ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」撮影再開か ─ ロケ現場の写真が公開

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で映像業界も大きく遅延する現状となっていましたが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の撮影再開が今週から始まるという報が数週間前からささやかれていました。

そして昨日、スクーパーの Atlanta Filming がInstagramを更新。撮影セットの動画が2件と、謎のクモのようなメカの写真が公開されました。

クモについては車ほどの大きさがあるという事で、メカに強いヴィランが登場するのでしょうか?

「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」はアトランタでの主要な撮影を終えながらも、チェコでの撮影のために移動した直後に新型コロナウイルスの影響を受け生産が中断、キャスト及びクルーは帰国する事態となっていました。本来は2020年8月に配信予定でしたが遅延し、現在新たな配信時期は公式発表されていません。多くの海外メディアは2020年の年末から2021年の年明けごろの配信開始と予想しているようです。

エリザベス・デビッキさんはアイーシャとしてMCUに戻りたい

女優のエリザベス・デビッキさん海外メディアcomickbookとのインタビューの中で、アイーシャ役として次の映画にも出演したいことを明かしました。

デビッキさんは2017年公開のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」で惑星ソヴリンの女王アイーシャとして登場。劇中ではガーディアンズへの復讐のためにアダムを生んだ所で終了しました。

インタビューでは「私はアイーシャが大好きです。彼女を演じるのが本当に大好きで、みんなやジェームズ(監督)と一緒に映画を作るのが好きでした・・・それは私にとって本当に楽しい仕事でした。だから私はそう思います。彼女の金色の王位と金色のドレス、準備万端で待っています。ほんの少しの間でも、針の一筋ほどの時間だけでも続編に戻りたいです」と語りました。

©MARVEL

ガーディアンズシリーズのジェームズ・ガン監督はSNSで積極的にファンと交流する監督のひとりで、続編について他作品よりは比較的に情報が出ていますが、アイーシャについての言及は今の所ありません。現在のところはロケットに焦点があてられる物語とされています。

コミックでのアダム・ウォーロックは悪の科学者集団エンクレイブによって生み出されましたが、アダムは逆らって基地を破壊、逃亡、そしてソウルジェムを入手。その後はインフィニティ・ガントレット事件で反サノス軍のリーダーとなり宇宙を守るのに一役買いました。

コミックの事を考えるとアイーシャの運命はなんとなく察してしまいますが、続編で戻ってくるのでしょうか。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の3作目はジェームズ・ガン監督のTwitterによると 「私が居ない状態で撮影してるのでなければ、2021年の後半まで劇場に出ることはないよ」との事です。

ソース:Elizabeth Debicki Wants More Ayesha in Marvel’s MCU

スカーレット・ヨハンソンさん、インフィニティ・ウォーの撮影前にエンドゲームの結末を予期していたことを明かす

ブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフを演じるスカーレット・ヨハンソンさんが、エンパイアマガジンとのインタビューで、映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」と「アベンジャーズ/エンドゲーム」での出来事について語りました。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のこの2作品はもともと前後編として制作される予定で連続撮影されていましたが、後に改題し別のサブタイトルがつけられての劇場公開となりました。

インタビューではインフィニティ・ウォーの撮影前に「ケヴィン・ファイギ(マーベル・スタジオのボス)が電話で ”今は明らかに大きな犠牲と損失が生じる場所にいる” と言いました。それについては予想も出来ていましたし、おかしなことでもありませんでした。悲しくはありましたが、理にかなっていました。しかし電話を切った後に ”そうか、私のことだ” と思いました」と明かしました。

そして「そのことについて整理するのに1分ほどかかりました。ほろ苦い感覚でしたが、ショックではありませんでした」とコメントしました。

2010年公開の映画「アイアンマン2」でブラックウィドウが登場して以降、10年ほどかけて演じてきたキャラクターの終幕に様々な思いが駆け巡り、ほろ苦さを感じずにはいられなかったのでしょう。

エンドゲームにおいて、ついにナターシャが戻ってくることはありませんでしたが、ブラックウィドウの活躍の場はまだ残されています。それが11月公開予定の単独映画1作目となる「ブラックウィドウ」です。

「ブラックウィドウ」は時系列的に「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」と「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の間にフォーカスした作品。政府に追われながらナターシャが何をしていたのかを描いた作品となっています。

すでにシリーズ化の噂もあるブラックウィドウ。そして新たに登場するナターシャの妹エレーナの存在が加わり、今後のMCUにおけるブラックウィドウがどうなるのか、注目が集まっています。

