マイケル・キートンさんが「モービウス」のポストクレジットシーンについて「よく分かっていない」と明かす

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「モービウス」に出演したマイケル・キートンさんが、Happy Sad Confused ポッドキャストに登場し、ファンを混乱に陥れたポストクレジットシーンについて「僕も本当によく分からない」とコメントしました。

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マイケル・キートンさんはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ホームカミング」と同じバルチャー/エイドリアン・トゥームスを再演しましたが、「モービウス」のポストクレジットシーンについて質問されたキートンさんは、登場した理由さえも分かっていないと次のように語りました。

いいえ、全く分かりません。ゼロです。彼ら自身もうまく説明できませんでした。『こういうふうに話して』と言われましたが、『あなたが言っていることや誰がいるのか、本当によく分からない』と答えました。そして彼は『わかった、説明しよう』と言いましたが、もちろん彼らは将来を見据えていたせいか複雑でした。彼らは『もっと仕事があるぞ、こういう展開になる』と言ったけど、『わかった。やろう』とだけ答えました。

「モービウス」の少し前に公開された「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のポストクレジットシーンとあわせて、SSUとMCUを連結させようと考えているのは明らかな展開でしたが、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」ではファンが期待するような事は何も起こらないままヴェノムはSSUに送り返され、「マダム・ウェブ」でもそれらに関する言及は一切ありませんでした。

「モービウス」のポストクレジットシーンは「ドクター・ストレンジの呪文は神聖時間軸にやってきた異世界からの来訪者を元の世界に返す呪文だったのに、神聖時間軸にいたエイドリアン・トゥームスがモービウスの世界に飛ばされたのはなぜなのか」、「モービウスの世界に飛ばされたトゥームスはどうやって脱獄し、どうやってバルチャーのスーツを手に入れたのか」などの疑問が残されていますが、SSUのこれまでの展開を見る限り、これらの疑問が次なる新作映画「クレイヴン・ザ・ハンター」で解決するとは考えにくいようです。

【噂話】MCU「スパイダーマン4」にマイケル・キートンさんのバルチャーが戻ってくるという

マーベルスタジオとソニー・ピクチャーズが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」に、マイケル・キートンさんが演じるバルチャー/エイドリアン・トゥームスが帰ってくると、海外スクーパーのダニエル・リヒトマン氏が報じました。

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バルチャーが登場したのは「スパイダーマン:ホームカミング」で、戦いの中でお互いを少し理解したトゥームスは刑務所内でマック・ガーガン(コミックのスコーピオンというヴィラン)からスパイダーマンの正体を聞かれた時にそれを隠しました。

その後「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で再登場が計画されていましたが、それは実現に至りませんでした。

問題となるのがSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の「モービウス」で、このポストクレジットシーンにてトゥームスはモービウスの世界に何故か移動しました。これはマーベル・スタジオのアイデアではなくソニー独自のものと監督が明かしています。

SSU側でこの展開の謎が明かされることが期待されているものの、SSUは制作のテンポが非常にゆるやかであり、現時点での最新作が「モービウス」で止まっている状態です。2024年2月にはSSUの最新映画「マダム・ウェブ」が公開予定ですが、バルチャー問題に言及されるかは不明です。

もともとMCUのスパイダーマンは3部作で終了する予定で、その予定の中で「モービウス」が制作されたわけですが、「ノー・ウェイ・ホーム」の上映後、ソニーはマーベル・スタジオと再びタッグを組んで新たなMCUスパイダーマン3部作を制作すると発表。これによって「スパイダーマン4」でバルチャーを再利用する計画が浮上している、というのが現状のようですが、ソニーが「モービウス」の問題をどう扱っていくのかは注目です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で削除されたマイケル・キートンさんのバルチャーの役割が明らかに

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」では、「スパイダーマン:ホームカミング」のヴィランだったバルチャー/エイドリアン・トゥームスが再登場する予定だった事が過去に明かされていますが、今回は彼の役割に関する情報が明らかになりました。

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アーティストのフィル・サンダースさんは自身の ArtStation で「ノー・ウェイ・ホーム」の新たな未公開アートを公開。ピーターはマルチバースからのヴィランたちを更生させるためにドクター・ストレンジではなく、エイドリアン・トゥームスを頼る流れになっていたようです。

