ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」、サムの新スーツはヴィブラニウム製ではないと明かされる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の最終話で主人公サム・ウィルソンが着用していたスーツがヴィブラニウム製ではない事が明かされました。この事は本作のVFXスーパーバイザーを担当したエリック・リーヴンさんがTwitter上で認めました。

正確には翼の部分はヴィブラニウム製で、残りの部分、頭部から胴体、足元にかけてのいわゆるスーツ部分は何の素材で作られたか明確にされていないとの事。翼の部分に関しては以前にサムを演じたアンソニー・マッキーさんと海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で語られています。

リーヴンさんは「番組に携わっていた頃は、スーツがヴィブラニウム製だとは考えられていませんでした(だからこそ、カーリが銃を突きつけた時にサムは怖がったのです)。ワカンダ人が作ったのですが、彼らは自分たちのために素晴らしい技術を残しておきたかったのです。」とファンからの質問に回答しています。

確かにサムはカーリにレンガを投げつけられた時でさえ、盾による防御を試みていました。全身ヴィブラニウムのスーツのブラックパンサー/ティ・チャラが銃弾が飛び交う中、平然と立っていた姿と比べると、その姿勢の違いからも明白なようです。

このスーツはバッキーがアヨにお願いしたもので、シュリが制作したものかは明らかになっていませんが、ワカンダで作られたものであることは間違いありません。制作時間の不足で翼のみヴィブラニウムになったのか、あるいはバッキーの義手にフェールセーフ機能があったように、サムに全身ヴィブラニウムのスーツを渡すわけにはいかないというワカンダの考えがあったのかもしれません。

理由はともあれ、全身ヴィブラニウムのヒーローが量産されるとバトルの面白みも低下するため、サムのスーツが「普通」だったことは良かったのかもしれません。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の未使用シーンのスタント映像が公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」から、未使用シーンのスタント映像が公開されました。本作のスタント・コーディネーターを務めたデイブ・マコーマーさんが自身のInstagramで公開したもので、4話「世界注視の中で」のラストでサムとバッキー、ジョンとレマーとフラッグスマッシャーズとの戦いとして想定されていたものだとの事。

マコーマーさんは「これは、プエルトリコの駐車場の最上階を想定して作られたものですが、地震の影響で撮影できませんでした。レマーは、実現しなかったエレキグローブを使ってアクションをしています。」とコメントを添えています。

実際に配信された4話と比べると、未使用シーンのレマーはなかなか戦闘力が高く、さらにジョンも血清の影響かかなりハイな状態に見えています。そして結末自体は同じであることも確認出来ます。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ドラマ「ロキ」から新たな動画”Clock”が公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」から新たなTVスポット「Clock」が公開されました。この動画ではメビウス・M・メビウスがロキに対して物事を真剣に考えるように指示しています。

また、以前に公開された動画と同じく映画「アベンジャーズ」(2012年)の時の衣装をまとっている姿も確認でき、映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)でのスタークタワーからの脱出直後が描かれる事を示唆しているようです。

ドラマ「ロキ」は 2021年6月9日(水)16時 よりディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「ロキ」脚本家がコミックからインスピレーションを受けている事を明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」のヘッドライターを務めるマイケル・ウォルドロンさんが、海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューの中で、本作に登場する組織TVAがコミックからのインスピレーションを受けている事を明かしました。

ウォルドロンさんはインタビューの中で以下のように述べています。

TVAはマーベルコミックのあらゆる場所に登場するので、幅広いアイデアからインスピレーションを得ました。ファンタスティック・フォーではTVAが走り回っていますし、シー・ハルクにもクールな形で登場しています。これらのストーリーはすべて、「このクレイジーな組織は何だ?そして、彼らを題材にした、テレビ番組を作れるようなリアルな組織にするにはどうしたらいいんだろう?」と考えるきっかけをくれました。

1991年のコミック「ファンタスティック・フォー#353」で初登場したTVA(Time Variance Authority)は、タイムライン、マルチバースを監視し、時系列を乱す存在やタイムラインを消したりする事で改変を防ぐ活動をしています。

ウォルドロンさんのいうようにコミックのTVAはファンタスティック・フォーやシーハルクとの関連も深く、また、それらは今後のMCUでの制作が決まっている作品でもあります。そのためTVAの動向は今後の伏線を含む可能性が高く、主人公のロキと同じぐらい要注目の存在となりそうです。

ドラマ「ロキ」は 2021年6月9日(水)16時 よりディズニープラスで配信予定です。

ソース:Loki team tease show’s inspirations: Mad MenBlade Runner…and Teletubbies?

