レア・セドゥさんが映画「ガンビット」にキャスティングされていた事を認める ─ いい脚本だったとも

FOX制作のX-MENスピンオフ映画「ガンビット」にヒロインのベラドンナ・ブードローとしてキャスティングされていた事を、レア・セドゥさんが認めました。2015年にヒロイン役のオファーの報道がありましたが、その後映画の制作がキャンセルされてしまったため、当時はその噂の真否が謎のままに終わっていました。

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海外メディア IndieWire とのインタビューの中で、セドゥさんは「脚本は本当に良いものでした。いくつか面白い部分が有りましたが、FOXはもっとコメディ寄りの映画にしたかったみたいです。」と明かしました。さらにこの役が彼女の他の作品とは一線を画していたためスクリーンテストを行った事も明かしつつ、「アメリカは想像力が豊かだと思います。自分自身を適応させることができると感じるのが好きなんです。私にとって、それはとてもエキゾチックなことなのです。」と語りました。

レア・セドゥさんはクエンティン・タランティーノ監督の「イングロリアス・バスターズ」でハリウッと進出したフランス人俳優で、映画「アデル、ブルーは熱い色」 でのエロティックな演技で話題になった他、「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」などの大作映画にも出演、「007」シリーズではボンドガールとして出演されています。

「ガンビット」の映画はチャニング・テイタムさんが監督、主演として制作される事が公式発表されたにも関わらず、その後スタジオとの創造性の違いが原因となり降板。しばらくしてFOXがディズニーに買収され、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)が動き出していた事もあり、凍結中となっていたこのプロジェクトはそのままキャンセル扱いになっていました。

2022年のインタビューでチャニング・テイタムさんは、まだガンビットを演じたい気持ちが残っていることも明かしています。

ソース:Léa Seydoux Wanted to Work with Channing Tatum, but She’ll Take Cronenberg and Hansen-Løve Any Day

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のコンセプトアートからより凶悪な姿のワンダが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の新たなコンセプトアートが公開されました。このアートはアーティストのアレクサンダー・マンドラジエフさんが自身のInstagramにて公開したもので、Earth-838のワンダの精神世界を描いています。

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マンドラジエフさんは「この瞬間は描写するのに強烈でした。私が探していたのは、悪夢がループしているような、夢のような質感でした。」と添えていくつかの画像を投稿。

実写では838のワンダが少女バージョンに置き換えられ、精神世界である事を分かりやすくするためか真っ白な背景へと変更されていました。また、アートの瓦礫の後ろにはより凶悪な外見をしたワンダが描かれています。

©MARVEL,Disney

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中です。

ドラマ「ミズ・マーベル」よりキャラクターポスターと30秒の新予告が公開

来週から配信が始まるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」のキャラクターポスターと、30秒の新予告が公開されました。ポスターは主人公カマラ・カーンと、彼女を支える友人や家族たちを一人ずつ紹介しています。

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「ミズ・マーベル」の公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズが大好きで、中でもキャプテン・マーベルに憧れを抱くカマラ・カーン。 彼女は勉強、趣味、そして恋に没頭するごく普通の女子高生だが、家でも学校でも周りと上手く馴染めず自分の居場所を見つけるのに苦労していた…。

「スーパーパワーさえあれば、人生はもっと楽になるはず―…。」

切実な思いを胸に、ヒーローになった自身の姿を妄想するカマラだったが、ある日突然、強大な力を手に入れ、妄想していたことが現実に! 夢にまで見ていたヒーローの力を手に入れたカマラ。これで人生はすべて理想通り上手くいくはず…と思いきや、次々と彼女の前に壁が立ちはだかる。

妄想の世界とは違い、家庭や学校、社会生活での様々な問題に加え、強大な力を持ったが故に、ヒーローとして立ち向かわなければならない最大の脅威…。身近な人々を守れるヒーローになりたいという強い思いと、力を持った者の責任に葛藤する等身大のマーベルヒーローの姿を描く。