©MARVEL,Sony Pictures

サンダースさんは未使用に終わったコンセプトアートについて「このような複雑なプロジェクトでは、ストーリーの方向性がMCUの大きな計画や俳優の都合などの課題に適応するにつれて、脚本は何度も変更されます。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の初期バージョンでは、ピーターは捕らえられたマルチバースの悪党たちを更生させるため、かつての敵の助けを借りることになっていました。ドク・オックのハッキングされた触手の助けを借りて、彼がカエル行進でマルチバースの悪党たちを街中に連れて行くのを見るのは、とても楽しかった事でしょう。これらの素晴らしい俳優たちの多様な態度を捉えて描く事は、大きな喜びでした。」とコメントしています。

「ノー・ウェイ・ホーム」の初期のプランではこの時点でエイドリアン・トゥームスは出所していたと言う事のようですが、このプランが削除された事で出所の話もリセットされてしまったようです。

この話が採用されたなかった理由は不明で、「モービウス」のためにトゥームスが刑務所に戻されたのか、それともこのプランがなくなったから「モービウス」でトゥームスが再利用されたのかは定かではありません。

しかし「モービウス」の展開ではバルチャーは再びスパイダーマンと戦う運命にあるようで、「ノー・ウェイ・ホーム」で削除された二人の協力関係のような展開は今後もないのかもしれません。

マイケル・キートンさん演じるバルチャー/エイドリアン・トゥームスの次の登場作品ついては今の所発表されておらず、早ければMCUの「スパイダーマン4」やSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の「ヴェノム3」などの映画になるのではと予想されています。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」はBlu-ray、4k UDHなどのディスクが販売中、各種ストリーミングサービスで配信中です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」にはマイケル・キートンさんのバルチャーが再登場するはずだった

ソニー・ピクチャーズのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に「スパイダーマン:ホームカミング」でマイケル・キートンさんが演じたバルチャー/エイドリアン・トゥームスが再登場する予定だった事が明らかになりました。

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本作のコンセプトアートを担当したフィル・ランゴーンさんは自身のInstagramにて当時制作した絵コンテを紹介、その中にはガレージのような場所に並ぶドクター・オクトパスたちと共に、本編には登場しなかった人物の姿も確認できるようになっています。

ランゴーンさんは「”ノーマンの裏切り “のこの場所は、何度か変更されました。何度か描き変えても、最終的にあの場所になるのは意外でした。また、登場人物も何人か変わりました。最初の数回のパスでは、ここにあるように、もっとたくさんの警察が登場しました。」とコメント。

また、右側の謎の人物がバルチャーであるかを尋ねられたランゴーンさんはそれを認め、「初期の頃の一枚です。」と注意を促しました。

なぜバルチャーが合流していたかは不明ですが、コミックのシニスター・シックスのひとりである彼が「ノー・ウェイ・ホーム」で合流する計画があった時期が存在していたようです。

バルチャーの現状については不明な点が多く、「ノー・ウェイ・ホーム」のラストでは全世界からピーター・パーカーの記憶が消された事で、スパイダーマンの正体を知るマルチバースの訪問者がもとの世界に送り返されました。ところがネッドやMJと同じEarth-616のエイドリアン・トゥームスは、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「モービウス」のラストで呼び出され、マルチバース間を移動したような表現で終わっています。

「モービウス」のダニエル・エスピノーサ監督は、バルチャーはもともと別の方法でSSUの世界に来るはずだったと明かしています。そもそも「モービウス」、「ノー・ウェイ・ホーム」の順で公開される予定でしたが新型コロナウイルスのパンデミックによる影響もあり、ソニーは公開順を変更。それにともなってソニーが時系列の変更を求め、「ノー・ウェイ・ホーム」のドクター・ストレンジの魔法によって移動する事をソニーが思いついたと監督は話しています。

ピーター・パーカーやストレンジの説明ではバルチャーが移動してしまった事に対して説明がつきませんが、「クレイヴン・ザ・ハンター」など今後のSSUで納得いく理由が明かされていくのでしょうか。

映画「スパイダーマン:ホームカミング」、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は各種ストリーミングサービスで配信中です。

15年の時を経て幻のライミ版「スパイダーマン4」のヴィランスーツが公開

ソニー・ピクチャーズとサム・ライミ監督、トビー・マグワイアさん主演で制作予定だった映画「スパイダーマン4」より、この作品で戦う予定だったバルチャーのスーツ写真が公開されました。この幻に終わった映画では、バルチャー/エイドリアン・トゥームスをジョン・マルコヴィッチさんが演じる予定でした。

