ドラマ「シークレット・インベージョン」、監督がクレジットシーンの計画に言及、その他質疑応答も

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」は、ディズニープラスのMCUドラマ史上初めてミッドクレジットシーンあるいはポストクレジットシーンがない作品となりました。これについて、アリ・セリム監督は海外メディア TV Line とのインタビューで、その計画があったかどうかについて回答しました。

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ポストクレジットシーンの計画はあった?

ポストクレジットシーンはもともと計画されていなかったのか、それとも削除されたシーンがあるのか質問された監督は「それはケヴィン・ファイギとMCU全体にとっていい質問ですね。彼らがこれらの映画やシリーズを物事の始まりや終わりに使用していることは知っており、ポストクレジットシーケンスはその役割を果たします。」と前置きしつつ、次のように語りました。

彼らがこの番組で何を始めようとしているのかは分かりません。ニック・フューリーの老いに対する葛藤、目的意識、”他者 “に対する意識、それらがこの番組でうまくまとめられていると思います。それについて他に語ることはあまりないので、ポストクレジットのシークエンスが役に立つかどうかはわかりません。でも、彼らがこのシリーズの終わりに何かを始めようとしているのは確かで、でもそのどれもがクレジット後のシーケンスを保証するものではないと感じたのでしょう。

監督は最初からポストクレジットシーンの計画はなかったと明かしつつ、同じぐらい視聴者が気になる削除シーンについても言及。

「私の仕事は、これら6つのエピソードで生きている物語を、私にできる最善の方法で伝えることです」と説明しつつ、「裁断室の床には、この特定のストーリーを伝えるのに役立たないものが大量に散らばっています。」と注目するような削除シーンは存在せず、ただ不必要だと思ったもののみがカットされているとしました。

グラヴィクの砂糖好きは何だった?

作中で度々示されるグラヴィクの砂糖に関するシーンについて質問された監督は「あまりぶらぶらした糸にならないことを願っています!」としつつ、「私にはそれがどこかにつながることを意図していたのかどうかもわかりません。それはただ、少し「ずれている」と感じたキャラクターの選択でした。」と述べ、自身も真意が分かっていない事を明かしました。

スクラル人は過去作でも何度か登場しましたが、このエイリアン種族の味覚に関する描写は少なく、他に印象的なシーンと言えば、映画「キャプテン・マーベル」でタロスが何かのドリンクのストローを咥えていた事ぐらいです。

砂糖好きは他のスクラル人には見られないグラヴィク個人の嗜好として描かれていましたが、監督も分からないというこの設定はさらに後の作品のどこかで生きてくるのでしょうか?それともグラヴィクが死んだ以上、永遠に謎で終わってしまうのでしょうか。

ローディの事は衝撃を受けた?

MCUのこれまでを覆すような事実を作品内で紹介する役割を果たす事はどんな事だったか質問された監督は、「MCUではどんなことでもあり得る世界です。私はそれが楽しいと思ったし、コアな視聴者が過去作を見直してそれを解きほぐすのはとても楽しいと思います。つまり、ローディは長い間、長い間スクラルでした。そして、過去のドラマや映画を通して、今再解釈する必要があるシーンがあると思います。」と回答しました。

そして、ローディがハイテク歩行装置ではなく、病院のガウンを着ることを誰が指定したのかについては回答を避け、「私は自分の仕事について、『私は何を持ってきて、あなたは何を持ってきたのか?』と考えることはめったにありません。これは、これがどこから来て、どこへ行くのかを詳細に知っているマーベルの先見者たちとの素晴らしいコラボレーションです。」と述べました。


本作は「ザ・マーベルズ」や「アーマー・ウォーズ」に繋がると言われていた事に加え、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」や「サンダーボルツ」への関連も示唆されながらも、最終的にそのいずれかに繋がるようなポストクレジットシーンはありませんでした。

特に約3か月後に公開される映画「ザ・マーベルズ」にはフューリーも登場している事から、ポストクレジットシーンの大本命でもありましたが、残念ながらファンの期待は叶えられませんでした。

「シークレット・インベージョン」のラストではプリシラに擬態していたヴァーラが愛するフューリーと共に宇宙にあがる選択をした一方で、ヴァーラを演じているシャーレイン・ウッダードさんが「ザ・マーベルズ」にキャスティングされているという情報は今の所ありません。

ヴァーラは「出だしは手伝うけどここ(地球)に戻る」とも発言しており、「ザ・マーベルズ」の開始時点ではS.A.B.E.R.を降りている可能性も考えられそうです。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Secret Invasion Director Talks Harvest Powers Shopping List, Finale’s Rhodey Reveal, Post-Credits Scenes and More

ドラマ「シークレット・インベージョン」、監督がガイアの結末と未来について言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」のアリ・セリム監督が、海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューで、エミリア・クラークさん演じるガイアの結末と今後について語りました。

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監督はオリヴィア・コールマンさん演じるソーニャとガイアが秘密の契約を交わした結末について、「ソーニャとガイアが合意するのを見るのは、ある種の安堵があると思います。これを将来のMCUプロジェクトへのクリフハンガーと見ることもできますし、この物語に対する素敵な解決策と見ることもできます。」と述べました。

また、今後のストーリーテリングについて「ザ・マーベルズ」制作チームと話し合いがあったことを認め、「話し合いは有りましたが『どうすればこのセットアップを手伝えるか』ということ以上のことはありませんでした。」と先の展開については知らされていないと明かしました。

さらに The Wrap とのインタビューでは「私にとっては、オリヴィア・コールマンとエミリア・クラークの、ソーニャとガイアの最後の瞬間は、本当に興味深い何かを潜在的に準備するものだと思います。」と彼女たちの続きの物語がある事を信じているとしつつ、「でも、物語の素敵な決着でもあると思います。そして、もし彼らがMCUに二度と現れないとしても、私は満たされた気分です。」とも言います。

そして Deadline とのインタビューでは監督自身の今後について「私はマーベルとまた仕事をする事に前向きです。素晴らしい経験でした。今の業界におけるストーリーテリングの最高峰だと思います。このソーニャとガイアとのパートナーシップには特別な思い入れがありますが、それを続けるのに私が適切かどうか?それは分かりません。」と回答しました。

6話のまとめ記事でも少し触れた通り、コミックでは「シークレット・インベージョン」の後、イギリスは今後の対策のひとつとしてMI13を新たに発足しています。ガイアとソーニャはどちらもコミックにはいないキャラクターですが、MCUでも「シークレット・インベージョン」の影響を受けて各国がその対策を進めていくのは理にかなっており、MCU版のMI13がソーニャとガイアを中心に動き始めたとしても不思議ではありません。

