Youtubeのスパイダーマン公式チャンネルにて「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」デジタルリリースに向けたプロモ動画が公開

サム・ライミ監督の映画「スパイダーマン」公開20周年と、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のデジタルリリースが今月下旬から始まることを記念した、新たなプロモーション動画がYoutubeのスパイダーマン公式チャンネルに投稿されました。

2002年の「スパイダーマン」から2021年の「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」までの計8作品の映像をミックスした動画となっています。

同チャンネルは「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のプロモーションの際に開設され、現在は「ノー・ウェイ・ホーム」のこれまでのインタビューや舞台裏映像などのプロモーション動画が中心に公開されています。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は劇場公開中。米国では 2022年3月22日 からデジタル配信、4月12日 にBlu-rayが発売予定となっています。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の新たなコンセプトアートによると、ヴィラン達はもっとパワーアップする予定だった事が明らかに

マーベル・スタジオのコンセプトアーティストを務めるフィル・サンダースさんが、自身のInstagramにてMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のエレクトロのコンセプトアートを公開しました。その中で、ヴィラン達がもっと強力になる計画があった事が明かされました。

サンダースさんは「ようやくノー・ウェイ・ホームのコンセプト画像を1枚以上掲載することができました。これはエレクトロのコンセプトでした。脚本の初期バージョンでは、悪役たちが自分たちをアップグレードするために、スターク・インダストリーズのダメージコントロールのコンテナを強奪していたので、私はマックスにパワーアップとしてアイアンアーマー・マーク50のアークリアクターのデイジーチェーンをホットワイヤーで接続させました。ピーター・パーカーなら、エレクトロのエネルギーを封じ込め、肉体を維持するために、スーツの下をファラデーケージのようなものにするはずだと考えています。どのMCUのデザインでもそうですが、原作コミックのコスチュームの黄色い稲妻と緑のスーツを実用的に解釈することを心がけました。稲妻が顔の上の星の形になるのは、私の友人であり同僚でもある@jsmarantzの素晴らしいアイデアで、@joshnizzi.artの最終デザインを含むすべての反復を通して定着しています。」と裏話を添えて投稿しました。

マーク50は映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」で使用されたいわゆるナノテクアーマーの事で、この技術が強奪される計画があったとの事。

©MARVEL,Disney

この計画が実現していれば、スパイダーマンたちはより苦戦を強いられていたかもしれません。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は劇場公開中です。

チャーリー・コックスさんが「デアデビル」の今後について自身の考えを明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」にデアデビル/マット・マードックとして出演したチャーリー・コックスさんが、アブダビで開催された第10回中東映画コミックコンイベントにゲストとして出演しました。その中で今後のデアデビルについて質問されたコックスさんは、その方向性について言及しました。

コックスさんは「公の場で大声で推測しないほうがよいことを学びました。それがニュースの見出しになり、期待を歪め始め、それが良いことか悪いことかについての会話になるからです。私はそれを自分自身に留めることを学びました。これらのショーの背後にある本当の創造力が、彼らの頭の中にアイデアを置くよりも、彼らが自分で最善だと思うものを理解することを許可する方が良いと思います。」と前置きしつつ、「唯一言えることは、それは・・・私たちがやり残したことを取り戻すのは意味がないと思うんです。MCUの多くの作品と同じように、マルチバースのようなことが起こっているんだと思います。『スパイダーマン』や『イントゥ・ザ・スパイダーバース』のように・・・数年経って、(Netflixの)『デアデビル』とは違うけど・・・再創造されているんだと思います。少し違うかな?これは・・・これが起きたと知ったとき、友人の一人に何とメールしたかわかります?「生まれ変わった」んです。つまり、オマージュのようなもので・・・だから、限界はないんです。」と語りました。

従前よりNetflix版でシーズン4がキャンセルされたことで本格的に描かれなかったブルズアイとのエピソードをやりたい事を口にしていたコックスさんですが、MCUでその続きを再開することの意味はないとも考えている事を明らかにしました。