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作家でイラストレーターのケン・ペンターズ氏が「スパイダーマン4」のバルチャーのスーツ写真をSNSにて投稿し、シェアしています。

ペンターズ氏は「トビーとサムがソニーに別れを告げられる前に、実は『スパイダーマン4』の制作が始まっていて、俳優のジョン・マルコヴィッチのためにバルチャーのコスチュームを制作していた友人を訪ねました。制作が終了すると、すべての資料を提出。15年近くも放置されていました。」とコメントを添えています。

米国で販売されている書籍「Great Power: How Spider-Man Conquered Hollywood During The Golden Age of Blockbusters」によると、サム・ライミ監督は近代的なバトルスーツにすることを目指していたそうで、「翼の羽が鋭いカミソリの刃のように飛び出すように設計されている」というようなことが計画されていたようです。また、ジョン・マルコヴィッチさん演じるエイドリアンの娘役にアンジェリーナ・ジョリーさんがキャスティングされていたとも記述されています。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ホームカミング」に登場したバルチャーのメカニカルスーツとはまたかなり違うデザインで、ほとんど完成しているようにも見えますが残念ながら使われることなく終わってしまったようです。

ソニーもSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)としてマルチバースを推し進めているような節があり、実際に「モービウス」にてバルチャーも導入されましたが、それは「ホームカミング」版のバルチャーでした。ソニーは今後もスパイダーマンのユニバースを拡張していく計画のようであり、その展開には注目となっています。

ライミ版「スパイダーマン」4作目にアンジェリーナ・ジョリーさんが登場し、さらにその先の計画があった事が判明

ソニー・ピクチャーズが制作したサム・ライミ監督とトビー・マグワイアさん主演の映画「スパイダーマン」(2002年)シリーズの幻の4作目にアンジェリーナ・ジョリーさんが登場し、さらにその先でヴィランになる計画があった事を各種海外メディアが報じました。

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これは米国で販売が始まった書籍「Great Power: How Spider-Man Conquered Hollywood During The Golden Age of Blockbusters」に記載されている内容との事で、ショーン・オコネルさんが執筆したこの本には4作目が開発中だった2009年に、アンジェリーナ・ジョリーさんがバルチャー/エイドリアン・トゥームスの娘として登場する予定だったとしています。アンジェリーナ・ジョリーさんは2021年に公開されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」でセナを演じました。

「スパイダーマン4」のメインヴィランであるバルチャーはこの4作目でのスパイダーマンとの戦いで死亡し、アンジェリーナ・ジョリーさん演じる娘がスーツを引き継ぐ事で終わる予定だったとの事で、5作目以降で女性バルチャーが登場する計画があったとしています。

また、バルチャーの娘はデイリー・ビューグルを買収しようとするベンチャーキャピタル企業の幹部という設定もあったそう。

この娘はコミック版にはいないキャラクターで、「スパイダーマン4」オリジナルの設定になっています。なお、MCUの映画「スパイダーマン:ホームカミング」に登場したリズ・トゥームスもコミックにはいないキャラクターで、彼女はコミックのピーターの元カノのひとりリズ・アランを再設計したキャラクターになっています。ちなみにコミックのエイドリアン・トゥームスの娘ヴァレリアはS.H.I.E.L.D.のエージェントになっています。

本によると、バルチャー/エイドリアン・トゥームス自身に関する記述もあり、サム・ライミ監督は彼を近代的なバトルスーツにすることを目指していたとの事。例えば、「翼の羽が鋭いカミソリの刃のように飛び出すように設計されている」というようなことが計画されていたようです。

最終的に「スパイダーマン4」自体が中止されたことで、これらが映像化される事はありませんでした。もしこれが実現していれば、「スパイダーマン:ホームカミング」や「エターナルズ」は違うものになっていたでしょうし、そもそもMCU全体が別のものになるマルチバースへと分岐していたと考えられます。

サム・ライミ監督は「スパイダーマン4」制作に向けて意欲を示しておりソニーも4作目を煽るなどしていたため、ライミ版「スパイダーマン4」の実現はありえる話になっています。ただし、暴かれてしまった10年以上前のこれらのプロットが映像化される可能性はあまり高くないかもしれません。

ライミ版「スパイダーマン」全3作はディズニープラスで配信中です。

ソース:Sony Wanted Angelina Jolie to Play Major Spider-Man 4 Role In Tobey Maguire Sequel

映画「モービウス」の世界は消えてなくなる?

