マーベル公式 How to Draw 「キャプテン・アメリカ」の動画が公開

マーベルは各アーティストによるマーベルキャラクターの描き方講座の動画「How to Draw」を配信中。

今回は新たにアメージング・スパイダーマンやスパイダーマン2099などを手掛けたウィル・スリニーさんによる「キャプテン・アメリカ」の描き方動画を公開しました。

How to Drawシリーズでは、他のキャラクターの描き方も公開されています。

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ウェポンプラス計画について、あなたが知っていること、知らないこと

あなたはウェポンプラス計画についてご存知でしょうか?

FOX制作の映画「X-MEN」シリーズのおかげで、ウェポンXについてはご存知の方も多いハズ。このXとはX-MENのXではなく、ローマ数字の十のこと。つまりローガン(ウルヴァリン)は、ウェポンプラス計画の10番目の被験者という意味です。

ウェポンプラス計画とはマーベルの世界において、アメリカ政府とカナダの秘密組織が共同で行った超人兵士計画のことです。

ここで超人兵士というワード、こちらもご存知の方が多いはずです。そう、マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に登場するキャプテン・アメリカです。

キャプテン・アメリカはウェポンIであり、キャップの計画の再現の延長で誕生したのがウルヴァリンとなります。コミックでも映画「キャプテン・アメリカ」(2011年)同様、超人血清を作り出したアースキン博士は死亡しました。そのため血清の製法がわからなくなり、その再現計画が継続されていくことになるのです。

各計画の概略は以下のとおりです。

  • ウェポンI:スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ) 成功後すぐにアースキン博士が死亡し、製法が失われます。
  • ウェポンII~III:動物実験
  • ウェポンIV~VI:人体実験
  • ウェポンVII:ニュークというヴィランが誕生
  • ウェポンVIII、IX:犯罪者を使って人体実験
  • ウェポンX:ヒーリングファクターを持つウルヴァリンで実験。一定の成功が確認されたため、ウェポンX計画として派生していきます。
  • ウェポンXI:不明
  • ウェポンXII:ハンツマン
  • ウェポンXIII:ファントメックス
  • ウェポンXIV:ステップフォード・カッコーズ(チーム名)
  • ウェポンXV:強化型センチネルのウルティマトン
  • ウェポンXVI:オールゴッド
  • ウェポン・インフィニティ:プロジェクト・デスロック

このリストの中で、ウェポン・インフィニティのデスロックはドラマ「エージェント・オブ・シールド」のシーズン1に登場しており、以降のシーズンでもたびたび登場し、コールソンをサポートしてくれました。

また、MCUでのブルース・バナーもウェポンプラス計画の関係者

写真はサディアス・ロス将軍がブロンスキーに超人血清を投与するときのタンクにあるプレートですが、プログラム:ウェポンプラスと書かれているのがわかります。ラインシュタイン博士とは、コミックでアースキン博士がレッドスカルから逃げる際に名乗っていた別名です。バッチナンバーから察するに、MCUのブルース・バナーが担当していたのがウェポンVIで、ブロンスキーに投与したのがその改良版のVersion2という意味でしょうか?

MCU関連の小ネタとして、コミックのウェポンIVであるテッド・サリス(マン・シング)は映画「アイアンマン3」のヴィランの一人として登場したエクストリミスソルジャーのエレン・ブラントの旦那さんです。

また、寄生生物をベースとしたウェポンVを基に、「スパイダーマン」シリーズに登場しているいじめっ子のフラッシュ・トンプソンがエージェント・ヴェノムになりました。

余談ですが、ウルヴァリンから派生したウェポンX計画ではミュータントをベースにした実験で、デッドプールやセイバートゥースが誕生しており、パワーの完成度は高い事が伺えますが、兵士としてコントロールするには至っていない様子。また、映画「ローガン」やゲーム「マーベルvsカプコン3」などにはウェポンX計画の23番めの被験者ローラがX-23として登場しています。

