「ビッグ・ヒーロー・シックス」のMCU参入の噂をディズニーが否定と報じられる

昨日多くの海外メディアが取り上げた「ビッグ・ヒーロー・シックス」のヒロ・タカチホとベイマックスがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に導入されるとの噂話について、ディズニーが否定したと海外メディア Variety が報じました。

記事によると Variety はスタジオの複数の情報筋に確認を取った所、噂は否定されたとしています。

これに対していくつかの海外メディアは、「バラエティは信頼度の高いメディアであるから、噂が否定されたことは真実だろう」とする一方で「スタジオが噂についてコメントすることは極めて異例だ」とし、このまま単なるデマとして終わることに懐疑的な見解を示しています。

チームのデビューは1998年の「サンファイアとビッグ・ヒーロー・シックス(Sunfire & Big Hero 6)」で、X-MENのメンバーでもある日本人スーパーヒーロー、サンファイアに、シルバーサムライ、ベイマックス、ゴーゴートマゴ、ヒロ・タカチホ、ハニーレモンの計6人で活動をはじめました。

「広島と長崎への原爆投下によって被害を受けた日本は核兵器を廃絶し、その代わりに自国を守る手段として超能力を持つ人間を集め、ビッグ・ヒーロー・シックスを結成した」という設定で当初はギリ社を基地としていましたが、のちに日本の「クール・ワールド・アミューズメント・パーク」を司令部にし、数々の敵と戦いながら日本を守っているチームです。

アニメ映画「ベイマックス」では主人公ヒロ・ハマダ(コミックでのタカチホ姓より改変)が亡くなった兄タダシ・ハマダをベースにベイマックスのAIを作成しましたが、映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」のイースターエッグではトニー・スタークのもとにタダシのAIメモリが存在していました。ヴィジョンのためにJ.A.R.V.I.S.を使ったため新たなパートーナーAIとしてフライデーを起動するシーンで、画面左下にはTADASIのAIメモリが確認出来ます。

©MARVEL,Disney

果たして日本のヒーローチームのMCUデビューは真実となるのか、デマで終わるのか、今後の情報に注目です。

ソース:‘Big Hero 6’ Characters Aren’t Making Live-Action Debuts in Marvel Cinematic Universe

MCU版スパイダーマン3の写真とともにキャストがタイトルをリーク? ─ 新たな形の情報戦が始まる

ソニー・ピクチャーズが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン」シリーズの最新作が、今年の年末公開に向けて現在作成中です。本作で主人公ピーター・パーカーを演じるトム・ホランドさんと、親友ネッド役を演じるジェイコブ・バタロンさんが劇中の写真を公開し、それに加えて3作目のサブタイトルのロゴ画像をリークしたと話題になっています。

これまでは「ホームカミング」、「ファー・フロム・ホーム」とサブタイトルがつけられており、3作目のタイトルにホームがつくのかどうかなど様々な憶測が飛び交っている中、ホランドさんとバタロンさんは劇中写真とともにロゴ画像も自身のSNSにて公開。

ホランドさんは「スパイダーマンの新作タイトルを発表できることに興奮しています。今までの成果を見るのが待ち遠しいよ。アトランタから愛を込めて」と2枚めには「スパイダーマン:フォーン・ホーム」のロゴを添付。

一方バタロンさんは「新作映画のタイトルを発表することに興奮しています 右にスワイプして大公開!🤩😝😱映画からの限定スチルもお楽しみに!おまけのプレゼントです」「スパイダーマン:ホーム・レッカー」と書かれたロゴを公開しました。

両者が公開したロゴはまったく異なるため、どちらかが真実、おそらくは両方フェイクである可能性が高いと考えられます。

トム・ホランドさんはネタバレ王子と呼ばれるほど、MCUでは要注意人物の一人。過去にホームカミングの内容をネタバレしたことから始まり、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のポスターをリークしたことなど、数々のネタバレをやらかしてきました。