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「モービウス」のユニバースが消滅の危機に見舞われていると話題になっています。ソニーは「モービウス」の後にも「ヴェノム3」や「マダム・ウェブ」などの計画を進行中ですが、これらも全て消えてしまう可能性がある事を海外ファンは危惧しています。

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「モービウス」のユニバースが消えてしまう理由としてあげられるのが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」で焦点を当てられた「インカージョン」。

Earth-838のミスター・ファンタスティックはEarth-616のドクター・ストレンジに対して、「君が来たことで我々の宇宙が不安定になっている。影響が大きいほどインカージョンのリスクが高まる。2つの宇宙の境界が侵食しあって衝突すると、インカージョンが起こる。どちらか一方、または両方の宇宙が完全に滅びることになる」と説明しています。

「モービウス」ではクレジットシーンにてEarth-616のバルチャー/エイドリアン・トゥームスをソニーユニバースに招待し、バルチャーはそこで新たなチームの結成に向けて動き出す様子が描かれていました。

おそらくこの時点でマーベル・スタジオとソニー・ピクチャーズはインカージョンについてのアイデアを共有していなかったと考えられます。

ドクター・ストレンジとアメリカ・チャベスの到来を重大な危機と認識したイルミナティは二人を拘束し、その処分に迷っている様子が描かれていましたが、SSUにはマルチバースに詳しいキャラクターが登場しておらず、バルチャーを放置すればするほどインカージョンのリスクが高まる事になってしまいます。

コミックで最後のふたつの地球となったEarth-616とEarth-1610ですが、後者は奇しくもコミック「アルティメット・スパイダーマン」の世界であり、MCUとSSUが衝突するのはコミックをなぞっているようでもあります。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のラストではクレアが「インカージョンを引き起こしたわね」と発言しており、これは「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の事ではなく、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でバルチャーをSSUに送ってしまった事故を指しているのではないかとの見方もあります。

いずれにせよドクター・ストレンジとクレアはインカージョンの阻止のために動き出しており、コミックのように総力戦になったとしても権利の関係上MCU側が消えてなくなる可能性は低いと考えられます。そのためSSU側はバルチャーを手放し、シニスター・シックスの計画を白紙にする必要に迫られるかもしれません。あるいはSSUのドクター・ストレンジとなると報じられているマダム・ウェブがインカージョンを回避するために何らかのアクションを起こしてくれる事に期待です。

映画「モービウス」は2022年6月8日からデジタル配信中、Blu-rayなどが2022年7月27日発売予定です。

映画「モービウス」、監督がバルチャーの削除シーンがたくさんあった事を明かす

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「モービウス」のダニエル・エスピノーサ監督が、海外メディア Variety とのインタビューの中で、本作のクレジットシーンに登場したバルチャーについて言及しました。

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監督はバルチャーについてもっと複雑で多くのアイデアがあったことを明かしました。

モービウスとバルチャーがお互いをどのように見ているのか、より複雑になるというアイデアでもっと遊んでいた瞬間がありました。映画を作るときには、いろいろなアイデアがあるものですが、純粋に最後の方に持っていくことにしたんです。本編にはこれ以上はないんだけど、編集室の床には映画本編にはなかったものが散らばっています。

また、2021年12月には当時の公開予定が1月だったにも関わらず、バルチャー役のマイケル・キートンさんが再撮影に取り組んでいる事を語った件で、このシーンはいつ撮影されたのかという質問に対し、監督は「バルチャーのシーンの多くは最初から撮影されていたものです。」と述べました。そして、「変更しなければなかったのは、世界を行き来する方法でした。」と続けました。

そして監督はこの変更がソニー・ピクチャーズによって出されたアイデアであると明かしました。

世界間を移動するというアイデアは、MCUではなく、ソニーが発明したものです。彼らが思いつき、私は調整しなければなりませんでした。マーベルの世界観は、コミックブックでは常に拡張されています。徐々に一緒に設定していくルールがあるのですが、クリエイターが違うんです。マーベル・ユニバースの全体的な考え方は、コラボレーションを生み出すことで、それらが一緒に機能するようにしなければならないということです。例えば、X-MENのクリス・クレアモンがスティーブ・ディッコと話したとしたら、明らかに異なる視点がある。J・マイケル・ストラジンスキーが参加したら、そのルールを作るために協力しなければならないんです。

当初は「モービウス」が「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」よりも先に公開される事になっていたため、バルチャーがこのユニバースに合流する方法は別の手段が考えられていた事が想定されます。しかし、ソニー・ピクチャーズが「ノー・ウェイ・ホーム」のラストのドクター・ストレンジの魔術を利用して転送された事にしようとアイデアを出したことで、再撮影に至ったようです。

