ドラマ「シーハルク」のアボミネーションが本当に改心したのか分からないと演者が語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」でアボミネーション/エミル・ブロンスキーを演じているティム・ロスさんが、海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューで、エミルが本当に変わったかについて知らない事を明らかにしました。

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ロスさんは「彼らは僕に即興演技をさせて遊び、ふざけていたので『エミルは善人になったのだろうか?』と、常に疑問でした。彼はここで真実を語っているのだろうか?どこへ行くんだろう?という感じでした。」と撮影当時を振り返りました。

エミル・ブロンスキーが過去の自身の行動に対して本当に正直に反省しているのかという質問に対して、ロスさんは「それが楽しい所だね。でもそれは答えられないな。彼は非常に長い間、最高警備の独房に閉じ込められていました。そのことが、誰かに何をもたらすのか?その結果、彼はどうなるのか?そして今、この男は誰なのか?彼を信じるべきなのか、信じないべきなのか?」と明確な回答を避けました。

そして、「それは視聴者たちが見届ける事です。いたずらはずっとそこにあり、これからも続きます。今にわかりますよ。うまくいくことを願っています。今はそれしか言えません。」と、エミルの物語がまだ続くことを示唆しました。

また、映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」にて10年以上の時を経てキャラクターを再演した事について、「僕はシャン・チーを見ていません。まったく知りませんでした。普段から自分が出ている作品を見ることがないんです。COVIDの最中に、ほんの数分、サウンドスタジオでみんなと一緒に過ごしました。楽しかったですよ。」と語りました。

そして最後に、ブルース・バナー役が「インクレディブル・ハルク」で共演したエドワード・ノートンさんからマーク・ラファロさんに変わっている事について、「素晴らしいものでしたよ、彼を見た時少し混乱しましたが。撮影中に何度もやり取りしましたが、どれが採用されたかは分かりません。そんな感じですごく面白いものでした。でも聞いてください、僕は二人の素晴らしい俳優と仕事しました。エドワードもマークも素晴らしい俳優です。マーク・ラファロとはずっと一緒に仕事したいと思っていましたし、ようやくそれが実現しました。」と二人のブルース・バナーを賞賛しました。

「インクレディブル・ハルク」のイベント後に逮捕、収監されていたエミル・ブロンスキーは「シーハルク」3話にて改心していると判断され、仮釈放が認められました。一方で看守や囚人、文通相手に対してある種のマインドコントロールをしているような表現もされています。それはワンダ・マキシモフのような特殊能力ではなく、現実でもしばしば耳にするような技術的なマインドコントロールだと考えられますが、大抵はよくない事に利用されるものです。

エミルの物語がこの先どこへ続いていくのか、残りの6つのエピソードに注目です。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第4話は 2022年9月8日 配信予定です。

ソース:Tim Roth talks returning to Marvel as Abomination for She-Hulk: ‘I love my career being chaos’

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」、3話のチェックポイント

2022年9月1日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1エピソード3「The People vs. Emil Blonsky(邦題:エミル・ブロンスキーの仮釈放)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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地下闘技場の流出映像

2話のラストでは「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の1シーンの映像の流出し、アボミネーション/エミル・ブロンスキーが脱獄していた事が世間に知られてしまいました。

この闘技場はシャン・チーの妹シャーリンがマカオで経営していた「ゴールデン・ダガーズ・クラブ」にあり、シャン・チーとケイティを案内してくれたジェイジェイは、「全試合をダークウェブで世界中にマルチ配信、何千人もが賭けをしている」と説明していました。

脱獄も違法なら、脱獄した先で関わっていたのも違法行為でしたが、エミルはこれを頼まれてしょうがなくと弁明し、ソーサラースプリームのウォンの名前をあげるのでした。

ウォン

配信前に公開されていた公式クリップより明らかになっていたウォンの職歴

映画「ドクター・ストレンジ」でカマータージの書庫の番人として登場した以前は、アメリカで広く展開している小売店「ターゲット」で販売員をしていたとのこと。ターゲットはアメリカでどこにでもあるようなスーパーの大手チェーン店で、そのカマータージ店で働いていたようです。

ウォンがショップ店員からソーサラーに転身した経緯については明かされていませんが、彼のオリジンストーリーも興味深いものであり、今後のストーリーで明かされるか、スピンオフ作品などに期待したい所です。

カメオ

今回も冒頭から第4の壁を破り、ジェニファーは「これは毎週誰かがカメオ出演するような番組じゃない。」と指摘し、余計な期待をしないこと、そして「主人公はわたし」である事を視聴者に念押しします。

そうは言っても予告でウォンやデアデビルなどを見ているこちらの期待度は高く、今後も何かあるのではと思わざるを得ません。

なお、本作のプロデューサーを務めるジェシカ・ガオさんはデアデビルの後は「MCUでは見られなかった、コミックからのキャラクター」が続くと明かしています。

ギデオン・ウィルソン

「シーハルク」のタイトルロゴが2話の「求職中の弁護士」から「弁護士」に戻り、世間のシーハルクに対するニュースが流されます。

その中で、アボミネーションを収監させた検察官として紹介されるギデオン・ウィルソン。コミックのギデオン・ウィルソンはキャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンの弟にあたります。画像の左が番組司会者で右がギデオンです。