ドラマ「ミズ・マーベル」は 2022年6月8日 よりディズニープラスで配信開始です。

カレン・ギランさんは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」の後、ネビュラが戻らない可能性があると言う

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」に出演するカレン・ギランさんがInstagramを更新し、本作の撮影完了を報告しました。そしてそこでは今後のネビュラについてもコメントしています。

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カレン・ギランさんは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー第3巻のネビュラもこれで一段落!!!!ネビュラがこの先帰ってくるかどうかは分かりません、これが彼女の最終章という可能性もあります。もしそうだとしたら、こんなに面白くて複雑で魅力的なキャラクターを演じさせてくれたジェームズ・ガン(監督)にありがとうと言いたいです。これまで演じたどのキャラクターよりも、この探究心を楽しませてもらいました。とんでもない10年でしたね。見てくれてありがとう」と添えています。

Vol.3は現メンバーでの最後の作品となる事をジェームズ・ガン監督は明かしており、作中で誰かが死ぬともコメントしています。サノスの支配からようやく逃れられたネビュラには明るい未来を期待したい所ですが、Vol.3ではどのような結末が描かれるのでしょうか。

カレン・ギランさんの先月のインタビューではディズニープラスのスピンオフ作品に対する意欲も見せていました。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル」は2022年ディズニープラスで配信予定、映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」は2023年5月5日 米国公開予定。日本公開は4月予定です。

映画「ドクター・ストレンジ2」よりイルミナティの動画や観客のリアクション動画が公開

現在公開中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」より、本作に登場するヒーローチーム「イルミナティ」のメンバーの一部が登場する公式クリップと、劇場でイルミナティを目撃した観客のリアクション動画が公開されました。

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今回、公式に紹介されたのはキャプテン・マーベル(マリア・ランボー)、ブラックボルト、キャプテン・カーターの3人。カーターはスティーブ・ロジャースの口癖でもあった「I can do this all day.」と言っています。

日本の映画館では上映中に声をだす事は駄目だという文化的ルールもあり、海外のリアクション動画を初めて見る人には少し衝撃かもしれません。しかし、会場が一体になるようなサプライズだったのは間違いないようです。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」にヒドラが登場していた

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のVFXアーティスト、マイケル・パデューさんが、海外メディア Variety とのインタビューの中で、誰も気が付かなかったイースターエッグがある事を紹介しました。

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H.Y.D.R.A.が登場していたのは下の公式クリップにも含まれている、ドクター・ストレンジとアメリカ・チャベスのマルチバースをジャンプするシーン。

白黒で描かれている世界はヒドラが支配する世界との事で、飛行船にはヒドラのロゴマークが刻まれています。

©MARVEL,Disney

H.Y.D.R.A.は映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」(2011年)で登場した敵組織でMCUのフェーズ1とフェーズ2でヒーローたちを苦しませました。また、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」では7シーズンにわたってコールソンたちS.H.I.E.L.D.とH.Y.D.R.A.との戦いが描かれていました。

本作にはヒドラとしてのキャプテン・アメリカが登場するのではと噂されていた時期もありましたが、この白黒の世界のどこかにキャプテン・ヒドラがいたのかもしれません。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中です。

ソース:‘Doctor Strange 2’ VFX Artists on Creating 20 Multiverses in 40 Seconds

キャシー役キャスリン・ニュートンさん、ディズニーランドでアントマンと2ショット撮影

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」に出演するキャスリン・ニュートンさんが、ディズニーランドでアントマンと遭遇したとして2ショット写真を自身のSNSで公開しました。

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キャスリン・ニュートンさんはポール・ラッドさん演じる主人公アントマン/スコット・ラングの娘、スタチュア/キャシー・ラング役で起用されました。撮影が始まる前にはトレーニング風景や割れたお腹を披露するなど、役への意気込みも見せていました。

2019年公開の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」でのキャシーはエマ・ファーマンさんが演じていましたが、MCUでは珍しくキャスト変更となりました。理由については明かされておらず、エマ・ファーマンさんはキャスト変更について聞かされていない事を明かし、悲しみをあらわにしていました。