しかしこのプラン変更によるバルチャーの転送は、「ノー・ウェイ・ホーム」で説明されたものとは少し異なり、多くのファンは混乱しています。ノー・ウェイ・ホーム劇中での説明は「ピーター・パーカーに関する記憶を消すことで、移動してきた人物たちを元の世界に帰す」というものでした。

MCUの住人であるこのバルチャーがなぜSSUに飛ばされてしまったのか、無理やり考えるなら「ドクター・ストレンジが結局また失敗した」となりますが、このバルチャー転送問題がソニーの後付である以上は、今後のMCU側で説明される事はおそらくなさそうです。

最後にモービウスとバルチャーが次にスカウトすべき人物を聞かれると、監督は「ノーマン・オズボーン(グリーンゴブリン)が面白そうだね。」と回答しました。

映画「モービウス」は劇場公開中です。

ソース:‘Morbius’ Director Daniel Espinosa Explains [SPOILER] in the Post-Credits Scene and Future Team-Ups

【ネタバレ注意】ダニエル・エスピノーサ監督が映画「モービウス」のポストクレジットシーンについて解説

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「モービウス」のポストクレジットシーンについて、ダニエル・エスピノーサ監督が海外メディア CinemaBlend とのインタビューの中で、その詳細について言及しました。このインタビューをソニー・ピクチャーズUKがツイートしており、映画公開前にポストクレジットシーンの内容が一部明かされる異例の事態となっています。

※これより先は「モービウス」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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「エイドリアン・トゥームスはどうやってバルチャーのスーツを手に入れましたか?」と聞かれた監督は「よく見るとホームカミングのスーツとは少し異なります。彼は機知に富んだ男です。」と、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)から持ち込んだスーツではなく、転送後のこちらの世界で手に入れたスーツである事を示唆しました。

そして、最後の質問として「バルチャーはシニスター・シックスの映画の準備をしているのですか?」と聞かれると、「まあ彼はチームメイトを募集しているし、一人勧誘出来ました。これが始まりみたいなものですね。」と回答しました。

そもそもエイドリアン・トゥームスがモービウスの世界に転送された事には「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」が関係していると考えられます。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」では映画の序盤でスパイダーマンの正体がバレてしまった事を世界中の人の記憶から消そうとし、魔法が失敗したことで「スパイダーマンの正体を知る人物」がMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の世界にやってきた、という流れでした。

※具体的に呼び寄せられたと描かれたのはヴィランと別世界のスパイダーマンのみでした。メリー・ジェーンなども来ていたのかは言及されていません。

そして、「世界中の人からピーター・パーカーに関する記憶を消す」というドクター・ストレンジの魔法が完成し、記憶が消えた結果として彼らは元の世界に強制的に戻って行きました。

この魔法によってMCUのエイドリアン・トゥームスがSSUに転送されてしまう事はかなりの疑問が生まれる部分になっています。しかし、トゥームスのシーンがポストクレジットシーンという事は、「モービウス」の作中でこの謎の答え合わせをする時間はないかもしれません。

物語とは別に、公式が映画公開前にポストクレジットシーンの内容について言及したのも気になる所となっています。いくつかの海外メディアはこの対応に、映画の品質の低さからくる自信の無さが表れていると批判的な意見も出しています。

本作の公式概要は以下のとおりです。

天才的な頭脳を持つ医師マイケル・モービウス。彼は幼いころから、治療の術がない血液の難病を患っていた。これまで多くの命を救いながらも、己の病を治癒する方法だけを見出せずにいたモービウスは、自らの身体に実験的な治療を施す。それはコウモリの血清を投与するという、危険すぎる治療法だった。そのまま姿を消したモービウスは、2か月後、ロングアイランド沖に座礁したコンテナ船に突如現れる。病で痩せ細った姿から一変、顔には血色が戻り、隆起した筋肉が全身を覆っていた。さらに、超人的パワーとスピード、そして周囲の状況を瞬時に感知するバットレーダーや飛行能力を手にしたモービウスだが、同時に彼の中で、抑えきれない〝血への渇望“が生まれる。やがて彼の身体に更なる変異が起こる…… このユニバースに生まれ堕ちた彼は、果たして善なのか、悪なのか──