【ネタバレ注意?】ドラマ「ロキ」、トレーラーに既に複数のロキが存在している? ─ 海外ファンが指摘して話題に

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の配信開始まで3週間を切り、トレーラーやポスターなどが公式から続々と公開される中、先日公開されたトレーラー「Miss Minutes」の中にトム・ヒドルストンさんが演じているロキとは別のロキが登場している可能性が浮上してきています。

先程、日本語字幕つきの「Miss Minutes」も公開されたので、未見の方はこちらでご確認ください。

動画の38秒、39秒あたりでトム・ヒドルストンさん演じるお馴染みのロキがTVAの兵士に囲まれて移動するシーンが挿入されますが、この両脇の兵士がヴァリアント・ロキであるという指摘が上がっています。

©2021 MARVEL,Disney

この指摘を投稿した@MarianaLokiEra氏によると、画面左手側がソフィア・ディ・マルティーノさんが演じるレディ・ロキ、画面右手側がジャック・ビールさん演じるキッド・ロキではないかとの事。

二人の役どころは公式には明かされていませんが、マルティーノさんは以前にグリーンをベースにしたアスガルド人のような衣装を身に着けた姿がリークされた事がありました。

指摘が正しければこのシーンは単なるロキの連行シーンではなく、二人のヴァリアント・ロキがロキの逃亡を手助けしている可能性もありそうです。今回の話題のシーンが何話のものかは不明ですが、真相はあと数週間で明かされる事になりそうです。

ドラマ「ロキ」は 2021年6月9日(水)16時 よりディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「ロキ」、トム・ヒドルストンさんがロキの過去、現在、そして未来を語る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でロキを演じる俳優のトム・ヒドルストンさんが、MCUのロキの過去を振り返り、間もなく配信が始まるドラマ「ロキ」と今後のMCUにおけるロキについて、海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューの中で語りました。

ヒドルストンさんは、これまでMCUにおけるロキのストーリーの大部分を占めていた「ソーとの関係とは独立したロキの部分を探求する」というアイデアを中心に、マーベル・スタジオ社長のケビン・ファイギ氏からアプローチされた経緯を説明しました。また、ソー3部作とは、シリーズを通して「まだ整合性がある」と指摘しています。

ロキとソーとが兄弟である事とは関係なく、二面性を持っていたり、他の人と関係を持っていたりしますが、それはとてもエキサイティングなことだと思いました。だから、オーディンソンのサーガ、あの3部作はまだ整合性を保っていて、あらためて語り直す必要はないのです。

そして今回のドラマ「ロキ」は、時間に焦点を当てた存在であるロキを登場させるという決断をすぐに受け入れ、この動きを「このシリーズに関わる誰もが持っていた最高のアイデア」と表現しました。

ヒドルストンさんは引き続きMCUのキャラクターに潜入し、過去の出演作では「ロキには常にコントロールされた何かがあった」とコメントしました。「ロキ」では、TVAに出会った途端に「すぐにコントロールが効かなくなり」、初めて「自分のコンフォートゾーンから外れた」状況で働かなければならなくなると説明します。

他の作品では、ロキは常に何かをコントロールしているように見えました。自分の手札が何で、それをどのように使うかを正確に知っているように見えたのです。そしてロキvs.TVAでは、ロキがすぐにコントロールを失い、完全にペースを乱され、居心地の良い場所から外れ、不安定になり、行動を起こしている環境です。

最後に今後のロキについてもコメントしています。

私はすべてにオープンです。このキャラクターには何度もさよならを言いました。決めつけないことを学びましたね。私はただ、自分がまだここにいて、まだ新しい道があることに感謝しています。

「ロキ」のシーズン2について公式からの発表はありませんが、いくつかのドラマのシーズン2が計画されている事は以前にケヴィン・ファイギ社長が明かしていました。それもあってか水面下では色々と動きがあるようで、これまでにもシーズン2に関する報道はいくつかあり、その際は2022年から制作が始まるとも言われていました。

ドラマ「ロキ」は 2021年6月9日(水)16時 よりディズニープラスで配信予定です。

ソース:Loki takes over: Tom Hiddleston on his new TV series and a decade in the MCU

ドラマ「ロキ」、トム・ヒドルストンさんが30秒でロキのこれまでを振り返る動画が公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」から、主演のトム・ヒドルストンさんが映画「マイティ・ソー」からのロキの歴史を30秒で振り返る動画「Loki in 30 Seconds」が公開されました。

ロキはTVAのもとで歴史修正をするために働かされる事になるようですが、悪戯の神であるロキは歴史をどのように変えてしまうのでしょうか。

「ロキ」の公式概要は以下の通りです。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、アイアンマンたちが訪れた過去の世界で四次元キューブを手に消え去ったロキ。見知らぬ地で目を覚ましたロキは、”時間の流れが違う“という謎の組織TVAの男に拘束され、新たな戦いに巻き込まれることに。作業服を着て戦う姿やシックなスーツでお洒落にキメて飛行機に乗り込む姿など、ロキが様々なビジュアルに変貌。四次元キューブを手にした後、ロキに起こったこととは…?『エンドゲーム』後を舞台にした、ロキの新たな冒険が始まる!

