ドラマ「エージェント・オブ・シールド」、ウォードは復活を企んでいる

ABCとマーベル・テレビジョン制作のマーベルドラマ「エージェント・オブ・シールド」でグラント・ウォードを演じたブレット・ダルトンさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、10周年を迎える本作について最新のアイデアを提供しました。

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「エージェント・オブ・シールド」10周年の日が SAG-AFTRA のストライキの真っ最中だった事が残念だったと振り返るダルトンさんは「そうでした。ツイートどころかあらゆる投稿が禁じられていました。」と課せられていた制約について明かしました。

10周年の再結成があるのか質問されたダルトンさんは、「彼らとは連絡を取り合っていますよ。素晴らしい事です。私も同窓会作品について考えた事があります。今はリブートの時代だし、復活させるには絶好の機会だと思います。」と述べました。

「残念ながら、僕は3回死んだキャラクターを演じたから、ある種のタイムトラベル的なことをしなければならないだろうけど、それも可能性がないわけじゃありません。グラント・ウォードが何らかの形でテレビ番組や映画に登場するのを見たいんです。そして、私が今それを言ったことで、実際に実現するかもしれませんね。」とウォードの新たな復活について語りました。

ダルトンさんは「エージェント・オブ・シールド」の中で様々なウォードを演じ、コールソンやクエイク、視聴者たちを翻弄してきましたが、舞台裏では仲がいい事でも知られています。

今年の夏にはコールソン役のクラーク・グレッグさんやメリンダ・メイ役のミンナ・ウェンさんらと共に「Agents of S.T.R.I.K.E.」を結成し、ストライキに参加していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/agents-of-shield-ming-na-wen-strike/”]

過去の噂やタイミング的にドラマ「シークレット・インベージョン」で「エージェント・オブ・シールド」とのクロスオーバーがあるのではないかと考えられていましたが、実際には何もありませんでした。ダルトンさんが言うようなリブートバージョンがこの先制作される事はあるのでしょうか。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Agents of SHIELD Star Brett Dalton Is Hoping For 10th Anniversary Reunion

「エージェント・オブ・シールド」、メイ役ミンナ・ウェンさんがMCU復帰について「希望は持ち続けている」と語る

ABCとマーベル・テレビジョンによるドラマ「エージェント・オブ・シールド」でメリンダ・メイを演じたミンナ・ウェンさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューに応じ、今後のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)への再登場について私見を述べました。

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「マーベルズ」のラストに予期せぬキャラクターが登場した事で、ドラマ終了後から何度も繰り返されている「S.H.I.E.L.D. のエージェントたちが再登場する可能性」について質問されたウェンさんは「質問していただいても構いません。希望を持ち続ける事は可能ですが、現時点でその可能性はゼロなんです」と率直に述べました。

「エージェント・オブ・シールド」からのリターンを心待ちにしているファンはたくさんいますが、ウェンさんは現時点で何の話し合いも行われていない事をほのめかしました。

2023年7月、昨今のMCUドラマの否定的な意見に対し、ディズニーのボブ・アイガーCEOは「マーベルは大規模なテレビ事業に携わった事がありませんでした。」と経験がないから仕方がないと擁護。しかしこの事は7年、7シーズンに渡って「エージェント・オブ・シールド」に携わってきた制作クルーらに対する侮辱だとしてファンは怒りました。

これに対して「エージェント・オブ・シールド」でフィル・コールソンを演じたクラーク・グレッグさんは「兄弟・・・」と短い失意のコメントをSNSに投稿していました。

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長はフェーズ6の終わりに神聖時間軸の崩壊や収束の可能性について言及し、あらゆる作品とのクロスオーバーの可能性がある事を示唆しています。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」は全シーズン、ディズニープラスで配信中です。

ソース:Secret Wars: Ming-Na Wen Addresses Potential Agents of SHIELD Cameos in Avengers Movie