映画「モービウス」は 2022年4月1日 日米同時公開予定です。

【ネタバレ注意】映画「モービウス」のポストクレジットシーンの内容がリークされる

※これより先は「モービウス」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

来週公開予定のソニー・ピクチャーズの映画「モービウス」のポストクレジットシーンの内容がネット上にリークされています。映像はなくテキストベースの情報ですが、フランスやイギリスでは既にプレミアイベントを終えている事から相応の人数が映画を鑑賞済みであり、ガセネタとは言い切れない時期に入っていますので、ネタバレにはご注意ください。

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※これより先は「モービウス」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

tomsguideで公開された情報によると、「最初のクレジット後のシーンで、マイケル・キートンさん演じるエイドリアン・トゥームスはモービウスにスパイダーマンがトゥームスをどのようにして刑務所に入れたのかについて話します。2番目のクレジット後のシーンで、トゥームスはモービウスに刑務所から出るのを手伝ってくれるように頼み、グループに参加するように誘います。これは、モービウスがMCUまたはヴェノムユニバースにないという事実にもかかわらず発生します。」との事。

予告動画ではマルチバースが前面に押し出されているものの、トゥームスは本編に登場する事なく、ポストクレジットシーンのみに登場し、ファンを混乱させると伝えています。

また、フランスのプレミアイベントに参加したというYoutuberによるクレジットシーン解説は以下のような内容になっています。

クレジット後のシーン1:

NWHの終わりからの紫色の裂け目は、マルチバースの悪役がそれぞれの宇宙に送り返されていることを示しています。これはどういうわけか、トゥームスが彼のMCU刑務所の独房からモービウス宇宙の独房に送られることにつながります。トゥームスは、この宇宙(モービウスのユニバース?)で犯罪を行ったという記録がないため、彼を投獄できないため、後に刑務所から解放されます。

クレジット後のシーン2:

マイケル・モービウスが砂漠に向かって車を運転していると、騒音が聞こえ、遠くから何かが近づいていることに気づきます。それはバルチャーであることが明らかになりました(MCUスーツと同じように見える)。その後、バルチャーはモービウスに話しかけ、スパイダーマンに復讐したいと彼に伝え、このチームに参加したいかどうか尋ねます。モービウスは提案を受け入れます。

また、予告に登場したオズコープのビルやスパイダーマンの壁の落書きはカットされていると言うことで、当ブログでも指摘したようにモービウス自体は独自のユニバースで展開していくようです。

これらが真実であるかどうかは現状不明ですが、真実だとした場合は、「ノー・ウェイ・ホーム」のラストシーンでのドクター・ストレンジの呪文は結局のところ完全ではなかったようです。MCUにいたトゥームスはスパイダーマン=ピーター・パーカーの記憶が予定通り失われただけでなく、なぜかモービウスのいるユニバースに送られたようです。そしてスパイダーマン=ピーターだったからこそ自身の罪を認めていたトゥームスは、その記憶がなくなった事により復讐に燃えていると考えられるようです。

ストレンジの記憶消去呪文の失敗説は「ノー・ウェイ・ホーム」公開当初から指摘されており、これは逆に言えばネッドやMJ、アベンジャーズのメンバーたちがピーターを思い出すきっかけにもなりえるもので、歓迎すべき事かもしれません。

今回リークされた情報では、モービウスがバルチャーの復讐の提案を受け入れる動機がまったく分からないという点で真実かガセなのか判断に困りますが、その答えは来週以降の劇場で確認する必要があるようです。

本作の公式概要は以下のとおりです。

天才的な頭脳を持つ医師マイケル・モービウス。彼は幼いころから、治療の術がない血液の難病を患っていた。これまで多くの命を救いながらも、己の病を治癒する方法だけを見出せずにいたモービウスは、自らの身体に実験的な治療を施す。それはコウモリの血清を投与するという、危険すぎる治療法だった。そのまま姿を消したモービウスは、2か月後、ロングアイランド沖に座礁したコンテナ船に突如現れる。病で痩せ細った姿から一変、顔には血色が戻り、隆起した筋肉が全身を覆っていた。さらに、超人的パワーとスピード、そして周囲の状況を瞬時に感知するバットレーダーや飛行能力を手にしたモービウスだが、同時に彼の中で、抑えきれない〝血への渇望“が生まれる。やがて彼の身体に更なる変異が起こる…… このユニバースに生まれ堕ちた彼は、果たして善なのか、悪なのか──

映画「モービウス」は 2022年4月1日 日米同時公開予定です。