」が Amazon での配信を断念したと報じられ、さらにその後中止が報道。

8月、新たな予告が公開。ライノのCGの品質の悪さが指摘されました。さすがにこれは制作途中のものだろうとも言われていましたが、結局そうではありませんでした。

10月、コミコンで来場者向けに映画の冒頭約8分が公開。この時、批評家たちは「オープニングはとても良かった」と称賛していました。

同月、「ヴェノム:ザ・ラストダンス」が米公開。ヴェノムでさえ期待以下の興行収入に終わる結果となりました。邪神ヌルがMCUに舞台を移すのではないかと噂に。

また、ドラマ「スパイダー・ノワール」の撮影が開始され、いくつかの写真が公開されました。

11月、当初の予定通り、続編でスパイダーマンとの対決を描くことを念頭にこの映画を作ったと監督と主演がコメント。

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同月末、初週2000万ドルの大苦戦予想が発表。

12月3日、映画公開の2週間を切った時点で冒頭映像が異例のオンライン公開。メディア向けには約30分の映像が公開され、「これまでのSSUとは違う。」「大ヒットの予感」と絶賛されました。

12月11日、SSUの終了が報道。

12月12日、約1週間前の前半約30分が絶賛されたにも関わらず、メディア向け試写会で酷評。

12月13日、映画公開。後日、初日の興行収入がわずか200万ドルだったと報じられました。

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本作は映画の公開前に再撮影を行いましたが、これで何が追加されたかは明らかになっていません。しかし、1年前の予告からはいくつかの要素がカットされてしまっています。

この予告ではザ・フォーリーナーが「クレイヴンは動物を操って獲物を狩るらしい」と説明し、タカやオオカミと協力して獲物を追い詰めるようなシーンが挿入されていますが、公開された映画にはこのようなシーンもセリフもなく、スクイレルガールのように動物と共闘するような事はありませんでした。

監督や脚本家が当初からコミックに忠実な能力とアピールしていたにも関わらず、動物操作能力のようなスーパーパワーが垣間見えたこの予告には一時批判もありましたが、結局映画本編に存在しなかったのは良かったのでしょうか?

他にもコミックと同じ毛皮のジャケットを着て洞窟を歩くシーンなど、いくつかのシーンが映画本編にはありませんでした。

「モービウス」の監督は「予告は自分ではなくソニーが作ったもの」と主張していましたが、本作でもそうだったのかは現時点で不明です。

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JC・チャンダー監督と主演のアーロン・テイラー=ジョンソンさんは映画「クレイヴン・ザ・ハンター」がコミックのスパイダーマンとの対決を描いた「ラストハント」への前日譚として全力で制作してきたとしていますが、SSUの中止、あるいは中断が報じられた後で、「ラストハント」実現の可能性はほとんど残されていないのでしょうか。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、削除シーンよりヌルの隠された能力が判明か、「マダム・ウェブ」は新たな問題が暴露される

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の新たな削除シーンが公開されました。主人公のエディ・ブロックとヴェノムがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の神聖時間軸から自身のユニバースに戻るシーンを描いたものですが、これは邪神ヌルの隠された能力を裏付けているのでしょうか。

映画冒頭に登場するヌルによる次元の穴は、実際にはどこでもドアのようなワープ装置ではなく、タイムマシンのように特殊な空間を介して別のマルチバース同士をつなぐ一種のワームホールのような設定だったようで、この削除シーンでは穴に吸い込まれてから吐き出されるまでの間を描いています。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でドクター・ストレンジたちがマルチバースを横断した際の神秘的な映像と比べると、この削除シーンはなんとも貧相な映像ですが、削除が決まったためにVFXを完成させなかったと思いたい所。

この映像からはヌルはマルチバースに存在するシンビオートの位置を特定し、それに対してこのポータルで干渉する能力がある事がうかがえますが、結局のところ作中での説明はなく、実際にどういう設定なのかは推測の域を出ません。

もっと言えば、そもそも「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」でヴェノムたちがMCUに飛んだ理由もわかっていません。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」ではスパイダーマンがピーター・パーカーである事を知る悪者がマルチバースを越えて吸い寄せられてきたともされており、「ヴェノムはシンビオートのハイブマインドを通じてそれを知っていた」と海外ファンの多くは解釈していますが、そうであれば全シンビオートが吸い寄せらていなければ辻褄があいません。

一部のファンはソニーがマーベル・スタジオを無視して勝手に作った結果、物語がこじれていったとも考えていますが、少なくとも「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の段階ではマーベル・スタジオと話し合いがあったとケヴィン・ファイギ社長が認めています。

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そうは言っても結局「ノー・ウェイ・ホーム」でヴェノムが活用される事はなく、何も起こらないままソニーに戻された事を考えると、ファイギ社長はソニーをかばっていただけかもしれません。

また、先日はソニーの失敗についての報告書が報道されていましたが、今回、新たに「マダム・ウェブ」に関する関係者の発言が話題に。

海外メディア CBM によると、「『マダム・ウェブ』が支離滅裂だった理由は、映画の制作に入る前にソニーが脚本を数ページカットしたため、第2幕と第3幕で問題が発生した」と言います。

主演のダコタ・ジョンソンさんがソニーの介入を批判し、炎上していた事もありましたが、結局は彼女の指摘が正解だった事がこれで認められる事になるのでしょうか?

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せっかく紹介された邪神ヌルが再登場する方法について、ファンは「スパイダーマン4でピーター・パーカーが死に、ヴェノムシンビオートで復活する事でコーデックスが作成され、ヌルがそれをターゲットにアクセス出来るようになるだろう」と考えていますが、ソニー・ピクチャーズの頭の硬い幹部を交換しない限り、実現の可能性は低いかもしれません。