しかしながらMCUでは既にコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがサンダーボルツの計画を進めているであろう事と、遠からず結成されるであろうヤングアベンジャーズがあるため、あまり複雑化しすぎないような工夫が必要かもしれません。

今後ガイアは「ザ・マーベルズ」登場の噂があり、キャプテン・マーベルの能力を手に入れたガイアは「ザ・マーベルズ」の予告で見たキャプテン・マーベル、ミズ・マーベル、フォトンの入れ替わり現象に巻き込まれると考えざるを得ない状況です。

にも関わらず「ザ・マーベルズ」撮影現場で実際にエミリア・クラークさんが目撃されたという話はなく、今の所これは噂の域を出ない話となっています。

ガイアは噂通り「ザ・マーベルズ」に登場するのか、登場しない場合はガイアだけが影響を受けない理由がどう説明されるのか、今後の注目ポイントとなっています。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Secret Invasion director breaks down the finale and that big Skrull showdown

ドラマ「シークレット・インベージョン」、監督がタロスが戻る可能性について言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」のアリ・セリム監督が、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、本作のもう一人の主人公とも言うべきタロスの今後の可能性について語りました。

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シーズン1の最終話の配信を迎えた事で本作を振り返り、監督はタロスの死に関する質問について次のように述べています。

ご存知の通り、これらの決定事項のいくつかはMCUでの私の権限をはるかに超えており、生死については手に余る事で、私はその理由を話すこともできません。でも、ニック・フューリーとタロスはとてもいい友人なんです。ヴァーラとの結婚に匹敵するような美しいラブストーリーです。だから私の仕事は、その瞬間にできる限りハートフルで胸を締め付けられるようなものにする事でした。

そして、タロスがもう二度と戻らないとは考えていない事を明かしました。

タロスはエピソード5で火葬されました。この物語の舞台は2023年か2024年だから、それ以前のニック・フューリーの物語なら、誰が現れるかわからないし、MCUでは何でもありです。フューリーが戻ってきた理由を考える事でしょう。最終的なプランが何なのかは分かりませんが、ニック・フューリーがMCUの壁の中で孤立するストーリーは、本当に胸が締め付けられるようなものになってしまうと思います。

監督が言うように「シークレット・インベージョン」以前の時系列を舞台にする作品が作られればタロスが登場しても不思議ではありませんし、それは「ブラックウィドウ」と同じ手法と言えます。また、基本的に何でもありなマーベルの世界において、未来の物語にタロスが再登場する可能性もゼロではないと考えているようですが、結局のところ、監督はタロスの今後についてスタジオからは何も知らされていないというのが現状のようです。

なお、監督は「シークレット・インベージョン」の時系列を2023年か2024年と考えているようですが、以前に副社長兼プロデューサーは「シーハルク」(時系列2025年)の後とコメントしています。「アベンジャーズ/エンドゲーム」でのサノスとの決戦が2023年後半であるため、監督の時系列の認識が誤っている可能性が高いです。

エピソード5では確かに火葬のシーンを見ましたが、棺桶が燃えるのを見ただけでタロスが灰になっていく様を見たわけでは有りません。画面の裏でガイアの目を盗んでメイソンが遺体をすり替え、S.H.I.E.L.D.の技術でコールソンのように蘇っている可能性もゼロではないと言う事です。ましてやインフィニティ・ストーンなどの強力なツールを使えば回りくどい脚本がなくとも蘇ることが可能な世界です。

スタジオがタロスの今後についてどのように考えているかは不明ですが、マリア・ヒルの件についても同様に、今後の監督と脚本次第の部分が残されているようです。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Secret Invasion Director Teases Possible Talos Return (Exclusive)

ドラマ「シークレット・インベージョン」、ローディの秘密について監督が言及するも答えは「アーマー・ウォーズ」で

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」のアリ・セリム監督が、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、ローディがいつからスクラル人のラーヴァにすり替わっていたかについて言及しました。

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※現在、大元の記事が非公開になっており、このインタビュー内容は誤りを含んでいる可能性があります。

元記事が参照できなくなっているため、海外メディア The Direct 経由の内容によると、アリ・セリム監督は「エピソード6の最後で彼の足が動かず、病衣を着ているのは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を暗示していると思います。」と述べています。

©MARVEL,Disney

しかし、「これが決定的な答えなのか、それとも、観客が戻って、すべての瞬間、すべてのローディの瞬間を見直して、『ああ、彼はあそこでスクラルだったかもしれない』と確認していくのが楽しいのか。自分で判断してみてください。『アーマー・ウォーズ』で答えが出る事になるでしょう。」と、「シビル・ウォー」を名指ししたにも関わらず、正確な答えは「アーマー・ウォーズ」までお預けだと言います。

ちなみにローディが登場した作品は以下の通りです。

  • アイアンマン ※テレンス・ハワードさんによる
  • アイアンマン2
  • アイアンマン3
  • アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
  • シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
  • アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
  • キャプテン・マーベル
  • アベンジャーズ/エンドゲーム
  • ファルコン&ウィンター・ソルジャー
  • シークレット・インベージョン

ローディが歩行が困難になった以降で、病衣を着ているタイミングであればそこがスクラルに拉致されるタイミングと言え、映像的にはそれは「シビル・ウォー」の最中という事になります。

しかし当然ながら人生の中で病衣を着るタイミングはそこそこあり、これが「シビル・ウォー」とは限らない可能性について僅かに残されている事を監督は指摘、正しい答えは映画「アーマー・ウォーズ」の監督と脚本次第という事になるようです。

「アーマー・ウォーズ」の物語の概要に関する最新の噂は今月頭にも報じられましたが、現時点で監督が誰になるのかは明らかになっていません。

ローディがいつからスクラルだったかという疑問は「シビル・ウォー」説が最有力であるのはアリ・セリム監督も同じなようですが、「アーマー・ウォーズ」公開までの間、まだ当分議論の時間が確保されているようです。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1はディズニープラスで配信中、映画「アーマー・ウォーズ」の公開日は未定です。

ソース:Secret Invasion Director Confirms Exactly When Rhodey Became a Skrull

ドラマ「シークレット・インベージョン」6話のポイント─ガイアの「ザ・マーベルズ」登場理由も判明か

2023年7月26日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1エピソード6「Home(邦題:故郷)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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フューリーとヴァーラ

前回のエピソードでの襲撃の惨状が残るフューリーとヴァーラの家。飛び散って壁に付着していた赤い血は紫へと変色しており、ルールがよくわかりませんが個体によって時間差があると言えそうです。

ヴァーラはガイアを送り出した後、ふたたび大事だといっていたこの家に戻ったようで、フューリーが「気をつけてな」と声をかけているのも以前に「自分の身は自分で守れる」と言っていた事へのアンサーとなっています。

