アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3の全エピソードタイトルが公開、おおよその話が判明か

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3の全てのエピソードタイトルが公式に公開されました。現地時間の 12月22日 から配信スタートとなるこの番組は、毎日1話ずつ追加され、12月29日 に最終回を迎える予定となっています。

公式SNSによると各タイトルは以下のように。括弧内の邦題はこちらの訳であり、公式のものではありません。

  1. “What If… The Hulk Fought the Mech Avengers?”(もしも・・・ハルクがメック・アベンジャーズと戦ったら?)
  2. “What If… Agatha Went to Hollywood?”(もしも・・・アガサがハリウッドに行ったら?)
  3. “What If… The Red Guardian Stopped The Winter Soldier?”(もしも・・・レッドガーディアンがウィンター・ソルジャーを止めたら?)
  4. “What If… Howard The Duck Got Hitched?”(もしも・・・ハワード・ザ・ダックが結婚したら?)
  5. “What If… The Emergence Destroyed the Earth?”(もしも・・・ザ・エマージェンスが地球を滅ぼしたら?)
  6. “What If… 1872?”(もしも・・・1872年なら?)
  7. “What If… The Watcher Disappeared?”(もしも・・・ウォッチャーが消えたとしたら?)
  8. “What If… What If?”(もしも・・・もしも?)

ぱっと見で分かりにくいのは「ザ・エマージェンス」で、これは映画「エターナルズ」で紹介されたワード。

日本語字幕、及び日本語吹き替えでは「出現」と表現されていたもので、セレスティアルズの誕生の事象を指しており、地球で起きたザ・エマージェンスではティアマットが誕生しそうになった所をセルシたちが食い止めました。今回のアニメではティアマットが誕生していたらどうなっていたかが描かれる事になりそうです。

「1872」は同名コミックがあり、「シークレット・ウォーズ」の一部でもありました。

コミックでは1872年を舞台とする西部劇風の物語で、スティーブ・ロジャース保安官とトニー・スタークが中心人物となり、タイムリーという町の腐敗と恐怖を描いていました。

やはりこのアニメは実写映画の「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」への布石になっているのでしょうか?

最終話のタイトルはなかなか意外でまったく読めないものとなっています。

アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3は 2024年12月22日 よりディズニープラスで配信予定、全8話は毎週ではなく毎日新エピソードが追加され、2024年12月29日 にフィナーレとなります。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、削除シーンよりヌルの隠された能力が判明か、「マダム・ウェブ」は新たな問題が暴露される

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の新たな削除シーンが公開されました。主人公のエディ・ブロックとヴェノムがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の神聖時間軸から自身のユニバースに戻るシーンを描いたものですが、これは邪神ヌルの隠された能力を裏付けているのでしょうか。

映画冒頭に登場するヌルによる次元の穴は、実際にはどこでもドアのようなワープ装置ではなく、タイムマシンのように特殊な空間を介して別のマルチバース同士をつなぐ一種のワームホールのような設定だったようで、この削除シーンでは穴に吸い込まれてから吐き出されるまでの間を描いています。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でドクター・ストレンジたちがマルチバースを横断した際の神秘的な映像と比べると、この削除シーンはなんとも貧相な映像ですが、削除が決まったためにVFXを完成させなかったと思いたい所。

この映像からはヌルはマルチバースに存在するシンビオートの位置を特定し、それに対してこのポータルで干渉する能力がある事がうかがえますが、結局のところ作中での説明はなく、実際にどういう設定なのかは推測の域を出ません。

もっと言えば、そもそも「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」でヴェノムたちがMCUに飛んだ理由もわかっていません。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」ではスパイダーマンがピーター・パーカーである事を知る悪者がマルチバースを越えて吸い寄せられてきたともされており、「ヴェノムはシンビオートのハイブマインドを通じてそれを知っていた」と海外ファンの多くは解釈していますが、そうであれば全シンビオートが吸い寄せらていなければ辻褄があいません。

一部のファンはソニーがマーベル・スタジオを無視して勝手に作った結果、物語がこじれていったとも考えていますが、少なくとも「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の段階ではマーベル・スタジオと話し合いがあったとケヴィン・ファイギ社長が認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/kevin-fiege-comments-venom-2-mid-credit/”]