今回の発言からはチャーリー・コックスさん自身はNetflix版とMCU版ではマルチバースの関係にあり、同一でありながら異なる人物であると考えているようです。以前にはデアデビルと対戦したキングピンを演じたヴィンセント・ドノフリオさんも同様の考えを示していました。

マーベル・スタジオ及びケヴィン・ファイギ社長からNetflix版とMCU版の関係について公式見解は発表されていませんが、MCUの物語が進むにつれいずれ明かされるのかもしれません。

デアデビルは今後、同じ弁護士としてドラマ「シーハルク」へのカメオ出演や、宿敵キングピンと同様にドラマ「ホークアイ」のスピンオフ「エコー」に登場するのではないかと考えられています。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は劇場公開中です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」、ラストシーンのスパイダースーツのコンセプトアートが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で主演のトム・ホランドさんがラストシーンで着用していたスーツのコンセプトアートが公開されました。アートはマーベル・スタジオのビジュアル開発責任者ライアン・メイナーディングさんのInstagramにて公開されています。

メイナーディングさんは、「『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』! ソニーとマーベルのためにこのようなことができるなんて、本当に光栄です。ケヴィン、エイミー、ジョン、ルー、ビクトリア、レイチェル、本当にありがとう。そしてもちろん、そのすべてに命を吹き込む魔法を提供してくれた素晴らしいVFXチームにも感謝!この映画はとても特別で、トムは驚異的です!」とコメントを添えています。

トム・ホランドさんの最新スーツは全体的に映画「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」のものをベースとしたデザインですが、蜘蛛のエンブレムはトビー・マグワイアさんのスパイダーマンスーツに近いものになっています。

脚本を担当したクリス・マッケナさんは以前のインタビューで、「新しくて異なるスーツは『これは私たちが以前に見たものとは異なるピーターと異なるスパイダーマンである』ことを示していると感じています。」と語っていました。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は劇場公開中です。

チャーリー・コックスさんがクロスオーバーを希望している「セクシー」なキャラクターを明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でデアデビル/マット・マードックを演じたチャーリー・コックスさんが、今後のMCUにおいてクロスオーバーしたいキャラクターを明かしました。海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、コックスさんはその「セクシー」なキャラとの共演を望んでいると語りました。

インタビューでクロスオーバーしてみたいコミックキャラクターについて質問されると、「僕は”デアデビル “と “ブラックウィドウ “のコンビが本当に好きです。デアデビルとブラック・ウィドウの関係は、なぜだかわからないけど、すごく面白いんですよね。なぜかわからないけど、すごく面白いし、同時にセクシーだと思う。それ以外は難しいですね。分かりやすいのはスパイダーマンでしょうか。後はそれこそ、ブルズアイとの時間をもっと増やさないと。あの話には触れたばかりで、続行不可能になる前に準備を進めていたところだったんだ。あのキャラクターでウィルソン・ベセルと一緒に仕事をするのは本当に楽しかった。他にもたくさんあるけど、一番はデアデビルとスパイダーマンの物語をもっとやりたいね。」とコックスさんは述べました。

©MARVEL

コミックでのデアデビルとブラックウィドウはロマンチックな関係ではありませんが、お互いに対する感情を否定する事はなく、いつも助け合う名コンビのひとつでした。MCUでチャーリー・コックスさんとスカーレット・ヨハンソンさんが共演することは新たな前日譚となる「ブラックウィドウ2」でも無い限り難しいかもしれませんが、可能性はゼロではありません。

ブラックウィドウを除けば新しいクロスオーバーよりも、Netflixドラマ版で宙ぶらりんで終わってしまったブルズアイや、マット・マードックとピーター・パーカーという人間同士での共演に終わってしまったスパイダーマンなど、過去の共演したキャラクターをもっと深く掘り下げたいと考えているようです。