ニュー・スクラロス

グラヴィクの待つニュー・スクラロスへと向かうフューリー。

「ザ・マーベルズ」のフューリーが本物だと仮定した場合、フューリーが被爆していると辻褄が合わなくなるため、この時点でフューリーがガイアかヴァーラが擬態しているものだという可能性は存在していました。

結果的にはガイアだったわけですが、門番の二人のスクラル人を容赦なく殺害し、放射線で弱っていく演技をしてグラヴィクの元へと到着します。

それにしても通常、DNAサンプルが入った小瓶を放射線量の多い場所で受け渡すなど、遺伝子損傷のリスクを考えると不思議な事です。ましてやフューリーが本物だった場合、被爆によって道中で倒れ、小瓶を落として割れるリスクもありました。しかしここはマーベルの世界。ガラスに見える小瓶でも、銃撃にも耐え、放射線程度は十分カットするだけのS.H.I.E.L.D.のテクノロジーが詰め込まれていたに違いありません。

グラヴィクと真相

グラヴィクが成り代わっていた人物はフューリーによる命令での最初の暗殺ターゲットだった事が明かされます。暗殺任務によって心が壊れていった事にわずかな同情の余地はありますが、最終的に実行の判断を下すのは自分自身です。

スクラルとは環境が違うため公平な比較とは言えませんが、ナターシャ・ロマノフ暗殺の任務を取りやめたクリント・バートンとグラヴィクはそこが決定的に違いました。

グラヴィクとフューリーに擬態したガイアの間でかわされた会話では、「宇宙には故郷スクラロスに代わる星がない事」が明かされ、地球に代わりを作るしかなかったが地球人の心がそれを受け入れる事が難しかったと説明されます。これはガイアが事前にフューリーから聞かされていた真相という所でしょうか。

しかし、地球人がスクラル人を受け入れがたいとする理由については特に説明がありません。スクラル人が初めての宇宙人難民であればなんとなく納得もいきますが、地球にはすでにアスガルド人が国を形成しているほか、ただの訪問者という形ではありましたが「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル」ではドラックスやマンティスも市民に受け入れられていました。

既に宇宙人を受け入れている以上、スクラル人だけを拒否するのは単なる差別でしかありません。

現実的にも地球人同士で解決出来ていない問題、見た目による差別などが、スクラルの住処を用意出来ない理由に含まれているのかもしれません。

ハーヴェストとスーパースクラル

ハーヴェストには様々なDNAが含まれていましたが、少し気になるのはブラックパンサーです。

ブラックパンサーはハート・シェイプド・ハーブを飲むことでパンサーの能力をその身と魂に宿しますが、あれによってDNAが変異すると考えて良いのでしょうか。ワカンダでは一時的に無効化する薬なども儀式で使われており、まだまだ謎が多い力なようです。

また、ハーヴェストの採集時期を考えるとこのブラックパンサーのDNAはティ・チャラのものであり、マーベル・スタジオ及びディズニーはCGによる再現はしないとしつつも、脚本的にはクローンやLMDとして復活する可能性を残した事にも繋がりそうです。

そしてグラヴィクはフューリーがいる事をお構いなしに装置を起動した事で、この装置がスクラル人にしか効果がないものだとも判明しました。しかしグラヴィクにとっては残念なことに、装置の中で崩れ落ちていたのはフューリーではなくガイアでした。

偽ローディの結末

偽ローディことラーヴァは第三次世界大戦を誘発させようと必死でしたが、ソーニャの登場によって全て出しぬかれてしまいます。

誰にでもなれるという能力にあぐらをかいているラーヴァに対して、ソーニャは「ドアの裏も確認しないなんて」と言い放ち、スパイとしての経験の差を見せつけました。

そこへフューリーも加わり、フューリーとソーニャ、そしてラーヴァとの間で判断に迷うリットソン大統領。後少し黙っていればミサイルを発射出来たかもしれませんが、焦って反撃に出ようと動いた所、フューリーに容赦なく撃ち抜かれてあえなく最期を迎えることになりました。

ガイアとグラヴィクの対決

サノスやハルク、エクストリミスと言った不死身に近い能力の二人の戦いにどう決着がつくのかと思われましたが、防御力よりも攻撃力がオーバーフローしているのか、思いの外あっさりと勝負がついた印象でした。

途中ではエボニー・マウのネイコキネシスやゴーストの量子フェージング、マンティスの睡眠攻撃など他作品ではなかなか見られない技の応酬などもありました。

この対決は大規模な再撮影が報じられた2022年6月よりも以前の3月に目撃されており、当初から決まっていた結末の流れと考えられます。

グラヴィクの最期のセリフ「お前は父親と同じだ」というセリフの意味は難しく、対話でなんとかしようとしてきたタロスと最後まで力で制したガイアの共通点をこれから探していく必要があります。

救出された人々

ガイアとグラヴィクの決着のあと、ニュー・スクラロスに拉致されていた人々は無事に解放されました。ローディやエヴェレット・ロスもその中にいましたが、彼らが具体的にいつから捕まっていたかは別の記事にて考察しています。

せめてこの部屋だけは対放射能対策が施されているのだろうと考えていましたが、救助に入る軍人さんたちも解放されたV.I.P.たちも防護服を着用する事もなく、少し眩しそうにするだけで普通に建物から外に出ました。ピム・テックやスターク製の放射線無効化ミストのようなものでもあるのでしょうか。

ガイアとソーニャ

ひとり裏路地を歩くガイア。すでにキャプテン・マーベルの能力を手に入れた彼女は、フューリーの約束を守る必要はなく、自分で星を探しに行けるようになったはずです。それをせずに地球をフラフラさまよっているのは、フューリーの「星が見つからなかった」という言葉を信じているのでしょうか。

そこへソーニャが接触し、フューリーとタロスの関係の失敗からビジネスパートナーとしてMI6とスクラルの新たな提携を結ぶことになりました。

コミック「シークレット・インベージョン」の後、イギリスはアメリカのS.H.I.E.L.D.のように超脅威に対抗する組織MI13を創設しています。キャプテン・ブリテンを始めとするMI13にはジョン・レノンに擬態したジョン・ザ・スクラルも加入していましたが、ソーニャとガイアはMCU版のMI13を率いていくのでしょうか?

その後、ソーニャたちが救助に向かっているシーンで少し話題になっているのが、「捕まってた人、エヴァン・ピーターズに似てない?」というもの。

記事執筆時点で「シークレット・インベージョン」にエヴァン・ピーターズさんがキャスティングされていたとの情報はありません。「ワンダヴィジョン」で見たラルフ・ボーナーはスクラルだったのでしょうか?それともたまたま少し似ているだけの俳優さんでしょうか?