©MARVEL,Disney

今回登場したギデオンはサムよりも年上のように見えますが、実際コミックでもサムより年上に見える描写が多くなっています。コミックでは両親がなくなった後、サムは弟ギデオンと妹サラ(MCU版は姉に変更)を育てたエピソードがあり、大人になるとギデオンは父と同じ牧師になっています。

その後、ギデオンは息子を亡くし、亡くなった原因がハルクが輸血を拒んだせいだとして復讐を誓うも、後にハルクの主張が正しいと認め復讐心を捨てています。復讐の過程では米国政府によってガンマ兵器へと変えられました。

現段階でMCU版でもサムと兄弟であるのかは明かされていませんが、偶然コミックのキャラクターと名前が被ったのか、映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」へと続く何らかの伏線となるのかは今後慎重に見ていく必要がありそうです。

マロリー・ブック

ホリウェイに呼び出されたジェニファーは元同僚であるデニス・ブコウスキーと再会。ジェニファーには依頼したくないというデニスの前に姿を表したのが、マロリー・ブックです。

©MARVEL,Disney

コミックのマロリーはGLK&Hのトップ弁護士であり、負け知らずの凄腕でした。連勝記録は別事務所に所属していたジェニファーによって破られましたが、「シーハルクとしての活躍が陪審員の心情に影響を与えた」と主張し判決を取り下げるよう訴えた事など、これは2話でのホリウェイ氏のやり方に反映されています。

そして、GLK&Hの先輩弁護士としてマロリーはジェニファーとライバル関係となり、その後は事務所を出て独立。アベンジャーズを辞めて弁護士業に戻ったジェニファーを自身の事務所に迎え入れました。

MCU版ではすでにジェニファーが超人法律部のトップで、マロリーも同じ部署と紹介されています。

ウォンの証言

ポータルで登場したウォンはあっさりとエミルの主張を認め、「ソーサラースプリームの修行には好敵手が必要だった」と説明しています。

不思議な事に元の英語では「as part of my training to become Sorcerer Supreme(ソーサラースプリームになるための修行)」となっており、映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」での「私(ドクター・ストレンジ)が5年間消えていた隙に彼(ウォン)がソーサラースプリームをやることになった」というストレンジの説明とやや食い違う事に気が付きます。

MCUのニュースで流れているのは映画「シャン・チー」の映像で、時系列である2024年の映像となります。この時点でウォンはソーサラースプリームなのでしょうか?

「ノー・ウェイ・ホーム」か「シーハルク」どちらかの説明が誤っている可能性がありますが、最初の脱獄がサノスの指パッチン(2018年)後すぐに始まり、ソーサラースプリームになるための修行に入り、なったあとも組手を続けていた、というパターンもあるかもしれません。

「シャン・チー」では試合後に、「次からは練習通りにパンチをコントロールしろ」とウォンがアボミネーションに助言している事から、この時が初めての対戦とは思えないところもひとつの要因となっています。

さらにウォンは「もう人々の記憶は消さない」と、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」にまつわるエピソードに触れていきます。

ウォンも当然のようにピーター・パーカーの記憶は消えていますから、「ドクター・ストレンジがスパイダーマンのために何かの記憶を消そうとして大変な事になった」と認識しているのかもしれません。

そして「ドクター・ストレンジ」などで紹介されたミラーディメンションや「ソー:ラブ&サンダー」のシャドウディメンションに触れつつも、ジェニファーからは拒否されてしまいます。

ルナ・ザ・ライトエルフ

ライトエルフは映画「マイティ・ソー」でも紹介された9つの世界のひとつアルフヘイムに住まう種族で、映画「マイティ・ソー/ダークワールド」で戦ったダークエルフと対をなす種族です。

©MARVEL,Disney

米国のトップアーティスト、ラッパーのミーガン・ザ・スタリオンさんにシェイプシフトしてデニスを騙していたようで、ネタバラシの動画を「YouScreen」に投稿しているのをパグがチェックしていました。

このサイトの関連動画には前回登場したアイアンマンスリーズの靴のレビュー動画があり、投稿2日で8750回ほど再生されているようです。

そして今週の無料コミックもこのシーンのQRコードで公式サイトへジャンプします。

ソウルメイト

7人のソウルメイトこと伴侶達はサンダーボルツでもなければ予告に登場していた人物たちでもありませんでした。

しかし今回のエピソードで分かったのは、この予告が瞑想リトリートを開業出来ているという事。予告の人物たちはそこに訪れた客人たちといった所でしょうか。

仮釈放の審議

ジェニファーが持つ資料から、この審議が行われているダメージコントロールの刑務所がカリフォルニア州ロサンゼルスの管轄下に置かれている事が判ります。とすると、ドラマ「ミズ・マーベル」のクランデスティンやカムランたちは東のニューヨークで逮捕されたあと、西のロサンゼルスまで移送された事になるようで、特にカムランに限って言えば単身、再度ロサンゼルスまで戻ってきた事になります。

©MARVEL,Disney

カウンセラーや看守は、エミルが囚人たちに読み書きや瞑想、ヨガを教えた、相談に乗ってくれたなどの証言をし、彼が更生し変わったのだと主張します。

エミルはアボミネーションをコントロール出来るようになった事に加えて、マインドコントロールのようなスキルを獲得している疑いもあるシーンですが、仮釈放後どのような展開を迎えるのか注目です。

そしてウォンは証言する中で自分が脱獄させたと自白しており、今後罪に問われる可能性があります。ウォンが逮捕されてしまった場合は、ドクター・ストレンジがソーサラースプリームに戻るのでしょうか?