終わりのない正史論争にファイギ社長が一石を投じる─MCUの未来も示唆か

マーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品は2013年の映画「アイアンマン」から始まって2023年現在で映画が30作超、アニメやドラマを含めると50作品超のシリーズに膨れ上がっています。この中では「アベンジャーズ/エンドゲーム」でのタイムトラベルや、フェーズ4からのマルチバース展開の影響で、その時系列がかなり複雑になってきています。

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明日発売予定の書籍「Marvel Studios The Marvel Cinematic Universe An Official Timeline」では、時系列が整理される事が期待されている他、何が正史で何が正史でないのか、特にNetflixで配信された「ディフェンダーズ」関連のシリーズや、「エージェント・オブ・シールド」がどう扱われるのかと言ったことは注目されていました。

これらの作品は2013年の映画「アベンジャーズ」の直後に制作、放送が開始し、どちらもMCUとして宣伝されていたものの、次第にそういった謳い文句はなくなり、物語も明らかに矛盾するような展開になりました。

今回発売される新たな書籍の序文で、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は次のようなコメントをしています。

マルチバースについて言えば、すべてがマーベルの正史であり、マーベルの歴史の異なる時期に異なるストーリーテラーによって作られた映画やシリーズが存在することを我々は認識しています。この本で示されている時系列は、フェーズ4までの MCU の神聖時間軸に特有のものです。しかし、マルチバース サーガをさらに深く掘り下げて進めていくと、タイムラインがいつ崩壊するか、あるいは収束するかわかりません。

つまりこの本で正史が明らかになるわけではなく、そのどれもが正史であり、本で扱っているのはドラマ「ロキ」シリーズで「神聖時間軸」と呼ばれている時系列という事のようです。

この本にはNetflixのドラマシリーズや「エージェント・オブ・シールド」、「ランナウェイズ」、「クロークアンドダガー」や20世紀FOXのX-MEN関連作品、ソニーの昔のスパイダーマンシリーズや最近のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)作品は取り扱っていません。

これらは神聖時間軸ではないタイムラインの正史作品であるというのがファイギ社長の見解のようで、さらに序文の後半にある「神聖時間軸の崩壊と収束」と言った文言は最新の噂が実現する可能性をほのめかしています。

「デッドプール3」では様々な過去作をデッドプールとウルヴァリンが探求すると言われており、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」がMCUの世界を破壊して再生する、つまりリセットするという噂とファイギ社長の言葉は合致しているように見えます。

フェーズ6で終了する予定のマルチバースサーガはそろそろ折り返し地点に到達する頃合いですが、この書籍で紹介されていない作品のキャラクターが今後登場する可能性は十分にあるようです。

書籍「Marvel Studios The Marvel Cinematic Universe An Official Timeline」は 2023年10月24日 米国でリリース予定です。ドイツ語やスペイン語など一部の外国語翻訳版も同時発売ですが日本語版はありません。

「エージェント・オブ・シールド」のクラーク・グレッグさんがAIによるポルノ出演を議会で認める

2023年7月から始まった SAG-AFTRA ストライキの争点のひとつにAIに関する懸念が含まれています。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「アイアンマン」や「アベンジャーズ」、「エージェント・オブ・シールド」でフィル・コールソンを演じたクラーク・グレッグさんが、今回あらためてAIに対する懸念について語っています。

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共演者のメリンダ・メイ役ミンナ・ウェンさんらと「エージェント・オブ・ストライキ」を結成してストにも参加しているクラーク・グレッグさんは、今週、フェイク禁止法を検討している議会に参加し証言しました。デラウェア州上院議員クリス・クーンズ氏によると、この法律は「生成型人工知能による無許可のレクリエーションからすべての個人の声と見た目の肖像を守る超党派の提案」だと言います。

グレッグさんは議会で「俳優も他の人々と同様、生体情報を不正アクセスや不正使用から保護する権利がある」と説明。続けて、無許可のAIはプライバシーの侵害であるだけでなく、俳優の仕事に影響を与える可能性があると述べました。そして最近、AIバージョンの自分が出演しているポルノを見たと証言、「最近、アクロバティックなポルノに自分が出演しているという、まるで本物のような画像が送られてきました。腹筋崩壊で死ぬレベルです。面白いけど、恐ろしいことでもあります。」と明かしました。