ガイアの「ザ・マーベルズ」登場の噂

ガイアを演じるエミリア・クラークさんのキャラクターがまだ不明だった2022年5月、クラークさんが「ザ・マーベルズ」に出演すると報じられた事がありました。

今回、この「シークレット・インベージョン」シーズン1が終わった時点で、ガイアには「ザ・マーベルズ」に登場しなければならない理由が確立される事になりました。それはもちろんキャプテン・マーベルのDNAを獲得した事です。

「ザ・マーベルズ」の予告ではキャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァース、ミズ・マーベル/カマラ・カーン、フォトン/モニカ・ランボーの三人の光の力が原因で場所が入れ替わると説明されていますが、キャプテン・マーベルとまったく同質の能力を獲得したガイアがこの影響を受けないというのは脚本上無理がある所です。

「ザ・マーベルズ」にガイアが巻き込まれなかった(登場しなかった)場合は大きなプロットホールとなりそうです。

もしも登場しなかった場合は、「シークレット・インベージョン」最終話から「ザ・マーベルズ」までの間にガイアがスーパースクラルの能力(キャプテン・マーベルの能力だけでも)を失うか、こじつけ感があったとしても、エボニー・マウの闇の魔術の能力が位置交換を本能的にブロックしていたなどのなんらかの措置が後付で必要になってくる事でしょう。

緊急法案

リットソンは今回の事件を基に「地球で生まれた以外の者を全て敵の戦闘員とみなす」との法案を議会に提出した事を明らかにしました。後のシーンでもフューリーがこの演説をヘイトスピーチと呼んでいますが、地球人の排他的主義を象徴するようなある意味リアルなシーンとも言えそうです。

法案が可決されるかどうかは今後の展開次第ですが、言葉どおりならオリジナルのアベンジャーズであるソーも地球以外で生まれた人物に該当します。この法案はかつてのソコヴィア協定のように今後の物語を縛っていく事になるのでしょうか?

そしてこのスピーチが原因で世界各地で混乱が拡大、友好的なスクラル人が殺されるケースや、地球人なのに誤認殺人されるケースまでが横行している事が表示され、事態がより悪化している事を描いています。

S.A.B.E.R.への帰還

愛の言葉を交わしつつS.A.B.E.R.へと戻るフューリーとついていくヴァーラ。

この会話の中で重要なのはクリーとスクラルの間で和平交渉が行われるという事。

2019年のコミックシリーズ「エンパイア」において、クリーとスクラルの両国はコタティとの戦争に備えて1000年以上に渡る戦争を中止し、クリースクラル同盟を結んでいます。

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でガモーラがソーの筋肉を「コタティ族のメタルファイバーみたい」と称している事からMCUでもコタティの存在が確認されています。なお、コミックのコタティは植物ベースの異星人(グルートのフローラ・コロッサスとは別種)で、クリーの住む惑星ハラの住民でもあります。

MCUでも新たな宇宙戦争が勃発するのかどうか、注目ポイントとなりそうです。


コミックではあまり気にならなかった事ですが、実写化されて現実感が出てくる事で気になる点が存在します。

5話の時にも触れ、今回でガイアがグラヴィクを騙せた事もそうですが、スクラル人がスクラル人の擬態を見抜けないようでは社会の形成は極めて難しいように感じられます。親や兄弟姉妹、子供が他人ではないとどうやって見抜くのでしょうか。学校(があるなら)の友人は昨日と同じ人物のなのか、組織の上司は信頼できる人物と言えるのか、司令を出している皇帝は本物なのでしょうか?

どう考えても不信感しかないはずですが、それでいて同種で平和な社会を形成出来ているとすれば、スクラル人はやはり人を信用しやすい根はいい人達なのかもしれません。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」、本編に登場しなかった予告シーン

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」には予告で興味をひきつつも、本編には登場しなかったシーンがいくつか存在しています。今回の記事ではそれらについてご紹介。

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ガイアのシーン

過去の記事でも紹介していますが、ガイアが誰かに覆いかぶさるシーンは本編には登場しませんでした。

©MARVEL,Disney

背景とヘリからこれは4話の結末部分でタロスが撃たれた直後の事だと予想されます。5話では葬儀のシーンがあったため、別れのシーンを二重に描く事をキャンセルしたのかもしれません。

ダメージコントロールのシーン

予告ではダメージコントロールのエージェント二人が何かを回収するようなシーンが存在しています。

©MARVEL,Disney

本編では収穫物がグラヴィクの指示した場所になかったとのやり取りがあった事から、グラヴィクはダメージコントロールにハーヴェストがあると考え、スクラルがDODCのエージェントに擬態して回収に向かったシーンではないかと考えられそうです。

カラスのシーン

予告にはフューリーを見下ろすカラスと見上げるフューリーがいますが本編には存在していません。

©MARVEL,Disney

眼帯も付けていないように見えますし、ニット帽も最終話と違って黒いため、5話のラスト以前のシーンとして撮影されていたものと見られます。タロスと大統領襲撃計画を阻止するために移動する最中か、ソーニャとハーヴェスト回収に向かう最中の林の中だったのでしょうか?

騎兵隊のシーン

これは米マーベルによる公式予告とは別に、イギリスのマーベル公式による予告で当時話題になりました。

キャバルリー(騎兵隊)についてフューリーが言及する部分(映像自体は最終話で使用されているもの)がありましたが、この予告にあった音声部分は本編に登場する事はありませんでした。

この事は「シークレット・インベージョン」にザ・キャバルリーの異名を持つエージェント・メリンダ・メイの登場を期待していたドラマ「エージェント・オブ・シールド」のファンにとって大打撃となり、海外では嘆くファンが続出、SNS上で #SaveAgentsofSHIELD のタグをつけて投稿しています。

以上、予告にあったのに本編に登場しなかったシーンでした。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」、始まりは「シビルウォー」だった?シーズン1で残された謎

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1の最終話が昨日配信され、いくつかの謎が解決されると同時に、未解決のまま残された謎も存在しています。今回の記事ではそれらについて焦点をあわせています。

※これより先は「シークレット・インベージョン」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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ローディはいつからそうだったのか

ローディがスクラル人に取って代わられている事は「シークレット・インベージョン」の1話から示唆されており、それは最終回を前に確信となっていました。

ローディはスクラルの女性ラーヴァにその人生を乗っ取られていましたが、ケヴィン・ファイギ社長はローディがかなり以前からそうであった事をほのめかしていました。

最終話では「いつからそうだったのか」という疑問にセリフによる明確な答えはなく、視聴者を代表するようなエヴェレット・ロスの質問に対して本物のローディは「長い間」捕まっていたと明かしています。