ホランドさんが声優をつとめたアニメ映画「2分の1の魔法」のインタビューの際には「ネタバレしない方法を学んだ」と発言していましたが、今回の手口はその一つかもしれません。

MCU版の映画「スパイダーマン」三作目は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」よりジミー・ウーのポスターが公開

現在配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」より、ジミー・ウー捜査官にスポットを当てたキャラクターポスターが公開されました。ジミーのポスターは2000年代をベースにしたエピソード7をフィーチャーしたものになっています。

©2021 MARVEL,Disney

ポスターには「SIGNAL IS SO CLEAR, THERE IS NO COMPETITON」と書かれており、これまでのキャラクターポスターに書かれているシグナルとは何を指すのか、議論を呼んでいます。

コミックのジミー・ウーはアジアンヒーローチーム「エージェント・オブ・アトラス」の中心人物。映画化自体が決定しているわけではありませんが、マーベル・スタジオのボス、ケヴィン・ファイギ氏はブラックパンサー、ファルコンのような黒人ヒーローに続いて、公開を控えているシャン・チーを軸としたアジアンヒーローをMCUに投入していきたい考えを以前にコメントしていたため、ジミーは今後も要注目のキャラクターとなっています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/comic-aero-1-released/”]

ドラマ「ワンダヴィジョン」毎週金曜日新エピソードが配信中、次回第8話 は 2021年2月26日 17時よりディズニープラスで配信開始です。

【噂話】MCUにビッグ・ヒーロー・シックスからヒロとベイマックスが参戦?

ディズニーとマーベル・スタジオがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の世界にヒーローチーム「ビッグ・ヒーロー・シックス」からヒロとベイマックスを導入することを計画していると、海外メディアの Disinsider が報じました。

記事によるとチームのうちヒロとベイマックスの二人の登場が期待出来るとし、ドラマ「シークレット・インベージョン」、映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」「エージェント・オブ・アトラス」(ジミー・ウーが設立したアジアンヒーローチーム、実写化の発表はありません)で登場する可能性が高いと伝えています。

「Big Hero 6」(邦題:ベイマックス)はマーベル・コミックが原作で、2014年にディズニーからアニメーション映画がリリースされ、興行収入は6億5,000万ドルを超えました。

しかしこの映画は原作コミックとは大きく改変され、特にベイマックスはまったく原型のないデザインとなっていました。今回の報道では、どちらのタイプのベイマックスがMCUに登場するのかは分からないとの事です。

左がデビュー時右が近年のコミック、下段がアニメ映画のものです。

© MARVEL,Disney

映画「ベイマックス」と関連する短編アニメは現在ディズニープラスで配信中です。

ソース:Marvel Studios Reportedly Planning Big Hero Six Characters For MCU Debut

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の新たな公式フォトが公開

3月から配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の新たな写真がディズニープラスおよびマーベル・スタジオから公開されました。配信開始まで一ヶ月をきり、ポスターやトレーラーなども続々と公開されています。

©2021 MARVEL,Disney

ドラマ「ワンダヴィジョン」でもソコヴィア協定がまだ効力を持っているようでしたが、サムとバッキー、そしてシャロンはどこに属して活動しているのでしょうか。

「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の公式あらすじは以下の通り。

舞台は『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界。キャプテン・アメリカから盾を受け継いだファルコンだが、その称号を自身が担うには重すぎるものだと考え始める…。絶対的ヒーロー、キャプテン・アメリカを失った今、世界中の人々の希望の星となるのは一体誰なのか…?