もちろん実際にクラーク・グレッグさんが出演したものでもなければ、コールソンのLMDが出演しているわけでもありませんが、知らない自分がAIによって動かされている恐怖は俳優に限らずあらゆる人にとって共通です。

グレッグさんは以前にもスーパーヒーロー作品に出演する時は「全身の徹底的なスキャンをされる」と明かし、「制作側がこの先いつでも無許可で複製出来てしまう可能性がある」問題を指摘。俳優の許可や同意が必要な状態にするべきであるとコメントしていました。

生成型AIに関する問題は法律整備がなかなか追いついておらず、この問題の着地点が見えないことにはストライキが続くと考えられています。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Agents of SHIELD Star Clark Gregg Testified Before Congress About AI

「エージェント・オブ・シールド」脚本家がマーベル・スタジオの現状にコメント

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」に関する一連の報道を受けて、MCUのスピンオフとして当時スタートしていたドラマ「エージェント・オブ・シールド」の脚本家がSNS上でコメントしています。

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ドリュー・Z・グリーンバーグさんは自身の作品制作を振り返り、「エージェント・オブ・シールドで過ごした時間は、これまでのキャリアの中で最もやりがいのある時間の 1 つでした。私たちは、136時間にわたる作品を制作し、よく出来た素晴らしいドラマを心から誇りに思っています。 そこにいる全員がテレビドラマの作り方を知っていたので、うまく行ったのです。」と投稿しています。

グリーンバーグさんは直接的な発言はしていませんが、実際には「テレビドラマと映画の制作方法は異なる」という事を述べたいのだと、ファンはコメントで推測しています。

マーベル・スタジオは2008年の「アイアンマン」以降、インフィニティ・サーガと名付けられたシリーズで映画界で大ヒットしました。そしてフェーズ4からはディズニープラス向けのMCUドラマ「ワンダヴィジョン」から始まって、トータルで50時間超のドラマを展開していますが、そのほとんどが映画と同じ手法で制作されています。

テレビドラマのようなパイロット版を制作せず、映画監督を起用し、1億5000万ドル以上のテレビ番組のシーズン全体をその場で撮影し、ショーランナーを雇わず、代わりにスタジオの重役にシリーズ運営を頼っていました。そして、マーベルが自社の映画で行っているように、うまくいかなかった部分を修正するためにポストプロダクションと再撮影に頼っていました。

ケヴィン・ファイギ社長の目が行き届いているうちは品質が担保されていましたが、作品数の増加につれて反比例するようにそれが低下。結果として多くのクリエイティブな課題に直面していると、The Hollywood Reporter は先日の記事で指摘していました。

マーベルのストリーミング、テレビ、アニメーションの責任者であるブラッド・ウィンダーバウムさんは「私たちはマーベル文化と伝統的なテレビ文化を融合させようとしているのです。最終的には、『原作の素晴らしさを尊重するストーリーをテレビでどのように伝えることができるか』ということになります。」と過去に述べています。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」や今後制作される作品では、ドラマ向けのクリエイターが雇用されて制作体質の変換が出来るかどうかがカギとなるようです。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」は全シーズンディズニープラスで配信中です。

Agents of S.T.R.I.K.E.結成─「エージェント・オブ・シールド」メイ役ミンナ・ウェンさんがスト参加を報告

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」でメリンダ・メイを演じたミンナ・ウェンさんがinstagramを更新し、現在アメリカで行われているSAG-AFTRA(俳優組合)のストライキに参加している最中である事を報告しました。また、それにはコールソン役のクラーク・グレッグさんを含む複数のS.H.I.E.L.D.のエージェントも一緒に参加しているようです。

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ウェンさんは「こんにちは、エージェント・オブ・ファミリー」とコメントを添えてストライキ活動中の写真を掲載。

