タロン・エジャトンさんがマーベル・スタジオとの話し合いを認め、「急いで引き受けるつもりはない」と語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のリブート版X-MENなどでウルヴァリンを演じるとかねてより噂されていたタロン・エジャトン(タロン・エガートン)さんが、スタジオとの面会があった事について言及し、今後の可能性について語っています。

The Playlist とのインタビューで当時「デッドプール3」と呼ばれていた頃の「デッドプール&ウルヴァリン」にウルヴァリン役やサイクロップス役で出演するのではないかなどど噂されていた頃を振り返り、現状について「ええ、ケヴィン・ファイギとは一度会いましたが、具体的な話には至りませんでした。」と述べ、「どちらかと言うと一般的なミーティングのようなもので、それだけだったと思います。」と説明しました。

「デッドプール&ウルヴァリン」公開直前のウルヴァリン後任俳優のファン投票で、タロン・エジャトンさんは一番人気となっていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-who-will-play-wolverine-after-hugh-jackman/”]

今後マーベルに参加する可能性については「マーベルでは、長い道のりを歩むことになるという期待があると思います。そして、それは大きな責任です。ですから、そのキャラクターに本当に、本当に共感できるものでない限り、急いで引き受けるつもりはありません。」と慎重な姿勢を見せました。

この言い回しからエジャトンさんは映画で1回きりのやられ役や悪役にはあまり興味がないようで、数作にわたって登場するようなキャラクターに注目しているようです。

エジャトンさんは 2022年 にも噂について言及し、スタジオとの話し合いがあったことを認めています。

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今回の説明の中にあった「ファイギ社長と一度会った」というものがこの 2022年 に認めた面会と同じものだとすれば、すでに3年以上は何も進展していない事に。

タロン・エジャトンさんが実際にマーベル映画に登場する時はどのような役になるのか、続報があり次第またお知らせする事になります。

ソース:‘Smoke’: Taron Egerton On Playing A Firebug With A Fractured Moral Code, ‘Kingsman 3,’ Marvel Roles & More [Bingeworthy Podcast]

【噂話】映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」にフューリー登場か、目撃情報が報告される

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」にニック・フューリーが再登場すると報じられました。すでに撮影に参加していると言います。

先週、本作の第一幕の内容とするものをリークしたジェームズ・マック氏によると、サミュエル・L・ジャクソンさんが撮影に参加。アンソニー・マッキーさんとセバスチャン・スタンさんとのシーンをすでに撮影済みだと言います。

「サンダーボルツ*」のラストでは、アベンジャーズとニューアベンジャーズが商標を巡って争っている最中だと説明されており、サム・ウィルソンとバッキー・バーンズの関係が悪化している可能性が考慮されていました。

フューリーが二人の間に入って仲裁するようなシーンが撮影されているのでしょうか?もともとアベンジャーズはニック・フューリーが長官を務めていたS.H.I.E.L.D.の指揮下に置かれていたことで、サムがいくら商標を主張したとしても、フューリーには口答え出来ないと考えられそうです。

フューリーはS.W.O.R.D.として「ドゥームズデイ」のトラブルに対処する必要もあると考えられるため、物語の核心に迫るようなもっと重要なシーンである可能性も否定できません。

サミュエル・L・ジャクソンさんは「ドゥームズデイ」の公式キャストリスト27名の中には含まれていませんでしたが、キャラクターの立場上、やはり登場する事になるようです。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

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また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」、チームはなぜサノスとの戦いに協力してくれなかったのか、監督が説明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は1965年を舞台にした物語ですが、MCUのイベントの多くは西暦2008年以降に集中しています。チームがサノスを筆頭にする様々なトラブルに対処してこなかった事について、マット・シャックマン監督がその答えを示しました。

インタビューの中で監督はこの謎について「我々は、彼らがこの地球(Earth-616、神聖時間軸)やマーベルのキャラクターたちと同じ地球にいることを望みませんでした。なぜなら、サノスが来た時、彼らはどこにいたのでしょう? いれば彼らが助けてくれたはず。そうすれば、問題を解決できたはずです。」と言及。