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は 2021年3月19日 よりディズニープラスにて配信予定です。

ソース:The Falcon and the Winter Soldier: New Images Tease Captain America Mantle, Gun Fight & More

ドラマ「ワンダヴィジョン」第7話の挿入歌「〇〇のテーマ」の公式ミュージッククリップが公開

ディズニープラスで配信中のドラマ「ワンダヴィジョン」のエピソード7「第4の壁を破って」の中でとある人物の告白と共に劇中に挿入された曲「〇〇 All Along」(邦題:〇〇のテーマ)のミュージッククリップがワンダヴィジョン米公式Twitterでシェアされています。

※これは公式のツイートではありますが、ドラマ「ワンダヴィジョン」に関する強度なネタバレでもありますので、名前の部分は〇〇として伏せさせて頂きました。未見の方はこの先ご注意ください。

「ワンダヴィジョン」の音楽は映画「アナと雪の女王」の主題歌を担当したことで知られるロバート・ロペス&クリステン・アンダーソン=ロペス夫妻が担当している事もあり、とてもキャッチーな音楽に仕上がっています。

執筆時点では米国のワンダヴィジョン公式アカウントで英語版が共有されているのみで、日本のディズニープラス公式等で吹替版は公開されていません。

ドラマ「ワンダヴィジョン」毎週金曜日新エピソードが配信中、次回第8話 は 2021年2月26日 17時よりディズニープラスで配信開始です。

ソース:WandaVision: Disney Officially Releases “Agatha All Along” Music Video

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」ファイナルシーズンの字幕付き予告が公開

2020年の夏に米国で放送を終えたABCの人気ドラマシリーズ「エージェント・オブ・シールド」のファイナルシーズンの日本語字幕付きトレーラーが公開されました。今週、2021年2月26日よりDisney+(ディズニープラス)にて日本配信を控えています。

本シリーズは2013年より米放送を開始し、シーズン7をもって幕を閉じました。ファイナルシーズンでは時空を超えた冒険を行い、チームの最終ミッションへと挑むことになる他、ドラマ「エージェント・カーター」とのクロスオーバーも行われました。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」ファイナルシーズンは 2021年2月26日 よりディズニープラスで配信開始です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」、他にも魔女は存在する? ─ 鍵を握るのは花

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」が残す所あと2話となり、マキシモフ事変の真実に近づきつつある中、ファンの考察はあとを絶ちません。そんな中、とある説がSNS上で話題になっています。

※これより先はネタバレを含む可能性があります。ご注意ください。

映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」でマリア・ヒルから魔女と呼ばれた本作の主人公ワンダに続いて、先週配信されたエピソード7では「おせっかいな隣人」だったアグネスが、「魔法を使う女はこの町で自分だけだと思ってた?」と自身が魔女アガサ・ハークネスである事を明かしました。

ワンダの魔法は赤色で描写される一方で、アガサの魔法が紫色で表現されていることは以前にイースターエッグの記事でもお伝えしましたが、実は彼女たちの庭先にはそれぞれの色の花が咲き誇っている事がわかります。

©2021 MARVEL,Disney

そして、エピソード7にはもうひとり、花にフォーカスを当てていた女性がいました。それが久しぶりの登場となったドッティで、黄色のバラが印象的でした。

フィル・ジョーンズの妻であり、「町内会の女王」と呼ばれたドッティはエピソード2でフォーカスされて以降は鳴りを潜めていましたが、今回一瞬の登場にも関わらず話題を呼んでいます。

花の色と魔法のオーラがリンクしていると考えれば、ドッティは黄色のオーラで表現される魔女という事になり、コミックではアルカンナ・ジョーンズという魔女が該当するのです。

©2021 MARVEL,Disney

アルカンナはヒーローチーム「スコードロンスプリーム」のメンバーであり、ヴィランではありませんが彼女のパワーは魔法として表現されています。ジョーンズ姓が一致するのも奇妙なポイントです。

しかしながら実際にドッティがアルカンナである可能性は低く、制作側の遊び、単なるイースターエッグである可能性のほうが高いと考えられます。

というのもMCUフェーズ4、フェーズ5では新チーム「エターナルズ」が登場しますし、ヤングアベンジャーズの駒が揃いつつある他、ヴィランチームへの言及も考えられているため、スコードロンスプリームまで登場されられるのかという問題があるからです。