映画「ブラックウィドウ」は 2020年11月6日 日米同時公開予定です。

ソース:Scarlett Johansson knew Black Widow’s Endgame fate before Infinity War

ユニクロから新たなUTコレクション「マーベル・ユニバース」が発売

マーベルとアパレルブランドのユニクロのコラボウェアとなるUTコレクション「マーベル・ユニバース」が発売となりました。公式概要では「マーベルが誇るヒーローとダークヒーロー。二者を1枚のUTで表現した画期的なコレクション」とされており、1着の中で二者のキャラにフォーカスしています。

Tシャツ

スウェットプルパーカー

公式説明では「マーベルには、私たちに勇気を与えてくれるヒーローだけでなく、常に私たちを惹きつける悪役など多くの魅力的なキャラクター達が揃っています。このコレクションはマーベル・ユニバースの明るい面と暗い面を組み合わせてその魅力を表現しています。」とされています。

ユニクロの公式サイトでチェック

ドラマ「ミズ・マーベル」の監督に「バッドボーイズ」コンビ ─ 出演俳優の名前も

ディズニープラスで配信予定のドラマ「ミズ・マーベル」の監督として、映画「バッドボーイズ フォーライフ」のアディル・エル・アルビ監督とビラル・ファラー監督の2人が採用されたと海外メディアのThe Directが報じました。

記事内では少なくとも1エピソード以上を制作するとも伝えています。「ミズ・マーベル」については映画 「キャプテン・マーベル」のアンナ・ボーデン&ライアン・フレック監督も起用されていると報じられた事があり、エピソードごとに監督が違う形式を取ると見られています。

また、The Directの別の記事ではジャスジット・ウィリアムズさんが主人公カマラの親友であるブルーノ・カレッリ役を、サーガル・シェイクさんがカマラの兄アーミル役を演じると報じています。

主人公であるミズ・マーベル/カマラ・カーンを演じる女優さんについてはまだ話しが出てきていませんが、着実に制作は動き出しているようです。

ドラマ「ミズ・マーベル」はディズニープラス独占配信で、配信時期は2022年後半から2023年前半あたりと予想されています。

ソース: Adil El Arbi and Bilall Fallah Set to Direct Ms. Marvel Disney+ Show (Exclusive)

Ms. Marvel: Jasjit Williams and Saagar Shaikh in Talks for MCU Disney+ Series (Exclusive)

「エージェント・オブ・シールド」の小道具オークション、シーズン4ギャラリーが公開

先日ご紹介した11月開催予定の「エージェント・オブ・シールド」の小道具オークションのプレビューギャラリーがシーズン4まで更新されました。

シーズン4でも各種衣装に加え、デイジーのヒドラID、エイダが使用していたレーザーグローブ、フレームワーク内のコールソンが持っていたフラガールの人形や、コールソンの義手までもがラインナップ。印象的なアイテムがずらりと並んでいます。

©MARVEL,abc,propstore

オークションに出品されるアイテム数は500を超え、コールソンのスーツ、デイジーの戦闘服やドレス、マックの象徴的なショットガンアクスなどなど、劇中で見たことのあるアイテムが勢揃いしています。

また、登録するだけで抽選で5人にS.H.I.E.L.D.やヒドラのパッチが当選するキャンペーンも実施中。

参加希望の方は公式サイトの説明および規約をご確認ください。

公式サイト

 

ブリー・ラーソンさん、「アイアンマン2」や「マイティ・ソー」のオーディションを受けていた事を明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でキャプテン・マーベル/キャロル・ダンバースを演じるブリー・ラーソンさんが自身のYoutubeチャンネルで、過去にオーディションを受けたものの役を入手できなかった作品を明かしました。

2008年から2009年にかけて受けたオーディションの一部として約30作品もの名前を上げ、その中には同じくMCUの映画「アイアンマン2」や「マイティ・ソー」も含まれていました。

MCU以外でも「トランスフォーマー」や「アバター」などの大作オーディションを受けたものの不合格。とにかくたくさん受けたので何を受けたのかも覚えていないと当時の苦労を覗かせました。また、日本でも人気のシットコム「ビッグバン・セオリー」のオーディションを受けていたことも明かし、爆笑してしまう一面も見せました。

ラーソンさんが主演を務めた「キャプテン・マーベル」は世界中で大ヒットを記録し、MCUファンにとってラーソンさんはキャプテン・マーベルこそ適任。しかしオーディションの結果が変わっていれば、ブラックウィドウやジェーン・フォスターは別のビジュアルになっていたかもしれません。

映画「キャプテン・マーベル」は次回作が 2022年7月8日 に公開予定。監督にはニア・ダコスタさんが起用されたと報道され、来年にはイギリスで撮影が開始されると言われています

ソニーがTVシリーズ向けに「シルク」を開発中であると報じられる

ソニーがスパイダーマンを中心とした独自のユニバースを積極的に映像化展開していく中、ストリーミングサービス向けに「シルク」を開発中であると海外メディアのDeadlineが報じました。