そうは言っても結局「ノー・ウェイ・ホーム」でヴェノムが活用される事はなく、何も起こらないままソニーに戻された事を考えると、ファイギ社長はソニーをかばっていただけかもしれません。

また、先日はソニーの失敗についての報告書が報道されていましたが、今回、新たに「マダム・ウェブ」に関する関係者の発言が話題に。

海外メディア CBM によると、「『マダム・ウェブ』が支離滅裂だった理由は、映画の制作に入る前にソニーが脚本を数ページカットしたため、第2幕と第3幕で問題が発生した」と言います。

主演のダコタ・ジョンソンさんがソニーの介入を批判し、炎上していた事もありましたが、結局は彼女の指摘が正解だった事がこれで認められる事になるのでしょうか?

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-madame-web-sony-pictures-not-happy-with-dakota-johnson-interview-rumor/”]

せっかく紹介された邪神ヌルが再登場する方法について、ファンは「スパイダーマン4でピーター・パーカーが死に、ヴェノムシンビオートで復活する事でコーデックスが作成され、ヌルがそれをターゲットにアクセス出来るようになるだろう」と考えていますが、ソニー・ピクチャーズの頭の硬い幹部を交換しない限り、実現の可能性は低いかもしれません。

「ヤングアベンジャーズ」の舞台裏写真が公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でアメリカチャベスを演じたソーチー・ゴメスさんが、自身の Instagram を更新し、ディズニーアトラクション向けに制作されたヤングアベンジャーズの舞台裏を公開しました。

5枚目の写真で、アトラクション用の映像の撮影の合間に撮ったと見られる自撮り写真が公開。

写真の奥にはスタチュア/キャシー・ラング役のキャスリン・ニュートンさん、アイアンハート/リリ・ウィリアムズ(ドミニク・ソーンさんらの姿も。

これはディズニーの「ワールド・オブ・マーベル・レストラン」の中で行われる「マーベル・セレブレーション・オブ・ヒーローズ:グルート・リミックス・ショー」のリニューアルされた内容の一環で、11月の時点で明らかになっていました。

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ディズニーのアトラクション内での出来事は実際にはMCUの神聖時間軸ではなく、別のマルチバースという設定になっていますが、少なくともディズニーは彼女たちをチームアップさせる作品を提供していきたい心構えである事を示しているようです。

ただし、MCUの「ヤングアベンジャーズ」は実現しないとも報じられており、実際にどうなるかはまだしばらく様子見となりそうです。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

SSUにスパイディ不在の理由が判明、ソニーはとんでもない勘違いをしていた事が明らかに。救いはMCUに?

ソニー・ピクチャーズが制作した2018年の「ヴェノム」から始まったSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)が一旦終了すると報じられて数日が経過し、海外メディア Variety がこのユニバースにスパイダーマンが登場しなかった理由について、業界関係者の報告書を公開しました。

その報告書によると「2018年の『ヴェノム 』の成功により『スパイダーマンが登場しないスパイダーマンのキャラクターの映画』でも観客が集まるだろうという誤った印象をソニーに与えた」と説明されています。

「ヴェノム」1作目の映画は興行収入8億ドルを越え、当時のソニー・ピクチャーズの歴代映画の中でもトップクラスの売上を記録しました。スパイダーマン抜きでこの記録を出してしまったのが、既に終わりの始まりだったようです。

「これらのキャラクターは、スパイダーマンと対決したため有名になりました」と、エキシビション リレーションズのアナリスト、ジェフ・ボック氏は言います。

「ソニーにとって残念なことに、彼らは『ヴェノム』で成功を味わい、それがすべてを台無しにしてしまったのです。なぜなら、彼らはこれらのキャラクターすべてをスピンオフさせればよいと考えていたからです。ヴェノムはフランチャイズを牽引できるキャラですが、他のキャラはそうではないことに彼らは気づいていなかったと思います。これらの映画にスパイダーマンがいなかったのは致命的な欠陥でした。」