本作のペイトン・リード監督は2021年11月末には主要な撮影を終えた事を発表しており、その後もいくつかのシーンが撮影されていましたが順調に制作が進んでいるようで、先日は劇場公開が2023年7月28日から2月17日へと繰上げ(ザ・マーベルズと入替)になる事が発表されました。

本作ではアントマン/スコット・ラング役ポール・ラッドさん、ワスプ/ホープ・ヴァン・ダイン役エヴァンジェリン・リリーさん、初代アントマン/ピム博士役のマイケル・ダグラスさん、初代ワスプ/ジャネット・ヴァン・ダイン役のミシェル・ファイファーさんがシリーズから再登場。ヴィランとなる征服者カーンは「ロキ」で在り続ける者を演じたジョナサン・メジャーズさんが演じることになります。

ルイスを演じたマイケル・ペーニャさんは2020年のインタビューで再演したい意欲を示していましたが、3作目では他に描くべきキャラクターも多いため出番はないかもしれないと不安な胸の内を明かしていました。泥棒仲間のカートを演じたデヴィッド・ダスマルチャンさんキャシーの養父ジム・パクストン役のボビー・カナヴェイルさんスコットの元妻マギー役のジュディ・グリアさんもオファーが来ていないと語っており、これまでのようなコメディ要素が縮小されるのではと考えられています。

本作の噂として、1作目でヴィランのイエロージャケットを演じたコリー・ストールさんが再出演するという話や、ケイト・ビショップの登場なども過去に報じられています。また、フューリーを演じるサミュエル・L・ジャクソンさんが本作への出演を仄めかしています。

映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」は 2023年2月17日 米国公開予定です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」、タイカ・ワイティティ監督がソーとマイティ・ソーの戦闘スタイルの違いを説明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」のタイカ・ワイティティ監督が、海外メディア Total Film とのインタビューの中で、クリス・ヘムズワースさん演じるソーと、ナタリー・ポートマンさん演じるマイティ・ソー/ジェーン・フォスターの戦闘スタイルの違いについて解説しました。

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予告動画でもマイティ・ソーの戦う姿が少し紹介されていますが、本作のマイティ・ソーについて「彼女はソーに比べてもひけを取りません。つまり、あのコミックを読んだ人なら誰でも、マイティ・ソーが信じられないほどクールだということに同意してくれるはずです。」と語りました。

そして二人の戦い方の違いに関して、「戦闘スタイルはソーのスタイルとは完全に異なります。キャストの強みを生かして演技してもらう必要があります。ナタリーはダンスやバレエの経験があるので、戦うときにダンスのような感覚になるんです。とても正確でスムーズ。クリスとは違った意味でクールですね、彼はガチの力技なので。」と説明しました。

クリス・ヘムズワースさん演じるソーはこれまでもその見た目通りのパワフルな戦い方をしてきましたが、ナタリー・ポートマンさん演じるマイティ・ソーは予告でもアクロバティックな動きを見せている他、修復したと思われるムジョルニアを再び砕いてショットガンの用に飛ばすといったトリッキーな技も見せています。

映画本編ではさらなる違いが見られることに期待です。

「ソー:ラブ&サンダー」の公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズの破天荒なヒーロー、雷神ソーの集大成!
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の激闘後、ソーは多くの仲間を失い、戦いを避けるようにガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと地球を後にしていた。 自分探し中の彼に、全宇宙の神々滅亡を誓う“神殺し”のゴアが襲いかかる。 絶体絶命のその時、ソー以上の力を持つ新たな“マイティ・ソー”に姿を変えた、元恋人のジェーンが現れた!
2人のソーがシリーズ最大の脅威ゴアに立ち向かう、破壊力2倍のロック・バトル・アドベンチャーがこの夏開幕!