その一方で映像面ではいくつかのヒントがちりばめられていました。

ローディは自力で歩く事がままならず、長期間の拘束による影響のほか、「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」での落下事故による下半身不随の状態である事がわかります。ローディはシビルウォーのエンディングで退院後にトニー・スタークの外骨格ギプスによって日常生活に支障がでなくなっていましたが、ニュー・スクラロスで救出されたローディは病院のガウンを着ているため、この入院中のタイミングで拉致され、ラーヴァに人生を乗っ取られたと推測出来そうです。

©MARVEL,Disney

しかしここで新たな疑問が生じます。仮に「シビルウォー」で乗っ取られていた場合、ラーヴァのその動機が一切不明です。

ローディになりすましたラーヴァはその後しっかりとヒーローのウォーマシンとして活躍しており、サノスとの戦いにも貢献しました。もちろんそれは「地球を住処としたい」という目標のもと、地球が破壊されるのは避けなくてはならないという思惑もあったと考えられますが、グラヴィクがスーパースクラル計画とそれを用いた侵略計画を思いついたのは「アベンジャーズ/エンドゲーム」での戦いの後にDNAを収穫した時と説明されました。

残念ながら最終話ではラーヴァもグラヴィクも命を落とした事で、この答えは今後の作中でも分からない可能性が高く、監督や脚本家のインタビューにかかっているかもしれません。もしくは、フューリーでもグラヴィクでもない第三者の指示でローディに成り代わったという可能性もあるのでしょうか?

そしてローディはトニー・スタークの死を知っているのでしょうか?スクラルの拘束装置に繋がれている状態でも外界の情報を耳で聞くことができる可能性は映画「キャプテン・マーベル」で示されており、ローディが今がいつかを確認することなく「長い間」と答えた事もそれを裏付けている可能性があります。(単に演出上不要として端折られたとも言えます)

トニーの死に対する反応の部分等はポストクレジットシーンで紹介されるかと予想していましたが、残念ながら映画「アーマーウォーズ」に持ち越される事になるようです。

ロスはいつからスクラルだったのか

ローディと同じぐらい気になるのがエヴェレット・ロスがいつからスクラルになっていたかという問題。ロスに関しては「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のエンディングでオコエに救出されたタイミングが入れ替わりのポイントで、オコエがすでにスクラル人であり、そこでロスが拉致されたのではとも予想されていました。

しかし、こちらも服装からかなり絞り込めるようです。

「ワカンダフォーエバー」のラストのロスは赤い服装でしたが、ニュー・スクラロスで救助されたロスは黒いシャツを着用しています。これは「シークレット・インベージョン」1話のシャツ(コートで見えにくいですが)と同じようで、ロスは実際にエージェント・プレスコッドに会いに行く直前に拉致された可能性が高い事を示しているようです。

©MARVEL,Disney

ハーヴェストはいつ作成されたのか

劇中で「エンドゲーム」の跡地で収穫されたと説明されましたが、ハーヴェストの解析リストの中にはゴースト/エイヴァ・スターとアボミネーション/エミル・ブロンスキーのDNAが検出されており、実際にガイアやグラヴィクたちが最後の決戦においてその能力を使用しました。

「エンドゲーム」に参加していない彼らのDNAがいつ収穫されたのかは不明で、設定ミスや矛盾の可能性もありつつ、「エンドゲーム」とは別に回収され追加された可能性も考えられます。少なくともエミル・ブロンスキーは収監中だった事もあり、着替えた服や排泄物などからDNAを採取する機会はいくらでもあったことでしょう。エイヴァ・スターに関しては幼少期からS.H.I.E.L.D.での治療が試みられていた事もあり、その頃すでにDNAのデータはあったと考えられそうです。

ガイアはMCU最強のキャラクターとなったのか

ハーヴェストに含まれていたDNAは以下の通り。

  • キャプテン・アメリカ
  • ハルク
  • ソー
  • ヴァルキリー
  • コーグ
  • ブラックパンサー
  • ウィンター・ソルジャー
  • キャプテン・マーベル
  • ガモーラ
  • ドラックス
  • マンティス
  • グルート

以上がヒーローサイドのキャラクターで知識や技術によるトニー・スタークやドクター・ストレンジ、ナターシャ・ロマノフやクリント・バートン、スコット・ラングなどはただの人間と見なされているかのようです。どういうわけかピーター・クイルとピーター・パーカーのDNAは欠如していますが、スパイダーマンに関しては「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でのストレンジの呪文によって改ざんされている可能性が考えられます。

そしてヴィランサイドのDNAは以下の通り。

  • アボミネーション
  • ゴースト
  • サノス
  • カル・オブシディアン
  • コーヴァス・グレイヴ
  • プロキシマ・ミッドナイト
  • エボニー・マウ
  • アウトライダー
  • チタウリ
  • フロストビースト
  • エクストリミス

こちらはサノスとブラックオーダーを中心としたリストになっていますが、やはりプロジェクト・ハーヴェストが「エンドゲーム」後のタイミングとは思えないDNAがいくつか含まれているのは確かです。

スーパースクラルの副作用や効果時間に関して特に言及はなく、今の所単純にガイアはこれらのキャラクター全ての能力を操れる事に間違いはないようです。能力的には最強である事は明らかで、ガイアを出し抜くには戦闘経験の欠如という弱点をつく必要がありそうです。

ガイアはラストでソーニャと手を組む事を示唆して終わりました。アベンジャーズサイドから見ればガイアは今の所中立といったポジションにいるようですが、今後はどうなっていくのでしょうか。

一部ではガイアのソロシリーズなどの噂が囁かれていた事もありましたが、最近のディズニーによるMCUドラマ削減の方針を見るに、計画があったとしても維持されているかどうかは怪しい状態です。

他には「ザ・マーベルズ」に登場すると報じられたこともありますが、その時報じられていた役割とは異なっているため、計画が変更されたり真実ではなかった可能性もあります。とはいえ「シークレット・インベージョン」と「ザ・マーベルズ」は明らかに関係性が高い作品であるのも事実で、流れを見守る必要があります。

新たな戦争はどうなるのか

リットソン大統領は「地球で生まれた以外の者を全て敵の戦闘員とみなす」と宣戦布告した事で、首謀者だったグラヴィクが消えたにも関わらず、アメリカ側から戦争をふっかける形となりました。

フューリーはリットソンに「一期で終わる大統領」と告げているように、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」ではサンダーボルト・ロスが新大統領になる事が判明しています。

本格的な戦争が始まる前に大統領が交代され、国民の感情を鎮めることが期待されますが、サンダーボルト・ロスもある意味でヴィランであるため、大統領交代がすぐに訪れると分かっていても未来は現時点で晴れやかではありません。