しかしコミックに精通していない幹部がスパイダーマン関連のキャラならなんでも儲かると誤解してしまったと指摘。これに加えて、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のマルチバースが追い打ちになっていると説明しています。

「しかし、スタジオ内には、特に『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』やマーベル・スタジオのプロジェクト『ロキ』、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』がマーベル・マルチバースに明確な境界を確立した後、MCUではない実写映画にトム・ホランド演じるスパイダーマンが突然登場することを観客は受け入れないだろうという雰囲気がありました。」と指摘、ここでもまたひとつ、ソニーが勘違いしていた事が判明しました。

以前からディズニーとソニーの契約で、トム・ホランドさんのスパイダーマンがマーベル・スタジオの同意なしに使用出来ないのではないかとも疑われていましたが、実際にはそんな契約はなく、ソニーの勘違いから来る一方的な自主規制として登場しなかっただけという事も判明。

これについてはMCUと歩調をあわせる事の大変さも加わっています。売上も割合で分割する事を考えると、自社のみでヒットさせられるならそれに越したことはありません。

「スタジオ同士が協力しようとすると、企業間のしがらみが生まれ、本当に大変です。ソニーには柔軟性がありません。彼らは、その中で仕事をしなければならない檻の中にいて、一度に1本のいい映画を作ろうとしているだけです。」

2024年には「マダム・ウェブ」、「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、「クレイヴン・ザ・ハンター」の3本のSSU映画が公開されるも、いずれも興行的には失敗。

ヴェノムはかろうじて多少の利益を出しており、続編制作の可能性はあると指摘されていますが、ソニーはこれらの映画がうまくいっていないことをさすがに認識するようになっており、今後の取り組みについてはより「慎重に」なる可能性が高いと言います。

あるベテランプロデューサーはソニーに対して「皮肉はすぐそばから感じられます。彼らはひたすら作品を作り続けているし、そのように感じます。品質管理などありません。」と述べている。

同様の事は「マダム・ウェブ」の主演を務めたダコタ・ジョンソンさんも苦言を呈していましたが、当時はジョンソンさんが大手メディアに叩かれ、炎上する結果になっていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-madame-web-dakota-johnson-future-plans/”]

SSU映画のどの監督、主演、俳優陣、そして当然ファンもスパイダーマンとの対決を望んでいたにも関わらず、結局はソニー幹部のファン心理とはかけ離れた決断によってその映画は実現せずに終わってしまった事に。

振り返ればソニーはトビー・マグワイアさんの「スパイダーマン」も、アンドリュー・ガーフィールドさんの「アメイジング・スパイダーマン」も計画途中で頓挫させており、3度目の挑戦となるSSUでもシニスター・シックスを実現することが出来ませんでした。

SSU映画の脚本はお世辞にもあまり良いものではありませんでしたが、キャラクターは十分に確立されており、このまま終わってしまうには少々もったいない部分もあります。SSUの終了をインカージョンによるマルチバースの消滅として、彼らの変異体をMCUの神聖時間軸で再利用し、「シニスター・シックス」の映画もMCUとして制作するほうが、ファンにとっては良いのかもしれません。

ソース:Even After ‘Kraven the Hunter’ and ‘Madame Web,’ Sony’s Marvel Movies Aren’t Dead (EXCLUSIVE)

アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3のTVスポットが公開、ホワイトヴィジョンやサノスの姿も

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3のTVスポットが公開されました。30秒の短い動画の中には公開済みのトレーラーにはなかったシーンがかなり含まれており、様々な変異体の登場を予告しています。

動画ではX-MENのストームの新しいシーンが確認出来る他、サノス、ホワイトヴィジョン、キンゴ、シャン・チーらの変異体の姿も紹介されています。

また、トレーラーと同様にウォッチャーの姿が複数確認出来、ウアトゥが観察者としての誓いを破って現実に干渉し、ガーディアンズ・オブ・マルチバースを結成させた事に対する代償を支払う事になる予感をさせています。

「ホワット・イフ」はシーズン3で三部作が完結する事になっていますが、シリーズは独立した物語として展開しつつも、以前にはここで紹介されたキャプテン・カーターが実写化され、ゾンビのエピソードからのスピンオフとして「マーベル・ゾンビーズ」が制作中となっています。