そして、「だから、彼らを別の地球に置いたんです。Earth-828。マーベル・ユニバースの別の場所です。」と、映画の舞台となる世界がEarth-828とする別世界である事を公式に認めました。本作が828を舞台とすると以前に MTTSH 氏が報告していましたが、この報告は事実であったようです。

では、Earth-616にファンタスティック・フォーはいないのか、それには何らかの理由があるのか、といった疑問が生じる事になりますが、それらの解答が映画に含まれているのか注目です。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に 日米同時公開予定です。

【噂話】ソニーの「エージェント・ヴェノム」はやはり中断か、「ヴェノム」新作はアニメ映画に

ソニー・ピクチャーズがスパイダーマン実写スピンオフを全て中断したと報じられてから約2週間、別のスクーパーが少なくとも「エージェント・ヴェノム」の中断が確認されたと補足の報告をしています。2024年後半に噂が飛び出したこのプロジェクトは、はやくも身動きが取れなくなっているようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-spider-man-spin-off-shut-down-rumor/”]

「エージェント・ヴェノム」の噂が出たのは「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の劇場公開中の頃。

[nlink url=”https://mavesoku.com/sony-agent-venom-movie-rumor/”]

コミックではフラッシュ・トンプソンがシンビオートに寄生されて誕生したこのヒーローについて、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のフラッシュ・トンプソンを使うのか、「ザ・ラストダンス」に登場した兵士のトンプソンを使うのか、ファンは議論していました。しかし、残念ながらこの回答が出る事は、近い将来にはないのかもしれません。

「エージェント・ヴェノム」の中断を伝えた MTTSH 氏は、これに加えて「ヴェノム」のアニメ版の開発が始まっていると報告。

これがトム・ハーディさんのエディ・ブロック&ヴェノムとヌルの戦いを描く続編となるのか、それともまったく新しいヴェノムとなるのかは分かっていません。コミックのヴェノムの新しい宿主はメリー・ジェーンであり、何でも起こり得る可能性があります。

©MARVEL

今回の噂のアニメ「ヴェノム」がSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)や「スパイダーバース」シリーズとどのような関連を持つのかも注目となりそうです。

【噂話】映画「X-MEN」、エル・ファニングさんがジーン・グレイ役の新候補に

マーベル・スタジオが計画中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「X-MEN」のジーン・グレイ役に、エル・ファニングさんが候補になっていると報じられました。以前にはセイディー・シンクさんが候補だとされていましたが、やはりそうではなかったのでしょうか。

The Hot Mic 最新号に出演したインサイダーのジェフ・スナイダー氏は「エル・ファニングさんがジーン・グレイの候補になっているかもしれない。」とコメント。

20世紀FOXのオリジナル版でファムケ・ヤンセンさんとソフィア・ターナーさんが演じてきた同役のMCUバージョンを、エル・ファニングさんが演じることが検討されている事を報告しました。

以前に噂となっていたセイディー・シンクさんは「スパイダーマン:ブランニューデイ」に出演するとされており、コミックでのスパイダーマンとジーン・グレイの関係を考えると、シンクさんへの噂は懐疑的となり、別のキャラクターではないかと考えられはじめていました。また、本人もジーン・グレイ役を否定しています。

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実際にどういった配役になるのか、続報にも注目です。

以下はMCU版X-MENキャストに関する噂の一覧です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2、クリステン・リッターさんが2年間秘密を守るのは拷問のようだったと語る

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2でジェシカ・ジョーンズを再演するクリステン・リッターさんが、海外メディア The Playlist のポッドキャストインタビューに出演し、復帰について2年前から知っていた事を明かしました。

クリステン・リッターさんはジェシカ・ジョーンズの再演について次のように語っています。

私もずっと前から知ってたのに、秘密にするのはまるで拷問のようでした。もう2年近く前から知ってたんです。本当に長い間・・・長い間、ずっと前から話し合いがされてたか、準備中だったか、何らかの形で発表されるのを待っていました。だから、それを秘密にして、熱意を保ちながら、マーベルのアップフロントで発表されるのを待っていたんです。ついに公開された時は、『なんてこと!』って感じだった。いつもニューヨークにいないふりをして…毎日聞かれるから秘密にしているの(笑)

2年前の2023年の1月、いつものワークアウトの様子をインスタに投稿する中で、はじめてデアデビルのTシャツを着用し、復帰を認めたのではないかと噂されていました。これはやはり再演が決定したサインだったのでしょうか?