左からコミック、映画、ゲームのX-23 ©2020 MARVEL , CAPCOM

ウルヴァリン、デッドプール、セイバートゥース、X-23はいずれもミュータントであるため、当時権利を所持していたFOX制作の映画にて登場しています。今後はMCUでの登場があるかもしれません。

以上、ウェポンプラス計画についてお届けしました。

超人血清はさまざまな国や組織が追従して研究しており、天才揃いのマーベルキャラクターでさえ再現できずにいます。例えば旧ソ連もアメリカに対抗して研究し、誕生したのが映画「ブラックウィドウ」にも登場するレッドガーディアンです。もしかするとアースキン博士こそがマーベル1の天才なのかもしれませんね。

キャプテン・アメリカ役クリス・エヴァンスさんのチャリティー企画で初代6人と遊べる権利 ─ 「君もアベンジャーズだ」

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画シリーズでキャプテン・アメリカを演じたクリス・エヴァンスさんが、新型コロナウイルスによる地球の危機に対して、アベンジャーズのオリジナル6を再びアッセンブルすることがわかりました。

これは米国の募金キャンペーン「All in Challenge」の参加者のうち1名に贈られるプレゼントの話で、MCUで共に戦ったスターロード役のクリス・プラットさんから指名を受けたクリス・エヴァンスさんが自身のInstagramにて発表しました。

動画内では「クリス・プラットように恐竜に食べられる権利を提供出来ないが」(クリス・プラットさんは、主演をつとめられるジュラシックパーク最新作への参加権利を提供されています)と前置きをし、「賞品は、僕とオンラインで遊ぶこと。僕の親友5人も一緒だよ。ロバート・ダウニー・Jr.、クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソン、マーク・ラファロ、ジェレミー・レナー。Q&Aはなんでも聞いてくれていいし、ゲームも出来るよ」とコメントしました。

「All in Challenge」は新型コロナウイルスの感染拡大で苦しむ人々を救うために立ち上げられたもので、寄付金はすべて米国内の慈善団体に届けられます。

当選者の1人 (友人など2名同伴で参加) は、アベンジャーズキャストとの40分間のハングアウト権を獲得し、キャップたちと20分のゲームをプレイすること、そして20分のプライベートQ&Aとなっています。しかし、我々普通の一般市民がアベンジャーズに立ち向かえるのでしょうか?

クリス・エヴァンスさんは、次にビリー・ポーターさんとMCUの共演者であるセバスチャン・スタンさんとアンソニー・マッキーさんを指名しています。ファルコン&ウィンター・ソルジャーはどう動くのでしょうか。

All in Challenge 公式詳細ページ(英語)

オリジナル6の活躍を見るならこの作品

ドラマ「エージェント・オブ・シールド シーズン7」 2020年5月27日(水)より米国放送決定 ─ ポスターの盾は何を意味するのか?

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ」から派生したドラマ「エージェント・オブ・シールド」の最新であり最終シーズンとなるシーズン7の放送日が 2020年5月27日(水)に決定したことが、公式Twitterで明らかになりました。

そしてマーベル公式からポスターも公開。

シーズン7を見ようと考えている熱心なファンならこのポスターをみて考えることはひとつしかありません。

果たしてキャプテン・アメリカが登場するのだろうか?ということ。

しかし物語の主要舞台は1930年代とされており、MCUのタイムラインでキャップが誕生したのは1943年の話なので、スティーブ・ロジャースもエージェント・カーターも少年少女のはずです。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド シーズン7」は 2020年5月27日(水)より米国放送開始。日本での放送は未定です。

マーベル公式のキャラクター描き方講座の動画が公開

マーベルは各アーティストによるマーベルキャラクターの描き方講座の動画「How to Draw」を配信しました。

第1弾としてThemed Entのクリエイティブディレクター、ブライアン・クロスビーさんによる「スパイダーマン」の描き方を紹介。

そして第2弾ではマーベル・スタジオのビジュアル開発責任者、ライアン・メイナーディングさんによる「キャプテン・アメリカ」の描き方を紹介しています。

現在アメリカでは、新型コロナウイルスの影響でコミックの新刊出荷が停止中。日本でも外出自粛の勧告が出ていますので、絵を描いて過ごしてみるのもいいのではないでしょうか。