こういった展開と、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」までマルチバース・サーガが続く事を考えると、ウアトゥらの物語はアニメから実写へと舞台をうつして続く事もあるかもしれません。

これまでにシリーズを楽しんで来たファンにも、アニメに興味がなかった人にも注目のシーズンとなりそうです。

以前に報道されたシーズン3のキャストリストはこちら。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-what-if-s3-cast-list/”]

アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3は 2024年12月22日 よりディズニープラスで配信予定、全8話は毎週ではなく毎日新エピソードが追加され、2024年内にフィナーレとなります。

「アガサ・オール・アロング」ではスパーキーが復活する計画があった

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ・オール・アロング」では、ドラマ「ワンダヴィジョン」でアガサ・ハークネスに殺された犬のスパーキーが生き返る予定があった事が明らかになりました。

ショーランナーのジャック・シェーファーさんは、8話のアガサとレディ・デス/リオ・ヴィダルとの戦いの最中にスパーキーが蘇って参戦する脚本が以前にあったとポッドキャストにて語っています。

108(シーズン1の8話)での戦いは戦闘シーンが苦手な私にとって耐え難いものでした。かわいそうな(脚本家の)ピーター・キャメロンは、やりたくなかったあのバトルを何度も演出してくれました。彼は、スパーキーの骸骨が裏庭から現れてみんなと戦うというような、本当に信じられないようなアイデアを思いついていました。でも、彼はいつもキスを正解にしていたし、アガサの死も正解にしていて、それが常に私たちの目指すべき北極星でした。

MCUのスパーキーは登場から退場までが短く、彼がもともとウェストビューに実在した野良犬だったのか、ワンダが魔法で作り出した存在だったのかさえわかっていません。

コミックのスパーキーはヴィジョンの家族、ワンダではなく妻バージニアと息子ヴィン、娘ヴィヴとの一家の隣の飼い犬ジークがヴィジョン家の庭で感電死した際、そのジークの脳波を基にヴィジョンが作り出したシンセゾイド犬でした。

MCUと違って既に死を乗り越えていたスパーキーですが、その後はバージニアによってまた殺され、ワンダがトニー・スタークに頼んでさらにまた生き返っています。

©MARVEL

ここらの流れはヴィジョンのドラマで再現される可能性があり、そうなった場合にスパーキーはラッキー・ザ・ピザ・ドッグ、コスモ・ザ・スペース・ドッグ、グースらと共にMCU版のペットアベンジャーズを結成する機会も生まれるかもしれません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-what-if-s2-deleted-pet-avengers/”]

今はまだウェストビューに埋められているスパーキーですが、今後の再登場に注目です。

ドラマ「アガサ・オール・アロング」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Agatha All Along’s Final Battle Almost Featured This Dead WandaVision Character

「クレイヴン・ザ・ハンター」、初日わずか200万ドルで撃沈、「ブラックパンサー」や「スパイダーマンNWH」のヴィランだったほうが良かった?

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」が現地時間の木曜に北米で公開され、初日の興行収入がわずか200万ドルにとどまったと報じられました。公開前は初週2000万ドル予想でしたが、今回の結果を受けて1300万から1500万ドル予想へと下方修正されています。

CBM によると、当初9000万ドルの予算で始まった「クレイヴン・ザ・ハンター」でしたが、パンデミックとストライキの影響を受けて予算は1億1000万ドルに上昇。これと今回の報告を踏まえて、利益を出すのが難しくなったとも言います。

なお、SSUで興行的失敗とされた「モービウス」は初日に570万ドル、「マダム・ウェブ」は600万ドルを売り上げており、北米のファンの心はすっかり離れてしまっている事を表しているようです。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は赤字を回避し、それなりの記録を達成しましたが、それは海外市場あっての結果であり、北米ではやはりファンの心を掴めずに終わっていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-venom-3-1st-weekend-box-office/”]

2018年、「ブラックパンサー」のライアン・クーグラー監督は映画の公開直後に yahoo UK とのインタビューでクレイヴン・ザ・ハンターをヴィランとして登場させたかったと話していました。