デニスとルナの裁判

仮釈放審議と並行して描かれるデニスとルナの裁判。

ルナの弁護士は外交特権を主張し、裁判官が「ここはニューアスガルドではない」と退けると、ルナは「アスガルドは場所ではない、アスガルドは民である」といったオーディンの名言を引用するも、「シーハルク」の作品性かルナのキャラクター性なのか、ギャグにしか聞こえない始末。

しかしルナの弁護士は手強く、それに対抗するパグの弁護によってデニスの間抜けさも際立っていきます。

なお、デニスが解約するというハリウッド・フックアップスはロサンゼルスを中心に展開するマッチングサービスだと考えられます。Hookup というワードには「つなぐ」といったような意味がありますが、スラングとしてそこから転じて「交際」や「ヤル」事を指します。

マフィアの銃撃

審議の閉会後、刑務所を出たジェニファーのもとにマスコミが殺到する中、シーハルクのパワーの起源について「マフィアの銃撃(英語版)」を指摘する女性リポーターがいます。

©MARVEL,Disney

これはコミックのシーハルクの起源となるエピソードであり、マフィアの銃撃によって重体になったジェニファーに、ブルース・バナーの血液を輸血したことでハルクの力を手に入れました。

ところが日本語吹き替え版では「殺人犯からパワーを入手したというのは本当ですか?」という謎のセリフに置き換えられています。

有罪判決

ジェニファーの証言にてルナは有罪、損害賠償請求が認められると共に、裁判官になりすましたことを理由に60日の禁錮刑のおまけ付きとなりました。

なりすましによって判決を操作しようとしたことが問題であり、シェイプシフト自体は日本のなりすましの現状と同様だと考えられますが、この判決はドラマ「シークレット・インベージョン」に影響を与えていくのでしょうか。

そして、傍聴席にはミーガン・ザ・スタリオンさんが本人役で登場しています。

仮釈放

二度とアボミネーションに変身しない事、そして変身を抑制する装置を身につける事を条件にエミルの仮釈放が認められます。

この装置を誰が作るかは疑問が残る部分です。ブルース・バナーは1話で装置を自作した事を明かしましたが、ブルースですらこれは自分専用のものでジェニファーの分を作れないとし、その上もう地球にはいません。

それにまつわるエピソードなしに装置が現れるのか、著名なキャラクターがこの装置を制作してくれるのかは今後の展開に期待です。

このような能力の抑制装置というのは主にX-MENのコミックでもよく登場し、X-MENの実写バージョンにおいても何度も登場しています。それらは一貫して首輪状の装置ですが、そのあたりにも注目したい所です。

レッキング・クルー

帰り道にジェニファーを襲ってきたのはコミックにも登場するヴィランチームのレッキング・クルー。

バールを手にしているのがリーター格のレッカー。鉄球を持っているのがサンダーボール、腕甲をはめているのがパイルドライバーで、ヘルメットがブルドーザー。

©MARVEL,Disney

画像では左から順にブルドーザー、レッカー、パイルドライバー、サンダーボールです。

1974年にコミック「ディフェンダーズ」でデビューした彼らは落雷によって能力を獲得しており、幾度となくソーと対峙してきたなかなかパワフルなヴィランチームです。MCU版はアスガルド産の建築ツールに依存しているようで、シーハルクにはあっさりと負けてしまいます。

そして、ブルースが懸念していたシーハルクの血が狙いであり、ボスがいる事が示唆され、これまでのコメディスタイルに少し怪しげな風が吹き始めた所で3話が終了します。

ミッドクレジットシーン

ミッドクレジットシーンでは今回ゲスト出演したミーガン・ザ・スタリオンさんが再登場。

ジェニファーと契約を交わし、オフィスでダンスする様子が描かれています。またエンディングの曲にもミーガンさんの楽曲「Body」(2020年)が使用されています。

なお、ミーガンさんの出演はタイタニア役のジャミーラ・ジャミルさんの呼びかけによって実現したようです。


ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第4話は 2022年9月8日 配信予定です。

ドラマ「シーハルク」の監督、プロデューサーが本作の今後のカメオについて言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」のカット・コイロ監督とプロデューサーのジェシカ・ガオさんが、海外メディア TVLine とのインタビューの中で、本作のカメオに関して言及しました。