以前のインタビューでは「次のプラン」が用意されていることを示唆したチャーリー・コックスさんですが、次なる舞台はどこになるのでしょうか。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は劇場公開中です。

ソース:Daredevil’s Charlie Cox Chats Kin Renewal, MCU Future, and More

映画「スパイダーマン:NWH」のチャーリー・コックスさん、出演をロキにだけ話していたと明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に出演したチャーリー・コックスさんが、MCUでロキを演じているトム・ヒドルストンさんにだけ再演の話を伝えていた事を明らかにしました。

海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中でチャーリー・コックスさんは「これがリークされる事を恐れて2年間生きていました。」と秘密を守っていたことを語りつつも、「撮影中、私は衣装を着てあちこちに出かけていました。最初の電話のひとつは私が再演する事を知っている人物で、トム・ヒドルストンでした。彼は私の親友の一人です。」とのエピソードを明かしました。

また、ネット上で話題になっている「劇中で着用していた赤いメガネは実際にはなく、CGによるもの」という噂について質問されると、「そんな話は初耳です。いや、赤いメガネをかけていましたよ。どうして?理解できません、なんでそうなるんでしょう(笑)色合いについての話し合いをしたのは覚えていますが、実際にメガネをかけていましたよ、うん」と述べました。

Netflixのマーベルドラマ「デアデビル」からチャーリー・コックスさんがMCUに戻り、その宿敵を演じたヴィンセント・ドノフリオさんがドラマ「ホークアイ」を通じてMCUに戻ってきています。これに続いて「シーハルクにジェシカ・ジョーンズが戻ってくる」という噂も実現されるのでしょうか?

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は劇場公開中です。

ソース:No, Matt Murdock’s Spider-Man: No Way Home Glasses Weren’t CGI

「アベンジャーズ・アッセンブル!」、OSCARS CHEERMOMENTに「アベンジャーズ/エンドゲーム」と「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」がノミネート

アカデミー賞2022から新しく設けられた「OSCARS CHEERMOMENT」にノミネートされた5作品が発表され、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)と映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」(2021年)が含まれている事が判明しました。「OSCARS CHEERMOMENT」はTwitterと提携して決定される新たな賞で、Twitterアカウントがあれば一般人でも参加出来る仕組みになっています。

最高の「喝采の瞬間」を決める「OSCARS CHEERMOMENT」には今回、「エンドゲーム」の「アベンジャーズ・アッセンブル」のシーン、「ノー・ウェイ・ホーム」のスパイダーマン達のチームアップシーンの他、「マトリックス」(1999年)、「ドリームガールズ」(2006年)、「ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダー・カット」(2021年)の5作品がノミネートされています。

公式ページによる投票ルール

(i)Twitterで @TheAcademy をフォローする

(ii) “#OscarsCheerMoment” と “#Sweepstakes” (懸賞登録用で1回目の投稿のみ必要)と5作品のうちいずれかのハッシュタグ(#SpiderManNoWayHome、#TheMatrix、#Dreamgirls、#AvengersEndgame、#ZackSnydersJusticeLeague)を添えて投票。1日20回までの投票が有効となっています。

投票者の中から抽選で映画の年間フリーパスやディズニープラス、Netflixなどの1年分のサブスクなど1000ドル相当の懸賞が用意されていますが、米国居住者に限定されていますのでご注意ください。(投票は日本在住でも有効です)

投票受け付けは現地時間の2022年3月3日の午後11時59分まで。

結果は現地時間2022年3月27日の式典で発表され、コメントと共に紹介されるとの事です。

果たしてどの作品が選ばれることになるのでしょうか?