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みんなに聞かれる度に、「わからない。そう願ってる。どうなるか見てみないとわからない。すごくワクワクしてる。そう願ってる」って答える新しい方法を考えていました。でもそれは全部本当のこと。でも、そうですね、「もしバレても、それは私のせいじゃない。秘密を守ったから!」って思ってました。本当に特別でワクワクする。チームも素晴らしいし、本当に感謝しています。

当時は「デアデビル:ボーン・アゲイン」が全18話で制作される予定だった頃で、後にこれを9話ずつのシーズンに分割。当初、物語の後半にジェシカ・ジョーンズの出番があったと推測出来そうです。

5年以上ぶりのジェシカ・ジョーンズについて、リッターさんは次のように述べています。

クレイジーな気分でした。まるで時間が経っていないかのようでした。祝賀ムードで、みんなとても興奮していました。これはすべてファンの要望によるものです。ファンがジェシカについてたくさんの声を上げ、彼女に情熱を注いでくれたので、私は本当に戻ってきたと信じています。そして、この象徴的なブーツを履いて戻ってくることができてとてもワクワクしています。これは私が愛し、私にとって大きな意味を持つキャラクターであり、多くの女性と男性にとって大きな意味を持つものです。そして、彼女がこのように大々的に戻ってくるという事実は感激です。そして、本当に素晴らしいチームです。

そしてデアデビル役のチャーリー・コックスさんとの久しぶりの共演についても言及しました。

チャーリー(・コックス)が大好きなんです。私たちは本当に仲良しで、今では家族同然です。10年以上も知り合いですから。本当に興奮しました。ファンの皆さんもきっと大興奮すると思います。本当にクールなスタントがたくさんありましたよ。

そして今後のMCUでニューヨークでの活動を続けたいか、他のMCUキャラと共演してみたいかと質問されると、ストリートには特別な思い入れがあると明かしました。

ジェシカにはたくさんのチャンスがあると思います。彼女は素晴らしい入り口だと思います。彼女独自のテイストとスタイルを持ち込んでいるんです。彼女はどこにでもいると思うけど、地に足のついたストリートの要素が本当に好き。それに、ジェシカの一番の魅力は、彼女のパーソナルな部分にあると思います。

キャラクター、個人的な歴史、そしてバックストーリーがすごく重要で、それがすごく好きなんです。それに、彼女が皮肉っぽくて面白くて、ドライな視点を持っているところも好きです。このキャラクターには、本当にたくさんの魅力があると思います。彼女はとてもダイナミックなので、MCUに正式に加わり、このように大々的に復活できることに興奮しています。素晴らしいし、ワクワクします。こんなことが起こるのは本当に稀なことです。だから、マーベルがこんなに素晴らしい作品を作ってくれて、ファンの皆さんが彼女を復活させてくれたことに、本当に感激しています。本当に嬉しいです。

Netflixの「ジェシカ・ジョーンズ」は2015年から2019年にかけて3シーズン放送されました。これに加えて、デアデビル、ルーク・ケイジ、アイアン・フィストらと共演したミニシリーズ「ディフェンダーズ」にも出演しました。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて再登場しています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。

ソース:Krysten Ritter Is “Thrilled” To Be Back As Jessica Jones & Says It Was “Torture” Holding The Marvel Secret For Two Years

映画「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」前夜上映で2500万ドルの見込み、新予告も公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の新しい動画 Fantastivision が公開されました。ファイナルトレーラーが公開された後にリリースとなったこの90秒の動画には、いくつかの新公開となるシーンが含まれています。

boxofficetheory は、現地時間の 7月24日(木)に公開される国内前夜上映で、2500万ドルのスタートを予測。レビューや話題性が高まればさらに上昇する可能性があると指摘しています。

また、公開初週にアメリカ国内で1億2500万ドルから1億5500万ドルになると、前回の予測から2000万ドルほど上方修正しました。

本作への期待は好調を維持しているとし、先行チケット販売のペースは今後2週間で自然に加速する見通しだと報告しています。

ミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズを演じるペドロ・パスカルさんは昨晩の英国プレミアイベントで「これは家族のこと、人類への思いやり、そして人間の純潔を守ること、そして一人ではできないことを知ることについての物語です。私たちは力を合わせなければ、成し遂げられません。俳優にとって夢のような作品でした。」と語ったと CBM は伝えています。