ドラマ「ロキ」は 2021年6月9日(水)16時 よりディズニープラスで配信予定です。

映画「ブラックウィドウ」劇場公開日が1日早くに繰り上げ変更 ─ ディズニープラスは据え置き

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」の劇場公開日が 2021年7月9日(金) から1日はやく繰り上げとなり、2021年7月8日(木) 公開となることが発表されました。ディズニープラスでのプレミアアクセスはこれまでどおり7月9日(金)との事です。

本作の公式ストーリー概要は以下の通りです。

ブラック・ウィドウの前に突如現れた“妹”エレーナ。
姉妹は、自分たちを暗殺者に育てたスパイ組織レッドルームの秘密を知ったことで命を狙われる。
唯一の味方は、かつて組織が生み出した“偽りの家族”だけ。
だが、この家族の再会によって、レッドルームの恐るべき陰謀が動きだす!
ブラック・ウィドウの作られた過去との戦いが、世界の命運を握る。

映画「ブラックウィドウ」は 2021年7月8日(木) より劇場公開、2021年7月9日(金)からディズニープラスでのプレミアアクセス予定です。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」脚本家が今後のバッキーについてコメント

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の脚本を担当したマルコム・スペルマンさんが、海外メディア the Playlist とのインタビューで今後のバッキーについてコメントしました。

スペルマンさんはインタビューの中で、バッキーが真の自由を獲得した事で、彼の未来に多くの可能性をもたらすだろうと述べました。

それは彼の未来に「多くの可能性をもたらす」ものです。バッキーはある意味、自由だと思うんです。ワカンダから出てきても、彼はまだ完全に自由ではありませんでした。彼は洗脳から解放され、今のバッキーはある意味で自由だと思います。最後の笑顔を見てください。家族を得て、コミュニティのクックアウトに招待されています。私たちが見たことのないような方法で彼は自由になり、それは彼にとって多くの可能性につながると思います。

また、サムの姉サラとの関係についても以下のように言及しました。

バッキーとサラは脚本の段階ではもっと多くの時間を費やしていました。どんな作品でも同様ですが、キャラクターをより深く掘り下げて作業出来ましたが、それでも十分な時間はありませんでした。

バッキーとサラのエピソードはもっと用意されていたようですが、残念ながら時間の都合でカットされてしまったとの事。この事はカリ・スコグランド監督も「もう少し撮っていたが放送には含まれなかった」とインタビューで話していました。

バッキーを演じたセバスチャン・スタンさんは2014年のインタビューにてマーベル・スタジオと9本の出演契約を交わしていると明かしており、「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の5作品に登場しました。「ブラックパンサー」での僅かな登場と、2014年時点では計画になかったであろう本ドラマとあわせても7作品となり、まだ最低2作品の契約が残っていることになります。

今後の作品でヒドラから解放されたバッキーはどんな活躍をするのでしょうか。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Malcolm Spellman On ‘Falcon & The Winter Soldier,’ Pushing Back On The “No Showrunner” Narrative & Marvel Never Flinching [Interview]

ドラマ「ロキ」の新たなトレーラー”Miss Minutes”が公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の新たなトレーラー「Miss Minutes」が公開されました。謎のキャラクター「ミス・ミニッツ」にフォーカスした動画で、彼女の陽気なキャラクター性が伺えます。

ミス・ミニッツの声を演じているのは女優・声優のタラ・ストロングさんのようだと報じられていますが、公式情報ではありません。ストロングさんはマーベルのOVA「勇者ソー~アスガルドの伝説」のシフやカプコンのゲーム「MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds」でX-23を担当されています。その他、アニメ「パワーパフガールズ」のバブルスや、スクウェア・エニックスのゲーム「ファイナルファンタジーX」シリーズや「キングダムハーツ」シリーズで英語版のリュックの声を担当されている方です。

トレーラーにはミス・ミニッツがTVAについて解説する様子がおさめられていますが、J.A.R.V.I.S.のようなアシスタントAIなのかどうかはこのトレーラーではハッキリしていません。

様々なグッズも展開予定のミス・ミニッツですが、ショーにおける重要なキャラクターなのでしょうか?

ドラマ「ロキ」は 2021年6月9日(水)16時 よりディズニープラスで配信予定です。