フィル・コールソン役クラーク・グレッグさん、メリンダ・メイ役ミンナ・ウェンさん、グラント・ウォード役ブレット・ダルトンさん、パイパー役ブリアナ・ベンスカスさんといったキャストが参加。脚本家のクレイグ・タイトリーさんは「Agents of S.T.R.I.K.E.」のプラカードを持ってこのチームに参加しています。

クラーク・グレッグさんも自身のインスタストーリーで写真を投稿し、フィル・コールソンとメリンダ・メイのカップルをあらわす #philinda のタグをつけて紹介していました。

今回のストライキの最大の争点のひとつとして、AI俳優の問題があります。

映画などで何の規制もなしに、特定の俳優をモデルにしたAI生成のキャラクターの使用が一般的になったら、俳優は雇用の機会を大幅に失いかねない事で、SAG-AFTRAは「俳優の名前と肖像、演技を複製するための明確なガイドライン」を求めています。

クラーク・グレッグさんはこのAI俳優問題について「ご存知のとおり、私たちはコンピューターに入力される単なる情報ではありません。それは人類の目的ではありません。そして、私たちは芸術という形に魂を残すために戦っているような気がします。」とコメントしています。

また、作品のネット配信に対する俳優への報酬が正当かどうかについても話合われています。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」、クラーク・グレッグさんがディズニーCEOのコメントに失意の反応

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アイアンマン2」や「アベンジャーズ」、ABCとマーベル・テレビジョンで制作されたマーベルドラマ「エージェント・オブ・シールド」でS.H.I.E.L.D.のエージェント・フィル・コールソンを演じたクラーク・グレッグさんが、ディズニーのボブ・アイガーCEOのコメントに失意の反応をSNS上で示しました。

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ボブ・アイガーCEOがディズニーの現状の問題とこれからについてのインタビューの際、「マーベルは大規模なテレビ事業に携わっていませんでした。」と発言した事は7年、7シーズンに渡って「エージェント・オブ・シールド」に携わってきたクラーク・グレッグさんや他のキャスト、制作クルーに対して心無い言葉となったようです。

コメントでは「人々はいつも何もなかったようにエージェント・オブ・シールドをディスる」「これは厄介」「あまりに無礼」「シーズン5で終わるはずだったのに2シーズン追加させたのはディズニーだろ」とファンの援護射撃が続いています。

マーベル・テレビジョンはABCで「エージェント・オブ・シールド」を、FOXと「レギオン」や「ギフテッド 新世代X-MEN誕生」などのドラマを制作。いずれも人気を獲得し、複数シーズン展開されました。ただし、FOXでのドラマに関しては途中で売買収が絡んだ事で半ば打ち切りになっています。

そのマーベル・テレビジョンは現在マーベル・スタジオの下に置かれており、アイガー氏の発言は事実とは異なっているとも言えます。

皮肉な事に、「エージェント・オブ・シールド」をMCUを舞台とした最初のテレビドラマとしてゴーサインを出したのはボブ・アイガー氏自身で、彼は番組の大ファンであり、放送中にABCが打ち切りにしようとするのを阻止するために何度も介入していました。その結果、MCUとは少しずつ話しがズレ始め、現時点で正史とマルチバースの曖昧な場所に置かれる作品となりました。

アメリカでは春頃から脚本家協会のWGAのストライキが始まり、映像業界として多くの作品の制作が中断されている事が日々報じられていますが、それに加えて俳優組合 SAG-AFTRA が新たにストライキに入った事が報じられています。

次の作品を作る資金とするために会社の収支は当然重要ですが、キャストやクルーへのリスペクトなしに作品づくりが出来ないのもまた事実。責任者にはそのバランスが求められています。

映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、撮影直前に「エージェント・カーター」を曖昧な位置に置いたと明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」などでペギー・カーターを演じたヘイリー・アトウェルさんが、海外メディア Collider とのインタビューの中で、同作の直前での変更点について語りました。