【映画紹介】「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」友情が、友情を引き裂く【MCU Vol.13】

※この記事は本作の予告編程度の軽微なネタバレ、及び前作までのネタバレを含む可能性があります。あらかじめご了承いただける方のみ続きを御覧ください。

2016年公開の映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の13作目で、
フェーズ3の11作品中の最初の作品です。

MCUシリーズ 前作はこちら

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キャプテン・アメリカシリーズの第3弾の映画です。

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また、映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015年)の出来事が深く影響しています。

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冒頭のあらすじ

2016年、ソコヴィアでのウルトロンとの激闘から約1年後。スティーブ(キャプテン・アメリカ)率いるアベンジャーズは、ヒドラの残党ブロック・ラムロウのバイオハザードテロ計画を阻止するためナイジェリアのラゴスに出動していました。

生物兵器を確保しテロを阻止したものの、ラムロウはスティーブを道連れに自爆を図りますが、ワンダが咄嗟に阻止します。しかしそれが原因で多くの市民が死傷してしまいました。

同じ頃、トニー・スターク(アイアンマン)はソコヴィアで犠牲となった青年のの事を聞かされ、自責の念にかられていました。

本部に集合したアベンジャーズたちはロス国務長官に呼び出され、国際社会からの批判をつきつけられます。そして、アベンジャーズを国連の管理下に置くことを規定とする「ソコヴィア協定」への署名を求められます。

監査を受けるべきだと言うトニーと、組織は信用できないと言うスティーブで意見が対立。折り合いが付かないまま、ウィーンでの調印式の日を迎えました。そして式の最中に爆破テロが発生。全世界に指名手配されたのはスティーブの古い友人、バッキー・バーンズ(ウィンター・ソルジャー)でした。これによって事態はより複雑に、そして深刻になっていくのでした。

見どころ

キャプテン・アメリカシリーズの3作目ですが、アベンジャーズの面々も多数登場する作品です。原題は「Captain America:Civil War」となっており、邦題は前後逆にされています。

映画「アントマン」(2015年)のコメディタッチから急転、アベンジャーズたちが深刻な状態に陥ってしまいます。

映画「アイアンマン」(2008年)でトニーがヒーローとして戦うようになり、8年。彼らは多くの人達を救ってきた反面で、少なからず物的・人的被害があったのもまた事実でした。

今作冒頭でのワンダの失態により、アベンジャーズに対する世間の風当たりは強くなってしまいます。そこで事態の着地点としてだされたソコヴィア協定。

トニー・スタークはヒーローとなる以前は、巨大企業の社長として一人で全責任を負って動いてきた人間でした。しかしアイアンマンとなって以降、人々を守るために戦いましたが、愛する人や親友を危険に巻き込むこともあり、ニューヨーク決戦でのトラウマ、ウルトロン計画の失敗を経て、心は疲弊しきっていました。

一方でスティーブ・ロジャースは軍の一兵士として、そしてS.H.I.E.L.D.のエージェントとして活動してきた人間でした。軍人時代は仲間の救出任務を禁じられ、現代ではヒドラによるインサイト計画でS.H.I.E.L.D.が崩壊、孤立して戦ってきた彼にとって組織は信用できなくなてっており、自分の責任で戦うことを決意していたのでした。

お互いに以前とは逆の立場を求めるようになり、そしてついには衝突することになっていまいます。
求めるものが同じでありながら、道を違えてしまったヒーローたちの決戦は間違いなく見どころとなっています。

また、のちに単独映画を控えているブラックパンサーとスパイダーマンが初登場します。この新顔たち二人と、登場したばかりのアントマンの参戦も見どころですね。

そして単にアベンジャーズ同士の対決だけでなく、物語も二転三転します。先の読めない展開にハラハラし、そして衝撃の結末へと繋がっていきます。

今回もエンディングの後にふたつのオマケ映像が流れますよ!