また、リットソンはニュー・アスガルドも敵とするのかどうか気になる所。ドラマ「シーハルク」ではニュー・アスガルド人のシェイプシフター、ルナ・ザ・ライトエルフも登場している事でスクラルと同様の脅威がある事は間違いありません。

こちらの問題は「キャプテン・アメリカ」最新作での解決に期待したい所です。

和解とは何だったのか

アリ・セリム監督は最終回を前にしたインタビュー「このショーの気に入っている所は、この物語がニック・フューリーがグラヴィクを倒すというよりも、フューリーがグラヴィクと和解するというストーリーである事です。」とコメントしていましたが、実際には和解どころか最終話ではフューリーとグラヴィクの会話も設けられる事はありませんでした。

最終話に一定のサプライズを担保するためのフェイクだったと考えるのが適切でしょうか。監督はスクラルと同等に騙し上手なのかもしれません。


以上、「シークレット・インベージョン」シーズン1での疑問でした。なるべく後続作品での解決を期待しつつ、制作陣のインタビューなどにも注目となりそうです。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」、マーティン・フリーマンさんはロスの物語の先があるとは考えていない

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」でスクラル人に擬態されたエヴェレット・ロスを演じた俳優のマーティン・フリーマンさんが、海外メディア Collider とのインタビューの中で、次の出番があるとは考えていない事を明らかにしました。

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インタビューの中でフリーマンさんは「MCUに自分の未来があるとは思っていません。自分がMCUのAチームの一人ではないことを考えると、それが一番安全な手口だと思います。私は間違いなくサブベンチにいて、良いサポート役です。試合終了間際の5分間くらいなら、必要なときに出場できるんです。MCUで将来があるなんて、何も仮定していません。でも、再演のオファーの電話がある時は、いつも素敵なボーナスです。」と述べました。

フリーマンさんはアベンジャーズメンバーとは違って、自身が演じるエヴェレット・ロスは一歩後ろにいるサポートキャラクターであり、いつもいつも出番があるとは考えていない事を明らかにしました。

記事執筆時点で51歳になるマーティン・フリーマンさんは2016年の「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でMCUに登場して以降、なかなかのキーマンになっていますが、「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」や「シークレット・インベージョン」の後、エヴェレット・ロスがMCUの舞台上に呼び出されるとは考えていないようです。

しかし、「ワカンダフォーエバー」で明かされたコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌとの関係や、「シークレット・インベージョン」で明かされたいつからかスクラルに擬態されていた事などを考えると、その生死やアメリカとワカンダの両方を知る人間として引き続きMCUでは大きなカギを握るキャラクターであるのは間違い有りません。

次の再登場は「シークレット・インベージョン」最終話となるのか、それとも「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」や「サンダーボルツ」のような映画になるのか、ロスの行方には注目です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第6話は 2023年7月26日16時 より配信予定です。

ソース:‘Secret Invasion’: Martin Freeman Refuses to Believe He Has Always Been a Skrull

【ネタバレ注意】ドラマ「シークレット・インベージョン」、監督が結末を明かしてしまったかもしれない

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」のアリ・セリム監督が、海外メディア TVLine とのインタビューの中で本作の特徴とMCU他作品との違いを語る中で、物語の結末に触れてしまったのではないかと話題になっています。

※これより先は「シークレット・インベージョン」の結末のネタバレを含んでいる可能性が高いです。ご覧の際はご注意ください。

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最終回について「典型的なマーベルシリーズの最終話におけるCG合戦と比べてどうなるか」と質問されたセリム監督は「それを明かすことはできませんよ」と前置きしつつも、「このショーの気に入っている所は、この物語がニック・フューリーがグラヴィクを倒すというよりも、フューリーがグラヴィクと和解するというストーリーである事です。」と述べました。

監督が「和解」という言葉を使ったことで、フューリーがグラヴィクを倒すといった典型的なヒーロー作品や、グラヴィクが勝利して今度のMCUに新たな禍根を残すといったバッドエンドでもない、別の結末が用意されている事を示唆しているようです。

フューリーを演じるサミュエル・L・ジャクソンさんが、海外メディア The Wrap とのインタビューで「the last [episode] is so good.」(最後のエピソードはとても良かった)と述べている事も、監督の言葉と関連しているかもしれません。

しかし実際に和解に至るとしても、二人のうちのどちらか、あるいはその両方が生命を落とす可能性はゼロではなく、経緯を含めたその全貌は来週配信の最終話をファン自身の眼で確認する必要があるようです。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第6話は 2023年7月26日16時 より配信予定です。

ソース:Matt’s Inside Line: Scoop on EvilHijackJack RyanHSM:TM:TSDead CityFire CountrySecret Invasion and More

ドラマ「シークレット・インベージョン」、5話のチェックしておくべきポイントをピックアップ

2023年7月19日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1エピソード5「Harvest(邦題:収穫)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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報道

前回の終わりからの続き。フューリーは重体の大統領を病院へ運び込み、大統領は緊急手術へ。その傍らではイギリスのニュース番組 UKN24 NEWS がアメリカ大統領の襲撃事件について報じています。

番組ではエイリアンが襲撃された大統領を救出したと、意外にも真実を報道。今回はあえてフェイクニュースに差し替えなかったというのがグラヴィクの作戦のようです。

グラヴィクの狙い

ニュー・スクラロスではタロスの死とリットソン大統領の生存、そしてフューリーが所持しているという「例のもの」を入手出来なかった事について、ペイゴンとグラヴィクの間で口論が発生。

ここでの「例のもの」はアベンジャーズたちのDNAを指しているようですが、特定の誰かという事については言及されません。ほとんどのヒーローは普通の地球人として生まれ、後天的に薬物、実験、インフィニティ・ストーンなどによって力を獲得しているため、生まれ持ったDNAは地球人のはずですが、後天的要因によって何らかの変化をしている可能性は考えられます。

最近の作品ではブルース・バナーの血液が原因で、ジェニファー・ウォルターズがシーハルクへの変身を遂げており、ハルクの血が採取されていればスクラルにも大きな影響を与える可能性があります。

予告動画に存在しつつもまだ配信されていないシーンとして、たくましい腕を持つスクラルがいますが、これはカル・オブシディアンのたくましい身体能力が元々緑の肌のスクラルに適応されただけなのか、6話でハルクのDNAが奪われてしまうのか、注目となりそうです。