記事によると、ストリーミングサービス向けのマーベル・スイート・オブ・プログラミングはAmazonが交渉中とのこと。また、「シルク」には同時に複数のキャラクターが制作される可能性もあるとのことです。脚本はローレン・ムーンさんが担当し、フィル・ロードさん、クリス・ミラーさん、そして元ソニー・ピクチャーズのエイミー・パスカルさんがエグゼクティブプロデューサーを担当しているとしています。

シルクとは

©MARVEL

シルクは2014年の「アメイジング・スパイダーマン」#4でダン・スロットさんとハンベルト・ラモスさんの手によってデビュー。

シルクことシンディ・ムーンはピーター・パーカーの同級生で、ピーターと同じクモに噛まれた事によりスパイダーマンと同様の能力を持っています。同様でありながら全てのスペックにおいてシルクのほうがスパイダーマンを上回っており、例えばシルクのウェブは10本の指先それぞれから放出されるため、スパイダーマンよりも強靭となっています。

ディズニー&マーベル・スタジオ、「ブラックパンサー2」の計画を再検討か

先日、映画「ブラックパンサー」の主演チャドウィック・ボーズマンさんが急逝し、世界中のファンや同業者が驚き、悲しみに暮れました。

海外メディアのハリウッド・レポーターはチャドウィック・ボーズマンさんの死去を受け、ウォルト・ディズニー社とマーベル・スタジオが今後のシリーズについて話し合いをしていると報じました。

記事によると、マーベル・スタジオの代表ケヴィン・ファイギ氏がボーズマンさんのがんについて知らされたのは彼の死の数時間前だったとの事。そしてボーズマンさんも「ブラックパンサー2」の撮影のために9月からトレーニングを始めることを計画していたそうです。

ボーズマンさんの突然の死の悲しみのあと、ディズニーとマーベル・スタジオは「ブラックパンサー」シリーズの再検討を余儀なくされたと記事は伝えています。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の今後を考えると、ブラックパンサーというヒーローは大きな要素となるキャラクター。

ブラックパンサー、及びワカンダという国はドクタードゥーム、ノーマン・オズボーン(グリーンゴブリン)、ネイモアといったキャラクターとも関連性が深く、そのどれもがフェーズ4以降での登場が囁かれているキャラクター。

「ブラックパンサー2」を制作するのであれば、ひとつは主演のリキャスト、もうひとつはブラックパンサー及び国王のポジションを誰かに継承させる必要があります。コミックの事を考えると妹のシュリが国王となりブラックパンサーとなるエピソードがあるので不自然とは言えませんが、それでも予定していたストーリーとは異なるものになるでしょう。

「ブラックパンサー2」の予定変更は、制作が完了していると思われる「ブラックウィドウ」「エターナルズ」をのぞいたフェーズ4以降に大きく波及して来るかもしれません。

映画「ブラックパンサー2」は現在のところ 2022年5月6日 の全米公開が予定されています。

ソース:Disney Grapples With How to Proceed on ‘Black Panther’ Without Chadwick Boseman

クロエ・ジャオ監督「映画版エターナルズは日本の漫画にルーツがある」

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)シリーズに初登場となるチームを描く映画「エターナルズ」の監督クロエ・ジャオさんが、映画製作の上で日本の漫画に影響を受けていることをインタビューで語りました。

海外メディアハリウッド・レポーターのインタビューの中でジャオ監督は「私は深くて強い漫画のルーツを持っています。それらの一部をエターナルズに取り入れました。そして東洋と西洋の融合のさらなる先を楽しみにしています。」と語りました。

コミック通りであれば「エターナルズ」は日本とも関係が深く、主要メンバーのキンゴ・スネンは日本と、とりわけ侍を愛し、16世紀頃から日本で過ごしているヒーロー。飛行能力やコズミックエナジーの操作が出来るにも関わらず、刀による戦闘を好むサムライファイターです。

マーベル・スタジオはコミックになぞらえて映画も多様化を目指しており、黒人ヒーローを主人公とした「ブラックパンサー」や女性を主人公とした「キャプテン・マーベル」といった映画を公開しヒットさせてきました。そして2021年、「エターナルズ」の後にはアジア人を主人公とした「シャン・チー」の公開も控えています。

インタビューの中で具体的にどのような漫画要素が含まれているのかは明かされませんでしたが、日本人の我々には親しみやすい映画となっているのかもしれませんね。

映画「エターナルズ」は 2021年2月12日 に全米公開予定です。

ソース:Director Chloe Zhao Arrives With Early Oscar Contender ‘Nomadland’ and Next Year’s ‘Eternals’: “It’s a Bit Surreal”