キーワード

ソコヴィア協定

国連委員会が提唱した協定書。
アベンジャーズに属するヒーローたちをはじめとする世界中の超人たちや、認可外の技術・物品を所持する者たちを国連委員会の管理下に置き、国連委員会が認めたときにのみその活動を許可するという条約です。
上述の事項に該当する者が協定への署名を拒否した場合、超常的な力や技術を用いての活動を一切禁止され、その立場のまま活動すると犯罪者として識別されてしまうことになります。
また、署名を拒否した者への接触・加担を行った人物も、同様に犯罪者として扱われます。
全世界の中から117の国家が賛同して樹立されました。
本作終了後も本協定が廃止されることはなく、以降のMCU作品の幾つかにも本協定が登場し、影響を与えています。

キャラクター / ソコヴィア協定反対派

スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)/演:クリス・エヴァンス

70余年の氷漬けを経て、現代に蘇った超人兵士。
ソコヴィア協定に懐疑的で、自分の責任で全うする選択を取ります。バッキーの無実を証明するために、奔走することに。

バッキー・バーンズ(ウィンター・ソルジャー)/演:セバスチャン・スタン

ジェームス・ブキャナン・”バッキー”・バーンズ。
第2次大戦中、スティーブとの任務中に消息不明になり、ヒドラに回収され洗脳、改造されて暗殺者ウィンター・ソルジャーとなりました。そして冷凍睡眠され、映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」(2014年)の「インサイト計画」により現代に復活。スティーブと激突の後、姿をくらませていました。

サム・ウィルソン(ファルコン)/演:アンソニー・マッキー

スティーブの現代での親友。
元落下傘兵で高性能ウィングパックを使用した空中戦を得意とします。スティーブの意見に賛同し、サポートします。

クリント・バートン(ホークアイ)/演:ジェレミー・レナー

元S.H.I.E.L.D.のベテランエージェントで弓の名手。
ウルトロンとの戦いの後、家族のために引退していましたが、スティーブの危機を知らされ協力します。

ワンダ・マキシモフ(スカーレットウィッチ)/演:エリザベス・オルセン

強力なテレキネシスとマインドコントロールの能力をもったソコヴィア出身の強化人間。
未だ自身のパワーをコントロールしきれずに悩んでいます。クリントがメンター的存在で、クリントに説得されスティーブに協力します。

スコット・ラング(アントマン)/演:ポール・ラッド

優秀な元システムエンジニアにして、2代目アントマンとなった泥棒。映画「アントマン」(2015年)にて、アベンジャーズ本部基地に侵入してサムと戦闘した縁からスカウトされ、スティーブたちに加勢します。

キャラクター / ソコヴィア協定賛成派

トニー・スターク(アイアンマン)/演:ロバート・ダウニーJr

巨大複合企業スターク・インダストリーズの会長。自らが発明したアーマーをまとい、アイアンマンとして戦います。
ソコヴィアでの事件以降、戦線から退いて奨学金給付活動などに精を出していましたが、これまでの戦いで犠牲者を出した自責の念からソコヴィア協定に賛成の立場を取り、スティーブと対立することになります。
映画「アイアンマン3」(2013年)のラストでのペッパーとの約束を守れずに現在別居中。

ジェームズ・ローズ(ウォーマシン)/演:ドン・チードル

アメリカ空軍大佐にしてトニーの親友兼相棒。 トニーが開発したウォーマシン マーク3を装着して戦います。アベンジャーズの中でただ一人迷うこと無くソコヴィア協定に賛成しました 。