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ヘイリー・アトウェルさんはインタビューの中でペギー・カーターの家族について、直前で重要な変更点があったと次のように明かしました。

撮影中、小道具係がペギーのベッドサイドに夫や子供たちと一緒に写っている額入りの写真を置いていたんですが、ルイ・デ・エスポジートが撮影が始まる直前に駆け寄ってきて、『それを外してくれ 』って言ったんです。『まだわからない。これが彼女の結婚相手だと思わせて、自分たちを制限したくないんだ。』って。それで、写真は削除されました。それで、『なるほど、これは面白い』と思ったんです。彼らが得意とするのは、観客が望むものを提供し、期待を超えることだと思います。だからこそ彼らは、観客が知る必要のある情報量を提供し、観客を惹きつけ続けるだけでなく、観客を喜ばせ、新しい情報で驚かせることを常に意識しているんだと思います。

その直前に隠される事になった結婚相手というのがエンヴェア・ジョカイさん演じるダニエル・スーザだったとアトウェルさんは言います。

©MARVEL,Disney

ダニエルはドラマ「エージェント・カーター」に登場したキャラクターで、ペギーが所属していたS.H.I.E.L.D.の前進となる組織、戦略科学予備軍「S.S.R.」のロサンゼルス支局長。

「ウィンター・ソルジャー」の映画の後、ダニエルはドラマ「エージェント・オブ・シールド」にも登場していました。

撮影の直前までは「エージェント・オブ・シールド」及び「エージェント・カーター」を正史として認めるような決定的な証拠が準備されていたようですが、アトウェルさんが明かしたようにそれは直前で隠される事になったようで、今現在、このふたつのドラマ作品とMCUとの関連性は曖昧な状態が続いています。

ペギーはこの「ウィンター・ソルジャー」にて寿命を迎えることになりましたが、その後もアニメ「ホワット・イフ」や映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」では変異体のキャプテン・カーターとしてMCUに登場しています。ただし、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のカーターには不満があったとも過去に明かしていました。

アトウェルさんは今後のペギーについて、マーベルとファン次第だともコメントしています。

映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、ドラマ「エージェント・カーター」、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Hayley Atwell on How ‘The Winter Soldier’ Changed Peggy Carter’s Family At the Last Minute

映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」に登場した「エージェント・オブ・シールド」のイースターエッグ

ソニー・ピクチャーズ制作の映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」にてABC制作のマーベルドラマ「エージェント・オブ・シールド」のイースターエッグが発見され、話題になっています。マイルズ達の世界でS.H.I.E.L.D.のエージェントたちは活躍しているのでしょうか?

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「アクロス・ザ・スパイダーバース」に登場するマイルス・モラレスの部屋のコルクボードに貼られた切り抜きの中には、「エージェント・オブ・シールド」のファンが見たことのあるものがあるかもしれません。

image from the direct ©MARVEL,Disney

ニューヨーク・ブレティン紙はクロエ・ベネットさんが演じるクエイク/デイジー・ジョンソンの写真を掲載し、 「ヒーローかならず者か?」という見出しをつけ、警察は市全体の捜索を強化すると伝えています。

この事はデイジーがS.H.I.E.L.D.を抜けて一人で活動していたシーズン4の冒頭部分にあたり、「エージェント・オブ・シールド」の作中に登場していた切り抜きが今回の「アクロス・ザ・スパイダーバース」にも登場する事になりました。

©MARVEL,Disney

「エージェント・オブ・シールド」はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アイアンマン」から「アベンジャーズ」まで登場していたS.H.I.E.L.D.のフィル・コールソンを主人公に据えて、MCUスピンオフドラマとして制作がスタート。

しかしこれはマーベル・スタジオ制作ではなく、米ABCスタジオと旧マーベルテレビジョン(現在はマーベル・スタジオに併合)によるドラマで「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」あたりまでのMCUの裏側を描くドラマとして機能していましたが、その後はコールソンがタイムトラベルした事などもあって、物語は枝分かれしていく事になりました。

