映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は米国Starz、欧州HBO Maxでサブスク配信へ

ソニー・ピクチャーズのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の劇場公開から約2ヶ月が経過し、その舞台を映画館からオンラインへと変える時期が近づいて来ています。そんな中、海外メディア Deadline は北米ではStarz、欧州ではHBO Maxで配信されると報じました。

記事によると、ソニーピクチャーズテレビジョンとワーナーメディアは、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」や「ゴーストバスターズ:アフターライフ」 などを中央東ヨーロッパのHBOMaxとHBOチャンネルで視聴できるコンテンツ契約を延長したとのこと。

今の所、米国でのディズニープラス上での配信は報じられていません。また、日本でのサブスク配信プラットフォームは現時点で不明です。

昨年4月には海外メディア Variety がディズニープラス上でソニーのマーベル映画が視聴可能になると報じましたが、一年近く経過した今でも動きがないようです。

今後新たな3部作の制作も発表されているスパイダーマンですが、ディズニープラスに登場する日は来るのでしょうか?

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は劇場公開中です。

ソース:Sony Pictures Television & WarnerMedia Extend CEE Content Deal, Includes ‘Spider Man: No Way Home’, ‘Ghostbusters: Afterlife’ And Others

映画「ソー/ラブ&サンダー」にバステト女神が登場する事が判明

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー/ラブ&サンダー」にバステト女神が登場する証拠を見つけたと、海外メディア Cosmic Circus が報じました。バステトはエジプト神話に登場する黒猫姿の女神で、ワカンダで信仰されているブラックパンサーの女神バーストと同一視されている神様であり、ドラマ「ムーンナイト」に登場するエジプトの月神コンシューの異母兄弟にあたる神様です。

記事によると、黒人女優の Akosia Sabet さんの Showcast ページの出演作リストの中には「長編映画:ソー/ラブ&サンダー ロール:バステト プロダクション:マーベル 監督:タイカ・ワイティティ」と記されているとの事。この情報が公式なものかは不明としつつも、可能性はかなり高いと伝えています。

「マイティ・ソー」シリーズでは主人公のソーをはじめとした北欧神話の神様のモデルとなったという設定で、ソーやロキ、オーディンのようなキャラクターが多数登場しています。さらに、最新作ではラッセル・クロウさん演じるギリシャ神話のゼウスが登場する事も明かされていましたが、エジプト神話からもバステトが登場することになるようです。

「ラブ&サンダー」でクリスチャン・ベールさん演じるゴア・ザ・ゴッド・ブッチャーは「神殺し」の異名を付けられており、その名の通り神を憎み、殺しまくるヴィランです。このゴアが北欧神話の神であるソーだけでなく、他の神話の神を狙うのは設定上筋が通っているようです。

そうなると気になるのが「エターナルズ」の存在です。エターナルズのメンバーたちも何人かは古代の地球人から神として崇められており、劇中でもスプライトがアテナはセナをモデルにしていると(未公開シーンで)話していました。コミックではセナとは別にゼウスとその娘アテナがいるわけですが、MCUのエターナルズがゴアのターゲットにされるのかどうかは今の所わかっていません。

「ソー/ラブ&サンダー」と「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」や「ムーンナイト」の脚本がどのくらい絡み合っているかは不明ですが、ゴアによる被害はユニバース全体に影響する可能性もありそうです。

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 米国公開予定です。

ソース:Report: The Goddess Bast will appear in “Thor: Love and Thunder”

ドキュメンタリ「マーベル・スタジオ・アッセンブル:ホークアイの裏側」が日本のディズニープラスでも配信開始

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のメイキングを描いたドキュメンタリー番組「マーベル・スタジオ・アッセンブル:ホークアイの裏側」が日本のディズニープラスでも配信が始まっています。米国で同日配信になっている「マーベル・スタジオ・アッセンブル:エターナルズの裏側」に関しては記事執筆時点で日本では配信されていません。

公式の2022年2月ラインナップリストにはなく、2月配信予定トレーラーにも含まれていませんでしたが、追加されていました。

なお、「ホークアイの裏側」は「ワンダヴィジョンの裏側」から始まったこれまでのシリーズページにはなく、なぜか個別に公開されています。ご注意ください。

映画「モービウス」より新たなポスターが公開

ソニー・ピクチャーズのSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「モービウス」から新たなポスターが公開されました。ポスターには主演のジャレッド・レトさん演じるマイケル・モービウスをメインに、アドリア・アルホナさん演じるマルティーヌ・バンクロフト、マット・スミスさん演じるロクシアス・クラウン、ジャレッド・ハリスさん演じるエミール・ニコルズ、タイリース・ギブソンさん演じるサイモン・ストラウドが描かれています。