ナターシャ・ロマノフ(ブラックウィドウ)/演:スカーレット・ヨハンソン

元S.H.I.E.L.D.のエージェント。
休職中のトニーに代わってアベンジャーズの共同リーダーを務め、チーム存続のためにソコヴィア協定賛成の立場をとります。

ヴィジョン/演:ポール・ベタニー

ウルトロンが用意した人工細胞とヴィヴラニウムの合成ボディに、トニーの開発したAIのJ.A.R.V.I.S.を組み込んで生まれた人造人間。
自身の力の源であるマインド・ストーンの力を恐れ、同じく力のコントロールに悩んでいるワンダを気にかけています。
ソコヴィア協定は妥当と判断して調印を決意、トニーの側につくことになります。

ピーター・パーカー(スパイダーマン)/演:トム・ホランド

本作の約半年前頃から、生活圏であるニューヨークのクイーンズで「スパイダーマン」と名乗って自警活動を行っていた高校生。特殊なクモに噛まれた影響でクモのさまざまな能力を有しています。トニーにスカウトされて協力します。

ティ・チャラ(ブラックパンサー)/演:チャドウィック・ボーズマン

超文明国家ワカンダの王子。国王ティ・チャカの息子にして、国の秘密を守る偉大な戦士「ブラックパンサー」でもあります。
ウィーンでの爆破テロで父親を失い、バッキーへの復讐を目的にトニーに協力します。

キャラクター / その他の人物

シャロン・カーター (エージェント13)/演:エミリー・ヴァンキャンプ

元S.H.I.E.L.D.のエージェント。S.H.I.E.L.D.の解体後、 対テロ共同対策本部に籍を置いています。スティーブを影でサポートします。
ペギー・カーターの姪孫にあたります。

ブロック・ラムロウ(クロスボーンズ)/演:フランク・グリロ

S.H.I.E.L.D.の特殊部隊S.T.R.I.K.E.のリーダーでありながら、ヒドラの戦闘員だった男。インサイト計画失敗のあと、ヘリキャリアの墜落に巻き込まれましたが、大やけどを負いながらも生存していました。スティーブを激しく憎悪しています。

サディアス・ロス/演:ウィリアム・ハート

サディアス・”サンダーボルト”・ロス。
かつてアメリカ陸軍将軍時代に、ブルース・バナー(ハルク)の力を軍事利用しようとした、現アメリカ国務長官。アベンジャーズに属するヒーローたちのような超人を露骨に毛嫌いし、彼らを合法的に圧制する術を模索している節もあり、ソコヴィア協定による超人たちの管理を強く求めています。

ヘルムート・ジモ/演:ダニエル・ブリュール

ソコヴィア出身の家族想いのお父さん。
でしたが、ウルトロンの一件で家族を失い、アベンジャーズを逆恨みして復讐を企てます。

エヴェレット・ロス/演:マーティン・フリーマン

対テロ共同対策本部の副司令官で、シャロンの上司にあたる人。
爆破テロ事件の容疑者となった、バッキーに対する捕獲作戦指揮を執ります。


なお、ソーとバナーはこの裏で、オーストラリアでのんびりしていたようです。公式のショートムービーがあります。

日本語字幕のついた上記オフィシャルムービーは一部抜粋されたもので、字幕のないフルバージョンはこちら。Youtubeの自動字幕機能などご利用してお楽しみください。

©MARVEL

イベント「エンパイア」にて新たなヒーローチーム「ザ・ユニオン」が始動

Newsaramaによると、マーベルコミックがイギリスを拠点に活動する新しいスーパーヒーローチーム「ザ・ユニオン」のデザインとコードネームを発表しました。

チームを率いる「ユニオンジャック」を除いて、他は新キャラクター。
メンバーはイギリスの精神を具現化した「ブリタニア」、北アイルランドの「スネークス」、ウェールズの「クワイア」、スコットランドの「ケルピー」で構成されています。