MCUにおけるデイジー・ジョンソンがどうなるかは不明で、デイジーが活躍したコミック「シークレット・インベージョン」の実写ドラマで何らかの動きがあるのではないかと噂されていましたが、最近の報道を考慮するとどうやらそう単純には行かないようです。

それでもS.H.I.E.L.D.のエージェントたちがMCUに戻る事を期待しているファンは多く、Netflixからデアデビルたちが戻ってきたように、そして「デッドプール3」でX-MENたちが戻ってくるように、「シークレット・インベージョン」であるかどうかは別にして、いずれはデイジーたちも戻ってくるかもしれません。

アニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は 2023年6月2日 より米国公開中、日本は 2023年6月16日 より公開中、続編「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は 2024年3月29日 に米国公開予定。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」は全話ディズニープラスで配信中です。

ソース:Spider-Verse 2 Includes an Agents of SHIELD Character We All Missed (Photos)

「エージェント・オブ・シールド」クロエ・ベネットさんが「シークレット・インベージョン」の噂を改めて否定

米ABCとマーベルテレビジョン制作のドラマ「エージェント・オブ・シールド」でクエイク/デイジー・ジョンソンを演じていたクロエ・ベネットさんが、海外メディア ScreenRant とのインタビューでMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」に関する噂をあらためて否定しました。

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MCUでのクエイク再演について質問されたクロエ・ベネットさんは「もちろん、オファーがあればそれを受け入れるでしょう。」と述べ、「私はS.H.I.E.L.D.のファンをとても深く愛しています。この粘り強さがあるからこそ、そもそも番組が放送されるようになったんですから。でも『エージェント・オブ・シールド』を終えた後、マーベルからは一度も声をかけられたり、頼まれたり、何かに関わったことはありませんし、これから出てくるものにも関わっていません。」とキッパリと否定しました。

そして、「頼まれてはいませんが、またスーツを着られるならすごく楽しみだわ。」との心境を示しつつも、「そして、もちろん、デイジーは私という人間の大きな部分を占めています。だから、再演したいけど、それについての連絡は受けていないんです。」と語りました。

つい最近、「エージェント・オブ・シールド」でクロエ・ベネットさんと共演したコールソン役のクラーク・グレッグさんメリンダ・メイ役のミンナ・ウェンさんボビー役のエイドリアンヌ・パリッキさん達もそれぞれのインタビューにて再演の意志を示していました。

数年前に遡ってジェマ・シモンズを演じたエリザベス・ヘンストリッジさんも再演を希望しましたが、フィッツを演じたイアン・デ・カーステッカーさんは困難続きだったフィッツの物語がラストで一定のハッピーエンドを迎えられたことで「台無しにしたくない」と再演に否定的な姿勢を見せています。

クロエ・ベネットさんは以前から「シークレット・インベージョン」への出演に関する噂を否定し続けており、今回も同様の姿勢を見せましたが、過去には度々MCUでの再演をほのめかす言動などもあり、その真相は不明。一部のファンは「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」公開前のアンドリュー・ガーフィールドさんのように、サプライズのために矢面にたって嘘をついているとも考えています。

6月配信予定の「シークレット・インベージョン」はすでにいくつかのトレーラーが公開されており、今作のヴィランとされるスクラル人は今までのスクラルにはなかったスーパーパワーの一部を予告内で披露しています。

その一方で今作には今のところウォーマシンのアーマーを着ていないジェームズ・ローズを除けばスーパーヒーローの存在がなく、スクラルの脅威に対してフューリーが銃を一丁取り出すのみが唯一の対抗手段になっています。

スクラルに対抗するためにフューリーはS.H.I.E.L.D.のエージェントたちの力を必要とするのか、それとも別の方法で対処していく事になるのか、その展開には注目となりそうです。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」は全話ディズニープラスにて配信中、ドラマ「シークレット・インベージョン」は 2023年6月21日 にディズニープラスで配信予定です。

ソース:Chloe Bennet Breaks Down The Emotional Turmoil Of Dave On FXX Season 3