「マーベルファンとしては、すべてのキャラクターを起用したい。でも契約上の問題があることは分かっていました。あのキャラクターはいないんです。クリストファー・プリーストのコミックシリーズはかなり重厚で、ブラックパンサーがクレイヴン・ザ・ハンターと戦う大場面があるんです。」

「私はクレイヴン・ザ・ハンターのほぼすべてのバージョンが大好きでした。だから、『クレイヴンを起用してもいいか?』と聞いたんですが、『いや、クレイヴンは使えない』と言われて『ああ、やれやれ』と思いました。でも、最終的に私たちが作った映画で彼がうまく機能していたかどうかも分かりません。まだ初期の頃のアイデアでした。」

2021年、トム・ホランドさんは「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」がもともとはクレイヴン・ザ・ハンターと対決する映画だったと、Collider とのインタビューで語っていました。

「長い間、物事がうまくいかなかったり、いろいろなことが起こったりして、クレイヴン映画は3作目になる予定でした。ジョン(監督)が私にこのクレイヴン映画を提案してくれて、実際とてもクールでした。」

しかしこれが実現しなかった理由について、ホーム3部作の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんは「ソニーが彼を単独映画で登場させるまでは登場させられないと言ってきた。」と明かしていました。

「クレイヴン・ザ・ハンター」の主演を務めたアーロン・テイラー=ジョンソンさんと、JCチャンダー監督は「クレイヴン2」でのスパイダーマンとの対決を実現したいとし、共演者のアリアナ・デボーズさんも Variety との最新インタビューで「ファンが望むものを見せてあげて欲しい」とコメントしています。

しかしソニーはSSUを一旦終了させる決断をしたとも報じられており、「クレイヴン2」が実現する可能性は現状でほぼゼロに。

頼みの綱はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「スパイダーマン」4~6のいずれかで、「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家がクレイヴン起用を断られた理由自体はなんとかクリアしているため、そちらでの登場にはかろうじて期待出来るかも知れません。

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」は劇場公開中です。

「デッドプール&ウルヴァリン」、ライアン・レイノルズさんがデッドプールの終わりを予告

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」でデッドプール/ウェイド・ウィルソンを演じたライアン・レイノルズさんが、アベンジャーズやX-MENといったチームに参加する計画について言及しました。

海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューでチームへの参加についてレイノルズさんは次のように述べています。

デッドプールは、X-MENやアベンジャーズと一緒に登場するのはとてもうまくいくと思いますが、彼は常にアウトサイダーであり続ける必要があります。彼の究極の夢は、受け入れられて評価されることだ。しかし、彼は受け入れられることができません。ユーモアで羞恥心をそらすという彼の対処法は、自分の至らなさの数々をごまかすために使われて初めて機能するんです。もし彼がアベンジャーズやX-MENになるとしたら、それは彼の旅の終わりです。

実際問題、コミックのデッドプールは本家アベンジャーズに加入した事はなく、X-MENへも仮参加の研修生どまりであり、常にアベンジャーズとX-MENの後継チームのメンバーとして活動してきました。

今後の映画で肩を並べて戦う事はありえると考えられていますが、チームに参加するとなればそれはデッドプールの終着地点となってしまうとレイノルズさんは説明しました。

レイノルズさんはデッドプールの今後に関して、「今のところ、お知らせできる最新情報はありません」としつつ、「しかし、私はケヴィンと(マーベルの重役の)ルー・デスポジートを心から信頼しています。デッドプールの最も好きな性格的特徴は、彼がファンボーイだということです。彼の熱意とチームの一員になりたいという願望は、私にとって本当に魅力的です。これは彼の包括的な願望実現の物語なのです。」とコメントしました。

ライアン・レイノルズさんは最近のインタビューで「デッドプール」単独映画の続編の難しさについて語り、当面は脇役として別のキャラの映画に登場する事を予告しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-ryan-reynolds-react-to-sequel/”] [nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-ryan-reynolds-tease-future/”]