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コイロ監督は予告でも登場しているデアデビルについて、「デアデビルは今でも最大のサプライズであり、コミコンでも紹介されました。言っておきたいのですが、彼がすべてのファンの前のスクリーンに現れるのを見て、私が感じた安堵感はとても大きかったです。なぜなら、私はこの秘密をほぼ1年間守り続けてきたからです。」と語りました。

そして、デアデビルを超えるカメオがあるか質問されたジェシカ・ガオさんは「いいえ、私は観客を失望させたくありません。残りのカメオはコミックからのカメオであり、MCUでこれまでに見られなかったキャラクターです。」と明言しました。

ガオさんは以前の Entertainment Weekly とのインタビューでも「スタジオの計画でハルクが宇宙に行くのは私達にとっても都合の良いことでした。これはジェンのショーであり、ブルースのためのものではありません。彼を退場させる方法については頭を悩ませていました。彼が地球にいる限り、ファンは二人のやり取りを見たいと思ってしまうでしょう。」と語っていました。

先日配信された3話の中で主人公ジェニファー・ウォルターズが注意喚起したように、本作は毎週のカメオを楽しみにするような作品ではなく、あくまでシーハルクを中心とした彼女の物語である、というのが重要になりそうです。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第4話は 2022年9月8日 配信予定です。

ソース:She-Hulk‘s Biggest MCU Cameos May Have Already Been Revealed

ドラマ「シーハルク」公式クリップより、ソーサラースプリームのウォンさんの意外な職歴が判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」の新たな公式クリップ「Forced to Leave」が公開されました。その動画では、映画「ドクター・ストレンジ」シリーズに登場するソーサラースプリームのウォンの職歴が明らかになっています。

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©MARVEL,Disney

ニッキのスマホに表示されたビジネスSNS「LinkedIn」を模したページにはウォンのプロフィールが表示されており、それによるとソーサラースプリームになる以前にカマータージの司書を11年間務めています。これは映画「ドクター・ストレンジ」でも見てきたウォンの以前の仕事ですが、それ以前にはカマータージのターゲット(米国の大手スーパー)にて9年間、ショップ店員の仕事をしていたようです。

米国ではディズニーとターゲットが業務提携し、ターゲット内にディズニーストアが展開されるなどしています。ディズニーストアでは当然マーベルのグッズも販売していますが、ウォンがそれらを販売していたかどうかは興味深い所です。

先週配信の2話のラストではウォンが関わっていたイベントについて言及されているため、早ければ本日配信の3話にてドラマにウォンが登場するかもしれません。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第3話は 2022年9月1日 配信予定です。

ドラマ「シーハルク」より、エミル・ブロンスキーの俳句が公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」に登場したアボミネーションことエミル・ブロンスキー。2話に登場したエミルは面会に来た主人公ジェニファー・ウォルターズに以前とは変わったと明かし、俳句を披露していましたが、劇中に登場しなかった俳句を「シーハルク」の公式ツイッターが公開しています。

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俳句は世界中でも「Haiku」として親しまれるようになっており、ドラマ中でも英語版を聞いてわかるようにエミルは「Haiku」と話しています。

ただし、日本の「季語が必要」、「文字数が5-7-5」といったルールとは異なり、世界における俳句は「季語がなくても良い(四季が存在しない国が多いため)」や「文字数ではなく音節数が5-7-5」といったルールになっているため、これらのHaikuを英語で見ても邦訳しても日本人的にはあまり俳句感は味わえないかもしれません。

なお、邦訳すると以下のような意味のHaikuになっています。

私の小さな耳は
時の嵐と蠢き、痛みを
引き起こし、運ぶ

世界にとって私は
忌み嫌われる存在だが
私にとってはエミルなのだ

アボミネーション
それともリハビリテーション
誰が判断するのだろう?

ここは孤独だ
私はそうは思わない
私にはソウルメイトがいる

ソウルメイトに関して今後言及される可能性が高く、サンダーボルツのメンバーを示唆しているのではないかとも言われています。

ただし、「シーハルク」の予告ではエミルの希望が叶って「仲間との新しい生活」を始めているようなシーンも見られるため、サンダーボルツとは関係がないという指摘もされています。

©MARVEL,Disney

エミルが本当に改心しているのかどうか、今後のエピソードには注目です。

全ての俳句はこのスレッドにてご確認ください。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第3話は 2022年9月1日 配信予定です。

ドラマ「シーハルク」にミーガン・ザ・スタリオンさんの出演が確認される

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」に米国の人気ラッパー、ミーガン・ザ・スタリオンの出演の噂が以前に報じられていましたが、今回、海外メディア The Cut のインタビューの中でこの噂が真実である事が確認されました。

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インタビューの中でスタリオンさんは、クイーン・ラティファさんやアイス・キューブさんなど、演技に転向した他のミュージシャンをどのように尊敬しているかについて語り、「彼女らを見ると、単なる音楽以上のものを手に入れるように後押ししてくれました。」としつつ、「女優になるだけではなく、監督にもなり、プロデューサーにもなりたいと思っています。」と続けました。