©MARVEL

4人の新キャラクター達はR・B・シルバさんによってデザインされていますが、能力やバックグラウンドに関する詳細は明かされていません。

シルバさんは以下のようにコメントしています。

中世のテーマが本当に好きです。ブリタニアとケルピーでは、彼らを中世の戦士のように見せたかったので、そこからシンプルにして近代化しました。スネークスの場合は、死刑執行人のイメージです。敵は彼を見るだけで恐れるでしょう。また、クワイアはより軽快なビジュアルで、素早い動きを可能にするもの。彼女のナイフの柄には3匹のドラゴンの頭を描きました。ウェールズの旗には頭が1つしかないドラゴンがいることは知っていますが、なぜ3つではないかと思ったからです。

ちなみに初代ユニオンジャックであるジェームズ・モントゴメリー・ファルスワースはMCUの映画「キャプテン・アメリカ:ザ・ファースト・アベンジャー」にもハウリングコマンドーズのメンバーとして登場しています。

©MARVEL

コミックの人気次第では、ザ・ユニオンの映画化もあるかもしれませんね。

「ザ・ユニオン」は作家のポール・グリストさんとアーティストのアンドレア・ディ・ヴィートさんが手掛け、5月にエンパイア・タイイン・シリーズとしてデビューします。

ソース元:Newsarama/THE UNION Brings Together Heroes From All Over the UNITED KINGDOM

【映画紹介】「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」真の敵は誰なのか【MCU Vol.9】

※この記事は本作の予告編程度の軽微なネタバレ、及び前作までのネタバレを含む可能性があります。あらかじめご了承いただける方のみ続きを御覧ください。

2014年公開の映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の9作目、
フェーズ2の6作品中3作品目

MCUシリーズ 前作はこちら

[nlink url=”https://mavesoku.com/thor2darkworld-highlight/”]

キャプテン・アメリカシリーズ 前作はこちら

[nlink url=”https://mavesoku.com/captainamerica-highlight/”]

冒頭のあらすじ

映画「アベンジャーズ」(2012年)のニューヨーク決戦から約2年。
キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースは現代社会の暮らしへの適応に奮闘しながらも、新しい友人をも得ました。

ある日、S.H.I.E.L.D.の船が海賊によって占拠され、スティーブとナターシャ(ブラックウィドウ)は、エージェント・ラムロウが率いる対テロ作戦部隊S.T.R.I.K.E.チームと共に人質の救出へと向かいました。任務中、スティーブはナターシャが船のコンピュータからデータを取り込んでいるところを見つけ、彼女がフューリーから別の指令を受けていることを知ります。

S.H.I.E.L.D.本部へと帰還したスティーブは、フューリーから「インサイト計画」の説明を受けます。これは海賊に襲われた船から打ち上げた偵察衛星によって敵を捉え、3隻のヘリキャリアによって先制攻撃するというものでした。しかしフューリー自身、この計画に賛同しつつも違和感を持ったため、ナターシャに密かに計画のデータを持ち帰るよう指示したのでした。データが解析できないことを不審に思ったフューリーは、世界安全保障委員会のアレクサンダー・ピアースに計画の延期を要求しました。

その帰り道でフューリーは謎の暗殺者ウィンター・ソルジャーの襲撃を受けて負傷してしまいます。なんとかスティーブのアパートに逃げ込み「S.H.I.E.L.D.は危険だ」と伝え、USBメモリを託すも狙撃され倒れてしまいます。

見どころ

キャプテン・アメリカのシリーズ第2弾。
時代の空白があるキャップは手帳にメモを取りながら、空白期間の調査を怠らない様子。冒頭に出てくる手帳にはスター・ウォーズやスティーブ・ジョブズなどと言ったワードも書き込まれています。

前作は戦争中が舞台の映画だったこともあり、全体的なトーンが少し暗めでした。しかし今回は現代。新生キャプテン・アメリカのスタートとも言えます。

アクションシーンは派手さを増し、盾によるバトルもより洗練されました。キャップはアイアンマンやソーと違って飛べないのに、またもや空中戦をさせられるのも見どころです。
また、今作ではスパイ映画のエッセンスも盛り込まれており、一体誰が敵なのか、気になりすぎる作品です。
新しい頼れる相棒ファルコンことサム・ウィルソンも初登場です。