本作の公式概要は以下のとおりです。

天才的な頭脳を持つ医師マイケル・モービウス。彼は幼いころから、治療の術がない血液の難病を患っていた。これまで多くの命を救いながらも、己の病を治癒する方法だけを見出せずにいたモービウスは、自らの身体に実験的な治療を施す。それはコウモリの血清を投与するという、危険すぎる治療法だった。そのまま姿を消したモービウスは、2か月後、ロングアイランド沖に座礁したコンテナ船に突如現れる。病で痩せ細った姿から一変、顔には血色が戻り、隆起した筋肉が全身を覆っていた。さらに、超人的パワーとスピード、そして周囲の状況を瞬時に感知するバットレーダーや飛行能力を手にしたモービウスだが、同時に彼の中で、抑えきれない〝血への渇望“が生まれる。やがて彼の身体に更なる変異が起こる…… このユニバースに生まれ堕ちた彼は、果たして善なのか、悪なのか──

映画「モービウス」は 2022年4月1日 日米同時公開予定です。

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」にカメレオンも登場予定である事が明らかに ─ MCU版とは別人に?

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」にクレイヴンの異母兄弟カメレオンが登場する可能性が急浮上しています。レポーターのジェフ・スナイダーさんが、オスカーにノミネートされているコディ・スミット=マクフィーさんとのインタビューの間に判明したと報告しています。

スナイダーさんは「昨日のThe Anklerを見逃したなら、オスカー候補のコディ・スミット=マクフィーはソニーの映画「クレイヴン・ザ・ハンター」でカメレオン役をオファーされていましたが、スケジュールの問題で参加できなくなったと聞きました。ご期待ください」と投稿しています。

コミックのカメレオンことドミトリ・スメルダコフ(Dmitri Anatoly Nikolayevich Smerdyakov)は1963年に発行された「アメイジング・スパイダーマン」1号の記念すべき初ヴィランで、シニスター・シックスにも参加したことのあるヴィランです。

また、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」にはディミトリ・スメルダコフ(Dimitri Smerdyakov)というキャラクターがフューリーの部下として登場し、ミステリオの他にまだヴィランがいると考えられていましたが、多くのコミックファンはミスリードさせられていました。この時のディミトリはヌーマン・アチャルさんが演じられています。

コディ・スミット=マクフィーさんは2016年公開の「X-MEN:アポカリプス」でナイトクローラーとして出演し、その後「デッドプール2」へのカメオ出演や、2019年の「X-MEN:ダークフェニックス」にも出演されるなど、マーベル映画ファンにはお馴染みの顔。

ドクター・ストレンジを演じるベネディクト・カンバーバッチさんは以前に彼とMCUで共演したいと明かしていましたが、カメレオン役を断ったスケジュールの都合というのが映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に関係するものかどうかは不明です。

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」は、2023年1月13日に劇場公開予定です。

アンソニー・ラモスさんがドラマ「アイアンハート」にキャスティングされたと報じられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」にアンソニー・ラモスさんがキャスティングされていると、海外メディア Deadline が報じました。ラモスさんは俳優、歌手、作詞家など幅広く活躍中であり、ネクスト・ウィル・スミスとの呼び声も高い人物となっています。

Deadline の記事ではアンソニー・ラモスさんの役柄は不明としつつも重要な役割と果たすとの事で、別のメディア The Direct ではラモスさんがオバディア・ステインの息子エゼキエルやフード、ドクター・ドゥームなどのメインヴィランを演じるのではないかと伝えています。

アンソニー・ラモスさんはミュージカル「ハミルトン」や「イン・ザ・ハイツ」、また「イン・ザ・ハイツ」を映画化した同名作品に出演、さらに2023年公開予定の「トランスフォーマー:ライズ・オブ・ザ・ビースト」では主演を務める予定になっています。

コミックの「アイアンハート」の主人公、天才少女リリ・ウィリアムズは13歳の頃に母と養父が悪党に殺され他界。その事件をきっかけに大切な人を守りたいと思うようになったリリは、15歳にしてトニー・スタークの母校でもあるMITに入学。大学に入るとリリはすぐさま大学の設備や部品を利用して自作のアイアン・アーマーを作成し、怒って詰め寄る大人たちに退学を告げると飛び去っていくのでした。

コミックでは二代目アイアンマンとも呼ばれ、トニー・スタークとは師弟関係でもあるアイアンハートですが、MCUではすでにトニー・スタークが退場しているため、その関係性は不明です。しかしドラマに先駆けて映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」でアイアンハートがデビューする事が明かされており、ブラックパンサーのロケ地でもあったMITのキャンパス内で目撃されています。

「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の時系列は明かされていませんが、MCUの中の最新時系列だと想定すると、リリは「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のMJやネッドと同級生になっているかもしれません。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年11月11日 に米国公開予定、ドラマ「アイアンハート」はディズニープラスで配信予定、配信日は未定です。

ソース:‘Ironheart’: Anthony Ramos Lands New Secret Role In Upcoming Marvel Series

ラッセル・クロウさんが「ラブ&サンダー」に続いて「クレイヴン・ザ・ハンター」にキャスティング

俳優のラッセル・クロウさんがSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」にキャスティングされたと海外メディア The Hollywood Reporter が報じました。クロウさんはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー/ラブ&サンダー」にもゼウスとして登場する事が判明していますが、ソニーのユニバースにも出演する事になるようです。