ミーガン・ザ・スタリオンさんが「シーハルク」に登場すると報じられたのは2022年4月のこと。

今回のインタビューで役割については明かされませんでしたが、前回の報道では「架空の本人」役として登場すると報じられています。

どのエピソードに登場するかはまだ不明ですが、どのようなキャラクターを演じ、物語にどう影響を与えるのか注目です。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第3話は 2022年9月1日 配信予定です。

ソース:The Cut

マーク・ラファロさんがハルク引退の時期について語る

2012年公開のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ」でハルク/ブルース・バナーを演じ、その後2022年のドラマ「シーハルク」まで同役を続けているマーク・ラファロさんが、海外メディア Variety とのインタビューの中で、ハルクの未来と引退時期について言及しました。

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ハルク役引退の時期について質問されたマーク・ラファロさんは「それは僕も知りませんよ! 自分がまだここにいることにいつも驚いているんです。僕とエドワード・ノートンは、ハルクは僕らの世代のハムレットのようなものだと冗談を言っているんですよ。そして、次のバージョンを待ち続けているんです。」と述べました。

さらに、「観客が興味を持ち、僕にとって面白く、ファンにとっても面白いものを提供できるのであれば、スタジオが僕を雇ってくれる限り、ハルクをやりますよ。でも、まったく分かりません。コミックを見ると、白髪混じりのハルクもいます。もし、私たち全員がまだここで映画を作り続けていて、それを可能にする世界があるのなら、67歳のハルクも面白いかもしれませんね。私たちが生きていること、向かっていることを考えると、未来はいつにも増して不安定に感じられます。だから、あまり先回りしたくはありません。でも、続けていたいですね。」と、老人になったハルクを演じていたいと明かしました。

そして「アベンジャーズ」に出演した事を振り返り、今日までの長い道のりについて次のように語りました。

「いやあ、あれから長い旅が始まったんです。そして、MCUはだんだん成功してきました。私には子供がいて、今はもう大人です。世界は大きく変わっています。その間に、バナーとハルクのさまざまな側面を探求することができました。2人の異なる姿を5回ほど演じることができ、それぞれに自分の重要で意味のある部分を持ち込むことができました。マーベルと一緒に仕事をしたことで、そのすべてにインプットすることができたのは素晴らしい旅でした。」

「もう一つはマーベルは現代的な神話で、今の時代を反映していると思います。比喩や寓意が的確に表現されてるんです。自分を表現し、成長するための素晴らしい場所でした。今、私は別のステージにいて、自分自身とキャリアの黄昏のようなもので、ある意味、終わりつつあるのかもしれません。バナーも同じような感じでしょうか。彼は残されたアベンジャーズ3人のうちの1人であり、おそらくいつかは終わりを迎えるでしょう。」

ハルクのライバルとも言えるソーを演じているクリス・ヘムズワースさんも、2020年のインタビューにて引退の時期について「引退なんて馬鹿げてますよ(笑)まだ1500歳ですよ!」と発言し、「ラブ&サンダー」での引退はありえないとしつつ、マーク・ラファロさん同様にマーベル・スタジオが雇ってくれる限り演じると話していました。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」ではいとこのジェニファー・ウォルターズがハルクの能力を得たことに加えて、サカールの船が迎えに来たという、コミックのハルクの息子のエピソードを匂わせる展開があり、ある種の後継者の導入が始まっているとも考えられます。

コミックにはハルクの終わりを描いた「ハルク・ジ・エンド」というシリーズもありますが、MCUではまず「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」や「アベンジャーズ:シークレットウォーズ」を無事に乗り越えられるかが課題となりそうです。

ソース:Mark Ruffalo on Joining ‘She-Hulk’ and His Future With Marvel: ‘I’m Always Surprised That I’m Still Here’

タイタニアさんが「シーハルク」のポスターに落書きをする動画を共有 ─ 恥ずかしい映像も公開

スーパーパワーを持つインフルエンサーとして有名なタイタニアさんが自身のTwitterで、シーハルクとしてセンセーショナルなデビューを飾ったジェニファー・ウォルターズさんのポスターに落書きをする様子を撮影した動画を共有しました。

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シーハルクのファンはこれを先日の法廷での騒動に対する逆恨みによるものではないかと考えています。


そして、タイタニアを演じるジャミーラ・ジャミルさんがジミー・キンメル・ライブに出演し、法廷でのバトルは元々恥ずかしいシーンだった事を明かし、その時の映像も公開しました。

ジャミルさんは「私たちは長い間、テレビで多くの男性がタマを蹴られるのを見て来ました。でも、女性がタマを蹴られるのを見たことがありません。そして、私は平等を信じています!」と語り、この前代未聞のシーンを実際に撮影したと明かしました。 動画の8分30秒ごろからそのシーンの撮影の様子が公開されています。

そして、「みんな分かってくれると思うわ。私がマーベルの編集を担当していなくてよかったって事に(笑)。マーベル・スタジオは正しい決断をしたのです。」とこのシーンが採用されなくて良かったと付け加えました。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第3話は 2022年9月1日 配信予定です。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」、2話のチェックポイント