デッドプールの再登場の舞台として有力視されているのは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」、それにX-MENのリブート版ですが、その他、ハルクの噂のプロジェクトなどでの再登場も期待されています。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Ryan Reynolds Multitasks Like a Mofo

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、ヘイリー・アトウェルさんも参加、クリス・エヴァンスさんの役に関する新情報も

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」にヘイリー・アトウェルさんが出演する事が明らかになりました。先日はキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースを演じてきたクリス・エヴァンスさんが出演するとも報道されており、マーベルのビッグカップルが再びスクリーンに登場するのかもしれません。

情報元の Deadline によると、ヘイリー・アトウェルさんはエージェント・カーターを再演するとの事で、記事の執筆者の理解度にもよりますが、文面通りであれば盾を持っているキャプテン・カーターを再演するわけではないようです。

また、カーターとは切っても切れない関係であるスティーブ・ロジャース再登場の可能性について、ジェフ・スナイダー氏はクリス・エヴァンスさんがノーマッド(ノマド)として登場するようだと言及。

ノーマッドというキャラクターはコミックで数人のキャラクターが名乗ってきた名前ですが、もともとはスティーブ・ロジャースがキャプテン・アメリカのコスチュームと称号を捨てた後に別のアイデンティティとして名乗り、活動してきた際の名前でした。

かつてはMCUでこのドラマが開発されているとも噂され、MCU版では「アベンジャーズ/エンドゲーム」のラストでスティーブ・ロジャースがインフィニティ・ストーンを過去に返しに行く旅を描くともされていました。

数年後にこの計画は破棄されたと報じられつつも、後日、まだかろうじて継続中ともされていましたが、最近では音沙汰がありませんでした。

この噂の計画のノーマッドが登場するとなれば、それはエンドゲームでサノスと戦い、サムに盾を渡した老人スティーブと同一人物という事になりそうですが、現時点で2つの噂を完全に結びつけてしまう事は出来ません。

「ドゥームズデイ」でスティーブ・ロジャースとペギー・カーターがどのような活躍をしてくれるのか、続報があり次第またお伝えする事になります。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:‘Avengers: Doomsday’: Hayley Atwell Reprising Agent Carter Role In Marvel Studios Pic

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」、スペシャルルックが公開

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」のスペシャルルック動画が公開されました。1分間の動画では本作の真の黒幕だと考えられているザ・リーダーの存在をこれまでよりも少しアピールしています。

動画の30秒過ぎでサムが「誰かが全ての糸を引いている。」と言ったあと、「キャプテン・アメリカ、お前はこれが何なのかわかっていない。」と、2008年の「インクレディブル・ハルク」以来、17年ぶりの再登場するサミュエル・スターンズを再演するティム・ブレイク・ネルソンさんの声が挿入されています。

UK版のスペシャルルックはこの1分の映像に過去の映画の映像と、これまでに公開された予告のシーンを繋げた2分を越えるエクステンデッド版になっています。

しかし、ザ・リーダーはコミックの見た目とは随分違うのではとも考えられており、コアなコミックファンはやや不安になっているようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-captain-america-bnw-the-leader-funko-looks/”]

直近のMCU映画という事もあってか、Fandangoの観客期待の2025年映画ではトップにランクインしました。

これまでにいくつかの不安材料も報じられてきた本作ですが、新生キャプテン・アメリカは今後のアベンジャーズをリード出来る存在になれるのか注目です。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」はアンソニー・マッキーさんが主人公キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを続投する他、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からダニー・ラミレスさん演じるホアキン・トレス、カール・ランブリーさん演じるブラック・キャプテン・アメリカ/イザイア・ブラッドリーが再登場。

その他、ヴィランとして映画「インクレディブル・ハルク」よりティム・ブレイク・ネルソンさん演じるザ・リーダー/サミュエル・スターンズが再登場し、故ウィリアム・ハートさんに代わってハリソン・フォードさんがサディアス・”サンダーボルト”・ロスとして登場。

また、リヴ・タイラーさんが撮影現場で目撃されており、サディアスの娘ベティ・ロスを「インクレディブル・ハルク」ぶりに再演すると見られています。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 、日米同時に劇場公開予定です。