主演のアーロン・テイラー・ジョンソンさん以降、二人目のキャスティング情報となったラッセル・クロウさんですが、その役割の詳細は不明としつつも、クレイヴンの家族を演じる可能性を記事では指摘しています。

あまり情報が多くない本作ですが公開日まで1年を切っており、J・C・チャンダー監督のもと今月にも撮影に入るものと見られています。この映画が「ヴェノム」や「モービウス」とどのように繋がるかは明かされておらず、いちばん気になるポイントでもあるスパイダーマンが登場するかについても不明です。

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」は、2023年1月13日に劇場公開予定です。

ソース:Russell Crowe Joins Aaron Taylor-Johnson in Sony Marvel Movie ‘Kraven the Hunter’ (Exclusive)

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」と「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」がオスカー視覚効果部門にノミネート

第94回アカデミー賞の視覚効果部門にMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」と「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の2作品がノミネートされた事が、アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーの公式ツイッターにて発表されました。

ノミネートを記念して、マーベル・スタジオとソニー・ピクチャーズから新たなポスターが公開されています。

第94回アカデミー賞は2021年の映画を対象とし、現地時間2022年3月27日17時よりカリフォルニア州ロサンゼルス市ハリウッドのドルビー・シアターで授賞式が行われる予定です。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」はディズニープラスで配信中、映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は劇場公開中です。

SSU映画「マダム・ウェブ」はマーベル・スタジオも関与している?ダコタ・ジョンソンさんの新たな投稿が話題に

ソニー・ピクチャーズが計画中のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」の主演の噂の中心になっているダコタ・ジョンソンの新たな投稿が海外で話題になっています。その投稿ではこの映画にマーベル・スタジオが関わっている可能性が浮上しており、多くのファンは混乱しています。

ダコタ・ジョンソンさんの新たな投稿は海外メディア Deadline の記事画像を引用しながら、ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオのタグが付けられていました。

ソニーはもともとマーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)と違うシリーズである事を明確化するために、ソニー・ピクチャーズが手掛けるシリーズをSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)と呼称する事を発表していました。

しかしSSUの映画「マダム・ウェブ」にマーベル・スタジオが関与してくるのであればその違いは曖昧になってしまう、という事で海外ファンは混乱しています。

ただしMCUとSSUの違いを明確に理解しているギークな人間がどれほどいるかは定かではなく、ダコタ・ジョンソンさんも正確にわかっていない可能性も考えられるようです。

一方でマーベル・スタジオと共同制作したMCUの映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は大成功を収め、2021年1位の興行収入を記録し、歴代映画でも「アバター」に続く4位の位置まで浮上しています。そのため、ソニー・ピクチャーズが「もうマーベル・スタジオにまかせてしまおう」と結論するには十分な実績であり、関与の可能性を否定してしまう事も難しい状況になっています。

どちらの可能性もあり得る状況ですが、映画「マダム・ウェブ」の制作にマーベル・スタジオが関わってくるかどうか、もう少し慎重に見ていく必要があるようです。

【噂話】アンソン・マウントさんのブラックボルトがMCUに戻ってくると報じられる

ABC制作のマーベルドラマ「インヒューマンズ」でインヒューマンの王ブラックボルトを演じていたアンソン・マウントさんがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に戻ってくると、海外メディア Giant Freakin Robot が報じました。2021年末には映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」にブラックボルトが登場するとも報じられていました。

今回の記事によると、アンソン・マウントさんが「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に登場するかは不明としつつも、アンソン・マウントさんが演じるブラックボルトがMCUに登場するとの事。また、旧作の物語は継承せず、キャストだけを継続するソフトリーブートの可能性について記事では言及しています。

インヒューマンはマーベルの世界では有名な種族ですが、MCUでは正式には未登場です。ブラックボルトは月面に住むインヒューマン達の王で、地球生まれのインヒューマンに関してはドラマ「エージェント・オブ・シールド」のデイジー・ジョンソンなどが実写で描かれてきました。

MCUでは最初のインヒューマンとして「ミズ・マーベル」が描かれるはずですが、「ミズ・マーベル」発表以降一度もインヒューマンというワードが使用されていない他、関連グッズ画像からコミックと異なる能力表現がされている事から、MCUのミズ・マーベルはインヒューマンではなく別のものになっている可能性も指摘されています。

インヒューマンは似て非なる種族であるミュータントに統合されてしまうのではと危惧する海外ファンも多いですが、ブラックボルトやミズ・マーベルはどのような設定になるのでしょうか。そして、ブラックボルトは実際にMCUに登場するのでしょうか?

ドラマ「インヒューマンズ」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Exclusive: Anson Mount Returning As Black Bolt In The Marvel Universe