2022年8月25日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1エピソード2「Superhuman Law(邦題:超人の訴訟)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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シーハルク誕生のニュース

前回のエピソードのラストシーンを取り上げたニュースが報道される様子が2話の冒頭で描かれています。このうち最初のKPVKとインタビュー映像を流しているKZYOは映画「アントマン&ワスプ」にも登場した番組。

©MARVEL,Disney

ジミー・ウー捜査官が見ているモニターの右上がKPVKで左下の画面がKZYOです。

MCUの架空のニュース番組といえば「WHiH」局の「ニュースフロント」が映画「インクレディブル・ハルク」で登場して以降フェーズ3までの間によく登場し、フェーズ4になってからもドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の1話アニメ「ホワット・イフ」シーズン1の4話、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の削除シーンでも登場しています。が、今回は登場しませんでした。

インタビューを受けた男性は興奮気味に「chick-hulk」と話しており、chickとはチキンの事で、もともとは小鳥やひよこを意味していますが、スラングとしてティーンエイジャーやそれより少し上の「女の子」を意味しています。ポジティブなニュアンスのワードではないようで、インタビュアーは「チックハルク」を「シーハルク」と訂正するような形でレポートしています。

アベンジャーズの金銭事情

バーでニッキが「スーパーヒーロだからお酒を奢ってもらえた」と話した事に対して、「ロースクールの学生ローンは自警団に入るために組んだんじゃない」事を説明しますが、英語では6桁のローン、吹替では「ウン十万ドル」と、日本語字幕よりも具体的にかなりの高額である事が示されています。

さらにジェニファーは「あれに入るのは億万長者かナルシシストか寂しん坊」だと説明、これらはトニー・スターク、ソー、スティーブ・ロジャースの3人を指しているようです。

これに続いてニッキは「だけどアベンジャーズだよ?」と投げかけると、ジェニファーは医療保険や産休制度、そして給料について疑問を口にします。

アベンジャーズの金銭事情に関してはドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でも言及され、サム・ウィルソンは無償で働いている事が判明していました。しかし、当時の記事でも指摘したとおり、ヴィジョンはウエストビューに土地を買うだけの資金を持っていたはずであり、その実情については不明な部分が多く残されています。

ジェニファーはアベンジャーズの給料について疑問を呈する中、シーハルクになって陪審員を救った事を理由に審理無効となったことが原因でクビとなり、自身の給料もゼロになってしまうのでした。

そして本作のタイトルロゴが入り、「She-HULK:ATTORNEY AT LAW」(弁護士)から「She-HULK:ATTORNEY FOR HIRE」(求職中の弁護士)へと変化します。

職探し

いくつもの法律事務所を訪ね、面接を繰り返すも連戦連敗のジェニファー。シーハルクとなり目立ってしまったことが大きな原因となっています。

落ち込んだジェニファーがノートPCで眺めているのは「楽しい仕事10選」のウェブサイトの記事。画面右には「IRON MAN THREE’S」という気になるスニーカーの広告がある他、先んじてご紹介したようにウルヴァリンやエターナルズに関する記事のタイトルが見受けられます。

©MARVEL,Disney

また、ここの画面上部のQRコードはお馴染みの公式無料コミックとなっています。

「楽しい仕事」の1位が「マスコット」であるのはジェニファーにとって皮肉であり、これは物語の後半に更に効いてくる事になります。

待ち受け

母親からのメッセージが届いた事で映されるジェンのスマホ。そのロック画面は「アメリカのケツ」ことキャプテン・アメリカになっています。

コミックで二人がロマンスの関係になった事はありませんが、MCUのジェニファー・ウォルターズはなかなかにスティーブ・ロジャースを気に入っているようです。

前回の1話のポストクレジットシーンでは英語版では「あのお尻が童貞のまま死んでしまったなんて悲しすぎる」とスティーブ・ロジャースは死んだとジェンが考えていることが分かっています。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」ではトレスとその他ひとりの人物が「キャプテン・アメリカは月にいる」という都市伝説を語っており、スティーブ・ロジャースの現状は視聴者にもよくわからない状況が維持されたままになっています。

ブルース・バナーはスティーブ・ロジャースのその後を把握しているのか、気になる所です。

いとこのチェド

家族ディナーにシーンが変わり、前回のエピソードで紹介された親戚のチェドも登場。しかしチェドがもう一人の天才だと紹介されていた事には少々疑問符がつくところで、二人の皮肉が入っていたのかもしれません。

チェドは「話すな」と言われていたクビの話題について「話せ」と言われたと勘違いし、話題を振ってしまいます。

落ち込むジェンの空気を読まずに、チェドは自身が勤めるベスト・バイのマネージャーに昇進したと話しており、販売業の才能がある事が示唆されます。なお、ベスト・バイは世界最大の家電量販店です。

好青年のユスフ

空気を変えようと母がいきつけのカフェの店員ユスフの話題へシフト。ユスフといえば最近配信されたドラマ「ミズ・マーベル」の主人公カマラ・カーンの父親の顔を思い浮かべてしまいそうですが、これは別人。