©MARVEL,Disney

そしてグラヴィクは口論の末、ペイゴンをあっさりと始末。

ここではプロットエラーがあり、劇中たびたび、そして今回のMI6局長のくだりでも描かれているように、スクラルは怪我による痛みや失神、死といった要因で変身が解除されるはずですが、ペイゴンは地球人の姿のまま絶命したようです。後のシーンでビトが喉元を切られた際も地球人の姿のままのようです(こちらはフレームアウトが速いためさほどおかしくはありませんが)。

また、今回のエピソードまで失念していましたが、コミックのスクラル人の血液は緑であり、これはシェイプシフトによって変化しないというルールがありました。

映画「キャプテン・マーベル」ではスクラル人の血液は紫色で描かれていましたが、今作では皆一様に赤い血を流しており、MCUの中で設定が維持されていないようです。

©MARVEL,Disney

グラヴィクの次の作戦

グラヴィクはローディに擬態しているラーヴァに、今回の件を「ロシアがスクラル人の助けを借りて実行した物だ」と言うよう指示。アジトの衛星地図も公開するように言います。

ローディ/ラーヴァがためらうと「戦争も無実のスクラルを殺すことも避けたいフューリー」に対する脅しの作戦であるとグラヴィクは説明します。

しかし、そもそもフューリーはニュー・スクラロスのスクラル人たちを無実だと考えているのでしょうか?フューリーは本作品でポプリシュチンやロバート・フェアバンクス准将邸でのスクラル人など、多くのスクラル人をためらいなく殺害しています。

スティーブ・ロジャースのような善性を持つ相手ならともかくとして、リスクとリターンを即座に天秤にかけるフューリーのようなタイプの人間相手にはあまり効果はない作戦と言えるでしょう。

「例のもの」の回収もフューリーの後手にまわり、人間性を読み間違えている事自体、はじめからフューリーは敵わない相手だったのかもしれません。

デリック・ウェザビー

オープニングクレジットの後、舞台はMI6の長官デリック・ウェザビーへ。物語から少し逸れて、デリック・ウェザビーを演じるトニー・カランさんはマーベル作品の常連俳優さんです。

MCUでは映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」にてオーディンの父であり、ソーの祖父にあたるアスガルドの先々代の王ボーを演じました。そしてFOXのマーベル映画「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」ではMIBのエージェントを、ニュー・ライン・シネマのマーベル映画「ブレイド2」では司祭役を演じています。

ソーニャ・ファルズワースが3話で調査していた内通者はこのウェザビー長官であり、今回のエピソードであっさりと失脚させてしまいます。

合流

フューリーとガイアが合流する事になったのは、2話の冒頭でフューリーがグラヴィク少年と出会った場所。

タロスの死についての言及があり、無駄死にだったというガイアに対してフューリーは反論、新たなスクラルのリーダーとなるよう鼓舞します。

なお、予告ではガイアが誰かに覆いかぶさるシーンがありましたが、本編からは削除されてしまったようです。予告の段階ではこれが誰かまでは分かっていませんでしたが、4話の結末からこれはタロスであり、亡骸まで駆け寄るシーンが撮影されていたと見られます。

©MARVEL,Disney

グラヴィクが盗んでいたDNAについて、英語では「Only a few samples」、吹替では「ほんの何種類か」、字幕では「2~3種類」とされており、その後具体的にカル・オブシディアンとフローラ・コロッサス(グルートの種族名)を手に入れていると言います。アジトのPCに表示されていたフロストビーストに関しては特に言及がありませんでした。

また、グラヴィクが本当に欲しいのは今回のエピソードタイトルにもなっている「ハーヴェスト(収穫)」と呼ばれているものだと明らかになります。

タロスを弔いたいというガイアにプリシラ/ヴァーラと合流するよう指示し、自身はフィンランドに向かうと告げます。

ダルトン夫妻

長官からダルトン夫妻の研究所を突き止めたソーニャは計画書を押収し、ラボを焼き払います。また、妻ローザを人質にとり脅しにかかる夫ヴィクターをあっさりと殺害。地球人でもスクラル人でも男は替わらないと皮肉を言い放っています。

このシーンでソーニャは研究に関する全ての説明を求めており、それがつつがなく終了したのだとすれば、MI6はスーパースクラル化の技術を得た事になります。もちろんこれが地球人にそのまま適応できるわけはないと思いますが、これはこのまま素直に終わる話なのでしょうか。

リック・メイソンの再登場

フィンランド行きのプライベートジェットで待っていたのはO・T・ファグベンルさん演じるリック・メイソン。2021年の映画「ブラックウィドウ」で登場したナターシャのS.H.I.E.L.D.時代の友人である事から、フューリーの元部下にもあたる人物です。

「ブラックウィドウ」でもナターシャのために偽造パスポートや飛行機、クインジェットなどを調達しサポートしていましたが、今回も影でフューリーを支える有能な元S.H.I.E.L.D.のエージェントのようです。

「ヘリキャリアなら安心だった」と礼も言わず文句をいうフューリーに対して皮肉を言いつつも、メイソンは偽造パスポートとフォトスタティック・ベールを渡しています。

葬儀

フューリーの指示どおり彼の家に到着したガイアはプリシラ/ヴァーラと遭遇。お互いに銃を突きつけ合いながらも、「殺しに来たの?」「ガイアです」の簡単なやり取りで信用しあうのは本作の難しい点のひとつ。

シェイプシフターであるスクラル人が、仲間をどうやって見分けるのかという疑問について、この作品では描かれていません。タロスがフェアバンクス准将に擬態して最初の警護を騙せたように、スクラル人だからといって相手の擬態を見抜ける訳ではないのは明らかです。

すべてのシーンで緑の素顔を明かしていくのは冗長になる上にVFXコストも嵩むため、大人の事情として省略されるのは致し方ありませんが、合言葉代わりに4話のポエムを引用するぐらいはあったほうがよく、生命を狙われているプリシラ/ヴァーラの対応としては少し迂闊な描写となってしまいました。

そしてガイアの望んでいたタロスの葬儀が執り行われ、プリシラ/ヴァーラによって火葬されました。宇宙人の葬儀という事で「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2」のヨンドゥのような不思議なシーンかと思われましたが、地球人にも馴染み深い絵となっていました。

なお、スクラルの葬儀が地球に住む以前から火葬であるのか、プリシラ/ヴァーラの居住区域であるイギリスの様式に沿っただけなのかは不明で、コミックでもスクラルに葬儀の文化があるかどうか不明となっています。

ガイアは母の指輪を副葬品として一緒に焼くことでタロスに別れを告げ、100%に近い高い確率でタロスが本当に死んだ事を描きました。

襲撃

ガイアがヴァーラにフューリーに素肌を見せようと思わなかったのと質問された事で、ヴァーラは機嫌を損ね、他人と一緒に住むことの大変さ、相手に合わせることの重要性を説いています。