「アベンジャーズ/エンドゲーム」のジョー・ルッソ監督が最近のMCUの懸念点についてコメントする

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」のメガホンを取ったルッソ兄弟のジョー・ルッソ監督が、海外メディア IGNとのインタビューの中で最近のMCUにおける懸念点を指摘しました。

監督は「企業の課題とは『チョコアイスは如何ですか?スプリンクルのチョコアイス、ファッジのチョコアイスもございます』といったようなものです。マネープリンタのスイッチを入れるのが企業の仕事で、『そんなの誰も欲しがらないよ』というのがクリエイターの仕事です。」と企業は売れ筋が分かると同じようなものを売りたがるのが本質であることを指摘しました。

そして、「そうですね、一つのことが多すぎるのは良くないことですが、このマーベルの世界には十分な数のクリエイターとイノベーターがいるので、サプライズを期待することができると思います。ただ、企業があなたを驚かせることは期待しないでください。」と語りました。

記事執筆時点では現在公開中の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」と約2ヶ月後に公開される映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のマルチバース関連の話題でファンは大盛りあがりの最中です。

「ノー・ウェイ・ホーム」の大ヒットを受けて観客がこの「再利用」を求めている事が証明され、そして企業がより収益を求めてそちらに舵を切る事を、ジョー・ルッソ監督は心配しているようです。MCUのシリーズはマーベル・スタジオによって制作されていますが、その上にディズニーが存在しコントロールしようとしています。今の所はスタジオのケヴィン・ファイギ代表がしっかりと舵を握っていますが、万が一のときにはクリエイター達がノーと言えるかどうかが鍵になってくるようです。

ルッソ兄弟監督がMCUに戻ってくるかどうかはまだ不明ですが、以前にはマルチバース間の戦争を描いたコミック「シークレット・ウォーズ」の実写に取り組んでみたい事を明かしていました。

ソース:Avengers: Endgame Director On Multiverse Trend: ‘Don’t Expect Corporations To Surprise You’

米ソニーが映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のデジタル配信、ディスク発売のリリース日を公式発表

米ソニー・ピクチャーズがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のデジタル配信日及びディスク発売日を公式ツイッターにてアナウンスしました。デジタル配信が現地時間の2022年3月22日、UHDとBlu-rayの発売が同4月12日よりとなっており、予約を開始しています。

まだまだ劇場での公開も続いている本作ですが、ほどなく自宅での視聴も可能となるようです。サブスク配信もこれらのリリースからそう遠くないうちに行われる見通しですが、配信プラットフォームは国によってかなり異なる事になると見られており、日本でどうなっていくかは今後の情報に注目です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は劇場公開中です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」脚本家がヴェノムシンビオートの未来について言及

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の脚本を担当したエリック・ソマーズさんとクリス・マッケナさんが、「IGN Fan Fest 2022」のパネルに出席し、インタビューの中でヴェノムシンビオートの未来について「私たちの権限を越えた話」だと明かしました。

ソマーズさんは「可能性は開かれました。エディ(とヴェノム)が帰るところが映ったのとは対照的に、シンビオートは残されました。ですので、将来的におもしろい可能性が残ったというだけのお話です。」とコメントしました。

そしてその将来的なおもしろい可能性についてマッケナさんは、「まったくわかりません。私たちの権限を超えたレベルのお話なんです。私たちはあくまで巨大なユニバースの一員であって、神ではなく、そこに住まうただの人間なのです。シニスター・シックスの6人目がバーから抜け出せなかった、というのはおもしろいアイデアだったと思います。でも彼はちょっとした何かを残していったのかもしれません。繰り返しになりますが、私たちはこの冒険の行く末をすべて知っているわけではないのです。」と述べました。

現状ではヴェノムシンビオートを残していったという事実のみで、その未来はMCUを創造した神と言えるケヴィン・ファイギ社長の頭の中にしかないのかもしれません。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」ではピーター・パーカーが相当に傷つきましたが、このピーターがコミックやトビー・マグワイアさんが演じたピーターのようにヴェノムシンビオートに寄生されてしまうのか、それもと新たな展開に持ち込まれるのか、まだしばらく先のお話になりそうです。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は劇場公開中です。

ソース:Spider-Man No Way Home Writers Say There are ‘Possibilities’ for MCU Venom, But It’s ‘Above Our Pay Grade’