そして「1961年に初めて出版されたときに人々が恋に落ちた物語の起源と登場人物に捧げられたビジョン、そして楽観的で非常に純粋な心を持つものの魅力を持って、初めてアンサンブルでその世界に足を踏み入れることができたことが全てです」 と付け加えています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に 日米同時公開予定です。

ソース:5-Week Box Office Tracking & Forecasts: THE FANTASTIC FOUR: FIRST STEPS Pacing for $25M Thursday Start, $125M+ Debut; SMURFS Update & NOBODY 2’s First Outlook

ドラマ「アイアンハート」、プロデューサーがコミックバージョンのアーマーを登場させる予定が最初からなかった事を明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」のプロデューサーを務めるゾーイ・ナーゲルハウトさんが、海外メディア The Direct とのインタビューで、コミックのようなピンクのアーマーを登場させなかった理由について語りました。

「このドラマでコミックの定番のピンクのスーツを着せる事は検討されましたか?」と質問されたナーゲルハウトさんは、将来的に登場する可能性があるとしつつ、次のように回答しました。

正直に言うと、いいえです。初期のコミックを振り返ると、ブライアン・マイケル・ベンディスの連載でカラリスト兼アーティストを務めたマイク・デオダートというアーティストが、彼女がMITの寮の部屋で作った、ガンメタルグレーのような、トランスフォーマー風の素晴らしいスーツを描いていたんです。それを見た瞬間、「これだ!」と思いました。将来的には、あのピンクのスーツが登場するかもしれませんね。トニーがナノテクで作ったようなやり方で作るかもしれません。でも、あれはスクラップみたいな感じで、それぞれのパーツがどこから来たのか分かります。廃品置き場から来たとか、車の部品から来たとか。私たちは彼女をそこからスタートさせたかったんです。

リリ・ウィリアムズのデビューから4着目となる今回のアーマーも、コミックのようなデザインではありませんでした。ドラマでの最後のアーマーは義父の車をベースにして作ったものであり、それぞれのパーツが何で出来ているかを説得力のある形で再現したものだと説明しています。

これまでのマーベル映画でも、コミックに忠実なデザインを取る場合もあれば、まったく異なる斬新なデザインでスクリーンに登場する事もありました。ウルヴァリンにいたってはデビューから約20年を経てコミックバージョンの衣装を手に入れる事となりました。

リリが次に作るのは呪われたアーマーか、それとも呪いから解放された後にさらなるテクノロジーを込めたピンクのアーマーを作るのか、注目となっています。

ドラマ「アイアンハート」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Ironheart Producer Explains Why Her Pink Suit Was Never an Option for MCU Show (Exclusive)

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」のヴィランはどこで再登場するのか

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の公式アートブックが米国で発売され、サイドワインダーに関するMCU版の設定が明らかとなりました。

The Direct によると、ジャンカルロ・エスポジートさんが演じたサーペント・ソサエティのリーダーであるサイドワインダーことセス・ヴォルカーについて、当時のマーベル・スタジオ幹部であるネイト・ムーアさんは、サイドワインダーがコミックでテレポート能力を持つものの、MCUでは脱獄の達人だと指摘。そのため、サイドワインダーが刑務所で長く過ごすことはなく、「おそらくまた脱獄するだろう」とコメントし、将来のプロジェクトで再登場する可能性が高い事をほのめかしています。

サイドワインダーのコミックにおける力は瞬間移動なので、彼がMCU版で脱獄の名人であるという設定が気に入りました。彼は拘留されることになるかもしれませんが、おそらくまた脱獄するでしょう。

キャスティングが発表された当初、エスポジートさんはフェニックス・ファン・フュージョンで講演し、自身のMCUキャラクターについてまだ秘密だったものの、「映画では少しだけ触れるだけで、その後ドラマ化される」と発言していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/giancarlo-esposito-tease-mcu-role/”]