「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」も今後のMCUに大きく関わってくる作品。未見の人は要チェックです。

エンドクレジット後にはこの先の作品での重要人物が出てくるので、ディスクが止まるまで、あるいはシークバーが右端に行くまで見てみてください。

キーワード

世界安全保障委員会

S.H.I.E.L.D.を管理、監督する役員会。フューリー長官と同等またはそれ以上の権限をもつ人たち。

トリスケリオン

アメリカ・ワシントンD.C.のポトマック川沿いに位置するS.H.I.E.L.D.の本部施設。 この映画の主な舞台となります。

インサイト計画

敵がどこにいても、悪さをする前に空からやっつける計画。
映画「アベンジャーズ」(2012年)での宇宙からの侵略を受けて始まった計画のわりには、対テロリスト用の様子。

レムリア・スター

インサイト計画に必要な衛生を打ち上げるための船。

キャラクター

スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)/演:クリス・エヴァンス

70年間氷漬けになっていた伝説のヒーロー。軍には戻らずにS.H.I.E.L.D.のエージェントとして平和維持のため活動中。
現代の格闘術、戦闘術を学び、身に着けたことでよりパワーアップした模様。ジェネレーションギャップのせいで、(現代の)人との付き合いが苦手。

サム・ウィルソン(ファルコン)/演:アンソニー・マッキー

特別製のウィング・パック「ファルコン」を駆使した空中戦を得意とする元落下傘兵 。キャップを助けるために立ち上がります。

ナターシャ・ロマノフ(ブラックウィドウ)/演: スカーレット・ヨハンソン

S.H.I.E.L.D.のエリートエージェント。今までには見せない一面も見せてくれます。

バッキー・バーンズ(ウィンター・ソルジャー) /演: セバスチャン・スタン

戦争中に亡くなったはずのキャップの親友。記憶を失っており、襲撃してきます。

ニック・フューリー /演:サミュエル・L・ジャクソン

S.H.I.E.L.D.の長官。「インサイト計画」に不信感をいだき、計画延期を申し出た矢先に事件に巻き込まれます。

アレクサンダー・ピアース /演:ロバート・レッドフォード

S.H.I.E.L.D.の理事で世界安全保障委員会とのパイプ役。フューリーとは古い同志で、フューリーを長官にと推薦したのもこの人。

マリア・ヒル /演:コビー・スマルダーズ

S.H.I.E.L.D.の副長官を務めるエージェント。フューリーやキャップをサポートします。

シャロン /演:エミリー・ヴァンキャンプ

ご近所に住むナース、と思いきやS.H.I.E.L.D.のエージェント。
スパイとして高度な訓練を受けています。

ブロック・ラムロウ /演:フランク・グリロ

S.H.I.E.L.D.の対テロチームS.T.R.I.K.E.のリーダー。

【映画紹介】「キャプテン・アメリカ:ザ・ファースト・アベンジャー」キャップ誕生の物語【MCU Vol.5】

※この記事は本作の軽微なネタバレ、及び前作までのネタバレを含む可能性があります。あらかじめご了承いただける方のみ続きを御覧ください。

2011年公開の映画「キャプテン・アメリカ:ザ・ファースト・アベンジャー」
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の5作目でフェーズ1の6作品中5作品目

MCUシリーズ 前作はこちら

[nlink url=”https://mavesoku.com/thor-highlight/”]

あらすじ

西暦1942年、第2次大戦の真っ只中。
国を愛し、正義に燃えるスティーブ・ロジャースでしたが、生まれつき体が弱く、兵士の入隊試験を受けては不合格を繰り返していました。

見かねた親友のバッキーはスティーブと女の子たちを連れ、未来の技術の展示会「スターク・エキスポ」へと気分転換に。
エキスポ内で軍のポスターを見たスティーブは、またもや入隊を志願。