果たしてドッティは、ヒーロー、ヴィラン、あるいはただの町人、どれに属するのでしょうか。残る2話で明かされる事になるでしょう。

ドラマ「ワンダヴィジョン」毎週金曜日新エピソードが配信中、次回第8話 は 2021年2月26日 17時よりディズニープラスで配信開始です。

ソース:Obscure WandaVision Detail Could Prove Dottie’s Identity

映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」2021年夏に撮影開始か ─ キャスト2名が示唆

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン」シリーズの3作目となる「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」の撮影開始が迫っていることが判明しました。ワスプ/ホープ・ヴァン・ダイン役を務めるエヴァンジェリン・リリーさんと、初代アントマン/ハンク・ピム博士を演じるマイケル・ダグラスさんがそれぞれ自身のSNS上で明かしました。

エヴァンジェリー・リリーさんは自身のInstagramにてMCUファンのためにQ&Aセッションを行い、「2021年夏に撮影をはじめます!」とコメントをしました。

マイケル・ダグラスさんも同様に自身のInstagramにて、撮影開始時期について尋ねられ「私の知る限りでは、今年中に撮影を開始する予定です。」とコメントしました。

「アントマン3」に関して主人公スコットの娘、キャシー・ラングがスタチュアとしてヒーローデビューすることが明かされている他、新たなスーパーヴィランである征服者カーンが登場することが明かされています。カーンは主にファンタスティック・フォーのヴィランですがタイムトラベルやマルチバースに関係が深く、サノス同様マーベル・ヒーロー全体の敵でもあるため複数の作品にわたって対峙する相手と考えられています。

映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」の公開日は公式には発表されていませんが、マイケル・ダグラスさんやミシェル・ファイファーさんは以前に2022年であることをSNS上で発信し、削除したことがあります。

ソース:Ant-Man and the Wasp: Quantumania Star Evangeline Lilly Confirms Filming Start Date

「スター・ウォーズ」レイ役デイジー・リドリーさん、スパイダーウーマンを演じたいと語る

「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」で主人公レイを演じたデイジー・リドリーさんが、ソニー・ピクチャーズが制作するマーベルのスパイダーマン映画シリーズでスパイダーウーマンを演じたい事を明かしました。

ソニー・ピクチャーズはスパイダーマンフランチャイズの中で「ヴェノム」や「モービウス」とは別に女性が主体の映画を開発していると以前に報じられ、その際は「スパイダーウーマン」の制作にオリヴィア・ワイルド監督を起用し、「トゥーム・レイダー」で主演を務めたアリシア・ヴィキャンデルさんに興味を持っていると伝えられました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/sony-spider-woman-spinoff-movie-rumor/”]

その噂が報道されたときに、スパイダーウーマン/ジェシカ・ドリューにふさわしい女優としてファンに選ばれたのはデイジー・リドリーさんでした。

USAトゥデイのベストセラー作家サリア・ウィルソンさんは、リドリーさんとトム・ホランドさんが共演する2021年公開予定の映画「カオス・ウォーキング」のインタビューの中で、この話題についてリドリーさんに投げかけました。

リドリーさんはインタビューの中で「拡張されていくスパイダーユニバースに確実に参加したい」と心境を明かし、アニメーション映画「スパイダーマン:スパイダーバース」やディズニープラスで配信中のドラマ「ワンダヴィジョン」の大ファンであることを付け加えたとの事です。

制作自体がまだ噂の域を出ない「スパイダーウーマン」ですが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)とは違ってスパイダーマンの実写映画シリーズでは女性ヒーローが登場していません。コミックでは多くの女性スパイダーヒーローが活躍しているため、スクリーンに登場するのも時間の問題だと考えられています。

ソース:Daisy Ridley Wants to Play Spider-Woman in Sony-Marvel’s Extended Spider-Man Universe