サイドワインダーは設定的にもおそらく脱獄してくると見られますが、しかし、このドラマとは一体何を指しているのでしょうか。

「ブレイブ・ニュー・ワールド」のサイドワインダーのラストに注目すると、「脱獄したら真っ先にお前を殺してやる」とサム・ウィルソンへの復讐を宣告しています。ただし、現状ではキャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンの新しいドラマプロジェクトは噂ひとつない状態です。

サイドワインダーはサムへの恨みを忘れて新しい事を始めるほうが、再登場としては手っ取り早そうです。

撮影終了が発表されたばかりの「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2の可能性はあるのでしょうか。サイドワインダーが傭兵である事を考慮すると、キングピンが雇ってA.V.T.F.に編入させるという手もありそうですが、あまりしっくりと来る内容ではなさそうです。

「ヴィジョンクエスト」(仮)には傭兵のパラディンが登場予定とされており、それと何か関係があるかもしれません。噂の「ムーンナイト」シーズン2や「ストレンジアカデミー」などはやや場違い感がありそうです。

サム・ウィルソンの今後に関する未知のプロジェクトの可能性も含めて、サイドワインダーに関する続報には注目です。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」はディズニープラスで配信中です。

映画「サンダーボルツ*」、オルガ・キュリレンコさんが撮影のために5ヶ月間引っ越し、息子も退学していたと明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」あるいは「*ニューアベンジャーズ」にタスクマスター/アントニア・ドレイコフとして出演したオルガ・キュリレンコさんが、撮影の裏話について語っています。

フランスのメディアとのフランス語によるインタビューが英訳されたものを和訳したものが以下のような内容に。

実は、この映画の撮影を始めた頃がストライキが始まった時期だったので、本当に不運でした。だから、基本的に荷物は全部持って行ったんです。息子を学校から退学させ、5ヶ月間アトランタに移り住み、家も借りました。そして突然、2週間後に『ストライキがあって、いつ終わるのかわからないから、家に帰れ』と言われました。

最初の脚本では、私のキャラクターは最後まで登場していたのに、全く同じ脚本じゃなくなってしまったんです。ストライキの後、脚本は全く関係なくなってしまいました。コンセプトもストーリーも場所も舞台も変えられてしまったんです。もう同じじゃなくなってしまいました。残念です。クールなキャラクターだったのに。

特に、衣装デザイナーも含めてみんなが『衣装的には彼女(タスクマスター)が一番好きなキャラクターだよ。一番かっこよかったから』と言ってくれたんです。私の衣装が最高なんです。

2023年にハリウッドでおきたWGAストライキはMCUだけでなく、ハリウッドの映像制作に大きな打撃を与えました。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」のようにこのトラブルが吉となったとする制作サイドもいくつかある一方で、「サンダーボルツ*」の、特にオルガ・キュリレンコさんにとってはかなりの痛手となったようです。

最初の脚本家は「サンダーボルツ*」にはもともとタスクマスターとゴーストが友情を育んでいくサブプロットがあった事を明かしていますが、これに関するものは全て削除されました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-deleted-taskmaster-arc-and-post-credit-scene/”]

監督はこの変更に対して「彼女に本当に感謝しています」と述べていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-olga-kurylenko-reactions-task-master-fates-change/”]

この映画でのタスクマスターの扱いが不当だと感じるファンは多く、海外ファンは #JusticeForTaskmaster (タスクマスターに正義を)のハッシュタグを使って声を上げています。

「ブラックウィドウ」でデビューした当初は、タスクマスターはコミックとは性別も違ったことで賛否両論ありましたが、オルガ・キュリレンコさんの演技やアントニアの物語の背景などから一定数のファンを獲得していました。

しかしアントニアが「サンダーボルツ*」で退場してしまった事で、マーベルはコミック通りのタスクマスターをやり直す事が可能に。

また、オルガ・キュリレンコさんはほとんどのシーンで素顔を露出する事がなかった(マスクをしているか顔面やけどのメイクをしていた)ため、何か別の新しいキャラクターを演じる余地もあると考えられていますが、スタジオが償いとしてそういう機会を設けるのかも注目です。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年7月1日から米有料配信、DVD、Blu-rayは7月29日に米発売中、日本は9月リリース予定です。