結局これはタロスも同じ考えでこれまでのスクラルを導いており、地球という家で地球人と同居するために、地球人の顔と生活で合わせようとしてきました。残る1話でガイアは、タロスの想いをプリシラ/ヴァーラを通じて理解する事ができるのでしょうか。

そうこうしている所へ、グラヴィクの刺客たちが襲撃。本棚の本の背表紙から飲み物のカップ、椅子やラボの植物やレーザー光に至るまで、画面内の緑の比重が多いシーンが続いています。

襲撃者が実際にスクラルかどうかはこのシーンでは分からず、偽ローディやMI6元局長のような権力をもつ人物から命令を受けた地球人である可能性もあります。

ここでの刺客たちはみな赤い血しぶきを上げており、「キャプテン・マーベル」のような紫の血やコミックのような緑の血でない事も、彼らが地球人である可能性を含んでいるようです。

ウィドウズ・ベール

メイソンから受け取ったパスポートとフォトスタティック・ベールを用いて、フューリーはケルホネンというフィンランド人に変装して入国。合流したソーニャはこのマスクを「ウィドウズ・ベール」と称し、10億ドルかけて隠せるのは顔だけなのかと皮肉を言われたフューリーはこれは旧型だと言い返しています。

映画の公開順で言えば、このアイテムが最初に登場したのは2014年公開の映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」でした。この時はナターシャがアレクサンダー・ピアースを騙すために安全保障理事会の議員パメラになりすましていました。この時、名称は特に有りませんでした。

その後はドラマ「エージェント・オブ・シールド」にてエージェント・メイやエージェント33など何人かのS.H.I.E.L.D.やH.Y.D.R.A.のエージェントが使用し、ナノマスクやフォトスタティック・ベールの名称で呼ばれていました。

さらにその後、2021年の映画「ブラックウィドウ」にてメリーナもこれを所持している事が描かれ、レッドルーム由来のアイテムである事も判明しています。

さらにその後、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」では元S.H.I.E.L.D.のエージェントで現在パワーブローカーを名乗っている、そしてスクラルの疑いもあるシャロン・カーターもこれを使用していました。

フューリーが反論したような全身バージョンはこれまでの作品に登場していませんが、負け惜しみではなく実際に完成しているのであれば、極めて強力なスパイツールである事は間違い有りません。

プロジェクト・ハーヴェスト

ラストでは「ハーヴェスト(収穫)」の正体がアベンジャーズのDNAである事が明かされ、キャプテン・マーベルのDNAも含まれている事が明らかになります。

このDNAの回収任務にグラヴィクを充てていた事が、スーパースクラル着想のきっかけとなったと指摘し、この戦争の原因が自分にあるとして、自分の責任でこの問題に対処するために地球に戻ったとフューリーは説明しました。

これでグラヴィクが今回しかけた侵略戦争についてその背景が明らかになりましたが、一方でハーヴェストの目的自体は分かっていません。フューリーはアベンジャーズのDNAを集めて何をしようとしていたのか、最終話で明らかになるのでしょうか?

ハーヴェストが隠されていたフューリーの偽の墓には「Greater love hath no man than this, that a man lay down his life for his friends.(友のために命を投げ打つこと、これより大きな愛はない)」というヨハネ15章13節の言葉が刻まれています。既にタロスがこの言葉通りになっていると解釈できる上で、フューリーの未来も暗示しているのでしょうか?

なお、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」に登場したフューリーの偽の墓にはエゼキエル書25章17節の「心正しい者が歩む道」と刻まれていました。

そしてフューリーは予告動画にもあったように久方ぶりに眼帯を装着し、銃を携え、「時間だ、決着をつけよう」と何者かに電話するのでした。

最終話に向けて気になるポイント

最後の電話相手はやはりグラヴィクでしょうか。味方に反撃開始の合図を出したとも取れますが、これまでの作中で自分の責任や自身の戦争と言い、アベンジャーズへの要請を出さない理由が何度も強調されていた事を考えると、救助された本物のローディが助けに来るなどというのはナンセンスなようにも感じます。せいぜいプリシラ/ヴァーラかガイアが助けに来るのがいい所でしょうか。

とは言っても、フューリーが一人きりでなんとかしてきた訳では有りません。今回も元S.H.I.E.L.D.のエージェント・メイソンが手を貸してくれました。

予告ではフューリーはグラヴィクに投げ飛ばされたり、大きな腕で殴られるシーンが存在していますが、超人血清も持っていないフューリーが単独でどうにかできるのか、注目となっています。

また、ソーニャの行動も気になる所。ソーニャはスーパースクラルの研究を中断させるだけでなく、成果のすべてに関して説明を求めていました。そしてフューリーからハーヴェストの詳細を聞いたソーニャは、グラヴィクと同じ秘密を知る人物となります。

本作でのスクラル人はたびたび緑色と一緒の画面で紹介されていますが、ソーニャも時々緑のシャツを着ています。この分かりやすいサインはソーニャをスクラルと思い込ませて実は地球人というミスリードを誘っているのか、それとも実際にスクラルでグラヴィクとは別の計画を始めていく新たな人物となる可能性を秘めています。

本作ではスクラルの皇帝の存在が明らかになっていますが、コミックで地球侵略を開始したスクラルの女王ヴェランケは登場していません。ソーニャをヴェランケとして、劇場版「シークレット・インベージョン」が制作され(妄想)、本作で描くことを避けたアベンジャーズたちの大半が入れ替わられてしまう可能性について、最終話での注目ポイントのひとつです。

そして、フューリーの運命の行方も当然ながら注目ポイントです。今作の展開や墓石に刻まれた言葉からはフューリーが安全にこの侵略戦争を乗り越えられる保証がないようにも感じられますが、一方で「ザ・マーベルズ」に登場しているという事実もあります。

今回のエピソードではガイアが新しいリーダーとなるように助言されていましたが、最終話でフューリーが死亡し、ガイアがフューリーに擬態して地球と宇宙の平和を守っていく展開も考えられそうです。

しかし最も恐ろしいのは、「ザ・マーベルズ」のフューリーが本人でもガイアでもなく、「シークレット・インベージョン」を制する別のスクラルである可能性です。

グラヴィク、ないしはそれにある程度共感しているスクラルがフューリーを殺し、ハーヴェストの代わりに直接DNAを集めるためになりすます可能性を排除する事は現時点で出来ません。

フューリーを演じるサミュエル・L・ジャクソンさんは、海外メディア The Wrap とのインタビューで「the last [episode] is so good.」(最後のエピソードはとても良かった)と述べていますが、これがハッピーエンドを指しているのかどうかは来週までお預けとなります。


ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第6話は 2023年7月26日16時 より配信予定です。