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 公開予定です。

ソース:Thor 4 Director Reveals How Natalie Portman’s Fighting Style Differs From Chris Hemsworth’s

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」、サヴェッジランドはケヴィン・ファイギ社長のアイデアだった

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のVFXアートを担当したアレクシス・ウェイスブロットさんが、海外メディア Variety とのインタビューに応じ、本作の2つのイースターエッグがケヴィン・ファイギ社長の発案によるものだった事を明かしました。

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ウェイスブロットさんは「一つはインカ帝国の像の世界で、ケヴィン・ファイギが『リビング・トリビューナルを置くのに最適な世界だ』というので映画に入れました。ジャングルを提案した時は、ケヴィン・ファイギが『サヴェッジランドにしたらクールかもしれない』と言ったんです。マーベル・ユニバースに存在する世界なので、恐竜を追加する必要がありました。モデリング、テクスチャ、レンダリング、2秒間の恐竜のアニメーションをしなければならず、コスパは良くありませんでした。」と述べました。

サヴェッジランドはコミックにおいてマグニートーの本拠地、X-MENの訓練場でもあり、このイースターエッグは映画本編だけでなく第2弾予告でも登場していました。プロフェッサーXが登場している事やマグニートーの計画があったことなども合わせて、本来はもっと意味のあるイースターエッグになっていたのかもしれません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-doctor-strange-2-savage-land/”]

また、リビングトリビューナルのイースターエッグも公開直前のTVCM映像で公開されており、その時点で話題になっているものでした。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-doctor-strange-2-living-tribunal-easter-egg/”]

彼はドラマ「ロキ」や「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」だけでなく、「ソー:ラブ&サンダー」の予告にも登場しており、その存在をアピールしています。この先のMCUで石像ではなく本物が登場する事があるのか、気になる所です。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thor-love-and-thunder-2nd-trailer-easter-eggs/”]

今回はイースターエッグ止まりに終わったサヴェッジランドですが、FOXの「X-MEN」シリーズでも描かれた事はなく、たった2秒ではありましたが初の実写化となりました。

コミックではX-MENと縁のあるロケーションになっている他、ワカンダと並ぶヴィブラニウムの産地でもありマーベル・ユニバース全体にとっても重要な場所。今後もっとサヴェッジランドに焦点があたる事が期待されています。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中です。

ソース:‘Doctor Strange 2’ VFX Artists on Creating 20 Multiverses in 40 Seconds

エミー・ロッサムさんが2015年の映画「ファンタスティック・フォー」のスー・ストーム役で落選していた事を明かす

「オペラ座の怪人」、「デイ・アフター・トゥモロー」などに出演した女優のエミー・ロッサムさんが、2015年公開の20世紀FOX制作のマーベル映画「ファンタスティック・フォー」のスクリーンテストを受けていた事を明かしました。Happy Sad Confused Podcast に出演したエミー・ロッサムさんはインヴィジブル・ウーマン/スー・ストーム役のテストを受け、ひどい結果だったと語りました。

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番組の中でロッサムさんは「そう、理解できなかったんです。本当にショックでした。そのとき、どこにいたかを覚えています。今の夫とビーチにいたときに、落選の連絡を受けたんです。そのキャラクターに全く引っかからず、台詞も理解できず、自分を売り込むこともできず、『台詞をどうしたらいいのかわからない、ここに自分の居場所がない』という感じでしたが、それでも…」と語りました。

そして2008年に公開されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アイアンマン」を取り上げ、「私はああいうのを望んでいたのだと思います。あのような変身がうまくいくと、本当に楽しいと思う自分がいる。アイアンマンがそうでしたが、それらが本当にユニークに感じられるとき、それは本当にうまくいくことができると思います。」と変身ヒーローへの憧れを明かしました。

結局の所公開された映画は観客からは評価されませんでした。エミー・ロッサムさんに取ってテストに合格しなかった事が良かったのかどうかは分かりませんが、彼女がまた変身を望むのであれば、今後のMCU作品に登場してくる可能性は十分にあるのではないでしょうか。

FOX版「ファンタスティック・フォー」(2015年)はディズニープラスで配信中、MCU版「ファンタスティック・フォー」は公開日未定です。