「男はいらない」というジェニファーに対して「ユスフはあなたには若過ぎ」と説明しており、彼がティーンエイジャーかせいぜい20代ぐらいである事を示唆しています。

海外メディアの中にはこのユスフが Yusef Abbas (米wiki)というキャラクターを背景にしている可能性を指摘。彼はヒーローに憧れ、自身がわずかにエレメンタルパワーを操作できる事に気づいたあとはヘルパーと名乗って自警活動をしていました。

ハルクの指パッチン

トニー・スタークの印象的な最期のシーンのためにしばしば忘れられがちですが、実際に宇宙の生命を戻したのはハルクの指パッチンのお陰でした。

ジェニファーをよそに繰り広げられる親戚の洪水のような会話の中で、エレインは「ブルースのおかげでみんなが戻ってきた」事を再確認させてくれます。

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GLK&H

GLK&Hの代表ホールデン・ホリウェイは審理無効に持ち込んだものの、負けを認めており、ジェニファーを高く評価していました。ヘッドハンティングの話を持ちかけられたジェニファーはパラリーガルを自分で選ぶ事を条件にオファーを受け、事務所へと向かいました。

ホリウェイは「楽しい仕事」1位としても紹介されていたマスコットとしての役割をシーハルクに望んでいますが、このあたりはコミックとは逆の設定になっています。コミックではMCU版の就活シーンでもあったようになるべく目立たないように、ジェニファー・ウォルターズとしての仕事に期待されています。

パグ

ジェニファーとニッキのふたりに歓迎のバスケットを持ってきたのはパグことアウグストゥス・パグリエーゼ。

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コミックのパグはロースクールに通う傍らナイトクラブでの用心棒としても働いていました。卒業後、犯罪組織に襲われたパグでしたが、スパイダーマンによって生命を救われました。その後、GLK&Hに入り、ジェニファー・ウォルターズと同僚に。スパイダーマンがJ・ジョナ・ジェイムソンを名誉毀損で訴える際に協力しました。

また、パグはジェニファーに対して恋心も持っていました。しかしその感情を抑えるために魔女モーガン・ル・フェイのポーションを服用する事になりました。

「シーハルク」は予告動画でジェニファーがマッチングアプリを使う様子などが明らかになっていますが、すぐ近くにある恋は描かれていくのでしょうか?

羊たちの沈黙

アボミネーション/エミル・ブロンスキーの仮釈放を初仕事として命じられたジェニファーは、ダメージコントロールの刑務所へ。

看守に署名を求められるとジェニファーは「私のことも食べちゃう?ソラマメとキャンティと一緒に」とジョークを飛ばしますが、気を抜かないように注意されてしまいます。

これは映画「羊たちの沈黙」でのハンニバル・レクター博士とレクターに面会したクラリスとの間の会話の一幕を基にしたジョーク。残念ながらダメージコントロールはそういう空気ではありませんでした。

なお、ハンニバル・レクターを演じていたのはMCUでオーディンを演じたアンソニー・ホプキンスさん。クラリスを演じたのはジョディ・フォスターさん。「ソー:ラブ&サンダー」のコーグのようにジェーン・フォスターとジョディ・フォスターを混同しないように注意してください。

アボミネーション

アボミネーションことエミル・ブロンスキーは「インクレディブル・ハルク」の時点で39歳を自称しており、「シーハルク」の時点では50半ばといった年齢になっていると考えられます。

エミルは「インクレディブル・ハルク」で主人公ブルース・バナーを狙う敵として描かれましたが、今回説明しているとおりそれはアメリカ政府、具体的にはサディアス・ロス(当時は将軍)の指示でした。そして最初にエミルに血清を投与したのもロスでしたが、その血清の効果なのかもともともエミルの性格なのか、命令無視などの暴走をし始め、最終的にアボミネーションとなりハーレムでの事件を起こしました。

彼の弁明が100%正確であるとは言い難いですが、そもそもの事件の発端でもあったロスが国務長官に出世していた事を考えると、エミルは仮釈放ぐらい許されてもいいような気がしないでもありません。

ソウルメイト

エミルが2度に渡って言及する7人のソウルメイト。これは予告に登場している人物たちを指しているのか、制作が発表された「サンダーボルツ」を指しているのか、注意深く見守る必要があるようです。

予告動画では檻から解放され、何らかの建物で数人の人物とくつろいでいるエミルの姿が確認できます。今回の2話で「彼らが買ってくれた土地で平和に暮らしたい」と話しているように、今後のエピソードで仮釈放が認められ、平和に暮らすシーンをこの予告が示しているのかもしれません。

一方で7人が「サンダーボルツ」説として気になる部分もあります。これまでにMCU版サンダーボルツとして報じられて来た人物はU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、エレーナ・ベロワ、バロン・ジモ、バッキー・バーンズ、ゴースト、タスクマスター、タイタニアと7人存在しています。以前にはローニンが含まれるとも報じられた事がありましたが、ドラマ「ホークアイ」のラストシーンでローニンのコスチュームは処分されたため、クリント・バートンのローニンがサンダーボルツに加入する事はなさそうでもあります。