そこで出会ったのはエイブラハム・アースキン博士でした。
何度も不合格になっているスティーブに対して、「君はナチスを殺したいのか?」と問いかけます。
するとスティーブは「誰も殺したくはありません。でも悪党は嫌いです、どこ出身でも」とこたえたのでした。

それを気に入った博士は入隊を認め、スティーブを「スーパーソルジャー計画」の被験者として実験を進めていくのでした。

見どころ

アベンジャーズのリーダー、キャプテン・アメリカのオリジンを描いた映画です。

MCUにおいてはアイアンマン、ハルク、ソーに続く4人目の看板ヒーロー。
スティーブのリーダーの資質をこの映画でも垣間見ることができます。

物語自体はオールドタイプヒーローものであり、勧善懲悪もの。
そもそもキャプテン・アメリカのコミックは1941年に始まっていますので、最近のヒーロー作品と比べるとシンプルなお話です。

この映画では、他の3人のヒーローとの関連性もいろいろと出てきます。
ブルース・バナー(ハルク)が失敗してしまった「スーパーソルジャー計画」の実験。
トニー・スターク(アイアンマン)の父親ハワード・スターク。
ソーの国アスガルドで保管されるはずだったコズミックキューブ(ソーの映画ではテッセラクトと呼ばれていました。そして次作以降は四次元キューブと呼称されるようになります)

この3点に注目することで、よりMCUを楽しめると思います。

今回もスタン・リー氏は健在。
エンドクレジット後の映像でいよいよ映画「アベンジャーズ」に突入です。

キャプテン・アメリカの能力

超人血清の影響で、筋力やスタミナ、スピードなどあらゆる面で地球人のトップクラスを超えています。
老化が遅くなり、アルコールや毒物の分解も速く無効化されてしまいます。

しかし、「スーパーソルジャー計画」の再実験の失敗であるハルクのほうが能力は上になります。

どのヒーローよりも強い諦めない心で、最後まで立ち上がるヒーローです。

 余談
MCUにおいて、”I can do this all day.”という口癖があり「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」内でも2度、その他の作品でもたびたび口にするのですが、吹き替えや字幕の翻訳ではシーンに沿ったセリフとなっているため、分かりにくくなっています。

ヴィブラニウムという希少な金属で作られたシールド。
ヴィブラニウムの特徴として衝撃を吸収しやすく、高温や放射線にも強いです。

キャプテンは巧みな投擲術によって、このシールドを攻撃にも用います。

キャラクター

スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)/演:クリス・エヴァンス

ニューヨーク ブルックリン出身の、愛国心と諦めない心の強さを持った青年。
弱々しい体格だったが内面を買われ「スーパーソルジャー計画」に抜擢。
実験が成功して強靭な肉体を手に入れ、キャプテン・アメリカとして任務を課せられます。

バッキー・バーンズ /演: セバスチャン・スタン

スティーブの少年時代からの親友。
スティーブと対照的に屈強なバッキーは、先に兵隊として戦地におもむきます。

マーガレット・ペギー・カーター/演: ヘイリー・アトウェル

スティーブの配属先の女性士官。
男相手でも一歩も引かない性格です。

ハワード・スターク /演: ドミニク・クーパー

スターク・インダストリーズの社長。
後のトニー・スターク(アイアンマン)の父親となる人物です。

ヨハン・シュミット(レッドスカル)/演: ヒューゴ・ウィービング

研究機関ヒドラの責任者。
未完成の超人血清を使い、パワーは手に入れたものの副作用として皮膚が剥げてしまい、赤いドクロになってしまいました。
コズミックキューブのエネルギーを用いて世界を手に入れようとする、典型的なヴィランです。

アーニム・ゾラ博士 /演: トビー・ジョーンズ

シュミットに協力するスイス人の天才科学者。
はじめは恐怖でヒドラに従っていたものの、いつからか心酔していきます。

ニック・フューリー /演:サミュエル・L・ジャクソン

S.H.I.E.L.D.の長官。
来たるべき危機に備え「アベンジャーズ計画」を実行中。
キャプテン・アメリカを回収し保護しました。


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