しかし、コミック版の新生サンダーボルツはクリントがリーダーでもあり、MCU版のメンバーに関する考察は当分終わる気配はありません。

完全に別人

仕事の件でブルースに電話をし、エミル・ブロンスキーの事を話すとブルースは「もうお互いしこりはない。あの戦いは昔のことで僕はもう完全に別人になった」と語ります。

これはメタなジョークでもあり、当時エミルと戦ったブルース・バナーを演じたのはエドワード・ノートンさんであり、現在ブルース・バナーを演じているマーク・ラファロさんではありませんでした。

ハルクの今後

ハルクの今後がサカールと関係がある事は1話の段階で分かっていましたが、誰が会いに来たといった事をすっ飛ばして、はやくも宇宙へと飛び出している衝撃の展開となりました。

「シーハルク」のプロデューサーを務めるジェシカ・ガオさんは今後について詳しくは言えないとしつつも、サカールでブルースの意識がなかった期間の人生について描く必要があると言及しました。

「プラネット・ハルク」、「ワールド・ウォー・ハルク」をもとにした展開が待ち受けているのでしょうか?

脱獄映像の流出

今回のエピソードは「アボミネーションが脱獄し、ファイトクラブに参加していた映像が流出」したニュースにて終了。動画のリークというのは事件の直後に起きるとは限らず、数ヶ月、数年後に判明する事もあるため、これだけで「シャン・チー/テン・リングスの伝説」と「シーハルク」が同時期であるとは言い切れません。

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」ではこの試合後に、「次からは練習通りにパンチをコントロールしろ」とウォンがアボミネーションに助言している事から、二人には初対面以上の関係が築かれている事が伺えます。

ウォンはアボミネーションの脱獄にどういう形で関与しているのか、3話以降の展開に期待です。


ミッドクレジットシーンでは、娘思いな一面を見せていたパパがちゃっかり娘のハルクのパワーを有効活用しているコメディシーンで締めくくられました。チェドも4kを「何だかわからないけど買うもんだ」とマネージャーに昇進したとは思えない発言で、彼は世渡りの天才なのかもしれないと思わせます。

「ミズ・マーベル」に続いて仲のいい家族の登場と、今後の話にも注目となりそうです。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第3話は 2022年9月1日 配信予定です。

ドラマ「シーハルク」2話でウルヴァリンの存在が示唆される ─ エターナルズのその後についても言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1の2話が配信され、その中でウルヴァリンに関するイースターエッグが含まれている事が話題になっています。

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主人公シーハルク/ジェニファー・ウォルターズのパソコンが表示しているニュースサイトの関連記事には気になるタイトルが含まれているのが確認出来ます。

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上の記事タイトルは「バーの乱闘で金属の爪で戦う男」について書かれているようで、マーベルでは爪を使う男は数多くいるものの、やはりウルヴァリンについて想像せざるを得ません。

二つ目の記事は「なぜ海から突き出た巨大な男の像があるのか」となっており、こちらは映画「エターナルズ」の終盤で登場したティアマットについて言及していると考えられます。

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「エターナルズ」のイベントは地球規模の騒ぎとなるようなイベントでしたが、「エターナルズ」以降のドラマや映画で触れられる事がありませんでした。今回「シーハルク」の最新エピソードで触れられた事で、地球人がこの天変地異のような事象に対して動揺している事が判明したようです

各記事の詳細が気になる所ですが、さすがにそこまで作り込まれているとも思えず、視聴者は次の展開に期待する他なさそうです。

なお、この画面に含まれているQRコードをスマホなどでスキャンすることでマーベルの公式サイトに飛び、「シーハルク」の新たな無料コミックを読むことが出来ます。

「X-MEN」の再映画化は2025年以降になるのではないかとも報じられていますが、ドラマ「ミズ・マーベル」でミュータントに関する言及も始まった事で、今後も様々な伏線が張り巡らされていくのではないでしょうか。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」の公式概要は以下のとおりです。

私はジェニファー。ヒーローじゃない。弁護士です――
本作の主人公は、地方検事としてバリバリ働く、ジェニファー・ウォルターズ。 彼女のささやかな願いは、ただ普通に仕事と恋を楽しむこと。 しかし、ある事故をきっかけに、突然“シー・ハルク”の力を手にしてしまった…。

解禁された予告編では、手に入れてしまった力をコントロールするため、ハルクから直々に訓練を受けるジェニファーの姿がうかがえる。 その後は超人専門弁護士に抜擢され、アボミネーションやウォンなど、顧客となる様々なマーベル・ヒーローやヴィランによる騒動への対応に追われることに。そんな中、望まずして手に入れた最強の<ハルク>の力を巡る壮大な戦いが水面下で動き出し…?

アベンジャーズ最強の力と、弁護士として最強の頭脳をあわせ持つ“シー・ハルク”による、 前代未聞のリーガルコメディ・アクション、いざ開廷! 

ドラマ「シーハルク」は 2022年8月18日 よりディズニープラスで配信中。次回、エピソード3は9月1日配信です。